JP2006027055A - 画像形成方法及び画像形成装置 - Google Patents

画像形成方法及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006027055A
JP2006027055A JP2004208690A JP2004208690A JP2006027055A JP 2006027055 A JP2006027055 A JP 2006027055A JP 2004208690 A JP2004208690 A JP 2004208690A JP 2004208690 A JP2004208690 A JP 2004208690A JP 2006027055 A JP2006027055 A JP 2006027055A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
image
storage unit
block
written
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004208690A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Shindo
秀規 進藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2004208690A priority Critical patent/JP2006027055A/ja
Publication of JP2006027055A publication Critical patent/JP2006027055A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Storing Facsimile Image Data (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Abstract

【課題】長尺印刷等が可能で、かつ拡大縮小を含む編集画像を再印刷可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】プロセス方向の長さが任意の画像を記録媒体上に形成する画像形成装置において、複数のブロックを有する1次記憶部と、1次記憶部の所定ブロックに書き込まれた画像データが格納される領域を有する2次記憶部と、未使用ブロックを抽出し、画像データが書き込まれたときに未使用ブロックからあふれる場合は、書き込まれた画像データを順次2次記憶部に格納し、2次記憶部に格納された後のブロックそれぞれにあふれた画像データを上書きする。
【選択図】図16

Description

本発明は、プロセス方向の長さが任意の画像を記録媒体上に形成する画像形成方法及び画像形成装置に関する。
従来、規格用紙の数倍から十数倍の用紙にポスターや垂れ幕などを印刷したい場合には、原稿を複数に分割するとともに、分割された原稿を拡大印刷し、それをつなぎ合わせる方法が用いられ、多大な手間と時間を要する一方、つなぎ目に不自然さが残るという難点があった。また、拡大する原稿の両端または周囲をダブらせて印刷し、印刷された用紙を、ダブらせた画像が重なるように貼り合わせる方法を用いるにしてもダブらせた画像がぴったり重なるように貼り合わせるのが難しく、貼り合わせた部分がずれるなどの難点があった。
そこで、印刷する際に用紙を2つ折りにし、両面に拡大した画像を印刷する方法が提案されている(特許文献1参照)。
しかしながら、この方法では2つ折り可能な用紙のサイズにより印刷可能な画像の大きさが限定されるので、パーソナルコンピュータ(以下「PC」という。)で作成された長尺印刷用データを、インク式のプリンタによりロール紙や転写紙に印刷する方法が多用されている。
ロール紙や転写紙を用いて長尺印刷する方法は、手差しトレイを使用するのが一般的であり、繰り出されたシートが折れたり、「しわ」が生じ易い。そこで、専用の給紙トレイを設ける方法(特許文献2参照)や、給紙トレイユニット全体を凹形状に拡張する方法(特許文献3参照)などが提案されている。また、手差しトレイにセットされた不定形な転写紙のサイズが画像形成装置により正確に認識されないとミス印刷やジャムが発生することから、画像を転写する前に転写紙のサイズを検出する方法(特許文献4)などが提案されている。
また、数メートル以上にわたる長尺印刷を行う場合には、イメージデータの容量が膨大になり、プリンタの1次記憶装置には収まりきらないという不都合が生じるので、長尺印刷を行う場合には、PCから、イメージデータを複数回に分けて送る必要がある。その場合、ジャム発生時には、ジャム部分を含む部分印刷を行い、ジャム部分は除去して貼り合わる方法が考えられる。しかし、印刷済みのイメージデータは全く残っていないので、最初からすべて再送する必要があり、時間的ロスが大きいという問題がある。
そこで、ファストイン、ファストアウト方式で古いイメージデータを入れ替え、印刷中の個所から所定長手前のイメージデータは記憶装置に残しておく方法が提案されている(特許文献5)。
特開2003−1895号公報 特開平6−156801号公報 特開2001−163454号公報 特開2004−51331号公報 特開2001−113761号公報
しかしながら、特許文献5に開示されているファストイン、ファストアウト方式で古いイメージデータを入れ替え、所定長手前のイメージデータを記憶装置に残す方法では、長尺用紙に印刷されたポスター画像を見たときに、その画像をさらに拡大・縮小したり、編集したりしたいと思ったときに、PC側から改めてイメージデータを送信し直す必要があり、時間的ロスが大きい。また、長尺印刷などの、画像データが大きい場合には処理に時間がかかるので、その画像処理が終了するまでは、リソースが占有されたままとなり、他の動作の生産性に大きく影響を及ぼすことになる。
本発明は、上記事情に鑑み、長尺印刷等の大きなサイズの画像データが入力される場合でも画像データを分割することなく、画像形成を行うことが可能であり、かつ一度印刷されたイメージデータにより、拡大縮小を含む編集画像の印刷が可能な画像形成方法及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成する本発明の画像形成装置は、画像データに所定の画像処理を施し、プロセス方向の長さが任意の画像を記録媒体上に形成する画像形成装置において、
上記画像処理を施す画像データが書き込まれる、所定サイズに区分された複数のブロックを有する1次記憶部と、
上記1次記憶部の所定ブロックに書き込まれた画像データが格納される領域を有する2次記憶部と、
記録媒体上への画像の形成要求を受けたとき、該形成要求に係る画像データを書き込む未使用ブロックを上記1次記憶部の上記複数のブロックから抽出する制御手段とを備え、
上記制御手段は、上記未使用ブロックに、上記形成要求に係る画像データが書き込まれたときに該未使用ブロックから該画像データがあふれる場合は、書き込まれた該画像データを順次上記2次記憶部の上記領域に格納し、該領域に格納された後のブロックそれぞれに、あふれた該画像データを上書きすることを特徴とする。
このように、制御手段が、1次記憶部から画像データがあふれる場合は、書き込まれた画像データから順次、2次記憶部の所定領域に格納し、2次記憶部に格納された後の空きブロックに、あふれた画像データを上書きするので、画像データのサイズが大きくても所望の長さの用紙に画像を形成することができる上、リカバリや再度の編集印刷が容易である。
上記の目的を達成する本発明の画像形成方法は、1次記憶部に書き込まれた画像データに基づいて、プロセス方向の長さが任意の画像を記録媒体上に形成する画像形成方法において、
画像の形成要求を受けたとき、該形成要求に係る画像データを書き込む1次記憶部の未使用ブロックを抽出する手順と、
抽出された上記未使用ブロックに該画像データを順次書き込み、上記形成要求に係る画像データが該未使用ブロックからあふれる場合は、書き込まれた該画像データを圧縮し、所定のタイミングで2次記憶部に格納する一方、該2次記憶部に格納された後のブロックそれぞれに、あふれた該画像データを上書きする手順とを有することを特徴とする。
