JP2006023977A - 患者と検体データの紐付け方法と装置 - Google Patents

患者と検体データの紐付け方法と装置 Download PDF

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Abstract


【課題】 患者と患者から採取した検体から得た検体データとを過誤なく紐付け(1対1に対応付け)することができ、かつ入力データを有機的に結合処理して一元的に管理でき、病院内における発注業務を高効率、迅速、正確にかつ低コストで行うことができる患者と検体データの紐付け方法と装置を提供する。
【解決手段】 所定の用紙を用いて患者の識別文字を手書し、かつ検査項目を選択して、コンピュータに手書識別文字と検査項目からなる入力データを入力する手書入力ステップと、前記検査項目から検査に必要となる検体数を求め、かつ検体毎に必要な出力データとバーコードを作成する出力データ作成ステップと、前記出力データ、バーコード及び手書識別文字を、検体毎に単一の貼付けラベルに印刷するラベル印刷ステップとを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、病院内で患者と患者から採取した検体から得た検体データとを過誤なく紐付けする方法と装置に関する。
病院内で医師が患者診察時に血液、検便、遺伝子解析などの検体検査、レントゲン、超音波などの生体検査、投薬処方箋などに代表される病院内外の当該実施部署や外部機関への業務委託指示は、年々多様化する検査項目のために複雑化するが反面、短時間に正確に対応できることが求められている。
図9は、病院内で患者から採取した検体を扱うための在来システムの模式図である。
この図に示すように在来システム50の検体検査の検査項目指示では各患者の検査依頼内容とその検体の対応を行うため、あらかじめ通し番号の入ったバーコードの識別子を印刷(連番で大量印刷した)した識別票402を用いる。この識別票402は同一内容の2枚を層状に重ねたて張り合わせたものであり、これを検査前の空の検体容器403に貼ったものを用意する。医師は患者の症状に応じて検査項目種別および検査数について指定し、看護婦は自らの経験的な判断で識別票402を貼った空の検体容器を取り揃える。次いで、検査項目1個について検体容器に貼った2枚の識別票の上層の1枚をはがし、これをマークシート方式OCR読み取り用複写式検査指示帳票401の最上ページ所定欄に貼り付け、同時に患者氏名については氏名記入シール404、405に患者氏名を手書で記入し、前記検体容器に貼り付ける。
しかしかかる在来システム50では、貼り付け作業に多くの時間を要し、識別票を他の患者の検査指示帳票に誤って貼り付け、患者氏名の誤記入、誤貼り付けなどにより検体の取り違えなどの事故もある比率で生じている。また、一人の患者で多くの検査項目を必要とする場合には前記検査指示帳票に場所がなくなり複数の帳票を用意する必要があった。更に、検体容器に貼付した識別票にはバーコード等のコード化された識別子があるだけで、患者氏名、検査項目、検査内容等の目視の確認は不可能であった。
また、固定されたフォーマットで大量印刷された複写式の帳票に上記医療関係者が手書で指示内容を記入し、関連部署や機関へ渡している。
また、電子データ処理記憶装置および検査データサーバ装置の利用は電子データの集計とその出力結果が当該業務の省力化や効率の向上に多大な利益をもたらすので並行して行われており、上記帳票へ記入した内容は医師の補助者例えば看護婦が上記装置へOCR、キーボード等で入力しているので手間がかかり時間も要し検体の鮮度が検査結果に影響することも指摘されている。
この理由として長年の慣習として医師が行う帳票への手書記入が依然として好まれ、キーボード入力は煩雑であるとして忌避されている傾向が挙げられる。
また、OCRで帳票を読み取る方法も十分な問題解決とは言えず普及の障害となっている。
また、同一フォーマットで印刷された帳票は大量印刷を行うので、業務内容の変更に伴うフォーマットの変更は容易ではなく、残存在庫を消費してから実施すると不便を強いられ、在庫を放棄すれば未使用の帳票が無駄になる。
また大量印刷に於ける改版作成等にかかる費用も大きい。
また、複写式伝票の一部を業務指示書として検体などに添付しているが業務実施部署や外部機関が検体を受け取ってからの実行となり、前準備を必要とする項目については時間的な遅れが発生し、検体の鮮度が検査結果に影響する場合は好ましくない。
また、業務実施部署や外部機関は結果の報告や会計などを行う際、病院内各部署や外部機関にまたがる場合、別の体系のシステムを運用するため統一的帳票フォーマットの使用や共通電子データの再利用が出来ず、効率が上がっていない。
また、検査結果により再検査を行う場合でも結果の告知の方法や基本電子データの再利用の点で現状は非効率である。
病院に於ける検査依頼票を電子化し、依頼先の検査機関に送信するシステムとしての先例技術は例として挙げるとOCR利用のものがある。(例えば、[特許文献1]参照)
また、病院内で発生する検査依頼で入力した依頼電子データの依頼先の異なるシステムとの連携を行い、手書入力手段としてアノト方式を用い、また、検体搬送過程に於いて、検体容器に貼り付けたアノト方式で作成した識別票の検体識別子を読み取った電子データの病院への送信に携帯電話を用いた技術の例がある。(例えば、[特許文献2]参照)
特開2001−60230号公報 特願2003−137757号公報
上述のように病院内の検体検査の検査項目指示で多様化する検査項目に対し、作業者の経験や感に依存する現状の方法やシステムでは多くの時間を費やし、検査指示帳票も増え、また誤操作による検体の取り違えも減少方向ではない。
また、[特許文献1]のシステムで検査依頼帳票は手書の記入のみでシステムへの入力は別にOCRやキーボードで行い電子データ化する必要がある。また、帳票は決められたフォーマットで大量印刷し使用することを前提としている。また、検査結果報告書や会計計算書など検査機関が概ね病院外にあり病院内外に跨るシステムのため類似目的の別の系のシステムが運用されていることが予想され、検体容器と検査依頼帳票の関連付けをしても、異なるシステム間で電子データの再関連付けが必要になる可能性があるとの指摘がある。([特許文献2])
[特許文献2]の手書入力手段としてアノト方式を採用しているがこの方式は入力帳票にアノトコードを印刷した専用の用紙を使用しているため、変更は容易でなく上述の帳票大量印刷と同ようにシステム利用者が手元で印刷することは不可能であり、要する費用も大きい。
ペガサス入力方式で汎用表計算ソフトウエアを使った入力帳票の作成方法はシステム利用者が手元で表計算ソフトウエア上で、ペガサス入力方式対応の入力帳票を作成できるが、表計算ソフトウエアの制約や能力を超えることは出来ない。
例えば、複数のデータベースに跨る関連付けを行う場合、専門的なデータベースソフトウエアの知識や特定の言語の知識が必要となり業務の目的に合致した電子データの活用はシステム利用者にとって容易ではない。また表計算ソフトウエアの構成単位であるセルは行の高さと列の幅を変更できるが、変更しても行全体、列全体で変更され各セル単位で細かく調整は出来ないため帳票の細かなレイアウトは難しい。
本発明は、上述の事情を踏まえて創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、患者と患者から採取した検体から得た検体データとを過誤なく紐付け(1対1に対応付け)することができ、かつ入力データを有機的に結合処理して一元的に管理でき、病院内における発注業務を高効率、迅速、正確にかつ低コストで行うことができる患者と検体データの紐付け方法と装置を提供することにある。
本発明によれば、所定の用紙を用いて患者の識別文字を手書し、かつ検査項目を選択して、コンピュータに手書識別文字と検査項目からなる入力データを入力する手書入力ステップと、
前記検査項目から検査に必要となる検体数を求め、かつ検体毎に必要な出力データとバーコードを作成する出力データ作成ステップと、
前記出力データ、バーコード及び手書識別文字を、検体毎に単一の貼付けラベルに印刷するラベル印刷ステップとを有する、ことを特徴とする患者と検体データの紐付け方法が提供される。
また本発明によれば、所定の用紙を用いて患者の識別文字を手書し、かつ検査項目を選択して、コンピュータに手書識別文字と検査項目からなる入力データを入力する手書入力手段と、
前記検査項目から検査に必要となる検体数を求め、かつ検体毎に必要な出力データとバーコードを作成する出力データ作成手段と、
前記出力データ、バーコード及び手書識別文字を、検体毎に単一の貼付けラベルに印刷するラベル印刷手段とを有する、ことを特徴とする患者と検体データの紐付け装置が提供される。
上記本発明の方法及び装置によれば、所定の用紙を用いて患者の識別文字を手書し、かつ検査項目を選択して、コンピュータに手書識別文字と検査項目からなる入力データを入力するので、手書識別文字(例えば患者氏名)を検査項目と共に入力データとして一元的に管理できる。
また、前記検査項目から検査に必要となる検体数を求め、かつ検体毎に必要な出力データとバーコードを作成するので、医者や看護婦の経験によらずに、過誤なく必要とする検体数を決定でき、かつ検体毎に必要な出力データとバーコードを準備できる。
