JP2006023380A - ホログラムの記録再生方法およびホログラムメモリ媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 情報の記録時における記録層の未記録領域への参照光の入射を防止して、情報の再生時におけるノイズの低減を図り、情報の高密度記録に適したホログラムの記録再生方法およびホログラムメモリ媒体を提供することを目的とする。
【解決手段】 ホログラム記録層に入射領域を制限する光束制限部材を設けて、参照光のホログラム記録層への入射を制限することにより、情報の記録時における記録層の未記録領域への参照光の入射を防止して、情報の再生時におけるノイズの低減を図り、情報の高密度記録に適したホログラムの記録再生方法およびホログラムメモリ媒体を提供する。
【選択図】 図4
Description
本発明は、情報を物体光と参照光とによる干渉縞として記録するホログラムの記録再生方法およびホログラムメモリ媒体に関する。
近年、情報の記録媒体として相変化型や光磁気型などの書き換え可能な光ディスクが、広く普及している。これらの光ディスクは、さらに記録密度を高めるためには、ビームスポット径を小さくして、隣接トラックまたは隣接ビットとの距離を短くするなどの技術が必要である。
このように、光ディスクの高密度化は年々進んでいるが、一方で、上記の光ディスクは面内にデータを記録するため、その記録密度は光の回折限界に制限され、高密度記録の物理的限界に近づいている。したがって、更なる大容量化のためには、奥行き方向を含めた3次元(体積型)の多重記録が必要となる。
そこで、次世代のコンピュータファイルメモリとして、3次元的多重記録に由来する大容量性と2次元一括記録再生方式に由来する高速性とを兼ね備えたホログラムメモリが注目されている。ホログラムメモリは、例えば、フォトポリマーなどを記録材料とする記録層を2枚のガラス板に挟み込んで形成した記録媒体に記録情報に対応する物体光と参照光とを照射し、双方の光により生成される干渉縞を記録材料の屈折率の変化として記録するものであり、情報の再生時には、記録された干渉縞に対し参照光のみを照射し、記録情報に対応する光学情報を抽出するものである。
ホログラムメモリには、キューブ型やカード型等様々な形態のものが提案されているが、例えば、カード型に関するものとしては、導波路を形成した記録層を多層化して、記録容量の増大を図ったホログラムメモリが知られており、このホログラムメモリに情報を記録する方法としては、例えば、特許文献1に記載された方法が知られている。
特開2004−4434号公報
特許文献1に記載された発明は、物体光と参照光とを用いてホログラムメモリ媒体に情報を角度多重記録する場合に、従来の方法では、情報の記録及び再生時に、参照光をホログラムメモリ媒体の記録層に対して、高精度の入射角度で入射させる必要があるために、ミラー等の光学素子を高精度に制御する必要があり、結果的に、機構系が大型でかつ高価なものになってしまうという問題に鑑み、屈折率のより低い部分にそれぞれ挟まれて光を導波する少なくとも1つのコア層と、コア層と屈折率のより低い部分との境界もしくはコア層内に設けた少なくとも1つの回折格子層とを有する光導波路と、光導波路の外側に、参照光が光導波路を介して入射可能なように配置される少なくとも1つの記録層とを有するホログラムメモリ媒体において、記録層中の少なくとも1つの小領域に前記物体光を集光して入射し、参照光を、小領域が照射されるように入射するホログラム記録方法が開示されている。
しかし、特許文献1に記載されたホログラム記録方法では、コア層からの回折光を参照光とした場合に、ホログラムメモリ媒体の記録層全体に参照光が照射されてしまう。したがって、ホログラムメモリ媒体の記録層における未記録領域にも参照光が入射することになり、記録層の未記録領域が感光することにより、情報の記録が行えなくなる可能性がある。また、仮に、情報の記録が行えたとしても記録品質に問題を生じる恐れもある。さらに、再生光を検出する光検出器に参照光が入射する可能性があり、この場合には、入射する参照光がノイズとなって正確な情報再生が行えないという問題がある。
そこで、本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、情報の記録時における記録層の未記録領域への参照光の入射を防止して、情報の再生時におけるノイズの低減を図り、情報の高密度記録に適したホログラムの記録再生方法およびホログラムメモリ媒体を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は以下の事項を提案している。
請求項1に係る発明は、ホログラム記録媒体の記録層に物体光と参照光を照射して情報をホログラムとして記録するとともに、該記録されたホログラムに前記参照光を照射して情報の再生を行うホログラムの記録再生方法であって、前記記録層に入射領域を制限する光束制限部材を設けて、前記参照光の前記記録層への入射を制限することを特徴とするホログラムの記録再生方法を提案している。
