JP2006035053A - 酸化・還元水の生成方法、酸化・還元水及び酸化・還元水の生成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 対象水を使用者の所望する酸化還元電位とpHを有する酸化・還元水に生成する方法であって、対象水にpH調整剤が添加され所望するpHに調整し、pH調整された対象水を電解槽に収容し、所定間隔を有する第1電極及び第2電極と、第1及び第2電極の間に配される第3電極とを対象水が収容された電解槽に挿入し、第1電極及び第2電極に交流電圧を印加させるとともに、第3電極に交流電圧から整流素子を利用して得られる交流成分を含む直流電圧を印加させて、対象水の酸化還元電位を低下させることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
特許文献1乃至3に記載される発明は、第1及び第2電極の周辺に於ける水の間に電位差が発生し、この電位差で水の整流作用により該水に直流電流が流れ、該水が電気分解され、水中に気泡が発生し、水の標準酸化還元電位を下げ、還元電位とすることができる。
このように水を処理すると、水を殺菌することができる。また、水中の有機化合物のあるものはガス化して抜け、他のものは沈殿され、容易に分離でき、きれいな水を上澄水として得ることができた。
また、上記する如く、特許文献1乃至3に記載される発明では、還元水は生成することはできても、強酸性水で酸化還元電位の低い酸化水及び/又は還元水を生成することはできなかった。
つまり、従来、pH値の高い(アルカリ性の)水を酸化還元電位の低い水になるよう酸化還元電位が調整された水は存在していたが、pH値の低い(酸性の)水で酸化還元電位の低いものは存在していなかった。
これらの発明を提供することによって、上記課題を悉く解決する。
また、高周波交流を利用することなく、商用電源から供給される交流電圧を複雑な構成を有する装置を利用することなく直接利用することができるので、廉価に所望する酸化・還元水を得ることができる。さらに、この交流電圧から正弦波を有する直流電圧を第3電極に印加することができるので、極めて効率良く酸化還元電位の低下を促すことができる。
本発明の酸化・還元水の生成方法及びこの生成方法による酸化・還元水を図面を参照しつつ説明する。
本発明で使用される電解装置(1)について説明する。
図1は、本発明で使用される電解装置(1)の概略構成図であり、(a)は概略斜視図であり、(b)は第1電極、第2電極及び第3電極の一実施例の配置図であり、(c)は概略回路図である。尚、図2は、電解装置の他の実施形態を示している。
この電解装置(1)は、電解槽(2)、変圧部(3)、第1電極(41)、第2電極(42)、第3電極(43)及び整流素子(5)を有している。
この電解装置(1)は、商用交流電源(6)に接続される。この商用交流電源(6)は所謂一般家庭において供給されている交流電源であり、100Vの50又は60Hzの出力を有している。
尚、本発明で使用される対象水は、説明の都合上、水道水等の水を対象としているが、特に限定されるものではなく、多種多様な水を利用することができる。
尚、図1(a)で示される電解槽(2)は円筒形状を有している。
この変圧部(3)は、入力電圧(商用交流電源)の約100Vの電圧を、第1電極(41)及び第2電極(42)間において電界強度0.1〜10V/mmが印加されるように降下させる。この降下される電圧は、特に限定される電圧値ではないが、後述するこの電解装置(1)の所要電力が対象水1Lあたり30W、好ましくは20W以内に納まることが好ましい。上記のような所要電力に納めることによって、消費電力を小さくすることができ、省電力で電解装置(1)を使用することができるからである。
この変圧部(3)が第1電極(41)及び第2電極(42)に供給する電流は、0.04〜5Aであり、最も好ましいのは、水素が酸素よりも先に発生する低電圧低電流に設定されることである。
このとき、電解槽(2)では、第1及び第2電極(41、42)からの電磁場エネルギーにより、下記(数1)のような水の解離が促進される。
2H2O ⇔ H3O+ + OH−
