JP2006033398A - 撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 部品点数を増加させることなく、省電力モードに移行する間であってもバッテリの電力消費をさらに低減させることができるようにする。
【解決手段】 未操作が所定時間に達したときバッテリ23からの電源供給を停止させて省電力モードに移行する間に、メインマイコン20及びサブマイコン21により、電源回路部26からインバータ回路12等への電源供給、CCDカメラ1への電源供給、メカ部13への電源供給を段階的に停止させるための前置省電力モードを実行させるようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カメラ一体型VCR(ビデオカセットレコーダー)等の撮影装置に係り、特に、バッテリを電源とし、未操作が所定時間に達する間にバッテリからの電源供給を段階的に停止させるための前置省電力モードを実行して省電力モードに移行する機能を有した撮影装置に関する。
カメラ一体型VCRは、カセットテープを記録媒体として使用している。撮影の際には、REC開始ボタンが押されて撮影モードに入ると、回転ドラムのヘッドにカセットテープが巻き付けられる。そして、回転ドラムの回転とともに、ヘッドによるカセットテープへの磁気記録が行われる。
ここで、撮影開始前にあっては、REC開始ボタンが押されたとき、直ちに磁気記録が行われるように回転ドラムが回転している、撮影待機状態(REC_PAUSE)がとられるようになっている。なお、このような撮影待機状態(REC_PAUSE)がたとえば5分以上連続した場合、ヘッドの磨耗防止や省電力化等の目的で電源を強制的にOFFさせることにより、省電力モードに移行するようになっている。
ところで、このような省電力モードから、再度、撮影モードに移行する場合には、電源スイッチを再度ONする必要があるため、撮影再開まで時間がかかってしまうという問題がある。ちなみに、電源スイッチを再度ONして撮影再開が可能となる時間は、4〜5秒程度かかっている。
省電力を図ったものとして、特許文献1では、デジタル画像信号及び他の情報信号を順次記憶するメモリと、記録部にデジタル画像信号及び他の情報信号の記録媒体への記録開始/停止を指示するスタート・ストップボタンと、操作部の記録開始/停止指示に応じてデジタル画像信号及び他の情報信号の記憶手段への書き込み/読み出し、記録部の動作を記録媒体に記録するデジタル画像信号に操作部の記録開始/停止指示から遅延がないように制御するメモリコントローラ及びシステムコントローラとを設け、スタンバイ状態を不要とし、スタンバイ状態の間の消費電力の削減を行うようにした画像記録装置を提案している。
特開平10−136295号公報
ところが、特許文献1に示された画像記録装置では、記録部が記録可能な状態になる間に、記憶手段であるメモリにデジタル画像信号を記憶させているため、記録部を常に記録可能なスタンバイ状態にしておく必要がないので消費電力を低減することができるものの、メモリを必要とすることにより部品点数が増えてしまうという問題がある。
また、メモリに記憶されたデジタル画像信号が消去されないように絶えずメモリに電力を供給する必要があるため、上述した省電力モードに移行しても余分に電力が消費されてしまうという問題もある。
解決しようとする問題点は、記録部が記録可能な状態になる間に、メモリにデジタル画像信号を記憶させておくようにすると、メモリを必要とすることにより部品点数が増えてしまうということや、省電力モードに移行してもメモリへの電力が必要となり、余分な電力が消費されてしまうという点である。
本発明の撮影装置は、バッテリを電源とし、未操作が所定時間に達したとき前記バッテリからの電源供給を停止させて省電力モードに移行する機能を有した撮影装置であって、画像を表示する表示手段と、被写体を撮像する撮像手段と、撮像された画像の記録又は再生を行う記録再生手段と、前記バッテリからの電源を前記表示手段、撮像手段、記録再生手段に供給する電源供給手段と、前記電源供給手段からの電源供給を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記未操作が所定時間に達する間に、前記電源供給手段からの電源供給を段階的に停止させるための前置省電力モードを実行した後、前記省電力モードに移行するように制御することを特徴とする。
また、前記制御手段は、前記未操作が所定時間に達する間を第1段階から第4段階に分けたとき、第1段階では、前記表示手段への電源供給を停止させ、第2段階では、前記撮像手段への電源供給を停止させ、第3段階では、前記記録再生手段への電源供給を停止させ、第4段階では、前記省電力モードに移行するように制御するようにすることができる。
