JP2006025245A - 映像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 記憶媒体に記憶されている映像データ、及び記憶媒体への記憶が予約された映像データを、複数の識別信号のいずれかに基づいて管理する映像処理装置を提供する。
【解決手段】 利用者による操作部15の操作またはリモコン装置30の操作によって、映像データのHDD23への記録の予約を受け付けた場合、制御部11は、予約された記録処理を示す予約情報と、予約を指示した利用者に割り当てられたカラーキー(青ボタン31、赤ボタン32、緑ボタン33又は黄ボタン34)に対応したコード信号とを予約管理データベース19aに登録する。また、予約管理データベース19aに登録された予約情報に基づく映像データをHDD23に記録した場合、記録された映像データを示す記録情報と、この記録処理を指示した利用者に割り当てられたカラーキーに対応したコード信号とを記録管理データベース23aに登録する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、それぞれ設定された複数の設定条件に基づいて映像データを記憶媒体に記憶する処理を行なう映像処理装置に関する。
テレビジョン放送信号を受信するテレビジョン装置、受信したテレビジョン放送信号の映像データを記録媒体に記録し、必要に応じて接続されたテレビジョン装置で再生する記録再生装置等の各種電子機器が普及している。記録再生装置としては、記録媒体に磁気テープを用いるビデオカセットレコーダ(VCR)、HDD(Hard Disk Drive)に代表される磁気ディスク、DVD−RW(Digital Versatile Disk-ReWritable)及びDVD−R(Digital Versatile Disk-Recordable)等の書き込みが可能なDVDに代表される光ディスク等を記録媒体として用いるビデオディスクレコーダ等が実用化されている(例えば、特許文献1参照)。
上述したような各種電気機器は、多機能化が目覚しく、各種装置が備える各種機能における設定条件を利用者が適切に設定することにより、利用者が所望する設定条件にて各種機能を有効に動作させることができる。記録再生装置においては、例えば、受信したテレビ番組を通常モードの画質で録画するか又はファインモードの画質で録画するかを選択することができ、利用者が求める画質での録画が可能となる。このような設定条件は、各設定条件を設定するためにモニタに表示させるメニュー画面を順次切り替えて所望のメニュー画面を表示させ、このメニュー画面の指示に従って設定することができる。
特開2004−80507号公報
しかし、利用者によって設定できる各種の設定条件は、対応する設定画面を自身のモニタ装置又は接続してあるテレビに順次切り替えて表示させ、各設定画面の指示に従った設定処理を適切に行なわなければならず、不慣れなユーザにとっては非常に煩雑なキー操作である。また、複数の利用者で1台の装置を共用する場合、各装置は電源が遮断(オフ)された時点での各種の設定条件しか記憶しておらず、それぞれの利用者が所望する設定条件を必要に応じて逐次設定し直す必要があり、利用者による処理負担を要するという問題がある。
一方、ハードディスクレコーダは、大容量のハードディスク(以下、HDという)に映像データを記録するため、例えば、一週間分のテレビ番組を手軽に記録することができる。従って、利用者は好きなテレビ番組の映像データを一旦ハードディスクに記録しておき、利用者の選択により、気に入ったテレビ番組のみを例えばDVDに記録(転記)して残すことができる。
しかし、ハードディスクレコーダは、記録した映像データを分別(分類)することなく管理するので、記録した映像データが多くなれば、所望の映像データを検索することが困難になる。例えば4人家族で1台のハードディスクレコーダを利用する場合に、誰がどの映像データを記録したのかを判断することが困難になると共に、自身が記録した映像データを他の家族に消去されてしまうおそれがあるという問題が生じる。
また、ハードディスクレコーダは、ハードディスクに記録してある映像データを再生し、この再生処理を途中で中断した場合、中断したシーン番号を記憶しており、再度この映像データの再生処理が実行された場合に、記憶してあるシーン番号からの再生処理を開始することができる。しかし、再生処理を中断された映像データを別の利用者が最初から再生させた場合には、先に視聴していた利用者による中断シーン番号までは記憶していないため、先の利用者が中断したシーンの続きからの再生処理を行なうことができず、利用者は再生処理を中断していた映像データの中断シーンを検索する必要があり、利用者による処理負担を要していた。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、記憶媒体に記憶されている映像データ、及び記憶媒体への記憶が予約された映像データを、複数の識別信号のいずれかに基づいて管理することにより、各映像データを、例えば記憶(記録)日時だけでなく、前記識別信号に基づいて把握することが可能な映像処理装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、記憶媒体に記憶されている映像データに係る情報、又は受け付けた予約に係る情報を、それぞれ対応する識別信号を示す情報と共に表記するメニュー画像を表示出力することにより、前記識別信号に基づいて、記憶媒体に記憶されている映像データ、及び受け付けた予約に係る情報の検索が容易である映像処理装置を提供することにある。