さらに、前記出力データ、バーコード及び手書識別文字を、検体毎に単一の貼付けラベルに印刷するので、各貼付けラベルに印刷された情報(出力データ、バーコード及び手書識別文字)を基に患者から検体を採取して収容することができる。従って、目視による手書識別文字(例えば患者氏名)の確認、出力データ(患者氏名などの患者属性や検査日、採取すべき検体の種類、採取量、保存方法、検体識別番号)による確認、及びバーコードによる確認を併用することができ、三重のチェックで患者とその患者用の検体容器とを過誤なく紐付け(1対1に対応付け)することができる。
本発明の好ましい実施形態によれば、前記手書識別文字と検査項目からなる入力データとバーコードを検査機関に送信するデータ通信ステップと、前記検査機関において手書識別文字及びバーコードを基に、患者と当該患者の検体を検査して得た検体データを紐付けする紐付けステップとを有する。
また、前記手書識別文字と検査項目からなる入力データとバーコードを検査機関に送信するデータ通信手段と、前記検査機関において手書識別文字及びバーコードを基に、患者と当該患者の検体を検査して得た検体データを紐付けする紐付け手段とを有する。
この方法及び装置により、前記手書識別文字と検査項目からなる入力データとバーコードを検査機関に送信するので、検査機関において検体を収容した検体容器の到着前に、この入力データを自己のデータベースに誤りなく入力することができ、早期に受入れ体制を整えることができる。
また、前記検査機関において手書識別文字及びバーコードを基に、患者と当該患者の検体を検査して得た検体データを紐付けするので、検査機関においても、目視による手書識別文字(例えば患者氏名)の確認、出力データ(患者氏名などの患者属性や検査日、採取すべき検体の種類、採取量、保存方法、検体識別番号)による確認、及びバーコードによる確認を併用することができ、三重のチェックで患者とこの患者から採取した検体から得た検体データとを過誤なく紐付け(1対1に対応付け)することができ。
また病院内の各種オーダーリング事務処理に結合した検査データサーバ装置へ前記入力データを転送するデータ転送手段を有し、病院内の各種オーダーリング事務処理に結合した検査データサーバ装置へ前記入力データを転送するデータ転送ステップを有する。
この方法及び装置により、入力データを有機的に結合処理して一元的に管理でき、病院内における発注業務を高効率、迅速、正確にかつ低コストで行うことができる。
前記入力データを基に、患者の識別番号からなるバーコードを含む検査依頼書を印刷する依頼書印刷ステップと、
前記検体データを基に、患者の識別番号からなるバーコードを含む検査結果報告書を印刷する報告書印刷ステップとを有する。
この方法により、検査依頼書および検査結果報告書に患者の識別番号からなるバーコードを含むので、バーコードを用いて患者の識別番号に対応するデータベースに容易にアクセスでき、依頼書および報告書の再確認や再印刷を容易に行うことができる。
また、再検査の際に検査結果報告書のバーコードから前回のデータを呼び出すことにより、新たな検査依頼書に患者氏名、カルテNo.等の患者属性に関するデータも呼び出されるので再記入の必要はない。
以上説明したように、本発明によれば、患者とその患者用の検体容器とを過誤なく紐付けでき、かつ患者と検体から得た検体データとを過誤なく紐付けでき、これにより患者とこの患者から採取した検体から得た検体データとを過誤なく紐付け(1対1に対応付け)することができる。また、一連の紐付け作業を簡潔、正確にすることから検査検体や媒体をより短時間により大量により正確に処理し、検査結果を迅速に提示できる。さらにこの紐付け手段により、入力データを有機的に結合処理して一元的に管理でき、病院内における発注業務を高効率、迅速、正確にかつ低コストで行うことができる。
以下、本発明の好ましい実施形態を、図面を参照して説明する。なお、各図において、共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
[1.構成]
最初に、本実施形態の構成について説明する。
図1は、本発明の患者と検体データの紐付け装置を備えた検査オーダーリングシステム1の全体構成を示すブロック図である。この 図に示すように、この検査オーダーリングシステム1は、病院内診察システム10、病院内外検査部署・検査センター20、病院内会計部署30を備えている。
この検査オーダーリングシステム1は、後述するように、ペガサス入力方式の技術を用いてデータをデータベース化して管理するためのシステムである。
また、本実施形態においては、病院内外検査部署・検査センター20は、同一病院内の検査部署であっても、オーダー側病院から見て別組織の外部委託の検査センターであっても、通信手段で病院内サーバー装置と処理記憶装置が結合されているので実質的に相違はなく、後述するように、バーコードを用いてデータをデータベース化して管理している。
なお、この図においては、システム構成を簡単に説明するために、病院内診察システム10と病院内外検査部署・検査センター20とを各々1つしか図示していないが、これらは単数でも複数存在してもよい。
[1.1 病院内診察システムの構成]
次に、病院内診察システム10について図1を用いて説明する。
病院内診察システム10は、ペガサスペン101、超音波受信演算装置102、バーコードプリンタ107、バーコードリーダ110、帳票プリンタ106、検査データサーバ装置105、送受信装置111、パソコン104、マウス114、キーボード115等を備える。
ペガサスペン101は、普通紙に文字等を記入するインキと文字記入の軌跡を処理記憶装置としてのパーソナルコンピュータ(以下、「パソコン」という)104に送るために超音波を送信する機能を備えたペガサス(登録商標)方式のペンである。
超音波受信演算装置102は、ペガサスペン101より超音波を受信し、普通紙上の位置座標を演算しパソコン104に位置座標を送る機能を有する。
ペガサスペン101と超音波受信演算装置102は、手書入力手段を構成し、所定の用紙103を用いて患者の識別文字を手書し、かつ検査項目を選択して、コンピュータ(パソコン104)に手書識別文字と検査項目からなる入力データを入力する。
パソコン104は、出力データ作成手段であり、入力された検査項目から検査に必要となる検体数を求め、かつ各検体毎に必要な出力データとバーコードを作成する。
バーコードプリンタ107は、ラベル印刷手段であり、出力データ、バーコード及び手書識別文字を、検体毎に単一の貼付けラベルに印刷する。すなわちバーコードプリンタ107は、検体識別のため検体容器109やレントゲン等の検査媒体212に貼付するバーコード等の識別子を含んだ貼付けラベル108(以下、識別票)を印刷する。
バーコードリーダ110は、バーコードを読み取る機能を有する。
帳票プリンタ106は、図2、図3に示す検査依頼書103などの普通紙の帳票類を印刷する。
検査データサーバ装置105は、電子データが送られ処理されるデータベースを有するコンピュータである。
送受信装置111は、データ通信手段であり、前記手書識別文字と検査項目からなる入力データとバーコードを検査機関に送信すると共に後述する病院内会計部署30へも送信する。すなわち送受信装置111は、病院内外と通信を行う機能を有する。
マウス114はパソコン104でプログラムを操作し、キーボード115は、パソコン104で文字・数字・記号を入力する。
[1.1.1 ペガサス入力方式]
ここで、ペガサス入力方式とは、ペガサス社が開発した、手書文字のパソコンへの入力の方式で、図6(A)(B)に示すとおりペガサス入力方式記入枠117a上に記入用の普通紙帳票116を置き、超音波と赤外光線の発射装置を有し、かつ普通紙帳票116にインキで記入できる機能を備えたペガサスペン101で文字などを記入開始すると、ペガサスペン101のペン先が普通紙帳票116に接し、ペガサスペン101内蔵のスイッチが閉じ、赤外光線と超音波が発射される。この赤外光線と超音波は微視的な時間で一定間隔で繰り返し発射される。
パソコンと結合した超音波受信演算装置102の2個の超音波センサがペガサスペン101よりの超音波を受信し、同時にペガサスペン101より発射された赤外光線を超音波受信演算装置102に備えた赤外線センサが受信する。
超音波受信演算装置102は受信した赤外光線と同時に受信した2つの超音波の到達時間差X秒とY秒を求め、ペガサス入力方式記入枠117bのように半径X秒の円弧と半径秒の円弧の交点が現在のペガサスペン101のペン先の座標となる演算を行うと、普通紙帳票116内のペガサスペン101のペン先の現在の位置情報が超音波受信演算装置102に接続したパソコンへ送信され、パソコン内に仮想的に存在する普通紙帳票116上の位置座標が記憶される。到達時間差の演算は一定間隔で断続的に受信する赤外光線とペン先の位置から送られる超音波を受信するたびに実行する。
ペガサスペン101のペン先の軌跡に応じて位置座標が連続的に記憶されるため、ペガサスペン101が文字を描けば文字構成座標を、図形を描けば図形構成座標をパソコンに送信する。同時に普通紙帳票116上には同じ文字や図形がペガサスペン101のインキにより描かれる。普通紙帳票116の領域定義はあらかじめペガサスペン101より超音波受信演算装置102を通して座標をパソコンに送信し、仮想的に同一空間を定義しておく。
[1.1.2 検査依頼書]