請求項1に係る発明は、ホログラム記録媒体の記録層に物体光と参照光を照射して情報をホログラムとして記録するとともに、該記録されたホログラムに前記参照光を照射して情報の再生を行うホログラムの記録再生方法であって、前記記録層に入射領域を制限する光束制限部材を設けて、前記参照光の前記記録層への入射を制限することを特徴とするホログラムの記録再生方法を提案している。
この発明によれば、参照光を物体光がホログラム記録媒体の記録層に入射する領域のみに照射されるように光束制限部材を設けたため、記録層の未記録領域あるいは既記録領域に参照光が入射することを防止できる。
請求項2に係る発明は、屈折率の低いクラッド層に挟まれ光を導波するコア層と、該クラッド層とコア層との境界あるいは該コア層内に設けられた回折格子層とを有する光導波路層と、該光導波路層の外側に該光導波路層を介して参照光を入射可能に配置した記録層とからなり、前記光導波路層が複数積層され、該光導波路層の上方向または下方向から物体光を前記記録層近傍に集光して照射するとともに、前記積層された光導波路層内の前記コア層の1つに前記参照光を入射させ、該参照光を前記回折格子層により回折して前記記録層に照射することにより情報をホログラムとして記録し、さらに、該記録されたホログラムに前記参照光を照射することにより得られる回折光を対物レンズを介して受光して情報を再生するホログラムの記録再生方法であって、前記記録層と前記光導波路層との間に光束制限部材を設けて、前記参照光を前記物体光が照射された領域近傍にのみ照射するようにしたことを特徴とするホログラムの記録再生方法を提案している。
この発明によれば、光導波路層において回折される参照光を物体光がホログラム記録媒体の記録層に入射する領域のみに照射されるように光束制限部材を設けたため、記録層の未記録領域あるいは既記録領域に参照光が入射することを防止できる。
請求項3に係る発明は、屈折率の低いクラッド層に挟まれ光を導波するコア層と、該クラッド層とコア層との境界あるいは該コア層内に設けられた回折格子層とを有する光導波路層と、該光導波路層の外側に該光導波路層を介して参照光を入射可能に配置した記録層とからなり、前記光導波路層が複数積層され、該光導波路層の上方向または下方向から異なる物体光を順次前記記録層近傍に集光して照射するとともに、異なる参照光を前記記録層に順次照射することにより複数のホログラムの全部が重なりあうように情報を順次多重記録し、さらに、該記録されたホログラムに前記参照光を照射することにより得られる回折光を対物レンズを介して受光してより得られる再生光を回折し、該再生光を対物レンズを介して受光して情報を再生するホログラムの記録再生方法であって、前記記録層と前記光導波路層との間に前記参照光を前記物体光が照射された領域近傍にのみ照射されるように、前記記録層への入射領域を制限する開口部を有する光束制限部材を設け、該開口部をホログラム記録を行うたびに移動させることを特徴とするホログラム記録方法を提案している。
この発明によれば、複数のホログラムの全部が重なりあうような情報の多重記録に対して、記録層と光導波路層との間に記録層に入射領域を制限する開口部を有した光束制限部材を設けて、参照光の記録層への入射を制限するとともに、光束制限部材の開口部をホログラムの記録を行うたびに移動させるため、ペリストロフィック多重記録が可能となるとともに、多重記録時においても余分な参照光が記録層に入射しないようにすることができる。
請求項4に係る発明は、屈折率の低いクラッド層に挟まれ光を導波するコア層と、該クラッド層とコア層との境界あるいは該コア層内に設けられた回折格子層とを有する光導波路層と、該光導波路層の外側に該光導波路層を介して参照光を入射可能に配置した記録層とからなり、前記光導波路層が複数積層され、該光導波路層の上方向または下方向から異なる物体光を順次前記記録層近傍に集光して照射するとともに、異なる参照光を前記記録層に順次照射することにより複数のホログラムの全部あるいは一部が重なりあうように情報を順次多重記録し、さらに、該記録されたホログラムに前記参照光を照射することにより得られる回折光を対物レンズを介して受光して情報を再生するホログラムの記録再生方法であって、前記記録層と前記光導波路層との間に前記参照光を前記物体光が照射された領域近傍にのみ照射されるように、前記記録層への入射領域を制限する開口部を有する光束制限部材を設け、該開口部をホログラム記録を行うたびに移動させるとともに、前記参照光が入射するコア層を変えながら情報の記録を行うことを特徴とするホログラム記録方法を提案している。