更に、本発明の他の目的は、複数の識別信号のそれぞれに対応する複数の操作ボタンを備え、複数の利用者にそれぞれ異なる操作ボタンを割り当てておくことにより、記憶媒体に記憶されている映像データ、及び予約された記憶処理のそれぞれが、どの利用者の指示によるものであるかを容易に把握することが可能な映像処理装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、複数の設定条件の各設定内容を識別信号に対応して記憶しておき、識別信号を受け付けた場合に、受け付けた識別信号に対応する設定内容に各設定条件を設定することが可能な映像処理装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、映像データの再生処理を中断した場合に、中断された再生処理に係る中断情報を識別信号に対応させて記憶しておき、識別信号を受け付けた場合に、受け付けた識別信号に対応する中断情報に基づいて、中断された再生処理を再開させることが可能な映像処理装置を提供することにある。
本発明に係る映像処理装置は、映像データを取得する取得手段と、該取得手段が取得した映像データを記憶媒体に記憶する処理を行なう記憶処理手段を備える映像処理装置において、複数の識別信号を各別に受け付ける受付手段と、前記記憶媒体への映像データの記憶の予約を受け付ける予約受付手段と、該予約受付手段が受け付けた予約に係る情報及び前記受付手段が受け付けた識別信号を対応させて記憶する予約記憶手段とを備え、前記取得手段は、前記予約記憶手段に記憶させてある予約に係る情報に基づいて映像データを取得するようにしてあり、前記記憶処理手段は、前記取得手段が取得した映像データに、前記予約に係る情報に対応する識別信号を付加して前記記憶媒体に記憶させるようにしてあることを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、複数の識別信号をそれぞれ受け付けており、記憶媒体への映像データの記憶の予約を受け付けた場合に、受け付けた予約に係る情報に、受け付けた識別信号を対応させて記憶しておく。また、記憶してある予約に係る情報に基づいて映像データを取得し、取得した映像データに、前記予約に係る情報に対応して記憶させてある識別信号を付加して記憶媒体に記憶させる。よって、記憶媒体に記憶させてある各映像データを対応する識別信号に基づいて管理することが可能となる。
本発明に係る映像処理装置は、前記記憶媒体に記憶されている映像データに係る情報、及び該映像データに付加された識別信号を示す情報を表記するメニュー画像を作成する作成手段と、該作成手段が作成したメニュー画像を表示出力する手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、記憶媒体に記憶されている映像データに係る情報、及び該映像データに付加された識別信号を示す情報を表記するメニュー画像を作成し、作成したメニュー画像を表示出力する。よって、表示されたメニュー画像に基づいて、記憶媒体に記憶されている映像データを識別信号に対応して把握することが可能となる。
本発明に係る映像処理装置は、前記予約記憶手段に記憶させてある予約に係る情報、及び該予約に係る情報に対応する識別信号を示す情報を表記する予約メニュー画像を作成する予約画像作成手段と、該予約画像作成手段が作成した予約メニュー画像を表示出力する手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、受け付けた予約に係る情報、及び該予約に係る情報に対応する識別信号を示す情報を表記する予約メニュー画像を作成し、作成した予約メニュー画像を表示出力する。よって、表示された予約メニュー画像に基づいて、記憶媒体への記憶が予約されている映像データを識別信号に対応して把握することが可能となる。
本発明に係る映像処理装置は、前記複数の識別信号のそれぞれに対応する複数の操作ボタンを備え、前記受付手段は、前記操作ボタンのいずれかが操作された場合に、操作された操作ボタンから対応する識別信号を受け付けるようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、複数の識別信号のそれぞれが割り当てられた複数の操作ボタンを備え、各操作ボタンを操作することによって受け付ける識別信号に基づいて、記憶媒体に記憶されている各映像データ、記憶媒体への映像データの記憶の予約を管理することが可能となる。
本発明に係る映像処理装置は、前記記憶媒体に記憶されている映像データを再生する再生手段と、前記記憶処理手段による記憶処理及び前記再生手段による再生処理に係る複数の設定条件を、前記受付手段が受け付けた識別信号に対応して設定する設定手段と、該設定手段が設定した設定条件の各設定内容を、前記識別信号に対応して記憶する条件記憶手段とを備え、前記設定手段は、前記受付手段が識別信号を受け付けた場合に、受け付けた識別信号に対応する設定内容に各設定条件を設定するようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、記憶媒体への映像データの記憶処理及び記憶媒体に記憶されている映像データの再生処理に係る複数の設定条件を、外部から受け付けた識別信号に対応して設定し、設定した設定条件の各設定内容を、前記識別信号に対応して記憶しておく。また、識別信号を受け付けた場合に、受け付けた識別信号に対応して記憶させてある設定内容に各設定条件を設定することにより、各利用者が必要に応じて各設定条件を逐次変更することなく、受け付けた識別信号に基づいて各設定条件を一括して設定することが可能となる。