水素イオンH+と水酸化物イオンOH−は、夫々水分子と水和して安定化しようと働き、ヒドロニウムイオン(H3O+)と水(H2O)に水酸化物イオン(OH−)が吸着(配位)してヒドロキシルイオン(H3O2 −)が生成されることになる。ヒドロニウムイオンは放電電位が低いため水素ガスとなり消滅するが、ヒドロキシルイオンは放電電位が高いためこのイオン状態を維持して水中に拡散されることになる。
また、上記する電流が0.04A未満であると、第1電極(41)及び第2電極(42)において電気分解が生じにくく、0.1Aを超えると酸素の発生量が多くなり、酸化還元電位の低い対象水が効率良く得ることができなくなるからである。
尚、この第1及び第2電極(41、42)間に係る電流値は、上記する範囲内において、対象となる水に対応するように適宜変更される。
この第1電極(41)及び第2電極(42)は、方形板状又は方形網状に形成される(図1(b)参照)。
この第1及び第2電極(41及び42)は、鉄、銅、ステンレス、チタン、白金、金、イリジウム、パラジウム等の酸化還元電位を降下させる金属素材で形成されている。
第1電極(41)と第2電極(42)は、所定間隔(D)を開けて並列に配置されている。この所定間隔(D)は、0.5〜2.5mmに、好ましくは、約1.2〜1.8mmになるよう配置されている。
この間隔(D)が0.5mm未満であると、電極において気泡が確実に抜けなくなり水の電気分解を阻害する要因となり得るからであり、2.5mmより大きくなると電極に上記する以上の電力を供給しなければならないからである。
この第3電極(43)は、変圧部(3)の他の端子に接続されている。また、変圧部(3)と第3電極(43)の間には、第3電極(43)に印加される印加電圧を一方向の直流電圧にする整流素子(5)が設けられている。
第3電極(43)は、第1及び第2電極(41、42)と同様に、方形板状又は方形網状に形成されている。尚、第1乃至第3電極(41、42、43)が網状に形成されることによって、電極から発生する気泡の除去を効率良く行うことができる。
この整流素子(5)は、ダイオードが採用されており、第3電極(43)から変圧部(3)に流れる方向を順方向となるように配置されている。このため、第3電極(43)に印加される電圧は、交流成分を含む直流電圧となる。
図4(a)は、第1及び第2電極に印加される電力波形を示し、図4(b)は第3電極に印加される電力波形を示す。
尚、この第3電極(43)に係る直流電圧の波形は、歪みを有する正弦波の形状を有するように設定されることが好ましい。
上記する如く、第1乃至第3電極(41、42及び43)を配置することによって、変圧部(3)を有する一のループ回路として構成されていることになる(図1(c)参照)。
また、第1乃至第3電極(41、42及び43)を複数用意し、各電極を上記するような配置にするとともに、図2(a)(b)で示される如く回路を利用することもできる。
尚、図2は、2つの電解促進部(4)を利用した場合の一実施例を示し、(a)では、2組の第1電極(41、41’)及び第2電極(42、42’)を変圧部(3)の夫々の端子側に接続し、第3電極(43、43’)を接続して変圧部(3)の各端子側に整流素子(5、5’)と伴って接続されている。この場合、第3電極側には図4(c)で示される直流電圧が印加されることになる。
また、図2(b)は、別の実施形態を示している。
図2(b)に示される装置(100)は、一の商用交流電源(6)から複数の電解促進部を利用して構成されている。この装置(100)は、商用交流電圧(6)を変圧する変圧部(3)と、変圧部(3)に接続されて交流電圧を整流するブリッジ整流回路(110)が接続されている。この装置(100)は、一対の両端電極(α)と、一対の両端電極(α)の間に配される中央電極(β)からなる電解促進部(101)を複数有している。この両端電極(α)と中央電極(β)は、図2(b)で示される如く、ブリッジ整流回路(110)により生じる各ブリッジ間の電位差を利用して、両端電極(α)と中央電極(β)に電位差が生じるように接続されている。
尚、図2(b)では、電解促進部(101)が8個設けられており、各ブリッジ整流回路(101)間の電位差を利用するとともに、各ブリッジ間における電位差の高低を利用する2種類の電解促進部(101)が示されている。
