JP2006035432A - 液体容器および液体吐出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 利用性が高く、しかも安価で容易に製造が可能な、電気配線が内蔵された液体容器および、液体容器を搭載した液体吐出装置を提供すること。
【解決手段】 インクパックを構成するフィルム60の金属層61の一部として電気配線45を形成し、センサIC46を剥離転写技術を利用して実装する。センサIC46は、フィルム60の表面層52を突き破って電気配線45に接触した中間部材55、導電性接着剤65を介して、電気配線45と電気的に接続されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、液体容器および液体容器を搭載した液体吐出装置に関する。
従来、液体吐出ヘッドのノズルから液滴を吐出する液体吐出装置として、インクジェット式プリンタがある。このインクジェット式プリンタには、液体容器としてのインクカートリッジをキャリッジ以外の場所に搭載するオフキャリッジタイプのインク供給システムを備えるものがある。
このようなオフキャリッジタイプのインク供給システムに供するインクカートリッジとしては、可撓性の袋(以下、インクパックとする)に液体(以下、インクとする)を充填し、これをプラスチック等のケース内に収容したものが一般的に使用されている。インクパックの素材としては、アルミ箔等の金属膜をポリエステル等のフィルムで挟んだフィルムが、一般的に使用されており、このような素材を用いたインクパックは気密性に優れ、充填されたインクの劣化を防ぐのに極めて有効である。
このようなインクカートリッジとして、近年、インク残量を記憶するメモリチップを備えたものや、ケースに収容されず、インクパック単体として流通するものもある。
特許文献1の例では、インクパック表面に設けられたポケットにメモリチップを備えており、インクジェットプリンタに搭載して使用する際には、インクパックを収納するカートリッジケースにメモリチップを装着し、インクジェットプリンタ本体側に設けられた、データ受け渡し部でデータの授受を行うようになっている。かくして、個々のインクパックの残量管理を可能としつつ、インクパック単体での流通を可能としている。
特開2002−120382号公報
ところが、上述の文献にかかるインクパックにおいては、インクパックの装着または交換の際に、ユーザー自身の手によってメモリチップをカートリッジケースに装着または交換せねばならず、ユーザーに多大な負担をかけることになる。また、メモリチップとインクパックとが独立した物品となっているため、ユーザーの管理の仕方によっては、メモリチップを紛失してしまう可能性もある。
上述のような問題を回避するためには、メモリチップがインクパックに固定された状態で、プリンタ本体との電気的接続が可能となるように構成される必要がある。このように、半導体チップが直接実装されたインクパックの普及に鑑み、インクパック表面における素子の実装に関する技術、特に、電気配線に関する技術は重要である。電気配線を単にインクパック表面に施すような構成では、配線のための工数やコストが増大してしまうばかりか、配線の引き回しがインクパックの撓み変形を機械的に妨げる要因となってしまう。また、インクパックの表面に電気配線がほどこされた状態では、インクパック単体としての流通性も悪くなる。
本発明は、以上の課題を解決するためになされたもので、利用性が高く、しかも容易に製造が可能な、電気配線が内蔵された液体容器および、液体容器を搭載した液体吐出装置を提供することを目的としている。
上述の目的は、プラスチック層で金属層を挟んだフィルムで形成された袋状体と、当該袋状体から液体を導出可能な供給部とを備える液体容器であって、前記フィルムは、前記液体を収容する空間を構成する面に対応して形成された、前記液体の保護層としての前記金属層と、前記保護層から電気的に絶縁された電気配線としての前記金属層と、を備えることを特徴とする液体容器により達成される。
この液体容器の構成によれば、フィルムの金属層の一部として電気配線が形成されている。電気配線の形成においては、フィルムの製造工程において、フィルムのロール単位で実施することが可能なため、安価にしかも容易に、インクパックに電気配線を施すことができる。また、電気配線はフィルムの内部層の一つとして形成され、特別な厚みやスペースを必要としないため、インクパックの撓み変形を妨げることがなく、インクパック単体としての流通性もよい。かくして、利用性が高く、安価で容易に製造が可能な液体容器を提供することができる。
上述の目的を達成するための液体容器は、前記電気配線の少なくとも一部としてアンテナパターンが形成され、前記アンテナパターンは、前記液体を収容する空間を構成する面とは異なる領域に形成されていることを特徴とする。