本発明に係る映像処理装置は、前記再生手段による映像データの再生処理を中断した場合に、中断された再生処理に係る中断情報及び前記受付手段が受け付けた識別信号を対応させて記憶する中断情報記憶手段と、前記受付手段が識別信号を受け付けた場合に、受け付けた識別信号に対応する中断情報に基づいて、中断された再生処理を再開させる手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、映像データの再生処理を中断した場合に、中断された再生処理に係る中断情報を、受け付けた識別信号に対応させて記憶しておき、識別信号を受け付けた場合に、受け付けた識別信号に対応して記憶されている中断情報に基づいて、中断された再生処理を再開させる。よって、各利用者が中断させた映像データ及び中断させたシーン(場面)を覚えておく必要がない。
本発明に係る映像処理装置は、それぞれ設定された複数の設定条件に基づいて、映像データに係る処理を行なう映像処理装置において、複数の識別信号を各別に受け付ける受付手段と、該受付手段が受け付けた識別信号に対応して前記設定条件を設定する設定手段と、該設定手段が設定した設定条件の各設定内容を、前記識別信号に対応して記憶する条件記憶手段とを備え、前記設定手段は、前記受付手段が識別信号を受け付けた場合に、受け付けた識別信号に対応する設定内容に各設定条件を設定するようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、複数の識別信号をそれぞれ受け付けており、受け付けた識別信号に対応して複数の設定条件を設定し、設定した設定条件の各設定内容を、前記識別信号に対応させて記憶しておく。また、識別信号を受け付けた場合に、受け付けた識別信号に対応して記憶してある設定内容に各設定条件を設定することにより、各利用者が必要に応じて各設定条件を逐次変更することなく、受け付けた識別信号に基づいて各設定条件を一括して設定することが可能となる。
本発明によれば、複数の識別信号をそれぞれ受け付けており、記憶媒体への映像データの記憶の予約を受け付けた場合に、受け付けた予約に係る情報に識別信号を対応させて記憶しておき、記憶してある予約に係る情報に基づいて映像データを取得し、取得した映像データに、前記予約に係る情報に対応して記憶させた識別信号を付加して記憶媒体に記憶させる。よって、記憶媒体に記憶させてある各映像データを、記憶日時及びタイトル等だけでなく、対応する識別信号に基づいて管理することができる。
また、本発明によれば、記憶媒体に記憶されている映像データに係る情報、及び該映像データに付加された識別信号を示す情報を表記するメニュー画像を作成し、作成したメニュー画像を表示出力する。同様に、受け付けた予約に係る情報、及び該予約に係る情報に対応する識別信号を示す情報を表記する予約メニュー画像を作成し、作成した予約メニュー画像を表示出力する。これにより、表示されたメニュー画像に基づいて、記憶媒体に記憶されている映像データを識別信号に対応して把握することができ、また、表示された予約メニュー画像に基づいて、記憶媒体への記憶が予約されている映像データを識別信号に対応して把握することができる。従って、識別信号に基づいて、記憶媒体に記憶されている映像データ、及び受け付けた予約に係る情報の検索が容易となる。
更に、本発明によれば、複数の識別信号のそれぞれが割り当てられた複数の操作ボタンを備え、各操作ボタンを操作することによって受け付ける識別信号に基づいて、記憶媒体に記憶させてある各映像データ、記憶媒体への映像データの記憶の予約を管理することができる。よって、複数の利用者にそれぞれ異なる操作ボタンを割り当てておくことにより、記憶媒体に記憶されている映像データ、及び予約された記憶処理のそれぞれが、どの利用者の指示によるものであるかを容易に把握することができるため、自身が行なった記憶処理における映像データ及び予約記憶処理を他人に消去されることを防止することができる。
本発明によれば、記憶媒体への映像データの記憶処理及び記憶媒体に記憶されている映像データの再生処理に係る複数の設定条件を、外部から受け付けた識別信号に対応して設定した場合に、設定した設定条件の各設定内容を、前記識別信号に対応して記憶しておき、識別信号を受け付けた場合に、受け付けた識別信号に対応して記憶させてある設定内容に各設定条件を設定する。これにより、各利用者が必要に応じて各設定条件を逐次変更することなく、例えば自身に割り当てられた操作ボタンを操作することによって、各設定条件を一括して所望の設定内容に設定することができる。
また、本発明によれば、映像データの再生処理を中断した場合に、中断された再生処理に係る中断情報を、受け付けた識別信号に対応させて記憶しておき、識別信号を受け付けた場合に、受け付けた識別信号に対応して記憶されている中断情報に基づいて、中断された再生処理を再開させる。よって、各利用者が中断させた映像データ及び中断させたシーン(場面)を覚えておく必要がなく、中断させた映像データ及び中断させたシーンを検索する必要もないため、利用者の負担を軽減することができる。
本発明によれば、複数の識別信号をそれぞれ受け付けており、受け付けた識別信号に対応して複数の設定条件を設定し、設定した設定条件の各設定内容を、前記識別信号に対応させて記憶しておき、識別信号を受け付けた場合に、受け付けた識別信号に対応して記憶してある設定内容に各設定条件を設定する。これにより、各利用者が必要に応じて各設定条件を逐次変更することなく、受け付けた識別信号に基づいて各設定条件を一括して設定することができる。
以下に、本発明をその実施形態を示す図面に基づいて詳述する。図1は本発明に係る映像処理装置としてのハードディスクレコーダ(以下、HDレコーダという)の構成例を示すブロック図である。図1において映像信号・映像データの流れを破線で示す。