また、前記表示手段は、少なくとも液晶表示パネルとバックライトとを備えており、前記制御手段は、前記未操作が所定時間に達する間を第1段階から第4段階に分けたとき、第1段階では、前記バックライトへの電源供給を停止させ、第2段階では、前記液晶表示パネルへの電源供給を停止させ、第3段階では、前記撮像手段への電源供給を停止させ、第4段階では、前記記録再生手段への電源供給を停止させて省電力モードに移行するように制御するようにすることができる。
また、前記制御手段は、前記電源供給手段からの電源供給を段階的に停止させて前記省電力モードに移行する間のそれぞれの段階において、いずれかの操作ボタンが操作された場合、前記電源供給手段からの電源供給が前記表示手段、撮像手段、記録再生手段の全てに供給される状態に復帰するように制御するようにすることができる。
本発明の省電力モード移行方法は、バッテリを電源とし、未操作が所定時間に達したとき前記バッテリからの電源供給を停止させて省電力モードに移行する省電力モード移行方法であって、画像を表示する表示手段に電源供給する工程と、被写体を撮像する撮像手段に電源供給する工程と、撮像された画像の記録又は再生を行う記録再生手段に電源供給する工程と、前記未操作が所定時間に達する間に、前記電源供給を段階的に停止させるための前置省電力モードを実行した後、前記省電力モードに移行するように制御する工程とを有することを特徴とする。
また、前記未操作が所定時間に達する間を第1段階から第4段階に分けたとき、第1段階では、前記表示手段への電源供給を停止させ、第2段階では、前記撮像手段への電源供給を停止させ、第3段階では、前記記録再生手段への電源供給を停止させ、第4段階では、前記省電力モードに移行するように制御する工程を有するようにすることができる。
また、前記表示手段が少なくとも液晶表示パネルとバックライトとを備えており、前記未操作が所定時間に達する間を第1段階から第4段階に分けたとき、第1段階では、前記バックライトへの電源供給を停止させ、第2段階では、前記液晶表示パネルへの電源供給を停止させ、第3段階では、前記撮像手段への電源供給を停止させ、第4段階では、前記記録再生手段への電源供給を停止させて省電力モードに移行するように制御する工程を有するようにすることができる。
また、前記電源供給を段階的に停止させて前記省電力モードに移行する間のそれぞれの段階において、いずれかの操作ボタンが操作された場合、前記電源供給が前記表示手段、撮像手段、記録再生手段の全てに供給される状態に復帰するように制御する工程を有するようにすることができる。
本発明の撮影装置では、未操作が所定時間に達したときバッテリからの電源供給を停止させて省電力モードに移行する間に、制御手段により、電源供給手段から表示手段、撮像手段、記録再生手段に供給される電源を段階的に停止させるための前置省電力モードを実行することができる。
本発明の撮影装置によれば、未操作が所定時間に達したときバッテリからの電源供給を停止させて省電力モードに移行する間に、制御手段により、電源供給手段から表示手段、撮像手段、記録再生手段に供給される電源を段階的に停止させるための前置省電力モードを実行することができるので、部品点数を増加させることなく、省電力モードに移行する間であってもバッテリの電力消費をさらに低減させることができる。
本実施形態では、未操作が所定時間に達したときバッテリからの電源供給を停止させて省電力モードに移行する間に、制御手段により、電源供給手段から表示手段、撮像手段、記録再生手段に供給される電源を段階的に停止させるための前置省電力モードを実行させることにより、部品点数を増加させることなく、省電力モードに移行する間であってもバッテリの電力消費をさらに低減させるようにした。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の撮影装置をカメラ一体型VCRに適用した場合の一実施形態を示すブロック図、図2及び図3は、図1の撮影装置における省電力モード移行方法を説明するためのフローチャートである。
図1において、符号1は被写体を撮像する撮像手段としてのCCDカメラ、符号2はCCDカメラ1からの信号に対して利得補正やA/D変換処理等を行うCAM信号処理部、符号3はCAM信号処理部2によって処理された信号に対して歪み補正処理等を行うCAM信号処理用DSP回路、符号4はCAM信号処理用DSP回路3から出力される信号から図示しない磁気テープへの記録信号を生成したり、図示しない磁気テープに記録されている信号から再生信号を生成したりする記録再生信号処理用DSP回路、符号5は音を取り込むマイクロホン、符号6はマイクロホン5からの信号を増幅するマイクアンプ、符号7はマイクアンプ6からの信号に対してA/D変換処理するA/D変換回路をそれぞれ示している。
