JP2006024024A - 論理ディスク管理方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アクセス性能の向上が図れるようにする。
【解決手段】アレイ/スライス定義部121aは、少なくとも1台のディスクドライブの記憶領域を連続した1つの領域として定義される少なくとも1つのアレイであって、当該連続した1つの領域を一定の容量にて分割することにより、その分割された領域として定義されるスライスの集合からなる少なくとも1つのアレイを構成する。論理ディスク定義部121bは、上記少なくとも1つのアレイのうちの任意のアレイに含まれている任意の複数のスライスを組み合わせて少なくとも1つの論理ディスクを構成する。スライス移動部121cは、上記少なくとも1つの論理ディスクのうちの任意の論理ディスクにエントリされた任意の第1のスライスと、何れの論理ディスクにもエントリされていない第2のスライスとを入れ替える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、少なくとも1台のディスクドライブの記憶領域を利用して構成される、ホスト計算機から認識される論理ディスクを管理する論理ディスク管理方法及び装置に関する。
一般にディスクアレイ装置は、複数のディスクドライブ、例えば磁気ディスクドライブ(以下、HDDと称する)と、これらのHDDと接続されたアレイコントローラとを備えている。アレイコントローラは、一般に知られるRAID(Redundant Arrays of Independent Disks,Redundant Arrays of Inexpensive Disks)の手法により複数のHDDを管理する。つまりアレイコントローラは、ホスト(ホスト計算機)からのデータ読み出し/書き込み要求に対し、接続された複数のHDDを並列に動かしてデータの読み出し/書き込みを分散して実行することでアクセスの高速化を図ると共に、冗長構成によって信頼性の向上を図る。
従来のディスクアレイ装置では、ホストから認識される論理ディスクの領域の物理的な配置は固定的であり、論理ディスク内のブロックアドレスとそれに対応するアレイやHDDのブロックアドレスは基本的に変化することがない。
一方で、装置の運用を開始してみたら、論理ディスクへのアクセス負荷が当初計画と異なっていた、或いは時間と共にアクセス負荷が変化してきた、といったことが生じている。このような場合、従来のディスクアレイ装置では、その論理ディスク内のアレイやHDDにてボトルネックやホットスポット(HDDのある領域へのアクセス負荷の集中)が発生しても、論理ディスクとアレイやHDDとの対応が固定的であるため、これを解消することは容易ではない。例えば、データをテープなどにバックアップし、論理ディスクを改めて作り直し、テープからリストアするなどの作業が必要となる。
また、最近では複数のホストにてディスクアレイ装置を共有する場合も多い。このような場合、ディスクアレイ装置と接続されるホストの数の増加などによりアクセス負荷が変化し、ボトルネックやホットスポットが発生することも考えられる。
しかし、従来のディスクアレイ装置では、論理ディスクの領域の物理的な配置が固定的であるため、一度運用を開始してしまうとこれらアクセス負荷の変化へ対応することは容易ではない。
そこで近年は、各HDD(物理ディスク)のI/O性能値を用いることで各物理ディスクのI/O性能に合った最適な論理ディスクの再配置を行う技術(以下、先行技術と称する)が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この先行技術においては、各HDDのビジー率が最適ビジー率に近づけられる。
特開2003−5920(段落0012、0050乃至0065、図6及び図7)
しかしながら、上記先行技術では、論理ディスク単位に当該論理ディスクが再配置される。このため先行技術では、論理ディスクの再配置により論理ディスク全体では負荷を軽減できるものの、当該論理ディスク内のアレイやHDDにてボトルネックやホットスポットが発生している場合に、そのボトルネックやホットスポットの発生を解消することは容易ではない。
本発明は上記事情を考慮してなされたものでその目的は、少なくとも1台のディスクドライブの記憶領域が連続した1つの領域として定義されるアレイの全領域を一定サイズのスライスに分割し、任意アレイ内の任意スライスを組み合わせて論理ディスクを構成することにより、アクセス性能の向上が図れる論理ディスク管理方法及び装置を提供することにある。
本発明の1つの観点によれば、少なくとも1台のディスクドライブの記憶領域を利用して構成される論理ディスクであって、ホストから1つのディスクボリュームとして認識される論理ディスクを管理するための、仮想化装置における論理ディスク管理方法が提供される。この方法は、少なくとも1台のディスクドライブの記憶領域を連続した1つの領域として定義される少なくとも1つのアレイであって、当該連続した1つの領域を一定の容量にて分割することにより、その分割された領域として定義されるスライスの集合からなる少なくとも1つのアレイを構成するステップと、上記少なくとも1つのアレイのうちの任意のアレイに含まれている任意の複数のスライスを組み合わせて少なくとも1つの論理ディスクを構成するステップと、上記少なくとも1つの論理ディスクのうちの任意の論理ディスクにエントリされた任意の第1のスライスと、何れの論理ディスクにもエントリされていない第2のスライスとを入れ替えるスライス入れ替えステップとを備える。