本実施形態のHDレコーダ10は、自身の遠隔操作が可能なリモートコントロール入力装置(以下、リモコン装置という)30と赤外線を利用したIrDA(Infrared Data Association)規格に従う無線通信が可能に構成されている。なお、HDレコーダ10とリモコン装置30とを、赤外線を利用した無線通信だけでなく、例えば、IEEE802.11b規格に準拠した無線LAN、及びBluetooth規格に従う無線通信等の無線通信が可能に接続してもよい。
リモコン装置30は、HDレコーダ10を利用者が遠隔操作するために必要な各種のファンクションキーを備えており、利用者が各キーを操作した場合、操作されたキーに対応した光量の赤外線をHDレコーダ10へ発光する。リモコン装置30のファンクションキーには、例えば4人の利用者にそれぞれ割り当てられる青ボタン31、赤ボタン32、緑ボタン33、黄ボタン34などのカラーキー(操作ボタン)がある。
また、リモコン装置30には、HDレコーダ10による映像データの記録(記憶)を開始する録画ボタン、HDレコーダ10に記録してある映像データの再生を開始する再生ボタン、HDレコーダ10による記録処理・再生処理を終了する終了ボタン、HDレコーダ10による映像データの記録予約の際に放送チャネル、開始日時及び終了日時の入力を受け付けるためのテンキー、十字キー、決定キー及びクリアキーなども設けられている。
HDレコーダ10は、CPUで構成された制御部11を備えている。制御部11はシステムバス12を介して、チューナ部13,選択部14,操作部15,表示部16,日時管理部17,設定管理部18,予約管理部19,記録処理部20,再生処理部21,リモコンコード解析部22,HDD23,出力部25などと接続され、これら各部を制御して、内蔵するROMに格納された制御プログラムに従って種々の機能を実行する。例えば、HDレコーダ10は、外部から入力した映像信号を所定形式(例えばMPEG形式)の映像データにエンコードする機能、エンコードした映像データを記憶する機能、記憶している映像データを映像信号にデコードする機能などを有している。
チューナ部(取得手段)13は、例えば放送中継基地80の方向に向けて配置されたアンテナ50に接続されており、放送中継基地80から送信された映像信号のうちの特定周波数帯域の映像信号を選択して復調する機能を有する。現在、広く利用されている地上波の周波数帯域は、VHF帯の低域(90M〜108MHz)、VHF帯の高域(170M〜222MHz)、UHF帯(470M〜770MHz)であり、この周波数帯域から、利用者によって指定された1チャネルの映像信号を選択して選択部14へ入力する。もちろん、衛星放送、ケーブルテレビ放送などに対応したチューナであってもよい。
選択部14は、上述したチューナ部13及び外部入力部24に接続されている。外部入力部(取得手段)24には、例えばビデオ、DVDなどの再生機器又は外部チューナ(以下、代表して外部チューナ60という)が接続され、外部チューナ60が出力した映像信号を選択部14へ入力する。選択部14は、チューナ部13又は外部入力部24から入力された映像信号のうちの一方を選択する機能を有し、選択した映像信号を記録処理部20又は出力部25へ入力する。
操作部15は、HDレコーダ10を利用者が操作するために必要な各種のファンクションキーを備えており、ユーザにより各キーが操作された場合、操作されたキーに対応した制御信号を制御部11へ送出し、制御部11は取得した制御信号に対応した処理を実行する。表示部16は、液晶モニタ又はLEDモニタなどの表示デバイスで構成されており、HDレコーダ10の動作状態の表示、利用者へ操作入力を促す画面の表示などを行う。なお、オン・スクリーン・ディスプレイ(OSD)に係るメニュー画像を表示機器70に表示してHDレコーダ10を操作するようにしてもよいし、表示部16をタッチパネル方式とすることにより、操作部15の各種のファンクションキーのうちの一部又は全部を代用することも可能である。
日時管理部17は、具体的にはタイマーであり、要求に応じて現在日時を制御部11又は記録処理部20などへ通知する機能を有し、主としてタイマー予約(以下、予約という)による映像データの記録に利用される。
リモコンコード解析部22は、リモコン装置30からの赤外線を受光して所定の電気信号に変換し、得られた電気信号を解析してリモコン装置30から入力されたコード信号(識別信号)を受け付ける受付手段として動作し、取得したコード信号を制御部11へ送出する。制御部11は、リモコン装置30から送信されてリモコンコード解析部22によって解析されたコード信号を取得し、取得したコード信号に対応して実行すべき処理命令を実行する。
設定管理部(条件記憶手段)18は、図2に示す設定管理データベース18aを有しており、設定管理データベース18aには、リモコン装置30のカラーキー(青ボタン31,赤ボタン32,緑ボタン33,黄ボタン34)のそれぞれが操作された場合にリモコンコード解析部22が取得するコード信号(識別信号)、HDレコーダ10が実行可能な機能、各機能における機能設定、各機能設定における設定条件が互いに関連付けられて登録されている。この設定管理データベース18aは、利用者による操作部15の操作またはリモコン装置30の操作により各設定条件が変更された場合に、制御部11によって更新される。
なお、各利用者が自身に割り当てられたカラーキーのいずれかを操作(押下)した場合、制御部11は、リモコンコード解析部22から取得するコード信号に対応して設定管理データベース18aに登録されている設定内容に各設定条件を設定する設定手段として動作する。従って、複数の利用者で1台のHDレコーダ10を共用している場合であっても、各利用者が自身のカラーキーを操作することで所望の設定条件に変更することができるため、各設定条件を逐次変更する手間が削減される。また、制御部11は、リモコンコード解析部22から適宜取得するコード信号を自身のメモリ(図示せず)に記憶しておくことにより、現在どの利用者によって操作されているかを、青ボタン31、赤ボタン32、緑ボタン33または黄ボタン34で把握することができる。
