JP2006034105A - ペットの排便処理具及び排便処理具の装着方法 - Google Patents
ペットの排便処理具及び排便処理具の装着方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006034105A JP2006034105A JP2004214009A JP2004214009A JP2006034105A JP 2006034105 A JP2006034105 A JP 2006034105A JP 2004214009 A JP2004214009 A JP 2004214009A JP 2004214009 A JP2004214009 A JP 2004214009A JP 2006034105 A JP2006034105 A JP 2006034105A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pet
- opening
- closing
- defecation
- tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Housing For Livestock And Birds (AREA)
Abstract
【課題】ペットの肛門付近に複雑にして装着することなく容易且つ迅速に装着すると共に、ペットの排便を衛生的に処理し得るペットの排便処理具及びその装着方法を提供する。
【解決手段】隙間を開閉する開閉具2,2を、体毛を有するペットの肛門付近の左右両サイドに配設するように取付枠1に取付けると共に、ペットの尻尾付近の胴上部に開閉具3を配設して連結部材4,4で連結し、取付枠1の内側には係止部材5を設けて、該係止部材5に排便収納袋を着脱可能に係止させ、袋口がペットの肛門周囲に当接するようにしてなり、前記開閉具2,2と開閉具3の隙間を開閉させることにより該開閉具の隙間にペットの体毛を挟持又は緩和させてペットの肛門付近に着脱自在に装着するようにしたペットの排便処理具、及び排便処理具の装着方法。
【選択図】図1
【解決手段】隙間を開閉する開閉具2,2を、体毛を有するペットの肛門付近の左右両サイドに配設するように取付枠1に取付けると共に、ペットの尻尾付近の胴上部に開閉具3を配設して連結部材4,4で連結し、取付枠1の内側には係止部材5を設けて、該係止部材5に排便収納袋を着脱可能に係止させ、袋口がペットの肛門周囲に当接するようにしてなり、前記開閉具2,2と開閉具3の隙間を開閉させることにより該開閉具の隙間にペットの体毛を挟持又は緩和させてペットの肛門付近に着脱自在に装着するようにしたペットの排便処理具、及び排便処理具の装着方法。
【選択図】図1
Description
本発明は、体毛を有する犬などのペットの肛門付近に着脱自在に装着して、ペットの排便時の糞が直接袋内に回収されるようにしたペットの排便処理具及び排便処理具の装着方法に関するものである。
近年のペットブームにより犬や猫等のペットを家庭で飼う人が多くなり、排泄される糞(排便)を処理するのにペットの排泄が終了した後に行うやり方が一般的になされており、飼い主は排泄された糞をその都度、袋に回収したりして処理しており、箸やシャベル等で悪臭のある糞を摘んだり、拾い上げたりして回収しなければならない煩わしさがある。
上記回収に要する煩わしさをなくするため、ペットの体に装着して排便時の糞が直接袋内に回収されるようにしたペットの糞処理具や糞処理装置が開示されている。
例えば、特許文献1には、ペットに装着可能な装着具と、該装着具に装着用弾性体を介して接続すると共に、ペットの尻に圧接させる枠体押えと、ペットの尻と枠体押えとの間に介装する袋装着用枠体と、その開口部を袋装着用枠体に装着させ、枠体押えの袋挿通孔を介して枠体押え外方に配置させる処理用袋とからなり、ペットの糞が直接袋内に収容されるように構成されたペット用糞処理装置が開示されており、特許文献2には、犬の腰部ないし臀部に採糞装着具を装着し、犬の肛門に対向させて糞収容袋を袋取付具等を介して前記糞装着具に取脱可能に取付けるようにした犬の採糞処理具及び糞収容袋が開示されている。
特開平6−62698号公報
特開平10−66470号公報
例えば、特許文献1には、ペットに装着可能な装着具と、該装着具に装着用弾性体を介して接続すると共に、ペットの尻に圧接させる枠体押えと、ペットの尻と枠体押えとの間に介装する袋装着用枠体と、その開口部を袋装着用枠体に装着させ、枠体押えの袋挿通孔を介して枠体押え外方に配置させる処理用袋とからなり、ペットの糞が直接袋内に収容されるように構成されたペット用糞処理装置が開示されており、特許文献2には、犬の腰部ないし臀部に採糞装着具を装着し、犬の肛門に対向させて糞収容袋を袋取付具等を介して前記糞装着具に取脱可能に取付けるようにした犬の採糞処理具及び糞収容袋が開示されている。
