JP2006020353A - 画像信号符号化装置および方法、画像信号復号装置および方法 - Google Patents

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輝彦 鈴木
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勝己 田原
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Abstract

【課題】 簡単な構成により復号化した画像信号を最適に補正する。
【解決手段】 符号化装置1のエンコーダ18は、画像データであるビットストリームと同時にプリフィルタ21の符号化条件を示すPSTフラグを符号化し、ビットストリームと共にPSTフラグを記録媒体3に伝送する。記録媒体3に符号化されて記憶されたビットストリームとPSTフラグは、複合化装置2のデコーダ31で複合化され、複合化されたビットストリームは、フォーマット変換回路32に入力され、ブロックフォーマットからフレームフォーマットに変換される。一方、複合化されたPSTフラグは、ポストフィルタ22に伝送され、ポストフィルタ22では、PSTフラグにより最適フィルタを選択するようになっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、動画像データを圧縮して伝送する場合に用いて好適な画像信号符号化装置及び画像信号復号化装置に関する。
動画像データを光磁気ディスクや磁気テープ等にデジタル的に記録する場合、あるいは所定の伝送媒体を介して伝送する場合、データを符号化し、圧縮して、データ量を減少するようにしている。
例えば、テレビ会議システム、テレビ電話システムなどのように、動画像信号を遠隔地に伝送するシステムにおいては、伝送路を効率良く利用するため、映像信号のライン相関やフレーム間相関を利用して、画像信号を圧縮符号化するようになされている。
ライン相関を利用すると、画像信号を、例えばDCT(離散コサイン変換)処理するなどして圧縮することができる。
また、フレーム間相関を利用すると、画像信号をさらに圧縮して符号化することが可能となる。例えば図11に示すように、時刻t1,t2,t3において、フレーム画像PC1,PC2,PC3がそれぞれ発生しているとき、フレーム画像PC1とPC2の画像信号の差を演算して、PC12を生成し、また、フレーム画像PC2とPC3の差を演算して、PC23を生成する。通常、時間的に隣接するフレームの画像は、それ程大きな変化を有していないため、両者の差を演算すると、その差分信号は小さな値のものとなる。そこで、この差分信号を符号化すれば、符号量を圧縮することができる。
しかしながら、差分信号のみを伝送したのでは、元の画像を復元することができない。そこで、各フレームの画像を、Iピクチャ、PピクチャまたはBピクチャの3種類のピクチャのいずれかのピクチャとし、画像信号を圧縮符号化するようにしている。
即ち、例えば図12に示すように、フレームF1乃至F17までの17フレームの画像信号をグループオブピクチャ(GOP)とし、処理の1単位とする。そして、その先頭のフレームF1の画像信号はIピクチャとして符号化し、第2番目のフレームF2はBピクチャとして、また第3番目のフレームF3はPピクチャとして、それぞれ処理する。以下、第4番目以降のフレームF4乃至F17は、BピクチャまたはPピクチャとして交互に処理する。
Iピクチャの画像信号としては、その1フレーム分の画像信号をそのまま伝送する。これに対して、Pピクチャの画像信号としては、基本的には、図12(A)に示すように、それより時間的に先行するIピクチャまたはPピクチャの画像信号からの差分を伝送する。さらにBピクチャの画像信号としては、基本的には、図12(B)に示すように、時間的に先行するフレームまたは後行するフレームの両方の平均値からの差分を求め、その差分を符号化する。
図13は、このようにして、動画像信号を符号化する方法の原理を示している。同図に示すように、最初のフレームF1は、Iピクチャとして処理されるため、そのまま伝送データF1Xとして伝送路に伝送される(画像内符号化)。これに対して、第2のフレームF2は、Bピクチャとして処理されるため、時間的に先行するフレームF1と、時間的に後行するフレームF3の平均値との差分(予測誤差)が演算され、その差分が伝送データF2Xとして伝送される。