この発明によれば、複数のホログラムのホログラムの全部あるいは一部が重なりあうような情報の多重記録に対して、記録層と光導波路層との間に記録層に入射領域を制限する開口部を有した光束制限部材を設けて、参照光の記録層への入射を制限し、開口部をホログラムの記録を行うたびに移動させるとともに、参照光が入射するコア層を変えながら情報の記録を行うことから、ペリストロフィック多重記録、シフト多重記録、角度多重記録が可能となるとともに、多重記録時においても余分な参照光が記録層に入射しないようにすることができる。
請求項5に係る発明は、請求項2から請求項4のいずれかに記載されたホログラムの記録再生方法について、前記回折格子層により回折され、前記記録層に照射される前記参照光の前記対物レンズの光軸に対する傾き角度θが、前記対物レンズの開口数をNAとしたときに、
θ>sin−1(NA)
の関係にあることを特徴とするホログラムの記録再生方法を提案している。
θ>sin−1(NA)
の関係にあることを特徴とするホログラムの記録再生方法を提案している。
この発明によれば、記録層に照射される参照光の対物レンズの光軸に対する傾き角度θが、対物レンズの開口数をNAとしたときに、θ>sin−1(NA)の関係にあることから、参照光が対物レンズに入射することがない。
請求項6に係る発明は、請求項2から請求項5のいずれかに記載されたホログラムの記録再生方法について、前記積層された各光導波路層において回折される前記参照光の光軸と前記物体光の光軸とのなす角度がすべて異なることを特徴とするホログラムの記録再生方法を提案している。
この発明によれば、参照光の光軸と物体光の光軸とのなす角度がすべて異なることから角度多重記録が可能となる。
この発明によれば、参照光の光軸と物体光の光軸とのなす角度がすべて異なることから角度多重記録が可能となる。
請求項7に係る発明は、請求項2から請求項6のいずれかに記載されたホログラムの記録再生方法について、前記記録層を前記参照光の前記光導波路層に対する入射方向と平行な方向をX軸とするXY平面とし、該記録層に垂直な方向をZ軸としたときに、前記積層された各光導波路層において回折される前記参照光が、前記X軸に対して異なる角度で記録層に入射することを特徴とするホログラムの記録再生方法を提案している。
この発明によれば、記録層を参照光の光導波路層に対する入射方向と平行な方向をX軸とするXY平面とし、記録層に垂直な方向をZ軸としたときに、積層された各光導波路層において回折される参照光が、X軸に対して異なる角度で記録層に入射することから、ペリストロフィック多重記録が可能となる。
請求項8に係る発明は、請求項2から請求項7のいずれかに記載されたホログラムの記録再生方法について、前記積層された各光導波路層において回折される前記参照光が、空間的に位相あるいは振幅がランダムな光であることを特徴とするホログラムの記録再生方法を提案している。
この発明によれば、積層された各光導波路層において回折される参照光が、空間的に位相あるいは振幅がランダムな光であることから、記録層の同一の領域に異なる光導波路層において回折される参照光を照射することにより、多重記録が可能となる。
請求項9に係る発明は、請求項2から請求項6および請求項8のいずれかに記載されたホログラムの記録再生方法について、前記記録層を前記参照光の前記光導波路層に対する入射方向と平行な方向をX軸とするXY平面とし、該記録層に垂直な方向をZ軸としたときに、前記積層された各光導波路層において回折される前記参照光が複数あり、該それぞれの参照光が前記X軸に対して異なる角度で記録層に入射することを特徴とするホログラムの記録再生方法を提案している。
この発明によれば、記録層を参照光の光導波路層に対する入射方向と平行な方向をX軸とするXY平面とし、記録層に垂直な方向をZ軸としたときに、積層された各光導波路層において回折される参照光が複数あり、それぞれの参照光がX軸に対して異なる角度で記録層に入射するため、単一のコア層からの回折光を参照光として選択することによりペリストロフィック多重記録が可能となる。
請求項10に係る発明は、請求項1から請求項9のいずれかに記載されたホログラムの記録再生方法について、前記光束制限部材が空間光変調器であることを特徴とするホログラムの記録再生方法を提案している。
この発明によれば、光束制限部材を空間光変調器としたため、光を透過させたい領域のピクセルを透過状態とすることにより、記録層の微小領域を瞬時に選択することができる。
この発明によれば、光束制限部材を空間光変調器としたため、光を透過させたい領域のピクセルを透過状態とすることにより、記録層の微小領域を瞬時に選択することができる。
請求項11に係る発明は、屈折率の低いクラッド層に挟まれ光を導波するコア層と、該クラッド層とコア層との境界あるいは該コア層内に設けられた回折格子層とを有する光導波路層と、該光導波路層の外側に該光導波路層を介して参照光を入射可能に配置された記録層と、該記録層と該光導波路層との間に光束制限部材を有し、前記光導波路層が複数積層されていることを特徴とするホログラムメモリ媒体を提案している。