しかしながら、上記特許文献1に開示されたペット用糞処理装置は、犬等のペットの胴前側に装着する装着具と、尻部分に当てがう枠体押えとに装着用弾性体を引掛け、ペットの尻と枠体押えとの間に袋装着用枠体を介在させて枠体押えの袋挿通孔より外方へ処理用袋を配置して犬へ装着するようにしてあり、特許文献2に開示された犬の採糞処理具および糞収容袋においては、ベルト状の装着具を折り曲げたりして構成した採糞装着具を犬の腰部から臀部にかけ、両方の後脚に引掛けて腰部の背中側で交叉させ、その両方の先端を首輪に着脱可能に係止して犬に装着できるようにし、ベルト状の装着具の臀部側の両側部には、鳩目具やホック等の係止具を一定の間隔で取付け、該係止具に所定の大きさの袋取付具を被係止具を介して取脱可能に取り付けるようにしてあり、ペットへの取付け装着が複雑でペットへの負担が大きく容易且つ迅速に装着できない問題点がある。
本発明は、上記問題点に鑑み、以下に記載するような手段を講じてなるペットの排便処理具及び排便処理具の装着方法を提供しようとするものである。
すなわち、
(1)排便収納袋を着脱可能に係止させて袋口がペットの肛門周囲に当接するように係止部材を設けた取付枠に、隙間を開閉する開閉具を取付け配設し、該開閉具の隙間を開閉させて開閉具の隙間にペットの体毛を挟持又は緩和するように構成されてなることを特徴とするペットの排便処理具。
(2)隙間を開閉する開閉具が、体毛を有するペットの肛門付近の左右両サイドと、尻尾付近の胴上部に配設される構成にしてなることを特徴とする前項(1)記載のペットの排便処理具。
(3)ペットの肛門付近に配設される開閉具若しくは開閉具を取付けた取付枠が、フレキシブルな連結部材で連結されてなることを特徴とする前項(1)又は(2)記載のペットの排便処理具。
(4)隙間を開閉する開閉具が、隙間を開けた状態と、閉じてペットの体毛を挟持した状態で固定される構造にしてなることを特徴とする前項(1)乃至(3)のいずれか1項に記載のペットの排便処理具。
(5)隙間を開閉する開閉具が、コイルバネ状に巻かれた形状の巻き線であることを特徴とする前項(1)乃至(4)のいずれか1項に記載のペットの排便処理具。
(6)コイルバネ状に巻かれた巻き線が、ペットの体毛を挟持しやすく変形させて形成されると共に、弾性質の皮膜でコーティングされた巻き線であることを特徴とする前項(5)記載のペットの排便処理具。
(7)ペットの肛門付近に配設される開閉具若しくは開閉具を取付けた取付枠に、排便処理具の装着を表示する表示部材が組み込まれていることを特徴とする前項(1)乃至(6)のいずれか1項に記載のペットの排便処理具。
(8)排便収納袋を着脱可能に係止させて袋口がペットの肛門周囲に当接するように係止部材を設けた取付枠に、隙間を開閉する開閉具を取付け配設し、該開閉具を開閉させ、開閉具の隙間にペットの体毛を挟持又は緩和させてペットの肛門付近に着脱自在に装着することを特徴とするペットの排便処理具の装着方法。
すなわち、
(1)排便収納袋を着脱可能に係止させて袋口がペットの肛門周囲に当接するように係止部材を設けた取付枠に、隙間を開閉する開閉具を取付け配設し、該開閉具の隙間を開閉させて開閉具の隙間にペットの体毛を挟持又は緩和するように構成されてなることを特徴とするペットの排便処理具。
(2)隙間を開閉する開閉具が、体毛を有するペットの肛門付近の左右両サイドと、尻尾付近の胴上部に配設される構成にしてなることを特徴とする前項(1)記載のペットの排便処理具。
(3)ペットの肛門付近に配設される開閉具若しくは開閉具を取付けた取付枠が、フレキシブルな連結部材で連結されてなることを特徴とする前項(1)又は(2)記載のペットの排便処理具。
(4)隙間を開閉する開閉具が、隙間を開けた状態と、閉じてペットの体毛を挟持した状態で固定される構造にしてなることを特徴とする前項(1)乃至(3)のいずれか1項に記載のペットの排便処理具。
(5)隙間を開閉する開閉具が、コイルバネ状に巻かれた形状の巻き線であることを特徴とする前項(1)乃至(4)のいずれか1項に記載のペットの排便処理具。
(6)コイルバネ状に巻かれた巻き線が、ペットの体毛を挟持しやすく変形させて形成されると共に、弾性質の皮膜でコーティングされた巻き線であることを特徴とする前項(5)記載のペットの排便処理具。
(7)ペットの肛門付近に配設される開閉具若しくは開閉具を取付けた取付枠に、排便処理具の装着を表示する表示部材が組み込まれていることを特徴とする前項(1)乃至(6)のいずれか1項に記載のペットの排便処理具。