本実施形態では、設定管理部(中断情報記憶手段)18は、後述する再生処理部21による映像データの再生処理が途中で中断された場合に、中断された再生処理に係る中断情報、具体的には、中断された映像データ及び中断されたシーン(場面)番号を、この映像データを再生させていた利用者に対応するコード信号と共に記憶しておく。そして、リモコンコード解析部22が各コード信号を取得した場合に、制御部11は、取得したコード信号に対応して設定管理部18に記憶してある中断情報に基づいて、中断されていた映像データの続きから再生処理を開始する。
これにより、青ボタン31を割り当てられた利用者が、HDD23に記録してある第1映像データを再生し、その途中の第1シーンで再生処理を終了した状態で赤ボタン32が操作された場合、制御部11は、青ボタン31に対応させて第1映像データの第1シーンで再生処理が中断された旨を示す中断情報を設定管理部18に記憶させる。そして、次に青ボタン31が操作された場合に、第1映像データの第1シーンからの再生処理を開始させる。従って、青ボタン31を割り当てられた利用者が第1映像データの第1シーンまで視聴した後に赤ボタン32を割り当てられた利用者が同じ第1映像データの再生処理を行なった場合であっても、次に青ボタン31が操作された場合に、第1映像データの第1シーンからの再生処理を開始させることができるため、各利用者は、自身が前回行なっていた各処理を思い出す必要がなく、また、前回途中まで見ていた映像データを再度検索する必要がないため、利用者による処理負担を軽減することができる。
予約管理部(予約記憶手段)19は、図3(a)に示す予約管理データベース19aを有しており、予約管理データベース19aには、予約された記録処理毎に、予約を識別するための予約番号、記録が予約された映像データを放送するチャネル、映像データの記録開始の日時を示す開始日時、映像データの記録終了の日時を示す終了日時、及び予約を指示した利用者に割り当てられたカラーキーに対応したコード信号等を含む予約情報が登録されている。なお、予約管理データベース29a中のコード信号は、各予約が行なわれた時点で制御部11が記憶しているコード信号である。従って、各利用者は、HDレコーダ10による映像データの記録を予約する前に自身に割り当てられたカラーキーを操作しておくことによって、自身が予約した映像データを確実に把握することができる。
この予約管理データベース19aは、利用者による操作部15の操作またはリモコン装置30の操作によって、制御部(予約受付手段)11が映像データの記録の予約を受け付ける都度、制御部11によって更新される。なお、予約する映像データとしては、チューナ部13が出力する映像信号に係る映像データのみならず、外部入力部24から入力される外部チューナ60が出力した映像信号に係る映像データであってもよく、その場合には、予約管理データベース19aの”チャネル”欄に、例えば”外部入力”として登録すればよい。
記録処理部(記憶処理手段)20は、ADC(アナログ・デジタル・コンバータ)及びエンコーダなどを有しており、選択部14から入力された映像信号をADCによりサンプリング周波数13.5MHz、所定の量子化ビット数(例えば8ビット)でデジタル化する。また、記録処理部20は、デジタル化された映像信号をエンコーダにより所定形式の映像データに符号化圧縮してHDD23へ出力する。エンコード形式としては、例えばMPEG形式、DV圧縮形式、モーションJPEG形式などであり、その映像圧縮規格については限定されるものではないが、以下、現在広く利用されているMPEG形式であるとして説明する。もちろん、チューナ部13にて復調された映像信号、外部入力部24に入力された映像信号がMPEG形式である場合には、ADC及びエンコーダをスルーさせることは言うまでもない。
HDD(記憶媒体)23は、記録処理部20により符号化圧縮された映像データをそれぞれファイル単位で記録するHD(図示せず)を内蔵しており、記録処理部20及び再生処理部21に接続されている。また、HDD23は、図3(b)に示す記録管理データベース23aを記憶しており、記録管理データベース23aには、記録された映像データ毎に、映像データの記録を指示した利用者に割り当てられたカラーキーに対応したコード信号、記録した映像データを放送したチャネル、映像データの記録開始の日時を示す開始日時、映像データの記録終了の日時を示す終了日時、及び映像データを記録したHDにおける記録領域等を含む記録情報が登録されている。なお、記録管理データベース23a中のコード信号は、予約管理データベース19a中のコード信号であり、予約が行われた時点で制御部11が記憶しているコード信号である。従って、各利用者は、自身による予約によって記録された映像データを確実に把握することができる。
この記録管理データベース23aは、予約管理部19が管理する予約情報に基づいてチューナ部13又は外部入力部24が取得し、制御部11の制御に従って記録処理部20から入力される映像データがHDD23に記録される都度、制御部11によって更新される。なお、記録する映像データとしては、チューナ部13が出力する映像信号に係る映像データのみならず、外部入力部24から入力される外部チューナ60が出力した映像信号に係る映像データであってもよく、その場合には、予約管理データベース19aと同様に、記録管理データベース23aの”チャネル”欄に、例えば”外部入力”として登録すればよい。