このように、1次記憶部の未使用ブロックに画像データを順次書き込む一方、書き込まれた画像データを圧縮して、処理単位時間内に2次記憶部に格納し、あふれた画像データは2次記憶部に格納された後の空きブロックに上書きするので、プロセス方向の長さが長い画像の画像データを1次記憶部に書き込んでも、リカバリ自在に、長尺用紙に印刷することや、編集による再印刷にも対応できる。
本発明の画像形成方法及び画像形成装置によれば、画像データを分割することなく長尺印刷等を行うことが可能であり、かつ一度印刷されたイメージデータにより、拡大縮小を含む編集を行って再印刷を行うことが可能である。
以下に、本発明の画像形成方法を用いる本発明の画像形成装置の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の画像形成装置の実施形態が適用される第1の実施形態の融合機を示す構成図である。
図1に示すように、融合機1は、ソフトウェア群2と、融合機起動部3と、ハードウェア資源4とにより構成されている。
融合機1は、ハードウェア資源4に、コピー、プリント、スキャナ、ファクシミリなどのジョブを実行するアプリケーション層5において共通に処理されるプラットフォーム6を一元化し、複数のジョブにわたる処理の迅速化、効率化を可能としたものであり、ソフトウェア群2とハードウェア資源4とをつなぐエンジンI/F54や、ソフトウェア群2を構成するアプリケーション層5とプラットフォーム6とを、予め定義されている関数によりつなぐAPI53を有する。なお、ソフトウェア群2を構成するアプリケーション層5およびプラットフォーム6における各ソフトウェアは、OSにより並列実行される。
融合機起動部3は、融合機1の電源が投入された時に起動し、ソフトウェア群2のうちのアプリケーション層5およびプラットフォーム6を起動する。すなわち、融合機起動部3は、ハードディスク装置(以下、「HDD」という。)などからアプリケーション層5およびプラットフォーム6の各プログラムを読み出し、読み出した各プログラムを、メモリ領域に転送して起動する。
ハードウェア資源4は、白黒レーザプリンタ(B&W LP)11と、カラーレーザプリンタ(Color LP)12と、画像データの変換処理を行うMLC(Media Link Controller)、スキャナやファクシミリなどのハードウェアリソース13とを含む。
また、ソフトウェア群2は、UNIX(登録商標)などのオペレーティングシステム(以下、「OS」という)上で起動されるアプリケーション層5と、プラットフォーム6とを含む。
アプリケーション層5は、プリンタ、コピー、ファックスおよびスキャナなどの画像形成にかかるユーザサービスにそれぞれ固有の処理を行うプログラム、すなわちプリンタ用のアプリケーションであるプリンタアプリ21と、コピー用アプリケーションであるコピーアプリ22と、ファックス用アプリケーションであるファックスアプリ23と、スキャナ用アプリケーションであるスキャナアプリ24とを含む。
また、プラットフォーム6は、アプリケーション層5からの処理要求を解釈してハードウェア資源4の獲得要求を発生するコントロールサービス層9と、1つ以上のハードウェア資源4の管理を行ってコントロールサービス層9からの獲得要求を調停するシステムリソースマネージャ(以下、「SRM」という。)39と、SRM39からの獲得要求に応じてハードウェア資源4の管理を行うハンドラ層10とを含む。
コントロールサービス層9は、ネットワークコントロールサービス(以下、「NCS」という。)31と、デリバリーコントロールサービス(以下、「DCS」という。)32と、オペレーションパネルコントロールサービス(以下、「OCS」という。)33と、ファックスコントロールサービス(以下、「FCS」という。)34と、エンジンコントロールサービス(以下、「ECS」という。)35と、メモリコントロールサービス(以下、「MCS」という。)36と、ユーザインフォメーションコントロールサービス(以下、「UCS」という。)37と、システムコントロールサービス(以下、「SCS」という。)38など、一つ以上のサービスモジュールを含むように構成されている。
次に、各サービスモジュールについて説明する。
NCS31は、ネットワークとのデータのやりとりが必要なアプリケーション層5に対し、共通に利用可能なサービスを提供するものであり、ネットワーク側から各プロトコルによって受信されたデータを対応するアプリケーションに振り分けることや、各アプリケーションが処理したデータをネットワーク側に送信する。例えば、ネットワークを介して接続されるネットワーク機器とのデータ通信をhttpd(Hyper Text Transfer Protocol Daemon)により、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)で制御する。
DCS32は、蓄積文書の配信などの制御を行う。
OCS33は、オペレータと本体制御との間の情報伝達手段となるオペレーションパネルの制御を行う。
FCS34は、アプリケーション層5からPSTNまたはISDN網を利用したファックス送受信、バックアップ用のメモリで管理されている各種ファックスデータの登録・引用、ファックス読み取り、ファックス受信印刷などを行うためのAPIを提供する。
ECS35は、白黒レーザプリンタ11、カラーレーザプリンタ12、ハードウェアリソース13などのハード資源4の制御を行う。
MCS36は、メモリの取得および開放、HDDの利用などのメモリ制御を行う。
UCS37は、ユーザ情報の管理を行う。
SCS38は、アプリケーション管理、操作部制御、システム画面表示、LED表示、ハードウェア資源管理、割り込みアプリケーション制御などの処理を行う。
SRM39は、SCS38と共にシステムの制御およびハードウェア資源4の管理を行い、白黒レーザプリンタ11やカラーレーザプリンタ12などのハードウェア資源4を利用する上位層からの要求に従って実行を制御する。具体的には、要求されたハードウェア資源4が利用可能であるか、他の要求により利用されていないかを判定し、利用可能であれば要求されたハードウェア資源4が利用可能である旨を上位層に通知する。また、上位層からの要求に対しハードウェア資源4を割りつけるスケジューリングを行ない、細分化された要求内容(例えば、プリンタへの紙搬送や作像動作、メモリ確保、ファイル生成など)に従って実行を制御する。
また、ハンドラ層10は、後述するファックスコントロールユニット(以下、FCUという)の管理を行うファックスコントロールユニットハンドラ(以下、「FCUH」という。)40と、ジョブに対するメモリの割り振り及びジョブに割り振ったメモリの管理を行うイメージメモリハンドラ(以下、IMHという)41とを含む。
SRM39およびFCUH40は、エンジンI/F54を介してハードウェア資源4に対する処理要求を行う。
次に、融合機1のハードウェア構成について説明する。
図2は、本発明の画像形成装置の実施形態が適用される融合機のハードウェア構成の一例を示す図である。
図2に示す融合機1は、コントローラ60と、オペレーションパネル70と、FCU80と、USBデバイス90と、IEEE1394デバイス100と、エンジン部120とを含む。
コントローラ60は、CPU61と、システムメモリ(MEM−P)62と、ノースブリッジ(以下、NBという)63と、サウスブリッジ(以下、SBという)64と、AS
IC66と、ローカルメモリ(MEM−C)67と、HDD68とを含む。
ここで、システムメモリ(MEM−P)62及びローカルメモリ(MEM−C)67は、本発明の1次記憶部に相当し、HDD68は、本発明の2次記憶部に相当する。
CPU61は、融合機1の全体制御を行うもので、NCS31、DCS32、OCS33、FCS34、ECS35、MCS36、UCS37、SCS38、SRM39、FCUH40およびIMH41をOS上で起動し、実行させる一方、アプリケーション層5を形成するプリンタアプリ21、コピーアプリ22、ファックスアプリ23、スキャナアプリ24を起動し、それぞれのジョブを実行する。