また、この装置(100)には、ブリッジ整流回路(110)の両出力端子(111)に夫々出力端電極(θ)が接続され、出力端電極(θ)の間にブリッジ整流回路(110)の入力端子(112)に接続される入力端電極(γ)が配されている。この出力端電極(θ)と入力端電極(γ)により電解促進部(113)が形成されている。この電解促進部(113)は、図2(b)で示す如く、入力端電極(γ)を二つ利用することができるので、二の電解促進部(113)を形成することができる。
尚、この装置(100)の上記以外の構成は、装置(1)と同様であり、後述する実施例において装置(1)の代わりに使用することができる。
この電解促進部(120)は、変圧器(3)にブリッジ整流回路(123)が接続され、このブリッジ整流回路(123)の二の出力端子(124)に出力端電極(121)が夫々接続されている。二の電極(121)の間には、ブリッジ整流回路(123)の入力端子(125)に接続される入力端電極(122)が配されている。この入力端電極(122)は、メッシュ状であることが好ましい。この入力端電極(122)がメッシュ状に構成されることによって、水の電気分解を効果的に促進させることができる。また、この入力端電極(122)を設けることにより、出力端電極(121)間の中間にある電位を確保することができ、効果的に水の電気分解を促進させることができる。
尚、上記する電解促進部(120)のメッシュ状の電極を利用することは、図2(b)で示される電解促進部(113)の電極に適用することができるとともに、第1乃至第3電極(41、42,43)の各電極に適用することもできる。
以上が本発明で使用される電解装置(1)の構成の説明である。
まず、電解槽(2)に約2Lの水道水等の対象水を収容する。
対象水を収容した後に、電解装置(1)を商用電源(6)に接続する。電解装置(1)の電解促進部(4)を対象水に浸すように電解槽(2)に挿入する。
次いで、電解装置(1)の電源を入れる。
このとき、第1電極(41)及び第2電極(42)に印加される電圧及び電流は、約10Vで約2Aに設定し、消費電力を20Wにしておく。対象水1Lあたり約10Wの消費電力となる。
第1電極(41)及び第2電極(42)では酸素が発生し、第3電極(43)では水素が発生することになる(化学式(数1)参照)。
このとき、還元体である水素の発生量が、酸化体である酸素の発生量を上回るので、対象水は酸化還元電位が効果的に降下することになる。
尚、この対象水は、電解装置(1)の使用時間に比例して酸化還元電位が低下するので、所望する酸化還元電位になるまで、電解装置(1)を使用する。
例えば、図5に於いて、境界線Aより上方の領域は、水の酸化分解領域であり、境界線Bより下方は、水の還元分解領域であり、境界線A及び境界線Bで囲まれる領域は、通常大気環境下の水存在領域である。尚、各領域に於ける存在する代表的な水(同じ酸化還元電位及びpHの値を有する物質)を簡単に説明すると、(a)は強酸性水、(b)は入浴剤による浴槽水、(c)は天然温泉水、(d)は皮膚に含有される水、(e)はミネラルウォーター、(f)は日本食や健康食品に含有される水、(g)は生体臓器に含有される水、(h)はミネラル還元水、(i)は電解還元温泉水、(j)は胃酸、(k)はアルカリ還元水、(l)は弱アルカリ還元水、(m)は強アルカリ性水である。尚、(n)は通常の家庭用の水道水である。
上記する如く、水はpH及び酸化還元電位の値において各種特徴を有することが解り、夫々のpH及び/又は酸化還元電位にその性質が依存する。
pH調整剤は、食品添加物として認定を受けている調整剤を使用することが好ましい。食品添加物として認定を受けている調整剤を使用することによって、対象水を飲用水として利用することができ、安全性の高いものとすることができる。
pHの数値を下げる(酸性とする)pH調整剤としては、クエン酸、グルコン酸、コハク酸d-酒石酸、dl-酒石酸、乳酸、酢酸、氷酢酸、フマル酸、dl-リンゴ酸等を例示することができる。
pHの数値を上げる(アルカリ性とする)pH調整剤としては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、液体かんすい、固形かんすい、リン酸二カリウム、リン酸三カリウム等を例示することができる。