請求項12に係る発明は、請求項11に記載されたホログラムメモリ媒体について、前記光束制限部材が開口部を有し、該開口部がホログラムの記録を行うたびに移動することを特徴とするホログラムメモリ媒体を提案している。
本発明によれば、光束制御部材により、ホログラムメモリ媒体に情報を記録する際に、参照光の未記録領域への入射を防止することができる。そのため、参照光が未記録領域へ入射することにより情報の記録が行えなくなるといった問題を回避できるという効果がある。
また、本発明によれば、光束制御部材が開口部を有し、情報の記録を行うたびに、この開口部が移動する。したがって、ペリストロフィック多重記録、シフト多重記録、角度多重記録といった記録方式を用いる場合にも、参照光が未記録領域へ入射することにより情報の記録が行えなくなるといった問題を回避できるという効果がある。
さらに、参照光の対物レンズの光軸に対する傾き角度θと対物レンズの開口数をNAとのあいだに所定の関係にあることから、参照光が対物レンズに入射することがない。そのため、情報再生時のノイズ光を低減でき、かつ高密度記録に適したホログラムの記録再生方法およびホログラムメモリ媒体を提供できるという効果がある。
また、本発明によれば、光束制御部材が開口部を有し、情報の記録を行うたびに、この開口部が移動する。したがって、ペリストロフィック多重記録、シフト多重記録、角度多重記録といった記録方式を用いる場合にも、参照光が未記録領域へ入射することにより情報の記録が行えなくなるといった問題を回避できるという効果がある。
さらに、参照光の対物レンズの光軸に対する傾き角度θと対物レンズの開口数をNAとのあいだに所定の関係にあることから、参照光が対物レンズに入射することがない。そのため、情報再生時のノイズ光を低減でき、かつ高密度記録に適したホログラムの記録再生方法およびホログラムメモリ媒体を提供できるという効果がある。
以下、本発明の実施形態に係るホログラムの記録再生方法およびホログラムメモリ媒体について図1から図13を参照して詳細に説明する。
図1は、ホログラムメモリ媒体に情報を記録する一般的な方法を例示したものである。図1に示すように、記録情報を含む物体光502は、図示しない対物レンズにより集光された後、ホログラムメモリ媒体の記録層501の近傍に照射される。一方、参照光503は、物体光502の記録層501上における照射領域を含んだ領域に照射される。こうして照射された物体光502と参照光503は、記録層501内の重なり合う領域において干渉し、その干渉パターンがホログラムとして記録層501に3次元的に記録される。
ホログラムの再生時には、ホログラムの記録時と同一の参照光がホログラムに照射され、発生した回折光を図示しない2次元光検出器アレイによって検出することにより、記録されたホログラムを再生する。しかし、図1に示す方法では、参照光503が情報の記録再生時に、記録層501の記録領域以外の部分にも照射されてしまう。したがって、参照光の強度や照射回数によっては、記録層501を構成する記録材料が感光されてしまい、その領域への情報の記録が不可能になったり、また、他の記録領域に記録された情報が消去されてしまうなどの問題が生ずる可能性がある。そこで、本発明は、このような問題に対応して、図2に示すように、参照光503の照射領域を物体光502の照射領域に限定する光束制御部材504を設けたことを特徴とする。以下に、その詳細を説明する。
図3は、ホログラムメモリ媒体の物体光の光軸を含む断面図である。
ここで、ホログラムメモリ媒体100は、屈折率の低いクラッド層1と、クラッド層1に挟まれ光を導波するコア層2と、クラッド層1とコア層2との境界に形成された回折格子層3とからなる光導波路を複数積層した光導波路層101と、ホログラム記録層4とから構成されている。
ここで、ホログラムメモリ媒体100は、屈折率の低いクラッド層1と、クラッド層1に挟まれ光を導波するコア層2と、クラッド層1とコア層2との境界に形成された回折格子層3とからなる光導波路を複数積層した光導波路層101と、ホログラム記録層4とから構成されている。
2次元の記録情報を含んだ物体光5は、記録用対物レンズ6により集光されたのち、ホログラム記録層4の近傍に照射される。なお、符号7は、物体光5の光軸を示している。一方で、参照光8は集光レンズ9で集光された後、複数に積層されたコア層2のうち、選択された1のコア層2に入射する。特定のコア層2に入射した参照光8は、コア層2内の回折格子3により回折され、図中、左上方向に進行して参照光10としてホログラム記録層4に入射する。なお、図中、符号11は、参照光10のうち、ホログラム記録層4に照射される物体光5近傍を通る光である。そして、ホログラム記録層4に入射する物体光5と参照光10とによりホログラム記録層4に干渉縞が生じ、この干渉縞が3次元の体積ホログラム12として記録される。
