JP2006033318A - 周波数ホッピング信号検出装置及びこれを用いた電波監視システム - Google Patents

周波数ホッピング信号検出装置及びこれを用いた電波監視システム Download PDF

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Abstract

【課題】 周波数ホッピング信号検出装置及びこれを用いた電波監視システムでは、受信レベルの変動や干渉妨害及び伝搬損により周波数ホッピング信号のホッピング時間の短時間化が生じ、周波数ホッピング信号の誤検出の原因になる課題があった。
【解決手段】 周波数ホッピング信号の周波数の変動する幅が広帯域に渡る場合でも到来電波を広帯域に渡り一括受信して、到来電波の画像データ(パターン)と事前に保持している周波数ホッピング信号のチップ情報を含むスペクトログラム画像データ(パターン)との一致度(類似度)から到来電波に含まれる周波数ホッピング信号を周波数ホッピング信号に同期して受信周波数を切り替えることなしに抽出して周波数ホッピング信号を検出する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、空間を伝搬する到来電波から、周波数ホッピング信号を補足・検出して、その検出された周波数ホッピング信号を復調する周波数ホッピング信号検出装置及びこれを用いた電波監視システムに関するものである。
近年、携帯電話、無線LAN等の普及により不法電波の放射源となる不法電波局の数が増加している。このような不法電波局の増加は正規無線局の業務を妨害するという事態を招き、今後の情報通信技術の発展に伴い大きな社会問題となる可能性がある。これに対し、このような不法電波を監視摘発する取り組みも行われているが、例えば、無線LAN等においては、第三者による傍受・盗聴から伝送データの保護を目的とした周波数ホッピング方式(データを送信する搬送波の周波数を時間とともに高速に変化させることにより、スペクトルを拡散する通信方式)が広く採用されており、このような周波数ホッピング信号の電波監視は容易ではない。
例えば、一般的に用いられている狭帯域受信機を周波数ホッピング信号の電波監視等を目的として使用する場合、当該受信機の同調周波数をランダムに変動するホッピング周波数に追随させることが必要であり、個々の周波数ホッピング信号(以下、チップと呼ぶ)を確実に受信することは困難であった。
一方で、送信側で使用した拡散符号を予め用意しておかなくても、高速フーリエ変換回路とフィルタバンク回路とを組み合わせた処理により周波数ホッピング信号のホッピング間隔及びホッピング周波数を検出できるようにしたものが提案されている。
特開平6−261020号公報(図4、図5)
特開平11−251969号公報(図1、図8等)
しかし、従来の周波数ホッピング信号検出装置は、いずれにしても受信した周波数ホッピング信号の信号レベル、信号時間長等を求め、その値があらかじめ用意している閾値と合致するか否かを判定する必要があり、周波数ホッピング信号がフェージングによる受信レベルの変動や干渉妨害及び伝搬損による影響を受けている場合、あるいは無線LAN等のような微弱電波を利用する通信システムにおいては、周波数ホッピング信号の各チップが非常に微弱な信号となり、これらの閾値を満たさない場合が多々見られ、このような従来手法では信号強度の強い不要信号の方に同調する等、周波数ホッピング信号を誤検出するという問題点があった。
また、上述したような閾値による一連の処理や高速フーリエ変換回路とフィルタバンク回路とを組み合わせた処理は、周波数ホッピング信号の搬送波周波数の切り替え速度(以下、周波数ホッピング速度という。)に対応してリアルタイムで行わねばならず、高速の周波数ホッピング通信に対応することが難しいという問題点もあった。
この発明は、上記のような課題を解消するためになされたものであり、周波数ホッピング信号がフェージングによる受信レベルの変動や干渉妨害及び伝搬損による影響を受けるような場合、あるいは微弱電波を利用する通信システムに適用される場合等において、周波数ホッピング信号の補足・検出を確実に行うことができ、かつ、高速の周波数ホッピング通信にも容易に対応することができる新規な周波数ホッピング信号検出装置及びこれを用いた電波監視システムを提供することを目的とする。