また、符号8は記録時に図示しないヘッドによって磁気テープに記録される信号を増幅したり、再生時に磁気テープに記録されている信号を増幅したりするヘッドアンプ、符号9は記録再生信号処理用DSP回路4によって処理された信号から表示用の信号を生成するLCD信号処理回路、符号10はLCD信号処理回路9によって生成された表示用の信号に基づき画像を表示するLCD(液晶ディスプレイ)パネル、符号11はLCDパネル10に対して表示光を与えるバックライト、符号12はバックライト11を点灯させるインバータ回路をそれぞれ示している。ここで、LCDパネル10、バックライト11、インバータ回路12は、表示手段を構成している。
また、符号13は図示しない磁気テープへの記録やその磁気テープに記録されている信号の再生等を行う記録再生手段としてのメカ部、符号14は記録再生時に図示しないヘッドを有するドラムを回転させるドラムモータ、符号15は図示しない磁気テープを規定にあわせた一定の速度で送るためのキャプスタンを回転させるキャプスタンモータ、符号16は図示しない磁気テープの記録再生時、早送り時、巻き戻し時に図示しないリール台を回転させるローディングモータをそれぞれ示している。
また、符号17はドラムモータ14の駆動をコントロールするドラムモータドライバ回路、符号18はキャプスタンモータ15の駆動をコントロールするキャプスタンモータドライバ回路、符号19はローディングモータ16の駆動をコントロールするローディングモータドライバ回路をそれぞれ示している。
また、符号20は各部の動作を制御するとともに、段階的に電源供給を停止させるための前置省電力モードを実行して省電力モードへ移行させるメインマイコン、符号21はメインマイコン20からの信号を受けて後述の電源回路部26の電源供給制御を行うサブマイコン、符号22は後述のバッテリ23の電力からサブマイコン21の動作電圧を得る電圧供給回路、符号23は充電可能なバッテリ、符号24はCAM_ON又はVTR_ON又は電源OFFの切り換えを行う電源スイッチ、符号25は撮影開始の際に操作される撮影開始スイッチ(RECスイッチ)をそれぞれ示している。ここで、メインマイコン20及びサブマイコン21は、制御手段を構成してる。
また、符号26は各部へ電源を供給する電源供給手段としての電源回路部、符号27はCCDカメラ1へ電源を供給する電源回路、符号28はCAM信号処理用DSP回路3及び記録再生信号処理用DSP回路4へ電源を供給する電源回路、符号29はCAM信号処理部2及びCAM信号処理用DSP回路3へ電源を供給する電源回路、符号30はCAM信号処理部2、CAM信号処理用DSP回路3、記録再生信号処理用DSP回路4及びLCD信号処理回路9へ電源を供給する電源回路をそれぞれ示している。
また、符号31はインバータ回路12へ電源を供給する電源回路、32はドラムモータドライバ回路17へ電源を供給する電源回路、符号33はキャプスタンモータドライバ回路18へ電源を供給する電源回路、符号34はローディングモータドライバ回路19へ電源を供給する電源回路、符号35はサブマイコン21の制御によって各電源回路の動作を制御する電源制御ICをそれぞれ示している。
次に、撮影装置による省電力モード移行方法について説明する。
まず、図2に示すように、電源スイッチ24がCAM_ON又はVTR_ONに切り換えられると(ステップS1)、メインマイコン20からサブマイコン21へ制御信号が出される。このとき、サブマイコン21からのP−CON−H信号が”H”となることで(ステップS2)、電源回路部26の各電源回路27〜34からそれぞれの部位へ電源が供給される(ステップS3)。
このとき、メインシステム起動に伴い、各部の初期化が行われ、撮影可能な状態になる(ステップS4〜S8)。ここで、電源投入直後の初期化完了時は撮影待機状態(REC_PAUSE)となる。
そして、通常は、撮影開始ボタン25がONされると、メインマイコン20の制御により、CCDカメラ1で撮影された画像がCAM信号処理部2でデジタル信号化され、さらにCAM信号処理用DSP回路3にてCAM画像としての処理が施される。また、CAM信号処理用DSP回路3からのCAM画像は、記録再生信号処理用DSP回路4により図示しないヘッドへの記録信号として生成され、ヘッドアンプ8によって増幅されて図示しない磁気テープに記録される。