この液体容器の構成によれば、金属配線の一部としてアンテナパターンが形成されているので、別部品としてのアンテナや、後工程によるアンテナの形成を施すことなく、無線通信に供することが可能となる。
ここで、アンテナパターンは、液体を収容する空間を構成する面に対応する領域外に形成されている。アンテナパターンを、液体を収容する空間を構成する面に対応する領域に(保護層となるべき領域の一部を切り欠いて)形成した場合には、保護層としての金属層が電磁波を打ち消してしまい、アンテナからの入力を十分得ることができない。この液体容器においては、かかる問題は回避され、アンテナとしての機能を十分発揮することができる。
上述の目的を達成するための前記アンテナパターンを備えた液体容器は、前記アンテナパターンに対応する領域の表面には、前記アンテナパターンを介してパワーないしデータを授受する無線ICが備えられていることを特徴とする。
ここでいう無線ICとは、無線機能を有するように構成された半導体集積回路であり、アンテナパターンを介してパワーないしデータを授受できる。授受するデータは、液体容器の液体残量、インクの濃度や配色、液体吐出装置の動作履歴に関する情報等である。
無線ICとアンテナパターンとは、液体を収容する空間を構成していない領域に備わっているため、当該領域は、液体容器を廃棄する際において、切り離して分別することができる。このため廃棄物処理やリサイクル等に優れた液体容器を提供できる。
上述の目的を達成するための液体容器は、前記フィルムの表面に半導体ICを備えていて、前記半導体ICと前記電気配線とは、導電性の中間部材を介して電気的に接続されていることを特徴とする。
ここでいう半導体ICとは、上述の無線ICや後述するセンサIC等が含まれる。この液体容器は、半導体ICとフィルムに内蔵された電気配線によって、さまざまな機能を持たせることができる。半導体ICの電極と電気配線との間には、導電性の中間部材が介在しており、この中間部材がフィルム表面のプラスチック層を突き破ることで、半導体素子の電極と電気配線との電気的な接続が確立されている。このような接続構造とすることにより、表層のプラスチック層を挟んで、半導体ICの電極と電気配線とが確実に接続される。
上述の目的を達成するための液体容器は、前記袋状体の側面には、前記側面を前記袋状体の内方へ折り込み可能なように折り目が形成され、前記側面には、前記側面の折り込みの状態を検出するセンサICが実装され、前記センサICと電気的に接続される前記電気配線が形成されていて、少なくとも前記液体容器が前記液体吐出装置に搭載された状態において、前記センサICは、当該電気配線を介してパワーを供給され、且つ/または、検出結果を出力することを特徴とする。
この液体容器は、袋状体の側面に折り目が形成されていて、袋状体内部の液体残量に応じて、当該側面が袋状体の内方へ折り込まれるようになっている。従って、この側面の折り込みの状態を検出することができれば、逆に、液体残量を知ることが可能である。
この液体容器の構成によれば、袋状体の側面に実装されたセンサICが側面の折り込みの状態を検出するようになっている。センサICを動作させるためのパワーないしセンサICから出力データ(検出値または検出値を加工した情報)は、フィルムに内蔵された電気配線を利用して伝達されるため、袋状体の側面で配線が込み入ることがなく、側面の折り込みの動きを阻害することがない。
上述の目的を達成するための前記センサICを備えた液体容器は、前記センサICは、受光素子および発光素子を備えていて、前記折り目を境とした前記側面の一方の側に実装され、少なくとも前記液体容器が液体吐出装置に搭載された状態において、前記発光素子から発射光が出射され、前記折り目を境とした前記側面の他方の側を反射面として、前記受光素子が前記発射光の反射光を検出し、前記受光素子の検出結果によって、前記一方の側の面と前記他方の側の面との距離が検出されることを特徴とする。
この液体容器の構成によれば、センサICに備えられた受光素子の検出結果によって、袋状体側面の折り込みの状態を知ることができる。受発光素子を含んだセンサICは半導体技術で薄型のものを製造できるため、薄型で検出精度の高いセンサICを備えた液体容器を提供することができる。
上述の目的は、プラスチック層で金属層を挟んだフィルムで形成された袋状体と、当該袋状体から液体を導出可能な供給部とを備える液体容器を搭載する液体吐出装置であって、前記フィルムは、前記液体を収容する空間を構成する面に対応して、前記液体の保護層として前記金属層が形成され、前記液体を収容する空間を構成する面に対応する領域外に、アンテナパターンを含んだ電気配線として前記金属層が形成され、前記アンテナパターンを含んだ電気配線を介して、前記液体容器と前記液体吐出装置との間でパワーないしデータの授受が行われることを特徴とする、液体吐出装置により達成される。
この液体吐出装置の構成によれば、フィルムに形成されたアンテナパターンを利用して、無線通信により、液体吐出装置と液体容器との間でデータ、パワーの授受が可能となり、利便性の高い液体容器を搭載した液体吐出装置を提供することができる。