再生処理部(再生手段)21は、デコーダ及びDAC(デジタル・アナログ・コンバータ)などを有しており、HDD23に記録されているMPEG形式の映像データを読出してデコーダにより映像信号に復号化伸張する。また、再生処理部21は、伸張されたデジタルの映像信号をDACによりアナログ化して出力部25へ出力する。なお、HDD23は、ランダムアクセスが可能であるため、記録処理部20と再生処理部21とは、それぞれ独立してHDD23にアクセスし、映像データの記録処理と再生処理とを行うことができる。
出力部25は、映像ケーブル及び音声ケーブルを介して、液晶ディスプレイ又はCRTディスプレイなどの表示機器70に接続されており、選択部14又は再生処理部21から入力された映像信号を表示機器70へ出力し、映像信号に係る映像を表示機器70に表示させる。また、出力部25は、制御部11からの指示に従ってOSDに係るメニュー画像を表示機器70へ出力し、各種メニュー画像を表示機器60に表示させる。
ここで、OSD機能を利用した場合のメニュー画像の表示について説明する。HDD23に記録してある映像データを再生する場合または確認する場合、利用者は、操作部15の所定の操作ボタン又はリモコン装置30の所定の操作ボタンを操作し、図4(a)及び(b)に示すような録画リストを表示機器70に表示させる。操作部15の所定の操作ボタン又はリモコン装置30の所定の操作ボタンを操作された場合、制御部(作成手段)11が、記録管理データベース23aの登録内容に基づいて、HDD23に記録してある各映像データの記録情報と、各映像データの録画を指示した利用者を示すカラーキーとを表示したメニュー画像を作成することにより、図4(a)及び(b)に示す録画リストを表示させることができる。
図4(a)に示す録画リストは、HDD23に記録してある各映像データについて、映像データの録画を指示した利用者に割り当てられたカラーキー(リモコン装置30の青ボタン31、赤ボタン32,緑ボタン33,黄ボタン34)のいずれか、映像データの放送チャネル、映像データの記録開始日時、映像データの記録終了日時、及び映像データを記録する際の録画モードを表示する。
利用者は、リモコン装置30の十字キーを操作することにより、録画リスト中の所望の映像データを選択することができ、再生ボタンを操作することにより、選択された映像データを再生させることができる。なお、図4(a)に示す録画リストにおいて、十字キーの上ボタンを操作することにより「ボタン チャネル 開始日時 終了日時 録画モード」を表記した項目欄を選択した状態で、十字キーの左ボタンを操作した場合、図4(a)に示すように、項目欄中の「ボタン」を選択することができ、更に「ボタン」が選択された状態で利用者が決定キーを操作した場合、図4(b)に示すように、各ボタン毎に映像データの記録情報を並び替えた録画リストを表示機器70に表示させることができる。これにより、各利用者は、自身が予約することにより記録された映像データの記録情報の一覧を確認することができ、所望する映像データを容易に検索することができる。
利用者は、HDD23に記録させた映像データを消去したい場合、図4(a)又は(b)に示す録画リストにおいて、消去したい映像データを十字キーを用いて選択し、クリアキーを操作する。これによりHDレコーダ10の制御部11は、指定された映像データをHDD23から消去すると共に、HDD23の記録管理データベース23aの対応するデータを消去する。
ここで、利用者が、自身が予約した映像データでない映像データの消去を指示した場合、例えば、現在HDレコーダ10を操作している利用者が「青ボタン」を割り当てられた利用者であり、図4(b)に示す録画リストおいて、「黄 6 2004/5/2/13:00 2004/5/2/14:00 ファイン」で示す記録情報の映像データのHDD23からの消去を指示した場合、制御部11は、図5に示すように、「黄さんが録画したものです。青さんは消去できません」を上書きさせた録画リストを表示機器70に表示させて、指示された映像データを消去できない旨を通知する。これにより、各利用者が予約することにより記録された映像データを他の利用者によって消去されるおそれがない。
また、利用者は、自身が予約した映像データの予約情報を確認したい場合、図4(a)及び(b)に示す録画リストと同様の構成の予約リストを表示機器70に表示させることができる。具体的には、利用者によって所定の操作ボタンが操作された場合、制御部(予約画像作成手段)11は、予約管理データベース19aの登録内容に基づいて、登録されている予約情報と、各予約情報を予約した利用者を示すカラーキーとを表記した予約メニュー画像を作成し、表示機器70に表示させる。なお、予約リストにおいて予約を取り消す場合でも、予約を指示した利用者以外の利用者による取り消しを禁止することにより、各利用者が予約した記録処理を他の利用者によって取り消されるおそれがない。
一方、図4及び図5に示す録画リストは、全ての利用者の指示によってHDD23に記録された映像データの記録情報を一覧表示しているが、図6(a)に示すように、現在操作している利用者、具体的には制御部11に記憶してあるコード信号のカラーキーを割り当てられた利用者の指示による映像データの記録情報のみを一覧表示させることもできる。同様に、予約管理データベース19aに基づく予約リストについても、図6(b)に示すように、現在操作している利用者の指示によって予約された記録処理の予約情報のみを一覧表示させてもよい。このように、各利用者の指示によって予約された映像データの予約情報、及び記録された映像データの記録情報のみを表記するリストを表示した場合には、他の利用者の指示による予約の取消、及び他の利用者の指示により記録した映像データの消去を確実に防止することができる。
以下に、上述した構成のHDレコーダ10が行なう動作をフローチャートを用いて説明する。図7は本発明に係るHDレコーダ10が行なう処理の手順を示すフローチャートである。なお、処理手順は一例でありこれに限るものではない。また、以下の処理は、制御部11に内蔵されたROMに予め格納してある制御プログラムに従って制御部11が実行する。
