JP2006033441A - 遠方監視システム - Google Patents

遠方監視システム Download PDF

Info

Publication number
JP2006033441A
JP2006033441A JP2004209707A JP2004209707A JP2006033441A JP 2006033441 A JP2006033441 A JP 2006033441A JP 2004209707 A JP2004209707 A JP 2004209707A JP 2004209707 A JP2004209707 A JP 2004209707A JP 2006033441 A JP2006033441 A JP 2006033441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monitoring
communication
socket
power
power failure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004209707A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Okitsu
俊幸 興津
Hiroaki Shirasago
浩章 白砂
Masayuki Tatsuta
雅之 立田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP2004209707A priority Critical patent/JP2006033441A/ja
Publication of JP2006033441A publication Critical patent/JP2006033441A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02B90/20Smart grids as enabling technology in buildings sector
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S40/00Systems for electrical power generation, transmission, distribution or end-user application management characterised by the use of communication or information technologies, or communication or information technology specific aspects supporting them
    • Y04S40/12Systems for electrical power generation, transmission, distribution or end-user application management characterised by the use of communication or information technologies, or communication or information technology specific aspects supporting them characterised by data transport means between the monitoring, controlling or managing units and monitored, controlled or operated electrical equipment
    • Y04S40/128Systems for electrical power generation, transmission, distribution or end-user application management characterised by the use of communication or information technologies, or communication or information technology specific aspects supporting them characterised by data transport means between the monitoring, controlling or managing units and monitored, controlled or operated electrical equipment involving the use of Internet protocol

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

【課題】ワイヤレス高速通信により飛躍的に情報量を増大させることができ、しかも監視機能の拡張や変更を容易にして高い汎用性のシステムを構築できる。
【解決手段】ワイヤレステレメトリング装置21は、監視対象の監視アナログ信号や接点信号又は画像・音声信号はディジタル信号として取得する監視対象インタフェース22と、携帯無線回線を介して上位のネットワークの通信端点31に接続され、監視データの送受信とシステム上の制御データの送受信をIPソケット通信で行う通信インタフェース23と、監視対象インタフェースによるデータ収集、および通信インタフェースによるIPソケット通信の処理を行うCPU処理部24と、電源の停電検出で装置電源を一次電池に切替える停電検出バッテリ切替回路25とで構成する。
【選択図】 図1