上述の目的は、プラスチック層で金属層を挟んだフィルムで形成された袋状体と、当該袋状体から液体を導出可能な供給部とを備える液体容器を搭載する液体吐出装置であって、前記袋状体の側面には、前記側面を前記袋状体の内方へ折り込み可能なように折り目が形成され、前記折り目を境とした前記側面の一方の面には、前記一方の面の傾きを検出するセンサICが実装され、前記フィルムの、前記液体を収容する空間を構成する面に対応して、前記液体の保護層として前記金属層が形成され、前記センサICと電気的に接続される前記電気配線が形成されていて、前記センサICは、当該電気配線を介してパワーを供給され、且つ/または、検出結果を出力し、前記センサICが検出した前記一方の面の傾きの情報から、前記液体容器の液体残量が検出されることを特徴とする液体吐出装置により達成される。
この液体吐出装置の構成によれば、液体容器に備えられたセンサICからフィルムに内蔵された電気配線を介して送られたデータ、パワーをもとに、液体容器の液体残量を知ることができるので、利便性の高い液体吐出装置を提供することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
(第1の実施形態)
まずは、図1を参照して、液体吐出装置の全体構成の説明を行う。
図1は、本実施形態に係る液体吐出装置の構成の一例を示す概略平面図である。本実施形態において、液体吐出装置は、色材等を含んだ液体(以下、インクとする)を収容した液体容器(以下、インクカートリッジとする)からインクの供給を受け、紙等の記録媒体に印刷を行う。
液体吐出装置としてのプリンタ10は、フレーム11a,11b,11cを備えていて、フレーム11a〜11cで囲まれた領域に、プラテン16を備えている。プラテン16は、紙等の記録媒体を支持し、支持した位置においてインクを記録媒体に吐出するために設けられている。
プラテン16と対向する位置には、記録ヘッド14を搭載するキャリッジ15を備えている。キャリッジ15は、フレーム11a,11cの内面に連結されたキャリッジガイド軸12によって支持され且つ規定されて、キャリッジ駆動モータ19により、ベルト13を介して、キャリッジガイド軸12に沿って往復運動できるようになっている。
ここで、プリンタ10は、含まれる色材の異なった数種のインクを使用してカラー印刷を行うようになっており、例えば、ブラック、マゼンタ、シアン、イエローの4色のインクを使用する。これら各色インクに対応して、記録ヘッド14の上には、サブタンク17a〜17dがマウントされており、サブタンクと記録ヘッド14とは図示しないインク連通路によって接続されている。サブタンク17a〜17dは、供給管18a〜18dにそれぞれ接続している。
供給管18a〜18dは、フレーム11cの脇に設けられたカートリッジホルダ20に接続しており、カートリッジホルダ20には、各色インクに対応したインクカートリッジ30a〜30dが挿着されている。
以上の構成において、インクカートリッジ30a〜30dから各色のインクが記録ヘッド14に供給され、記録ヘッド14がキャリッジ15および記録媒体の走査と同期させてインク滴を吐出させることにより、印刷が行われる。
プリンタ10において、インクカートリッジ30a〜30dの基本的な構造は共通する。そこで、以下では、インクカートリッジ30aを例にインクカートリッジの構造について説明する。
図2は、第1の実施形態におけるインクカートリッジの概略構造を示す分解斜視図である。
インクカートリッジ30aは、プラスチック製のケース本体32およびケース上蓋31で囲まれた空間に、袋状体としてのインクパック33が収容された状態として提供される。インクパック33は、プラスチック層で金属層を挟んだフィルムを袋状に形成したものの一端に、筒状の部材である供給部34を取り付けて構成されており、インクパック33の内部にインクを収容している。供給部34の先端部は、ケース本体32の前面壁に設けられた切り欠き部40からケース外部に露出され、インクカートリッジ30aがカートリッジホルダ20に装着された状態において(図1参照)、供給部34を通して、プリンタ本体にインクの供給が行われるようになっている。尚、インクカートリッジ30aの未装着状態においては、供給部34の開口は内部に設けられた弁によって閉じられている。
インクパック33は、上面37と底面38によって挟み込まれた扁平形状に形成され、供給部34を取り付けてある一端側と当該一端側に対する他端側は熱溶着されて、それぞれ前端溶着部35、後端溶着部36となっている。また、上面37と底面38の間の側面39には折り目47が形成され、側面39はインクパック33の内方に折り込まれるように構成されている。