次いで、撮影が終了し、撮影開始ボタン25がOFFされか、又は(ステップS8)での撮影待機状態(REC_PAUSE)から撮影開始ボタン25がONされずに、撮影待機状態がたとえば5分以上続くと、通常では、図示しないヘッドの磨耗防止や省電力化等の目的で電源が強制的にOFFされることになるが、本実施形態では、たとえば5分後の電源OFFとなる省電力モードに移行するまでに段階的に電源供給を停止させるための前置省電力モードを実行するようにしている。
すなわち、たとえば撮影が行われた後、撮影開始ボタン25がOFFされ、撮影待機状態(REC_PAUSE)がT1分以上続いた場合(ステップS9)、メインマイコン20からの制御信号であるBL_CTL(バックライトコントロール)の電圧が徐々に下げられることで、電源回路31からインバータ回路12への電力が低下し、バックライト11によるLCDパネル10の明るさが通常より暗くされる(ステップS10)。この状態が前置省電力モードにおける第1段階である。
次に、撮影待機状態(REC_PAUSE)がさらにT2分以上続いた場合(ステップS11)、メインマイコン20からの制御信号であるBL_ON(バックライトオン)が”L”とされることで、バックライト11が消灯する(ステップS12)。ただし、バックライト11以外の各部へは電源が供給されている。この状態が前置省電力モードにおける第2段階である。
次に、図3に示すように、撮影待機状態(REC_PAUSE)がさらにT3分以上続いた場合(ステップS13)、制御信号であるCAM_ON及びLCD_ONが”L”とされることで、CCDカメラ1及びLCDパネル10への電源供給が停止となる(ステップS14)。この状態が前置省電力モードにおける第3段階である。
次に、撮影待機状態(REC_PAUSE)がトータル5分以上続いた場合(ステップS15)、メインマイコン20からサブマイコン21への制御により、サブマイコン21の制御信号であるP_CON_Hが”L”とされることで、電源回路部26の全ての電源回路27〜34からの電源供給が停止となる(ステップS16)。この状態が前置省電力モードから省電力モードに移行する第4段階である。これにより、各部への電源供給が停止され、図示しないヘッドの磨耗防止や省電力化等が図れる。
これに対し、たとえば5分後の電源OFFとなる省電力モードに移行するまでのそれぞれの段階的な電源供給停止において、何らかのボタンが押された場合には、次のようにして撮影待機状態(REC_PAUSE)に戻ることができる。
すなわち、図2の(ステップS9)において、撮影待機状態(REC_PAUSE)がT1分に達していないときに撮影開始ボタン25が押された場合には(ステップS17)、(ステップS8)の撮影待機状態(REC_PAUSE)に戻ることができる(ステップS18)。これにより、撮影開始ボタン25が押されることで、直ちに撮影に入ることができる。
また、(ステップS11)において、撮影待機状態(REC_PAUSE)がT3分に達していないときに撮影開始ボタン25が押された場合には(ステップS19)、バックライト11によるLCDパネル10の明るさが通常に戻され、(ステップS8)の撮影待機状態(REC_PAUSE)に戻ることができる(ステップS20)。ここでは、(ステップS10)において、バックライト11によるLCDパネル10の明るさが通常より暗くされているため、LCDパネル10の明るさが通常に戻されることで、直ちに撮影に入ることができるとともに、LCDパネル10の明るさの変化によって撮影可能であることの確認も行うことができる。
また、図3の(ステップS13)において、撮影待機状態(REC_PAUSE)がT3分に達していないときに何らかのボタンが押された場合には(ステップS21)、バックライト11によるLCDパネル10の明るさが通常に戻され、(ステップS8)の撮影待機状態(REC_PAUSE)に戻ることができる(ステップS22)。ここでは、(ステップS12)において、バックライト11の点灯がOFFとされているため、バックライト11の点灯をONしてLCDパネル10の明るさが通常に戻されることで、直ちに撮影に入ることができるとともに、LCDパネル10の明るさの変化によって撮影可能であることの確認も行うことができる。また、ここでの何らかのボタンとは、撮影開始ボタン25に限らず、ZOOMボタン、MENUボタン等のように操作に関わるボタンであればよい。