本発明において、所定の用紙とは例えば検査依頼書である。検査依頼書とは、病院において、医者若しくはその補助者例えば看護婦が検査を病院内の検査部署や外部の別組織の検査センターに依頼する内容を記入するための用紙である。
図1には、例として検査依頼書103を図示しているが、実際は依頼する検査分野や検査の種類によりフォーマットは多種多様に存在する。以後の説明では例示として検査依頼書103で説明するものとする。
検査依頼書103は患者属性(患者氏名・カルテ番号・年齢・性別・保険種別)記入欄、チェック欄、依頼先コード記入欄、検査日記入欄、検査項目チェック欄、担当医師名記入欄が印刷されておりペガサスペン101でインキで記入ができる普通紙である。
また、検査依頼書103にはファンクションキー欄、テンキー欄が印刷されており、ペガサスペン101の操作でパソコンのキーボードのファンクションキーやテンキーと同機能の特別機能指示や数値入力がパソコンに対しできる。
また、検査依頼書103の右下欄には印刷、Next欄が印刷されており、Next欄はペガサスペン101の操作で記載入力データの確定指示を、印刷欄はペガサスペン101の操作で検査依頼書103の記入後の印刷指示がパソコンに対してできる。
また、ここで印刷した検査依頼書103の右上欄には検体識別番号等のデータが入った識別子としてのバーコードが印刷され、以後バーコードリーダ110でパソコン104に対応した帳票検査データを呼び出し、検体容器に貼付する識別票108のバーコードと照合ができる。再検査時には患者属性データなどの基本記入項目の記入が不要となる。
また、他の帳票にも同様に識別子としてのバーコードの印刷ができ、バーコードリーダで読み取りができる。
[1.1.3 ペガサスペン]
次に、ペガサスペン101の構成について説明する。
ペガサスペン101は、図6(C)に示すように、インキカートリッジ1015、送信回路スイッチ1014、赤外光線放射素子1016、超音波放射素子1017、赤外光線送信回路部1013、超音波送信回路部1012、電池電源部1011を備えている。
インキカートリッジ1015のペン先端が検査依頼書103に触れると、インキを検査依頼書103上に吐出し、文字や図形を描くとともにインキカートリッジ1015に接続した送信回路スイッチ1014が押され、電池電源部1011を電源とした赤外光線送信回路部1013、超音波送信回路部1012が動作し、赤外光線放射素子1016から赤外光線を超音波放射素子1017から超音波が発射される。
インキカートリッジ1015ペン先端が検査依頼書103から離れると送信回路スイッチ1014が開放され、赤外光線送信回路部1013、超音波送信回路部1012が動作停止し、赤外光線と超音波が停止される。発射、停止は微視的な時間で一定間隔で繰り返すことにより、ペン先端の移動状況に応じて断続的に赤外光線と超音波が発射される。
超音波受信演算装置102は、図6(D)に示すように、2つの超音波センサ1025と1026、超音波受信回路部1024、赤外光線センサ1027、赤外光線受信回路部1028、中央演算処理制御回路部(以下、「CPU」という)1021、プログラム格納記憶部(以下、「ROM」という)1022、データ一時記憶部(以下、「RAM」という)1023、送受信部1029を備えている。
ペガサスペン101の赤外光線放射素子1016から発射された赤外光線を赤外光線センサ1027で受信し、赤外光線受信回路部1028で離散電気信号に変換してCPU1021へ送り、時間データとしてRAM1023に一時格納する。
一方、ペガサスペン101の超音波放射素子1017から発射された超音波を2つの超音波センサ1025と1026で受信し超音波受信回路部1024でそれぞれ離散電気信号に変換してCPU1021へ送り、時間データとしてRAM1023に一時格納する。
CPU1021はROM1022に格納されているプログラムにより、RAM1023に格納した赤外光線時間データを基準にし、RAM1023に格納した2つの超音波時間データを比較し、検査依頼書103上の位置座標データに変換し、RAM1023に再び格納する。比較は微視的な時間でくりかえし実行される。
CPU1021はRAM1023に格納された位置座標データを送受信部1029をとおして、超音波受信演算装置102と接続したパソコンに送る。
[1.1.4 識別票]
本発明において、貼付けラベルとは例えば識別票である。識別票108は、患者氏名などの患者属性や検査日、採取すべき検体の種類、採取量、保存方法、検査番号などの検査依頼内容がコード化された識別子(バーコードリーダ110、210で読み取り可能である)であるバーコードと同内容の目視可能な文字・数字データ含んでおり検体容器に貼付する。
ペガサスペン101で検査依頼書103に記入したデータや、あらかじめ検査項目ごとに入力した各検査固有のデータをバーコードプリンタ107より出力印刷する。
[1.1.5 バーコードリーダ]
バーコードリーダ110はパソコン104と接続され、識別子としてのバーコードから患者属性性、検査依頼内容などのデータが読み取れる。
[1.1.6 バーコードプリンタ]
バーコードプリンタ107はパソコン104と接続され、識別票用紙片をあらかじめ多数並列に貼付した用紙に識別子としてのバーコードを印刷する装置である。
[1.1.7 帳票プリンタ]
帳票プリンタ106はパソコン104と接続され、検査依頼書などの普通紙の帳票を印刷する装置である。
[1.1.8 送受信装置]
送受信装置111は検査データサーバ装置105と処理記憶装置としてのパソコン104や、病院内部署や病院外検査センターのパソコンと処理、データ交換ができる送受信装置である。
[1.1.9 マウス]
マウス114はパソコン104と接続し、動きがパソコン画面に対応しながらパソコン104の記憶部のプログラムに指示を与える。
[1.1.10 キーボード]
キーボード115はパソコン104と接続し、パソコン104に文字、数字、記号を入力する。
[1.1.11 パソコン]
次に、パソコン104について説明する。
パソコン104は処理記憶装置として、超音波受信演算装置102を通して検査依頼書103などの帳票内のペガサスペン101先の軌跡の位置座標値を受け取り、有意な電子データとして接続された検査データサーバ装置105に送受信する中継装置であり、一般的なパーソナルコンピュータの機能を有している。
パソコン104は、一般的なCPU、記憶部、通信インターフェース、周辺機器接続用インターフェース、画面、ポイントデバイス(以下、マウスという)を備えている。
パソコン104の記憶部には内臓のCPUが処理する以下の機能のプログラムが記憶されている。
(1)超音波受信演算装置102より受け取った帳票内のペガサスペン101の軌跡の位置座標値をパソコン104内の普通紙帳票116と同一の仮想空間の所定の位置に対応させ記憶部に記憶する。
(2)記憶したペガサスペン101の軌跡の座標値から数字、アルファベット、漢字、記号を有意であると認識し、パソコン104や検査データサーバ装置105内で処理可能な数字・文字・記号テキストデータコードに対応付け、検査データサーバ装置105に送信することや、チェックマークの有無を判別し、有の場合は例えば検査項目実施と判断することや、○囲いを行った選択項目を判別し、帳票内の入力ブロックの入力方式の定義付けに従い選択肢を判読し選択した項目としてデータに反映し、同様に検査データサーバ装置105に送信する。
(3)検査依頼書103(図2)、検査結果報告書203(図3)、会計計算書304(図4)等の帳票類の入出力ブロックの作成、配置などフォーマットを作成し、各ブロックの入力形態やデータベース定義、関連付け、計算式などを入力する。 また、必要とする検査項目に応じて検査項目欄を多様に改変できる。 結果、検査データサーバ装置105の関連DBの記憶部に記憶させる。
(4)パソコン104から送受信装置を介して、検査データサーバ装置105と通信を行うための通信機能を有し、検査データサーバ装置105の各データベースにあるデータからの読み出しやデータの書き込みを行う。
(5)超音波受信演算装置102、バーコードプリンタ107、帳票プリンタ106、バーコードリーダ110、送受信装置111、マウス114、キーボード115等の駆動を行う。
[1.1.12 検査データサーバ装置]
次に、検査データサーバ装置105について説明する。
検査データサーバ装置105は、病院内の発注元の部署に設置し、データベースを持ち、検査の依頼データ、結果データ、会計データの管理を一括して行うサーバ装置である。
検査データサーバ装置105は、一般的なWWW(World Wide Web)サーバ装置の機能を有しており、CPUと、各種データを記憶するための記憶部と、送受信装置111を介して接続された病院内外のパソコンで関係部署、関係機関とデータを交換したり、遠隔操作(以下、リモート操作という)でデータを入出力するための通信手段で用いる通信インターフェイスを備えている。
記憶部には図示せぬが、検査依頼書103、検査報告書203、会計計算書304などの帳票類のデータベース帳票書式DBや、図8に示す患者氏名、カルテNo.、年齢、性別、保険種別などのデータが入る患者属性DB、カルテの記録データが入る診断履歴DB、検査項目の登録をする検査実施項目DB、各検査項目の単価や保険点数のデータが入った検査単価DB、検査に関しての患者への請求額のデータが入る検査会計DB、図示せぬが病院コード、医師コード、病院内部署や病院外機関コード等のDBを備えている。