上記の構成においては、少なくとも1台のディスクドライブの記憶領域が連続した1つの領域として構成(定義)されるアレイの全領域が一定サイズのスライスに分割される。そして、任意アレイ内の任意の複数のスライスを組み合わせて連結することにより、それらが連続した記憶領域として管理される論理ディスクが構成される。これにより、論理ディスクを構成する、つまり論理ディスクにエントリされる(割り付けられる)スライスを入れ替えるだけで、簡単に論理ディスクを再構成できるため、運用開始後も、論理ディスクを停止することなく(つまりオンラインで)、アクセス負荷の変化に容易に対応でき、アクセス性能を向上できる。
特に、スライスの単位で、当該スライスを対象とするアクセス処理に関する統計情報を採取して記憶手段に保持するステップと、スライスの単位で採取された統計情報に基づいて、アレイ内でアクセス負荷の高い領域を検出するステップと、アクセス負荷の高い領域に属するスライスを上記第1のスライスとして、上記スライス入れ替えステップを実行させるステップとを追加するならば、アクセス負荷の高い領域に属するスライスを論理ディスクにエントリされていない未使用のスライスと入れ替えることで、アレイ内の特定のスライスに、つまり少なくとも1台のディスクドライブの特定領域に、アクセスの負荷が集中しないように調整して、アクセス性能を向上できる。
また、スライスの単位で、当該スライスを対象とするアクセス処理に関する統計情報を採取して記憶手段に保持するステップと、スライスの単位で採取された統計情報に基づいて、論理ディスク内の領域をアクセス負荷の程度で区分するステップと、区分された各領域に割り付けられているアレイ内のスライスを上記第1のスライスとし、当該領域のアクセス負荷の程度に適合するRAIDレベルを適用するアレイ内の論理ディスクにエントリされていないスライスを上記第2のスライスとして、上記スライス入れ替えステップを実行させることにより、上記区分された各領域を、当該領域のアクセス負荷の程度に適合するRAIDレベルを適用するスライスで再構成するステップとを追加するならば、論理ディスクを構成するスライスのRAIDレベルを最適なものに調整して、アクセス性能を向上できる。
また、上記入れ替えステップに、上記第1のスライスと上記第2のスライスとの入れ替えの後に、上記少なくとも1つの論理ディスクのうちの任意の論理ディスクにエントリされた、上記第1のスライスとは異なる任意の第3のスライスと上記第1のスライスとを入れ替えるステップと、上記第3のスライスと上記第1のスライスとの入れ替えの後に、上記第2のスライスと上記第3のスライスとを入れ替えるステップとを含めるならば、同一または異なる論理ディスクにエントリされた2つのスライスを簡単に入れ替えることができる。
このスライス入れ替えステップを利用するための以下のステップ、即ち、スライスの単位で、当該スライスを対象とするアクセス処理に関する統計情報を採取して記憶手段に保持するステップと、スライスの単位で採取された統計情報に基づいて、アレイ内でアクセス負荷の高い領域を検出するステップと、アクセス負荷の高い分散された第1及び第2の領域を含むアレイが存在する場合に、当該アレイ内の、上記第1の領域に続く、上記第2の領域の一部または全部と同一サイズの第3の領域に属するスライスを上記第3のスライスとし、上記第2の領域の上記一部または全部に属するスライスを上記第1のスライスとして、上記スライス入れ替えステップを実行させることにより、上記第2の領域の上記一部または全部を上記アレイ内で上記第1の領域に連続するように再配置するステップとを追加することも可能である。このような構成においては、アクセス負荷の高い領域をアレイ内で1箇所に集めることができるため、シーク量(シーク時間)を削減できる。
本発明によれば、少なくとも1台のディスクドライブの記憶領域が連続した1つの領域として定義されるアレイの全領域を一定サイズのスライスに分割し、任意アレイ内の任意スライスを組み合わせて論理ディスクを構成することにより、当該論理ディスクを構成するスライスを入れ替えるだけで、簡単に論理ディスクを再構成できる。このため、論理ディスクを停止することなく、アクセス負荷の変化に容易に対応でき、アクセス性能を向上できる。
以下、本発明の一実施形態につき図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るディスクアレイ装置を備えた計算機システムの構成を示すブロック図である。この計算機システムは、ディスクアレイ装置10と、当該ディスクアレイ装置10を外部記憶装置として利用するホスト(ホスト計算機)20とから構成される。
ディスクアレイ装置10は、少なくとも1つのアレイ(物理アレイ)、例えば4つのアレイ11a(#a),11b(#b),11c(#c)及び11d(#d)と、少なくとも1つのアレイコントローラ、例えば2重化されたアレイコントローラ12-1及び12-2とを備えている。各アレイ11i(i=a,b,c,d)は、少なくとも1台のディスクドライブ、例えば複数の磁気ディスクドライブ(以下、HDDと称する)の記憶領域が連続した1つの領域として定義されたものである。アレイコントローラ12-1及び12-2は、各アレイ11i(を構成する複数のHDD)と接続されている。アレイコントローラ12-1及び12-2は、ホスト20からのデータ読み出し/書き込み要求に対し、アレイ11iを構成する複数のHDDを並列に動かしてデータの読み出し/書き込みを分散して実行する。アレイコントローラ12-1及び12-2は相互に通信を行うことで常に同一の状態となるように同期化されている。
