JP2006029604A - 空気調和機 - Google Patents

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Shizuo Otaki
鎭雄 大瀧
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】一つの冷凍サイクルの中に並列接続されている複数台のロータリー圧縮機を同時に始動するときの始動電流の重畳を防ぎながら始動性の確保が出来る空気調和機を提供する。
【解決手段】一つの冷凍サイクルの中に並列接続されている複数台のロータリー圧縮機の各圧縮機に接続される吐出側配管経路に圧縮機から排出する方を流れ方向とする逆止弁をもうけ、さらに各圧縮機に接続される吸入側配管経路に圧縮機に流入する方を流れ方向とする逆止弁をもうけることにより 先に圧縮機が起動したときに生じる吸入側と吐出側の圧力差を停止している圧縮機の吸入側、吐出側に伝えず確実に始動が出来るようにしている。
【選択図】図1

Description

この発明は一つの冷凍サイクルの中に複数台の圧縮機が並列接続されている空気調和機の配管構成に係り、特に運転台数増加するときの始動時の不具合を解消する空気調和機に関するものである。
近年、生活レベル及び施工性の向上により省スペース化が図られ、建物全体の空気調和を可能にする要求が高まり、それに伴い複数台の圧縮機を並列に接続して室外機の容量を大きくしているものが少なくない。
これら複数台の圧縮機を並列に並べた室外機を有する空気調和機の例としては特許文献1記載のものが有る。これら従来の複数台の圧縮機を並列に並べた室外機を有する空気調和機では、圧縮機の吐出側に逆止弁をもうけ冷媒の停止側に溜まり込むのを防いでいるが、吸入側には特に逆止弁はもうけていない。一般に圧縮機を始動する場合始動電流として大きな電流が流れるので2台運転する場合には始動タイミングをずらし2台の始動電流が重ならないようにしている。
特開平10−019397号公報
しかしこのような構成の場合、先に圧縮機を始動したときに低圧圧力が下がり後で始動する圧縮機の吸入側と吐出側に差圧が生じ後で始動する圧縮機が始動不良を起こしたり、またその起動不良を防ぐために始動の時間差を小さくすると始動電流の重なりを防ぎきれない問題を抱えていた。この課題は、圧縮機の台数が増えるにつれてますます解決が困難になってくる。
本発明は上記課題に鑑みて、ルームエアコンで一般的に使われているロータリ圧縮機を使いながら複数台の圧縮機を同時に始動する場合、始動電流の重なりを防ぎながら確実に始動することが出来る空気調和機を提供すること目的とする。
本発明に係る空気調和機は、一つの冷凍サイクルの中に並列接続されている複数台のロータリー圧縮機の各圧縮機に接続される吐出側配管経路に、圧縮機から排出する方を流れ方向とする逆止弁をもうけ、さらに各圧縮機に接続される吸入側配管経路に圧縮機に流入する方を流れ方向とする逆止弁をもうけている。
このような構成により、先に圧縮機が起動したときに生じる吸入側と吐出側の圧力差を、停止している圧縮機の吸入側、吐出側に伝えず確実に始動が出来るようにしている。
さらに、逆止弁をスプリング内蔵で通常閉じられるタイプとすることにより、停止中冷凍サイクルに対し閉じられるので長期停止中に冷媒が圧縮機のオイルにとけ込むのをふせいでいる。
本発明の空気調和機は、一つの冷凍サイクルの中に並列接続されている複数台のロータリー圧縮機の各圧縮機に接続される吐出側配管経路に圧縮機から排出する方を流れ方向とする逆止弁をもうけ、さらに各圧縮機に接続される吸入側配管経路に圧縮機に流入する方
を流れ方向とする逆止弁をもうけることにより、先に圧縮機が起動したときに生じる吸入側と吐出側の圧力差を、停止している圧縮機の吸入側、吐出側に伝えず確実に始動が出来るという効果がある。
