JP2006026372A - 大腸内視鏡挿入用体部伸展式自動移動シース - Google Patents

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Abstract

【課題】難渋する大腸内視鏡の挿入手技をシースを自動移動式とする事で容易なものとし、回腸、腔腸までの挿入を可能とする。
【解決手段】後方注入チューブ5より空気を送り後方バルーン4を拡張し後方バルーン台1を腸管に固定し、後方バルーン弁2の後退で塞がれていた後方弁孔18より空気が体部中空層7に流入しシースの体部が伸展して前方移動バルーンリング13を前方へ押し進め、前方バルーン弁12が牽引糸11に牽引され塞がれていた前方弁孔20が開き前方バルーン15が拡張し前方移動バルーンリング13が腸管に固定される。後方注入チューブ5より空気を陰圧で引き、後方バルーン4を縮小させ、シースの体部が収縮する事で後方バルーン台1は前方へ引き寄せられ腸管内を前進し、前方バルーン15が収縮して前進運動を終える。腸内視鏡ファイバーにストッパーを設け、大腸内視鏡ファイバーをシースの前進に合わせ奥へ進めてゆく。
【選択図】図1

Description

考案の詳細な説明
この発明は、大腸内視鏡の挿入を容易にする自動移動式の大腸内視鏡シースに関するものである。
従来の大腸内視鏡シースは肛門部から直腸、S状結腸、下行結腸に固定し、S状結腸の屈曲、蛇行部を回避して大腸内視鏡ファイバーが撓む事無くスムーズに奥へ挿入できる様にしたものであり、シース事体が移動する物は無く、大腸内視鏡を奥へ進める機能は備わっていなかった。又、大腸内視鏡ファイバーの挿入は熟練の医師ですら時間を要し、患者に少なからず苦痛を強いるものとなっている。理由は大腸内視鏡ファイバーをある程度の力で外から押したり引っ張ったりしなければ奥へは進めない部位が少なからず存在するからであり、外から加える力が大腸内視鏡ファイバーの先端に伝えずらい事が原因となっている。近年ダブルバルーン式のファイバーが開発され小腸までの観察が可能となっているが、やはり外から押したり引っ張ったりする作業が主体であり、先端に力が伝えずらい状態は改善されておらず一般の大腸カメラ検査より遥かに長い時間と苦痛を患者に強いるものとなっている。
発明が解決しようとする課題
この発明は難渋する大腸内視鏡の挿入手技を容易とすると共に、大腸内視鏡をそのまま使い、小腸の奥までの挿入を可能とする為に発案された物であり、シースを移動式とする事で大腸内視鏡ファイバーの腸管管腔への摩擦を軽減しながら撓みを減少させてファイバーの奥への挿入をより容易な状態とし、シースが大腸内視鏡ファイバーの先端より前に出ない様に大腸内視鏡ファイバーにストッパーを設けた場合、大腸内視鏡ファイバーをシースの前進に合わせ奥へ進めてゆく事が可能となった。これを以下図面にて説明する。
課題を解決する為の手段
後方バルーン台1を体部伸展シース部8、前方注入チューブ移動管9、伸展ゴム外套10により前方移動バルーンリング13と内部を密閉する形態でしっかりと連結する。後方注入チューブ5より空気を陽圧にて送り込むと、まず後方中空層6に空気が溜まり後方バルーン4が伸展し、ある程度の空気圧になると更に後方伸展シース部3が伸展して後方バルーン弁2が後退し、後方バルーン弁2により塞がれていた後方弁孔18が開き空気が体部中空層7に流入する。体部中空層7の圧が徐々に上昇すると体部伸展シース部8、前方注入チューブ移動管9、伸展ゴム外套10が前方へ伸展し、前方移動バルーンリング13を前方へ押し進める。体部中空層7に空気が十分充填され伸展部分が伸びきると牽引糸11によりバネ14にて前方弁孔20を塞ぐ位置に固定されていた前方バルーン弁12が後方へ牽引され前方弁孔20が開き前方中空層16に空気が流入して徐々に空気圧が上昇して前方バルーン15が拡張する。
次に後方注入チューブ5から陰圧で空気を引くと後方バルーン4、後方伸展シース部3が縮小し一度後方バルーン弁2が後方弁孔18を塞いだ後、更に後方伸展シース部3が縮小する事で前方へ突出し後方弁孔18が開き体部中空層7より空気が逆流する。体部中空層7より空気が流出すると体部伸展シース部8、前方注入チューブ移動管9、伸展ゴム外套10が収縮し、牽引糸11が緩みバネ14にて前方バルーン弁12が前方に引き戻され前方弁孔20を塞ぐ位置に固定される。体部伸展シース部8、前方注入チューブ移動管9、伸展ゴム外套10が収縮する事で後方バルーン台1は前方へ引き寄せられる。更に収縮して前方バルーン弁12の後方が後方バルーン台1に押し付けられるとバネ14が収縮して前方弁孔20が開き前方中空層16の空気が流出して前方バルーン15が収縮する。
又、前後の弁孔を共に小さくし、前方弁孔20の径を後方弁孔18の径より極端に小さい径とする事で前後のバルーン弁2、12を用いなくとも注入チューブ5より陽圧で空気を送り陰圧で空気を引く同様の操作にて中空層6、7、16の空気圧の差を生み出す事が出来、殆ど同じ前進運動が可能であるが、本発明では前後のバルーン弁2、12を用い、空気圧の変化による前進運動を確実なものとした。
本発明はこの様な形態であるから、後方バルーン4を拡張させ後方バルーン台1を腸管に固定した後、体部伸展シース部8、前方注入チューブ移動管9、伸展ゴム外套10が前方へ伸展して前方移動バルーンリング13を前方へ押し進め、次いで前方バルーン15を拡張させて前方移動バルーンリング13を腸管に固定した後、後方バルーン4を縮小させ後方バルーン台1と腸管との固定を解除し、体部伸展シース部8、前方注入チューブ移動管9、伸展ゴム外套10が収縮する事で後方バルーン台1は前方へ引き寄せられ腸管内を前進し、前方バルーン15が収縮して一連の運動を終える。
本発明の前方方向に大腸内視鏡ファイバーに固定するリング状のストッパーを設け、本発明が大腸内視鏡ファイバーの先端より進まない様にする事でることで大腸内視鏡ファイバーを一緒に奥へ前進させる事ができる。又、前方注入チューブ17と後方注入チューブ5を連結し前後に同様のシースをつなげてゆく事で前進の為の推進力を増す事が可能である。さらに本案のシースの後方にチューブ状の大腸内視鏡シースを連結させた場合はよりいっそう大腸ファイバーの摩擦を軽減し大腸ファイバーの前後の可動性を向上する事が可能である。
前方弁孔20、前方バルーン弁12を用いず、前方バルーン4の拡張、収縮を前方バルーン専用注入チューブ23にて行い前方バルーン専用注入チューブ移動管24を後方バルーン台1に設けた本発明を図8に示す。
発明の効果
この様な構造であるから本発明の自動移動式のシースは難渋する大腸内視鏡ファイバーの挿入手技を容易とし、かつ大腸内視鏡ファイバーを用いそのまま回腸、腔腸までの挿入を可能にできる。又、内部は外部から完全に遮断された状態で清潔に保つ事が出来、大腸内視鏡ファイバーと同様に洗浄して使用する事が出来る。
前方注入チューブ移動管9、伸展ゴム外套10、前方後方バルーン15、4を断面とした本発明内部の平面図。 後方バルーン台1の正面図。 後方バルーン台1の背面図。 後方バルーン台1の側面図。 前方移動バルーンリング13の正面図。 前方移動バルーンリング13の背面図。 前方移動バルーンリング13の前方バルーン15を断面とした側面図。 前方注入チューブ移動管9、伸展ゴム外套10、前方後方バルーン15、4を断面とし、前方バルーン専用注入チューブ23、前方バルーン専用注入チューブ移動管24を用いた本発明内部の平面図。 本発明の斜視図。
符号の説明
1後方バルーン台
2後方バルーン弁
3後方伸展シース部
4後方バルーン
5後方注入チューブ
6後方中空層
7体部中空層
8体部伸展シース部
9前方注入チューブ移動管
10伸展ゴム外套
11牽引糸
12前方バルーン弁
13前方移動バルーンリング
14バネ
15前方バルーン
16前方中空層
17前方注入チューブ
18後方弁孔
19後方シース管
20前方弁孔
21リング部チューブ移動管
22リング部シース管
23前方バルーン専用注入チューブ
24前方バルーン専用注入チューブ移動管

