JP2006035841A - 隠蔽ラベル付きメールフォームとその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハガキ付きメールフォームと同等のレイアウトで、印字プログラムの変更なしに、ハガキ部に隠蔽ラベル部を設けることができる隠蔽ラベル付きメールフォームとその製造方法を提供する。
【解決手段】隠蔽ラベル付きメールフォーム10は、折りミシン目aで3つ折り形状に折り畳まれて封書又は配送物となる135kg上質紙等のフォーム基材11と、フォーム基材11の折畳片の外縁部に形成され、通常の圧力では接着せずかつ強圧下では接着性を発現して、フォーム基材11を封止する感圧接着剤層12と、フォーム基材11の中央の折畳単位片に配置されたハガキ部13と、フォーム基材11の右側の折畳片に配置され、ハガキ部13の一部を隠蔽する隠蔽ラベル部14を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、返信用等に使用されるハガキが設けられた隠蔽ラベル付きメールフォームとその製造方法に関するものである。
従来、この種のメールフォームは、厚手の用紙を利用し、その用紙内に切り取り可能な返信ハガキを有する『ハガキ付きメールフォーム』として利用されるものがあった(例えば、特許文献1)。
このハガキ付きメールフォームは、例えば、保険会社が保険契約者に対する保険金支払いに関する通知や、保険契約者がその保険金(保険)に関連する連絡業務の手段として利用されている。
保険会社は、毎日様々な事故や怪我による保険金支払い業務があり、通知業務も、例えば週に一回とか、二週に一回といったペースではなく、毎日毎日、極端に言えば、事故の連絡に応じて随時実施していかないと、業務効率や正確さの面からも問題を生じやすいので、上述のようなメールフォームを多用している。
このメールフォームは、サイズや重量の点から、郵便規則における『第1種郵便』の定型郵便物に分類され、保険会社から契約者へ送付する際は『封書』として80円の通信費がかかり、第2種郵便物(ハガキ:50円)と比較すれば、実に割高であるが、通知内容は保険(事故)に関する内容のため、プライバシーに関わる内容が外部から見えてしまうことに抵抗を持たれる場合が多いことから、往復ハガキではなく、封書となるメールフォームを利用している。
このメールフォームは、内部にハガキを内蔵したものが『ハガキ付きメールフォーム』と呼ばれている。つまり、これまでは、往信(封書)は、情報の秘匿性が保てていたものの、返信(ハガキ)は、全く秘匿性が保てず、デリケートな顧客は、別に自ら封書を用意して送付することがあった。このことは、簡単に言えば、保険会社の顧客(契約者)満足度の低下に他ならないため、契約更新時に、契約会社を見直されたりする理由となる可能性があった。
とは言え、従来の擬似接着層を有する積層ラベルは、PPやPETといったプラスチックフィルムを有していたこともあり、きわめて高価であることから、全面に貼り込むことはできず、隠蔽する場合でも一部に限定しなければならなかった。
また、一部に限定する場合でも、印字や圧着前に貼り込んでおくと、メールフォームは、特殊な感圧接着剤を強圧によって接着させる方式であるため、一部に貼り込んだラベルがその厚み差によって挟み込んだ用紙を割って(破いて)しまう、という別の問題を生じていた。
通信費の点からすれば、印字した用紙を所定サイズに折り畳み、さらに、ハガキ、隠蔽ラベルをそれぞれ通常の封書に入れることで対応可能であるが、印字した用紙を折り畳む作業や、マッチングさせる作業、これらを集めて封入する作業にコストがかかってしまい、前述のような毎日毎日の処理には向かない。
特開平7−266753号公報
本件発明者等は、これまで様々な方式の親展ハガキを提案しており、現段階では、往復ハガキに隠蔽ラベルを内蔵させることで、通信費の削減も可能であるが、ハガキ化する場合は、現時点の印字プログラムを見直す必要があり、簡単ではない。
この印字プログラム変更は、会社合併やシステム更新に伴うシステム変更の際であれば可能であるものの、上述したような、ある意味で企業にとって直接的な利益を生み出さない部分に、別途投資することはあまりなく、これまでのハガキ付きメールフォームと同等のレイアウトで、印字プログラムの変更なしに、ハガキに隠蔽ラベルを設けることは強いニーズがある。
本発明は、以上の状況を鑑みながら、鋭意検討を重ねた結果、完成させたものであり、その課題は、ハガキ付きメールフォームと同等のレイアウトで、印字プログラムの変更なしに、ハガキ部に隠蔽ラベル部を設けることができる隠蔽ラベル付きメールフォームとその製造方法を提供することである。