ここで、CPU61及びプラットフォーム6は、本発明の制御手段に相当する。
NB63は、CPU61、システムメモリ62、SB64およびASIC66相互を接続するブリッジである。
システムメモリ62は、融合機1の描画用メモリなどとして用いられるメモリである。SB64は、NB63とROM、PCIバス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。
ASIC66は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのICであり、画像データに色変換、ガンマ補正、画像の拡大・縮小を含む編集処理を行う。
また、画像データに対し、例えばJPEGやGIF形式による帯域圧縮・伸張処理を施すことができ、本発明の圧縮伸張手段に相当する。
ローカルメモリ67は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いられるメモリである。
HDD68は、画像データの蓄積、文書データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積などを行うためのストレージである。
オペレーションパネル70は、コントローラ60のASIC66に接続され、オペレータからの入力操作を受け付けると共に、オペレータに向けた表示を行う操作部である。
また、FCU80、USBデバイス90、IEEE1394デバイス100およびエンジン部120は、PCIバスを介してコントローラ60のASIC66に接続されている。
コントローラ60は、ローカルメモリ(MEM−C)67やHDD68などがASIC66に接続され、ASIC66は、CPUチップセットのNB63を介してCPU61に接続されている。
このようにNB63を介することによりCPU61のインタフェースが公開されていない場合にも対応可能となり、さらに、PCIバスよりも高速のAGP(Accelerated Graphics Port)65により接続されることにより、アプリケーション層5やプラットフォーム6によるタスクの実行制御を行なう際のパフォーマンス低下を防止している。
例えば、オペレーションパネル70により、長尺印刷モードが選択され、エンジン部120のスキャナに原稿がセットされると、CPU61により、ローカルメモリ67の未使用ブロックが抽出され、読み取られた画像データが書き込まれる。このとき、画像データには画像データIDが付される。一方、書き込まれた画像データは、ASIC66により画像処理がなされ、エンジン部120に送られて、読み取られた画像データに基づく画像がロール紙上に形成される。
その場合、ローカルメモリ67の未使用ブロックから読み取られた画像データがローカルメモリ67からあふれるときは、先にローカルメモリ67に書き込まれた画像データは、HDD68に転送され、処理単位時間(後述する)内に格納される。そして、HDD68に転送された後に、あふれた画像データが順次上書きされる。
次に、1次記憶部の未使用ブロックの取得、画像処理が終了した使用ブロックの解放を実行する管理テーブルと動作フローについて説明する。
1次記憶部は、外部から入力された画像データ及びスキャナで読み取られた画像データを格納する複数のブロックを有し、画像データそれぞれを識別する画像ID(本発明の画像識別子に相当する。)が記述された画像IDテーブルと、画像データを新たに格納する未使用ブロックの連続領域毎に、使用に際して付されるデイスクリプタテーブルID(本発明のデイスクリプタ識別子に相当する。)が記述されたデイスクリプタテーブルと、画像データを格納する複数のブロックそれぞれの使用、未使用状態が記述されたブロックテーブルとからなる管理テーブルを備えており、この管理テーブルを用いて長尺印刷を含む各種ジョブを実行する。
図3は、画像IDテーブルを説明する模式図である。
図3に示す画像IDテーブル200は、1つのテーブルに画像ID201と、同一の画像IDが付されたデイスクリプタテーブルIDのうちの、最初に取得されたディスクリプタテーブルID、すなわち開始ディスクリプタテーブルID211が記述されている。
ここで、画像ID201は、1次記憶部と2次記憶部とにおいて共通に用いられるユニークなIDであり、異なる画像を表す画像データに同じ画像IDが重複して付されることがないように管理され、「0」はNULL(初期状態)を表す。
画像IDテーブル200の初期状態は、画像ID201を「NULL」に、開始ディスクリプタテーブルID211を「EOD(End Of Discriptor)」にする。
図4は、ディスクリプタテーブルを説明する模式図である。
図4に示すディスクリプタテーブル210は、1つのテーブルに、最初に取得されたブロックを表す開始ブロックID221と、連続するブロック数を表す使用ブロック数と、同じ画像IDが付された画像データを次に格納する開始ブロックID221が記述された次のディスクリプタテーブルを表す次ディスクリプタテーブルID212とにより構成されている。
使用ブロック数は、開始ブロックから連続的に取得されたブロック数を意味する。また、次ディスクリプタテーブルID212は、画像データ全体を格納する記憶領域が連続的に取得できない場合に、非連続に取得された次の記憶領域を連鎖して、管理するために記述される。
開始ブロックID221に「EOB(End Of Block)」が記述されている場合は、未使用のディスクリプタテーブルであることを意味し、次ディスクリプタテーブルID212に「EOT(End Of Table)」が記述されて場合は、連鎖したディスクリプタテーブルのうち、最後のものであることを意味する。
ディスクリプタテーブル210の初期状態は、開始ブロックID221に「EOB」が記述され、使用ブロック数に「0」が既述され、次ディスクリプタテーブルID212に「EOT」が既述される。
図5は、ブロックテーブルを説明する模式図である。
図5に示すブロックテーブルは、1次記憶部の記憶領域を固定長サイズのブロックに細分化し、1ブロック225は1ビットを表し、「0」は未使用ブロック、「1」は使用ブロックと定義し記憶領域の使用状態と未使用状態とを管理する。
ブロックテーブルの初期状態は、全て「0」にする。
したがって、最小の画像データは、1つの画像ID201と、1つのディスクリプタテーブル210と、1つのブロックとにより構成されるため、画像IDテーブル200及びディスクリプタテーブル210は、最大でブロック数と同じ数分確保する必要がある。
次に、画像の形成要求を受けたときに1次記憶部に所要ブロック数だけ取得する一般的な処理について説明する。
図6〜図8は、画像ID、ディスクリプタテーブルID、未使用ブロックそれぞれを取得するフローを示す図である。
図6に示すように、1次記憶部の取得要求が発生すると[4−1]、印刷ジョブの属性として入力された画像IDと、取得するブロックの連続性を指示する連続ブロック数と、その連続ブロックを複数取得することを可能にするディスクリプタテーブルの個数とに異常がないか評価する[4−2]。入力された画像ID、連続ブロック数、ディスクリプタテーブル数に異常があれば入力パラメータ異常を返し[4−3]、処理を抜ける。
次に、画像IDテーブルから画像IDを取得する際に必要となるテーブルIDカウンタと取得済ディスクリプタテーブルカウンタとを初期化する[4−4]。
入力が正常であれば、まず始めに画像IDテーブルから画像IDを取得する[4−5]。画像IDテーブルの先頭からテーブルIDカウンタをカウントしながら画像IDが「NULL」になっているテーブルをループ検索し、画像IDを取得する。
画像IDテーブルを検索し、画像IDが「NULL」になっているテーブルがない場合は[4−8]、テーブルIDカウンタを加算し[4−9]、この処理を繰り返す[4−6]。
そして、画像IDが「NULL」になっているテーブルが見つかった場合は、画像形成要求を受けた画像データにその画像IDを設定し[4−10]、テーブルIDカウンタの数値が最終値まで「NULL」の画像IDが見つからない場合は[4−6]、画像IDが全て使用されているので取得不能と判定し、「画像IDテーブルフル」を返し[4−7]、処理を抜ける。