しかし、図3の方法では、図1と同様に、参照光10が情報の記録再生時に、ホログラム記録層4の記録領域以外の部分にも照射されてしまう。したがって、参照光の強度や照射回数によっては、ホログラム記録層4を構成する記録材料が感光されてしまい、その領域への情報の記録が不可能になったり、また、他の記録領域に記録された情報が消去されてしまうなどの問題が生ずる可能性がある。
図4は、図3の方法における問題点を解決するためになされたホログラムの記録再生方法を示す図である。
ここで、図4は、ホログラムメモリ媒体の物体光の光軸を含む断面図である。図4のホログラムメモリ媒体には、ホログラム記録層4と光導波路層101との間に、参照光10のホログラム記録層4に対する入射を制限するための開口部14を有する光束制限部材13(図5参照)が設けられている。この光束制限部材13を設けることにより、ホログラム記録層4の物体光照射領域15付近にのみ参照光10を入射させることができるため、物体光5が照射されないホログラム記録層4の未記録領域への参照光の入射を遮断することが可能となる。光束制限部材13の構成は、図5に示すように、ホログラム記録層4の有効記録領域をカバーするような外形を有し、その内部に物体光照射領域15よりもやや大きい開口部14を設けた構造になっている。なお、開口部14の形状は、物体光照射領域15よりもやや大きいものであれば、角型、丸型、三角等であてもよい。
ここで、図4は、ホログラムメモリ媒体の物体光の光軸を含む断面図である。図4のホログラムメモリ媒体には、ホログラム記録層4と光導波路層101との間に、参照光10のホログラム記録層4に対する入射を制限するための開口部14を有する光束制限部材13(図5参照)が設けられている。この光束制限部材13を設けることにより、ホログラム記録層4の物体光照射領域15付近にのみ参照光10を入射させることができるため、物体光5が照射されないホログラム記録層4の未記録領域への参照光の入射を遮断することが可能となる。光束制限部材13の構成は、図5に示すように、ホログラム記録層4の有効記録領域をカバーするような外形を有し、その内部に物体光照射領域15よりもやや大きい開口部14を設けた構造になっている。なお、開口部14の形状は、物体光照射領域15よりもやや大きいものであれば、角型、丸型、三角等であてもよい。
本発明の第2の実施例について、図6を用いて説明する。
図6は、情報の再生時の様子を示したものである。なお、ホログラムメモリ媒体の構成は、第1の実施例と同様である。
図6に示すように、参照光8は集光レンズ9により集光された後、特定のコア層2に入射する。コア層2内の回折格子3によりホログラム記録層4の方向に回折された略平行光の光は、光束制限部材13の開口部14において光束が制限され、すでに記録されたホログラム12に照射される。なお、符号10は、回折された参照光のうち、光束制限部材13の開口部14を通過した参照光であり、11は、回折された参照光のうち、ホログラム記録層4の記録領域の中心近傍を通過する参照光を示している。
図6は、情報の再生時の様子を示したものである。なお、ホログラムメモリ媒体の構成は、第1の実施例と同様である。
図6に示すように、参照光8は集光レンズ9により集光された後、特定のコア層2に入射する。コア層2内の回折格子3によりホログラム記録層4の方向に回折された略平行光の光は、光束制限部材13の開口部14において光束が制限され、すでに記録されたホログラム12に照射される。なお、符号10は、回折された参照光のうち、光束制限部材13の開口部14を通過した参照光であり、11は、回折された参照光のうち、ホログラム記録層4の記録領域の中心近傍を通過する参照光を示している。
参照光10を照射され、ホログラム12から生じた再生光19は、対物レンズ20により略平行光に変換された後、2次元光検出器アレイ22に入射して2次元データが再生される。このとき、対物レンズ20のNAは、
NA=sinA
の関係にあり、参照光10のホログラム記録層4に入射する角度Bを
B>A(=sin−1(NA))
とすることにより、ホログラム記録層4を透過した参照光10が対物レンズ10に入射することがない。したがって、ホログラム記録層4を透過した参照光10が2次元光検出器アレイ22に入射することを防止することができる。
NA=sinA
の関係にあり、参照光10のホログラム記録層4に入射する角度Bを
B>A(=sin−1(NA))
とすることにより、ホログラム記録層4を透過した参照光10が対物レンズ10に入射することがない。したがって、ホログラム記録層4を透過した参照光10が2次元光検出器アレイ22に入射することを防止することができる。
本発明の第3の実施例について、図7を用いて説明する。
本発明の第3の実施例においては、光導波路層101において回折され、ホログラム記録層4に入射する参照光10の角度が、各光導波路層101ごとにすべて異なるように、各光導波路層101内の回折格子3が形成されている。これを図7では、物体光5の光軸を7、光導波路層101に入射する参照光を8、光導波路層101において回折されホログラム記録層4に入射する参照光10のうち、物体光5が照射される近傍を通る参照光を11として示している。