アレイコントローラ12-1及び12-2は仮想化ユニット120-1及び120-2を有する。仮想化ユニット120-1及び120-2は、任意のアレイ11i内の後述する任意スライスを複数組み合わせて、ホスト20から認識される論理ディスクを構成する。仮想化ユニット120-1は、論理ディスク構成部121とマップテーブル122とから構成される。論理ディスク構成部121は、アレイ/スライス定義部121aと、論理ディスク定義部121bと、スライス移動部121cと、データライト部121dと、統計情報採取部121eとを含む。なお、図1では省略されているが、仮想化ユニット120-2も、仮想化ユニット120-1と同様の構成を含んでいる。論理ディスク構成部121(を含む仮想化ユニット120-1)は、アレイコントローラ12-1(内の図示せぬプロセッサ)が当該コントローラにインストールされた特定のソフトウェアプログラムを当該コントローラ(内のプロセッサ)が読み取って実行することにより実現される。このプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体(フロッピー(登録商標)ディスクに代表される磁気ディスク、CD−ROM、DVDに代表される光ディスク、フラッシュメモリに代表される半導体メモリ等)に予め格納して頒布可能である。また、このプログラムが、ネットワークを介してダウンロード(頒布)されても構わない。
アレイ/スライス定義部121aは、アレイとスライスとを定義する。このアレイ/スライス定義部121aによるアレイとスライスの定義について、図2を参照して説明する。アレイ/スライス定義部121aは、少なくとも1台のHDDを1つのグループとして、RAIDの手法により当該グループ内のHDDの記憶領域を連続した1つの領域として管理されるアレイを定義する。図1中のアレイ11aは、例えば図2(a)に示すように、4台のHDDからなるRAID1+0レベルで管理されたアレイであるものとする。同様に、図1中のアレイ11bは、5台のHDDからなるRAID5レベルで管理されるアレイである。ここでは、説明を簡略化するために、アレイ11a及び11bを構成する2つのグループに共通のHDDは存在しないものとする。この場合、アレイ11a及び11bの記憶領域の容量は、それぞれ、HDD4台分及びHDD5台分となる。アレイ/スライス定義部121aは、アレイ11a及び11b(更にはアレイ11c及び11d)の記憶領域を、ディスクアレイ装置10内で共通の容量(例えば1GB)で分割し、その分割した各々の領域をスライスと定義する。したがって、ディスクアレイ装置10内の何れのアレイの何れのスライスも同一容量となる。後述のスライス移動部121cによるスライスの移動のためにはこの点が重要となる。ここでは、各アレイ11a及び11b(更にはアレイ11c及び11d)内の各スライスには、当該スライスのID(識別情報)としての番号(スライス番号)が、当該アレイにおけるアドレスの昇順に割り当てられている。つまり、アレイ内の各スライスに割り当てられるスライス番号は、当該スライスのアレイ内の位置(物理位置)をも表す。
論理ディスク定義部121bは、ホスト20から単一のディスク(ディスクボリューム)として認識される論理ディスクを定義する。この論理ディスク定義部121bによる論理ディスクの定義について、図3を参照して説明する。論理ディスク定義部121bは、任意アレイの任意スライスを複数連結し、それらが連続した記憶領域として管理される論理ディスクを定義する。図3の例では、アレイ11a内のスライス#a0と、アレイ11c内のスライス#c0と、アレイ11a内のスライス#a1と、アレイ11d内のスライス#d0とを含むスライス群を組み合わせて(連結して)論理ディスク31-0(#0)が定義される。同様に、アレイ11a内のスライス#a2と、アレイ11b内のスライス#b0と、アレイ11b内のスライス#b1と、アレイ11c内のスライス#c1とを含むスライス群を組み合わせて論理ディスク31-1(#1)が定義される。このように、論理ディスクの記憶領域は、スライスの単位で物理的に不連続な割り付けとなる。論理ディスクの容量は、1スライスの容量×スライス数となる。論理ディスクは、最終的にホスト20から単一のディスクボリュームとして認識される単位となる。ホスト20からは、この論理ディスクがあたかも1台のHDDのように認識される。論理ディスクに割り付けられた各スライスには、当該論理ディスクにおけるアドレスの昇順にスライス番号が割り当てられる。つまり、論理ディスクに割り付けられた各スライスは、当該論理ディスクにおける位置を表すスライス番号と、対応するアレイにおける位置(物理位置)を表すスライス番号との2つのスライス番号で管理される。
マップテーブル122は、上記論理ディスクとアレイとを関連付けるための情報(マップ情報)を格納したテーブルである。このマップテーブル122のデータ構造例を図4に示す。図4の例では、論理ディスク内のアドレスが小さい方に割り付けられたスライスから順に、スライスの情報がマップの行方向に格納される。ここでは、論理ディスク内の各々のスライスについて、フィールド41乃至48が用意されている。フィールド41は、対応するスライスが割り付けられる論理ディスクのID(識別情報)としての論理ディスク番号を格納するのに用いられる。フィールド42は、対応するスライスの論理ディスクにおけるスライス番号を格納するのに用いられる。フィールド43は、対応するスライスが所属するアレイのIDとしてのアレイ番号を格納するのに用いられ、フィールド44は、当該アレイ内における当該スライスのスライス番号を格納するのに用いられる。フィールド45は、対応するスライスのデータが別のスライスにコピー中であるかを示すコピーフラグを格納するのに用いられる。フィールド46は、対応するスライスのコピー先のアレイを示すアレイ番号を格納するのに用いられる。フィールド47は、対応するスライスの、コピー先のアレイ内における、コピー先のスライスのスライス番号を格納するのに用いられる。フィールド48は、対応するスライスにおける既にコピーが完了しているサイズを格納するのに用いられる。なお、マップテーブル122には、アレイ内の各スライスの位置と、そのスライスの対応するHDD内における位置とを関係付ける情報は格納されていない。その理由は、アレイ内の各スライスの対応するHDD内における位置は、そのスライスのスライス番号(アレイ内の位置を示すスライス番号)とスライスのサイズとから一意に計算にて求まるためである。勿論、上記情報を、マップテーブル122に格納することは可能である。