前記課題を解決するために、請求項1の発明は、所定の形状に折り畳み又は重ね合わせて封書又は配送物となるフォーム基材と、前記フォーム基材の所定位置に形成され、前記フォーム基材を封止する封止部と、前記フォーム基材の一部に配置されたハガキ部と、前記フォーム基材の他の一部に配置され、前記ハガキ部の少なくとも一部を隠蔽する隠蔽ラベル部と、を含む隠蔽ラベル付きメールフォームである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の隠蔽ラベル付きメールフォームにおいて、前記封止部は、通常の圧力では接着せずかつ強圧下では接着性を発現する感圧接着剤層であること、を特徴とする隠蔽ラベル付きメールフォームである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の隠蔽ラベル付きメールフォームにおいて、前記隠蔽ラベル部は、前記ハガキ部以外の部分に設けられたこと、を特徴とする隠蔽ラベル付きメールフォームである。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の隠蔽ラベル付きメールフォームにおいて、前記隠蔽ラベル部は、再剥離接着剤を備えるもの、擬似接着層を有する積層ラベルを備えるもののうち少なくとも一つを含むこと、を特徴とする隠蔽ラベル付きメールフォームである。
請求項5の発明は、請求項4に記載の隠蔽ラベル付きメールフォームにおいて、前記隠蔽ラベル部は、前記再剥離接着剤又は前記擬似接着層に剥離可能に貼付される保護シート又は剥離シートを備え、前記保護シート又は前記剥離シートは、送付先の控票となる情報印字部が設けられていること、を特徴とする隠蔽ラベル付きメールフォームである。
請求項6の発明は、請求項4に記載の隠蔽ラベル付きメールフォームにおいて、前記隠蔽ラベル部は、前記再剥離接着剤又は前記擬似接着層に剥離可能に貼付される保護シート又は剥離シートを備え、前記保護シート又は前記剥離シートは、前記隠蔽ラベル部の使用方法を表示する使用方法表示部が設けられていること、を特徴とする隠蔽ラベル付きメールフォームである。
請求項7の発明は、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の隠蔽ラベル付きメールフォームにおいて、前記隠蔽ラベル部は、その剥離部分の少なくとも一部に強接着部を設けたこと、を特徴とする隠蔽ラベル付きメールフォームである。
請求項8の発明は、請求項7に記載の隠蔽ラベル付きメールフォームにおいて、前記フォーム基材は、開封予定線を備え、前記開封予定線は、開封時に、前記隠蔽ラベル部から前記強接着部を分離する位置に設けられていること、を特徴とする隠蔽ラベル付きメールフォームである。
請求項9の発明は、請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の隠蔽ラベル付きメールフォームにおいて、前記隠蔽ラベル部は、その幅方向のサイズが、前記フォーム基材を所定形状に折り畳み又は重ね合わせたときと略同一となるようにしたこと、を特徴とする隠蔽ラベル付きメールフォームである。
請求項10の発明は、請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の隠蔽ラベル付きメールフォームにおいて、前記フォーム基材は、少なくとも2枚の基材からなり、前記ハガキ部と前記隠蔽ラベル部を一部に配置した状態で、略全面にわたって略均一な厚みであること、を特徴とする隠蔽ラベル付きメールフォームである。
請求項11の発明は、請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載の隠蔽ラベル付きメールフォームにおいて、所定の形状に折り畳まれ又は重ね合わされて配送物となった前記フォーム基材を、その一部を分離せず剥離により開封する開封手段を備えること、を特徴とする隠蔽ラベル付きメールフォームである。
請求項12の発明は、請求項11に記載の隠蔽ラベル付きメールフォームにおいて、前記開封手段は、前記フォーム基材の所定の位置であって、前記フォーム基材が所定の形状に折り畳まれ又は重ね合わされたときに、前記感圧接着剤層と対向する部分に設けられた剥離層であること、を特徴とする隠蔽ラベル付きメールフォームである。