本発明の第3の実施例においては、光導波路層101において回折され、ホログラム記録層4に入射する参照光10の角度が、各光導波路層101ごとにすべて異なるように、各光導波路層101内の回折格子3が形成されている。これを図7では、物体光5の光軸を7、光導波路層101に入射する参照光を8、光導波路層101において回折されホログラム記録層4に入射する参照光10のうち、物体光5が照射される近傍を通る参照光を11として示している。
また、図7(a)は、光導波路層101において回折され、ホログラム記録層4に入射する参照光10の角度がαの場合を、図7(b)は、その角度がβの場合を、図7(c)は、その角度がγの場合を示しており、それぞれの関係は、α>β>γとなっている。
このように、光導波路層101において回折され、ホログラム記録層4に入射する参照光10の角度を各光導波路層101ごとにすべて異なるようにしたため、記録時に参照光10を入射させるコア層2を変えれば、ホログラム記録層4の同一領域に角度多重記録を行うことができる。また、光導波路層101において回折され、ホログラム記録層4に入射する参照光10の角度が実施例2で示した関係をも満足すれば、さらに、ホログラム記録層4を透過した参照光10が2次元光検出器アレイ22に入射することを防止することができるという効果も期待できる。
このように、光導波路層101において回折され、ホログラム記録層4に入射する参照光10の角度を各光導波路層101ごとにすべて異なるようにしたため、記録時に参照光10を入射させるコア層2を変えれば、ホログラム記録層4の同一領域に角度多重記録を行うことができる。また、光導波路層101において回折され、ホログラム記録層4に入射する参照光10の角度が実施例2で示した関係をも満足すれば、さらに、ホログラム記録層4を透過した参照光10が2次元光検出器アレイ22に入射することを防止することができるという効果も期待できる。
本発明の第4の実施例について、図8から図10を用いて説明する。
図8は、ホログラム記録層4に対する参照光の入射の様子を示す斜視図であり、図9は、ホログラム記録層4をXY平面としたときにZ軸方向からホログラム記録層4に対する参照光の入射の様子を示す図である。
本実施例においては、ホログラム記録層4を、参照光の光導波路層101に対する入射方向と平行な方向をX軸とするXY平面としたときに、光導波路層101において回折された参照光のホログラム記録層4に対する入射角度がX軸に対して光導波路層101ごとに異なるように、各々の光導波路層101内の回折格子3が形成されている。
図8は、ホログラム記録層4に対する参照光の入射の様子を示す斜視図であり、図9は、ホログラム記録層4をXY平面としたときにZ軸方向からホログラム記録層4に対する参照光の入射の様子を示す図である。
本実施例においては、ホログラム記録層4を、参照光の光導波路層101に対する入射方向と平行な方向をX軸とするXY平面としたときに、光導波路層101において回折された参照光のホログラム記録層4に対する入射角度がX軸に対して光導波路層101ごとに異なるように、各々の光導波路層101内の回折格子3が形成されている。
図8および図9は、この様子を示したものであり、符号16、17、18は各光導波路層101から回折されてホログラム記録層4に入射する参照光のうち、ホログラム記録層4に照射された物体光の近傍を通る参照光を示している。このように、光導波路層101において回折された参照光のホログラム記録層4に対する入射角度をX軸に対して光導波路層101ごとにすべて異なるようにして、かつ、情報の記録時に参照光を入射させるコア層2を変えることにより、ホログラム記録層4の同一領域にペリストロフィック多重記録を行うことができる。
図10は、多重記録に用いられる開口部を有した光束制限部材13の一例を示している。図10において、符号15は、ホログラム記録層4における物体光の照射領域であり、符号14−1から14−3が光束制限部材13の開口部、符号16から18が各光導波路層101から回折されてホログラム記録層4に入射する参照光を示している。
例えば、情報1から情報3を多重記録する場合には、まず、情報1を記録するときに、光束制限部材13の開口部14−1を開口して参照光16を物体光照射領域15に入射させ、情報2を記録するときには、光束制限部材13の開口部14−2を開口して参照光17を物体光照射領域15に入射させ、情報3を記録するときには、光束制限部材13の開口部14−3を開口して参照光18を物体光照射領域15に入射させて、3つの情報を多重記録する。なお、参照光16から18は、異なるコア層2から回折した参照光であってもよいし、同一のコア層2から複数の方向に回折光が発生するように回折格子3を構成した場合の回折された参照光でもよい。