図7に示すように、画像IDが設定された後、ディスクリプタテーブルを取得する[4−11]。
最初に、テーブルIDカウンタを「0」にし、IDが設定されたディスクリプタテーブルIDの最後のものに「EOD(最終記述)」を記述し、初期化する[4−12]。
ディスクリプタテーブルの取得は、ディスクリプタテーブルの開始ブロックIDに「EOB(最終ブロック)」が記述されているテーブルを、ディスクリプタテーブルの先頭からループ検索することにより行う。
ディスクリプタテーブルの開始ブロックに「EOB(最終ブロック)」以外が記述されているときは[4−15]、テーブルIDカウンタを1つ加算し[4−16]、この検索を繰り返す。
テーブルIDカウンタがディスクリプタテーブルの最終値を表すときは[4−13]、ディスクリプタテーブルが全て使用されているためディスクリプタテーブルの取得不能と判定し「ディスクリプタテーブルフル」を返し[4−14]、処理を抜ける。
開始ブロックに「EOB(最終ブロック)」が記述された未使用のディスクリプタテーブルIDを見つけた場合は、その手前のディスクリプタテーブルIDに「EOD(最終記述)」が記述されているときは[4−17]、その見つけたディスクリプタテーブルが最初のもの判定し、取得済の画像IDテーブルの開始ディスクリプタテーブルIDとして、その見つけたディスクリプタテーブルIDを設定する[4−18]。すなわち、テーブルIDカウンタのカウント値に1を加えた値を設定する。そして、ディスクリプタテーブルを取得できたことで手前のディスクリプタテーブルIDに取得したテーブルIDカウンタを設定し、取得済ディスクリプタテーブルカウンタを加算する[4−20]。
なお、その手前のディスクリプタテーブルIDに「EOD(最終記述)」が記述されていないときは[4−17]、手前のディスクリプタテーブルIDの次のディスクリプタテーブルIDに検索したディスクリプタテーブルIDを設定する[4−19]。すなわち、テーブルIDカウンタのカウント値を設定する。
図8に示すように、最後にブロックテーブルを取得する[4−21]。
最初に、必要数のブロックを取得するために使用するブロックIDカウンタ、開始ブロックIDをカウントするカウンタ、及び連続領域として確保され、使用ブロック数をカウントする未使用ブロックカウンタをそれぞれ「0」にして、初期化する[4−22]。
ブロックテーブルの取得は、ビットが「0」になっているブロックをテーブルの先頭からループ検索する。ブロックIDカウンタがブロックの最終値を表すときは[4−23]、ブロックが全て使用状態であることからブロック取得不能と判定し「ブロックテーブルフル」を返し[4−24]、処理を抜ける。
テーブルを検索した結果、ビットが「1」になっているときは[4−25]、未使用ブロックカウンタをリセットし[4−26]、ブロックIDカウンタを加算し[4−27]、ループ検索を繰り返す[4−23]。
未使用ブロックが存在するときは、未使用ブロックカウンタが初期化されているか否かを判定し[4−28]し、初期化されているときは連続取得の開始ブロックと判断し、開始ブロックIDのカウンタをブロックIDカウンタ値にセットし[4−29]、未使用ブロックカウンタを1つ加算する[4−30]。
また、未使用ブロックカウンタが初期化されていないと判定されたときは[4−28]、初期化されているときは連続取得の開始ブロックと判断し、未使用ブロックカウンタを1つ加算する[4−30]。
未使用ブロックカウンタが、予め設定された連続ブロック数と比較し、要求されたブロック数が取得できたか否かを判定し[4−31]、取得されていないときは、ブロックIDカウンタを加算し[4−27]、ループ検索を繰り返す[4−23]。
要求されたブロック数が取得できたときは、ディスクリプタテーブルの開始ブロックに開始ブロックIDを設定し、開始ブロックIDから取得された連続ブロック数分「1(使用中)」に設定する[4−32]。
そして、入力パラメータ中のディスクリプタテーブル個数と取得済ディスクリプタテーブルカウンタのカウント値とを比較し[4−33]、一致する場合は取得完了と判断し取得完了を返し[4−34]処理を抜ける。
一方、一致しない場合は、連鎖するディスクリプタテーブルを取得するため、図7で説明した[4−11]に戻る。
以上のフローにより1次記憶部における記憶領域の取得が可能となる。
次に、PCから印刷ジョブとして受信した画像データ、又はファクシミリからネットワークを介して受信した画像データ、あるいは原稿を読み取ることにより取得された画像データに基づいて、画像形成要求を受けたときの画像データのサイズが1次記憶部に取得可能なサイズよりも大きい場合における、記憶領域の取得について説明する。
本実施形態の融合機は、用紙に画像をプリントする要求を受けたとき、その要求を受けた画像の画像データサイズと1次記憶部の未使用ブロックサイズとを比較し、画像データサイズの方が大きい場合には、その画像データの一部をその未使用ブロックに格納する一方、1次記憶部に格納された画像データのうち、ASICによる画像処理が施されたものは2次記憶部の所定領域に格納し、格納された画像データが格納されているブロックを解放し、1次記憶部に未格納の残余の画像データを、その解放されたブロックに格納するように構成されている。
ここで、画像データサイズの方が大きい場合とは、例えば長尺用紙にポスターや垂れ幕用の画像を印刷するときなどに生じる。
図9及び図10は、残余の画像データを1次記憶部に格納するため、先に格納された画像データを解放するフローを示す図である。
図9に示すように、画像形成要求を受けた画像データサイズと1次記憶部の未使用ブロックサイズとを比較し、画像データサイズの方が大きいために、解放処理は解放要求が発生すると[5−1]、まず、例えば印刷ジョブに含まれる画像IDに異常がないか評価する[5−2]。
入力値に異常があれば入力パラメータ異常を返し[5−3]、処理を抜ける。
次に画像IDテーブルを検索するために必要なテーブルIDカウンタの初期化を行う[5−4]。
そして、入力値が正常であれば、まず画像IDテーブルの検索を行う[5−5]。
検索は、画像IDテーブルに記述された画像IDと入力パラメータの画像IDとが一致するまで、画像IDテーブルの先頭からループ検索を行う。
画像IDテーブルを検索し[5−8]、画像IDが異なる場合にはテーブルIDカウンタを加算し[5−9]、テーブルIDカウンタが画像IDテーブルの最終値になったときは[5−6]、該当する画像IDがないと判定し、該当画像IDなしを返し[5−7]、処理を抜ける。
画像IDが見つかった場合は、ディスクリプタテーブル、及びブロックテーブルの解放処理に移行する[5−10]。
図10に示すように、ディスクリプタテーブルの解放は、画像IDテーブルの該当画像IDと共に記述された開始ディスクリプタテーブルIDに基づいて、その画像IDにより使用されている最終ディスクリプタテーブルIDを検索することにより行う。
ディスクリプタテーブルは、各画像IDに連鎖されているため、画像データの解放は、連鎖された最後のディスクリプタテーブルから行う必要があるためである。
最終ディスクリプタテーブルは、ディスクリプタテーブルIDの「次ディスクリプタテーブルID」に「EOT」が記述されていることで判定する。
まず画像IDテーブルに記述されている開始ディスクリプタテーブルIDをディスクリプタIDカウンタに設定すると共に、前ディスクリプタテーブルIDを「EOT」に設定する[5−11]。
次に、ディスクリプタIDカウンタからディスクリプタテーブルをループ検索する。
ディスクリプタテーブルを検索した結果[5−14]、次ディスクリプタテーブルIDが「EOT」でないときは、前ディスクリプタテーブルIDにテーブルIDカウンタ値を設定する一方、テーブルIDカウンタに、次ディスクリプタテーブルIDを再設定し[5−15]し、ループ検索を行う[5−12]。
そして、テーブルIDカウンタがディスクリプタテーブルの最終値になった場合は[5−12]、ディスクリプタテーブルが異常であると判定し、「ディスクリプタテーブル異常」を返し[5−13]、処理を抜ける。