側面39には、側面39の折り込みの状態を検出するためのセンサIC46が実装されており(センサIC46の働きについては後述する)、センサIC46は、フィルムの金属層の一部として形成された電気配線45(詳細は後述する)を介して、底面38に取り付けられたパック端子部44と電気的に接続されている。パック端子部44は、その露出面に金属端子(図示せず)を備えており、ケース本体32の内底面に設けられたケース内端子部43の金属端子(図示せず)と電気的に接続するようになっている。
ケース内端子部43は、ケース内配線42によって、ケース本体32の前面壁の外面に取り付けられたケース外端子部41と電気的に接続されている。ケース外端子部41は、その露出面に金属端子(図示せず)を備えており、インクカートリッジ30aがカートリッジホルダ20に装着された状態において(図1参照)、ケース外端子部41の金属端子(図示せず)は、カートリッジホルダ20の内面に設けられた金属端子と電気的に接続するようになっている。以上の構成において、インクパック33の側面に取り付けられたセンサIC46と、プリンタ本体との電気的接続が確立する。
ここで、図3(a)と図2とを対比させて、インクパック33の外部構成の詳細について説明する。図3(a)は、図2に示すインクパック33の概略展開図である。図3(a)において、上面37と側面39との境界および、底面38と側面39との境界および、側面39の折り目47は二点鎖線で示しており、ハッチング領域は熱溶着される部分を示している。また、供給部34および内部のインクは図示していない。
図3(a)に示すように、インクパック33は、略長方形にカットされたフィルム60の四辺を熱溶着されて形成されている。四辺のうちの長辺側は、図2に示す前端溶着部35および後端溶着部36に対応しており、短辺側である中央溶着部48a,48bは、合わさって熱溶着されて図2に示す底面38を形成している。
側面39の表面にはセンサIC46が、底面38の表面にはパック端子部44が実装されており、これらは電気配線45によって電気的に接続されている。電気配線45およびフィルム60の内部構造については、次に説明する。
図3(b)は、図3(a)のP領域における金属層の構造を示す詳細図、図3(c)は、図3(b)におけるB−B断面図である。尚、図3(b)におけるハッチングは、フィルムの金属層を示すものである。
図3(c)に示すように、フィルム60は、4つの層によって構成されたいわゆるラミネートフィルムである。すなわち、最表面から順番に、表面層52、金属層61、中間層53、裏面層54が重ね合わされて一つのフィルム60を構成しており、本実施形態では、表面層52および中間層53の素材としてポリエステルが、裏面層54の素材としてポリエチレンが、金属層61の素材としてアルミニウムが選択されている。
ここで、図3(b)および図3(c)に示すように、金属層61は、単一の薄板ではなく、保護層51と電気配線45に分かれている。
保護層51は、実際には、図3(a)におけるフィルム60の全領域にわたって広がっている。保護層51の役割は、インクパック33として内部にインクを収容した状態において、インクの蒸発を防いだり、インクを劣化させるガスの透過を防いだりすることであり、すなわち、インクを外環境から保護する役割を果たすことから保護層と呼んでいる。
保護層51から電気的に絶縁され、特定のパターンとして形成された電気配線45は、その名のとおり電気配線としての役割を果たす。電気配線45も保護層51も、金属層61の一部であって互いに両者の機能を果たすことも可能であるが、形成される領域とパターン(形状)の違いにより、どちらの目的で形成されているかという点において、区別される。尚、電気配線45は、保護層51の一部を切り欠いて形成されているが、切り欠きの面積を必要最小限にとどめれば、保護層としての機能はほとんど失われない。
上述のような保護層51、電気配線45は、表面層52または中間層53を基板とした、金属蒸着(本実施形態ではアルミニウム蒸着)によって同時に形成される。特に、電気配線45としてのパターンは、パターンに合わせたマスク処理を施すことで容易に形成可能である。
このように、電気配線45の形成においては、フィルムの製造工程において、フィルムのロール単位で実施することが可能なため、安価にしかも容易に、インクパックに電気配線を施すことができる。また、電気配線45はフィルム60の内部層の一つとして形成され、特別な厚みやスペースを必要としないため、インクパックの撓み変形を妨げることがなく、また、インクパック単体としての流通性もよい。かくして、利用性が高く、安価で容易に製造が可能なインクカートリッジを提供することができる。
図3(c)において、センサIC46は、IC基体57に必要な配線や素子を形成して構成されている。回路の詳細は図示していないが、IC基体57の露出面には、特に、半導体ダイオードの一種である発光素子58および受光素子59が備えられており、発光素子58から出射された光の反射光を受光素子59が検出する構成となっている。受光素子59が発光素子58からの直接光を受けないように、発光素子58と受光素子59との間には、遮蔽突起62が備えられている。