請求項1の発明に係る周波数ホッピング信号検出装置は、到来電波を受信処理する受信部と、この受信部により受信処理された周波数ホッピング信号を含む高周波信号をディジタル信号に変換するA/D変換部と、このA/D変換部から出力されたディジタル信号を蓄積する蓄積手段と、前記A/D変換部から出力されたディジタル信号をスペクトログラム画像データに変換するスペクトラム画像処理手段と、予め前記空中線部の受信する周波数ホッピング信号に対応する複数のホッピングパターンデータを保持する事前保持手段と、前記スペクトラム画像処理手段のスペクトログラム画像データの内、前記事前保持手段に蓄積されたいずれかのホッピングパターンデータと一致する部分の画像データを周波数ホッピング信号と判定し、その画像データのパターン情報を前記蓄積手段に出力するホッピングパターン検出部と、このホッピングパターン検出部のパターン情報により特定された前記蓄積手段のデジタル信号を復調する復調手段とを備えたものである。
請求項2の発明に係る周波数ホッピング信号検出装置は、前記受信部がデジタルビームフォーミング処理を行うものである。
請求項3の発明に係る周波数ホッピング信号検出装置は、到来電波を受信する空中線部と、この空中線部に受信された周波数ホッピング信号を含む高周波信号をディジタル信号に変換するA/D変換部と、このA/D変換部から出力されたディジタル信号を蓄積する蓄積手段と、前記A/D変換部から出力されたディジタル信号を単位時間ごとに周波数成分で展開したスペクトログラム画像データに変換するスペクトラム画像処理手段と、予め前記空中線部の受信する周波数ホッピング信号に対応する複数のホッピングパターンデータを保持する事前保持手段と、前記スペクトラム画像処理手段から出力されたスペクトログラム画像データと前記事前保持手段に蓄積されたホッピングパターンデータとを比較していずれかのホッピングパターンデータと類似部分のスペクトログラム画像データを抽出するパターンマッチング手段と、このパターンマッチング手段で抽出された前記類似部分のパターン情報に基づいて前記蓄積手段に蓄積されている周波数ホッピング信号を特定するマーキング特定手段と、このマーキング特定手段により特定された前記周波数ホッピング信号を復調する復調手段とを備えたものである。
請求項4の発明に係る周波数ホッピング信号検出装置は、前記事前保持手段がホッピングパターンデータの書き換えが可能な記憶媒体を用いて構成されたものである。
請求項5の発明に係る電波監視システムは、到来電波を受信処理する受信部と、この受信部により受信処理された周波数ホッピング信号を含む高周波信号をディジタル信号に変換するA/D変換部と、このA/D変換部から出力されたディジタル信号を蓄積する蓄積手段と、前記A/D変換部から出力されたディジタル信号を単位時間ごとに周波数成分を展開したスペクトログラム画像データに変換するスペクトラム画像処理手段と、予め前記空中線部の受信する周波数ホッピング信号に対応する複数のホッピングパターンデータを保持する事前保持手段と、前記スペクトラム画像処理手段のスペクトログラム画像データの内、前記事前保持手段に蓄積されたいずれかのホッピングパターンデータと一致する部分の画像データを周波数ホッピング信号と判定し、その画像データのパターン情報を前記蓄積手段に出力するホッピングパターン検出部と、その画像データのパターン情報に対応するデジタル信号を周波数ホッピング信号として前記蓄積手段から出力させる監視卓と、前記蓄積手段より出力された前記周波数ホッピング信号を復調する復調手段と、この復調手段により復調された復調信号より元の信号を再生する周波数ホッピング信号出力部とを備えたものである。
請求項6の発明に係る電波監視システムは、到来電波を受信する空中線部と、この空中線部に受信された周波数ホッピング信号を含む高周波信号をディジタル信号に変換するA/D変換部と、このA/D変換部から出力されたディジタル信号を蓄積する蓄積手段と、前記A/D変換部から出力されたディジタル信号を単位時間ごとに周波数成分で展開したスペクトログラム画像データに変換するスペクトラム画像処理手段と、予め前記空中線部の受信する複数のホッピングパターンデータを保持する事前保持手段と、前記スペクトラム画像処理手段から出力されたスペクトログラム画像データ前記事前保持手段に蓄積されたホッピングパターンデータとを比較していずれかのホッピングパターンデータと類似部分のスペクトログラム画像データを抽出するパターンマッチング手段と、このパターンマッチング手段で抽出された前記類似部分のパターン情報に基づいて前記蓄積手段に保持されている周波数ホッピング信号を特定するマーキング特定手段と、このマーキング特定手段で特定された前記周波数ホッピング信号を前記蓄積手段から出力させる監視卓と、前記蓄積手段から出力された周波数ホッピング信号を復調する復調手段と、この復調手段によって復調された復調信号より元の信号を再生する周波数ホッピング信号出力部とを備えたものである。