請求項13の発明は、請求項1から請求項12までのいずれか1項に記載の隠蔽ラベル付きメールフォームを製造する隠蔽ラベル付きメールフォームの製造方法において、前記フォーム基材に所定の印字をした後に、前記隠蔽ラベル部を綴じ合わせること、を特徴とする隠蔽ラベル付きメールフォームの製造方法である。
以上説明したように、本発明によれば、従来のハガキ付きメールフォームと同等のレイアウトで、ハガキ部と隠蔽ラベル部とを設けることができるので、メール発行装置の印字プログラムの変更なしに、隠蔽ラベル付きメールフォームを発行することができる、という効果がある。
本発明は、印字プログラムの変更なしに、隠蔽ラベル付きメールフォームを発行するという目的を、フォーム基材の右片に配置され、ハガキ部の一部を隠蔽する隠蔽ラベル部を備えることによって実現する。
以下、図面等を参照して、本発明の実施例をあげて、さらに詳しく説明する。
図1は、本発明による隠蔽ラベル付きメールフォームの実施例1を示す図、図2は、実施例1の隠蔽ラベル付きメールフォームの使用方法を示す図である。
実施例1の隠蔽ラベル付きメールフォーム10は、折りミシン目aで3つ折り(Z折り)形状に折り畳まれて封書又は配送物となる135kg上質紙等のフォーム基材11と、フォーム基材11の折畳片の外縁部に形成され(表面は、右側の2片、裏面は、左側の2片)、通常の圧力では接着せずかつ強圧下では接着性を発現して、フォーム基材11を封止する感圧接着剤層(封止部)12とを備えるものである。
この隠蔽ラベル付きメールフォーム10は、フォーム基材11の中央の折畳片(中央片)に配置されたハガキ部13、及び、フォーム基材11の右側の折畳片(右片)に配置され、ハガキ部13の一部を隠蔽する隠蔽ラベル部14を備えている。
この隠蔽ラベル部14は、ハガキ部13以外の部分に設けられている。また、隠蔽ラベル部14は、その幅方向のサイズが、フォーム基材11を3つ折り形状に折り畳んだときと略同一となるようにしてある。
実施例1では、隠蔽ラベル部14は、再剥離接着剤15と、その再剥離接着剤15に剥離可能に貼付される保護紙16を備えており、保護紙16は、送付先の控票となる情報印字欄dが設けられている。
次に、図2を参照しながら、実施例1の隠蔽ラベル付きメールフォームの隠蔽方法を説明する。
まず、周縁部のミシン目bを破いてメールフォーム10を開封すると、これまでと全く同一の印字面(ハガキ部13の「ご回答」欄等)が現れる(#101)。次に、中央片の「ご回答」欄に、必要事項を記入してから、右片の保護紙16を剥がすと、下から再剥離接着剤15が表出する(#102)。
ここで、再剥離接着剤15の面がハガキ部13の「ご回答」欄の上に重なるよう丁寧に2つ折りする(#103)。ついで、ミシン目b1で切り取ってハガキサイズのハガキ13Aとしてから、投函する(#104)。
このように、実施例1によれば、従来のハガキ付きメールフォームと同等のレイアウトで、ハガキ部13と隠蔽ラベル部14とを設けることができるので、メール発行装置の印字プログラムの変更なしに、隠蔽ラベル付きメールフォームを発行することができる、という効果がある。
図3は、本発明による隠蔽ラベル付きメールフォームの実施例2を示す図、図4は、実施例2の隠蔽ラベル付きメールフォームの使用方法を示す図である。
なお、以下に示す各実施例では、前述した実施例1と同様な機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾に統一した符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
実施例2の隠蔽ラベル付きメールフォーム10−2は、隠蔽ラベル部140の層構造が異なっている。
隠蔽ラベル部140は、図3(B)に示すように、124.5kg上質紙程度のフォーム基材11の右片の上層に、接着剤142及び剥離層143からなる再剥離構造(擬似接着層)141を介して、透明シート144が配置され、その透明シート144の上層には、粘着剤145及び剥離紙146が配置されている。
このように、実施例2は、図4の#105に示すように、ハガキ13Bを開封すると、透明シート144を通して、回答内容が確認できる。このとき、再貼付できず、追記や盗み見が困難となる。
図5は、本発明による隠蔽ラベル付きメールフォームの実施例3を示す図である。
実施例3の隠蔽ラベル付きメールフォーム10−3は、フォーム基材11−3と、隠蔽ラベル部14−3の構造が異なっている。
フォーム基材11−3は、70kg上質紙程度の基材11A及び55〜70kg上質紙程度の基材11Bの2枚の基材からなり、再剥離接着剤15で再剥離可能に貼り合わされている。基材11Bの右片11B−3には、剥離層17が形成されており、隠蔽ラベル部14−3の剥離紙の機能を果たしている。