Description

本装置は、遠方に位置する電気設備の状態を監視端末で監視し、この監視情報を通信回線を介して監視用コンピュータ等の上位装置に送信する遠方監視システムに関する。
この種の遠方監視システムの例を図22に示す。同図は、大規模工場における電気設備(受電設備、配電設備、電動機など)の監視システムとするもので、ローカル監視装置1は監視対象となる電気設備21〜24の電圧や電流などのアナログ信号を変換したディジタル信号や開閉器のオン・オフ状態などのディジタル信号をプログラマブルコントローラ(PLC)11、12で収集し、通信端点(シリアル伝送ユニットやモデム)13、14によってワイヤードで監視室のコンピュータ3にシリアル伝送する。このシリアル伝送には、公衆電話回線、専用回線またはADSL回線が利用され、コンピュータ3の通信端点31,32で受信する。また、図22のプログラマブルコントローラ11、12では、高速の通信インタフェースを専用に用意していなかったが、昨今の技術では、通信端末自身が低コスト化のために最適な監視対象とするために、適切なディジタル入出力とアナログ入力を持たせることが可能となってきている。
他の遠方監視システムの例を図23に示す(例えば、特許文献1参照)。同図は、マイクロプロセッサ構成のシリアル伝送ユニット11側に設けた送信部12が伝送路上のデータを無線信号でモニタリング装置13に送信する。モニタリング装置13では受信装置14で受信したデータをディスプレイ装置15に表示できるよう表示制御部16が制御する。送受信データとしては、状態データ、異常発生データとしている。
特開平6−77914号公報
従来の図22に示す遠方監視システムは、有線による監視になり、プログラマブルコントローラ(PLC)や、専用監視端末のモニタリングはワイヤードでシリアル伝送で接続する形となっている。シリアル伝送となる通信端点には、公衆電話回線や、専用回線を使用するモデムであったり、ADSL回線のADSLルータなどが使用される。
このワイヤード方式で遠方監視を行う場合、監視端末装置(例えば、プログラマブルコントローラ)の通信端点(シリアル伝送ユニット、モデムなど)から遠く離れた位置では通信ケーブルの配線が必要となる。広域の通信端点となると、公衆回線やISDN回線や、ADSL回線を使用することとなる。これらは、通信会社の通信配線工事を伴うこととなる。
この点、図23に示すシステムでは、通信ケーブル配線を不要にしたワイヤレスモニタリングシステムになる。ワイヤレス通信回線には、省電力無線や、PHS、携帯電話の通信インフラを使用したDopa回線、CDMA回線などがある。これらの携帯電話通信インフラは、より高度化し、より高速化してきており、図16の低速な通信回線では、通信情報の更新、能力に制約があったが、昨今の技術では携帯電話通信インフラのデバイスを使用することで、144Kbpsや、2.4Mbpsの高速回線を使用することができ、飛躍的に情報量を増大させ監視対象の拡大(例えば、画像、音声)を図ることが可能となってきている。
しかし、従来システムは、監視対象設備(工場の電気設備など)の構成と監視方式に特化したシステム構築がなされており、高価になるし、監視機能の拡張や変更を難しくしている(汎用性に劣る)。
本発明の目的は、ワイヤレス高速通信により飛躍的に情報量を増大させることができ、しかも低コストで高機能な拡張性を備え、機能の変更を容易にした汎用性の高い遠方監視システムを提供することにある。
本発明は、前記の課題を解決するため、以下の遠方監視システムとしたことを特徴とする。
(1)遠方に位置する電気設備の状態を少なくとも1台の監視端末で監視し、この監視情報を通信回線を介して監視用コンピュータ等の上位装置に送信する遠方監視システムであって、
前記監視端末は、
監視対象の監視アナログ信号はディジタル信号に変換して取得し、接点信号又は画像・音声信号はディジタル信号として取得する監視対象インタフェースと、
携帯無線回線を介して上位のネットワークの通信端点に接続され、監視データの送受信とシステム上の制御データの送受信をIPソケット通信で行う通信インタフェースと、
前記両インタフェースがバス接続され、監視対象インタフェースによるデータ収集、および通信インタフェースによるIPソケット通信の処理を行うマイクロプロセッサと、
電源の停電検出で装置電源を一次電池に切替える停電検出・電源切替回路とを備えたことを特徴とする。
(2)前記マイクロプロセッサは、ディジタル入出力およびアナログ入出力の拡張回路をバス接続し、これによってディジタル入出力およびアナログ入出力を拡張可能にしたことを特徴とする。
(3)前記マイクロプロセッサは、プログラマブルコントローラをスレーブとして接続可能にしたことを特徴とする。
(4)前記上位装置は、前記監視端末との通信で定周期監視データおよび状態変化時の監視データを収集し、監視端末を管理し、監視端末の監視処理をリモートで設定し、管理者にIPソケット通報を行う手段を備えたことを特徴とする。
(5)前記マイクロプロセッサは、前記停電検出・電源切替回路による停電検出信号で前記上位装置に停電通知を行う手段を備えたことを特徴とする。
(6)前記上位装置は、前記監視端末を特定する識別子(IPアドレス、装置ID番号、固有電話番号、IPソケットアドレス)によって管理された手段で通信(IPソケット通信、IPソケットアドレスによるIPソケット)等の手段により監視端末の固有情報を設定する手段を備えたことを特徴とする。
(7)前記上位装置は、監視対象とした複数の設備に対して、一覧表示可能なリスト画面、または、マップ・グラフ・ダイアグラムなどのような直感で設定しやすいような画面構成で個別、または、一括に設定を行う手段を備えたことを特徴とする。
(8)ノートパソコンなどのハンディコンピュータまたは専用コンピュータで構成され、前記監視端末に直接に接続して、その固有情報を設定する設定・表示用端末装置を備えたことを特徴とする。
以上のとおり、本発明によれば、監視端末は監視対象の監視アナログ信号はディジタル信号に変換して取得し、接点信号又は画像・音声信号はディジタル信号として取得する監視対象インタフェースと、携帯無線回線を介して上位のネットワークの通信端点に接続され、監視データの送受信とシステム上の制御データの送受信をIPソケット通信で行う通信インタフェースと、前記両インタフェースがバス接続され、監視対象インタフェースによるデータ収集、および通信インタフェースによるIPソケット通信の処理を行うマイクロプロセッサと、電源の停電検出で装置電源を一次電池に切替える停電検出・電源切替回路とからなる構成としたため、ワイヤレス高速通信により飛躍的に情報量を増大させることができ、しかも低コストで高機能な拡張性を備え、停電検出、復電検出が可能であり、機能の変更を容易にした汎用性の高いシステムを構築できる。
図1は、本発明の実施形態を示す遠方監視システムの全体構成図であり、携帯電話回線(無線回線)を利用したディジタル通信回線である、例えばDopa網、CDMA網を利用したワイヤレス遠方監視システムを実現する。