以上のように、この発明によれば、到来電波のスペクトログラム画像データと予め保持している周波数ホッピング信号のホッピングパターンデータとの一致度(類似度)から到来電波中の周波数ホッピング信号を検出するので、周波数ホッピング信号がフェージングによる受信レベルの変動や干渉妨害及び伝搬損による影響を受けている場合あるいは無線LAN等のような微弱電波を利用する通信システムにおいて、周波数ホッピング信号の補足・検出を確実に行うことができる。また、受信した到来電波を蓄積手段に蓄積し、その中から周波数ホッピング信号を抽出するので、周波数ホッピング信号の周波数の変動する幅(飛び幅:パーシャルバンド)が広帯域に渡るような場合や、高速の周波数ホッピング通信にも容易に対応することができる。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1について図1を用いて説明する。図1は、実施の形態1による周波数ホッピング信号検出装置及びこれを用いた電波監視システムの回路構成図であり、図1において1は到来電波を受信する空中線部、2は空中線部1が受信した到来電波を直交復調する受信器、3は空中線部1及び受信器2より構成された受信部において受信処理された受信信号をA/D変換するA/D変換部、4はA/D変換部3から出力された信号の蓄積手段である蓄積部、5はA/D変換部3から出力された信号をスペクトログラム画像データに変換するスペクトラム画像手段であるスペクトラム画像処理部、6はスペクトラム画像処理部5で変換されたスペクトログラム画像データから周波数ホッピング信号をパターンマッチングにより抽出するホッピングパターン検出部、7はホッピングパターン検出部6内の空中線部1が受信した到来電波に含まれると予想される周波数ホッピング信号のホッピングパターンデータを事前に保持する事前保持手段、8はスペクトラム画像処理部5のデータと事前保持手段7のデータを比較するパターンマッチング手段、9はパターンマッチング手段8の比較結果から蓄積部4に蓄積された信号の対応部分を特定するマーキング特定手段、10は蓄積部4内で受信信号をファイル化して蓄積するデータベース部、11は蓄積部4内でデータベース部10を制御するサーバ、12はマーキング特定手段9で特定された蓄積部4に蓄積された信号の対応部分を出力させる監視卓、13は監視卓12が出力させた信号を復調する手段の復調部である。
次に動作について説明する。空中線部1で受信された受信信号は、受信器2で受信処理され、同相(I)成分と直交(Q)成分とに直交復調された後にA/D変換部3へ送られ、A/D変換されて蓄積部4とスペクトラム画像処理部5へ送られる。蓄積部4では、A/D変換された受信信号とその受信時刻と周波数をインデックスデータとして付加し、ファイル化したデータをデータベース部10に蓄積していく。蓄積部4はデータベース部10とそれを制御するサーバ11から構成されており、データベース部10へのアクセスは全てサーバ11を経由して行う。スペクトラム画像処理部5では、受信信号をFFT(高速フーリエ変換)等の処理を行い、電力スペクトルを時間−周波数領域にて表示する。受信信号のスペクトログラム画像データを生成し、監視卓12に送る。また生成されたスペクトログラム画像データはホッピングパターン検出部6にも送られる。ホッピングパターン検出部6は、事前保持手段7とパターンマッチング手段8から構成されており、スペクトログラム画像データと事前保持手段7に保持されているホッピングパターンデータとをパターンマッチング手段8においてパターンマッチング処理を行う。
