JP2006021344A - 光定着器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 発光素子の配置密度が高く、かつ、安価に、定着ムラの無い発光素子アレイを提供する。
【解決手段】 スペーサ31a〜31cは、LED16a〜16cに当接する面(傾斜面)の傾斜角が、Y用LEDアレイ14の最側端に近づくほど大きくなっている。このスペーサ31a〜31cを、Y用LEDアレイ14の側端エリアに配置される各LED16a〜16cと、基板15との間に挟み込みながら、基板15にLED16a〜16cを実装することで、LED16a〜16cの配置角度がY用LEDアレイ14の内側に徐々に傾けられ、感熱記録紙2の両端部に照射される光量が増加する。これにより、感熱記録紙2の記録エリア2aの全面に均一な定着光が照射され、定着ムラを防止できる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、光定着性を有する記録紙に対して定着光を照射して光定着を施す光定着器に関するものである。
感熱発色層が層設された感熱記録紙をサーマルヘッドにより加熱して画像を熱記録する感熱プリンタが知られている。この感熱プリンタには、熱記録済みの感熱記録紙に対して定着光を照射することにより光定着を施す光定着器が設けられている。
光定着器の定着光源として、基板上に複数の発光素子を配列した発光素子アレイを備えたものが提案されている。光定着は、発光素子アレイと感熱記録紙とを副走査方向に相対移動させながら、感熱記録紙の記録エリアの全面に対して定着光を照射することにより行われる。そのため、発光素子アレイの長手方向の長さは、感熱記録紙の全幅に渡って前記発光素子アレイの発光面が対面するように、感熱記録紙の幅(主走査方向の長さ)に応じて決められる。
この発光素子アレイの長さが長すぎると、プリンタ本体の幅が大きくなってしまうため、その長さはできるだけ短い方が良い。しかし、発光素子アレイの長さを短くすると、発光素子アレイの両端部から発せられる定着光の一部が感熱記録紙の記録面外へ放射されてしまうため、感熱記録紙の主走査方向の受光量の分布が両端部において落ち込んでしまい、定着ムラが発生してしまう。
そこで、発光素子アレイのうち、両端部に配置される発光素子について、その配置密度(単位面積あたりの発光素子の数)を中央部よりも高くすることにより、感熱記録紙の両端部における受光量の落ち込みを防止する技術が、本出願人により提案されている(特願2003−330590号明細書)。
また、発光素子を実装する基板としてフレキシブル基板を使用し(例えば、下記特許文献1参照)、このフレキシブル基板を屈曲させることで、感熱記録紙の両端部における光量の落ち込みを防止することも考えられる。
特開2004−142214号公報
しかしながら、発光素子アレイは、高い発光強度を得るために限界値まで配置密度が高められるのが好ましく、そうなると、発光素子アレイの中央部において配置密度がすでに限界値に達している場合には、両端部においてそれ以上高くすることは当然できない。また、フレキシブル基板を使用する方法は、部品コストがかさむため製造コストが増加するという問題がある。
本発明は、発光素子の配置密度が高く、かつ、安価に、定着ムラの無い光定着器を提供することを目的とする。
本発明の光定着器は、基板上に複数個の発光素子が配列され、記録紙の幅に応じた長さを持つ発光素子アレイを備え、記録済みの記録紙に対して定着光を照射して光定着を施すものであって、発光素子アレイのうち、記録紙の両側端部と対面する側端エリアに配置される発光素子について、その配置角度を、発光素子アレイの内側に傾けたことを特徴とする。
側端エリアの各発光素子の配置角度は、発光素子アレイの最側端に近づくほど、傾斜角が大きくなるようにしても良い。
各発光素子と前記基板との間にスペーサを挟み込んで前記各発光素子を傾けたり、各発光素子の1対の端子を、それぞれ径の異なる半田ボールを介して基板と接続することにより各発光素子を傾けても良い。