図1において、ワイヤレステレメトリング装置21は、監視対象インタフェース22によって監視対象から必要な監視データを取得し、通信インタフェース23によって携帯無線回線を介して上位のネットワークの通信端点31に接続されて監視データの送受信とシステム上の制御データのIPソケット通信を可能にする。これらインタフェース22、23はマイクロプロセッサ24にバス接続され、マイクロプロセッサ24によるソフトウェア処理の基にデータ収集およびデータ通信を行う。また、ワイヤレステレメトリング装置21は、装置の無停電化手段として、停電検出・電源切替回路25を備え、CPU処理部と停電検出信号、電源切替信号により接続される。
通信端点31にネットワーク接続される上位の監視用コンピュータ(顧客サーバ)32は、ワイヤレステレメトリング装置との通信で定周期監視データおよび状態変化時の監視データを収集し、ワイヤレステレメトリング装置を管理し、端子対象41〜44を監視することが可能であり、また、ワイヤレステレメトリング装置の監視処理をリモートで設定し、さらには管理者にメール通報を行う手段等を備える。
この上位のネットワークは、通信インフラの中から、セキュリティを持った顧客のネットワークに接続され、ワイヤレステレメトリング装置21と監視用コンピュータ32は必要なデータ通信を可能としている。通信インフラ内のネットワークのセキュリティは、その通信設備会社が用意するセキュリティにより、顧客サーバ32まで、情報が透過される。
監視対象41〜44は、例えば自家用電気設備における絶縁監視のための零相電流(アナログ信号)を監視対象としたり、電気設備の接点状態(ディジタル信号)を監視対象としたり、さらに他の電気量監視を行うものである。具体的な監視内容は、電圧、電流、温度、電力、漏電電流、接点状態、トランスデューサ入力、画像、音声などとされるが、いずれもディジタル化してワイヤレステレメトリング装置21に取り込まれる。
図2は、ワイヤレステレメトリング装置21の具体的な構成例を示す。このワイヤレステレメトリング装置21による監視は、いくつかの工業計測電気量(アナログ量、ディジタル量)の監視と警報などの接点状態の監視と、電源の低下検出による停電検出の機能を有するものである。
アナログ入力回路53では、外部にトランスデューサ51やクランプCT52などの入力変換器でアナログ入力を絶縁して取り込み、高調波除去やノイズの除去など不要な信号成分の除去を行う。これら信号はCPU回路54のA/D変換器55を通してディジタルデータとして取り込み、ディジタル演算処理により電圧量や電流量、さらにはこれらから電力量などを監視するものであり、それらに対して、警報のための上限値、下限値などを設定し常時判定できるようにしておく。
接点状態監視は、外部接点56の状態が、AC電源により入力され、または、DC電圧を出力し、これら外部接点の状態を接点入力回路57で論理レベルにしてCPU回路54に取り込み、CPU回路54によるディジタル処理によりON、OFF検出するシーケンスで監視する。
CPU回路54には、必要に応じて汎用パソコン装置にされる設定・表示用端末装置58をインタフェース59を介して接続可能にし、設定・表示用端末装置58によって現在の監視状態、設定状態等などの確認およびそれらに必要な設定をローカルで単独にできることを可能にしている。
また、CPU回路54には、通信インタフェース60によって、携帯無線回線などの通信回線を介して監視センターにIPソケットによる通報、または保守員にメール通報する機能を設けて、監視データの送受信を可能とし、監視・表示を行え、また、監視装置コンピュータ32からのリモート設定を可能とする。必要に応じて、ローカルで設定・表示用端末装置58も同様に、監視装置コンピュータ32と同様に設定・表示を可能としている。
さらに、ワイヤレステレメトリング装置21には、CPU回路54にイーサネット(登録商標)インタフェース60Aを有して、装置下位に、別観測装置PLCをスレーブとして接続できるように構成している。また、IO拡張回路60Bを設け、入出力を拡張可能としている。このIO拡張回路は、各種の拡張方法が用意することができるが、マルチドロップ接続形式で,端子台となったIO端末を拡張可能とする。IO端末はそれだけでディジタル入力、ディジタル出力、アナログ入力、アナログ出力のものが用意される。
停電検出・電源切替回路61は、AC100V電源からAC/DC変換器62により必要な制御電源を得、このバックアップ電源として一次電池63を設け、停電等に際して電源切替制御部64による切替制御機能を設けている。
以上の構成により、監視対象となるアナログ入力とディジタル入力情報と出力情報を遠方にあるマンマシンを提供する機器に情報を伝達するための携帯無線回線網などの通信インフラに接続する通信機能を備え、監視対象の入力データを常時監視し、その情報と、予め設定された監視レベルとの間で通報シーケンスを備え、情報を通知する。
これにより、ワイヤレス高速通信により飛躍的に情報量を増大させることができ、しかも監視機能の拡張や変更を容易にした汎用性の高い遠方監視システムを構築できる。
以下、遠方監視システム、特にワイヤレステレメトリング装置21による各種監視機能例を詳細に説明する。
(監視機能例1)
本監視機能は、アナログ量監視による状変(状態変化)のIPソケット送信および定周期IPソケット送信を行う。
監視対象としては、例えば、電気設備の漏電監視の場合、図3に漏電監視回路の要部を示すように、低圧電路に対して分割式クランプCT等の取り付け容易な零相変流器を配置し、ワイヤレステレメトリング装置に零相電流(I0)を入力し、アナログフィルタ(AF)、マルチプレクサ(MPX)、A/D変換処理によりディジタル瞬時値に変換し、それらの時系列のサンプリングデータ(瞬時値)にディジタルフィルタ処理を施し、実効値演算処理により漏電電流検出を行う。
漏電電流検出は、予め設定された設定値(漏電電流検出値)と比較し、設定値を逸脱した(または復帰した)場合、その後段の連続確認処理(動作タイマ処理、復帰タイマ処理)を得て、状変の判定(漏電電流検出による動作又は復帰)後、アナログ量監視用の状変IPソケット送信を発信する。漏電電流検出による動作時の漏電電流値もアナログ量監視IPソケットで発信する。
また、定周期IPソケットの設定がされている場合、定周期設定時の漏電電流値を現在値として発信する。この時の処理についてフローで説明すると、上限レベル、下限レベル、上上限レベル、下下限レベルとする。
本監視機能例について、図4にアナログ量監視による漏電監視処理フローを示し、図5に漏電監視機能動作シーケンスを示す。
図4において、アナログ入力を「A/D変換処理」によりディジタル化し、そのデータから「ディジタルフィルタ処理」により商用周波数成分を抽出し、「漏電電流検出処理」で漏電電流実効値演算により漏電電流を求める(S1〜S3)。
この漏電電流を予め設定された電流値、例えば、50mA、100mA等で大小を判定して、「動作タイマ」(連続確認処理)、「復帰タイマ」(復帰連続確認処理)により漏電検出または、漏電復帰と判定し、状変を記憶する。その後、状変検出処理では「検出状変情報」または、「復帰状変情報」の状変IPソケットを送信する(S4〜S10)。
図5において、アナログ検出部71が漏電電流検出値が設定値以上(動作)または設定値以下(復帰)までの検出を行い、動作タイマ72および復帰タイマ73による確認を得、フリップフロップ74がそれらの保持(記憶)を行う。