また、(ステップS15)において、撮影待機状態(REC_PAUSE)がT5分に達していないときに上述した何らかのボタンが押された場合には(ステップS23)、バックライト11によるLCDパネル10の明るさが通常に戻され、(ステップS8)の撮影待機状態(REC_PAUSE)に戻ることができる(ステップS24)。ここでは、(ステップS14)において、CCDカメラ1及びLCDパネル10への電源供給が停止とされているため、CCDカメラ1及びLCDパネル10への電源供給とともに、バックライト11の点灯をONしてLCDパネル10の明るさが通常に戻されることで、上記同様に、直ちに撮影に入ることができる。また、LCDパネル10の明るさの変化によって撮影可能であることの確認も行うことができる。
このように、本実施形態では、未操作が所定時間に達したときバッテリ23からの電源供給を停止させて省電力モードに移行する間に、メインマイコン20及びサブマイコン21により、電源回路部26からインバータ回路12等への電源供給、CCDカメラ1への電源供給、メカ部13への電源供給を段階的に停止させるための前置省電力モードを実行させるようにしたので、部品点数を増加させることなく、省電力モードに移行する間であってもバッテリ23の電力消費をさらに低減させることができる。
具体的には、撮影待機状態(REC_PAUSE)がT1分以上続いた場合、電源回路31からインバータ回路12への電力を低下させ、バックライト11によるLCDパネル10の明るさが通常より暗くする第1段階と、撮影待機状態(REC_PAUSE)がさらにT2分以上続いた場合(ステップS11)、バックライト11を消灯させる第2段階と、撮影待機状態(REC_PAUSE)がさらにT3分以上続いた場合CCDカメラ1及びLCDパネル10への電源供給を停止させる第3段階と、撮影待機状態(REC_PAUSE)がトータル5分以上続いた場合、電源回路部26の全ての電源回路27〜34からの電源供給を停止させる第4段階とをとるようにすることができる。
このように、撮影待機状態(REC_PAUSE)が電源回路部26の全ての電源回路27〜34からの電源供給を停止させる第4段階に到達する間に、第1〜第3段階毎に部分的に電源供給を停止させることで、バッテリ23のトータル的な電力消費が低減されることから、バッテリ23の寿命をさらに延ばすことができ、長時間撮影が可能となる。
この場合、たとえば撮影開始ボタン25の押し忘れがあった場合や、誤って撮影開始ボタン25を2度押して撮影待機状態(REC_PAUSE)に戻ってしまい、気づかずにそのままになってしまっても、確実にバッテリ23のトータル的な電力消費を低減できるとともに、LCDパネル10の明るさの変化によって撮影待機状態(REC_PAUSE)での放置を警告することができる。
また、たとえば5分後の電源OFFとなる省電力モードに移行するまでのそれぞれの段階的な電源供給停止が行われる間に、何らかのボタンが押された場合には、撮影待機状態(REC_PAUSE)に戻るようにしたので、撮影再開を直ちに実行させることができるばかりか、LCDパネル10の明るさの変化によって撮影再開が可能であることを確認することができる。
なお、本実施形態では、本発明の撮影装置を記録媒体を磁気テープとするカメラ一体型VCRに適用した場合について説明したが、DVD−RAM、DVD−RW、HDD、半導体等のように磁気テープ以外を記録媒体とする撮影装置に適用してもよい。また、記録媒体に記録される画像は、静止画又は動画、又は静止画及び動画であってもよいことは勿論である。
また、本実施形態では、バッテリ23を電源とした場合について説明したが、バッテリ23に限らず、商用電源を変換して直流電源とするDC変換器からの直流を電源としてもよく、この場合も、上記同様に、電力消費をさらに低減させることができる。
また、本実施形態では、LCD(液晶ディスプレイ)パネル10によって画像を表示させるようにしているが、この例に限らず、PDP(プラズマディスプレイ)、有機ELディスレイ等の他のディスプレイによって画像を表示させるようにしてもよい。
ノートパソコン、PDA、携帯電話等の電子機器や、ラジカセ、携帯用テープ再生器、携帯用CD再生器、携帯用DVD再生器等のA/V機器にも適用可能である。特に、バッテリを電源とする機器であれば、バッテリの寿命がさらに延びるので、使用時間又は再生時間をさらに延ばすことができる。
本発明の撮影装置をカメラ一体型VCRに適用した場合の一実施形態を示すブロック図である。 図1の撮影装置における省電力モード移行方法説明するためのフローチャートである。 図1の撮影装置における省電力モード移行方法を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 CCDカメラ
10 LCDパネル
11 バックライト
12 インバータ回路
13 メカ部
20 メインマイコン
21 サブマイコン
23 バッテリ
26 電源回路部

Claims (8)