上記するpH調整剤は、特に限定するものではなく、食品添加物として認定を受けているpH調整剤であれば採用することができる。
本装置(1)を使用した場合の酸化還元電圧の変化を示す実施例を説明する。
図6は、本発明の酸化・還元水を生成した場合の対象水の酸化還元電位とpH値の変化を示すグラフである。
この実施例において、使用された条件は、外気気温「25.5℃」、水温「22.5℃」、湿度「85%」、試験水量「5L」、pH「7.9」、酸化還元電位(ORP)「486mV」に設定されている。
上記する方法により、対象水を所望する酸化還元電位及びpHを有する酸化・還元水とする工程の説明をする。
図7は、対象水を所望する酸化還元電位及びpHを有する酸化・還元水とする一実施例の工程を示す。図7で示される一実施例においては、水道水を対象水として胃酸(酸化還元電位「−0.4V」、pHの値「2」)と同じ酸化還元電位及びpHの値を有する水を生成する方法を説明する。
電解装置(1)は、第1電極(41)及び第2電極(42)は3.0mmの間隔を有して配置されるとともに、第3電極(43)は、第1及び第2電極(41、42)から1.5mmの間隔を有して設けられている。また、変圧部(3)は、商用電源(6)からの電力を交流電圧2V及び交流電流0.8Aに設定され、第1及び第2電極(41,42)に供給するように設定されている。
家庭用に通常供給される水道水から対象水2Lを収集する。この対象水は、酸化還元電位「0.6V」、pHの値「7.8」を有している。
この2Lの対象水にpH調整剤を加え、元のpH値「7.8」から所望するpH値「2」になるように調整する(S1)。
このとき、pHの値を小さくするように促す酸性のpH調整剤を使用する。このpH調整剤としてクエン酸を使用する。この酸化還元電位「−0.4V」の対象水の場合、クエン酸は、pHの値「2」となるまで、0.2〜2g加えられることになる。
次に、このpH調整された2Lの対象水を電解槽(2)に収容し、電解装置(1)を使用して、所望する酸化還元電位を有するまで、商用電源により、交流電圧8〜12V及び交流電流1.5A印加する(S2)。
このとき、酸化還元電位は、電解促進部(4)を挿入し、上記する電圧及び電流を印加した時点から酸化還元電圧の降下が見受けられる。
所望する酸化還元電位まで酸化還元電位が降下した時点で、印加を停止する。
このとき、印加開始から5〜20分後に酸化還元電位が所望する値「−0.4(V)」となる。図7では、酸化還元電位が、約−0.4Vになるまで降下させている様子を示す。
このようにして、酸化還元電位が約「−0.4V」でpHが約「2」の酸化・還元水を得られることになる。
この対象水は、胃酸と同様の酸化還元電位とpHを有しているので、治療用の水として使用することができる。
次に、対象水を所望する酸化還元電位及びpHを有する酸化・還元水とする他の工程の説明をする。
図8は、対象水を所望する酸化還元電位及びpHを有する酸化・還元水とする他の一実施例の工程を示す。図8では、水道水等の対象水を弱アルカリ性水(酸化還元電位「−0.3V」及びpHの値「11」)を生成する方法を説明する。尚、電解装置(1)は上記する一実施例における電解装置を使用する。
家庭用に通常供給される水道水から対象水2Lを収集する。この対象水は、酸化還元電位「0.6V」、pHの値「7.8」を有している。
この2Lの対象水を電解槽(2)に収容し、pH調整剤を使用して、pHが「11」となるまで、pH調整剤を加える(S3)。
このとき使用されるpH調整剤は、pHの値を大きくする炭酸ナトリウムを使用する。
このpH調整剤として炭酸ナトリウムを使用する。この酸化還元電位「−0.3V」の対象水の場合、炭酸ナトリウムは、pHの値「11」となるまで、0.5〜1g加えられることになる。
次に、このpH調整された対象水に電解促進部(4)を浸し、電解装置(1)を使用して、所望する酸化還元電位を有するまで、商用電源により、交流電圧8〜12V及び交流電流1.5A印加する(S4)。
このとき、酸化還元電位は、電解促進部(4)を挿入されて、上記する電圧及び電流を印加した時点から酸化還元電圧の降下が見受けられる。