なお、図5のフローで詳細は表されていないが、本監視機能例では、アナログ量監視回路を複数用意してある。この監視対象数により、「不使用」となる場合があり、その場合、定周期IPソケットや状変IPソケットを「不使用」とする。また、使用していても一時的にアナログ量監視をロックしたい場合を考慮し、「ロック」となる機能も有する。漏電検出結果は、「警報」LED75で確認できる構成とするが、試験時など不要なIPソケットを止めたい時のために「送信しない」という機能も有する。
本監視機能例によれば、漏電検出等は、ディジタル処理方式のため、高調波除去、ノイズの除去など不要な信号成分の除去が行え、有効な絶縁劣化を判定できるようなアルゴリズムを搭載可能であり、多機能化が可能、アナログ部品が少ないため経年劣化がなく、高信頼性となる。
また、動作タイマ、復帰タイマにより検出確認時間による安定性を設定可能である。さらに、感度良く検出するなら時間を短くし、系統側の考慮すべき負荷などによっては、タイマを長く設定すれば感度を鈍らせられる。また、入力CHの「不使用」設定により不要な定周期IPソケット、状変IPソケットを送信することがない。また、IPソケット送信起動条件で「検出」「復帰」「送信しない」処理が可能となる。
(監視機能例2)
本監視機能例は、接点監視機能による状変IPソケット送信および、接点状態検出による定周期IPソケット送信を行う。
監視対象としては、外部にある警報接点を必要に応じて監視し、または接点入力端子に接点を接続し、(OFF→ONまたはON→OFF)の条件を検出し、連続確認処理(動作タイマ処理、復帰タイマ処理)を得て、状変の判定後、接点監視用状変IPソケットで発信する。
また、定周期IPソケットの設定がされている場合、定周期設定時の接点状態を現在の接点状態として発信する。
図6に接点入力回路57とCPU回路54による接点入力部を示す。図7に接点状態監視機能の処理フローを示し、図8に動作シーケンスを示す。
図6において、接点入力回路57は、直流、または、交流入力方式のレベルシフト回路で構成され、ある一定電圧、例えば双方性フォトカプラの順電圧以上で、ON検出する方式とする。
図7において、「DI処理」は、周期処理により接点入力をサンプリングし、接点のチャタリング吸収と、交流入力時のゼロクロス復帰を避けるために、連続確認処理を含めておく(S11)。その後、接点状態の判定に、「動作タイマ」(連続判定処理)、「復帰タイマ」(復帰連続復帰判定処理)により接点状態ON検出または、接点状態OFF検出と判定し、状態を記憶する(S12〜S14)。その後、状変検出処理にて「検出状変情報」または、「復帰状変情報」の状変IPソケットを送信する(S15〜S18)。
図8において、DI部76が接点入力のDI検出を行い、動作タイマ77、復帰タイマ78により連続判定を行い、フリップフロップ79がそれらの保持(記憶)を行う。
なお、図7のフローで詳細は表されていないが、本監視機能では、接点状態監視回路を複数用意してある。その外部警報接点の監視対象数により、「接点不使用」となる場合があり、その場合、定周期IPソケットや状変IPソケットを「不使用」とする。また、使用していても一時的にアナログ量監視をロックしたい場合を考慮し、「ロック」となる機能も有する。DIのON検出結果は、「警報」LED80で確認できる構成とすることもできるが、試験時など不要なIPソケットを止たい時のために「送信しない」という機能も有する。
本監視機能例によれば、交流検出方式であるため、入力のレベル変換のための制限抵抗の発熱を抑えられる。また、ディジタル入力処理となるため、監視機能例2のように監視対象によってソフトウェアで検出方式が対応可能である。また、回路が共通化でき、信頼性も向上する。
また、動作タイマ、復帰タイマにより検出確認時間による安定性を設定可能である。感度良く検出するなら時間を短くし、系統側の考慮すべき負荷などによっては、タイマを長く設定すれば感度を鈍らせられる。
また、入力CHの「接点不使用」設定により不要な定周期IPソケット、状変IPソケットを送信することがない。また、IPソケット送信起動条件で定周期IPソケットの周期もしくは、「送信しない」の処理が可能。状変IPソケットでは、「検出」「復帰」「送信しない」処理が可能となる。
(監視機能例3)
本監視機能例は、電力量監視機能による定周期IPソケット送信を行う。
監視対象としての電力量のパルス計測を行う場合、外部に設置した電力量計から出力されるパルス信号を入力し、立ち上がりの回数をカウントする。これは、監視機能例2の接点入力回路と共用できる回路であるが、予め設定した接点入力回路を電力量パルスの計測処理用入力CHとして処理する。
本監視機能では、定周期IPソケットの設定がされている場合、その時までに積算した電力量カウント値を発信する。処理方法は、パルス検出器の仕様(例えば、パルス幅:10ms以上)より決定したスキャンタイミング、例えば、30゜毎のON5連続確認を確認し、パルスのON条件を検出する。このパルスON状変ごとにカウントする。
また、停電時の電力量退避は、電源断後もカウンタ値を保持するものとする。カウンタ値は通常、RAMまたは、コンデンサバックアップRAM上でカウント処理されるが、RAMの場合は電源喪失時、コンデンサバックアップRAMの場合はコンデンサバックアップ時間以上の電源喪失時、NMI割り込みを発生させ、電力量をEEPROM等の不揮発性のメモリに待避させる。電力量の待避時間分は、CPUが動作できるようなコンデンサバック容量を持って十分に待避できるようにNMI割り込みをかけるものとする。復電時は、RAMの場合は、直接不揮発性メモリからNMI処理で格納したカウント値を読み出してRAM上でカウントを継続する。コンデンサバックアップされているRAMでは、CPU起動時、まだRAM上に値が保持されているか、ある種のチェックコードの値保持性能をチェックする機能を盛り込んで、そのチェックにより値の喪失を確認してから、不揮発性メモリから読み出す方式とする。
電力量監視の場合、電力量カウント値は、通常、CPU回路のメモリに記憶されるが、停電発生で内容を喪失する恐れがある。すなわち、図2の停電検出・電源切替回路61は一次電池63により交流電源の停電発生時に電源を確保する機能をもつが、その切り替え時に一時的に電圧低下が発生し、CPU回路のメモリに記憶する電力量データ等が破壊される恐れがある。これに対処するため、CPU回路54は、図9に示す電力量待避回路を設け、電源の電圧低下または停電後もコンデンサバックアップ回路81により電力量カウント値をメモリ82に保持しておき、復電後には保持したカウント値に積算できるようにする。
図9に示すように、CPU回路54の電源は、AC/DC変換器62から直流電力を供給され、さらにはコンデンサバックアップ回路81で電源喪失時のデータ待避電源を確保する。また、電力量カウント値は、通常、RAM82上でカウント処理され、待避データは不揮発性メモリ83に転送される。また、データ待避処理の起動には、電圧低下検出回路84による電源電圧低下の検出でCPUにNMI割り込みをかける。