(8)排便収納袋を着脱可能に係止させて袋口がペットの肛門周囲に当接するように係止部材を設けた取付枠に、隙間を開閉する開閉具を取付け配設し、該開閉具を開閉させ、開閉具の隙間にペットの体毛を挟持又は緩和させてペットの肛門付近に着脱自在に装着することを特徴とするペットの排便処理具の装着方法。
上記手段にて記載するように本発明は、排便収納袋を着脱可能に係止させて袋口がペットの肛門周囲に当接するように係止部材を設けた取付枠に、隙間を開閉する開閉具を取付け配設し、該開閉具の隙間を開閉させて開閉具の隙間にペットの体毛を挟持又は緩和して装着するようにしたものであるから、ペットの肛門付近に任意で着脱自在に装着できて、取付け装着に手間を要せず迅速に装着するのに効果を奏すると共に、衛生的に排便処理が行え、ペットへの負担も小さい。
又、開閉具の隙間を開けた状態と、閉じてペットの体毛を挟持した状態で固定されるようにし、且つ開閉具をコイルバネ状に巻かれた巻き線にしてペットの体毛を挟持しやすく変形させ、弾性質の皮膜でコーティングしたことにより、ペットの体毛が巻き線と巻き線の間の連続して形成された隙間に確実に挟持又は緩和されると共に、体毛を挟持した状態が保持されて脱落を防止するのに有効となる。
更に、ペットの肛門付近に配設される開閉具若しくは開閉具を取付けた取付枠に、排便処理具の装着を表示する表示部材が組み込まれることにより、暗闇時などでの視認に好適となる。
本発明を実施するための最良の形態は、排便収納袋を着脱可能に係止させて袋口がペットの肛門周囲に当接するように係止部材を設けた取付枠に、隙間を開閉する開閉具を取付け配設し、該開閉具の隙間を開閉させて開閉具の隙間にペットの体毛を挟持又は緩和するように構成して、前記開閉具が、体毛を有するペットの肛門付近の左右両サイドと、尻尾付近の胴上部に配設するようにしたものであり、以下その実施例について図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係るペットの排便処理具の実施例1を示すものであり、取付枠1の左右両サイドに開閉具2,2と、取付枠1の上方部に開閉具3が配設され、開閉具3の両端は、取付枠1の左右上端部にフレキシブルな連結部材(紐材)4,4で連結された構成となっており、前記開閉具2,2が体毛を有するペットの肛門付近の左右両サイドに、開閉具3が尻尾付近の胴上部に位置するように配設されて、開閉具2,2と、開閉具3の開閉によりその開閉隙間にペットの体毛を挟持又は緩和するようにして着脱自在に装着するようにしてある。取付枠1の内側には、排便収納袋を着脱可能に係止させて袋口がペットの肛門周囲に当接するようにするための係止部材5が設けてある。
前記取付枠1は、図1に示すようにL字状のフレーム1a,1bがピン1cで軸支されてコ字状に形成され、図2に示すようにピン1cを枢軸にしてペットの装着部の傾斜に合わせて屈曲できるようにしてあり、取付枠1の左右外側部に爪ラックガイドバー6,6が取付けられ、該爪ラックガイドバーにガイドされて開閉具2,2が移動可能にして取付け配設されている。
前記開閉具2,2は、図2に示すようにコイルバネ状に巻かれた巻き線にしてあり、巻き線の上端部と下端部にガイドカバー7,8を設けて、該ガイドカバーに設けられたガイド穴に爪ラックガイドバー6を嵌合挿通させて移動可能にしてあり、ガイドカバー8を止めボルト9により爪ラックガイドバー6に止めてガイドカバー7を引張ったり、押付けたりすることにより巻き線を伸縮させ、巻き線と巻き線の間の連続して形成された隙間Sを開閉するようにしてある。巻き線が、密着させてコイル状に巻かれたものであれば、引張った時に隙間Sが開いた状態となり、引張りを解除すると復元力により自然に閉じた状態となる。
そして、ガイドカバー7を引張って該ガイドカバーに付設されたストッパー7aの爪先を爪ラックガイドバー6の爪ラック6aに係止させることで巻き線と巻き線の間の隙間Sは開いた状態で固定され、ガイドカバー7を押付けてストッパー7aの爪先を爪ラック6bに係止させることで巻き線と巻き線の間の隙間Sは閉じた状態で固定される。
開閉具3は、図3に示すようにコイルバネ状に巻かれた巻き線にして、その上半部はラックカバー10により被覆されており、該ラックカバーは、二つのカバーが伸縮自在に嵌合されていて、両端部の連結用のフック10c,10cを引張ったり、押付けたりすることにより、ラックカバー10が伸縮すると共に巻き線も伸縮し、巻き線と巻き線の間の連続して形成された隙間Sが開閉するようにしてあり、ラックカバー10に設けられた、ラック10aに爪板10bの爪先を係止させることで前記隙間Sが開いた状態と閉じた状態で固定されるようにしてある。