本発明の第5の実施例について、図11から図13を用いて説明する。
図11および図12は、ホログラム記録層4に対する物体光および参照光の入射の様子を示す物体光の光軸を含む面における断面図である。
図11に示すように、物体光5−1は、ホログラム記録層4の下部からホログラム記録層4の所定領域30に照射される。一方、あるコア層2を伝播し、回折された参照光11−1が同様にホログラム記録層4の所定領域30に照射され、これによりホログラムが記録される。
図11および図12は、ホログラム記録層4に対する物体光および参照光の入射の様子を示す物体光の光軸を含む面における断面図である。
図11に示すように、物体光5−1は、ホログラム記録層4の下部からホログラム記録層4の所定領域30に照射される。一方、あるコア層2を伝播し、回折された参照光11−1が同様にホログラム記録層4の所定領域30に照射され、これによりホログラムが記録される。
次に、先の領域30と一部重なるように、物体光5−2が、ホログラム記録層4の下部からホログラム記録層4の所定領域31に照射される。一方、所定領域30に照射された参照光11−1を伝播したコア層2と異なるコア層2を伝播し、回折された参照光11−2が同様にホログラム記録層4の所定領域31に照射され、これによりホログラムが記録される。なお、参照光11−2は、参照光11−1とは、空間的に位相または振幅が異なる、あるいはホログラム記録層4に入射する角度がことなる参照光である。
また、多重記録に対する物体光の移動量Δおよび参照光を伝播するコア層に対応して、図11および図12に示した光束制限部材13の開口部14の移動量σ1およびσ2が予め設定されている。なお、図13に示すように、光束制限部材13を空間光変調器で構成し、所定のピクセル(例えば、図13の符号14−1、14−2)を透過状態とすることにより、開口部14を形成するようにしてもよい。このような構成であれば、開口部を移動させる方式に比べて、簡易な制御で正確に開口部を移動することができる。
以上、本実施例によれば、シフト多重記録時の参照光の移動に対応して、光束制限部材13の開口部14を同時に移動するため、余分な参照光がホログラム記録層4の所定領域以外に照射されることがないため、未記録領域を感光させたりすることもなく、良好な記録品質を確保することができる。
以上、図面を参照して本発明の実施例について詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
1・・・クラッド層、2・・・コア層、3・・・回折格子層、4・・・ホログラム記録層、5、502・・・物体光、6・・・記録用対物レンズ、7・・・物体光の光軸、8、10、11、16、17、18、503・・・参照光、9・・・集光レンズ、12・・・ホログラム、13・・・光束制限部材、14・・・開口部、15・・・物体光照射領域、19・・・再生光、20・・・対物レンズ、22・・・2次元光検出器アレイ、100・・・ホログラムメモリ媒体、101・・・光導波路層、
Claims (12)
- ホログラム記録媒体の記録層に物体光と参照光を照射して情報をホログラムとして記録するとともに、該記録されたホログラムに前記参照光を照射して情報の再生を行うホログラムの記録再生方法であって、
前記記録層に入射領域を制限する光束制限部材を設けて、前記参照光の前記記録層への入射を制限することを特徴とするホログラムの記録再生方法。 - 屈折率の低いクラッド層に挟まれ光を導波するコア層と、該クラッド層とコア層との境界あるいは該コア層内に設けられた回折格子層とを有する光導波路層と、該光導波路層の外側に該光導波路層を介して参照光を入射可能に配置した記録層とからなり、前記光導波路層が複数積層され、該光導波路層の上方向または下方向から物体光を前記記録層近傍に集光して照射するとともに、前記積層された光導波路層内の前記コア層の1つに前記参照光を入射させ、該参照光を前記回折格子層により回折して前記記録層に照射することにより情報をホログラムとして記録し、さらに、該記録されたホログラムに前記参照光を照射することにより得られる回折光を対物レンズを介して受光して情報を再生するホログラムの記録再生方法であって、
前記記録層と前記光導波路層との間に光束制限部材を設けて、前記参照光を前記物体光が照射された領域近傍にのみ照射するようにしたことを特徴とするホログラムの記録再生方法。 - 屈折率の低いクラッド層に挟まれ光を導波するコア層と、該クラッド層とコア層との境界あるいは該コア層内に設けられた回折格子層とを有する光導波路層と、該光導波路層の外側に該光導波路層を介して参照光を入射可能に配置した記録層とからなり、前記光導波路層が複数積層され、該光導波路層の上方向または下方向から異なる物体光を順次前記記録層近傍に集光して照射するとともに、異なる参照光を前記記録層に順次照射することにより複数のホログラムの全部が重なりあうように情報を順次多重記録し、さらに、該記録されたホログラムに前記参照光を照射することにより得られる回折光を対物レンズを介して受光してより得られる再生光を回折し、該再生光を対物レンズを介して受光して情報を再生するホログラムの記録再生方法であって、前記記録層と前記光導波路層との間に前記参照光を前記物体光が照射された領域近傍にのみ照射されるように、前記記録層への入射領域を制限する開口部を有する光束制限部材を設け、該開口部をホログラム記録を行うたびに移動させることを特徴とするホログラム記録方法。