ここで、NMI割り込みのタイミングは、上記のコンデンサバックアップ回路81を設けない場合は、電圧低下検出で直ちに行う。また、コンデンサバックアップ回路81をもつものでは、コンデンサバックアップ時間後にNMI割り込みを行う。
図10の(a)は、CPU回路54による電力量カウントフローを示す。同図は、図7に示す接点入力監視フローと同様になり、電力量パルスの入力を接点入力としてディジタル入力処理を行い(S21)、そのオンまたはオフの連続確認でオンまたはオフの検出を行い(S22〜S26)、これら検出履歴を記憶手段としてのフリップフロップ(FF)のセットまたはリセットを得る(S27,S28)。このフリップフロップの1回のセット/リセットで電力量パルスを1発入力した状変として検出し、この状変検出で電力量カウントアップを行う(S29,S30)。
図10の(b)は、CPU回路54によるNMI割込み処理フローを示し、電源電圧低下の検出で上記の電力量待避処理を行い、さらにRAM82にチェックコードの書き込み処理を行う(S31,S32)。
図10の(c)は、電源復帰時のリセットスタート処理フローを示し、電源復帰後に、RAMチェックコードが正常か否かをチェックし(S33)、正常であればRAM上に記憶される電力量データを使用して電力量監視に戻り(S34)、チェックコードが異常の場合には不揮発性メモリに待避させておいたデータをRAM上にリロードして電力量監視に戻る(S35)。
図11はCPU回路54による電力量カウントシーケンスを示し、接点信号入力部の1つのチャンネルのディジタル入力回路を図8の接点状態入力監視機能と併用した場合で示す。図11において、機能切替部85は、電力量入力と接点入力によってディジタル入力回路76からの接点入力信号をいずれか一方に取り込む。電力量カウントには、機能切替部85に接点入力信号が取り込まれ、動作タイマ86と復帰タイマ87により接点入力パルスの連続オンまたは連続オフが確認され、フリップフロップ88によるセット/リセットがなされ、1回のセット/リセットで電力量カウンタ89のカウントアップを行い、このカウント値をIPソケット送信部90で定周期送信を行う。
以上のように、ワイヤレステレメトリング装置による電力量監視には、接点入力監視との併用が可能となる。また、接点使用/不使用と電力量入力と接点入力を選択設定によって、電力量入力として使用するか接点入力として使用するかの検出方式の切替えができ、監視装置の共通化が容易になる。
また、監視装置による電力量監視には、スキャンタイミング処理により、補助リレーの接点のチャタリング吸収と、交流回路の入力による周期的なゼロクロス付近のオフ動作に対する処理が共通的に連続オン確認、連続オフ確認で可能となる。
また、監視装置による電力量監視には、停電発生時に適切なデータ保持が、RAMと不揮発性メモリと電圧低下検出回路によるNMI割り込み処理で可能となる。このデータ保持は、単なるリセット操作時でも、不揮発性メモリに記憶する過去の待避値の誤ったリロードを防ぐことができる。
(監視機能例4)
本監視機能例は、停電検出時の停電通知機能にあり、装置本体の電源を常時監視し、電源電圧が喪失した時に、状変通知として停電通知をIPソケット送信する。
停電検出には、フォトカプラ方式による常時駆動方式とし、フォトカプラ二次側はコンデンサによる電圧で動作する停電時間計測回路を有する。これらは、電源喪失時コンデンサのバックアップ容量で動作させるために低消費回路のバックアップカウンタ回路とデコード回路により構成する。
前記のように、停電発生時には電源切替制御部64で一次電池63に切替える。この切り替えは復電まで連続して一次電池63から電力供給を行うのが好ましいが、一次電池63に比較的容量の大きいものを必要とする。そこで、停電発生時に間歇的に電池63により電源供給し、この期間に停電通知を保守員または監視室に送信できるようにする。
図12は、停電検出・電源切替回路61の停電時バックアップ回路のブロック構成を示す。停電発生は電圧低下検出回路91がAC/DC変換器62の交流入力の低下で検出し、この検出でタイマ切替制御回路92がタイマ時限を有して間歇的に切替回路93を電池63側に切り替える。
図13は、図12の詳細回路を示す。AC/DC電力変換器62は、スイッチング方式電源にしてその小型化を図る。電圧低下検出回路91は、IC化したホトカプラでAC/DC変換器62の直流回路電圧低下をオフ信号として検出する。この検出は、ホトカプラの動作電圧を利用するが、これに時定数回路によるタイマ要素を付加することもできる。
タイマ切替制御回路92は、AC/DC変換器62の直流出力を制御電源とし、この制御電源にバックアップ用コンデンサを設けることで、停電発生から一定時間だけ制御電源機能を確保する。このバックアップ時間は、タイマ切替制御回路のタイマ動作時間を確保できるものであればよく、バックアップコンデンサは小容量のもので十分な時間を得ることができる。
タイマ切替制御回路92の自励発振器RTCはバックアップ期間には時間を計測するための基準クロック信号を発生する。タイマ時限設定用のカウンタCNTは電圧低下検出回路91が電圧低下を検出した信号で発振器RTCからの基準クロックのカウントを開始する。デコーダDECは、電圧低下検出回路91が電圧低下を検出後に、カウンタCNTのカウント値が所定範囲にあるときに切替回路93に切替信号を発生する。切替回路93は、電力用半導体スイッチで構成され、切替信号が入力される度に電池63の直流出力を間歇的に一定時間だけCPU回路54等に供給する。
したがって、タイマ切替制御回路92は、電源電圧低下を検出したときから電池63によるバックアップを行い、カウンタCNTの計時を基にしてデコーダDECが一定時間だけCPU回路54等への電源供給をする。CPU回路54は、この電源供給毎に、停電通知をIPソケット送信する。この間歇的な電源供給により、電池63を小容量、小型化しながら、停電通知を可能にする。なお、停電通知の発信は、電圧低下検出の接点入力監視機能(図8参照)と併用またはそれと同等の別の機能を設ける。
上記の間歇的な電池電源確保の例を説明する。AC電源の停電検出後、コンデンサによりバックアップされて30秒周期のカウンタCNTを動作させる。このカウンタの1回目のカウントアップ(停電検出から30秒後)で、デコーダDECが1回目の切替信号を発生し、この発生はカウンタCNTが1分間の計時を終えるまで行うことで、電池63からCPU回路54等への電源供給を行い、この間にCPU回路54が通信インタフェース60を通して停電通知をIPソケット送信する。この後、カウンタCNTのカウント値が7分30秒から8分のカウント値になったときに、デコーダDECがこれを解読して2回目の切替信号を発生する。また、デコーダDECは電池回路の切り替え指令のデコードであって、電池回路のオフについては、デコードによらず、CPUのシャットダウン指令によるものであってもよい。
本監視機能例によれば、ワイヤレステレメトリング装置の停電検出回路によって停電、復電時の状況が確認でき、アナログ量監視と接点状態監視の期間の有効性が確認できる。また、停電が検出可能となり、それによる対応も可能となる。
また、AC電源低下(停電)検出後、電池回路に切り替えることで、CPUは停止することなく、停電通知を行うことができる。
