JP2006022627A - 回転ドア装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 開口部を通って筒壁体内を出入りする際に、回転機構と筒壁体との間に通行者が挟まれる危険を無くすとともに、通行性能に優れた回転ドア装置を提供できるようにする。
【解決手段】 円弧状開閉ドア3a〜3dを仕切りパネル体4に対して独立的に移動可能に配設して、上記仕切りパネル体4が開口部2a、2b間に回動している期間において上記円弧状開閉ドアにより上記開口部を閉じるようにするとともに、上記仕切りパネル体4の先端部を上記開口部の一側端に位置させて、回転ドア装置の内部に区画された第1のエリアに通行者を入場可能にする第1の初期状態と、上記仕切りパネル体の先端部を上記開口部の他側端に位置させて、回転ドア装置の内部に区画された第2のエリアに通行者を入場可能にする第2の初期状態との間で、上記仕切りパネル体を反時計方向及び時計方向に交互に回転させるようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は回転ドア装置に関し、特に、回転ドアへの出入り時に通行者が負傷する事故を防止することができ、かつ通行性に優れた回転ドア装置に関するものである。
最近、建物の空間が大きくなるのに伴い大型の回転ドア装置が用いられるようになってきている。この種の回転ドア装置のなかには、円筒状の筒壁体内を二区画に仕切る構成としたものがあり、このようにすることにより広いコンパートメントを確保できるようにしている。
このような回転ドア装置において、仕切りパネル体を筒壁体の径方向に沿う平板状のもので単に構成した場合では、仕切りパネル体の回転に伴い筒壁体に形成された屋内外の開口部が開放されてしまうことになる。
そこで、このように筒壁体の内部を二区画に仕切るものでは、仕切りパネル体の端部に円弧状の開口部遮蔽体を取り付けておき、上記仕切りパネル体が上記開口部内を回動している間は、上記円弧状の開口部遮蔽体により上記開口部を塞いで、回転ドア装置により屋内外を常に遮断した状態となるようにしている。このような回転ドア装置の一例が例えば特許文献1に開示されている。
上記特許文献1に記載されているような従来の回転ドアの場合には、上記仕切りパネル体及び円弧状の開口部遮蔽体が所定の速度で回転することにより、上記筒壁体に形成されている開口部を所定の間隔で開閉するようにしている。
特開2002−180763号公報
従来の回転ドアの場合、上記仕切りパネル体及び円弧状の開口部遮蔽体は天井板に一体的に取り付けられていて、上記筒壁体内を回転する各部材は全体として1つの構造物として構成されていた。したがって、上記1つの回転構造物は質量が非常に大きいため、これを回転させるために非常に大きな駆動力を必用としていた。
また、回転中には大きな慣性力が働いているので、上記回転構造物を停止させる場合にも大きな制動力を必要としていた。このため、通行者が上記開口部を通って上記筒壁体内に出入りする際に、上記円弧状の開口部遮蔽体と上記筒壁体との間に通行者が挟まってしまった場合に、上記回転構造物を緊急停止させることが困難であり、上記挟まった通行者が大怪我をする人身事故が頻発していた。
上述のような人身事故を防止するために、上記筒壁体の出入り口にセンサを配設して、上記サンサの感度を高くして対処するように試みられているが、根本的な解決策にはなっておらず、最近では運転を休止している回転ドアが多くなってきているのが現状であった。
本発明は上述の問題点にかんがみ、開口部を通って筒壁体内を出入りする際に、回転機構と筒壁体との間に通行者が挟まれないようにするとともに、通行性能に優れた回転ドア装置を提供できるようにすることを目的とする。
本発明の回転ドア装置は、径方向に対向する屋内外の開口部が形成された円筒状の筒壁体と、上記筒壁体内の径方向に沿って配され、回転手段により回転する仕切りパネル体と、上記仕切りパネル体の回転に伴って上記筒壁体の開口部を開閉する円弧状開閉ドアとを備えてなる回転ドア装置であって、上記円弧状開閉ドアを上記仕切りパネル体に対して独立的に移動可能に配設して、上記仕切りパネル体が上記開口部間に回動している期間において上記円弧状開閉ドアにより上記開口部を閉じるようにするとともに、上記仕切りパネル体の先端部を上記開口部の一側端に位置させて、回転ドア装置の内部に区画された第1のエリアに通行者を入場可能にする第1の初期状態と、上記仕切りパネル体の先端部を上記開口部の他側端に位置させて、回転ドア装置の内部に区画された第2のエリアに通行者を入場可能にする第2の初期状態との間で、上記仕切りパネル体を反時計方向及び時計方向に交互に回転させるようにしたことを特徴としている。