但し、このBピクチャとしての処理は、さらに細かく説明すると、4種類存在する。その第1の処理は、元のフレームF2のデータをそのまま伝送データF2Xとして伝送するものであり(SP1)(イントラ(画像内予測)符号化)、Iピクチャにおける場合と同様の処理となる。第2の処理は、時間的に後のフレームF3からの差分を演算し、その差分(SP2)を伝送するものである(後方予測符号化)。第3の処理は、時間的に先行するフレームF1との差分(SP3)を伝送するものである(前方予測符号化)。さらに第4の処理は、時間的に先行するフレームF1と後行するフレームF3の平均値との差分(SP4)を生成し、これを伝送データF2Xとして伝送するものである(両方向予測符号化)。
この4つの方法のうち、伝送データが最も少なくなる方法が採用される。
尚、差分データを伝送するとき、差分を演算する対象となるフレームの画像(予測画像)との間の動きベクトルx1(フレームF1とF2の間の動きベクトル)(前方予測の場合)、もしくはx2(フレームF3とF2の間の動きベクトル)(後方予測の場合)、またはx1とx2の両方(両方向予測の場合)が、差分データとともに伝送される。
また、PピクチャのフレームF3は、時間的に先行するフレームF1を予測画像として、このフレームとの差分信号(SP3)と、動きベクトルx3が演算され、これが伝送データF3Xとして伝送される(前方予測符号化)。あるいはまた、元のフレームF3のデータが、そのままデータF3Xとして伝送される(SP1)(イントラ符号化)。いずれの方法により伝送されるかは、Bピクチャにおける場合と同様に、伝送データがより少なくなる方が選択される。
図14は、上述した原理に基づいて、動画像信号を符号化して伝送し、これを復号化する装置の構成例を示している。符号化装置1は、入力された映像信号を符号化し、伝送路としての記録媒体3に伝送するようになされている。そして、復号化装置2は、記録媒体3に記録された信号を再生し、これを復号して出力するようになされている。
符号化装置1においては、入力された映像信号が前処理回路11に入力され、そこで輝度信号と色信号(この実施例の場合、色差信号)が分離され、それぞれA/D変換器12,13でA/D変換される。A/D変換器12,13によりA/D変換されてデジタル信号となった映像信号は、プリフィルタ21によって処理された後フレームメモリ14に供給され、記憶される。フレームメモリ14は、輝度信号を輝度信号フレームメモリ15に、また、色差信号を色差信号フレームメモリ16に、それぞれ記憶させる。
プリフィルタ21は、符号化効率を向上させるための処理を行う。これは例えば、ノイズ除去フィルタであり、また例えば帯域を制限するためのフィルタである。
フォーマット変換回路17は、フレームメモリ14に記憶されたフレームフォーマットの信号を、ブロックフォーマットの信号に変換する。即ち、図15に示すように、フレームメモリ14に記憶された映像信号は、1ライン当りHドットのラインがVライン集められたフレームフォーマットのデータとされている。フォーマット変換回路17は、この1フレームの信号を、16ラインを単位としてN個のスライスに区分する。そして、各スライスは、M個のマクロブロックに分割される。各マクロブロックは、16×16個の画素(ドット)に対応する輝度信号により構成され、この輝度信号は、さらに8×8ドットを単位とするブロックY[1]乃至Y[4]に区分される。そして、この16×16ドットの輝度信号には、8×8ドットのCb信号と、8×8ドットのCr信号が対応される。
このように、ブロックフォーマットに変換されたデータは、フォーマット変換回路17からエンコーダ18に供給され、ここでエンコード(符号化)が行われる。その詳細については、図16を参照して後述する。
エンコーダ18によりエンコードされた信号は、ビットストリームとして伝送路に出力される。例えば記録回路19に供給され、デジタル信号として記録媒体3に記録される。
再生回路30により記録媒体3より再生されたデータは、復号化装置2のデコーダ31に供給され、デコードされる。デコーダ31の詳細については、図19を参照して後述する。
デコーダ31によりデコードされたデータは、フォーマット変換回路32に入力され、ブロックフォーマットからフレームフォーマットに変換される。そして、フレームフォーマットの輝度信号は、フレームメモリ33の輝度信号フレームメモリ34に供給され、記憶され、色差信号は色差信号フレームメモリ35に供給され、記憶される。輝度信号フレームメモリ34と色差信号フレームメモリ35より読み出された輝度信号と色差信号は、ポストフィルタ22によって処理された後、D/A変換器36と37によりそれぞれD/A変換され、後処理回路38に供給され、合成される。そして、例えば、図示せぬCRTなどのディスプレイに出力され、表示される。