HDレコーダ10において、制御部11は、リモコンコード解析部22から入力されるコード信号に基づいて、リモコン装置30のカラーキーのいずれかが操作されたか否かを判断しており(S1)、カラーキーが操作されていないと判断した場合(S1:NO)、ステップS6へ処理を移行する。制御部11は、カラーキーが操作されたと判断した場合(S1:YES)、リモコンコード解析部22から取得したコード信号に対応して設定管理部18の設定管理データベース18aに登録されている設定条件となるように各設定条件を変更し(S2)、取得したコード信号を自身のメモリに記憶させる(S3)。
次に、制御部11は、利用者による操作部15またはリモコン装置30の操作により、HDD23への映像データの記録の予約情報を受け付けたか否かを判断しており(S4)、予約情報を受け付けていないと判断した場合(S4:NO)、ステップS6へ処理を移行する。制御部11は、予約情報を受け付けたと判断した場合(S4:YES)、即ち、予約された記録処理の映像データの放送チャネル、記録開始日時及び記録終了日時の入力を受け付けた場合、受け付けた予約情報を予約管理部19の予約管理データベース19aに登録する(S5)。なお、予約管理データベース19aには、受け付けた予約情報と共に、予約情報を受け付けた時点で制御部11が記憶しているコード信号も登録される。
一方、制御部11は、記録処理部20により所定周期毎に予約管理部19にアクセスし、予約管理データベース19aに登録されている各予約情報の開始日時及び終了日時を抽出する(S6)。また、制御部11は、記録処理部20により日時管理部17に現在日時の要求を行って現在日時を取得しており(S7)、現在日時がステップS6で抽出した開始日時に至ったか否かを判断し(S8)、現在日時が開始日時に至らないと判断した場合(S8:NO)、ステップS1へ処理を移行し、上述した処理を繰り返す。
制御部11は、現在日時が開始日時に至ったと判断した場合(S8:YES)、開始する記録処理の予約情報に対応するチャネルの映像信号を選択するようチューナ部13に指示するとともに、選択部14に対してチューナ部13から入力された映像信号を選択するよう指示し、入力された映像信号を映像データに符号化処理してHDD23により映像データを順次記録する(S9)。
また、制御部11は、記録処理部20により日時管理部17から現在日時を取得し、取得した現在日時が、ステップS6で抽出した終了日時に至ったか否かを判断し(S10)、現在日時が終了日時に至っていないと判断した場合(S10:NO)、処理をステップS9に戻して映像データの記録を続行する。制御部11は、現在日時が終了日時に至ったと判断した場合(S10:YES)、記録処理部20により映像データの記録を終了し(S11)、終了させた記録処理についての記録情報を記録管理データベース23aに登録する(S12)。なお、記録管理データベース23aには、予約管理データベース19aに登録されていた予約情報に基づく記録情報が登録される。
これにより、予約管理データベース19aに蓄積される予約情報、及び記録管理データベース23aに蓄積される記録情報に、リモコン装置30のカラーキーを対応して記憶させることができ、これにより、予約された記録処理及び記録された映像データが、どの利用者の指示によるものであるかを容易に把握することができる。従って、各利用者は、他の利用者の指示により予約された記録処理を誤って取り消すことがなく、また、他の利用者の指示により記録された映像データを誤って消去することがない。更に、リモコン装置30のカラーキーを操作することにより、HDレコーダ10における各種の設定条件を変更することができるため、複数の利用者で1台のHDレコーダ10を共用している場合であっても、各設定条件を逐次変更する手間が削減される。
上述した実施形態では、図4乃至図6で示すような各種メニュー画像をHDレコーダ10に接続された表示機器70で表示させる構成について説明したが、HDレコーダ10が十分な表示領域を有する表示部16を備える場合には自身の表示部16に表示させる構成であってもよい。また、HDレコーダ10は、設定管理データベース18a及び予約管理データベース19aをそれぞれ記憶する設定管理部18及び予約管理部19を備えているが、設定管理データベース18a及び予約管理データベース19aを共にHDD23に蓄積する構成とすることもできる。
また、上述した実施形態では、HDレコーダ10を遠隔操作するためのリモコン装置30に、それぞれの利用者に割り当てるファンクションキー(カラーキー)を設けた構成について説明したが、HDレコーダ10本体にこのようなファンクションキーを設ける構成であってもよく、リモコン装置を備えない装置においても適用が可能である。また、ファンクションキーとして青ボタン31、赤ボタン32、緑ボタン33及び黄ボタン34のカラーキーをリモコン装置30に設け、それぞれを「青」、「赤」、「緑」及び「黄」により管理する構成を例としたが、例えば、”Aさん”,”Bさん”,”Cさん”,”Dさん”のような利用者名、”春”,”夏”,”秋”,”冬”のような季節名、”映画”,”ニュース”,”アニメ”,”スポーツ”のようなジャンル名に変更可能な構成としてもよい。これにより、図4で示す録画リストにおいて、それぞれの映像データの記録を指示した利用者を容易に識別することができる。