本発明によれば、開口部への出入り口にスライドドアが配設されているので、通行者が側壁と仕切りパネル体との間に挟まれる大事故が発生する危険を無くすことができる。また、入場した通行者が退場するまでに必要な仕切りパネル体の回転角度を従来の3分の1程度に減らすことができるので、通行性能を大幅に向上させることができる。
(第1の実施の形態)
図1に示すように、第1の実施の形態の回転ドア装置は、建物の壁に形成した出入り口に設けた1対の側壁2、2を有している。これら側壁2、2は、同一の円の一部である円弧状壁として形成され、相互に対向して配置されていて、上記一対の側壁2、2の間に出入り用の開口部2a、2bが形成されている。なお、本実施の形態において、上記一対の側壁2、2を複数の方立柱によって支持している。
これら側壁2、2の内部に、仕切りパネル体4が、上記側壁2、2の中心を回転中心として配置されている。上記仕切りパネル体4は、本実施の形態においては回転中心から直線上に2枚(一直線上に1枚)配設して、その中央部にスライドドアを設けた例を示したが、上記仕切りパネル体4の形状及び枚数は特に制限されない。上記仕切りパネル体4は天井板(図示せず)と一緒に、上記側壁2、2の中心を回転中心として、図1中の矢印4aで示したように回転する。
(図2−A)に示すように、本実施の形態においては上記側壁2、2の内側に円弧状開閉ドア3a〜3dを配設している。上記円弧状開閉ドア3a〜3dは、天井板に配設されたスライド駆動機構(図示せず)により、側壁2、2の内面に沿ってスライド移動して、上記仕切りパネル体4の回動動作に応じて開口部2a、2bを開閉する動作する。上記円弧状開閉ドア3a〜3dを移動させるスライド駆動機構については、自動開閉ドアとして広く普及しているスライド駆動機構を用いて構成することができる。また、円弧状のスライド開閉ドアも実用化されているので、本実施の形態においては構成について詳細な説明を省略する。
上記円弧状開閉ドア3a〜3dが上記開口部2a(2b)を閉じるときに、回転ドア装置内に進入しようとする通行者を挟み込む心配がある。本実施の形態の円弧状開閉ドア3a〜3dは回転ドア装置本体とは別体に構成されている。また、図示しないが、例えばエレベータのドアの場合と同様に、その端部に挟み込み検出センサを配設している。
このため、閉じかけている途中において通行者を挟み込んだ場合には、円弧状開閉ドア3a〜3dを軽快に後退させることができるので、上記通行者を挟み込んだ場合においても直ぐに開放することができる。上述のような構成により、本実施の形態の回転ドア装置においては、通行者を挟み込んで怪我をさせる危険を無くすことができる。
本実施の形態の円弧状開閉ドア3a〜3dは、上記開口部2a(2b)を開閉する役割と同様、或いはそれ以上に重要な役割である、「仕切りパネル体4による挟み込み事故防止ガイド体」の役割を有している。以下、(図2−B)〜(図2−1)を参照しながら本実施の形態の回転ドア装置の動作例を説明する。
本実施の形態の回転ドア装置は、仕切りパネル体4によって2つに区画された内部エリアのうち、第1のエリア20aに入場可能な第1の初期状態と、(図2−F)に示すように、第2のエリア20bに入場可能な第2の初期状態とを有し、これらの状態を交互に繰り返すことにより、回転ドア装置への入場及び退場を可能にしている。
(図2−B)に示すように、第1の初期状態においては、仕切りパネル体4の先端部を上記開口部2aの一側端に位置させて、回転ドア装置の内部に区画された第1のエリア20aに通行者を入場可能にする。したがって、第1の初期状態においては開口部2aを通り、通行者a、b、cが第1のエリア20a内に入ってくることが可能である。通行者a、b、cが第1のエリア20aに入った状態において、開口部2aの付近に他の通行者が存在しない場合には円弧状開閉ドア3a、3b(3c、3d)が閉じる動作を開始する。
なお、上記円弧状開閉ドア3a、3b(3c、3d)が閉動作を開始するタイミングは任意に設定することが可能である。すなわち、上述した例の他に、上記仕切りパネル体4に制御盤を配設しておき、通行者が「閉じる釦」を押圧することにより上記円弧状開閉ドア3a、3b(3c、3d)の閉動作を開始するようにしてもよい。
また、通行者が第1のエリア20aに入り、かつ第1の初期状態(第2の初期状態)になってから所定の時間が経過したら上記円弧状開閉ドア3a、3b(3c、3d)の閉動作を開始するようにしてもよい。