(監視機能例5)
本監視機能例では、取り付け容易な工業電気量を取り扱う変換器などの接続により、各種の工業電気量を監視する。
例えば、図14に示すアナログ入力監視回路53では、入力変換器(トランスデューサ)51をワイヤレステレメトリング装置21に入力し、アナログフィルタ(AF)を通してCPU回路54に取り込み、A/D変換処理によりディジタル変換し、それらを必要に応じてフィルタ処理(平均化処理等)によりアナログ量検出を行う。アナログ量検出は、予め設定された設定値と比較し、設定値を逸脱(設定レベル以上)した、または復帰(設定レベル以下)した場合、その後段の連続確認処理(動作タイマ処理、復帰タイマ処理)を得て、状変の判定後、アナログ量監視用の状変IPソケット送信をする(動作イベント、復帰イベント)。
この時の処理についてフローで説明すると、図15のようになる。A/D変換処理とフィルタ処理したアナログ入力が動作レベル以上か否かを判定する(S41〜S43)。この判定で、動作レベル以上になるとき、動作連続判定処理を行い、動作判定が得られれば動作イベント処理を行う(S44~S46)。また、復帰レベル以下になるか否かを判定し、復帰連続判定処理と復帰判定により復帰イベント処理を行う(S47~S50)。
判定レベルの設定については、いくつかのレベルを設定しても良いが、ここでは、レベル設定にHH,H,L,LLの4要素を設けた例として説明する。HH,H,L,LLとは、上上限レベル:HH、上限レベル:H、下限レベル:L、下下限レベル:LLとする。各設定の基本的な相対関係は、以下の通りと考えることができる。HH≧H≧(通常の状態)≧L≧LL、または、これらは、要素毎に検出ロック設定が行えるようにすると汎用的である。
本監視機能例においては、故障の動作復帰の繰リ返しによるイベント送信の多発を防止するため、検出タイマまたは復帰値設定を設ける。例えば、HH,H要素は動作レベル値より大きくなった時に動作とし、動作連続判定タイマにより判定する。
動作判定式:入力≧HH(またはH)動作値+動作連続判定タイマ
復帰判定式:入力≦HH(またはH)復帰値+動作連続判定タイマ
また、L,LL要素は動作値より小さくなった時に動作とし、復帰連続判定タイマにより判定するものとする。
動作判定式:入力≦LL(またはL)動作値+復帰連続判定タイマ
復帰判定式:入力≧LL(またはL)復帰値+復帰連続判定タイマ
また、定周期IPソケット通信設定がされている場合、定周期設定時のアナログ量を現在値として発信する。
図16〜図19に、判定シーケンスと波形の応動レベルを示す。代表としてHHで表現し、括弧内はHの場合を示す。図16中、THH(TH)、LHH(LH)は、このシーケンスでは、動作連続判定用タイマと復帰連続判定用タイマを同一で表現してあるが、別に分けても良いものとする。
(監視機能例6)
本監視機能例は、図1の監視装置コンピュータ32等によりワイヤレステレメトリング装置21の各種設定を行う。
ワイヤレステレメトリング装置21への設定は、上位になるサーバから、ワイヤレステレメトリング装置21を特定する識別子(IPアドレス、装置ID番号、固有電話番号、IPソケットアドレス)によって管理された手段で通信(IPソケット通信、IPソケットアドレスによるIPソケット)の手段によりワイヤレステレメトリング装置の固有情報を設定する。
サーバからリモートで設定する。常時接続の場合は、固定IPによる通信で可能である。通信インフラによっては、ワイヤレステレメトリング装置から、ダイアルアップして接続し、IPを割り振られるような通信インフラの場合は、サーバ側から、読み出す手段(例えば、CDMA回線の場合は、SMS通信などがある。)により、ワイヤレステレメトリング装置に設定情報を含めて通信する場合や、ダイアルアップによりワイヤレステレメトリング装置から発呼させ、通信回線を確保する方法もある。
(監視機能例7)
本監視機能例は、図1の監視装置コンピュータ32等によりワイヤレステレメトリング装置21の各種画面設定を行う。
監視機能例5の設定手段を備え、そのサーバ監視システムから、監視対象とした複数の設備に対して、一覧表示可能なリスト画面、または、マップ・グラフ・ダイアグラムなどのような直感で設定しやすいような画面構成で個別、または、一括に設定を行なう。下記の表に設定画面構成例を示す。
Figure 2006033441
(監視機能例8)
本監視機能例は、図2の設定・表示用端末装置58によりワイヤレステレメトリング装置21の各種画面設定を行う。
ワイヤレステレメトリング装置21への設定は、ノートパソコンなど、ハンディコンピュータまたは、専用コンピュータにより直接にワイヤレステレメトリング装置に接続して、ワイヤレステレメトリング装置の固有情報を画面設定する。
この設定は、図20に示すように、ワイヤレステレメトリング装置21は、ノートパソコンなどの設定・表示用端末装置58をマンマシンインタフェースとして通信媒体(RS−232Cなど)で接続可能にし、パラメータ設定データを設定ファイルとして端末装置58との間で情報交換を行う。
パラメータ設定データの設定ファイル化は、例えば、テキストファイル構造にすることで、端末装置58の汎用通信ソフトで授受可能となる。また、端末装置58上に設定機能をプログラムとして搭載することで、設定ファイルのパラメータを変更し、その結果をファイル交換によりワイヤレステレメトリング装置のCPU回路54に設定することができるとしても良い。
図21の(a)に電力量プリセット設定例を、(b)に現在状態表示例を示す。
本発明の実施形態を示す遠方監視システムの全体構成図。 実施形態におけるワイヤレステレメトリング装置の具体的な構成例。 実施形態における漏電監視回路。 実施形態における漏電監視処理フロー。 実施形態における漏電監視機能シーケンス。 実施形態における接点入力監視回路。 実施形態における接点入力監視機能フロー。 実施形態における接点入力監視機能シーケンス。 実施形態における電力量対比回路。 実施形態における電力量カウントフロー。 実施形態における電力量カウントシーケンス。 実施形態における停電時バックアップ回路ブロック。 実施形態における停電時バックアップ回路。 実施形態におけるアナログ入力監視回路。 実施形態における監視機能フロー。 実施形態におけるHH,Hシーケンス図。 実施形態におけるHH,H波形応動図。 実施形態におけるLL.Lシーケンス図。 実施形態におけるLL,Lの波形応動図。 実施形態における設定・表示用端末との接続例。 実施形態における電力量設定例と表示例。 従来の遠方監視システムの例。 従来の他の遠方監視システムの例。
符号の説明
21 ワイヤレステレメトリング装置
22 監視対象インタフェース
23 通信インタフェース
24 CPU処理部
25 停電検出バッテリ切替回路
31 通信端末
32 監視用コンピュータ
51 ランスデューサ
52 クランプCT
53 アナログ入力回路
54 CPU回路
55 A/D変換器
57 接点入力回路
58 設定・表示用端末装置
60 通信インタフェース
61 停電検出・電源切替回路
62 AC/DC変換器
63 一次電池
64 電源切替制御部