これらのデータベースは検査依頼、検査結果を基本として、あらかじめ関連付けを定義し、必要なデータを互いに縦横無尽にデータをやりとりする。また、数値演算、論理演算も計算式や方程式を定義すればその内容に従い必要な演算を行いその結果を記憶する。
また、記憶部には、CPUに実行させることにより、検査データサーバ装置105に以下の機能を実現させるための検査データ処理プログラムと補助プログラムが記憶されている。
(1) 病院内発注元のパソコン104、病院内検査部署や病院外検査機関のパソコン204、病院内会計部署のパソコン301などと送受信装置111を介して接続し、各パソコンから検査データサーバ装置にアクセスし、検査依頼処理、検査結果処理、会計処理、帳票作成、印刷、バーコード読み取り、検査機器からのデータ受信などを一括して行う。
(2) 本システムで扱うデータを格納、出力し、データの関連付けや指定した演算を行い、複数の同時データ入力を禁止するトランザンクション機能付きリレーショナルデータベースでデータの管理を行う。
(3) 接続された各部署・機関のパソコンの帳票から入力したデータを検査データサーバ装置105に設置したデータベースの所定の場所に入れる。 また、データベースから必要とするデータや定義された計算式に従い帳票にデータを出力する。
(4) 一般的なサーバとクライアント(パソコン)の関係で、サーバ側で各クライアントに対応したデータ領域のアクセス権の定義と管理を行う。
(5) 接続した各パソコンに接続のバーコードリーダで読み取った識別子のデータより関連する帳票を呼び出し、データを読み出す機能。
(6) 病院内外各パソコンと送受信装置を介して通信を行うための送受信機能。
(7) 接続した各部署・機関のパソコンに接続のバーコードプリンタから読み取り装置で読み取り可能なバーコード等からなる患者氏名などの患者属性や検査日、採取すべき検体の種類、採取量、保存方法、検体識別番号などのコード化されたデータの入った識別子と前記データの目視可能な文字・数字を含んだ識別票を専用ラベルに印刷する機能。
[1.2 病院内外検査部署・検査センターのシステムの構成]
本発明において検査機関とは、例えば病院内外検査部署・検査センターである。次に、病院内外検査部署・検査センター20について図1を用いて説明する。
病院内外検査部署・検査センター20には、普通紙に文字等を記入するインキと文字記入の軌跡を処理記憶装置としてのパソコン204に送るために超音波を送信する機能を備えたペガサス方式ペガサスペン201と、ペガサス入力方式ペガサスペン201より超音波を受信し、普通紙上の位置座標を演算しパソコン204に位置座標を送る超音波受信演算装置202と、検体識別のため検体容器やレントゲン等の検査媒体212に貼付するバーコード等の識別子を含んだ識別票208を印刷するバーコードプリンタ207と、バーコードを読み取るバーコードリーダ210と検査依頼帳票103などの普通紙の帳票類を印刷する帳票プリンタ206と病院内外と通信を行う送受信装置211と検査装置205とパソコン204でプログラムを操作するマウス214と文字・数字・記号を入力するキーボード215を備えられている。
[1.2.2 検査結果報告書]
検査結果報告書とは、病院内検査部署若しくは病院外機関検査センターで、従事者Cが病院より依頼を受けた検査項目について検査結果を記入するための用紙であり、患者の検体を検査して得た検体データが記録される。
図1には、例として検査結果報告書203を図示しているが、実際は依頼する検査分野や検査の種類によりフォーマットは多種多様に存在する。以後の説明では例示として検査結果報告書203で説明するものとする。
検査結果報告書203は患者属性(患者氏名・カルテ番号・年齢・性別・保険種別)記入欄、チェック欄、依頼先コード記入欄、検査日記入欄、検査項目チェック欄、担当医師名記入欄が印刷されているが検査依頼書103でペガサスペン101で記入したデータは印刷されている。ペガサスペン201で検査項目ごとに検査データを記入する。またパソコン204に接続された検査装置213より検査データを受け取り、パソコン204の記憶部のプログラムでパソコン204内の検査結果報告書203の検査結果DBにデータを記憶することもできる。
また、検査結果報告書203の右下欄には印刷、Next欄が印刷されており、Next欄はペガサスペン201の操作で記載入力データの確定指示を、印刷欄はペガサスペン201の操作で検査結果報告書203の記入後の印刷指示がパソコンに対してできる。
また、印刷した検査結果報告書203の右上欄には患者属性データ、検査依頼内容のデータが入ったバーコードが印刷され、以後バーコードリーダで読み取ることによりサーバ装置105からパソコン204に呼び出し、当該検査結果報告書のデータの再呼び出しや検体容器に貼付する識別票のバーコードと照合ができる。
[1.2.3 ペガサスペン]
ペガサスペン201と超音波受信演算装置202は上述したペガサスペンと同一である。
[1.2.4 識別票]
識別票208は上述した識別票と同一である。
[1.2.5 バーコードリーダ]
バーコードリーダ210は上述したバーコードリーダと同一である。
[1.2.6 バーコードプリンタ]
バーコードプリンタ207は上述したバーコードプリンタと同一である。
[1.2.7 帳票プリンタ]
帳票プリンタ206はパソコン204と接続され、検査結果報告書203などの普通紙の帳票を印刷する装置である。
[1.2.8 送受信装置]
送受信装置211は検査データサーバ装置105と処理記憶装置としてのパソコン204や、病院内部署のパソコンと処理、データ交換ができる送受信装置である。
[1.2.9 マウス]
マウス214はパソコン204と接続し、動きがパソコン画面に対応しながらパソコン204の記憶部のプログラムに指示を与える。
[1.2.10 キーボード]
キーボード115はパソコン104と接続し、パソコン104に文字、数字、記号を入力する。
[1.2.11 検査装置]
検査装置205は多種の形態・機能があるが、パソコン204と接続し、検査データを検査項目ごとに検査結果報告書203のデータベースに入れる。
[1.2.12 パソコン]
次に、パソコン204について説明する。
パソコン204は処理記憶装置として、超音波受信演算装置202を通して検査結果報告書203などの帳票内のペガサスペン201先の軌跡の位置座標値を受け取り、接続された検査データサーバ装置105に送受信する中継装置であり、一般的なパーソナルコンピュータの機能を有している。
パソコン204は、一般的なCPU、記憶部、通信インターフェース、周辺機器接続用インターフェース、画面、マウス、キーボードを備えている。
パソコン204の記憶部には内臓のCPUが処理する以下の機能のプログラムが記憶されている。
(1) 超音波受信演算装置202より受け取った帳票内のペガサスペン201の軌跡の位置座標値をパソコン204内の普通紙帳票203と同一の仮想空間の所定の位置に対応させ記憶部に記憶する。
(2) 記憶したペガサスペン201の軌跡の座標値から数字、アルファベット、漢字、記号を有意であると認識し、パソコン内のテキストデータに対応させ検査データサーバ装置105に送信することや、チェックマークの有無を判別し、有の場合は例えば検査項目実施と判断するなど帳票内の入力ブロックの入力方式の定義付けに従い対応できるものとし、同様に検査データサーバ装置105に送信する。
(3) 検査データサーバ装置105の各データベースにあるデータからの読み出し、書き込みを行う。
(4) 検査装置205をパソコン204と接続し、当該検査を指示したり、検査結果データを検査項目ごとに接続した検査データサーバ装置105の検査結果報告書203に関連DBに入れる。
(5) パソコン204から送受信装置を介して、検査データサーバ装置105と通信を行うための通信機能を有し、検査データサーバ装置105の各データベースにあるデータからの読み出しやデータの書き込みを行う。
(6) 超音波受信演算装置202、バーコードプリンタ208、帳票プリンタ206、バーコードリーダ210、送受信装置211、マウス214、検査装置213、キーボード215画面等の駆動を行う。
(7) 識別票108を貼付した検体容器109の識別子を送り側と受け取り側でバーコードリーダを読み取った結果から数を照合する。
[1.3 病院内会計部署の構成]
次に、病院内会計部署30について図1を用いて説明する。
病院内会計部署30には、検査依頼書103や検査結果報告書203のデータDBから患者へ検査費用を請求する事務の処理記憶装置としてのパソコン301と検査会計計算書304などの普通紙の帳票類を印刷する帳票プリンタ302と電子データが送られ処理されるデータベースの置かれた検査データサーバ装置105と病院内外と通信を行う送受信装置303パソコン301でプログラムを操作する図示せぬマウスとキーボードが備えられている。
[1.3.1 帳票プリンタ]
帳票プリンタ302はパソコン301と接続され、検査会計計算書304などの普通紙の帳票を印刷する装置である。
[1.3.2 送受信装置]
送受信装置303は検査データサーバ装置105と処理記憶装置としてのパソコン301や、病院内部署のパソコンと処理、データ交換ができる送受信装置である。
[1.3.3 パソコン]
次に、パソコン301について説明する。