次ディスクリプタテーブルIDが「EOT」であるときは、前ディスクリプタテーブルIDに設定されているディスクリプタテーブルIDの次ディスクリプタテーブルIDを「EOT」に設定する[5−16]。
解放対象のディスクリプタテーブルIDが決定すると、そのディスクリプタテーブルIDにおける使用ブロックの解放を行う。使用ブロックの解放はディスクリプタテーブルにおける開始ブロックから使用ブロック数分のビットを「0」に設定することにより行う[5−17]。
解放処理が完了すると前ディスクリプタテーブルIDを参照し、「EOT」であるときは、ディスクリプタテーブルとブロックテーブル1の解放が完了したと判定し処理を抜ける[5−18]。
「EOT」でないときは[5−18]、テーブルIDカウンタに、前ディスクリプタテーブルIDを再設定し[5−19]し、ループ検索を行う[5−12]。
次に2次記憶部に格納する所定領域の取得及び解放処理について説明する。
2次記憶部における所定領域の取得及び解放処理は、図3〜図10により説明した1次記憶部におけるブロックの取得、解放処理と構造が共通する。
2次記憶部におけるブロックテーブルは、1次記憶部よりも記憶領域の容量が大きいため、固定長サイズにブロック化する際の単位を論理アドレス上連続的な複数のセクタの固まりとして管理されている。また、2次記憶部にはアクセス不可能な領域を保存するためにアクセス不可能ブロックテーブルが設けられている。
ここで、2次記憶部には、例えばハードディスクドライブなどの大容量記憶装置が用いられる。ハードディスクドライブへのアクセスは物理アドレスでなく論理アドレス方式で行い、論理アドレスが指定されたセクタに不良が生じると、ハードディスクドライブは自動的に代替セクタ領域に割り当て直されるので、論理アドレス上では連続使用可能に制御される。しかしながら、不良セクタが代替セクタに割り当て直しがなされた結果、不良セクタのアドレス前後の物理アドレスは非連続となり、ヘッドシークが発生するのでデータ転送時間に微妙な影響が生じる。そこで、ハードディスクドライブの代替セクタ処理を抑制し不良セクタが発生したアドレスをアクセス禁止にするためアクセス不可能ブロックテーブルが設けられている。
図11は、2次記憶部のアクセス禁止セクタテーブルを示す図である。
図11に示すように、セクタテーブルは、初期状態は「0」にするが、「0」だとアクセス禁止セクタと誤検出するため、2次記憶部アクセス禁止テーブルに登録されているセクタ個数を示す登録カウンタも用意し、登録カウンタが「0」になっている場合はアクセス禁止セクタが登録されていないことを表すようにする。アクセス禁止テーブルと登録カウンタは2次記憶部に設けられ、電源投入時に2次記憶部から1次記憶部へ転送され、参照可能になっている。
なお、アクセス禁止テーブルは、ブロック単位でなく、セクタ単位でアクセスを禁止することにより、ブロック化の際にセクタ数が変更になることや、2次記憶部のパーティション変更等により使用可能な先頭セクタアドレスが変更になることにより、先頭ブロックの開始セクタずれが生じ、登録された不良セクタとブロックとの整合性がとれなくなっても不具合が生じないようにされている。
図12は、不良セクタをアクセス禁止セクタにした場合のアクセス禁止テーブルへの登録のフローを示す図である。
図12に示すように、不良セクタは通常ハードディスクドライブの読み出し制御の際に検出されるため、読み出し動作においてアクセス禁止テーブルへの登録を行う。
読み出し制御を行った際に読み出しセクタが不良セクタであるか否かを評価し[7−1]、不良セクタが発生していなければ処理を抜ける。不良セクタであるときは、登録カウンタを1つ加算し、「登録カウンタ−1」番目のテーブルへ不良セクタのアドレスを登録し[7−2]し、処理を抜ける。
なお、登録カウンタを有限にし、登録カウンタがその数値を超えた場合は不良セクタ等によるアクセス禁止セクタが多発しているので、ハードディスクドライブの信頼性低下を理由に交換指示を促すことにしてもよい。
図13は、アクセス禁止セクタを2次記憶部のブロックテーブルに反映する動作フローを示す図である。
図13において、2次ブロックテーブルの初期化が終了後、内部ループ処理用のカウンタの初期化を行い[8−1]、ループカウンタの数値と登録カウンタに数値とを比較[8−2]し、数値が同じであれば処理を抜ける。
数値が同じでないときは、アクセス禁止セクタが存在すると判断し、アクセス禁止セクタテーブルからセクタを取得し、ブロック変換すると共に、登録カウンタの数値を加算する[8−3]。そしてブロックテーブルにおける対象ブロックのビットを「1(使用状態)」にし、ループカウンタを加算する[8−4]。
また、サイズの大きい画像データを圧縮伸長器によりデータ圧縮することによっても、1次記憶部や2次記憶部に任意の記憶領域を取得することが可能になる。なお、1次記憶部から2次記憶部に画像データを格納する場合は、1次記憶部は固定容量で確保し固定容量分のデータ変換(データ圧縮)が完了してから2次記憶部に転送する処理を繰り返すことで分割転送を行うことが可能になる。
図14は、1次記憶部から2次記憶部への1回のデータ転送により画像データ全体を格納する場合のフローを示す図である。
図14に示すように、まず、データ変換後の領域が全て確保できるだけの領域を確保する[9−1]。
この領域は圧縮伸長器の特性により、データ圧縮前の容量を越えてしまう可能性がある時はその分も考慮して確保する必要がある。次に圧縮伸長器を用いデータ圧縮し[9−2]、圧縮された画像データを確保された1次記憶領域に保存する[9―3]。
保存完了後、圧縮した画像データ領域に対し、2次記憶領部にデータ圧縮後の容量を確保する[9−4]。確保後、2次記憶領部に1次記憶領部に格納された圧縮された画像データを転送する[9−5]。転送終了後、1次記憶領域に確保した領域を解放する[9−6]。
図15〜図18は、1次記憶部から2次記憶部に順次画像データを格納する方法を説明する模式図である。
図15に示すように1次記憶部には、1からnまでのブロック225に区分された記憶領域があり、画像データは、1から順に書き込まれ、nまで書き込まれると、再び1に戻って上書きされ、以下nまで順に、繰り返される。
図16に示すように、1次記憶部に書き込まれた画像データは、ASICによる画像処理が施され、2次記憶部に転送される。
例えばスキャナにより読み取られる画像データや外部入力される画像データの容量が大きい場合は、1次記憶部の未使用ブロックには全ての画像データが入りきれない。そこで、例えば読み取られた画像データを順次未使用ブロックに書き込み、書き込まれた画像データを順次読み出して画像処理、帯域圧縮処理を施し、2次記憶部に格納する。
この場合、1次記憶部に書き込まれる速度は、スキャナ等からの入力速度に依存し、遅い上、スキャナ等からの入力は、一旦読み取りが開始されると最後まで止めずに行われるので、その間、1次記憶部は、いわば占有状態になる。
それに較べ、2次記憶部への格納は充分早く、短時間に行われるので、2次記憶部において1次記憶部の画像データ以外の格納処理がなされても、1次記憶部における処理単位時間(ProcT;例えばリングバッファ期間)230以内に、例えばASICを経由して2次記憶部に格納処理がなされれば、1次記憶部における画像データの書き込みには支障が生じない。
したがって、2次記憶部に、図のA〜Zまでの割り込み処理がなされても、1次記憶部の(1〜n)ブロック225に書き込まれていた画像データは、それぞれ次のブロックに書き込まれた画像データに別の画像データが上書きされるまでには2次記憶部に格納されており、処理単位時間(ProcT)230の範囲内に充分収まっている。
図17にしめすように、1次記憶部からASICを経由して2次記憶部に格納されるまでの時間は、処理単位時間(ProcT)の範囲内に収まっていればようので、例えば1次記憶部の(1)ブロックに書き込まれていた画像データは、(1)に別の画像データが上書きされるまで、すなわち、(n)ブロックに別の画像データが上書きされる間に読み出されればよい。したがって、2次記憶部に対する図の「Y」の割り込み処理は許可せず、排除される。
図18は、1次記憶部から転送された画像データを格納する2次記憶部を示す模式図である。