Claims (8)

  1. 遠方に位置する電気設備の状態を少なくとも1台の監視端末で監視し、この監視情報を通信回線を介して監視用コンピュータ等の上位装置に送信する遠方監視システムであって、
    前記監視端末は、
    監視対象の監視アナログ信号はディジタル信号に変換して取得し、接点信号又は画像・音声信号はディジタル信号として取得する監視対象インタフェースと、
    携帯無線回線を介して上位のネットワークの通信端点に接続され、監視データの送受信とシステム上の制御データの送受信をIPソケット通信で行う通信インタフェースと、
    前記両インタフェースがバス接続され、監視対象インタフェースによるデータ収集、および通信インタフェースによるIPソケット通信の処理を行うマイクロプロセッサと、
    電源の停電検出で装置電源を一次電池に切替える停電検出・電源切替回路とを備えたことを特徴とする遠方監視システム。
  2. 前記マイクロプロセッサは、ディジタル入出力およびアナログ入出力の拡張回路をバス接続し、これによってディジタル入出力およびアナログ入出力を拡張可能にしたことを特徴とする請求項1記載の遠方監視システム。
  3. 前記マイクロプロセッサは、プログラマブルコントローラをスレーブとして接続可能にしたことを特徴とする請求項1または2に記載の遠方監視システム。
  4. 前記上位装置は、前記監視端末との通信で定周期監視データおよび状態変化時の監視データを収集し、監視端末を管理し、監視端末の監視処理をリモートで設定し、管理者にIPソケット通報を行う手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の遠方監視システム。
  5. 前記マイクロプロセッサは、前記停電検出・電源切替回路による停電検出信号で前記上位装置に停電通知を行う手段を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の遠方監視システム。
  6. 前記上位装置は、前記監視端末を特定する識別子(IPアドレス、装置ID番号、固有電話番号、IPソケットアドレス)によって管理された手段で通信(IPソケット通信、IPソケットアドレスによるIPソケット)等の手段により監視端末の固有情報を設定する手段を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の遠方監視システム。
  7. 前記上位装置は、監視対象とした複数の設備に対して、一覧表示可能なリスト画面、または、マップ・グラフ・ダイアグラムなどのような直感で設定しやすいような画面構成で個別、または、一括に設定を行う手段を備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の遠方監視システム。
  8. ノートパソコンなどのハンディコンピュータまたは専用コンピュータで構成され、前記監視端末に直接に接続して、その固有情報を設定する設定・表示用端末装置を備えたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の遠方監視システム。
JP2004209707A 2004-07-16 2004-07-16 遠方監視システム Pending JP2006033441A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004209707A JP2006033441A (ja) 2004-07-16 2004-07-16 遠方監視システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004209707A JP2006033441A (ja) 2004-07-16 2004-07-16 遠方監視システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006033441A true JP2006033441A (ja) 2006-02-02