本発明によれば、発光素子アレイのうち側端エリアの発光素子について、その配置角度を、発光素子アレイの内側に傾けたから、記録紙の両端部における受光量の落ち込みを防止して定着ムラを無くすことができる。このような光定着器は、発光素子の配置密度を限界値まで高めることが可能であり、かつ、フレキシブル基板等の高価な部材を使用しないで安価に提供できる。
図1は、本発明のカラー感熱プリンタの構成を示す概略図である。このカラー感熱プリンタ1では、記録媒体として長尺の感熱記録紙2が用いられている。感熱記録紙2は、ロール状に巻かれた記録紙ロール3の形態でカラー感熱プリンタ1にセットされる。
記録紙ロール3の外周面には、給紙ローラ4が当接されており、図示しない搬送モータにより駆動される。給紙ローラ4が図中反時計方向に回転すると、記録紙ロール3は図中時計方向に回転され、感熱記録紙2が記録紙ロール3から送り出される。逆に、給紙ローラ4が図中時計方向に回転されると、記録紙ロール3は図中反時計方向に回転され、感熱記録紙2は記録紙ロール3に巻き戻される。
記録紙ロール3の近傍には、感熱記録紙2を挟み込んで搬送する搬送ローラ対5が配置されている。この搬送ローラ対5は、図示しない搬送モータに回転駆動されるキャプスタンローラ6と、このキャプスタンローラ6に圧接するピンチローラ7とからなり、感熱記録紙2を図中右方の給紙方向と、図中左方の巻戻し方向とに往復搬送する。
感熱記録紙2は、周知のように支持体上にシアン感熱発色層,マゼンタ感熱発色層,イエロー感熱発色層が順次層設されている。最上層となるイエロー感熱発色層は熱感度が最も高く、小さな熱エネルギーでイエローに発色する。最下層となるシアン感熱発色層は熱感度が最も低く、大きな熱エネルギーでシアンに発色する。イエロー感熱発色層は、420nmの近紫外線が照射されたときに発色能力が消失する。マゼンタ感熱発色層は、イエロー感熱発色層とシアン感熱発色層との中間程度の熱エネルギーでマゼンタに発色し、365nmの紫外線が照射されたときに発色能力が消失する。
搬送ローラ対5の給紙方向の下流側には、サーマルヘッド8とプラテンローラ9とが感熱記録紙2の搬送経路を挟み込むように配置されている。サーマルヘッド8は、感熱記録紙2の搬送経路の上方に配置されており、多数の発熱素子を主走査方向に沿ってライン状に配列した発熱素子アレイ10を備えている。サーマルヘッド8は、この発熱素子アレイ10を感熱記録紙2の記録面(表面)に圧接させた状態で、各感熱発色層を順次加熱することにより、各色の画像を面順次に熱記録する。
プラテンローラ9は、発熱素子アレイ10に対面する位置で、搬送経路の下方に配置されている。また、プラテンローラ9は、カムやソレノイド等のシフト機構によって上下方向で移動自在とされており、図示しないバネによって、サーマルヘッド8に圧接する方向に付勢されている。プラテンローラ9は、巻戻し時及び排紙時にはシフト機構によって下降され、サーマルヘッド8との間に隙間を形成する。
サーマルヘッド8は、感熱記録紙2が搬送ローラ対5によって給紙方向に搬送される際に、プラテンローラ9との間で感熱記録紙2を挟み込み、発熱素子アレイ10を所定の温度に発熱させて、感熱記録紙2の各感熱発色層を発色させる。プラテンローラ9は、感熱記録紙2の搬送に応じて従動回転する。
サーマルヘッド8の給紙方向の下流側には、光定着器13が配置されている。光定着器13は、発光ピークの波長が約420nmの近紫外線であるイエロー定着光を放射してイエロー感熱発色層を定着させるためのイエロー用発光素子アレイ(Y用LEDアレイ)14と、発光ピークの波長が約365nmの紫外線を放射してマゼンタ感熱発色層を定着させるためのマゼンタ用発光素子アレイ(M用LEDアレイ)17とを備えている。1色の画像の熱記録が行われた感熱記録紙2は、給紙方向に搬送されて光定着器13に送られる。光定着器13は、その発光面の下を通過する感熱記録紙2に対して、熱記録した色に応じた定着光を照射して光定着を施す。Y用LEDアレイ14とM用LEDアレイ17とは同様の構成であるので、以下、Y用LEDアレイ14について説明を行い、M用LEDアレイ17については説明を省略する。