このとき、印加開始から5〜20分後に酸化還元電位が所望する値「−0.3(V)」となる。図8では、酸化還元電位が、約−0.3Vになるまで降下させている様子を示す。
所望する酸化還元電位まで酸化還元電位が降下した時点で、印加を停止する。図8では、酸化還元電位が、約−0.3Vになるまで降下させている。
このようにして、酸化還元電位が約「−0.3V」でpHが約「11」の酸化・還元水を得られることになる。
この対象水は、弱アルカリ水と同様の酸化還元電位とpHを有しているので、健康飲料として市販されている弱アルカリ水として容易に生成することができる。
2・・・・電解槽
41・・・第1電極
42・・・第2電極
43・・・第3電極
5・・・・整流素子
6・・・・商用交流電源
101・・電解促進部
110・・ブリッジ整流回路
111・・出力端子
112・・入力端子
113・・電解促進部
120・・電解促進部
121・・出力端電極
122・・入力端電極
123・・ブリッジ整流回路
α・・・・両端電極
β・・・・中央電極
θ・・・・出力端電極
γ・・・・入力端電極
Claims (12)
- 対象水を使用者の所望する酸化還元電位とpHを有する酸化・還元水に生成する方法であって、
前記対象水にpH調整剤が添加され所望するpHに調整し、
前記pH調整された対象水を電解槽に収容し、
所定間隔を有する第1電極及び第2電極と、該第1及び第2電極の間に配される第3電極とを前記対象水が収容された前記電解槽に挿入し、
前記第1電極及び前記第2電極に交流電圧を印加させるとともに、前記第3電極に該交流電圧から整流素子を利用して得られる交流成分を含む直流電圧を印加させて、前記対象水の酸化還元電位を低下させることを特徴とする酸化・還元水の生成方法。 - 前記第3電極を、前記第1電極及び第2電極の略中央に配置することを特徴とする請求項1記載の酸化・還元水の生成方法。
- 前記第1電極及び前記第2電極間の電界強度を、0.1〜10V/mmとすることを特徴とする請求項1又は2に記載の酸化・還元水の生成方法。
- 前記第1電極及び第2電極に流れる電流を、0.04〜5Aとすることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の酸化・還元水の生成方法。
- 前記pH調整剤が食品添加物として認定を受けていることを特徴とする請求項1記載の酸化・還元水の生成方法。
- pHの値を調整するために食品添加物として認定を受けているpH調整剤が添加された後、電気分解により酸化還元電位が低下された酸化・還元水。
- 前記電気分解による酸化還元電位の低下が、
対象水を電解槽に収容し、
所定間隔を有する第1電極及び第2電極と、該第1及び第2電極の間に配される第3電極を前記電解槽に挿入し、
前記第1電極及び前記第2電極に交流電圧を印加させるとともに、前記第3電極に該交流電圧から整流素子を利用して得られる交流成分を含む直流電圧を印加させて、前記対象水の酸化還元電位を低下させることを特徴とする請求項6記載の酸化・還元水。 - 前記pH調整剤は、前記酸化・還元水のpHが酸性の値を示す場合は酸性の調整剤であり、該酸化・還元水のpHがアルカリ性の値を示す場合はアルカリ性の調整剤であることを特徴とする請求項6又は7記載の酸化・還元水。
- 前記pH調整剤が食品添加物として認定を受けていることを特徴とする請求項6記載の酸化・還元水。
- 一対の両端電極と、該一対の両端電極の間に配される中央電極からなる電解促進部を複数有する酸化・還元水の生成装置であって、
商用交流電源からの交流電圧を整流するブリッジ整流回路を有し、
前記両端電極と前記中央電極とが前記ブリッジ整流回路による電位差を有するように接続されていることを特徴とする酸化・還元水の生成装置。 - 前記ブリッジ整流回路の両出力端子に夫々出力端電極が接続され、前記出力端電極の間に該ブリッジ整流回路の入力端子に接続される入力端電極が配されていることを特徴とする請求項10記載の酸化・還元水の生成装置。
- 前記入力端電極がメッシュ状であることを特徴とする請求項11記載の酸化・還元水の生成装置。
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