なお、開閉具2,3は、爪ラック6a,6b、ラック10aにストッパー7a,爪板10bの爪先を係止させて開いた状態と閉じた状態で固定するようにしたが、これに限定するものではなく、例えばピンの出入により係止して開いた状態と閉じた状態で固定するようにしても良い。
なお、開閉具2,3は、爪ラック6a,6b、ラック10aにストッパー7a,爪板10bの爪先を係止させて開いた状態と閉じた状態で固定するようにしたが、これに限定するものではなく、例えばピンの出入により係止して開いた状態と閉じた状態で固定するようにしても良い。
前記開閉具2,3は円形のコイルバネ状に巻かれた巻き線にして、巻き線と巻き線の間の連続して形成された隙間Sを開閉させ、該隙間にペットの体毛を挟持又は緩和するようにしたものであるが、隙間を開閉させてペットの体毛を挟持又は緩和するには前記巻き線でなくても可能である。
又、コイルバネ状に巻かれた巻き線は、円形に限定されるものではなく、ペットの体毛を挟持しやすくするため、円形以外の異形に変形させて形成したり、或いは図4に示すように巻き線と巻き線の間の連続して形成される隙間Sの挟持部が例えば略垂直になるように曲げたり、図5に示すように巻き線の表面を弾性質の皮膜2aでコーティングした巻き線にすると良い。
係止部材5は、図1に示すように略L字状のフレーム5a,5bがピン5cで軸支されて略コ字状に形成され、図2に示すようにピン5cを枢軸にしてペットの装着部の傾斜に合わせて屈曲できるようにすると共に、取付枠1の内側に係止部材5の上端部が回動可能に軸支されていて、係止部5d,5dに排便収納袋の袋口部を着脱自在に係止させてペットの肛門周囲に袋口が当接するようにしてあり、排便収納袋が着脱可能に係止されて袋口がペットの肛門周囲に当接するように形成された係止部材であれば前記係止部材5に限定されるものではない。
図6は、本発明に係るペットの排便処理具の実施例2を示すものであり、ペットの肛門付近の左右両サイドに配設される開閉具2A,2Aと尻尾付近の胴上部に配設される開閉具3がフレキシブルな連結部材(紐材)4,4で連結された構成となっており、開閉具2A,2Aは取付枠に取付けず、個々に分離された状態でペットの肛門付近の左右両サイドに配設されて装着されるようにしてあり、開閉具2A,2Aの内側面には、排便収納袋を着脱可能に係止させて袋口がペットの肛門周囲に当接するための係止部材11が設けてある。
開閉具2A,2Aは、図7に示すようにコイルバネ状に巻かれた巻き線にして、その上半部はラックカバー10Aにより被覆されており、該ラックカバーは、二つのカバーが伸縮自在に嵌合されていて、両端部の連結用のフック10c,10cを引張ったり、押付けたりすることにより、ラックカバー10Aが伸縮すると共に巻き線も伸縮し、巻き線と巻き線の間の連続して形成された隙間Sが開閉するようにしてあり、ラックカバー10Aに設けられたラック10aに爪板10bの爪先を係止させることで前記隙間Sが開いた状態で固定されるようにしてある。
なお、開閉具2Aはラック10aに爪板10bの爪先を係止させて開いた状態と閉じた状態で固定するようにしたが、これに限定するものではなく、例えばピンの出入により係止して開いた状態と閉じた状態で固定するようにしても良い。
なお、開閉具2Aはラック10aに爪板10bの爪先を係止させて開いた状態と閉じた状態で固定するようにしたが、これに限定するものではなく、例えばピンの出入により係止して開いた状態と閉じた状態で固定するようにしても良い。
係止部材11は、図7の(A)に示すように開閉具2Aのラックカバー10Aの内側面に、一端がピン11cで軸支されたアーム11Aに係止爪11a,…を設けて、排便収納袋の袋口縁部を係止させるようにし、別端部に係合凸部11bを設けてキャッチ部材12に押込み係合させることにより、排便収納袋の袋口縁部が係止爪11a,…とラックカバー10Aの内側面とで支持されると共に、袋口がペットの肛門周囲に当接するようにしてある。
或いは前記係止部材11は、図7の(B)に示すように逆L字状の押え板11Bにして係止爪11a,…を設け、上面端部をラックカバー10Aの上面で軸11dにより支持し、軸11dに捩りバネ(図示せず)を介在させるなどして、押え板11Bの係止爪11a,…がラックカバー10Aの内側面を押付けるようにして排便収納袋の袋口縁部を支持するようにしても良い。いずれにせよ、係止部材11は、排便収納袋が着脱可能に係止されて、袋口がペットの肛門周囲に当接するようにしたものであれば良く、限定されるべきものではない。