Family

ID=35899253

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004209707A Pending JP2006033441A (ja) 2004-07-16 2004-07-16 遠方監視システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006033441A (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008022670A (ja) * 2006-07-14 2008-01-31 Nissin Electric Co Ltd ガス絶縁開閉装置状態監視システム
JP2008022676A (ja) * 2006-07-14 2008-01-31 Chugoku Electric Power Co Inc:The 故障状況確認システム及び故障状況確認方法
JP2008061438A (ja) * 2006-09-01 2008-03-13 Chugoku Electric Power Co Inc:The 子局装置
JP2008225605A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Kayaba Ind Co Ltd 生産ライン管理手段の電源装置
JP2008225523A (ja) * 2007-03-08 2008-09-25 Kayaba Ind Co Ltd 生産ライン管理システム
JP2009004931A (ja) * 2007-06-20 2009-01-08 Meidensha Corp 遠方監視システム
JP2009146376A (ja) * 2007-11-22 2009-07-02 Fanuc Ltd 移設検出機能を備えた数値制御装置
CN101958578A (zh) * 2010-09-13 2011-01-26 西安供电局 变电站自动化信息记录方法
CN102445154A (zh) * 2011-11-28 2012-05-09 宁波图腾物联科技有限公司 跨海架空电缆的监控保护系统
JP2013021881A (ja) * 2011-07-14 2013-01-31 Hitachi Ltd 変電所監視制御装置
CN102938586A (zh) * 2012-12-10 2013-02-20 苏州金纳信息技术有限公司 带权值的输电线路拓扑显示实现装置
JP2013232867A (ja) * 2012-05-02 2013-11-14 Ecomott Inc 接点信号伝送システム
CN103997122A (zh) * 2014-05-04 2014-08-20 珠海博威智能电网有限公司 一种多核并行智能控制器系统
JP2014522615A (ja) * 2011-06-16 2014-09-04 ヴォルタリ ホームオートメーションシステムの導入を支援する方法、および関連する導入ドライバパッケージ
JP2014194592A (ja) * 2013-03-28 2014-10-09 Azbil Corp 機器管理システム
CN109032064A (zh) * 2018-09-10 2018-12-18 江门市崖门新财富环保工业有限公司 废气处理设施在线监测系统

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008022676A (ja) * 2006-07-14 2008-01-31 Chugoku Electric Power Co Inc:The 故障状況確認システム及び故障状況確認方法
JP2008022670A (ja) * 2006-07-14 2008-01-31 Nissin Electric Co Ltd ガス絶縁開閉装置状態監視システム
JP2008061438A (ja) * 2006-09-01 2008-03-13 Chugoku Electric Power Co Inc:The 子局装置
JP2008225523A (ja) * 2007-03-08 2008-09-25 Kayaba Ind Co Ltd 生産ライン管理システム
JP2008225605A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Kayaba Ind Co Ltd 生産ライン管理手段の電源装置
JP2009004931A (ja) * 2007-06-20 2009-01-08 Meidensha Corp 遠方監視システム
JP2009146376A (ja) * 2007-11-22 2009-07-02 Fanuc Ltd 移設検出機能を備えた数値制御装置
CN101958578A (zh) * 2010-09-13 2011-01-26 西安供电局 变电站自动化信息记录方法
JP2014522615A (ja) * 2011-06-16 2014-09-04 ヴォルタリ ホームオートメーションシステムの導入を支援する方法、および関連する導入ドライバパッケージ
JP2013021881A (ja) * 2011-07-14 2013-01-31 Hitachi Ltd 変電所監視制御装置
CN102445154A (zh) * 2011-11-28 2012-05-09 宁波图腾物联科技有限公司 跨海架空电缆的监控保护系统
JP2013232867A (ja) * 2012-05-02 2013-11-14 Ecomott Inc 接点信号伝送システム
CN102938586A (zh) * 2012-12-10 2013-02-20 苏州金纳信息技术有限公司 带权值的输电线路拓扑显示实现装置
JP2014194592A (ja) * 2013-03-28 2014-10-09 Azbil Corp 機器管理システム
CN103997122A (zh) * 2014-05-04 2014-08-20 珠海博威智能电网有限公司 一种多核并行智能控制器系统
CN109032064A (zh) * 2018-09-10 2018-12-18 江门市崖门新财富环保工业有限公司 废气处理设施在线监测系统
CN109032064B (zh) * 2018-09-10 2024-02-27 江门市崖门新财富环保工业有限公司 废气处理设施在线监测系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006033441A (ja) 遠方監視システム
US20180034274A1 (en) Power monitoring system
JP5688548B2 (ja) 電気機器の管理装置および管理方法
KR101773200B1 (ko) 원격검침설비를 이용한 배전 gis 기반의 정전 감지 시스템 및 방법
JP5130220B2 (ja) 実用メータによる異常な消費量の自動検出システム及び装置
TWI528157B (zh) 使用於分散式網路的不斷電電源供應器
JP6402925B2 (ja) 蓄電池搭載機器及びその保守運用システム
JP2008112267A (ja) 電力使用量による生活見守り方法およびシステム
CN102742118B (zh) 一种断电报警的方法及电力网关
JP2007288842A (ja) 電力変換装置、連系管理装置、系統連系分散発電システム、および複数の電力変換装置による系統連系運転の停止方法
JP5368185B2 (ja) 通信装置、監視システム、プログラムおよび通信方法
JP2008268143A (ja) 蓄電池システム
JP2008306851A (ja) 非常用電源設備管理システム、非常用電源設備管理方法、非常用電源設備管理プログラム
JP2013033322A (ja) 警報連携システム、警報連携方法、電力スマートメータ及び警報器
JP2011176630A (ja) 無線センサーネットワーク端末
CN103001323B (zh) 继电器和数据处理方法
JP3979346B2 (ja) 自家用電気設備の監視装置
CN205404718U (zh) 线路断电检测装置及系统
CN112330945A (zh) 一种矩阵式无线NB-IoT物联网智能水表系统的通讯方法
JP5210611B2 (ja) 開閉器制御システム及び自動検針システム
CN102819253B (zh) 基于3g网络的牙科气路远程诊断监控系统
JP4523929B2 (ja) 通信端末装置および同装置を内蔵した電力量計
JP2004229400A (ja) 送電遠隔制御装置及び送電遠隔制御システム
JP2012029020A (ja) 省電力機能を付加した端末装置
JP2005141623A (ja) 瞬停対応型の端末制御装置及び端末制御システム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061020

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061031

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061222

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070123

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070323

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070409

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20070413

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20071102