この他に、上記第1のエリア20aに所定の人数以上の通行者は入った時点で円弧状開閉ドア3a、3b(3c、3d)の閉動作を開始するようにしてもよい。上記第1のエリア20aに入った通行者の人数は、開口部2aに非接触式のカウンタを設けてカウントしたり、或いは第1のエリア20aの床面Yを撮影する撮像装置を設け、上記撮像装置により撮影される床面Yの面積が所定の面積以下になったときに円弧状開閉ドア3a、3b(3c、3d)の閉動作を開始したりするようにしてもよい。
第1の初期状態において、円弧状開閉ドア3a、3b(3c、3d)が閉じた状態を(図2−C)に示す。
本実施の形態の回転ドア装置は、このように円弧状開閉ドア3a、3b(3c、3d)が開口部2a、2bを完全に閉じないと、仕切りパネル体4の回転動作を開始しないようにしている。したがって、上記仕切りパネル体4と側壁2、2との間に通行者を挟み込んでしまう事故を完全に無くすことができる。
上述したように円弧状開閉ドア3a、3b(3c、3d)が開口部2a、2bを閉じると、通行者が内部に入ってくることがなくなるので、仕切りパネル体4の回転を開始する。仕切りパネル体4が第1の初期状態から回転する方向は反時計方向である。(図2−D)に、仕切りパネル体4の回転途中の状態を示す。この状態は、仕切りパネル体4が開口部2a、2bの半分を少し過ぎた状態を示している。この状態において、円弧状開閉ドア3a及び3cを開くことが可能である。しかしながら、円弧状開閉ドア3a、3b(3c、3d)の開動作は速いので、敢えて開く必用は少ないものである。仕切りパネル体4が回転中に、第1のエリア20a内の通行者a〜cは開口部2b側に移動している。
(図2−E)は、仕切りパネル体4の回転動作が終了し、仕切りパネル体4が第2の初期状態位置になった状態を示している。この状態になると、円弧状開閉ドア3a、3b(3c、3d)が開動作を開始する。
(図2−F)は、円弧状開閉ドア3a、3b(3c、3d)が開いて第2の初期状態になった状態を示している。すなわち、上記仕切りパネル体4の先端部を上記開口部2aの他側端に位置させて、回転ドア装置の内部に区画された第2のエリア20bに通行者を入場可能にする状態である。この状態においては、第1のエリア20aに入っていた通行者a〜cは開口部2b側を通って回転ドア装置の外部に出て行くことができる。また、開口部2a側からは、新しい通行者d、e、fが第2のエリア20b内に入ってくることができる。新しい通行者d、e、fが第2のエリア20b内に入ってから、上述した所定の条件が整うと円弧状開閉ドア3a、3b(3c、3d)が閉動作を開始する。
(図2−G)に、第2の初期状態において円弧状開閉ドア3a、3b(3c、3d)が開口部2a、2bを閉じた状態を示す。この状態になると、仕切りパネル体4が回転を開始する。第2の初期状態から仕切りパネル体4が回転する方向は、図中の矢印で示したように時計方向である。(図2−H)に、仕切りパネル体4が時計方向に回転している状態を示す。この状態において、第2のエリア20bに入った通行者d、e、fが開口部2b側に移動している。
そして、上記仕切りパネル体4が所定の回転角度だけ回転すると、仕切りパネル体4は回転を停止する。その後円弧状開閉ドア3a、3b(3c、3d)が開動作を開始して開口部2a、2b部分を開放する。この状態を(図2−I)に示す。すなわち、この状態が上述した第1の初期状態であり、本実施の形態の回転ドア装置が1サイクルの運転動作を終了したことになる。
この状態になると、上記第2のエリア20bに入っていた通行者d、e、fが開口部2b側から回転ドア装置の外部に出て行くことができる。また、それと同時に、第1のエリア20a側には次の通行者g、h、iが入ってくることができる。すなわち、上述した(図2−B)の状態となり、次の運転サイクルが開始されることになる。
上述したように、本実施の形態の回転ドア装置は、側壁2、2の開口部2a、(2b)を閉じる円弧状開閉ドア3a、3b(3c、3d)を設け、仕切りパネル体4が回転中には回転ドア装置内に入ることができないようにしたので、通行者が上記仕切りパネル体4により損傷される不都合を確実に防止することができる。
また、上記仕切りパネル体4を同じ方向に回転させ続ける代わりに、開口部2a、2bの一側端部に停止させる第1の初期状態と、開口部2a、2bの他側端部に停止させる第2の初期状態との間を交互に反転させるようにした。これにより、例えば上記開口部2a、2bの幅を側壁2、2の幅の半分とすれば、すなわち、側壁2を120度、開口部2aを60度程度とすると、従来は入場した通行者を退場させるために180度回転させていたのを、60度回転させるだけで済ますようにすることができた。