又、開閉具2A,2Aのラックカバー10A,10Aの上面には、暗闇時などにその装着が視認されやすくするため、表示部材13,13が設けてあり、該表示部材は自然発光する発光部材が貼り付けられたり、或いは小型電池等を電源として、スイッチを介して発光ダイオード等を組み込むことにより発光表示するようにしても良い。表示部材13は、左右両方の開閉具2A,2Aのラックカバー10A,10Aに設けてあるのが片方だけでも良く、或いは開閉具3のラックカバー10に設けても良い。
図8は、以上のようにしてなるペットの排便処理具に使用される排便収納袋の例を示すものである。図8の(a),(b)に示す排便収納袋14,14Aの袋口縁部14aには紐14bが挿通されており、該紐14bは、ペットが排便した後に取り外した時、悪臭が放散しないように袋口を閉じること、及びペットの尻尾に結び付けて袋口がペットの肛門周囲に当接するように排便処理具の係止部材で係止するのに供することができるが、図8の(b)に示す排便収納袋14Aのように、弾力性の紐で別途に掛け輪14cを設けても良い。排便収納袋14,14Aの袋の内部は吸湿性の材料を使用するのが望ましく、排便を収納した排便収納袋は、袋口が閉じられた状態で廃物処理されることから、排便収納袋の材質は廃物処理可能な材料で製造されるのが望ましい。
図9は、実施例1にて示したペットの排便処理具を、犬の肛門付近に装着した例を示すものである。肛門付近の左右両サイドに配設された開閉具2,2と、尻尾付近の胴上部に配設された開閉具3により犬の体毛を挟持して装着され、排便収納袋14は、紐14bを犬の尻尾に結び付けると共に、係止部材5の係止部5dにより袋口縁部が係止されて押え付けられ、袋口が犬の肛門周囲に当接した状態となっている。
本発明は体毛を有するものであれば、ペットのみならず、家畜や動物園等で飼育されている動物にも利用の可能性がある。
1 取付枠
1a,1b,5a,5b フレーム
1c,5c,11c, ピン
2,2A,3 開閉具
2a 皮膜
4 連結部材
5,11 係止部材
5d 係止部
6 爪ラックガイドバー
6a,6b 爪ラック
7,8 ガイドカバー
7a ストッパー
9 止めボルト
10,10A ラックカバー
10a ラック
10b 爪板
10c フック
11A アーム
11a 係止爪
11B 押え板
11b 係合凸部
11d 軸
12 キャッチ部材
13 表示部材
14,14A 排便収納袋
14a 袋口縁部
14b 紐
14c 掛け輪
1a,1b,5a,5b フレーム
1c,5c,11c, ピン
2,2A,3 開閉具
2a 皮膜
4 連結部材
5,11 係止部材
5d 係止部
6 爪ラックガイドバー
6a,6b 爪ラック
7,8 ガイドカバー
7a ストッパー
9 止めボルト
10,10A ラックカバー
10a ラック
10b 爪板
10c フック
11A アーム
11a 係止爪
11B 押え板
11b 係合凸部
11d 軸
12 キャッチ部材
13 表示部材
14,14A 排便収納袋
14a 袋口縁部
14b 紐
14c 掛け輪
Claims (8)
- 排便収納袋を着脱可能に係止させて袋口がペットの肛門周囲に当接するように係止部材を設けた取付枠に、隙間を開閉する開閉具を取付け配設し、該開閉具の隙間を開閉させて開閉具の隙間にペットの体毛を挟持又は緩和するように構成されてなることを特徴とするペットの排便処理具。
- 隙間を開閉する開閉具が、体毛を有するペットの肛門付近の左右両サイドと、尻尾付近の胴上部に配設される構成にしてなることを特徴とする請求項1記載のペットの排便処理具。
- ペットの肛門付近に配設される開閉具若しくは開閉具を取付けた取付枠が、フレキシブルな連結部材で連結されてなることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のペットの排便処理具。
- 隙間を開閉する開閉具が、隙間を開けた状態と、閉じてペットの体毛を挟持した状態で固定される構造にしてなることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のペットの排便処理具。
- 隙間を開閉する開閉具が、コイルバネ状に巻かれた形状の巻き線であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のペットの排便処理具。
- コイルバネ状に巻かれた巻き線が、ペットの体毛を挟持しやすく変形させて形成されると共に、弾性質の皮膜でコーティングされた巻き線であることを特徴とする請求項5記載のペットの排便処理具。
- ペットの肛門付近に配設される開閉具若しくは開閉具を取付けた取付枠に、排便処理具の装着を表示する表示部材が組み込まれていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のペットの排便処理具。