IC基体57には実装用の4つの電極が備えられており、図3(c)ではそのうちの2つであるIC電極56a,56dを図示している。これら4つの電極は、それぞれ、定電圧電極、接地電極、発光素子58のゲート電極、受光素子59の出力電極に対応している。
IC電極56a,56dは、導電性接着剤65および中間部材55を介して電気配線45a,45dにそれぞれ電気的に接続されている。中間部材55としては、半導体実装で利用されるバンプや導電性ペーストを用いればよく、本実施形態ではバンプを用いている。中間部材55が表面層52を突き破って介在することで、IC電極56a,56dと電気配線45a,45dとの電気的接続を可能にしている。
センサIC46のフィルム表面への実装は、例えば、特開平10−125929号公報等に記載される半導体デバイスの剥離転写技術を利用してなされる。以下では、図4(a)〜図4(c)を用いて、センサIC46の実装工程について説明する。図4(a)〜4(c)は、センサICの実装工程の概略を示す図3(b)のB−B断面図である。
図4(a)において、センサIC46は、ガラス基板68の上に剥離層67を有した基板上に形成されている。剥離層67は、例えば非晶質シリコン層である。センサIC46の露出面側には、水溶性仮接着剤64を用いて合成樹脂製の仮転写基板63が接着固定されている。この状態において、ガラス基板68の下面(剥離層67の界面との反対側の面)からレーザ光等の照射光69を照射すると、剥離層67とIC基体57の界面ないしは剥離層67の中間において剥離を生じ、仮転写基板63によって、センサIC46をガラス基板68から分離させることができる。
図4(b)において、中間部材55は、センサIC46の実装に先立って電気配線45a,45dに対応するフィルム表面に配置され、その後上から加圧されることで表面層52を突き破り、電気配線45a,45dに接触している。この状態において、仮転写基板63によって分離されたセンサIC46の底面に接着剤66を塗布し、フィルム表面の実装箇所に接着固定させる。
フィルム60にセンサIC46を接着固定した後、仮転写基板63の上面(接着面とは反対側の面)から照射光を照射して、仮転写基板63を剥離させ、水溶性仮接着剤64を洗い流すと、図4(c)に示すように、センサIC46がフィルム表面に露出した状態で現れる。この後、IC電極56a,56dと、中間部材55,55とを、導電性接着剤65を用いて電気的に接続すると、図3(c)に示した状態となる。
以上のように、インクパックに施した電気配線と半導体デバイスの剥離転写技術を利用すれば、小型の半導体ICを、簡単な構成でインクパックに実装することが可能である。小型の半導体ICを備えたインクパックは、半導体ICの機能に応じた様々な機能を発揮することが可能であり、本実施形態の場合は、センサIC46の働きにより、インク残量検出が可能となっている。詳しくは次で述べる。
以下では、図5(a)、図5(b)、図6を参照して、センサIC46によるインク残量検出について説明する。図5(a)および図5(b)は、インク残量とインクパックの側面の状態との関係を示す図2のA−A断面図である。図6は、センサICとプリンタ本体との電気的接続および機能ブロックを示すブロック図である。
図5(a)は、インクパック33内にインク70が十分に充填されている状態を示しており、この状態においては、センサIC46が実装されている側面39aと、折り目47を境として側面39aと対称な側面39bとは、ほぼ同じ方向に面した状態となっている。このとき、インクパック33の発光素子58(図3(c)参照)から出射された発射光71は、インクパック33から離間する方向に直進するだけである。
図5(b)のように、インクパック33のインク残量が減少し、上面37と底面38の間隔が押しつぶされてくると、側面39aと側面39bとはインクパック内方に折り込まれ、互いに対向するようになってくる。このとき、インクパック33の発光素子58から出射された発射光71は、側面39bによって反射され、この反射光72は受光素子59(図3(c)参照)によって検出される。尚、本実施形態では、側面39bの保護層が反射層の役割を果たしているが、特に、反射板を側面39bに貼り付けてインクパック33を構成しても構わない。
以上の説明のように、インク残量に応じて側面39aと側面39bとの対向方向に対する距離は変化し、当該距離の変化によって、センサIC46が検出する反射光の強度が変化することになる。逆を言えば、センサIC46の検出結果によって、インク残量を検出することが可能であり、次で、具体的な処理の流れを説明する。
図6において、プリンタ10は制御部90を備えており、制御部90は、プリンタ動作の全体を統括する中央制御部91と、インク残量の演算を行う残量演算部93と、センサIC46の制御を行うセンサ制御部92を備えている。また、プリンタ10は、センサIC46を動作させるためのパワー(電圧)を供給するパワー源94を搭載している。