パソコン301は処理記憶装置として、接続された検査データサーバ装置105に送受信する中継装置であり、一般的なパーソナルコンピュータの機能を有している。パソコン301は、一般的なCPU、記憶部、通信インターフェース、周辺機器接続用インターフェース、画面、マウス、キーボードを備えている。
パソコン301の記憶部には内臓のCPUが処理する以下の機能のプログラムが記憶されている。
(1) パソコン301より検査依頼書103や検査結果報告書203を用いて入力したデータの格納された検査データサーバ装置105内の検査関係DBや会計DBより患者や保険機構に請求する検査費用を計算し検査会計計算書を作成する。
プログラム操作は図示せぬマウスで、数字、文字、記号の入力は図示せぬキーボードで行う。 また、図示せぬバーコードリーダでバーコードを読み必要データや必要帳票データを検査データサーバ装置105より呼び出すことができる。
(2) パソコン301から送受信装置を介して、検査データサーバ装置105と通信を行うための通信機能を有し、検査データサーバ装置105の各データベースにあるデータからの読み出しやデータの書き込みを行う。
(3) 帳票プリンタ302、送受信装置303、図示せぬマウス、画面、キーボード、バーコードリーダ等の駆動を行う。
[1.4 帳票、部品及びデータベース作成システムの構成]
次に、帳票、入出力部品作成及びデータベース定義システム40について図8を用いて説明する。
病院内診察システム10には、前述のとおりパソコン104と接続された帳票プリンタ106、マウス114、キーボード115と検査データサーバ装置105があり詳細は重複するので省略するが、パソコン104記憶部のプログラムの構成を解説する。
[1.4.1 帳票プリンタ]
帳票プリンタ302はパソコン301と接続され、検査会計計算書304などの普通紙の帳票を印刷する装置である。
[1.4.2 送受信装置]
送受信装置303は検査データサーバ装置105と処理記憶装置としてのパソコン301や、病院内部署のパソコンと処理、データ交換ができる送受信装置である。
[1.4.3 パソコン]
次に、パソコン301について説明する。
パソコン301は処理記憶装置として、接続された検査データサーバ装置105に送受信する中継装置であり、一般的なパーソナルコンピュータの機能を有している。パソコン301は、一般的なCPU、記憶部、通信インターフェース、周辺機器接続用インターフェース、画面、キーボード、マウスを備えている。
図8に示すとおり、検査データサーバ装置105の記憶部にはデータベースが設置されており構成を例示として以下に示す。また格納データをパソコン104の記憶部には内臓CPUが処理する以下の機能のプログラムが記憶されている。操作は画面を見て連動するマウスで行う。
(1)例示として構成は基本データベース(以下、DBという)として患者属性DB1055c、検査実施項目DB1057d、検査単価DB1055f、データリンクをして結果データの入る結果データベースとして、診断履歴DB1055d、検査会計DB1057eからなる。
(2)例示として検査データサーバ装置105のデータベースのデータを入出力するため、検査依頼書103、検査結果報告書203、検査会計計算書304などの帳票類を編集作成し、各エディタは入出力部品作成から部品レイアウト、データベース定義、データ関連付け、計算式入力まで一貫して実行する。部品登録エディタ1053、部品作成エディタ1054a、1055a、1056a、1057a、帳票レイアウトエディタ1052、データ関連付けエディタ1055b、データベースエディタ1055g、部品機能定義エディタ1054b、1056b、データ関連付けエディタ1057b、データ関連付け入力項1057g、計算式入力項1057h、データリンカ検査結果DB1055e、データリンカ検査会計DB(図ではデータリンク編集画面)1057jなどから構成される。
[2.1 検査依頼]
検査依頼書103のフォーマットは作成済みとしているが、帳票作成方法は後述する。まず、ABC病院の医師「東京二郎」Aが、患者「日本一郎」の血液について検査依頼を行うために、検査依頼書103に必要事項を記入するときの動作について説明する。
ペガサス入力方式記入枠117aに印刷された未記入の検査依頼書103を置き、パソコン104記憶部のプログラムで図5の検査依頼書入力画面113を呼び出す。ペガサスペン101で検査依頼書103左下の定点と対角の右上の定点をクリックし、Nextの部分をさらにクリックすると、検査依頼書103の位置とパソコン103の対応する帳票仮想空間の位置が決定され、以後ペガサスペン101と帳票仮想空間の平面座標の対応が取れるようになる。
次に、ペガサスペン101で普通紙で印刷された検査依頼書103の「日付」欄に“2004 5 10”を、「依頼先コード」欄に“0001541”を、「患者属性」欄に患者氏名“日本一郎”、カルテNo.“00000668391087”、年齢“37”を記入し、続いて「性別」欄の“男”と「入院・外来」欄の“外来”に○囲いを、「保険種別」チェック欄の“社保本”にチェックを、「検査項目指定欄」に記載されている検査項目で必要な項目のチェック欄にチェックを記入し、検査項目数を数えて、「検査項目数」欄のその数を記入する。
このように、医師「東京二郎」Aが、ペガサスペン101を用いてインキカートリッジ1015のペン先が検査依頼書103の紙面に触れると送信回路スイッチ1014が閉じ、電池電源部1011を電源とした赤外光線送信回路部1013、超音波送信回路部1012が動作し、赤外光線放射素子1016から赤外光線を超音波放射素子1017から超音波が発射される。赤外光線と超音波は微視的時間で一定間隔で断続的に発射される。
文字、数字、○囲い、チェック等を記入することにより、ペガサスペン101が検査依頼書101a上を動き始めると、赤外光線は超音波受信演算装置102の赤外光線センサ1027で受信し、赤外光線受信回路部1028で離散電気信号に変換してCPU1021へ送り、時間データとしてRAM1023に一時格納され、超音波は超音波受信演算装置102の2つの超音波センサ1025と1026で受信し超音波受信回路部1024でそれぞれ離散電気信号に変換して、CPU1021へ送り、時間データとしてRAM1023に一時格納する。
一方、ペガサスペン101の超音波放射素子1017から発射された超音波をCPU1021はROM1022に格納されているプログラムにより、RAM1023に格納した赤外光線基準時間データと、RAM1023に格納した2つの超音波時間データを比較し、検査依頼書103上の位置座標データに変換し、RAM1023に再び格納する。
CPU1021はRAM1023に格納された位置座標データを送受信部1029をとおして、超音波受信演算装置102と接続したパソコン104に送る。
パソコン104は超音波受信演算装置102より受け取った帳票内のペガサスペン101の軌跡の位置座標値をパソコン104内の検査依頼書103と同一の仮想空間の所定の位置に対応させ記憶部に記憶する。
医師「東京二郎」Aは検査依頼書103に必要事項を記入し終わった後、検査依頼書103の右下の「Next」をペガサスペン101のペン先で二度クリックすると、データ入力が終了した旨の意思をパソコン104の記憶部の検査依頼書入力のプログラムに伝える。検査依頼書103の各入力項にデータが不具合やミスで入力されていない場合はその旨、プログラムで警報を発することができる。
記憶したペガサスペン101の軌跡の座標値から数字、アルファベット、漢字、記号を有意であると認識し、パソコン104や検査データサーバ装置105内で処理可能な数字・文字・記号テキストデータコードに対応付ける手段でテキストデータに対応させ検査データサーバ装置105に送信し、チェックマークの有無を判別し、有の場合は検査項目実施と判断することや、項目実施欄に○囲いを行った選択項目を判別し、帳票内の入力ブロックの入力方式の定義付けに従い選択肢を判読し選択した項目としてデータに反映し、同様に検査データサーバ装置105に送信し、パソコン104画面には次の患者の検査依頼書入力画面が現れる。
検査データサーバ装置105の記憶部のプログラムで検査結果DB(図ではデータリンク編集画面)1055e、患者DB1055c、検査実施項目DB1057dなどのデータベースに格納される。
医師「東京二郎」Aはさらに検査依頼書103の右下の「印刷」欄をペガサスペン101のペン先で二度クリックすると、検査依頼書103がパソコン104に接続した帳票プリンタ106より入力内容を含んで印刷される。
また、このとき、検査依頼書103の右上には患者氏名やカルテNo.などの患者属性や検査日、採取すべき検体の種類、採取量、保存方法等のデータが呼び出せるコードされた患者識別番号または帳票識別番号の入った識別子としてのバーコードが印刷される。
そして、検査を実行後の検査結果から医師「東京二郎」Aが再検査の必要を認めたときは、後述する検査結果報告書203右上に印刷されたバーコードをバーコードリーダ110で読み、パソコン104から当初の検査依頼書103データを呼び出し、再検査が必要な検査項目を記入するだけで、患者属性等は記入しなくても、前回データが利用でき、再検査用の検査依頼書が印刷できる。
また、パソコン104に接続したバーコードプリンタ107からは検査依頼書103の記入で指定した患者氏名.などの患者属性や検査日や検査実施項目DB1057dにあらかじめ収納されている採取すべき検体の種類、採取量、保存方法や自動発番の検体識別番号などのコード化されたデータの入ったバーコードリーダ110で読み取り可能な識別子としてのバーコードと前記データの目視可能な文字・数字が入った裏面糊付きのラベルである識別票108が印刷される。