図2に示すように、Y用LEDアレイ14は、基板15上に、発光ピークが420nmの近紫外線を放射するイエロー用の発光ダイオード(LED)16をマトリックス状に配列したものであり、その長手方向と主走査方向とが一致する向きで配置されている。LED16には、結線のためのリード部を有する、いわゆる砲弾型のものが使用される。Y用LEDアレイ14は、その発光面が感熱記録紙2の記録面と対面しており、この記録面に対して、各LED16から略等しい発光強度の近紫外線を定着光として照射する。
光定着器の小型化のため、Y用LEDアレイ14の主走査方向の長さは、感熱記録紙2の幅に対応している。本発明では、Y用LEDアレイ14のうち、感熱記録紙2の側端部と対面する側端エリアに配置されるLED16について、その配置角度を、Y用LEDアレイ14の内側に傾ける。これにより、感熱記録紙2の主走査方向の受光量の分布を均一にし、定着ムラを防止する。
図3(b)に示すように、第1実施形態では、Y用LEDアレイ14の側端エリアに配置されるLED16a〜16cと、基板15との間に、スペーサ31a〜31cを挟み込むことにより、これらLED16a〜16cの配置角度をY用LEDアレイ14の内側に傾ける。スペーサ31a〜31cは、例えば、プラスチック等の絶縁材料から形成されており、LED16a〜16cに当接する面(傾斜面)の傾斜角が、Y用LEDアレイ14の最側端に近づくほど大きくなる。即ち、Y用LEDアレイ14の最側端から、LED16を符号16a,16b,16c・・の順に配置するとき、各LED16a,16b,16cに対応するスペーサ31a,31b,31cの傾斜角θ1,θ2,θ3は、θ1>θ2>θ3という関係が成り立つ。
側端エリアに配置されるLED16a〜16cの実装方法を説明する。基板15は、感熱記録紙2の記録面と反対側の面に配線パターン(図示せず)を有する。図3(c)に示すように、この基板15には、各LED16のリード32を挿通するリード用挿通孔34が形成されており、また、スペーサ31a〜31cにも、そのリード32を挿通する孔33が形成されている。LED16a〜16cの実装に際して、基板15の所定位置に、対応するスペーサ31a〜31cを予め配置しておく。リード32の先端部を、スペーサ31a〜31cの孔33に通して基板15のリード用挿通孔34へ、リード32の取り付け面がスペーサ31a〜31cの傾斜面に当接するまで挿入する。このとき、基板15の裏面側にリード32の先端部が突出する。この後、基板15に、その裏面側から突出したリード32を半田付けして、LED16a〜16cをスペーサ31a〜31cとともに基板15に固定する。
このように、側端エリアのLED16a〜16cと基板15との間に、Y用LEDアレイ14の最側端に近づくほど傾斜角の大きい傾斜面を有するスペーサ31a〜31cを挟み込みながら、基板15にLED16a〜16cを実装することで、LED16a〜16cの配置角度がY用LEDアレイ14の内側に徐々に傾けられ、感熱記録紙2の両端部に照射される光量が増加し、図3(a)に示すように、感熱記録紙2の主走査方向の受光量分布は、光量の均一なエリアが従来よりも広がる。これにより、感熱記録紙2の記録エリア2aの全面に均一な定着光が照射され、定着ムラを防止できる。
光定着器13の給紙方向の下流側には、感熱記録紙2を所定位置でカットするカッター23と、熱記録済みの感熱記録紙2が排出される排出口24とが配置されている。
次に、上記実施形態の作用について説明する。カラー感熱プリンタ1においてプリント開始操作がなされると、給紙ローラ4が回転して、感熱記録紙2が搬送路上に給紙される。感熱記録紙2の先端がサーマルヘッド8の発熱素子アレイ10に到達すると、サーマルヘッド8によってイエロー画像が熱記録される。イエロー画像の熱記録が終了すると、感熱記録紙2の熱記録済み部分は、光定着器13に向けて順次搬送され、イエロー画像の光定着が施される。