スライス移動部121cは、論理ディスク内の任意のスライスのデータを移動する。この移動は次のように行われる。スライス移動部121cは、任意の論理ディスク内の任意のスライス(第1のスライス)のデータを、当該論理ディスクにエントリされていない(割り付けられていない)別のスライス(第2のスライス)にコピーする。次にスライス移動部121cは、双方のスライスを入れ替え、前者のスライスを論理ディスクにエントリされていない状態(未使用の状態)にし、後者のスライスを当該論理ディスクにエントリされた(割り付けられた)状態に切り替える。
このスライス移動部121cによるスライス移動の詳細について、図4のマップテーブル122を参照して説明する。この例では、論理ディスク番号0の論理ディスク内のスライス番号3のスライスが移動の対象となっているものとする。そして、(アレイ番号2のアレイ内の)スライス番号3のスライスのデータが、アレイ番号1のアレイ内のスライス番号5のスライスへコピーされるものとする。このスライス内のどこまでコピーが完了しているかは、フィールド48に格納されるコピー完了したサイズにて示される。
スライス移動部121cは、スライス番号3のスライス内の全てのデータコピーが完了すると、これらコピー元とコピー先のスライスを入れ替える。即ちスライス移動部121cは、論理ディスク番号0の論理ディスク内のスライス番号3のスライスを、アレイ番号2のアレイ内のスライス番号10のスライスから、アレイ番号1のアレイ内のスライス番号5のスライスに変更する。これにより、論理ディスク番号0の論理ディスク内のスライス番号3のスライスの物理的な割り付けが、アレイ番号2のアレイ内のスライス番号10のスライスから、アレイ番号1のアレイ内のスライス番号5のスライスへ移動(変更)されたこととなる。また、コピー完了時には、コピーフラグがクリア(“0”クリア)されると共に、コピー先のアレイを示すアレイ番号及びコピー先アレイ内のコピー先スライスを示すスライス番号もクリア(“0”クリア)される。
上述のスライス移動部121cによるスライス移動の開始処理及び完了処理の手順について、それぞれ図5を参照して説明する。
まず、スライス移動の開始処理について説明する。スライス移動部121cは、スライス移動の対象となる論理ディスクへのI/O(データ読み出し/書き込み)を一時停止させる(ステップS11)。次にスライス移動部121cは、移動対象となるスライスに対応する、マップテーブル122内の行のフィールド46及び47に、移動(コピー)先となるスライスが属するアレイ及び当該移動(コピー)先のスライスの番号をそれぞれセットする(ステップS12)。
次にスライス移動部121cは、コピー(移動)対象となるスライスに対応する、マップテーブル122内の行のフィールド48に、コピー完了サイズとしてゼロをセットすると共に、当該行のフィールド49にコピーフラグをセットする(ステップS13)。次にスライス移動部121cは、その時点におけるマップテーブル122の内容、つまりステップS12及びS13で更新されたマップ情報を、ディスクアレイ装置10内の各HDDに確保されている後述する管理情報領域にそれぞれセーブする(ステップS14)。そしてスライス移動部121cは、スライスコピー(移動)の対象となっていた論理ディスクへのI/Oを再開させる(ステップS15)。
次に、スライス移動(コピー)の完了処理について説明する。スライス移動部121cは、スライスコピー(移動)の完了時には、対象となっていた論理ディスクへのI/Oを一時停止させる(ステップS21)。次にスライス移動部121cは、コピー対象となっていたスライスに対応する、マップテーブル122内の行のフィールド43及び44に、コピー先のスライスが属するアレイ及び当該コピー先のスライスの番号をそれぞれセットする(ステップS22)。
次にスライス移動部121cは、コピー対象となっていたスライスに対応する、マップテーブル122内の行のフィールド46及び47にセットされていた、コピー先のスライスが属するアレイ及び当該コピー先のスライスの番号をそれぞれクリアすると共に、当該行のフィールド49にセットされていたコピーフラグをクリアする(ステップS23)。次にスライス移動部121cは、その時点におけるマップテーブル122の内容、つまりステップS22及びS23で更新されたマップ情報を、ディスクアレイ装置10内の各HDDに確保されている管理情報領域にそれぞれセーブする(ステップS24)。そしてスライス移動部121cは、スライスコピーの対象となっていた論理ディスクへのI/Oを再開させる(ステップS25)。
上述したスライスのコピー(移動)は、当該スライスが割り当てられる論理ディスクの稼動中にオンラインで行うことができる。そのためには、スライスのコピー(移動)中に、ホスト20からディスクアレイ装置10に対してデータ書き込み要求が送られた場合に、対応するデータライト処理を、図6のフローチャートに示す手順で実行すれば良い。このデータライト処理は、データライト部121dによって次のように実行される。
まずデータライト部121dは、ライト対象となるスライス(論理ディスク内のスライス)に対応する、マップテーブル122内の行のフィールド45にコピーフラグがセットされているかを判定する(ステップS31)。もし、コピーフラグがセットされているならば、つまりライト対象となるスライスがコピー中であるならば、当該スライス内のライトすべき領域はコピー完了しているかを判定する(ステップS32)。このステップS32の判定は、ライト対象となるスライスに対応する、マップテーブル122内の行のフィールド48に設定されているコピー完了サイズに基づいて行われる。