図18に示すように、1次記憶部から転送された画像データは、デイスクリプタテーブルID毎の、連続記憶領域を形成する複数のブロックを単位として格納されている。したがって、図3〜図10に示したように、必要なデイスクリプタテーブルIDを検索することは容易であり、例えばブロックID(100〜150)220の50ブロックに格納された画像データを抽出して1次記憶部に再転送することができる。
このように、画像データのサイズが1次記憶部のサイズより大きくても、制御手段により、画像処理などが終了した画像データが順次2次記憶部に転送され、格納されるので、スキャナで読み取りながら印刷ジョブを実行することができる。
また、印刷ジョブが終了した画像データも2次記憶部に格納されているので、ジャムが生じた場合であっても、必要な部分の画像データを2次記憶部から再度1次記憶部に転送し、少し手前から画像を形成することができる。
さらに、印刷ジョブが終了した後で、印刷された画像を評価して、再度拡大又は縮小等の編集処理や、画像濃度を調整して再印刷することも容易にできる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、第1の実施形態と較べて、画像形成要求を受けた画像データは、既に融合機の記憶装置(例えば本実施形態のHDD)に格納されているので、そのサイズが
既知である。したがって、制御手段は、1次記憶部の取得した未使用ブロックのサイズと画像データのサイズとを比較し、取得した未使用ブロックの繰り返し使用数や圧縮伸張手段の活用時期などを決定できる点は相違するが、それ以外の点は共通する。したがって、相違点について説明し、それ以外は省略する。
図19は、第2の実施形態の融合機において、データ変換(データ圧縮)された画像データを複数回に分割して1次記憶部に格納する場合のフローを示す図である。
図19に示すように、データ変換後の1次記憶部の記憶領域を固定容量で確保する[10−1]。
この記憶領域は固定容量であるためデータ圧縮後のサイズとは関連性がない。
次に圧縮伸長器を用いてデータ圧縮し[10−2]、圧縮された画像データを確保した1次記憶領域に保存する[10−3]。
このとき、確保した固定容量ではデータ圧縮が完了しない場合があるため、圧縮伸長器の終了応答により処理を変える必要がある。1次記憶部で確保した固定領域のうち、使用される容量分を2次記憶部にも領域確保し[10−4]、1次記憶部から2次記憶領部に転送を開始する[10−5]。
転送が完了しても、データ圧縮が完了していない場合は[10−6]、データ圧縮、1次記憶領域への保存などが継続される[10−2〜5]。
なお、データ圧縮処理が継続される場合における圧縮されたデータは、既に転送が完了した1次記憶部の固定領域に上書きされる。
そして、データ圧縮が全て完了すると[10−6]、1次領域に確保された固定容量の記憶領域は解放される[10−7]。
図20は、画像データのサイズが1次記憶部における未使用ブロックのサイズよりも大きいため、取得した未使用ブロックを繰り返し使用する方法を示す模式図である。
図20(a)に示すように1次記憶部には、1からnまでのブロック225に区分された記憶領域があり、画像データは、1から順に書き込まれ、nまで書き込まれると、再び1に戻り上書きされる処理が3回目まで繰り返される。
図20(b)に示すように、取得した1次記憶部の未使用ブロックに収まりきらない、画像データのサイズが大きい画像を形成する場合は、ある単位長さ又はサイズの画像データの1次記憶部のブロック225への書き込みと2次記憶部への画像データの蓄積とを開始する。画像データの入力速度より、2次記憶部への画像の蓄積速度の方が一般的に速いので、2次記憶部へアクセスする際に使用されるリソースには時間的余裕が存在する。
1次記憶部のブロック225には画像データがリングバッファ的に書き込まれるので、1次記憶領部の所定の記憶領域に書き込まれた画像データに上書きされるまでの間、そのリソースを開放しておくことにより、他の処理で必要とされるリソースを明け渡すことが可能となる。
しかしながら、処理の内容によっては、他の処理が規定時間内に終了するか否かが明確になっていなければならない。また、他の処理が割り込める数、時間はシステムの性能に依存する。
他の処理が割り込める数は、ある処理単位時間(ProcT)を基準にして、
1次データ中の割り込み数=1次データリングバッファ時間/(ProcT)により算出できる。
したがって、各処理に応じて、2次記憶部へのアクセス単位時間を割り出しておき、上記1次データ中の割り込み数内に収まれば、その実行を許可することができる。
このようにして取得した1次記憶部の未使用ブロックに収まりきらない、例えば長尺印刷等の画像データのサイズが大きい画像に対しても、多少の1次記憶領域と2次記憶領域を使用することにより、画像データサイズの大きい画像に関しても画像を形成することが可能となる。またこの際、他の各処理の処理時間や優先度に応じた割り込み処理を入れることにより、パフォーマンスの維持や多重動作を行う際に影響を与えない画像形成方法を提供することができる。
本発明の画像形成装置の実施形態が適用される第1の実施形態を示す融合機の構成図である。 本発明の画像形成装置の実施形態が適用される融合機のハードウェア構成の一例を示す図である。 画像IDテーブルを説明する模式図である。 ディスクリプタテーブルを説明する模式図である。 ブロックテーブルを説明する模式図である。 画像ID、ディスクリプタテーブルID、未使用ブロックそれぞれを取得するフローを示す図である。 画像ID、ディスクリプタテーブルID、未使用ブロックそれぞれを取得するフローを示す図である。 画像ID、ディスクリプタテーブルID、未使用ブロックそれぞれを取得するフローを示す図である。 残余の画像データを1次記憶部に格納するため、先に格納された画像データを解放するフローを示す図である。 残余の画像データを1次記憶部に格納するため、先に格納された画像データを解放するフローを示す図である。 2次記憶部のアクセス禁止セクタテーブルを示す図である。 不良セクタをアクセス禁止セクタにした場合のアクセス禁止テーブルへの登録のフローを示す図である。 アクセス禁止セクタを2次記憶部のブロックテーブルに反映する動作フローを示す図である。 1次記憶部から2次記憶部への1回のデータ転送により画像データ全体を格納する場合のフローを示す図である。 1次記憶部から2次記憶部に順次画像データを格納する方法を説明する模式図である。 1次記憶部から2次記憶部に順次画像データを格納する方法を説明する模式図である。 1次記憶部から2次記憶部に順次画像データを格納する方法を説明する模式図である。 1次記憶部から2次記憶部に順次画像データを格納する方法を説明する模式図である。 第2の実施形態の融合機において、データ変換(データ圧縮)された画像データを複数回に分割して1次記憶部に格納する場合のフローを示す図である。 画像データのサイズが1次記憶部における未使用ブロックのサイズよりも大きいため、取得した未使用ブロックを繰り返し使用する方法を示す模式図である。
符号の説明
1 融合機
2 ソフトウエア群
3 融合機起動部
4 ハードウエア資源
5 アプリケーション層
6 プラットフォーム
9 コントロールサービス層
10 ハンドラ層
11 白黒レーザプリンタ
12 カラーレーザプリンタ
13 ハードウエアリソース
21 プリンタアプリ
22 コピーアプリ
23 ファックスアプリ
24 スキャナアプリ
31 NCS
32 DCS
33 OCS
34 FCS
35 ECS
36 MCS
37 UCS
38 SCS
39 SRM
40 FCUH
41 IMH
53 API
54 エンジンI/F
60 コントローラ
61 CPU
62 システムメモリ
63 NB
64 SB
65 AGP
66 ASIC
67 ローカルメモリ
68 HDD
70 オペレーションパネル
80 FCU
90 USB
100 IEEE1394
120 エンジン部
200 画像IDテーブル
201 画像ID
210 デイスクリプタテーブル
211 開始デイスクリプタID
212 次デイスクリプタID
220 ブロックID
221 開始ブロックID
225 ブロック
230 処理単位時間