検体容器109に貼付された識別票108または検査結果報告書203、後述する検査会計計算書304の患者識別番号または帳票識別番号のバーコードをバーコードリーダ110で読み取ることにより、パソコン104に必要なデータを呼び出すことができ、患者と検体データと帳票の紐付けで内容を確認できる。
また、パソコン104に接続された検査データサーバ装置105の図示せぬ帳票DBの検査依頼書103、検査結果報告書203、検査会計計算書304のデータ等を参照できる。
また、この後に実行される検査結果のデータも参照できる。
さらに、検査後の一切の業務終了後の後日に保存された検査依頼書103、検査結果報告書203、検査会計計算書304のバーコードをバーコードリーダ110で読み取ることにより、関連データを呼び出し、参照することができる。
ここで、本システムとは別に外部の検査センターで既使用の異系のシステムで検体を管理していて、空の検体容器403に検体識別番号をバーコードなどの識別子を含んだ識別票が貼付されている場合も、前記自動発番の検体識別番号の識別子と両方の識別子をバーコードリーダ110で読み取り、電子データとして2つのシステム間で同一検体の識別番号を容易に紐付けすることができる。
[2.2 検体採取]
次に、看護婦Bが、患者「日本一郎」より検体を採取するときの動作について説明する。
看護婦Bは医師「東京二郎」Aより印刷された記入済みの検査依頼票103を渡さ検査依頼書103検査数を見て、検査項目数の空の検体容器109を用意し、印刷された記入済みの検査依頼票103の内容と照合しながら、印刷された識別票108を裏地から一枚ずつ剥し、検体容器に貼付する。
そして、看護婦Bは、患者「日本一郎」より血液(検体)を採取し、検査項目数の検体容器に入れる。さらに、識別票108の識別子をパソコン104に接続されたバーコードリーダ110で読み取ることにより検体容器個々の存在のデータがパソコン104を通じで、検査データベース105の検査実施項目DB1057dに登録される。また、図示せぬが、識別子には患者氏名やカルテNo.などの患者属性や検査日、採取すべき検体の種類、採取量、保存方法のデータが入っているので、バーコードリーダ110で検体容器109に貼付された識別票108の識別子を読み取ることにより、検査種別に検体容器を分類することや、採取量の指示や、検体搬送時の保存方法などパソコン103記憶部のプログラムで分類することができる。もちろん、検体搬送先の病院内外検査部署・検査センター20でもバーコードリーダ210で識別子を読み取ることにより、検査種別分類や採取量の指示等で同等のことができる。
[2.3 検体送付]
次に、検体を病院内外検査部署・検査センター20に図示せぬ配達人が、検体容器入り検体を運ぶときの動作について説明する。
看護婦Bは、病院内の検査部署へ検体を送るときは、図示せぬ検体専用移動用保存箱に検査依頼書103と必要数の検体容器109を入れ、図示せぬ配達人に渡し、検査部署へ送る。
また、病院外検査センターへ検体を送るときは、図示せぬ検体専用移動用保存箱に検査依頼書103と必要数の検体容器109を入れ、図示せぬ配達業者の配達人に渡し、検査センターへ送る。
病院内への配達人にしろ、病院外への配達業者の配達人にしろ、検体専用移動用保存箱に書かれている送り状のあて先に運び配達するが、検体の内容には一切かかわらない。
[2.4 病院内外検査部署・検査センターでの処理]
次に、病院内外検査部署・検査センター20での処理を説明する。
病院内外検査部署・検査センター20の検査員Cは、配達人から配達された検体専用移動用保存箱を開け、中の検査依頼書103と検体容器109を取り出し、検査依頼書103の内容を見る。検査依頼書103右上に印刷されている、バーコードの識別子を検査データサーバ装置105と送受信装置211を介して接続したパソコン204に接続されているバーコードリーダ210で読み取り、患者「日本一郎」の検査依頼書103のデータをデータベースより呼び出す。同時にパソコン204に接続した帳票プリンタ206より患者「日本一郎」の普通紙の検査結果報告書203が印刷される。印刷された検査結果報告書203には患者属性データ等検査依頼書103で入力したデータと右上にバーコードが同時に印刷される。
検体容器109に貼付された識別票108または検査依頼書103、検査結果報告書203、後述する検査会計計算書304の患者識別番号または帳票識別番号のバーコードをバーコードリーダ210で読み取ることにより、パソコン204に必要なデータを呼び出すことができ、患者と検体データと帳票の紐付けで内容を確認できる。
また、パソコン204に接続された検査データサーバ装置105の図示せぬ帳票DBの検査依頼書103、検査結果報告書203のデータ等を参照できる。
また、実行された検査結果のデータも参照できる。
さらに、検査後の一切の業務終了後の後日に保存された検査依頼書103、検査結果報告書203のバーコードをバーコードリーダ210で読み取ることにより、関連データを呼び出し、参照することができる。
次に、検査項目数分の複数の検体容器109に貼付されている識別票108の識別子をバーコードリーダー210で読み取り、検査依頼分の検体容器109を受領したことをパソコン204の記憶部のプログラムで確認する。プログラムは検体容器109が不足していると警報をパソコン204画面に出力する。
検査員Cは検査種別ごとに検体を振り分けた検体容器109の群ごとに検査を行う。検査種別によっては、パソコン204と接続された検査装置205に検査項目指示をパソコン203より送り、検体容器109を検査装置205に送り自動的に検査を行うものもある。また、検査員Cはあらかじめ検査依頼書103のデータを受信し、検体が到着する前に当該検査の準備をすることができる。
検査員Cは検査を開始すると、パソコン204に検査結果報告書203の入力画面を呼び出し、画面に検査結果報告書203が表示される。続いて、前記の印刷された未記入の検査データ検査結果報告書203をペガサス入力方式記入枠117aの上に置き、ペガサスペン201で検査結果報告書203の左下の定点と対角の右上の定点をクリックし、Nextの部分をさらにクリックすると、検査依頼書203の位置とパソコン203の対応する帳票仮想空間の位置が決定され、以後ペガサスペン201と帳票仮想空間の平面座標の対応が取れるようになる。
次に、検査員Cは検査を終え、得られた検査依頼項目各データをペガサスペン101を用いて検査結果報告書203の「測定値」欄に数値を記入し、また、測定結果が許容範囲に入っているか判定し検査結果報告書203の「判定」欄に良は「○」を、不可は「×」などと記入する。
一部の検査装置205はパソコン204と接続し、パソコン204内の検査結果報告書203の当該検査項目の「測定値」欄の仮想空間に記入され、測定結果が許容範囲に入っているは、検査データサーバ装置105内の検査実施項目DBに登録してある、各検査項目ごとの基準値とプログラムで判定し、「判定」欄に仮想空間に「○」、「×」を記入する。
検査員Cは検査結果報告書203に必要事項を記入し終わった後、検査結果報告書203の右下の「Next」をペガサスペン201のペン先で二度クリックすると、データ入力が終了した旨の意思をパソコン204の記憶部の検査結果報告書入力のプログラムに伝える。検査結果報告書203の各入力項にデータが不具合やミスで入力されていない場合はその旨、プログラムで警報を発することができる。
プログラムは検査結果報告書203の入力データが検査データサーバ装置105の図示せぬ検査結果DBに登録し、同時に病院内診察システム10のパソコン104に検査終了の通知を行う。パソコン204の画面には次の患者の検査結果報告書の入力画面が現れる。
さらに検査結果報告書203の右下の「印刷」欄をペガサスペン201のペン先で二度クリックすると、検査結果報告書203がパソコン204に接続した帳票プリンタ206より入力内容を含んで印刷される。
[2.5 検査結果に基づく再診察]
病院内診察システム10の看護婦Bは患者「日本一郎」の検査結果記入の検査結果報告書203をパソコン104に接続の帳票プリンタ106より出力し、医師「東京二郎」Aに渡す。医師「東京二郎」Aは検査結果を見て、患者「日本一郎」を再診察する。
医師「東京二郎」Aは検査結果で判定が×で正常値でない場合、患者「日本一郎」に再検査を告げる。以後は前記の手順を繰り返す。
看護婦Bは再検査がないと医師「東京二郎」Aから告げられたとき、パソコン104よりマウス114の操作で記憶部のプログラムを動かし、病院内会計部署のパソコン301に検査終了旨を送信する。
[2.6 検査会計処理]
病院内会計部署30の会計員Dは送受信装置303を介して、検査データサーバ装置105に接続されたパソコン301より図示せぬマウスを操作し、検査終了した患者「日本一郎」の会計処理をすべく、画面に現れた検査会計計算書の下部の「印刷」欄をマウスボタンでクリックすると、パソコン301記憶部のプログラムで普通紙の検査会計計算書304をパソコン301に接続された帳票プリンタ302で印刷する。