もし、ライトすべき領域がコピー完了しているならば(ステップS32)、データライト部121dは、コピー(移動)対象となっているコピー(移動)元のスライス及びコピー(移動)先のスライスの両スライスの対応する領域にデータをライトする(ステップS33)。スライスへのコピーが、途中で何らかの要因により中止されることを考慮すると、コピーが完了した領域については、上述のように、コピー先だけでなくコピー元(オリジナル)のスライスにもライトする2重ライトを行うと良い。
これに対し、ライト対象となるスライスがコピー中でないか(ステップS31)、或いはライト対象となるスライスがコピー中であってもライトすべき領域がコピー完了していないならば(ステップS32)、データライト部121dは、ライト対象となるスライス内のライトすべき領域のみにデータをライトする(ステップS34)。
次に、マップテーブル122の保存について説明する。マップテーブル122は、論理ディスクと当該論理ディスクを構成するスライスの物理的な割り付けとを関連付ける重要なテーブルである。したがって、マップテーブル122に格納されている情報(マップ情報)の消失は、データの消失につながる。このためマップテーブル122の情報を失うことは、万一アレイコントローラ12-1及び12-2が共に故障したとしても、或いは停電が発生したとしても許されない。それ故、本実施形態では、アレイコントローラ、或いはHDDの故障・交換に対し十分な冗長性を有し、容易に消失することのない保存方法が適用される。更に本実施形態では、図5に示した処理手順においても、スライスの移動に伴ってマップテーブル122を更新する際は、当該マップテーブル122の情報のセーブが完了してからアクセスを再開する確実な手順を採用している。
さて、図1のディスクアレイ装置10のアレイコントローラ12-1及び12-2には、図7に示すn+1台のHDD70-0〜70-nが接続されているものとする。本実施形態では、以下に述べるように、これらHDD70-0〜70-nを利用して、マップテーブル122の情報が保存される。
まず、HDD70-0〜70-nの記憶領域の一部が、アレイコントローラ12-1及び12-2によるディスクアレイ管理のための情報(管理情報)を保存するための管理情報領域71としてそれぞれ確保される。管理情報領域71は、スライスとしての使用から除外され、ユーザボリューム用の領域としては使用できない。図5中のステップS14及びS24では、更新されたマップテーブル122の情報(マップ情報)が、図7において矢印72で示されるように、HDD70-0〜70-nの各管理情報領域71に多重に保存される。これにより、マップテーブル122が(n+1)重化される。また、マップテーブル122のの読み出しは、図7において矢印73で示されるように、HDD70-0〜70-n内の全て管理情報領域71を対象に行われる。ここでは、読み出されたn+1個のマップテーブル122の情報(マップ情報)を比較して、例えば多数決により、正しい情報を決定する。こうすることで、HDD故障やアレイコントローラ故障に耐えることができる。
図1中の統計情報採取部121eは、スライスを単位に、当該スライスに対するI/O処理(アクセス処理)に関する統計的な情報(以下、I/O統計情報と称する)を採取する。採取されたスライス単位のI/O統計情報は、アレイコントローラ12-1内の図示せぬメモリ(例えばRAM)の所定領域に格納される。このI/O統計情報は、例えば単位時間当たりのライト回数、リード回数、転送サイズまたはI/O処理時間である。一般的には、この種のI/O統計情報は、前記特許文献1にも記載されているように、論理ディスクやHDDの単位で採取される。しかし本実施形態では、スライスの移動によってアレイやHDDへのアクセス負荷を調整するために、その負荷調整の判断に、スライス単位のI/O統計情報が用いられることに注意されたい。当然、スライス単位の統計情報を利用する(例えば加算する)ことにより、論理ディスクやアレイレベルでのI/O処理の統計も算出できる。
上述のスライス単位で採取されたI/O統計情報を利用するならば、スライス移動部121cが当該I/O統計情報をチェックすることにより、対応する統計値が予め定義されたしきい値を超えた場合に、予め定義されたポリシーに従って、自動的にスライスの移動を行うことも可能となる。例えば、あるアレイに対するアクセス負荷がその能力のn%以上となった場合に、スライス移動部121cが、一定数のスライスを最も負荷の低いアレイのスライスと自動的に交代する構成を適用することもできる。この他に、一定周期でスライスの割り付けを見直し、アクセス負荷の高いものからRAID1+0のスライスを使用し、アクセス負荷の低いものはRAID5のスライスを使用するよう、スライスを交代することも可能である。
以下、統計情報採取部121eによって採取されるI/O統計情報を利用してスライスの移動を行うことで、アレイ或いはHDDへのアクセス負荷を調整するようにした、次に列挙する4つのアクセス負荷調整方法
(1)HDDのシーク量の削減方法
(2)アレイのホットスポット解消方法
(3)RAIDレベルの最適化方法
(4)論理ディスクの容量拡張方法
について順次説明する。
(1)HDDのシーク量の削減方法
まず、HDDのシーク量の削減方法について、図8を参照して説明する。HDDは一般にアクセスするトラックが離れるに従い、シーク時間が延びる。したがって、アクセス頻度(アクセス負荷)の高い領域(アドレス)が近接しているほどシーク時間が短縮されて性能が良くなる。