ポストフィルタ22は、画質を改善するための処理を行う。例えばブロック歪やモスキートノイズを除去するためのフィルタである。
次に図16を参照して、エンコーダ18の構成例について説明する。
符号化されるべき画像データは、マクロブロック単位で動きベクトル検出回路50に入力される。動きベクトル検出回路50は、予め設定された所定のシーケンスに従って、各フレームの画像データを、Iピクチャ、Pピクチャ、またはBピクチャとして処理する。シーケンシャルに入力される各フレームの画像を、I,P,Bのいずれのピクチャとして処理するかは、予め定められている(例えば、図15に示したように、フレームF1乃至F17により構成されるグループオブピクチャが、I,B,P,B,P,・・・B,Pとして処理される)。
Iピクチャとして処理されるフレーム(例えばフレームF1)の画像データは、動きベクトル検出回路50からフレームメモリ51の前方原画像部51aに転送、記憶され、Bピクチャとして処理されるフレーム(例えばフレームF2)の画像データは、参照原画像部51bに転送、記憶され、Pピクチャとして処理されるフレーム(例えばフレームF3)の画像データは、後方原画像部51cに転送、記憶される。
また、次のタイミングにおいて、さらにBピクチャ(フレームF4)またはPピクチャ(フレームF5)として処理すべきフレームの画像が入力されたとき、それまで後方原画像部51cに記憶されていた最初のPピクチャ(フレームF3)の画像データが、前方原画像部51aに転送され、次のBピクチャ(フレームF4)の画像データが、参照原画像部51bに記憶(上書き)され、次のPピクチャ(フレームF5)の画像データが、後方原画像部51cに記憶(上書き)される。このような動作が順次繰り返される。
フレームメモリ51に記憶された各ピクチャの信号は、そこから読み出され、予測モード切り替え回路52において、フレーム予測モード処理、またはフィールド予測モード処理が行なわれる。さらにまた、予測判定回路54の制御の下に、演算部53において、画像内予測、前方予測、後方予測、または両方向予測の演算が行なわれる。これらの処理のうち、いずれの処理を行なうかは、予測誤差信号(処理の対象とされている参照画像と、これに対する予測画像との差分)に対応して決定される。このため、動きベクトル検出回路50は、この判定に用いられる予測誤差信号の絶対値和(自乗和でもよい)を生成する。
ここで、予測モード切り替え回路52におけるフレーム予測モードとフィールド予測モードについて説明する。
フレーム予測モードが設定された場合においては、予測モード切り替え回路52は、動きベクトル検出回路50より供給される4個の輝度ブロックY[1]乃至Y[4]を、そのまま後段の演算部53に出力する。即ち、この場合においては、図8に示すように、各輝度ブロックに奇数フィールドのラインのデータと、偶数フィールドのラインのデータとが混在した状態となっている。このフレーム予測モードにおいては、4個の輝度ブロック(マクロブロック)を単位として予測が行われ、4個の輝度ブロックに対して1個の動きベクトルが対応される。
これに対して、予測モード切り替え回路52は、フィールド予測モードにおいては、図17(A)に示す構成で動きベクトル検出回路50より入力される信号を、図17(B)に示すように、4個の輝度ブロックのうち、輝度ブロックY[1]とY[2]を、例えば奇数フィールドのラインのドットによりのみ構成させ、他の2個の輝度ブロックY[3]とY[4]を、偶数フィールドのラインのデータにより構成させて、演算部53に出力する。この場合においては、2個の輝度ブロックY[1]とY[2]に対して、1個の動きベクトルが対応され、他の2個の輝度ブロックY[3]とY[4]に対して、他の1個の動きベクトルが対応される。
動きベクトル検出回路50は、フレーム予測モードにおける予測誤差の絶対値和と、フィールド予測モードにおける予測誤差の絶対値和を、予測モード切り替え回路52に出力する。予測モード切り替え回路52は、フレーム予測モードとフィールド予測モードにおける予測誤差の絶対値和を比較し、その値が小さい予測モードに対応する処理を施して、データを演算部53に出力する。