また、リモコン装置30に設ける操作ボタン(カラーキー)の数は、本実施形態で説明した4つに限定されるものではないが、リモコン装置30に予め設けられるハード構成であるため、製造時において固定される。更に、上述した実施形態では、記録媒体としてHDDを内蔵したHDレコーダ10を例として説明したが、VCR、DVDレコーダ等を備える構成でもよく、例えばDVDマルチドライブなどの記録装置を、HDレコーダ10に内蔵したり、HDレコーダ10に接続したりしてもよい。このようにすれば、HDD23に記録したMPEG形式の映像データを読出し、光ディスクに記録することができるため、HDD23の記憶容量が少なくなった場合に有用である。
本発明のハードディスクレコーダの構成例を示すブロック図である。 設定管理データベースの登録内容の例を示す模式図である。 (a)は予約管理データベースの登録内容の例を示す模式図、(b)は記録管理データベースの登録内容の例を示す模式図である。 録画リストの構成例を示す模式図である。 録画リストの構成例を示す模式図である。 (a)は録画リストの構成例を示す模式図、(b)は予約リストの構成例を示す模式図である。 本発明のハードディスクレコーダが行なう処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 HDレコーダ(映像処理装置)
11 制御部(設定手段、予約受付手段、作成手段、予約画像作成手段)
13 チューナ部(取得手段)
18 設定管理部(条件記憶手段、中断情報記憶手段)
19 予約管理部(予約記憶手段)
20 記録処理部(記憶処理手段)
22 リモコンコード解析部(受付手段)
21 再生処理部(再生手段)
23 HDD(記憶媒体)
24 外部入力部(取得手段)
30 リモコン装置
31,32,33,34 カラーキー(操作ボタン)

Claims (7)

  1. 映像データを取得する取得手段と、該取得手段が取得した映像データを記憶媒体に記憶する処理を行なう記憶処理手段を備える映像処理装置において、
    複数の識別信号を各別に受け付ける受付手段と、
    前記記憶媒体への映像データの記憶の予約を受け付ける予約受付手段と、
    該予約受付手段が受け付けた予約に係る情報及び前記受付手段が受け付けた識別信号を対応させて記憶する予約記憶手段とを備え、
    前記取得手段は、前記予約記憶手段に記憶させてある予約に係る情報に基づいて映像データを取得するようにしてあり、
    前記記憶処理手段は、前記取得手段が取得した映像データに、前記予約に係る情報に対応する識別信号を付加して前記記憶媒体に記憶させるようにしてあること
    を備えることを特徴とする映像処理装置。
  2. 前記記憶媒体に記憶されている映像データに係る情報、及び該映像データに付加された識別信号を示す情報を表記するメニュー画像を作成する作成手段と、
    該作成手段が作成したメニュー画像を表示出力する手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の映像処理装置。
  3. 前記予約記憶手段に記憶させてある予約に係る情報、及び該予約に係る情報に対応する識別信号を示す情報を表記する予約メニュー画像を作成する予約画像作成手段と、
    該予約画像作成手段が作成した予約メニュー画像を表示出力する手段と
    を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の映像処理装置。
  4. 前記複数の識別信号のそれぞれに対応する複数の操作ボタンを備え、
    前記受付手段は、前記操作ボタンのいずれかが操作された場合に、操作された操作ボタンから対応する識別信号を受け付けるようにしてあることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかひとつに記載の映像処理装置。
  5. 前記記憶媒体に記憶されている映像データを再生する再生手段と、
    前記記憶処理手段による記憶処理及び前記再生手段による再生処理に係る複数の設定条件を、前記受付手段が受け付けた識別信号に対応して設定する設定手段と、
    該設定手段が設定した設定条件の各設定内容を、前記識別信号に対応して記憶する条件記憶手段とを備え、
    前記設定手段は、前記受付手段が識別信号を受け付けた場合に、受け付けた識別信号に対応する設定内容に各設定条件を設定するようにしてあることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかひとつに記載の映像処理装置。
  6. 前記再生手段による映像データの再生処理を中断した場合に、中断された再生処理に係る中断情報及び前記受付手段が受け付けた識別信号を対応させて記憶する中断情報記憶手段と、
    前記受付手段が識別信号を受け付けた場合に、受け付けた識別信号に対応する中断情報に基づいて、中断された再生処理を再開させる手段と
    を備えることを特徴とする請求項5に記載の映像処理装置。
  7. それぞれ設定された複数の設定条件に基づいて、映像データに係る処理を行なう映像処理装置において、
    複数の識別信号を各別に受け付ける受付手段と、
    該受付手段が受け付けた識別信号に対応して前記設定条件を設定する設定手段と、
    該設定手段が設定した設定条件の各設定内容を、前記識別信号に対応して記憶する条件記憶手段とを備え、
    前記設定手段は、前記受付手段が識別信号を受け付けた場合に、受け付けた識別信号に対応する設定内容に各設定条件を設定するようにしてあることを特徴とする映像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017103743A (ja) * 2015-11-25 2017-06-08 株式会社東芝 電子機器および映像再生方法

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