会計計算の根拠になる数字は検査データサーバ装置105の検査単価DB1055f、検査実施項目DB1057d等から金額データ、保険点数データなどを引き出し、入力した計算式より請求額が検査会計DB1057eに入り、検査会計計算書304に印刷される。
会計員Dは内容を点検の上、病院内会計窓口から患者「日本一郎」に検査会計計算書304を提示し、加入保険適用の検査費用を請求する。画面に現れた検査会計計算書の下部の「Next」欄をマウスボタンでクリックすると、次の患者の検査会計計算書が画面に現れる。
[3.1 帳票作成とデータベース定義」
普通紙帳票作成は本検査オーダーリングシステム1では病院内発注部署である病院内検査システム10のパソコン104の記憶部のプログラムでマウス114操作して作成するが、作成手順はデータベース定義と共に、検査依頼書103と検査会計計算書304を例として図8を用いて説明するが、プログラムの構成は図7の帳票作成及びデータベース定義システム1051に示されている。
看護婦Bまたは医療補助者は検査依頼書103を作成すべく、検査データサーバ装置105に接続されたパソコン104と接続されたマウスを用いて、帳票レイアウトエディタ1052を開き、続いて部品登録エディタ1053を開き、さらに部品作成エディタ1054aを開き、作成する部品例えば病院コード入力ブロック1055aを作る場合、部品範囲を作図し、また、文字、数字入力ができるブロックを作図し、続いて部品作成エディタ1054bを開いて部品名称、部品No.、入力・出力が例えば文字、数字、記号、あるいは複合、チェック欄、○囲い、図形、ファンクションキー、テンキーであるかのデータ種別、入力か出力かの入力・出力・あるいは両方、データ桁数を定義し、図7の部品DBに「部品No.005病院コード入力」として登録する。登録が完了すると部品登録エディタ1053の画面に現れるが、部品は登録順や、部品種別等種々の定義ができる。
次に、看護婦Bまたは医療補助者は部品登録エディタ1053を開き、登録された部品「部品No.014 カルテNo.」を帳票レイアウトエディタ1052をさらに開いて、マウス114の操作で取り出し、検査依頼書103画面の所望の位置に置き、部品作成エディタ1055a開き、続いてデータ関連付けエディタ1055bを開き、さらにデータリンカ1055eを開いて、各DBの内容を見ながら、患者属性DB1055cのカルテNo.と診断履歴DB1055dの診察データ関連付けをデータ関連付け入力項1057gで所定の式で入力し、検査結果DBに反映する。
ここで検査結果DBを作成する場合、データベースエディタ1055gでデータベースNo.、データベース名、データ項目を定義し、およその枠を決めておき、データ関連付けをする。データベースエディタは基本データベースや結果データベースのどちらの作成もできる。
また、部品登録エディタ1053を開き、登録された部品「部品No.301 ボタン2」を帳票レイアウトエディタ1052をさらに開いて、検査依頼書103画面の所望の位置に置き、部品機能定義エディタ1056bを開き、セル種別「スイッチ」、機能種別「印刷」と入力し、ペガサスペン101のペン先で「印刷」部分をクリックすると帳票印刷が行われる動作機能を定義する。
こうして、帳票レイアウトエディタ1052での必要部品の配置登録が終わったら、帳票レイアウトエディタ1052を閉じ、検査依頼書103の書式が図示せぬ帳票書式DBに登録される。
以後、帳票DBから書式を呼び出し、各患者の検査依頼データを入力し、結果DBのデータが入る。
さらに、看護婦Bまたは医療補助者は部品登録エディタ1053を開き、登録された部品「部品No.112 金額合計表示」を帳票レイアウトエディタ1052をさらに開いて、マウス114操作で取り出し、検査会計計算書304画面の所望の位置に置き、部品作成エディタ1057a開き、続いてデータ関連付けエディタ1057bを開き、さらにデータリンカ検査会計DB(図ではデータリンク編集画面)1057jを開いて、各DBの内容を見ながら、患者属性DB1055cのカルテNo.、加入保険種別と検査結果DB1055eの検査項目、項目ごとの各種データと検査単価DB1055fのデータ関連付けをデータ関連付け入力項1057gで、所定の式を入力し、計算式入力項1057hで検計算式入力をし、検査会計DBに反映する。
ここで検査会計DBを作成する場合、データベースエディタ1055gでデータベースNo.、データベース名、データ項目を定義し、およその枠を決めておき、データ関連付けや計算式を入力する。
こうして、帳票レイアウトエディタ1052での必要部品の配置登録が終わったら、帳票レイアウトエディタ1052を閉じ、検査会計計算書304の書式が図示せぬ帳票書式DBに登録される。以後、帳票DBから書式を呼び出し、各患者の検査依頼データを入力し、結果DBのデータが入る。
次に、図示せぬが、部品登録エディタ1053を開き部品図形を作成する場合、部品領域は矩形の場合、左下角が原点(X1=0、Y1=0)となり、右上角が部品領域最大値(X2=Max、Y2=Max) を示す。
また、帳票レイアウトエディタ1052を開いて帳票を作成する場合、帳票領域は矩形で、左下角が原点(X1=0、Y1=0)となり、右上角が帳票領域最大値(X2=Max、Y2=Max)を示す。帳票レイアウトエディタ1052で部品を配置する場合は、上記の部品領域の座標の原則であるが、帳票の座標系の値に置き換えられ、帳票書式DBに登録される。
検査依頼書103の検査項目は部品登録エディタ1053で作成した、検査No.、項目実施のチェック項、検査項目からなるが、複数の検査項目に対応するよう表形式の部品を帳票レイアウトエディタ1052で帳票に貼り付ける。実際の検査実施項目は数多く、一つの帳票に載せきれないので、検査依頼書103作成時にパソコン104の画面に現れる図5の検査依頼書入力画面113で必要な検査項目を図示せぬ検査項目DBに登録された呼び出し、パソコン104に接続のマウス114やキーボード115を使って選択し、検査実施項目DB1057dに実施する検査項目データは入る。
全体の検査項目の登録は検査依頼書入力画面113から、図示せぬ検査項目DBに入る。
その後、パソコン104接続のプリンタ106で完成した検査依頼書103を印刷する。
以上のように、検査オーダーシステム1をペガサス入力方式の入力装置を用いてその入力データから検体識別子を直ちに出力する検査オーダーリングシステム1を構築することで、正確かつ迅速に検体と検査依頼書103を紐付けすることができる。
また、検体識別子を検査依頼時と、検体搬送後の検査受け入れ時に即座に読み取れるので、搬送中の遺失の発見、時間経過の管理や検査項目ごとの分類による効率化が可能となる。また、配達人は搬送内容に関知することなく搬送することができる。
また、検体識別子の入った識別票には入力データからの患者氏名が入っているので、万一の場合、検体容器に貼付してある識別票の患者氏名から検体を確認できる。
また、識別票には検査日、採取すべき検体の種類、採取量、保存方法、検体識別番号などのデータが文字・数字で表示されているので、検体の内容もすぐに参照することができる。
また、検査依頼書103、検査結果報告書203などの帳票類は、印刷せずネットワークで次の工程に送れるので、事前の検査指示による検査準備時間確保や迅速な検査結果報告による早期の治療対処や、帳票類使用の削減などが可能となる。
また、ペガサス入力方式の入力装置を用いるため、手書入力が可能なので医師自らが検査依頼票103を記入する機会が増え、より適正な指示が迅速にできる。
また、帳票に普通紙を使うので、大量印刷の帳票は必要ではなく医師の補助者が帳票フォーマットや検査項目の改変ができ、手元で印刷するので印刷費用の削減や印刷帳票の無駄もない。また、入出力データの変更も専門家に依頼することなく簡単にできる。
検査部署では検査装置と本システムネットワークと接続されたパソコンを接続することで、入力データからの検査実行指示や結果データの受信を行い、自動化が可能となる。
また、データサーバ装置のセキュリティ管理で病院内外問わずシステムを構築できる。
また、病院内会計部署との接続で会計事務の省力化や迅速化が可能となる。
また、既存システムとのデータの共有ができることにより、種々のデータの有効利用や集計・統計データの取得でデータの利用範囲は拡大する。
[3.1 変形例」
本発明は、上述した実施形態に限定されず、その技術思想の範囲内で以下のような種々の変更が可能である。
(1)上記実施形態においては、病院内外の検体検査の血液検査について検体と依頼内容の紐付けについて説明したが、他の検体検査で検便、遺伝子解析等にも簡単に適用できる。また、生体検査でレントゲン、MRI、超音波検査等や投薬処方箋等にも適用できる。
(2)ここで、レントゲン検査の場合は図1に例示されるが、病院内診察システム10の医師がペガサスペン101で記入した検査依頼書103が病院内検査部署20に患者と共に送られる。
検査員は患者のレントゲン写真212を検査依頼書に従って撮影し、パソコン204に接続したバーコードプリンタ207から識別子の入った識別票208を印刷し、レントゲン写真の検査媒体212に貼付し、バーコードリーダ210で識別子を読み取り、撮影内容の報告帳票と共に病院内診察システム10に送る。医師は識別票記載の患者氏名記載やバーコードリーダ110で検査媒体212の識別子を読み取り、患者本人のレントゲン写真であることを確認し、レントゲン写真を見ながら、患者を再診察する。このようにレントゲン写真の内容確認に使用できる他、会計や写真の保管にも使用できる。