このイエロー画像の光定着では、Y用LEDアレイ14の側端エリアのLED16a〜16cは、その配置角度がY用LEDアレイ14の内側に徐々に傾けられているから、感熱記録紙2の両端部への光量が増加し、その記録エリア2aの全面に定着光が略均一に照射される。イエロー画像の光定着後、感熱記録紙2が記録開始位置まで巻き戻されて、マゼンタ画像の熱記録がなされ、感熱記録紙2の熱記録済み部分は、光定着器13に向けて順次搬送され、マゼンタ画像の光定着が施される。
このマゼンタ画像の光定着においても、Y用LEDアレイ14と同様に、M用LEDアレイ17の側端エリアのLED19は、その配置角度がM用LEDアレイ17の内側に徐々に傾けられているから、感熱記録紙2の両端部への光量が増加し、その記録エリア2aの全面に定着光が略均一に照射される。マゼンタ感熱発色層の光定着の後、再び感熱記録紙2が巻き戻されて、シアン画像が熱記録がなされ、記録済み部分がカッター23で切断されて、排出口24から排紙される。
上記第1実施形態では、LEDアレイ14を、LED16を副走査方向に4列設けた例で説明したが、1列だけ設けても良い。また、LED16は、砲弾型のものに限定されず、リード部を持たないチップ型のものであっても良い。
上記第1実施形態では、スペーサ31a〜31cにリード32を挿通する孔33を設けたが、スペーサの形態はこれに限定されず、LED16a〜16cに当接する面を基板15に対して傾けていればどんな形態であっても良い。
上記第1実施形態では、スペーサ31a〜31cを用いてLED16a〜16cの配置角度を傾けたが、スペーサを用いずに、LEDを傾けた状態で半田付けすることにより、その配置角度を傾けても良い。
上記第1実施形態では、LED16a〜16cと基板15との間に傾斜面を有するスペーサを挟み込んで、LED16a〜16cの配置角度を傾けたが、第2実施形態では、スペーサの代わりに、径の異なる半田付き金属ボール(半田ボール)を用いてLEDの配置角度を傾けるとともに、LEDと基板とを電気的に接続する。
図4(b)に示すように、LEDアレイ40は、基板41上に、複数のチップ型LED42を主走査方向に沿って配列したものである。LED42には、一面に正負それぞれの端子43a,43bが設けられており、基板41には、この端子43a,43bと接続する一対の接続パッド44a,44bが設けられている。端子43a,43bと接続パッド44a,44bとは半田付けによって接続されるが、半田だけではクラックが入り易くもろいため、本第2実施形態では、それらを確実に接合するのに、半田付きの金属ボール45を用いている。図4(a)に示すように、半田付き金属ボール45は、融点の高い金属(金(Au)等)から形成された球体46と、この球体46の周りを包むように成形された半田部(錫や鉛等の合金)47とからなる。
図4(b)において、第2実施形態では、LEDアレイ40の側端エリアに配置される各LED42a〜42cにおいて、LEDアレイ40の側端側に設置される端子43aに対して、通常よりも径の大きい半田付き金属ボール45a〜45cを、対応する接続パッド44aとの接合に用いる。半田付き金属ボール45a〜45cは、球体46の径のサイズはLEDアレイ40の最側端に近づくほど大きくなり、半田部47の厚みは変わらないものとする。即ち、LEDアレイ40の最側端から、LED42を符号42a,42b,42c・・の順に配置するとき、各LED42a,42b,42cに対応する半田付き金属ボール45a,45b,45cの径のサイズD1,D2,D3は、D1>D2>D3という関係が成り立つ。
側端エリアに配置されるLED42a〜42cの実装方法を説明する。まず、半田付き金属ボール45を、対応するLED42の端子43a,43bに位置決めし、この位置決めした位置からずれない程度に固定する。このとき、LED42a〜42cの各端子43aには、他の端子に対する半田付き金属ボールよりも径の大きい半田付き金属ボール45a〜45cが固定される。そして、LED42と一体化された半田付き金属ボール45を、対応する接続パッド44a,44bに位置決めし、全てのLED42を基板41上に搭載する。この後、LED42を搭載した基板41をリフロー炉に入れて加熱すると、半田付き金属ボール45の表面の半田部47だけが融解し、LED42側の端子43a,43bと、基板41側の接続パッド44a,44bとが接合される。こうして、各LED42を半田付きボール45を介して基板41に固定する。