パターンマッチング手段8でのパターンマッチングの結果、スペクトラム画像処理手部5で生成されたスペクトログラム画像データから事前保持手段7に保持されているホッピングパターンデータとの一致度(類似度)が高い部分を抽出する。マーキング特定手段9では、パターンマッチング手段8で抽出した一致度(類似度)が高い部分のホッピングパターンに対応するデータベース部10に蓄積されている受信信号の箇所を特定する。受信信号には周波数ホッピング信号が含まれているという情報と周波数ホッピング信号に対応する受信信号の箇所の情報は監視卓12に送られる。更に周波数ホッピング信号に対応する受信信号の箇所の情報はサーバ11に送られる。マーキング特定手段9で特定された周波数ホッピング信号に対応する受信信号の箇所を復調部13へ出力させよう監視者が監視卓12からサーバ11に指示を送る。データベース部では、受信信号のファイルに受信時刻と周波数をインデックスデータとして付加して受信信号のデータを保持(保存)しているので、マーキング特定手段9で特定された周波数ホッピング信号に対応する受信信号の箇所の情報、つまり受信時刻と周波数の情報からサーバ11はデータベース部10に保持されている受信信号の内、周波数ホッピング信号に対応する箇所を引き出して復調部13へ送る。復調部13で周波数ホッピング信号は復調されて監視卓12に送られる。
ホッピングパターン検出部6でのパターンマッチングの詳細について図1乃至4を用いて説明する。図2は、実施の形態1による到来電波に対応する周波数ホッピング信号のホッピングパターン図であり、図2において14は周波数ホッピング信号のチップである。図3は、実施の形態1による受信信号のスペクトログラム図であり、図3において15は受信信号に含まれた周波数ホッピング信号のチップ、16はノイズ等により抜け落ちた周波数ホッピング信号のチップの領域、17は受信信号に含まれた放送波等の連続時間信号、18は受信信号に含まれたモールス通信波である。図4は、実施の形態1による周波数ホッピング信号抽出後のスペクトログラム図であり、図4において19はパターンマッチングにより抽出された周波数ホッピング信号のチップ、20はノイズ等により抜け落ちた周波数ホッピング信号のチップの領域である。
図2は事前保持手段7に保持されている周波数ホッピング信号のホッピングパターン例であり、図3は、スペクトラム画像処理部5で変換された受信信号のスペクトログラム図である。パターンマッチング手段8で受信信号のスペクトログラム画像データ(図3)と事前保持手段7に保持されているホッピングパターンデータ(図2)とのパターンマッチングを行い周波数ホッピング信号の抽出を行う。具体的には、図3に示すスペクトログラム画像データから図2に示すホッピングパターンデータとの一致度(類似度)が低い部分を除去する。つまり雑音(図2乃至4には図示していない)、連続時間信号17、モールス信号18が除去されて、図4に示される周波数ホッピング信号抽出後のスペクトログラムが抽出される。ノイズ等により抜け落ちた周波数ホッピング信号のチップの領域20も抽出される。そして、マーキング特定手段9により、パターンマッチング手段8で抽出した一致度(類似度)が高い部分のホッピングパターンに対応するデータベース部10に蓄積されている受信信号の箇所を特定する。
事前保持手段7に保持されている周波数ホッピング信号のホッピングパターンデータは書き換え可能であり、複数かつ最新のホッピングパターンの登録(保持)も可能である。従って新規な周波数ホッピング信号のホッピングパターンの出現にも柔軟に対応することが可能である。また事前情報は1つである必要はなく、多数の事前情報を用意することが可能である。なおパターンマッチングにより検出された周波数ホッピング信号を全て復調する必要はなく、全ての受信信号はデータベース部10に保持(保存)されているので、所望の箇所の受信信号のみを復調、又は後から所望の箇所の受信信号を復調してもよい。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2について図2乃至5を用いて説明する。図5は、実施の形態2による周波数ホッピング信号検出装置及びこれを用いた電波監視システムの回路構成図であり、図5において101は到来電波を受信する空中線部1が複数並べられた空中線部群、201は各空中線部1に一対一で対応して空中線部1が受信した到来電波を直交復調する受信器2が複数並べられた受信器群、35はA/D変換部3でA/D変換された受信信号を位相合成してディジタルビームフォーミング(DBF)を行うディジタルビームフォーミング信号処理部である。図中、同一符号は、同一又は相当部分を示しそれらについての詳細な説明は省略する。