- 排便収納袋を着脱可能に係止させて袋口がペットの肛門周囲に当接するように係止部材を設けた取付枠に、隙間を開閉する開閉具を取付け配設し、該開閉具を開閉させ、開閉具の隙間にペットの体毛を挟持又は緩和させてペットの肛門付近に着脱自在に装着することを特徴とするペットの排便処理具の装着方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004214009A JP2006034105A (ja) | 2004-07-22 | 2004-07-22 | ペットの排便処理具及び排便処理具の装着方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004214009A JP2006034105A (ja) | 2004-07-22 | 2004-07-22 | ペットの排便処理具及び排便処理具の装着方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006034105A true JP2006034105A (ja) | 2006-02-09 |
Family
ID=35899759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004214009A Pending JP2006034105A (ja) | 2004-07-22 | 2004-07-22 | ペットの排便処理具及び排便処理具の装着方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006034105A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200487731Y1 (ko) * | 2018-08-27 | 2018-10-29 | 곽현욱 | 반려동물 배설물 제거장치 |
-
2004
- 2004-07-22 JP JP2004214009A patent/JP2006034105A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200487731Y1 (ko) * | 2018-08-27 | 2018-10-29 | 곽현욱 | 반려동물 배설물 제거장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1511375B1 (en) | Jacket for domestic animals | |
US20090293337A1 (en) | Scooping Implement for Aquarium Fish, Etc. | |
US20030070340A1 (en) | Tag encasement | |
JP2006034105A (ja) | ペットの排便処理具及び排便処理具の装着方法 | |
US20070284898A1 (en) | Animal waste receptacle | |
US20220338447A1 (en) | Defecation panty for pets | |
JP3225462B2 (ja) | ペット用排便採取用具 | |
JP4074330B2 (ja) | 愛玩動物の糞処理具 | |
JP3202955U (ja) | 糞処理具及びその収納袋取付枠 | |
JP2019103413A (ja) | 糞処理具 | |
JP3085314U (ja) | 犬の糞処理具 | |
JP6908318B2 (ja) | 動物捕獲網 | |
KR20170002223U (ko) | 반려견 배설물 처리장치 | |
JP3014352B2 (ja) | 犬の採糞処理具 | |
JP3201255U (ja) | 排泄物収容器具 | |
JP6168429B1 (ja) | 動物用糞袋装着具、糞キャッチャーポケット、及び固定部材 | |
JP3123888U (ja) | ペット用の携帯トイレ装置 | |
JP3066880U (ja) | 糞拾い具 | |
FR2843539A1 (fr) | Dispositif de maintien de pansement pour les membres des chats et des chiens | |
JP2000270706A (ja) | ペット用糞処理具 | |
KR20150002129U (ko) | 애완견용 리드 | |
JP2005065685A (ja) | 携帯用糞収集器 | |
JP2023113098A (ja) | 動物糞の回収器具 | |
JP3619641B2 (ja) | ペット用糞処理具 | |
JP3103859U (ja) | 犬の集糞具 |