このように、実施例3は、ハガキ部13と隠蔽ラベル部14−3を一部に配置した状態で、略全面にわたって略均一な厚みであるので、実施例1の効果に加えて、印字適性が優れている。
図6は、本発明による隠蔽ラベル付きメールフォームの実施例4を示す図、図7は、実施例4の隠蔽ラベル付きメールフォームの使用方法を示す図である。
実施例4の隠蔽ラベル付きメールフォーム10−4は、フォーム基材11に所定の印字をして印字データ18を形成した後に、隠蔽ラベル部14−4を綴じ合わせたものである。
隠蔽ラベル部14−4は、45〜55kg上質紙14A/再剥離接着剤15/保護紙16からなり、ライン状の糊(強接着)17によって、上質紙14Aの左端部と、フォーム基材11の中央片の右端部とが接着されている。
また、隠蔽ラベル部14−4の保護紙16には、隠蔽ラベル部14−4の使用方法を表示する使用方法表示部eが設けられている。
このように、実施例4は、使用方法表示部eが設けられているので、使用方法が明確となり、使い方の間違いが起こらない。
また、上述した各実施例では、隠蔽ラベルを貼り込んだうえで、印字を行うのに対し、実施例4では、印字したフォーム基材11に隠蔽ラベル14−4を別途貼り込むようにしたので、フォーム基材11の広範囲な領域(例えば、隠蔽ラベル14−4の下層)に、あらかじめ印字しておくことができ、しかも、図7の#103に示すように、見開き面の間に、隠蔽ラベル14−4が挟まれ、異質なものが1枚添付される形態となるため、直感的に分かりやすい、という利点がある。
さらに、印字デザインや最終製品に、大きな形態変更がない、というメリットもある。
図8は、本発明による隠蔽ラベル付きメールフォームの実施例5を示す図、図9は、実施例5の隠蔽ラベル付きメールフォームの使用方法を示す図である。
実施例5の隠蔽ラベル付きメールフォーム10−5は、実施例4の隠蔽ラベル部14−4の表裏を逆にし、上質紙14Aに設けられたハーフカットhcによって、隠蔽片fを剥がし取れるような隠蔽ラベル部14−5を用いたものであり、ライン状の糊17によって、保護紙16の右端部と、フォーム基材11の右端部とが綴じ合わされている。
また、フォーム基材11及び隠蔽ラベル部14−5の右端側のミシン目(開封予定線)b2は、ライン状の糊17よりも内側に設けられており、開封時には、ライン状の糊17を分離できるようになっている。
このように、実施例5は、実施例4の効果に加え、図9の#101に示すように、メールフォーム10−5を開封すると、隠蔽ラベル部14−5からライン状の糊17の強接着部分が分離し、中から隠蔽ラベル部14−5が出てくる(飛び出す)ので、より分かりやすく、使い勝手がよい。
図10は、本発明による隠蔽ラベル付きメールフォームの実施例6を示す図、図11は、実施例6の隠蔽ラベル付きメールフォームの使用方法を示す図である。
実施例6は、上述した各実施例に、改良を加えた形態であるので、まず、本実施例が生み出された経緯について説明する。
上述した各隠蔽ラベル付きメールフォームは、実施例1を例に説明すると、図1に示すように、開封用のミシン目bのスペースを確保するため、ハガキ部13が小さくなってしまっていた。
ハガキ部13は、小さくなってしまうので、郵便規則(本体一通あたり2g以上)を満たすべく、基材として厚い用紙を使用している(実施例1では、135kg上質紙を使用)。
しかし、基材を厚くすれば、当然コストアップになり、また、印字する際の箱入目(最大積載量)も少なくなってしまうことから、用紙の架け替え(詰め替え作業)が増え、作業効率を低下させてしまうおそれがあった。
一方、本件発明者等は、ハガキ内蔵式メールフォームにおいて、隠蔽ラベルを内蔵させるタイプをすでに出願しているが、ハガキ基材が厚いため、基材の柔軟性が低く、郵便番号区分機での通紙時に、隠蔽ラベルが若干剥がれやすくなることが判明したため、隠蔽ラベルの接着強度を高める必要性が生じてきていた。
接着強度の向上は、疑似接着剤を改良する方法があるものの、一般的には、塗布量アップによって対応することになるが、塗布量アップは、やはりコストアップに直結する。
本実施例は、これらの状況を鑑み、鋭意検討した結果、完成した形態であり、以下、詳細に説明する。
実施例6の隠蔽ラベル付きメールフォーム10−6は、実施例1の隠蔽ラベル付きメールフォーム10と異なり、フォーム基材11の中央片の右端部、及び、右片の左端部に、開封用のミシン目bが設けられておらず、また、中央片の裏面の右端部にも感圧接着剤層12が設けられていない。