対象の到来電波の電界強度が弱い場合、あるいはフェージングによるS/N比の劣化、到来電波の到来方向とは違う方向の妨害・干渉波からジャミングを受けた場合は、より信号の検出を確実にするために、実施の形態1の空中線部1を複数素子構成とし、受信信号を位相合成することで利得の高い指向性ビームを形成すると有効である。空中線部群101の各素子の受信信号を位相合成により、位相合成する場合の基準位相を制御することで、指向性ビームの方位を制御することが可能であり、到来電波の到来方位が既知である場合には、受信感度の大幅な改善が可能となる。
次に動作について説明する。空中線部群101で受信された受信信号は、受信器群201で同相(I)成分と直交(Q)成分とに直交復調された後にA/D変換部3へ送られ、A/D変換されてディジタルビームフォーミング信号処理部35に送られて、そこで各空中線1が受信した受信信号を位相合成してディジタルビームフォーミング(DBF)が行われ、蓄積部4とスペクトラム画像処理部5へ送られる。蓄積部4では、ディジタルビームフォーミング(DBF)により位相合成された受信信号をファイル化してデータベース部10に蓄積していく。蓄積部4はデータベース部10とそれを制御するサーバ11から構成されており、データベース部10へのアクセスは全てサーバ11を経由して行う。スペクトラム画像処理部5では、受信信号をFFT(高速フーリエ変換)等の処理を行い単位時間ごとに周波数成分で展開し、受信信号のスペクトログラム画像データを生成し、監視卓12に送る。また生成されたスペクトログラム画像データはホッピングパターン検出部6にも送られる。ホッピングパターン検出部6は、事前保持手段7とパターンマッチング手段8から構成されており、スペクトログラム画像データと事前保持手段7に保持されているホッピングパターンデータとをパターンマッチング手段8においてパターンパターンマッチングを行う。
パターンマッチング手段8でのパターンマッチングの結果、スペクトラム画像処理手部5で生成されたスペクトログラム画像データから事前保持手段7に保持されているホッピングパターンデータとの一致度(類似度)が高い部分を抽出する。ホッピングパターン検出部6でのパターンマッチングの詳細については、実施の形態1での説明と同じである。受信信号には周波数ホッピング信号が含まれているという情報と周波数ホッピング信号に対応する受信信号の箇所の情報は監視卓12に送られる。更に周波数ホッピング信号に対応する受信信号の箇所の情報はサーバ11に送られる。監視卓12は、マーキング特定手段9で特定された周波数ホッピング信号に対応する受信信号の箇所を復調部13へ出力させようサーバ11に指示を行う。その指示により、サーバ11はデータベース部10に保持されている受信信号の内、周波数ホッピング信号に対応する箇所を引き出して復調部13の送る。復調部13で周波数ホッピング信号は復調されて監視卓12に送られる。また実施の形態1と同じく、パターンマッチングにより検出された周波数ホッピング信号を全て復調する必要はなく、全ての受信信号はデータベース部10に保持(保存)されているので、所望の箇所の受信信号のみを復調、又は後から所望の箇所の受信信号を復調してもよい。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3について図1乃至6を用いて説明する。図6は、実施の形態3による周波数ホッピング信号検出装置及びこれを用いた電波監視システムの回路構成図であり、図6において121,122は、それぞれスペクトラム画像処理部5によって生成されたスペクトログラム画像データの表示や復調部13が復調した信号を出力する監視卓12に設けられた表示部,スピーカ部である。表示部121とスピーカ部122は監視卓12の外部に設けてもよい(図6には図示していない)。図中、同一符号は、同一又は相当部分を示しそれらについての詳細な説明は省略する。
次に動作について説明する。空中線部1で受信された受信信号は、受信器2で同相(I)成分と直交(Q)成分とに直交復調された後にA/D変換部3へ送られ、A/D変換されて蓄積部4とスペクトラム画像処理部5へ送られる。蓄積部4では、A/D変換された受信信号をファイル化してデータベース部10に蓄積していく。蓄積部4はデータベース部10とそれを制御するサーバ11から構成されており、データベース部10へのアクセスは全てサーバ11を経由して行う。スペクトラム画像処理部5では、受信信号をFFT(高速フーリエ変換)等の処理を行い単位時間ごとに周波数成分で展開し、受信信号のスペクトログラム画像データを生成し、監視卓12に送られて表示部121に、そのスペクトログラム画像データが表示される。また生成されたスペクトログラム画像データはホッピングパターン検出部6に送られる。ホッピングパターン検出部6は、事前保持手段7とパターンマッチング手段8から構成されており、スペクトログラム画像データと事前保持手段7に保持されているホッピングパターンデータとをパターンマッチング手段8においてパターンパターンマッチングを行う。