センサ制御部92とパワー源94は、カートリッジホルダ20(図1参照)に設けられたホルダ端子部21および、ホルダ端子部21と接続するケース外端子部41を介して、センサIC46との間で制御信号およびパワーを送ることができる。また、同電気経路によって、センサ制御部92は、センサIC46から検出信号を受けることができる。尚、インクカートリッジ30a内部の電気的接続の構成については、既に説明したので省略する。
中央制御部91から残量検出の命令がセンサ制御部92に伝えられると、センサ制御部92はセンサIC46に制御信号を送り、パワー源94のパワーを用いて発光素子58から発射光を出射させる。このとき受光素子59は、側面39bによって反射された反射光を検出し(図5(b)参照)、受光素子59は、反射光の強度に応じた検出信号をセンサ制御部92に返す。センサ制御部92は、中央制御部91を介して検出信号を残量演算部93に送り、残量演算部93は、検出信号をもとにインク残量情報を生成する。以上の流れにより、インクカートリッジのインク残量が検出される。
インク残量検出に関しては、インクパック側面の折り込み状態を検出できればよく、本実施形態のように光学式のセンサICを用いることに限定されない。例えば、加速度を検出するICによって、側面39a(図5参照)の重力方向に対する傾きを検出してもよい。
また、残量演算部93はプリンタ本体側の制御部90に設けられているが、センサIC46の内部で一体に構成されていても構わないし、パワー源94がインクパック33に直接実装された構成となっていても構わない。
以上で説明したように、本実施形態によれば、インク残量検出機能をインクパック33と一体に構成したインクカートリッジを提供することができる。このため、ケース内にいろいろな部品や配線を施さなくても、インクパック単体として、高い流通性を持たせることができる。例えば、図2において、インクカートリッジ30aは、インクパック33がケース本体32に収容された状態で提供される必然はなく、インクパック33単体(ケース上蓋とくっつけても可)で流通させ、ユーザーがケース本体32にインクパック33を収容して使用するようにしてもよい。この場合、ケース本体32は消耗品ではなくなるので、廃棄物の低減に寄与し、また、ユーザーに安価に消耗品を供給することが可能になる。
(第2の実施形態)
以下では、第2の実施形態について説明する。液体吐出装置の外観構成に関しては、図1を用いた先の説明と同じである。
まずは、図7および図8(a)、図8(b)を用いて、第2の実施形態におけるインクカートリッジの構成について説明する。図7は、第2の実施形態におけるインクカートリッジの概略構造を示す分解斜視図である。図8(a)は、図7に示すインクパックの概略展開図である。図8(b)は、図8(a)においてフィルムの金属層の構造を示す概略展開図である。
以下、第1の実施形態と重複する部分の説明はできるだけ省略し、相違点を中心に説明する。
図7において、インクパック33の後端溶着部36に対応する箇所には、電気配線としてのアンテナパターン80が形成されている。アンテナパターン80はその名のとおり電磁波を授受するアンテナとしての役割を果たし、インクパック33の表面に実装された無線IC81と電気的に接続されている。
図8(a)において、ハッチングで示される部分は熱溶着される領域であり、第1の実施形態(図3(a)参照)と比較して、後端溶着部36となる領域が広くとられている。図8(b)は、図8(a)において、特にフィルム60の金属層の構成を示す図であり、この図においてハッチングで示される領域には、保護層51が形成されている。保護層51は、図8(a)に示す溶着されない領域、すなわち、インクを収容する空間を構成する全領域にわたって形成され、収容インクを好適に保護する。
電気配線としてのアンテナパターン80は、いわゆるコイル状に形成されている。アンテナパターン80は、図8(a)に示す溶着される領域、すなわち、インクを収容しない領域に形成されている。
無線IC81は、無線機能を有するように構成された半導体集積回路であり、電気的に接続されたアンテナパターン80を介して、プリンタ本体とパワーないしデータを授受できる。授受するデータは、インクカートリッジ30aのインク残量やプリンタ本体の動作履歴に関する情報等である。尚、無線IC81の実装方法や実装構造については、第1の実施形態の場合と同様であるため、説明は省略する。
