JP2006029223A - 振動圧縮機 - Google Patents

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JP2006029223A JP2004209781A JP2004209781A JP2006029223A JP 2006029223 A JP2006029223 A JP 2006029223A JP 2004209781 A JP2004209781 A JP 2004209781A JP 2004209781 A JP2004209781 A JP 2004209781A JP 2006029223 A JP2006029223 A JP 2006029223A
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Yoshinori Mizoguchi
義則 溝口
Keiji Oshima
恵司 大嶋
Shin Matsumoto
伸 松本
Kentaro Toyama
健太郎 外山
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】筐体を兼ねる外側継鉄とカバーとの結合構造を改善し、外形寸法や重量の縮小とガス封止信頼性の向上とを図る。
【解決手段】シリンダ1に隙間2を介して挿入され作動ガスの圧縮空間4を形成するピストン3と、このピストン3を往復駆動するリニア駆動部8,10と、ピストン3の周囲に配置され、リニア駆動部8,10の磁気通路を形成するとともに筐体を兼ねる継鉄6と、この継鉄6の端部に結合されたカバー13とを備え、このカバー13と継鉄6とは隙間2を通して作動ガスの圧縮空間4に通じるガス室15を形成する振動圧縮機において、カバー13を継鉄6にねじ込みにより結合するとともに、更に溶接により気密に封止する。結合部分にフランジがないため、外形寸法や重量が縮小するとともに、溶接によりガス封止が確実になる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、パルスチューブ冷凍機などの極低温冷凍機に作動ガスの振動流を供給する振動圧縮機に関する。
上記振動圧縮機として、永久磁石の磁界中に駆動子コイルが配置されたリニア駆動部によりピストンを往復駆動して作動ガスを圧縮するものが知られており、このような振動圧縮機は、例えば特許文献1や特許文献2に記載されている。図5は、この発明が適用されるこの種の振動圧縮機の従来構成を示す縦断面図である。図5の振動圧縮機は一対のピストンが左右対称に配置された復動式であり、左右共通の構造についてはその一方について説明する。図5において、シリンダ1にクリアランスシールを形成する隙間2を介してピストン3が挿入され、対向するピストン3,3間に作動ガスの圧縮空間4が形成されている。シリンダ1は内側継鉄を兼ねており、その周囲に環状空間5を介して筐体を兼ねる円筒状の外側継鉄6が配置されている。シリンダ1と外側継鉄6とは鋼材から一体形成され、左右中心の環状壁7を介して互いにつながっている。
環状空間5内には駆動子コイル8が軸方向に可動的に挿入され、この駆動子コイル8はピストン3に固定されたボビン9に巻回されている。外側継鉄6の内側には、駆動子コイル8を隙間を介して囲むように、環状の永久磁石10が嵌め込まれている。この永久磁石10と駆動子コイル8とは、後述するようにピストン3を往復駆動するリニア駆動部を構成する。ピストン3は前後一対の支持ばね11により軸方向に往復運動可能に支持され、支持ばね11は外側継鉄6の端面にボルト12により固定されている。外側継鉄6の端面には、カバー13が結合されている。ここで、外側継鉄6及びカバー13の対向端部にはフランジ6a及び13aがそれぞれ形成され、カバー13はフランジ13aを通してフランジ6aにねじ込まれたボルト14により締結されている。
外側継鉄6とカバー13とは、図示しない作動ガス(一般にヘリウムガス)が封入されるガス室15を形成し、このガス室15は隙間2を通して作動ガス圧縮空間4に通じている。一方、シリンダ1、外側継鉄6及び環状壁7を半径方向に貫通するようにガス流路16が形成され、作動ガス圧縮空間4はガス流路16を介して、図示しないパルスチューブ冷凍機などの外部機器に接続される。
このような振動圧縮機において、永久磁石10のN極(外周側)から出た磁束は外側継鉄6、環状壁7及びシリンダ1で形成される磁気通路を通り、駆動子コイル8が挿入された環状空間5を経てS極(内周側)に戻る。そこで、この磁気回路内に配置された左右の駆動子コイル8に互いに180度の位相差を持つ交流励磁電流を通流すると、永久磁石10が発生する磁界とコイル電流との間に働く電磁力により、各ピストン8は軸方向に互いに逆向きに往復駆動され、圧縮空間4の作動ガスを圧縮する。この圧縮ガスは、ガス流路16を介して図示しない外部機器に供給される。
特開平5−288419号公報 特開平8−110110号公報
図5の従来技術において、ガス室15を形成する外側継鉄6とカバー13との結合は、フランジ6a,13a同士のボルト締めにより行われている。しかしながら、このようなフランジ締結は、フランジ部分で外形寸法が大きくなるとともに、その部分の肉厚により重量も大きくなる。また、フランジ締結はガス封止の信頼性に劣り、気密を維持することが難しい。
そこで、この発明の課題は、筐体を兼ねる外側継鉄とカバーとの結合構造を改善し、外形寸法や重量の縮小とガス封止性の信頼性の向上を図ることにある。