但し、このような処理は、実際には動きベクトル検出回路50で行われる。即ち、動きベクトル検出回路50は、決定されたモードに対応する構成の信号を予測モード切り替え回路52に出力し、予測モード切り替え回路52は、その信号を、そのまま後段の演算部53に出力する。
尚、色差信号は、フレーム予測モードの場合、図17(A)に示すように、奇数フィールドのラインのデータと偶数フィールドのラインのデータとが混在する状態で、演算部53に供給される。また、フィールド予測モードの場合、図17(B)に示すように、各色差ブロックCb,Crの上半分(4ライン)が、輝度ブロックY[1],Y[2]に対応する奇数フィールドの色差信号とされ、下半分(4ライン)が、輝度ブロックY[3],Y[4]に対応する偶数フィールドの色差信号とされる。
また、動きベクトル検出回路50は、次のようにして、予測判定回路54において、画像内予測、前方予測、後方予測、または両方向予測のいずれの予測を行なうかを決定するための予測誤差の絶対値和を生成する。
即ち、画像内予測の予測誤差の絶対値和として、参照画像のマクロブロックの信号Aijの和ΣAijの絶対値|ΣAij|と、マクロブロックの信号Aijの絶対値|Aij|の和Σ|Aij|の差を求める。また、前方予測の予測誤差の絶対値和として、参照画像のマクロブロックの信号Aijと、予測画像のマクロブロックの信号Bijの差Aij−Bijの絶対値|Aij−Bij|の和Σ|Aij−Bij|を求める。また、後方予測と両方向予測の予測誤差の絶対値和も、前方予測における場合と同様に(その予測画像を前方予測における場合と異なる予測画像に変更して)求める。
これらの絶対値和は、予測判定回路54に供給される。予測判定回路54は、前方予測、後方予測および両方向予測の予測誤差の絶対値和のうち、最も小さいものを、インタ予測の予測誤差の絶対値和として選択する。さらに、このインタ予測の予測誤差の絶対値和と、画像内予測の予測誤差の絶対値和とを比較し、その小さい方を選択し、この選択した絶対値和に対応するモードを予測モードとして選択する。即ち、画像内予測の予測誤差の絶対値和の方が小さければ、画像内予測モードが設定される。インタ予測の予測誤差の絶対値和の方が小さければ、前方予測、後方予測または両方向予測モードのうち、対応する絶対値和が最も小さかったモードが設定される。
このように、動きベクトル検出回路50は、参照画像のマクロブロックの信号を、フレームまたはフィールド予測モードのうち、予測モード切り替え回路52により選択されたモードに対応する構成で、予測モード切り替え回路52を介して演算部53に供給するとともに、4つの予測モードのうち、予測判定回路54により選択された予測モードに対応する予測画像と参照画像の間の動きベクトルを検出し、可変長符号化回路58と動き補償回路65に出力する。上述したように、この動きベクトルとしては、対応する予測誤差の絶対値和が最小となるものが選択される。
予測判定回路54は、動きベクトル検出回路50が前方原画像部51aよりIピクチャの画像データを読み出しているとき、予測モードとして、フレームまたはフィールド(画像)内予測モード(動き補償を行わないモード)を設定し、演算部53のスイッチ53dを接点a側に切り替える。これにより、Iピクチャの画像データがDCTモード切り替え回路55に入力される。
このDCTモード切り替え回路55は、図18(A)または図18(B)に示すように、4個の輝度ブロックのデータを、奇数フィールドのラインと偶数フィールドのラインが混在する状態(フレームDCTモード)、または、分離された状態(フィールドDCTモード)、のいずれかの状態にして、DCT回路56に出力する。
即ち、DCTモード切り替え回路55は、奇数フィールドと偶数フィールドのデータを混在してDCT処理した場合における符号化効率と、分離した状態においてDCT処理した場合の符号化効率とを比較し、符号化効率の良好なモードを選択する。
例えば、入力された信号を、図18(A)に示すように、奇数フィールドと偶数フィールドのラインが混在する構成とし、上下に隣接する奇数フィールドのラインの信号と偶数フィールドのラインの信号の差を演算し、さらにその絶対値の和(または自乗和)を求める。また、入力された信号を、図18(B)に示すように、奇数フィールドと偶数フィールドのラインが分離した構成とし、上下に隣接する奇数フィールドのライン同士の信号の差と、偶数フィールドのライン同士の信号の差を演算し、それぞれの絶対値の和(または自乗和)を求める。さらに、両者(絶対値和)を比較し、小さい値に対応するDCTモードを設定する。即ち、前者の方が小さければ、フレームDCTモードを設定し、後者の方が小さければ、フィールドDCTモードを設定する。