アンテナパターン80がうまく機能するためには、まず第1に、アンテナパターン80が保護層51から電気的に絶縁されていなければならないが、それだけでは不十分である。例えば、アンテナパターン80を、図8(b)に示す保護層領域の一部を切り欠いて形成した場合には、アンテナパターンの形成面に対向して広がる保護層が電磁波を打ち消してしまい、アンテナからの入力を十分得ることができなくなってしまう。本実施形態の構成によれば、アンテナパターン80がインクを収容しない領域に形成されているため、保護層51からの干渉を受けることなく、アンテナとしての機能を十分発揮することができる。尚、アンテナパターンを形成する箇所は、インクパックの後端側に限定されるものではなく、側面部を溶着して形成しても構わない。
本実施形態のように、インクを収容しない領域に形成されたアンテナパターン80および無線IC81は、液体容器を廃棄する際において、当該領域ごと切り離して分別することができる。このため廃棄物処理やリサイクル等に優れたインクカートリッジを提供することができる。
また、切り離した部分に含まれる無線IC81には、プリンタ本体の動作履歴に関する情報等が含まれているため、切り離した部分を集めてこのような情報を活用する際にも便利である。また、インク濃度、配色、容量等のデータも含まれているので、インク容量が少なくなった時点で販売店に持って行き、無線IC81の情報を元にしてインク補充、インク状態のアドバイスを受けることも可能である。尚、切り離しが容易となるように、アンテナパターン80が形成されている後端溶着部36に、切り取り用のミシン目を入れてもよい。
次に、図9を参照して、アンテナパターン80を利用したパワーないしデータの授受について説明する。図9は、無線ICとプリンタ本体との電気的接続および機能ブロックを示すブロック図である。
図9において、プリンタ10は制御部90を備えている。制御部90は、プリンタ動作の全体を統括する中央制御部91と、インク残量を一時的に記憶しておく残量一時記憶部96と、プリンタ10の動作履歴を一時的に記憶しておく動作履歴一時記憶部97と、データおよびパワーの元となる高周波を含む信号を生成するデータ変調復調部95を備えている。ここで、データとは、残量一時記憶部96に記憶されているインク残量情報や動作履歴一時記憶部97に記憶されている動作履歴情報である。パワーは、プリンタ10に搭載されたパワー源94から供給される。
プリンタ10のカートリッジホルダ20は、コイル状のアンテナである本体側アンテナ22を備えており、データ変調復調部95で生成された信号は、本体側アンテナ22からインクパック33のアンテナパターン80からなるアンテナに無線によって伝達される。ここで使用される無線の方式はいわゆる電磁誘導型と呼ばれる方式であり、本体側アンテナ22で発生させた誘導電磁界によって、アンテナパターン80がパワーとしての誘導起電力を発生させ、無線IC81を動作させるようになっている。無線IC81は、データ変調復調部101により、受信した信号からデータを復調させ、記憶部102に記憶させる。
尚、無線IC81は、データ変調復調部101により、記憶部102に記憶されたデータを変調して、プリンタ10に送信することも可能であり、この場合、プリンタ10は、本体側アンテナ22で受けた信号をデータ変調復調部95で復調させてデータを取得することになる。
以上で説明したように、本実施形態によれば、インクカートリッジに複雑な配線を施すことなく、無線によってプリンタ本体とのパワーないしデータの授受が可能となる。
本発明は上述の実施形態に限定されない。各実施形態の各構成はこれらを適宜組み合わせたり、省略したり、図示しない他の構成と組み合わせたりすることができる。例えば、実施形態1と実施形態2とを組み合わせて、センサICとプリンタ本体とのパワーおよび制御信号、検出信号の授受を、無線によって行うような構成とすることもできる。また、電気配線45は、パワーやデータ以外に、半導体ICからの熱を逃がす経路としても利用することもできる。この場合には、保護層をヒートシンクとして利用することも可能である。
液体吐出装置の構成の一例を示す概略平面図。 第1の実施形態におけるインクカートリッジの概略構造を示す分解斜視図。 (a)は、第1の実施形態におけるインクパックの概略展開図。(b)は、(a)のP領域における金属層の構造を示す詳細図。(c)は、(b)におけるB−B断面図。 (a)〜(c)は、センサICの実装工程の概略を示す、図3(b)のB−B断面図。 (a)および(b)は、インク残量とインクパックの側面の状態との関係を示す図2のA−A断面図。 センサICとプリンタ本体との電気的接続および機能ブロックを示すブロック図。 第2の実施形態におけるインクカートリッジの概略構造を示す分解斜視図。 (a)は、第2の実施形態におけるインクパックの概略展開図。(b)は、(a)におけるフィルムの金属層の構造を示す概略展開図。 無線ICとプリンタ本体との電気的接続および機能ブロックを示すブロック図。
符号の説明