このように、側端エリアのLED42a〜42cを、LEDアレイ40の最側端に近づくほど径の大きい半田付き金属ボール45a〜45cを介して基板41に実装することで、LED42a〜42cの配置角度をLEDアレイ40の内側に徐々に傾ける。これにより、感熱記録紙2の記録エリア2aの全面に均一な定着光が照射されるため、定着ムラを防止できる。
上記第2実施形態では、半田付き金属ボール45a〜45cにおいて、融点の高い金属からなる球体46の径を通常よりも大きくすることで、LED42a〜42cの配置角度を傾けたが、その球体を用いずに半田の量を変化させてその配置角度を傾けても良い。この場合、半田の生成に特殊な形態のマスク板が用いられる。マスク板は、例えば、正負の各端子43a,43bに対応する一対の注入口が、同一径で、主走査方向に沿って設けられており、マスク板の高さは、その最側端に近づくほど大きくなっている。このようなマスク板の注入口にペースト状の半田クリームを流し込んで所定の処理を施すと、LEDアレイ40の最側端に近づくほど、高さ(基板41と直交する方向の長さ)の大きい半田が生成される。
上記実施形態では、スペーサを基板との間に挟み込んだり、径の異なる半田ボールを介して基板と接合することで、LEDの配置角度をLEDアレイの内側に傾けて、感熱記録紙の両端部における光量の落ち込みを防止したが、LEDの配置角度を傾けずに、単に側端エリアのLEDの配置高さを変化させることで、光量の落ち込みを防止しても良い。
上記実施形態では、側端エリアの各LEDの配置角度は、LEDアレイの最側端に近づくほど、傾斜角が大きくなるようにしたが、側端エリアのLEDを複数のグループに分け、これらグループ毎に傾斜角を変化させても良い。また、側端エリアのLEDにおいて、傾斜角を個々やグループ単位で段階的に変化させずに、単一の傾斜角を持たせても良い。
上記実施形態では、発光素子としてLEDを使用したが、発光素子はLEDに限らず、EL(エレクトロルミネセンス)、面発光する半導体レーザー素子等、他の発光素子を使用しても良い。
上記実施形態では、感熱記録紙の光定着を例に説明したが、感熱記録紙に限らず、紫外線硬化する全ての材料の光定着について本発明を適用しても良い。
本発明のカラー感熱プリンタの構成を示す概略図である。 光定着器の構成を示す説明図である。 傾斜面を有するスペーサを用いてLEDの配置角度を傾ける例の説明図である。 径の異なる半田付き金属ボールを用いてLEDの配置角度を傾ける例の説明図である。
符号の説明
1 カラー感熱プリンタ
2 感熱記録紙
13 光定着器
14 イエロー用発光素子アレイ
15 基板
16 発光素子
31 スペーサ
45 半田付き金属ボール

Claims (4)

  1. 基板上に複数個の発光素子が配列され、記録紙の幅に応じた長さを持つ発光素子アレイを備え、記録済みの記録紙に対して定着光を照射して光定着を施す光定着器において、
    前記発光素子アレイのうち、前記記録紙の両側端部と対面する側端エリアに配置される発光素子について、その配置角度を、前記発光素子アレイの内側に傾けたことを特徴とする光定着器。
  2. 前記側端エリアの各発光素子の配置角度は、前記発光素子アレイの最側端に近づくほど、傾斜角が大きくなることを特徴とする請求項1記載の光定着器。
  3. 前記各発光素子と前記基板との間にスペーサを挟み込んで前記各発光素子を傾けたことを特徴とする請求項1又は2記載の光定着器。
  4. 前記各発光素子の1対の端子を、それぞれ径の異なる半田ボールを介して基板と接続することにより前記各発光素子を傾けたことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の光定着器。
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