そして、選択したDCTモードに対応する構成のデータをDCT回路56に出力するとともに、選択したDCTモードを示すDCTフラグを、可変長符号化回路58、DCTブロック並び替え回路62、および動き補償回路65に出力する。
予測モード切り替え回路52における予測モード(図17)と、このDCTモード切り替え回路55におけるDCTモード(図18)を比較して明らかなように、輝度ブロックに関しては、両者の各モードにおけるデータ構造は実質的に同一である。
予測モード切り替え回路52において、フレーム予測モード(奇数ラインと偶数ラインが混在するモード)が選択された場合、DCTモード切り替え回路55においても、フレームDCTモード(奇数ラインと偶数ラインが混在するモード)が選択される可能性が高く、また予測モード切り替え回路52において、フィールド予測モード(奇数フィールドと偶数フィールドのデータが分離されたモード)が選択された場合、DCTモード切り替え回路55において、フィールドDCTモード(奇数フィールドと偶数フィールドのデータが分離されたモード)が選択される可能性が高い。
しかしながら、必ずしも常にそのようになされるわけではなく、予測モード切り替え回路52においては、予測誤差の絶対値和が小さくなるようにモードが決定され、DCTモード切り替え回路55においては、符号化効率が良好となるようにモードが決定される。
DCTモード切り替え回路55より出力されたIピクチャの画像データは、DCT回路56に入力され、DCT(離散コサイン変換)処理され、DCT係数に変換される。このDCT係数は、量子化回路57に入力され、送信バッファ59のデータ蓄積量(バッファ蓄積量)に対応した量子化ステップで量子化された後、可変長符号化回路58に入力される。
可変長符号化回路58は、量子化回路57より供給される量子化ステップ(スケール)に対応して、量子化回路57より供給される画像データ(いまの場合、Iピクチャのデータ)を、例えばハフマン符号などの可変長符号に変換し、送信バッファ59に出力する。
可変長符号化回路58にはまた、量子化回路57より量子化ステップ(スケール)、予測判定回路54より予測モード(画像内予測、前方予測、後方予測、または両方向予測のいずれが設定されたかを示すモード)、動きベクトル検出回路50より動きベクトル、予測モード切り替え回路52より予測フラグ(フレーム予測モードまたはフィールド予測モードのいずれが設定されたかを示すフラグ)、およびDCTモード切り替え回路55が出力するDCTフラグ(フレームDCTモードまたはフィールドDCTモードのいずれが設定されたかを示すフラグ)が入力されており、これらも可変長符号化される。
送信バッファ59は、入力されたデータを一時蓄積し、蓄積量に対応するデータを量子化回路57に出力する。送信バッファ59は、そのデータ残量が許容上限値まで増量すると、量子化制御信号によって量子化回路57の量子化スケールを大きくすることにより、量子化データのデータ量を低下させる。また、これとは逆に、データ残量が許容下限値まで減少すると、送信バッファ59は、量子化制御信号によって量子化回路57の量子化スケールを小さくすることにより、量子化データのデータ量を増大させる。このようにして、送信バッファ59のオーバフローまたはアンダフローが防止される。
そして、送信バッファ59に蓄積されたデータは、所定のタイミングで読み出され、伝送路に出力され、例えば記録媒体3に記録される。
一方、量子化回路57より出力されたIピクチャのデータは、逆量子化回路60に入力され、量子化回路57より供給される量子化ステップに対応して逆量子化される。逆量子化回路60の出力は、IDCT(逆DCT)回路61に入力され、逆DCT処理された後、DCTブロック並び替え回路62に入力される。DCTブロック並び替え回路62は、入力されたデータを、予測モード切り替え回路52から供給される予測フラグと、DCTモード切り替え回路55から供給されるDCTフラグに対応して、データの並び替えを行う。