図8には、図1中のアレイ11a(#a)の、スライスの入れ替え以前の状態と、スライスの入れ替え後の状態とが、それぞれ示されている。スライスの入れ替え以前のアレイ11a(#a)では、アドレスの小さい方(図の上方)とアドレスの大きい方(図の下方)の両端に、いずれもアクセス頻度の高い領域111及び113が存在している。この領域111及び113の間には、アクセス頻度の低い領域112が存在する。この場合、アレイ11a(#a)を構成するHDDへのアクセスも同様の状態となるため、シーク時間が大きくなりアクセス性能が低下する。このような状態のアレイ11a(#a)において、スライスの入れ替えにより、アクセス頻度の高い領域を当該アレイ11a(#a)の一方に集めるならば、シーク時間が短縮されて、アクセス性能が改善される。なお、アレイ11a(#a)内のアクセス頻度の高い領域とは、統計情報採取部121eによって採取されるI/O統計情報の示すアクセス負荷(例えば、1秒当たりの入出力回数)が予め定められた閾値を超えるスライスの連続する領域を指す。アレイ11a(#a)内のアクセス頻度の低い領域は、アレイ11a(#a)内の領域のうち、アクセス頻度の高い領域を除く領域を指す。論理ディスクにエントリされていない(割り当てられいない)未使用のスライスは、アクセス頻度の低い領域に属する。
今、アクセス頻度の低い領域112のサイズは当該領域112に続くアクセス頻度の高い領域(第2の領域)113のサイズより大きいものとする。本実施形態では、アクセス頻度の高い領域113に属するスライスのデータを、図8において矢印81で示すように、アクセス頻度の高い領域(第1の領域)111に続くアクセス頻度の低い領域112中の、当該領域113と同一サイズの領域112aに移動する。これと並行して、アクセス頻度の低い領域112中の領域112aに属するスライスのデータを、図8において矢印82で示すように、アクセス頻度の高い領域113に移動する。そして、アクセス頻度の高い領域113に属するスライスと、アクセス頻度の低い領域112中の、当該領域113と同一サイズの領域112aに属するスライスとを入れ替える。このスライスの入れ替えにより、入れ替え後のアレイ11a(#a)では、領域111及び当該領域111に続く領域112aがアクセス頻度の高い領域となり、残りの連続する領域112b及び113がアクセス頻度の低い領域となる。つまり、アクセス頻度の高い領域をアレイ11a(#a)の一方に集めることができる。
以上のスライス入れ替えは、論理ディスクを使用したまま、スライス移動部121cによって、次の手順で実行することができる。まず、入れ替えの対象となるスライスをスライス(第1のスライス)#xとスライス(第3のスライス)#yとする。スライス#x及び#yは、例えば領域113及び112a内のそれぞれi番目のスライスであるとする。また、何れの論理ディスクにもエントリされていないワーク用のスライス(第2のスライス)#zを用意する。次にスライス#xのデータをスライス#zにコピーし、スライス#xとスライス#zとを入れ替える(スライス#zの方を論理ディスクにエントリする)。次にスライス#yのデータをスライス#xにコピーし、スライス#yとスライス#xとを入れ替える。次にスライス#zのデータをスライス#yにコピーし、スライス#zとスライス#yとを入れ替える。これにより、領域113内のi番目のスライス#xと領域112a内のi番目のスライス#yとの入れ替えが完了する。この入れ替え処理を、領域113内の各スライスと、当該スライスと相対位置が同一の領域112a内の各スライスとの間で、繰り返す。
(2)アレイのホットスポット解消方法
本実施形態においては、特定のアレイへのアクセスの集中を解消して、アレイ間でのアクセスを均質にすることで、ホットスポットを解消することを可能としている。このアレイのホットスポット解消方法について、図9を参照して説明する。
図9には、3つのアレイ11a(#a),11b(#b)及び11c(#c)が示されている。各アレイの能力は、使用しているHDDの種別や台数,RAIDレベルなどにより異なる。ここでは、アレイ11a,11b及び11cの能力は、1秒当たりの入出力回数を表すIOPS換算で、それぞれ、900,700及び800であるものとする。一方、統計情報採取部121eによって採取される統計情報である、アレイ11a,11b及び11cの各スライス毎の例えばIOPSの値の合計は、それぞれ、880,650及び220であるものとする。即ち、アレイ11a及び11bは能力ぎりぎりまでホスト20からアクセスされている。これに対し、アレイ11cは、未使用のスライス、つまり何れの論理ディスクにも割り付けられていないスライスが多く、処理能力に余裕がある。
そこで、スライス単位のIOPSの値(統計情報)をもとに、アレイ11a及び11b内の一部のスライス(アクセス頻度の高いスライス)のデータを、アレイ11c内の未使用スライスにスライス移動部121cによって移動することで、アレイ11a及び11bの処理能力に余裕を作る。
図9の例では、アレイ11a内のIOPSがそれぞれ90及び54のスライス91及び92のデータと、アレイ11b内のIOPSが155のスライス93のデータとが、それぞれアレイ11c内の未使用のスライス94,95及び96に移動される。そして、このデータ移動先のスライス94,95及び96が、データ移動元のスライス91,92及び93に代えて、対応する論理ディスクに割り付けられる(エントリされる)。また、データ移動元のスライス91,92及び93が当該論理ディスクに割り付けられている状態から解放されて、未使用のスライスとなる。この結果、アレイ11a及び11bのIOPSの値の合計は、880及び650から736及び495にそれぞれ減少する。なお、スライスの移動(入れ替え)方法については、これまでに述べてきたものと同様である。
(3)RAIDレベルの最適化方法