その代わりに、フォーム基材11が3つ折りされたときに、左片の裏面の感圧接着剤層12と対向する部分(中央片の裏面の右端部付近)Aに、UV(紫外線)硬化型であって、オフセット印刷用の剥離性を有するUVオフインキ(剥離層)が設けられている。このUVオフインキは、フォーム基材11の一部を分離せず剥離により開封する開封手段となっている。
このように、実施例6は、UVオフインキによって、フォーム基材11の一部を分離せずに開封することができるので、実施例1に存在していた中央の2本のミシン目bをなくすことができ、図11の#104に示すように、ハガキ13Aの大型化が実現でき、これによって、ハガキ13A用の基材(フォーム基材11)の薄紙化(135kg上質紙→110kg上質紙)も果たすことができる。
したがって、実施例1の利点に加え、薄紙化による箱入目のアップ、ハガキ13A自体の柔軟性アップ(郵便番号区分機での給送適性の向上)が期待できる、という効果がある。
また、ハガキ部13と隠蔽ラベル部14とが、開封用のミシン目を介さないで連接しているので、隠蔽ラベル部14の貼り込み作業がより簡単になり、剥離してハガキ化した際にも、両者が分離することはなく、郵送中での脱落といった懸念も解消される。
さらに、UVオフインキを塗布することによって、フォーム基材11の表面強度を高めることができ、フォーム基材11が不用意に破れてしまうことを防止できる。
さらにまた、新たな接着剤の開発は不要であり、かつ、印刷時のオフユニット(オフセット印刷機等)が活用可能になる、といった意味で、コストメリットが大きく、実用化には有用である。
(変形例)
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1)フォーム基材は、所定の形状に折り畳む例で説明したが、重ね合わせて封書や配送物としてもよい。
(2)隠蔽ラベル部は、その剥離部分の少なくとも一部に強接着部を設けるようにしてもよい。このようにすれば、綴じ合わせ部が強接着となり、開封したとき冊子状になるので、開封端側が強接着で開封に少し手間がかかるものの、セキュリティ性が向上するという有利な効果がある。
(3)実施例4、5の隠蔽ラベル付きメールフォームに、実施例2で説明した透明シート144を用いる構造を活用してもよい。
(4)実施例6で説明したような、開封手段を設ける構造を、実施例1〜5の隠蔽ラベル付きメールフォームに適用してもよい。
(5)実施例6では、開封手段は、UVオフインキを設けることにより、[感圧接着剤層12/UVオフインキ]で剥離する例で説明したが、必ずしも、この構成である必要はない。
例えば、[接着剤/接着剤]で剥離するような、親展ハガキの用紙を用いてもよい。この場合には、コストの問題から、親展ハガキのように全面に接着剤を塗布するのは実用的でないが、表面の完全接着用とは違う剥離可能な糊を用いることによって実現可能である。
また、接着剤や用紙の種類、使い方にもよるが、剥離性を有する基材を用いて、[接着剤/基材]で剥離するようにしてもよい。
さらに、剥離層は、剥離性を有するものであれば、UVインキ以外のその他のインキであってもよく、また、オフセット印刷用ではなく、グラビア印刷用などのその他の印刷インキであってもよい。
本発明による隠蔽ラベル付きメールフォームの実施例1を示す図である。 実施例1の隠蔽ラベル付きメールフォームの使用方法を示す図である。 本発明による隠蔽ラベル付きメールフォームの実施例2を示す図である。 実施例2の隠蔽ラベル付きメールフォームの使用方法を示す図である。 本発明による隠蔽ラベル付きメールフォームの実施例3を示す図である。 本発明による隠蔽ラベル付きメールフォームの実施例4を示す図である。 実施例4の隠蔽ラベル付きメールフォームの使用方法を示す図である。 本発明による隠蔽ラベル付きメールフォームの実施例5を示す図である。 実施例5の隠蔽ラベル付きメールフォームの使用方法を示す図である。 本発明による隠蔽ラベル付きメールフォームの実施例6を示す図である。 実施例6の隠蔽ラベル付きメールフォームの使用方法を示す図である。
符号の説明
10、10−2〜10−6 隠蔽ラベル付きメールフォーム
11 フォーム基材
12 感圧接着剤層
13 ハガキ部
14、140、14−3〜14−5 隠蔽ラベル部

Claims (13)

  1. 所定の形状に折り畳み又は重ね合わせて封書又は配送物となるフォーム基材と、
    前記フォーム基材の所定位置に形成され、前記フォーム基材を封止する封止部と、
    前記フォーム基材の一部に配置されたハガキ部と、