パターンマッチング手段8でのパターンマッチングの結果、スペクトラム画像処理手部5で生成されたスペクトログラム画像データから事前保持手段7に保持されているホッピングパターンデータとの一致度(類似度)が高い部分を抽出する。マーキング特定手段9では、パターンマッチング手段8で抽出した一致度(類似度)が高い部分のホッピングパターンに対応するデータベース部10に蓄積されている受信信号の箇所を特定する。受信信号には周波数ホッピング信号が含まれているという情報と周波数ホッピング信号に対応する受信信号の箇所の情報は監視卓12に送られ、周波数ホッピング信号と判定された信号に対して表示の色を変更する等の画像処理を行い監視卓12の表示部12に表示する。更に周波数ホッピング信号に対応する受信信号の箇所の情報はサーバ11に送られる。監視卓12は、マーキング特定手段9で特定された周波数ホッピング信号に対応する受信信号の箇所を復調部13へ出力させようサーバ11に指示を行う。その指示により、サーバ11はデータベース部10に保持されている受信信号の内、周波数ホッピング信号に対応する箇所を引き出して復調部13へ送る。復調部13で周波数ホッピング信号は復調されて監視卓12の表示部121に表示、あるいは監視卓12のスピーカ部122から出力され聴音される。表示と聴音を個別でなく同時に行ってもよい。
実施の形態3は、実施の形態2と同じく図5に示した複数の空中線部1,受信器2とディジタルビームフォーミング信号処理部を有した周波数ホッピング信号検出装置及びこれを用いた電波監視システムの回路でも同じく実現できる。また実施の形態1と2と同じくパターンマッチングにより検出された周波数ホッピング信号を全て復調する必要はなく、全ての受信信号はデータベース部10に保持(保存)されているので、所望の箇所の受信信号のみを復調、又は後から所望の箇所の受信信号を復調してもよい。ホッピングパターン検出部6でのパターンマッチングの詳細については、実施の形態1と2での説明と同じである。
なお、上記実施の形態では、周波数ホッピング方式を採用した音声通信を監視する場合について説明したが、これだけに限られず、例えば、データ通信等も監視することが可能である。この場合、監視卓12にはパソコン等の電子計算機を設けて再生したデータ信号の内容を確認する。
実施の形態1乃至3による周波数ホッピング信号検出装置及びこれを用いた電波監視システムの回路構成図 実施の形態1乃至3による到来電波に対応する周波数ホッピング信号のホッピングパターン図 実施の形態1乃至3による受信信号のスペクトログラム図 実施の形態1乃至3による周波数ホッピング信号抽出後のスペクトログラム図 実施の形態2,3による周波数ホッピング信号検出装置及びこれを用いた電波監視システムの回路構成図 実施の形態3による周波数ホッピング信号検出装置及びこれを用いた電波監視システムの回路構成図
符号の説明
1…空中線部 2…受信器 3…A/D変換部 4…蓄積部
5…スペクトラム画像処理部 6…ホッピングパターン検出部 7…事前保持手段
8…パターンマッチング手段 9…マーキング特定手段 10…データベース部
11…サーバ 12…監視卓 13…復調部
14,15,19…周波数ホッピング信号のチップ
16…抜け落ちた周波数ホッピング信号のチップの領域 17…連続時間信号
18…モールス通信波 20…抜け落ちた周波数ホッピング信号のチップの領域
35…ディジタルビームフォーミング信号処理部 101…空中線部群
201…受信器群 121…表示部 122…スピーカ部。

Claims (6)

  1. 到来電波を受信処理する受信部と、この受信部により受信処理された周波数ホッピング信号を含む高周波信号をディジタル信号に変換するA/D変換部と、このA/D変換部から出力されたディジタル信号を蓄積する蓄積手段と、前記A/D変換部から出力されたディジタル信号をスペクトログラム画像データに変換するスペクトラム画像処理手段と、予め前記空中線部の受信する周波数ホッピング信号に対応する複数のホッピングパターンデータを保持する事前保持手段と、前記スペクトラム画像処理手段のスペクトログラム画像データの内、前記事前保持手段に蓄積されたいずれかのホッピングパターンデータと一致する部分の画像データを周波数ホッピング信号と判定し、その画像データのパターン情報を前記蓄積手段に出力するホッピングパターン検出部と、このホッピングパターン検出部のパターン情報により特定された前記蓄積手段のデジタル信号を復調する復調手段とを備えた周波数ホッピング信号検出装置。