次に、RAIDレベルの最適化方法について、図10を参照して説明する。統計情報採取部121eによって採取される統計情報を利用することで、図8のアレイ11aと同様に、論理ディスク内をアクセス頻度の高い領域とアクセス頻度の低い領域とに区分(分類)することが可能である。図10には、論理ディスク100が、アクセス頻度の高い領域101とアクセス頻度の低い領域102とアクセス頻度の高い領域103とに区分される状態が示されている。論理ディスク定義部121bは、論理ディスク100内のアクセス頻度の高い領域101及び103を、図10に示すように、性能に優れることが知られているRAIDレベル1+0を適用するスライスで再構成する。また論理ディスク定義部121bは、論理ディスク100内のアクセス頻度の低い領域102を、図10に示すように、コストパフォーマンスに優れることが知られているRAID5を適用するスライスで再構成する。本実施形態においては、このようなチューニングが、論理ディスクを使用しながら実行できる。
なお、上述した領域101,102及び103の再構成は、当該領域に割り付けられているアレイ内のスライスを、目的のRAIDレベルを適用するアレイ内の未使用のスライスと、これまでに述べてきた方法によって入れ替えることで実現される。また、領域101及び103を構成するスライスのRAIDレベルと、領域102を構成するスライスのRAIDレベルとを交換するだけで良い場合には、上記HDDのシーク量の削減方法と同様に、同一サイズの領域間のスライスの入れ替えを行えば良い。
(4)論理ディスクの容量拡張方法
本実施形態では、論理ディスクが、スライスという小容量の単位で構成される。したがって、論理ディスクの容量が不足した場合に、追加のスライスを論理ディスクに連結することにより、柔軟に論理ディスクの容量拡張が可能である。この論理ディスクの容量拡張方法について、図11を参照して説明する。図11には、容量がXの論理ディスク110が示されている。論理ディスク定義部121bは、この論理ディスク110の容量をXからX+Yに拡張する必要がある場合、容量Yに相当する数のスライスを、図11に示すように、当該論理ディスク100に連結する。
なお、図1では、ディスクアレイ装置10を利用するホストとしてホスト20だけが示されている。しかし、ホスト20を含む複数のホストとディスクアレイ装置10とを接続することにより、当該複数のホストがディスクアレイ装置10を共有することも可能である。
[変形例]
次に、上記実施形態の変形例について、図12を参照して説明する。上記実施形態では、ディスクアレイ装置10とホスト20とが直接接続されている。しかし最近は、少なくとも1台のディスクアレイ装置、例えば複数のディスクアレイ装置と、少なくとも1台のホスト、例えば複数のホストとが、SAN(Storage Area Network)と呼ばれるネットワークで接続された計算機システムも出現している。
図12は、このような計算機システムの一例を示す。図12において、ディスクアレイ装置10-0及び10-1とホスト20-0及び20-1とは、SANのようなネットワークNにより接続されている。ホスト20-0及び20-1は、ディスクアレイ装置10-0及び10-1を自身の外記憶装置として共有する。但し、ホスト20-0及び20-1からは、ディスクアレイ装置10-0及び10-1は認識されず、ディスクアレイ装置10-0及び10-1内のHDDの記憶領域を用いて実現される論理ディスクとして認識される。
図12のシステムでは、図1中の仮想化ユニット120-1及び120-2に相当する仮想化装置120が、ホスト20-0及び20-1のアレイコントローラ(図示せず)から独立して設けられる。仮想化装置120は、ネットワークNに接続されている。仮想化装置120は、各ディスクアレイ装置10-0,10-1内のHDDの記憶領域を用いて実現されるアレイ内のスライスを複数連結することで、ホスト20-0及び20-1から単一のディスク(ディスクボリューム)として認識される論理ディスクを定義(構成)する。
なお、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
本発明の一実施形態に係るディスクアレイ装置を備えた計算機システムの構成を示すブロック図。 同実施形態で適用されるアレイとスライスの定義を説明するための図。 同実施形態で適用される論理ディスクの定義を説明するための図。 図1中のマップテーブル122のデータ構造例を示す図。 同実施形態におけるスライス移動の開始処理及び完了処理の手順を示すフローチャート。 同実施形態におけるデータライト処理の手順を示すフローチャート。 同実施形態で適用されるマップテーブル122の保存方法を説明するための図。 同実施形態で適用されるHDDのシーク量の削減方法を説明するための図。 同実施形態で適用されるアレイのホットスポット解消方法を説明するための図。 同実施形態で適用されるRAIDレベルの最適化方法を説明するための図。 同実施形態で適用される論理ディスクの容量拡張方法を説明するための図。 同実施形態の変形例を示す計算機システムの構成を示すブロック図。
符号の説明
10,10-0,10-1…ディスクアレイ装置、11a,11b,11c,11d…アレイ、12-1,12-2…アレイコントローラ、20,20-0,20-1…ホスト、31-0,31-1,100,110…論理ディスク、70-0〜70-n…HDD(磁気ディスクドライブ)、71…管理情報領域、120…仮想化装置、120-1,120-2…仮想化ユニット(仮想化装置)、121…論理ディスク構成部、121a…アレイ/スライス定義部、121b…論理ディスク定義部、121c…スライス移動部、121d…データライト部、121e…統計情報採取部、122…マップテーブル。

Claims (8)