    前記フォーム基材の他の一部に配置され、前記ハガキ部の少なくとも一部を隠蔽する隠蔽ラベル部と、
    を含む隠蔽ラベル付きメールフォーム。
  2. 請求項1に記載の隠蔽ラベル付きメールフォームにおいて、
    前記封止部は、通常の圧力では接着せずかつ強圧下では接着性を発現する感圧接着剤層であること、
    を特徴とする隠蔽ラベル付きメールフォーム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の隠蔽ラベル付きメールフォームにおいて、
    前記隠蔽ラベル部は、前記ハガキ部以外の部分に設けられたこと、
    を特徴とする隠蔽ラベル付きメールフォーム。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の隠蔽ラベル付きメールフォームにおいて、
    前記隠蔽ラベル部は、再剥離接着剤を備えるもの、擬似接着層を有する積層ラベルを備えるもののうち少なくとも一つを含むこと、
    を特徴とする隠蔽ラベル付きメールフォーム。
  5. 請求項4に記載の隠蔽ラベル付きメールフォームにおいて、
    前記隠蔽ラベル部は、前記再剥離接着剤又は前記擬似接着層に剥離可能に貼付される保護シート又は剥離シートを備え、
    前記保護シート又は前記剥離シートは、送付先の控票となる情報印字部が設けられていること、
    を特徴とする隠蔽ラベル付きメールフォーム。
  6. 請求項4に記載の隠蔽ラベル付きメールフォームにおいて、
    前記隠蔽ラベル部は、前記再剥離接着剤又は前記擬似接着層に剥離可能に貼付される保護シート又は剥離シートを備え、
    前記保護シート又は前記剥離シートは、前記隠蔽ラベル部の使用方法を表示する使用方法表示部が設けられていること、
    を特徴とする隠蔽ラベル付きメールフォーム。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の隠蔽ラベル付きメールフォームにおいて、
    前記隠蔽ラベル部は、その剥離部分の少なくとも一部に強接着部を設けたこと、
    を特徴とする隠蔽ラベル付きメールフォーム。
  8. 請求項7に記載の隠蔽ラベル付きメールフォームにおいて、
    前記フォーム基材は、開封予定線を備え、
    前記開封予定線は、開封時に、前記隠蔽ラベル部から前記強接着部を分離する位置に設けられていること、
    を特徴とする隠蔽ラベル付きメールフォーム。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の隠蔽ラベル付きメールフォームにおいて、
    前記隠蔽ラベル部は、その幅方向のサイズが、前記フォーム基材を所定形状に折り畳み又は重ね合わせたときと略同一となるようにしたこと、
    を特徴とする隠蔽ラベル付きメールフォーム。
  10. 請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の隠蔽ラベル付きメールフォームにおいて、
    前記フォーム基材は、少なくとも2枚の基材からなり、前記ハガキ部と前記隠蔽ラベル部を一部に配置した状態で、略全面にわたって略均一な厚みであること、
    を特徴とする隠蔽ラベル付きメールフォーム。
  11. 請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載の隠蔽ラベル付きメールフォームにおいて、
    所定の形状に折り畳まれ又は重ね合わされて配送物となった前記フォーム基材を、その一部を分離せず剥離により開封する開封手段を備えること、
    を特徴とする隠蔽ラベル付きメールフォーム。
  12. 請求項11に記載の隠蔽ラベル付きメールフォームにおいて、
    前記開封手段は、前記フォーム基材の所定の位置であって、前記フォーム基材が所定の形状に折り畳まれ又は重ね合わされたときに、前記感圧接着剤層と対向する部分に設けられた剥離層であること、
    を特徴とする隠蔽ラベル付きメールフォーム。
  13. 請求項1から請求項12までのいずれか1項に記載の隠蔽ラベル付きメールフォームを製造する隠蔽ラベル付きメールフォームの製造方法において、
    前記フォーム基材に所定の印字をした後に、前記隠蔽ラベル部を綴じ合わせること、
    を特徴とする隠蔽ラベル付きメールフォームの製造方法。
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