つまり、内部に入場した通行者を外部に退場させるまでに必要な仕切りパネル体4の回転角度を従来の(1/3)程度に短縮することができたので、通行者が上記仕切りパネル体4に押される危険性も(1/3)程度に減少させることができるとともに、通行者の通過可能量を大幅に向上させることができる。
(第2の実施の形態)
次に、図3を参照しながら本発明の回転ドア装置の第2の実施の形態を説明する。
上述した第1の実施の形態においては、開口部2a、2bを2分割ドア(円弧状開閉ドア3a〜3d)で開閉するようにしていた。それに対して、本実施の形態においては1枚ドア(円弧状開閉ドア7a、7b)により上記開口部2a、2bを開閉するようにしている。
本実施の形態の回転ドア装置の動作は、上述した第1の実施の形態の回転ドア装置の動作と同様である。
少し異なるのは、円弧状開閉ドア7a、7bが開口部2a、2bを閉じて上記仕切りパネル体4が回転を開始した後、上記仕切りパネル体4の回転に伴って上記開口部2a、2bを徐々に開いていくことができることである。しかしながら、原則的には上記仕切りパネル体4が回転をしている期間は円弧状開閉ドア7a、7bにより開口部2aを閉じているのが良いので、上記第1の実施の形態と同様の動作をさせるのが好ましい。
(第3の実施の形態)
上述した第1及び第2の実施の形態においては、側壁2、2の内部に円弧状開閉ドア3a〜3dを設け、上記円弧状開閉ドア3a〜3dにより開口部2a、2bを開閉する例を示した。しかし、上記円弧状開閉ドア3a〜3dは上記側壁2、2の外側に設けるようにしてもよい。上記側壁2、2の外側に設ける場合、上記第1及び第2の実施の形態に示したように、上記側壁2、2の外周に沿って設けるようにしてもよい。以下の実施の形態においては、上記側壁2、2の外周に沿って設けるようにした例を示している。
すなわち、第3の実施の形態においては、図4に示すように、回転ドア装置本体部分40を通行者保護装置50で囲い込むようにしている。上記通行者保護装置50は、上記回転ドア装置本体部分40の開口部2a、2bに対向する箇所に、両開きのスライドドア50a〜50dを有している。
上記スライドドア50a〜50dのそれぞれをスライド移動させる構造自体は広く普及している自動開閉スライドの技術を使用することができるので、詳細な説明を省略する。本実施の形態のスライドドア50a〜50dは、図4(A)及び(B)に示したように、仕切りパネル体4が側壁2、2内を回転しているときには開いている。
そして、図4(B)に示すように、上記仕切りパネル体4が開口部2a、2bの間を回転している間は閉動作して上記開口部2a、2bを閉じた状態とする。これにより、通行者は回転ドア装置内に入り込むことはできなくなる。なお、上記スライドドア50a〜50dが閉動作する際に、通行者が存在した場合には閉動作を中断して、一旦開動作してから閉動作を行うのは上述した通りである。
上述したように、本実施の形態の回転ドア装置の場合も、仕切りパネル体4が開口部2a、2b間を通過する際には、スライドドア50a〜50dにより上記開口部2a、2bを閉じた状態に保持するので、上記仕切りパネル体4が通行者を側壁2、2との間に挟み込んでしまうような事故を確実に無くすことができる。
(第4の実施の形態)
この第4の実施の形態においては、詳細な図示を省略するが、図3における円弧状開閉ドア7a、7bのスライド機構を回転ドア装置の天井ではなく、仕切りパネル体4の端部に設けている。これにより、既設の回転ドア装置においても本発明の回転ドア装置を構成するのに必要な工事を最小限に抑えることができる。
(第5の実施の形態)
上述した第1の実施の形態〜第4の実施の形態の回転ドア装置の場合には、仕切りパネル体4が側壁2、2の中心を回転中心として回転するように構成されている。このため、図2に示した回転ドア装置内の第1のエリア20aまたは第2のエリア20b内に入った通行者にとっては、上記仕切りパネル体4に追いかけられる危険性が潜在的に存在しており、例えば、滑って転んだ場合などにおいて、仕切りパネル体4に押されて怪我をしてしまう危険が内在していた。
本実施の形態の場合には、上記仕切りパネル体4と図2に示した床面Yとを一体的に回転させるようにしている。これにより、上記回転ドア装置内に入った通行者達に対して移動してくるものは何も無くなり、安全に回転ドア装置内を通行することができる。したがって、お年寄りや身体が不自由な者でも安全に回転ドア装置を利用することができる。
図5に、上述した実施の形態における回転ドア装置の制御手段を構成可能なコンピュータシステムの一例を示す。