即ち、予測モード切り替え回路52において、フレーム予測モードが設定されている場合、動き補償回路65から読み出され、演算部53に供給されるデータは、奇数フィールドのデータと偶数フィールドのデータとが混在する状態となされている。このデータが演算器63にも供給される。このため、DCTブロック並び替え回路62は、IDCT回路61より供給されるデータを、フレームDCTモードが設定されている場合、そのまま演算器63に供給し、フィールドDCTモードが設定されている場合、奇数フィールドのデータと偶数フィールドのデータとが分離された状態となされているため、これらが混在する状態にデータを並べ替えて、演算器63に出力する。
一方、予測モード切り替え回路52において、フィールド予測モードが設定されている場合、動き補償回路65より演算部53に供給されるデータは、奇数フィールドのデータと偶数フィールドのデータとが分離した状態となされている。このため、DCTブロック並び替え回路58は、DCTモード切り替え回路55によりフィールドDCTモードが設定されている場合、IDCT回路61より出力されるデータをそのまま演算器63に供給するが、フレームDCTモードが設定されている場合、奇数フィールドのデータと偶数フィールドのデータとが混在する状態となされているため、これを、それぞれが分離された状態に並べ替えて、演算器63に出力する。
即ち、DCTブロック並び替え回路58は、動き補償回路65から演算部53に供給されるデータの配列状態と同一の配列状態になるように、IDCT回路61の出力するデータの並び替えを実行する。
いまの場合、IDCT回路61より出力されるデータは、Iピクチャのデータであるから、画像内予測とされている。このため、DCTモード切り替え回路55がフレームDCTフラグを出力しているとき、IDCT回路61より出力されたデータは、そのまま演算器63を介してフレームメモリ65の前方予測画像部65aに供給され、記憶される。また、フィールドDCTフラグが出力されているとき、データの並び替えが行われた後、記憶される。
動きベクトル検出回路50は、シーケンシャルに入力される各フレームの画像データを、たとえば、I,B,P,B,P,B・・・のピクチャとしてそれぞれ処理する場合、最初に入力されたフレームの画像データをIピクチャとして処理した後、次に入力されたフレームの画像をBピクチャとして処理する前に、さらにその次に入力されたフレームの画像データをPピクチャとして処理する。Bピクチャは、後方予測を伴うため、後方予測画像としてのPピクチャが先に用意されていないと、復号することができないからである。
そこで動きベクトル検出回路50は、Iピクチャの処理の次に、後方原画像部51cに記憶されているPピクチャの画像データの処理を開始する。そして、上述した場合と同様に、マクロブロック単位でのフレーム間差分(予測誤差)の絶対値和が、動きベクトル検出回路50から予測モード切り替え回路52と予測判定回路54に供給される。予測モード切り替え回路52と予測判定回路54は、このPピクチャのマクロブロックの予測誤差の絶対値和に対応して、フレーム/フィールド予測モード、または画像内予測、前方予測、後方予測、もしくは両方向予測の予測モードを設定する。
演算部53は、画像内予測モードが設定されたとき、スイッチ53dを上述したように接点a側に切り替える。従って、このデータは、Iピクチャのデータと同様に、DCTモード切り替え回路55、DCT回路56、量子化回路57、可変長符号化回路58、送信バッファ59を介して伝送路に伝送される。また、このデータは、逆量子化回路60、IDCT回路61、DCTブロック並び替え回路62、演算器63を介してフレームメモリ64の後方予測画像部64bに供給され、記憶される。
前方予測モードの時、スイッチ53dが接点bに切り替えられるとともに、フレームメモリ64の前方予測画像部64aに記憶されている画像(いまの場合、Iピクチャの画像)データが読み出され、動き補償回路65により、動きベクトル検出回路50が出力する動きベクトルに対応して動き補償される。即ち、動き補償回路65は、予測判定回路54より前方予測モードの設定が指令されたとき、前方予測画像部64aの読み出しアドレスを、動きベクトル検出回路50がいま出力しているマクロブロックの位置に対応する位置から動きベクトルに対応する分だけずらしてデータを読み出し、予測画像データを生成する。
動き補償回路65より出力された予測画像データは、演算器53aに供給される。演算器53aは、予測モード切り替え回路52より供給された参照画像のマクロブロックのデータから、動き補償回路65より供給された、このマクロブロックに対応する予測画像データを減算し、その差分(予測誤差)を出力する。この差分データは、DCTモード切り替え回路55、DCT回路56、量子化回路57、可変長符号化回路58、送信バッファ59を介して伝送路に伝送される。また、この差分データは、逆量子化回路60、IDCT回路61、DCTブロック並び替え回路62により局所的に復号され、演算器63に入力される。