Claims (14)

  1. 画像データに所定の画像処理を施し、プロセス方向の長さが任意の画像を記録媒体上に形成する画像形成装置において、
    前記画像処理を施す画像データが書き込まれる、所定サイズに区分された複数のブロックを有する1次記憶部と、
    前記1次記憶部の所定ブロックに書き込まれた画像データが格納される領域を有する2次記憶部と、
    記録媒体上への画像の形成要求を受けたとき、該形成要求に係る画像データを書き込む未使用ブロックを前記1次記憶部の前記複数のブロックから抽出する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記未使用ブロックに、前記形成要求に係る画像データが書き込まれたときに該未使用ブロックから該画像データがあふれる場合は、書き込まれた該画像データを順次前記2次記憶部の前記領域に格納し、該領域に格納された後のブロックそれぞれに、あふれた該画像データを上書きすることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記1次記憶部の所定ブロックに画像データが書き込まれてから、次の画像データが上書きされるまでの間に、該所定ブロックに書き込まれた該画像データを前記2次記憶部の前記領域に格納することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記1次記憶部は、前記画像データを識別する画像識別子と、前記制御手段により抽出された未使用ブロックのうち連続領域を識別するデイスクリプタテーブル識別子と、前記複数のブロックそれぞれを識別するブロック識別子とが記述された管理テーブルを備え、
    前記制御手段は、前記未使用ブロックを抽出するときは、前記デイスクリプタテーブル識別子を用いることにより前記連続領域の連鎖状態を表すデイスクリプタテーブルを形成することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、所定の指令を受けたとき、前記2次記憶部に格納されている前記画像データを前記1次記憶部に再転送することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記1次記憶部は、前記複数のブロックによりリングバッファを構成するものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 所定の画像データに対し帯域圧縮を施す圧縮伸張手段を備え、
    前記制御手段は、前記所定ブロックに書き込まれた前記画像データに、前記圧縮伸張手段による帯域圧縮を施し、前記2次記憶部の前記領域に格納することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、所定の指令を受けたとき、前記2次記憶部に格納されている前記画像データに対して前記圧縮伸張手段による帯域伸張を施し、前記1次記憶部に再転送することを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  8. 外部から入力された画像データ及び原稿から読み取られた画像データを蓄積する画像データ記憶部と、
    所定の画像データに対し帯域圧縮を施す圧縮伸張手段とを備え、
    前記制御手段は、前記画像データ記憶部に蓄積された画像データに基づく画像の形成要求を受けたとき、該形成要求を受けた該画像データのサイズが前記未使用ブロックのサイズよりも大きい場合には、該画像データに対し前記圧縮伸張手段による帯域圧縮を施し、該未使用ブロックに帯域圧縮した該画像データを書き込むことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  9. 前記制御手段は、前記未使用ブロックに、前記帯域圧縮を施した前記画像データが書き込まれたとき、該未使用ブロックから該画像データがあふれる場合は、書き込まれた該画像データを前記2次記憶部の前記領域に格納し、該領域に格納された後のブロックそれぞれに、あふれた該画像データを上書きすることを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
  10. 前記制御手段は、前記2次記憶部の前記領域に格納する前に、前記書き込まれた前記画像データを前記圧縮伸張手段により帯域伸張させて前記画像処理を施し、該圧縮伸張手段により再び帯域圧縮させることを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
  11. 1次記憶部に書き込まれた画像データに基づいて、プロセス方向の長さが任意の画像を記録媒体上に形成する画像形成方法において、
    画像の形成要求を受けたとき、該形成要求に係る画像データを書き込む1次記憶部の未使用ブロックを抽出する手順と、
    抽出された前記未使用ブロックに該画像データを順次書き込み、前記形成要求に係る画像データが該未使用ブロックからあふれる場合は、書き込まれた該画像データを圧縮し、所定のタイミングで2次記憶部に格納する一方、該2次記憶部に格納された後のブロックそれぞれに、あふれた該画像データを上書きする手順とを有することを特徴とする画像形成方法。
  12. 前記1次記憶部の前記未使用ブロックに前記画像データが書き込まれたときから、次の画像データにより上書きされるまでの間に、書き込まれた該画像データを前記2次記憶部に格納することを特徴とする請求項11記載の画像形成方法。
  13. 抽出された前記未使用ブロックのサイズと前記画像データのサイズとを比較する手順と、
    比較の結果、前記画像データのサイズが大きいときは、前記未使用ブロックに該画像データを圧縮して順次書き込む手順とを更に有することを特徴とする請求項11記載の画像形成方法。
  14. 圧縮して前記未使用ブロックに順次書き込まれた前記画像データを伸張して所定の処理を施す手順と、
    前記所定処理が施された前記画像データを圧縮し、前記所定のタイミングで前記2次記憶部に格納する手順とを更に有することを特徴とする請求項13記載の画像形成方法。
JP2004208690A 2004-07-15 2004-07-15 画像形成方法及び画像形成装置 Pending JP2006027055A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004208690A JP2006027055A (ja) 2004-07-15 2004-07-15 画像形成方法及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004208690A JP2006027055A (ja) 2004-07-15 2004-07-15 画像形成方法及び画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006027055A true JP2006027055A (ja) 2006-02-02