  1. バッテリを電源とし、未操作が所定時間に達したとき前記バッテリからの電源供給を停止させて省電力モードに移行する機能を有した撮影装置であって、
    画像を表示する表示手段と、
    被写体を撮像する撮像手段と、
    撮像された画像の記録又は再生を行う記録再生手段と、
    前記バッテリからの電源を前記表示手段、撮像手段、記録再生手段に供給する電源供給手段と、
    前記電源供給手段からの電源供給を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記未操作が所定時間に達する間に、前記電源供給手段からの電源供給を段階的に停止させるための前置省電力モードを実行した後、前記省電力モードに移行するように制御することを特徴とする撮影装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記未操作が所定時間に達する間を第1段階から第4段階に分けたとき、
    第1段階では、前記表示手段への電源供給を停止させ、
    第2段階では、前記撮像手段への電源供給を停止させ、
    第3段階では、前記記録再生手段への電源供給を停止させ、
    第4段階では、前記省電力モードに移行するように制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  3. 前記表示手段は、少なくとも液晶表示パネルとバックライトとを備えており、
    前記制御手段は、
    前記未操作が所定時間に達する間を第1段階から第4段階に分けたとき、
    第1段階では、前記バックライトへの電源供給を停止させ、
    第2段階では、前記液晶表示パネルへの電源供給を停止させ、
    第3段階では、前記撮像手段への電源供給を停止させ、
    第4段階では、前記記録再生手段への電源供給を停止させて省電力モードに移行するように制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  4. 前記制御手段は、前記電源供給手段からの電源供給を段階的に停止させて前記省電力モードに移行する間のそれぞれの段階において、いずれかの操作ボタンが操作された場合、前記電源供給手段からの電源供給が前記表示手段、撮像手段、記録再生手段の全てに供給される状態に復帰するように制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の撮影装置。
  5. バッテリを電源とし、未操作が所定時間に達したとき前記バッテリからの電源供給を停止させて省電力モードに移行する省電力モード移行方法であって、
    画像を表示する表示手段に電源供給する工程と、
    被写体を撮像する撮像手段に電源供給する工程と、
    撮像された画像の記録又は再生を行う記録再生手段に電源供給する工程と、
    前記未操作が所定時間に達する間に、前記電源供給を段階的に停止させるための前置省電力モードを実行した後、前記省電力モードに移行するように制御する工程とを有する
    ことを特徴とする省電力モード移行方法。
  6. 前記未操作が所定時間に達する間を第1段階から第4段階に分けたとき、
    第1段階では、前記表示手段への電源供給を停止させ、
    第2段階では、前記撮像手段への電源供給を停止させ、
    第3段階では、前記記録再生手段への電源供給を停止させ、
    第4段階では、前記省電力モードに移行するように制御する工程を有する
    ことを特徴とする請求項5に記載の省電力モード移行方法。
  7. 前記表示手段が少なくとも液晶表示パネルとバックライトとを備えており、
    前記未操作が所定時間に達する間を第1段階から第4段階に分けたとき、
    第1段階では、前記バックライトへの電源供給を停止させ、
    第2段階では、前記液晶表示パネルへの電源供給を停止させ、
    第3段階では、前記撮像手段への電源供給を停止させ、
    第4段階では、前記記録再生手段への電源供給を停止させて省電力モードに移行するように制御する工程を有する
    ことを特徴とする請求項5に記載の省電力モード移行方法。
  8. 前記電源供給を段階的に停止させて前記省電力モードに移行する間のそれぞれの段階において、いずれかの操作ボタンが操作された場合、前記電源供給が前記表示手段、撮像手段、記録再生手段の全てに供給される状態に復帰するように制御する工程を有することを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の省電力モード移行方法。
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