  1. 少なくとも1台のディスクドライブの記憶領域を利用して構成される論理ディスクであって、ホストから1つのディスクボリュームとして認識される論理ディスクを管理するための、仮想化装置における論理ディスク管理方法において、
    前記少なくとも1台のディスクドライブの記憶領域を連続した1つの領域として定義される少なくとも1つのアレイであって、当該連続した1つの領域を一定の容量にて分割することにより、その分割された領域として定義されるスライスの集合からなる少なくとも1つのアレイを構成するステップと、
    前記少なくとも1つのアレイのうちの任意のアレイに含まれている任意の複数のスライスを組み合わせて少なくとも1つの論理ディスクを構成するステップと、
    前記少なくとも1つの論理ディスクのうちの任意の論理ディスクにエントリされた任意の第1のスライスと、何れの論理ディスクにもエントリされていない第2のスライスとを入れ替えるスライス入れ替えステップと
    を具備することを特徴とする論理ディスク管理方法。
  2. 前記スライス入れ替えステップは、
    前記第1のスライス内のデータを前記第2のスライスにコピーするステップと、
    コピーが完了した後に、前記第1のスライスと前記第2のスライスとを入れ替えて、前記第2のスライスを前記論理ディスクにエントリするステップと
    を含むことを特徴とする請求項1記載の論理ディスク管理方法。
  3. 前記スライスの単位で、当該スライスを対象とするアクセス処理に関する統計情報を採取して記憶手段に保持するステップと、
    前記スライスの単位で採取された統計情報に基づいて、前記アレイ内でアクセス負荷の高い領域を検出するステップと、
    アクセス負荷の高い領域に属するスライスを前記第1のスライスとして、前記スライス入れ替えステップを実行させるステップと
    を更に具備することを特徴とする請求項1記載の論理ディスク管理方法。
  4. 前記スライスの単位で、当該スライスを対象とするアクセス処理に関する統計情報を採取して記憶手段に保持するステップと、
    前記スライスの単位で採取された統計情報に基づいて、前記論理ディスク内の領域をアクセス負荷の程度で区分するステップと、
    区分された各領域に割り付けられているアレイ内のスライスを前記第1のスライスとし、当該領域のアクセス負荷の程度に適合するRAIDレベルを適用するアレイ内の前記論理ディスクにエントリされていないスライスを前記第2のスライスとして、前記スライス入れ替えステップを実行させることにより、前記区分された各領域を、当該領域のアクセス負荷の程度に適合するRAIDレベルを適用するスライスで再構成するステップと
    を更に具備することを特徴とする請求項1記載の論理ディスク管理方法。
  5. 前記スライス入れ替えステップは、
    前記第1のスライスと前記第2のスライスとの入れ替えの後に、前記少なくとも1つの論理ディスクのうちの任意の論理ディスクにエントリされた、前記第1のスライスとは異なる任意の第3のスライスと前記第1のスライスとを入れ替えるステップと、
    前記第3のスライスと前記第1のスライスとの入れ替えの後に、前記第2のスライスと前記第3のスライスとを入れ替えるステップと
    を含むことを特徴とする請求項1記載の論理ディスク管理方法。
  6. 前記スライスの単位で、当該スライスを対象とするアクセス処理に関する統計情報を採取して記憶手段に保持するステップと、
    前記スライスの単位で採取された統計情報に基づいて、前記アレイ内でアクセス負荷の高い領域を検出するステップと、
    アクセス負荷の高い分散された第1及び第2の領域を含むアレイが存在する場合に、当該アレイ内の、前記第1の領域に続く、前記第2の領域の一部または全部と同一サイズの第3の領域に属するスライスを前記第3のスライスとし、前記第2の領域の前記一部または全部に属するスライスを前記第1のスライスとして、前記スライス入れ替えステップを実行させることにより、前記第2の領域の前記一部または全部を前記アレイ内で前記第1の領域に連続するように再配置するステップと
    を更に具備することを特徴とする請求項5記載の論理ディスク管理方法。
  7. 少なくとも1台のディスクドライブの記憶領域を利用して構成される論理ディスクであって、ホストから1つのディスクボリュームとして認識される論理ディスクを管理するための仮想化装置において、
    前記少なくとも1台のディスクドライブの記憶領域を連続した1つの領域として定義される少なくとも1つのアレイであって、当該連続した1つの領域を一定の容量にて分割することにより、その分割された領域として定義されるスライスの集合からなる少なくとも1つのアレイを構成するアレイ/スライス定義手段と、
    前記少なくとも1つのアレイのうちの任意のアレイに含まれている任意の複数のスライスを組み合わせて少なくとも1つの論理ディスクを構成する論理ディスク定義手段と、
    前記少なくとも1つの論理ディスクのうちの任意の論理ディスクにエントリされた任意の第1のスライスと、何れの論理ディスクにもエントリされていない第2のスライスとを入れ替えるスライス入れ替えを実行するスライス移動手段と
    を具備することを特徴とする仮想化装置。
  8. 前記スライスの単位で、当該スライスを対象とするアクセス処理に関する統計情報を採取して記憶手段に保持する統計情報採取手段を更に具備し、
    前記スライス移動手段は、前記スライスの単位で採取された統計情報に基づいて、前記アレイ内でアクセス負荷の高い領域を検出し、検出されたアクセス負荷の高い領域に属するスライスを前記第1のスライスとして前記スライス入れ替えを実行する
    ことを特徴とする請求項7記載の仮想化装置。
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