さらに、逆止弁をスプリング内蔵で通常閉じられるタイプとすることにより、停止中冷凍サイクルにたいし閉じられるので長期停止中に冷媒が圧縮機のオイルにとけ込むのをふせぐことが出来る。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の1実施例の冷凍サイクルを示す図であり、冷房運転時の冷媒の流れの順に構成を説明すると圧縮機1,1aで圧縮された冷媒はそれぞれ吐出管にもうけられた逆止弁3,3aを通過しそれぞれの吐出管の合流部4で合流しオイルセパレータ5に入る。オイルセパレータ5でオイル分離された冷媒は、4方弁6を通って室外熱交換器7には入り凝縮し液冷媒となり膨張弁8で減圧され、接続配管を伝って室内機側にみちびかれ室内熱交換器9で蒸発する。室内熱交換器9で蒸発した気体冷媒は接続配管により室外側に導かれ、4方弁6を通ってサブアキュームレータ10にはいって気液分離され、分岐部11でそれぞれの圧縮機1,1aのアキュームレータ2,2aに接続されている吸入管の途中にもうけられた逆止弁12,12aを通って圧縮機1,1aに帰っていく。オイルセパレータ5で分離されたオイルは4方弁6とサブアキュームレータ10の間の配管に戻される。
上記のように構成された冷凍サイクルにおいて2台始動時の動作を説明すると、2台の圧縮機が停止し圧力がバランスしている状態から圧縮機1のみが運転すると、逆止弁3,12はそれぞれ流通方向なので開状態となり冷媒が吸入側から吐出側に送られ吐出側の合流部4の圧力は上がり、吸入側の分岐部11の圧力は下がる。一方まだ停止状態の圧縮機1aの側では逆止弁3aの前後で合流部4の圧力が圧縮機1aの圧力より高くなる差圧が生じ逆止弁3aは閉じた状態になる。また、逆止弁12aの前後で分岐部11の圧力がアキュームレータ2aの圧力より低くなり逆止弁12aも閉じた状態になる。すなわち圧縮機1aの吐出口、吸入口は圧縮機1の始動前の状態が維持され、圧力はバランスされており始動可能状態が保持される。次に圧縮機1が確実に始動して始動電流が重ならないタイミングで圧縮機1aを始動する。このとき圧縮機1aの吐出側、吸入側は圧力バランス状態が保持されているので確実に始動することができる。
さらに逆止弁3,3a,12,12aをスプリング内蔵で通常閉じられるタイプのものとすると、停止室の圧力バランス維持が確実に出来るようになるとともに、圧縮機がすべて停止しているシステムが停止しているときに冷媒が圧縮機内部のオイルに溶け込むのを防ぐことが出来、オイルが冷媒で薄められ潤滑性能を低下することを防ぐことが出来る。
以上のように、本発明にかかる空気調和機は吸入側と吐出側の圧力差を、停止している圧縮機の吸入側、吐出側に伝えず確実に始動が出来、さらに逆止弁をスプリング内蔵で通常閉じられるタイプとすることにより、停止中冷凍サイクルにたいし閉じられるので長期停止中に冷媒が圧縮機のオイルにとけ込むのをふせぐことがが可能となるので、一つの冷凍サイクルの中に複数台の圧縮機が並列接続されている空気調和システム等の用途に適用できる。
本発明の実施の形態における空気調和機の冷凍サイクルを示す図
符号の説明
1、1a 圧縮機
3、3a 吐出側逆止弁
4 吐出管合流部
5 オイルセパレータ
6 4方弁
7 室外熱交換器
8 膨張弁
9 室内熱交換器
10 サブアキュームレータ
11 吸入管分岐部
12、12a 吸入側逆止弁

Claims (2)

  1. 一つの冷凍サイクルの中に複数台のロータリー圧縮機が並列接続されており、各圧縮機に接続される吐出側配管経路に圧縮機から排出する方を流れ方向とする逆止弁をもうけ、さらに各圧縮機に接続される吸入側配管経路に圧縮機に流入する方を流れ方向とする逆止弁をもうけた空気調和機。
  2. 逆止弁をスプリング内蔵で通常閉じられるタイプのものとした請求項1に記載の空気調和機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007327668A (ja) * 2006-06-06 2007-12-20 Denso Corp 廃熱利用装置を備える冷凍装置
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