10…液体吐出装置としてのプリンタ、20…カートリッジホルダ、21…ホルダ端子部、22…本体側アンテナ、30a〜30d…液体容器としてのインクカートリッジ、33…袋状体としてのインクパック、34…供給部、35…前端溶着部、36…後端溶着部、37…上面、38…底面、39,39a,39b…側面、41…ケース外端子部、42…ケース内配線、43…ケース内端子部、44…パック端子部、45,45a〜45d…電気配線、46…センサIC、47…折り目、48a,48b…中央溶着部、51…保護層、52…表面層、53…中間層、54…裏面層、55…中間部材、56a,56d…IC電極、57…IC基体、58…発光素子、59…受光素子、60…フィルム、61…金属層、62…遮蔽突起、63…仮転写基板、64…水溶性仮接着剤、65…導電性接着剤、66…接着剤、67…剥離層、68…ガラス基板、69…照射光、70…インク、71…発射光、72…反射光、80…アンテナパターン、81…無線IC、90…制御部、91…中央制御部、92…センサ制御部、93…残量演算部、94…パワー源、95…データ変調復調部、96…残量一時記憶部、97…動作履歴一時記憶部、101…データ変調復調部、102…記憶部。

Claims (8)

  1. プラスチック層で金属層を挟んだフィルムで形成された袋状体と、当該袋状体から液体を導出可能な供給部とを備える液体容器であって、
    前記フィルムは、前記液体を収容する空間を構成する面に対応して形成された、前記液体の保護層としての前記金属層と、
    前記保護層から電気的に絶縁された電気配線としての前記金属層と、を備えることを特徴とする液体容器。
  2. 前記電気配線の少なくとも一部としてアンテナパターンが形成され、
    前記アンテナパターンは、前記液体を収容する空間を構成する面とは異なる領域に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液体容器。
  3. 請求項2に記載の液体容器において、
    前記アンテナパターンに対応する領域の表面には、前記アンテナパターンを介してパワーないしデータを授受する無線ICが備えられていることを特徴とする液体容器。
  4. 前記フィルムの表面に半導体ICを備えていて、
    前記半導体ICと前記電気配線とは、導電性の中間部材を介して電気的に接続されていることを特徴とする請求項1ないし2のいずれか一項に記載の液体容器。
  5. 請求項1ないし3のいずれか一項に記載の液体容器において、
    前記袋状体の側面には、前記側面を前記袋状体の内方へ折り込み可能なように折り目が形成され、
    前記側面には、前記側面の折り込みの状態を検出するセンサICが実装され、
    前記センサICと電気的に接続される前記電気配線が形成されていて、
    少なくとも前記液体容器が前記液体吐出装置に搭載された状態において、前記センサICは、当該電気配線を介してパワーを供給され、且つ/または、検出結果を出力することを特徴とする液体容器。
  6. 前記センサICは、受光素子および発光素子を備えていて、前記折り目を境とした前記側面の一方の側に実装され、
    少なくとも前記液体容器が液体吐出装置に搭載された状態において、前記発光素子から発射光が出射され、
    前記折り目を境とした前記側面の他方の側を反射面として、前記受光素子が前記発射光の反射光を検出し、
    前記受光素子の検出結果によって、前記一方の側の面と前記他方の側の面との距離が検出されることを特徴とする、請求項5に記載の液体容器。
  7. プラスチック層で金属層を挟んだフィルムで形成された袋状体と、当該袋状体から液体を導出可能な供給部とを備える液体容器を搭載する液体吐出装置であって、
    前記フィルムは、前記液体を収容する空間を構成する面に対応して、前記液体の保護層として前記金属層が形成され、
    前記液体を収容する空間を構成する面に対応する領域外に、アンテナパターンを含んだ電気配線として前記金属層が形成され、
    前記アンテナパターンを含んだ電気配線を介して、前記液体容器と前記液体吐出装置との間でパワーないしデータの授受が行われることを特徴とする、液体吐出装置。
  8. プラスチック層で金属層を挟んだフィルムで形成された袋状体と、当該袋状体から液体を導出可能な供給部とを備える液体容器を搭載する液体吐出装置であって、
    前記袋状体の側面には、前記側面を前記袋状体の内方へ折り込み可能なように折り目が形成され、
    前記折り目を境とした前記側面の一方の面には、前記一方の面の傾きを検出するセンサICが実装され、
    前記フィルムの、前記液体を収容する空間を構成する面に対応して、前記液体の保護層として前記金属層が形成され、
    前記センサICと電気的に接続される前記電気配線が形成されていて、
    前記センサICは、当該電気配線を介してパワーを供給され、且つ/または、検出結果を出力し、
    前記センサICが検出した前記一方の面の傾きの情報から、前記液体容器の液体残量が検出されることを特徴とする液体吐出装置。
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