図5において、1200はコンピュータPCである。PC1200は、CPU1201を備え、ROM1202またはハードディスク(HD)1211に記憶された、あるいはフレキシブルディスクドライブ(FD)1212より供給されるデバイス制御ソフトウェアを実行し、システムバス1204に接続される各デバイスを総括的に制御する。
上記PC1200のCPU1201,ROM1202またはハードディスク(HD)1211に記憶されたプログラムにより、本実施の形態の各機能手段が構成される。
1203はRAMで、CPU1201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。1205はキーボードコントローラ(KBC)であり、キーボード(KB)1209から入力される信号をシステム本体内に入力する制御を行う。1206は表示コントローラ(CRTC)であり、表示装置(CRT)1210上の表示制御を行う。1207はディスクコントローラ(DKC)で、ブートプログラム(起動プログラム:パソコンのハードやソフトの実行(動作)を開始するプログラム)、複数のアプリケーション、編集ファイル、ユーザファイルそしてネットワーク管理プログラム等を記憶するハードディスク(HD)1211、及びフレキシブルディスク(FD)1212とのアクセスを制御する。
1208はネットワークインタフェースカード(NIC)で、LAN1220を介して、メインの制御コンピュータと双方向のデータのやり取りを行うためのものである。
第1の実施の形態を示し、回転ドア装置の全体構成を示す正面図である。 第1の実施の形態を示し、回転ドア装置の概略構成を示す平面図である。 第1の初期状態において、通行者が開口部を通って第1のエリア内に入ってくる様子を示す図である。 第1の初期状態において、円弧状開閉ドアがスライド移動して開口部を閉じた状態を示す図である。 円弧状開閉ドアが開口部を閉じた状態で仕切りパネル体が反時計方向に回転している状態を示す図である。 仕切りパネル体が反時計方向に回転して第2の初期状態に到着した状態を示す図である。 第2の初期状態において、第1のエリア内に居た通行者が回転ドア装置の外部に出て行く様子、及び第2のエリアに通行者が第2のエリア内に入ってくる様子を示す図である。 第2の初期状態において円弧状開閉ドアがスライド移動して開口部を閉じた状態を示す図である。 円弧状開閉ドアが開口部を閉じた状態で仕切りパネル体が時計方向に回転している状態を示す図である。 第1の初期状態において、第2のエリア内に居た通行者が回転ドア装置の外部に出て行く様子、及び第1のエリアに通行者が第1のエリア内に入ってくる様子を示す図である。 第2の実施の形態を示し、1枚戸の円弧状開閉ドアを用いた例を示す図である。 回転ドア装置本体部分を通行者保護装置で囲い込むようにした例を示す図である。 回転ドア装置の制御手段を構成可能なコンピュータシステムの一例を示すブロック図である。
符号の説明
1 回転ドア装置
2 側壁
2a、2b 開口部
3a〜3d 円弧状開閉ドア
4 仕切りパネル体
20a 第1のエリア
20b 第2のエリア
Y 床面

Claims (1)

  1. 径方向に対向する屋内外の開口部が形成された円筒状の筒壁体と、
    上記筒壁体内の径方向に沿って配され、回転手段により回転する仕切りパネル体と、
    上記仕切りパネル体の回転に伴って上記筒壁体の開口部を開閉する円弧状開閉ドアとを備えてなる回転ドア装置であって、
    上記円弧状開閉ドアを上記仕切りパネル体に対して独立的に移動可能に配設して、上記仕切りパネル体が上記開口部間に回動している期間において上記円弧状開閉ドアにより上記開口部を閉じるようにするとともに、
    上記仕切りパネル体の先端部を上記開口部の一側端に位置させて、回転ドア装置の内部に区画された第1のエリアに通行者を入場可能にする第1の初期状態と、
    上記仕切りパネル体の先端部を上記開口部の他側端に位置させて、回転ドア装置の内部に区画された第2のエリアに通行者を入場可能にする第2の初期状態との間で、上記仕切りパネル体を反時計方向及び時計方向に交互に回転させるようにしたことを特徴とする回転ドア装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009144841A1 (ja) * 2008-05-28 2009-12-03 Kimura Masaaki 安全性を具備する、左右両方向に開閉する自動回転扉
JP2020139316A (ja) * 2019-02-28 2020-09-03 木村 正明 人が入った後で閉まる回転扉

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