Family

ID=35893964

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004208690A Pending JP2006027055A (ja) 2004-07-15 2004-07-15 画像形成方法及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006027055A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008130085A (ja) * 2006-11-22 2008-06-05 Sharp Corp 印刷制御装置、バッファ割り当ての管理方法、ロジック、および画像形成装置
US8593662B2 (en) 2006-06-29 2013-11-26 Ricoh Company, Ltd. Compound image-forming method and compound image-forming apparatus

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0830410A (ja) * 1994-07-14 1996-02-02 Canon Inc 出力装置及びプレビューシステム及び出力画像の確認方法
JPH0872330A (ja) * 1994-07-01 1996-03-19 Canon Inc プリンタ及びプリント方法
JPH09174962A (ja) * 1995-12-26 1997-07-08 Ricoh Co Ltd 印刷装置
JP2000343781A (ja) * 1999-06-04 2000-12-12 Canon Inc 印刷データ処理方法及び装置
JP2001238077A (ja) * 2000-02-21 2001-08-31 Seiko Epson Corp 印刷装置、印刷方法および印刷制御プログラムを記録した媒体
JP2001334707A (ja) * 2000-05-29 2001-12-04 Oki Data Corp プリンタ装置
JP2003205900A (ja) * 2001-11-13 2003-07-22 Goodrich Pump & Engine Control Systems Inc ロータトルク予測装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0872330A (ja) * 1994-07-01 1996-03-19 Canon Inc プリンタ及びプリント方法
JPH0830410A (ja) * 1994-07-14 1996-02-02 Canon Inc 出力装置及びプレビューシステム及び出力画像の確認方法
JPH09174962A (ja) * 1995-12-26 1997-07-08 Ricoh Co Ltd 印刷装置
JP2000343781A (ja) * 1999-06-04 2000-12-12 Canon Inc 印刷データ処理方法及び装置
JP2001238077A (ja) * 2000-02-21 2001-08-31 Seiko Epson Corp 印刷装置、印刷方法および印刷制御プログラムを記録した媒体
JP2001334707A (ja) * 2000-05-29 2001-12-04 Oki Data Corp プリンタ装置
JP2003205900A (ja) * 2001-11-13 2003-07-22 Goodrich Pump & Engine Control Systems Inc ロータトルク予測装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8593662B2 (en) 2006-06-29 2013-11-26 Ricoh Company, Ltd. Compound image-forming method and compound image-forming apparatus
JP2008130085A (ja) * 2006-11-22 2008-06-05 Sharp Corp 印刷制御装置、バッファ割り当ての管理方法、ロジック、および画像形成装置
US8085426B2 (en) 2006-11-22 2011-12-27 Sharp Laboratories Of America, Inc. Intelligent page buffer allocation

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7209249B2 (en) Method of and apparatus for image formation, and computer product
US8127177B2 (en) Apparatus and method for executing workflow
US9060083B2 (en) Image forming device, and method of managing data
JPH1083263A (ja) 画像形成装置及び画像処理方法
US8462370B2 (en) Image processing apparatus and application executing method
US7355739B2 (en) Image forming device having a memory assignment unit
JP6343913B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法
JP4743916B2 (ja) 画像処理装置及びその制御方法
JP2006027055A (ja) 画像形成方法及び画像形成装置
JP5233608B2 (ja) 画像形成装置、画像データ転送方法、及びプログラム
JP5132451B2 (ja) 画像形成装置
JP4140897B2 (ja) 記憶装置および画像形成装置
JP4276885B2 (ja) 画像形成装置およびパス指定方法
JP3854787B2 (ja) 画像処理装置及びその制御方法
JP5168220B2 (ja) 画像形成装置
JP2003309680A (ja) 画像形成装置
JP4636836B2 (ja) サーバ装置、印刷装置、データ保護処理方法、及びプログラム
JP2005202890A (ja) 画像形成装置、ハードディスク管理方法
JP2005189972A (ja) 画像処理装置
JP2006128939A (ja) 画像形成装置
JP2009070208A (ja) 画像処理装置およびメモリ確保方法
JP2004148695A (ja) 印刷情報ファイルにしたがって自動印刷するプリンタ
JP2002326428A (ja) 画像形成装置
JPH11234443A (ja) 画像処理システムおよび画像処理システムのデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体
JP2006333513A (ja) 画像処理装置及びその制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20070115

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100126

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100323

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20100706

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20100903

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Effective date: 20110208

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02