- 屈折率の低いクラッド層に挟まれ光を導波するコア層と、該クラッド層とコア層との境界あるいは該コア層内に設けられた回折格子層とを有する光導波路層と、該光導波路層の外側に該光導波路層を介して参照光を入射可能に配置した記録層とからなり、前記光導波路層が複数積層され、該光導波路層の上方向または下方向から異なる物体光を順次前記記録層近傍に集光して照射するとともに、異なる参照光を前記記録層に順次照射することにより複数のホログラムの全部あるいは一部が重なりあうように情報を順次多重記録し、さらに、該記録されたホログラムに前記参照光を照射することにより得られる回折光を対物レンズを介して受光して情報を再生するホログラムの記録再生方法であって、
前記記録層と前記光導波路層との間に前記参照光を前記物体光が照射された領域近傍にのみ照射されるように、前記記録層への入射領域を制限する開口部を有する光束制限部材を設け、該開口部をホログラム記録を行うたびに移動させるとともに、前記参照光が入射するコア層を変えながら情報の記録を行うことを特徴とするホログラム記録方法。 - 前記回折格子層により回折され、前記記録層に照射される前記参照光の前記対物レンズの光軸に対する傾き角度θが、前記対物レンズの開口数をNAとしたときに、
θ>sin−1(NA)
の関係にあることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記載されたホログラムの記録再生方法。 - 前記積層された各光導波路層において回折される前記参照光の光軸と前記物体光の光軸とのなす角度がすべて異なることを特徴とする請求項2から請求項5のいずれかに記載されたホログラムの記録再生方法。
- 前記記録層を前記参照光の前記光導波路層に対する入射方向と平行な方向をX軸とするXY平面とし、該記録層に垂直な方向をZ軸としたときに、前記積層された各光導波路層において回折される前記参照光が、前記X軸に対して異なる角度で記録層に入射することを特徴とする請求項2から請求項6のいずれかに記載されたホログラムの記録再生方法。
- 前記積層された各光導波路層において回折される前記参照光が、空間的に位相あるいは振幅がランダムな光であることを特徴とする請求項2から請求項7のいずれかに記載されたホログラムの記録再生方法。
- 前記記録層を前記参照光の前記光導波路層に対する入射方向と平行な方向をX軸とするXY平面とし、該記録層に垂直な方向をZ軸としたときに、前記積層された各光導波路層において回折される前記参照光が複数あり、該それぞれの参照光が前記X軸に対して異なる角度で記録層に入射することを特徴とする請求項2から請求項6および請求項8のいずれかに記載されたホログラムの記録再生方法。
- 前記光束制限部材が空間光変調器であることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載されたホログラムの記録再生方法。
- 屈折率の低いクラッド層に挟まれ光を導波するコア層と、
該クラッド層とコア層との境界あるいは該コア層内に設けられた回折格子層とを有する光導波路層と、
該光導波路層の外側に該光導波路層を介して参照光を入射可能に配置された記録層と、
該記録層と該光導波路層との間に光束制限部材を有し、
前記光導波路層が複数積層されていることを特徴とするホログラムメモリ媒体。 - 前記光束制限部材が開口部を有し、該開口部がホログラムの記録を行うたびに移動することを特徴とする請求項11に記載されたホログラムメモリ媒体。
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JP2004199440A JP2006023380A (ja) | 2004-07-06 | 2004-07-06 | ホログラムの記録再生方法およびホログラムメモリ媒体 |
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JP2003248416A (ja) * | 2001-12-20 | 2003-09-05 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | ホログラム記録再生方法および装置 |
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