上記課題を解決するために、この発明は、シリンダにクリアランスシールを形成する隙間を介して挿入され、作動ガスの圧縮空間を形成するピストンと、このピストンを往復駆動するリニア駆動部と、前記ピストンの周囲に配置され、前記リニア駆動部の磁気通路を形成するとともに筐体を兼ねる継鉄と、この継鉄の端部に結合されたカバーとを備え、このカバーと前記継鉄とは前記隙間を通して前記作動ガスの圧縮空間に通じるガス室を形成する振動圧縮機において、前記カバーを前記継鉄にねじ込みにより結合するとともに、更に溶接により気密に封止するものとする(請求項1)。この請求項1の発明によれば、結合部分にフランジがないため、外形寸法や重量が縮小するとともに、その上に施す溶接によりガス封止を確実にすることができる。
請求項1の発明において、前記ねじ込みに代えて、前記カバーをバヨネット機構により前記継鉄に嵌め込んで結合するとともに、更に溶接により気密に封止してもよい(請求項2)。この請求項2の発明によっても、同様の作用効果が得られる。
請求項1又は請求項2の発明において、環状の継手を前記継鉄にねじ込み又はバヨネット機構により結合し、更に溶接により気密に封止するとともに、この継手の端部に前記カバーを溶接により結合するとよい(請求項3)。請求項3の発明によれば、継手を挟んでカバーを結合することにより、熱に弱い内蔵部品の溶接時の損傷の危険を少なくすることができる。
この発明によれば、継鉄とカバーとからなる圧縮機筐体の外形寸法・重量の軽減を図ることができるとともに、ガス封止性を高めることができる。
以下、図1〜図4に基づいて、この発明の実施の形態を説明する。なお、従来例と対応する部分には同一の符号を用いるものとする。
図1は、この発明の実施例1を示す振動圧縮機の縦断面図、図2はその外側継鉄とカバーとの結合部Pの拡大図である。図1及び図2において、鋼材からなる外側継鉄6の端部外周面には雄ねじ6bが切られ、ステンレス鋼からなるカバー13の端部内周面には雌ねじ13bが切られている。そこで、カバー13はねじ部6b,13bを介して外側継鉄6にねじ込まれて結合され、更に互いの突合せ端面間が電子ビーム溶接により気密に封止されている。その他の構成は、図5の従来例と実質的に同じである。図示実施例1によれば、外側継鉄6とカバー13との結合はねじ部6b,13bにより強固に行われるとともに、ガス封止は溶接により確実に行われる。しかも、互いの結合端部にフランジが不要なので、フランジの形成に伴う外形寸法の拡大や重量の増加が生じない。
図3は、この発明の実施例2を示す振動圧縮機の縦断面図、図4はその外側継鉄とカバーとの結合部Pの拡大分解図で、図4の(A)は縦断面図、(B)はその平面図である。この実施例2においては、図3に示すように、外側継鉄6とカバー13との間に、環状の継手17が挿入されている。継手17はカバー13と同じステンレス鋼からなり、外側継鉄6にバヨネット機構により結合されている。すなわち、図4に示すように、外側継鉄6の端部外周面には、数箇所に等ピッチでL形の溝6cが設けられ、継手17の一端内周面には溝6に対応する方形の突部17aが形成されている。
そこで、継手17は図4(B)に実線矢印で示すように、突部17aが溝6cに軸方向に挿入され、次いで点線矢印で示すように円周方向に回動されることにより、図4(A)に2点鎖線で示すように結合される。更に、互いの突合せ端面間が電子ビーム溶接により気密に封止される。その場合、継手17の結合・溶接は、ピストン3、駆動子コイル8、ボビン9、支持ばね11等からなる可動部を外側継鉄6に組み込まれる前に行われる。これにより、溶接熱で支持ばね11等を損傷する危険がなくなる。
その後、外側継鉄6に上記可動部が組み込まれ、継手17の他端にカバー13が溶接により結合される。この溶接は結合部が前後一対の支持ばね11の中間に位置するため、支持ばね11を損傷する危険が小さい。その他の作用効果、構成は実施例1と同じである。なお、図示実施の形態では一対のピストンが対向配置された復動式の振動圧縮機の例を示したが、この発明は単一のピストンを有する振動圧縮機についてもそのまま適用可能である。
この発明の実施例1を示す振動圧縮機の縦断面図である。 図1のP部の拡大図である。 この発明の実施例2を示す振動圧縮機の縦断面図である。 図3のP部の拡大分解図で、(A)は縦断面図、(B)は平面図である。 従来例を示す振動圧縮機の縦断面図である。
符号の説明
1 シリンダ
2 隙間
3 ピストン
4 圧縮空間
5 環状空間
6 外側継鉄
6b 雄ねじ
6c 溝
8 駆動子コイル
10 永久磁石
11 支持ばね
13 カバー
13b 雌ねじ
13c 突部
15 ガス室
16 作動ガス流路
17 継手

Claims (3)

  1. シリンダにクリアランスシールを形成する隙間を介して挿入され、作動ガスの圧縮空間を形成するピストンと、このピストンを往復駆動するリニア駆動部と、前記ピストンの周囲に配置され、前記リニア駆動部の磁気通路を形成するとともに筐体を兼ねる継鉄と、この継鉄の端部に結合されたカバーとを備え、このカバーと前記継鉄とは前記隙間を通して前記作動ガスの圧縮空間に通じるガス室を形成する振動圧縮機において、
    前記カバーを前記継鉄にねじ込みにより結合するとともに、更に溶接により気密に封止したことを特徴とする振動圧縮機。
  2. 前記ねじ込みに代えて、前記カバーをバヨネット機構により前記継鉄に嵌め込んで結合するとともに、更に溶接により気密に封止したことを特徴とする請求項1記載の振動圧縮機。
  3. 環状の継手を前記継鉄にねじ込み又はバヨネット機構により結合し、更に溶接により気密に封止するとともに、この継手の端部に前記カバーを溶接により結合したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の振動圧縮機。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107131110A (zh) * 2017-06-02 2017-09-05 三六度(中国)有限公司 丝杆式气泵结构及气垫鞋

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