Claims (2)

  1. 後方バルーン台1を体部伸展シース部8、前方注入チューブ移動管9、伸展ゴム外套10により前方移動バルーンリング13と内部を密閉する形態で連結したもので、後方バルーン台1には後方注入チューブ5、後方バルーン4、後方伸展シース部3、前方注入チューブ17、牽引糸11、後方バルーン弁2、後方弁孔18を取り付け、前方移動バルーンリング13には前方バルーン15、リング部チューブ移動管21、前方バルーン弁12、バネ14、前方弁孔20を取り付け、前方バルーン弁12の後方を牽引糸11と連結した自動移動式の大腸内視鏡用シースで、大腸内視鏡ファイバー先端を後方シース管19よりリング部シース管22へと通し、シースが大腸内視鏡ファイバーの先端より前に出ない様に大腸内視鏡ファイバーにストッパーを設ける事で大腸内視鏡ファイバーをシースの前進に合わせ奥へ進めてゆく自動移動式のシースで有る。
  2. 前方弁孔20、前方バルーン弁12を用いず、前方バルーン15の拡張、収縮を前方バルーン専用注入チューブ23にて行い前方バルーン専用注入チューブ移動管24を後方バルーン台1に設けた本発明。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009098337A1 (es) * 2008-02-04 2009-08-13 Universidad Politécnica De Valencia Procedimiento y dispositivo de traslación automatizado de un endoscopio a través del tubo digestivo
CN113303755A (zh) * 2021-05-11 2021-08-27 丁建峰 一种气囊充气式电子阴道镜

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