また、識別票208には患者氏名や検査日、撮影患部、検査媒体識別番号などに関する目視できる文字・数字が印刷されるので、容易に検査媒体の内容を確認できる。
また、上記実施形態においては、病院内外の検査について検体と依頼内容の紐付けについて説明したが、本発明に係る紐付け方法は病院関係、検体のみに限定されず、物体と電子データの紐付けが必要な場合に有効である。
(3)上記実施形態においては、手書入力装置にペガサス入力方式を使用しているが、[特許文献2]特願2003−137757に使用されている、アノト方式も使用可能である。
ただし、アノト方式は入力帳票にアノトコードが印刷した特別な用紙が必要なので、普通紙は使用できないが、帳票記入した後に検査依頼書、検査結果報告書、検査会計計算書等を普通紙プリンタに印刷し、識別子、患者氏名の入った識別票をバーコードプリンタで印刷し、検体容器に貼付し、バーコードリーダで識別子を読み取る上記実施形態を組み合わせることにより、実施可能である。また、手書入力装置に電磁気を利用した装置に於いても実施可能である。
(4)検査依頼書103の例ではキーボードのファンクションキーのように、ファンクション領域を設定することが可能である。ペガサスペン101でクリックすることにより、パソコン104の記憶部のプログラムの特別な機能の実行や、一連の入力操作の記憶による操作の短縮が可能となる。
またキーボードのテンキーのように、ペガサスペン101でクリックすることにより、数字、計算記号を専門に入力することができる。
(5)上記実施形態では、依頼元の病院内診察システム10に検査データサーバ装置105を設置しているが、病院内であれば、他の部署でもよい。また、データセキュリティの確立した外部委託のサーバ装置でもよい。また、各セクションのパソコンと検査データサーバ装置105の記憶部のプログラムはパソコンから検査データサーバ装置105のデータベースのデータを一括管理できるのであればパソコン、検査データサーバ装置のどちらに置いてもよい。
なお、本発明は上述した実施例及び実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは勿論である。
本発明の患者と検体データの紐付け装置を備えた検査オーダーリングシステムのブロック図である。 検査依頼書の説明図である。 検査結果報告書の説明図である。 検査会計計算書の説明図である。 検査依頼書入力画面の説明図である。 ペガサスペンのハードウエアの構成図である。 帳票作成とデータベース定義システムの説明図である。 帳票、入出力部品作成及びデータベース定義の説明図である。 在来システムの説明図である。
符号の説明
1 検査オーダーリングシステム、
10 病院内診察システム、20 病院内外検査部署・検査センター、
30 病院内会計部署、
40 帳票、入出力部品作成及びデータベース定義システム、
50 在来システム、
101 ペガサス入力方式ペガサスペン、102 超音波受信演算装置、
103 検査依頼書、104 パーソナルコンピュータ、
105 検査データサーバ装置、106 帳票プリンタ、
107 バーコードプリンタ、108 識別票、109 検体容器、
110 バーコードリーダ、111 送受信装置、
113 検査依頼書入力画面、114 マウス、
115 キーボード、116 普通紙帳票、117a ペガサス入力方式記入枠、
117b ペガサス入力方式記入枠、
201 ペガサスペン、202 超音波受信演算装置、
203 検査結果報告書、204 パソコン、205 検査装置、
206 帳票プリンタ、207 バーコードプリンタ、208 識別票、
210 バーコードリーダ、211 送受信装置、212 検査媒体、
214 マウス、215 キーボード、
301 パソコン、302 帳票プリンタ、303 送受信装置、
304 検査会計計算書、
401 マークシート方式OCR読み取り用複写式検査指示帳票、
402 識別票、403 検体容器、404 シート状氏名記入シール、
405 氏名記入シール、
1011 電池電源部、1012 超音波送信回路部、
1013 赤外光線送信回路部、
1014 送信回路スイッチ、1015 インキカートリッジ、
1016 赤外光線放射素子、1017 超音波放射素子、
1021 中央演算処理制御回路部、1022 プログラム格納記憶部、
1023 データ一時記憶部、1024 超音波受信回路部、
1025 超音波センサ、1026 超音波センサ、1027 赤外光線センサ、
1028 赤外光線受信回路部、1029 送受信部、
1051 データベース定義システム、1052 帳票レイアウトエディタ、
1053 部品登録エディタ、1054a 部品作成エディタ、
1054b 部品機能定義エディタ、1055a 部品作成エディタ、
1055b データ関連付けエディタ、1055c 患者属性DB、
1055d 診断履歴DB、
1055e データリンカと検査結果DB(データリンク編集画面)、
1055f 検査単価DB、1055f、1055g データベースエディタ、
1056a 部品作成エディタ、1056b 部品機能定義エディタ、
1057a 部品作成エディタ、1057b データ関連付けエディタ、
1057d 検査実施項目DB、1057e 検査会計DB、
1057f 検査実施項目DB、1057g データ関連付け入力項、
1057h 計算式入力項、
1057j データリンカと検査会計DB(データリンク編集画面)

Claims (9)

  1. 所定の用紙を用いて患者の識別文字を手書し、かつ検査項目を選択して、コンピュータに手書識別文字と検査項目からなる入力データを入力する手書入力ステップと、
    前記検査項目から検査に必要となる検体数を求め、かつ検体毎に必要な出力データとバーコードを作成する出力データ作成ステップと、
    前記出力データ、バーコード及び手書識別文字を、検体毎に単一の貼付けラベルに印刷するラベル印刷ステップとを有する、ことを特徴とする患者と検体データの紐付け方法。
  2. 前記手書識別文字と検査項目からなる入力データとバーコードを検査機関に送信するデータ通信ステップと、
    前記検査機関において手書識別文字及びバーコードを基に、患者と当該患者の検体を検査して得た検体データを紐付けする紐付けステップとを有する、ことを特徴とする請求項1に記載の患者と検体データの紐付け方法。
  3. 病院内の各種オーダーリング事務処理に結合した検査データサーバ装置へ前記入力データを転送するデータ転送ステップを有する、ことを特徴とする請求項1に記載の患者と検体データの紐付け方法。
  4. 前記患者の識別文字は患者氏名であり、
    前記検体毎に必要な出力データとバーコードは、患者氏名などの患者属性や検査日、採取すべき検体の種類、採取量、保存方法、検体識別番号などであり、
    前記印刷した貼付けラベルは、検体または検体容器または検査媒体に貼付する、ことを特徴とする請求項1に記載の患者と検体データの紐付け方法。
  5. 前記入力データを基に、患者の識別番号からなるバーコードを含む検査依頼書を印刷する依頼書印刷ステップと、
    前記検体データを基に、患者の識別番号からなるバーコードを含む検査結果報告書を印刷する報告書印刷ステップとを有する、ことを特徴とする請求項2に記載の患者と検体データの紐付け方法。
  6. 所定の用紙を用いて患者の識別文字を手書し、かつ検査項目を選択して、コンピュータに手書識別文字と検査項目からなる入力データを入力する手書入力手段と、
    前記検査項目から検査に必要となる検体数を求め、かつ検体毎に必要な出力データとバーコードを作成する出力データ作成手段と、
    前記出力データ、バーコード及び手書識別文字を、検体毎に単一の貼付けラベルに印刷するラベル印刷手段とを有する、ことを特徴とする患者と検体データの紐付け装置。
  7. 前記手書識別文字と検査項目からなる入力データとバーコードを検査機関に送信するデータ通信手段と、
    前記検査機関において手書識別文字及びバーコードを基に、患者と当該患者の検体を検査して得た検体データを紐付けする紐付け手段とを有する、ことを特徴とする請求項6に記載の患者と検体データの紐付け装置。
  8. 病院内の各種オーダーリング事務処理に結合した検査データサーバ装置へ前記入力データを転送するデータ転送手段を有する、ことを特徴とする請求項6に記載の患者と検体データの紐付け装置。
  9. 前記手書入力手段は、
    帳票にオーダーリングで必要な事項を普通紙に書くインキを備え、ペン先が前記帳票表面に接触すると超音波および赤外線を付随装置に送信する機能を備えたペンを用い、
    前記帳票に前記ペンでインキを吐出させ記入するとともに送信された超音波と赤外線を前記付属装置が受信し時間差を演算した結果、前記帳票内の前記ペン先の座標値を一意に定め、その座標値を随時前記処理記憶装置内に送り、装置内に用意された前記帳票と同じフォーマットの仮想空間を通して前記ペン先の前記帳票記入の軌跡と同じ座標値をサーバー装置に記憶する手段と、
    その記入手書数字・文字・記号等の電子データを前記処理記憶装置および前記サーバー装置内で処理可能な数字・文字・記号テキストデータコードに対応付ける手段とからなる、ことを特徴とする請求項6に記載の患者と検体データの紐付け装置。
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