  2. 前記受信部は、デジタルビームフォーミング処理を行うものである請求項1記載の周波数ホッピング信号検出装置。
  3. 到来電波を受信する空中線部と、この空中線部に受信された周波数ホッピング信号を含む高周波信号をディジタル信号に変換するA/D変換部と、このA/D変換部から出力されたディジタル信号を蓄積する蓄積手段と、前記A/D変換部から出力されたディジタル信号を単位時間ごとに周波数成分で展開したスペクトログラム画像データに変換するスペクトラム画像処理手段と、予め前記空中線部の受信する周波数ホッピング信号に対応する複数のホッピングパターンデータを保持する事前保持手段と、前記スペクトラム画像処理手段から出力されたスペクトログラム画像データと前記事前保持手段に蓄積されたホッピングパターンデータとを比較していずれかのホッピングパターンデータと類似部分のスペクトログラム画像データを抽出するパターンマッチング手段と、このパターンマッチング手段で抽出された前記類似部分のパターン情報に基づいて前記蓄積手段に蓄積されている周波数ホッピング信号を特定するマーキング特定手段と、このマーキング特定手段により特定された前記周波数ホッピング信号を復調する復調手段とを備えた周波数ホッピング信号検出装置。
  4. 前記事前保持手段は、ホッピングパターンデータの書き換えが可能な記憶媒体を用いて構成されたものである請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の周波数ホッピング信号検出装置。
  5. 到来電波を受信処理する受信部と、この受信部により受信処理された周波数ホッピング信号を含む高周波信号をディジタル信号に変換するA/D変換部と、このA/D変換部から出力されたディジタル信号を蓄積する蓄積手段と、前記A/D変換部から出力されたディジタル信号を単位時間ごとに周波数成分を展開したスペクトログラム画像データに変換するスペクトラム画像処理手段と、予め前記空中線部の受信する周波数ホッピング信号に対応する複数のホッピングパターンデータを保持する事前保持手段と、前記スペクトラム画像処理手段のスペクトログラム画像データの内、前記事前保持手段に蓄積されたいずれかのホッピングパターンデータと一致する部分の画像データを周波数ホッピング信号と判定し、その画像データのパターン情報を前記蓄積手段に出力するホッピングパターン検出部と、その画像データのパターン情報に対応するデジタル信号を周波数ホッピング信号として前記蓄積手段から出力させる監視卓と、前記蓄積手段より出力された前記周波数ホッピング信号を復調する復調手段と、この復調手段により復調された復調信号より元の信号を再生する周波数ホッピング信号出力部とを備えた電波監視システム。
  6. 到来電波を受信する空中線部と、この空中線部に受信された周波数ホッピング信号を含む高周波信号をディジタル信号に変換するA/D変換部と、このA/D変換部から出力されたディジタル信号を蓄積する蓄積手段と、前記A/D変換部から出力されたディジタル信号を単位時間ごとに周波数成分で展開したスペクトログラム画像データに変換するスペクトラム画像処理手段と、予め前記空中線部の受信する複数のホッピングパターンデータを保持する事前保持手段と、前記スペクトラム画像処理手段から出力されたスペクトログラム画像データ前記事前保持手段に蓄積されたホッピングパターンデータとを比較していずれかのホッピングパターンデータと類似部分のスペクトログラム画像データを抽出するパターンマッチング手段と、このパターンマッチング手段で抽出された前記類似部分のパターン情報に基づいて前記蓄積手段に保持されている周波数ホッピング信号を特定するマーキング特定手段と、このマーキング特定手段で特定された前記周波数ホッピング信号を前記蓄積手段から出力させる監視卓と、前記蓄積手段から出力された周波数ホッピング信号を復調する復調手段と、この復調手段によって復調された復調信号より元の信号を再生する周波数ホッピング信号出力部とを備えた電波監視システム。

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