この演算器63にはまた、演算器53aに供給されている予測画像データと同一のデータが供給されている。演算器63は、DCTブロック並び替え回路62が出力する差分データに、動き補償回路65が出力する予測画像データを加算する。これにより、元の(復号した)Pピクチャの画像データが得られる。このPピクチャの画像データは、フレームメモリ64の後方予測画像部64bに供給され、記憶される。
動きベクトル検出回路50は、このように、IピクチャとPピクチャのデータが前方予測画像部64aと後方予測画像部64bにそれぞれ記憶された後、次にBピクチャの処理を実行する。予測モード切り替え回路52と予測判定回路54は、マクロブロック単位でのフレーム間差分の絶対値和の大きさに対応して、フレーム/フィールドモードを設定し、また、予測モードを画像内予測モード、前方予測モード、後方予測モード、または両方向予測モードのいずれかに設定する。
上述したように、画像内予測モードまたは前方予測モードの時、スイッチ53dは接点aまたはbに切り替えられる。このとき、Pピクチャにおける場合と同様の処理が行われ、データが伝送される。
これに対して、後方予測モードまたは両方向予測モードが設定された時、スイッチ53dは、接点cまたはdにそれぞれ切り替えられる。
スイッチ53dが接点cに切り替えられている後方予測モードの時、後方予測画像部64bに記憶されている画像(いまの場合、Pピクチャの画像)データが読み出され、動き補償回路65により、動きベクトル検出回路50が出力する動きベクトルに対応して動き補償される。即ち、動き補償回路65は、予測判定回路54より後方予測モードの設定が指令されたとき、後方予測画像部64bの読み出しアドレスを、動きベクトル検出回路50がいま出力しているマクロブロックの位置に対応する位置から動きベクトルに対応する分だけずらしてデータを読み出し、予測画像データを生成する。
動き補償回路65より出力された予測画像データは、演算器53bに供給される。演算器53bは、予測モード切り替え回路52より供給された参照画像のマクロブロックのデータから、動き補償回路65より供給された予測画像データを減算し、その差分を出力する。この差分データは、DCTモード切り替え回路55、DCT回路56、量子化回路57、可変長符号化回路58、送信バッファ59を介して伝送路に伝送される。
スイッチ53dが接点dに切り替えられている両方向予測モードの時、前方予測画像部64aに記憶されている画像(いまの場合、Iピクチャの画像)データと、後方予測画像部64bに記憶されている画像(いまの場合、Pピクチャの画像)データが読み出され、動き補償回路65により、動きベクトル検出回路50が出力する動きベクトルに対応して動き補償される。即ち、動き補償回路65は、予測判定回路54より両方向予測モードの設定が指令されたとき、前方予測画像部64aと後方予測画像部64bの読み出しアドレスを、動きベクトル検出回路50がいま出力しているマクロブロックの位置に対応する位置から動きベクトル(この場合の動きベクトルは、前方予測画像用と後方予測画像用の2つとなる)に対応する分だけずらしてデータを読み出し、予測画像データを生成する。
動き補償回路65より出力された予測画像データは、演算器53cに供給される。演算器53cは、動きベクトル検出回路50より供給された参照画像のマクロブロックのデータから、動き補償回路65より供給された予測画像データの平均値を減算し、その差分を出力する。この差分データは、DCTモード切り替え回路55、DCT回路56、量子化回路57、可変長符号化回路58、送信バッファ59を介して伝送路に伝送される。
Bピクチャの画像は、他の画像の予測画像とされることがないため、フレームメモリ64には記憶されない。
尚、フレームメモリ64において、前方予測画像部64aと後方予測画像部64bは、必要に応じてバンク切り替えが行われ、所定の参照画像に対して、一方または他方に記憶されているものを、前方予測画像あるいは後方予測画像として切り替えて出力することができる。
以上においては、輝度ブロックを中心として説明をしたが、色差ブロックについても図15に示したマクロブロックと同様なマクロブロックを単位として処理され、伝送される。尚、色差ブロックを処理する場合の動きベクトルは、対応する輝度ブロックの動きベクトルを垂直方向と水平方向に、それぞれ1/2にしたものが用いられる。
図19は、図14のデコーダ31の一実施例である復号回路90の構成を示すブロック図である。伝送路(記録媒体3)を介して伝送された符号化された画像データは、図示せぬ受信回路で受信されたり、再生回路で再生され、受信バッファ81に一時記憶された後、復号回路90の可変長復号化回路82に供給される。可変長復号化回路82は、受信バッファ81より供給されたデータを可変長復号化し、動きベクトル、予測モード、予測フラグおよびDCTフラグを動き補償回路88に、また、量子化ステップ(スケール)を逆量子化回路83に、それぞれ出力するとともに、復号された画像データを逆量子化回路83に出力する。さらに、DCTフラグと予測フラグを、逆量子化回路83に出力する。
逆量子化回路83は、可変長復号化回路82より供給された画像データを、同じく可変長復号化回路82より供給された量子化ステップに従って逆量子化し、IDCT回路84に出力する。逆量子化回路83より出力されたデータ(DCT係数)は、IDCT回路84で、逆DCT処理され、元の画像データに戻される。
この画像データは、さらにDCTブロック並び替え回路86に入力される。DCTブロック並び替え回路86は、DCTフラグと予測フラグに対応して、このデータを、動き補償回路88が演算部87に出力するデータと同一の配列状態になるように並び替えを行い、演算器87に出力する。
DCTブロック並び替え回路86より供給された画像データが、Iピクチャのデータである場合、そのデータは演算器86より出力され、演算器86に後に入力される画像データ(PピクチャまたはBピクチャのデータ)の予測画像データ生成のために、フレームメモリ87の前方予測画像部87aに供給されて記憶される。また、このデータは、フォーマット変換回路32(図14)に出力される。
IDCT回路84より供給された画像データが、その1フレーム前の画像データを予測画像データとするPピクチャのデータであって、前方予測モードのデータである場合、フレームメモリ87の前方予測画像部87aに記憶されている、1フレーム前の画像データ(Iピクチャのデータ)が読み出され、動き補償回路88で可変長復号化回路82より出力された動きベクトルに対応する動き補償が施される。そして、演算器86において、DCTブロック並べ替え回路86より供給された画像データ(差分のデータ)と加算され、出力される。この加算されたデータ、即ち、復号されたPピクチャのデータは、演算器86に後に入力される画像データ(BピクチャまたはPピクチャのデータ)の予測画像データ生成のために、フレームメモリ87の後方予測画像部87bに供給されて記憶される。
Pピクチャのデータであっても、画像内予測モードのデータは、Iピクチャのデータと同様に、演算器87で特に処理は行わず、そのまま後方予測画像部87bに記憶される。
このPピクチャは、次のBピクチャの次に表示されるべき画像であるため、この時点では、まだフォーマット変換回路32へ出力されない(上述したように、Bピクチャの後に入力されたPピクチャが、Bピクチャより先に処理され、伝送されている)。
DCTブロック並べ替え回路86より供給された画像データが、Bピクチャのデータである場合、可変長復号化回路82より供給された予測モードに対応して、フレームメモリ87の前方予測画像部87aに記憶されているIピクチャの画像データ(前方予測モードの場合)、後方予測画像部87bに記憶されているPピクチャの画像データ(後方予測モードの場合)、または、その両方の画像データ(両方向予測モードの場合)が読み出され、動き補償回路88において、可変長復号化回路82より出力された動きベクトルに対応する動き補償が施されて、予測画像が生成される。但し、動き補償を必要としない場合(画像内予測モードの場合)、予測画像は生成されない。
このようにして、動き補償回路88で動き補償が施されたデータは、演算器86において、DCTブロック並べ替え回路86出力と加算される。この加算出力は、フォーマット変換回路32に出力される。
但し、この加算出力はBピクチャのデータであり、他の画像の予測画像生成のために利用されることがないため、フレームメモリ87には記憶されない。
Bピクチャの画像が出力された後、後方予測画像部87bに記憶されているPピクチャの画像データが読み出され、動き補償回路88、演算器86を介して、フォーマット変換回路32に供給される。但し、このとき、動き補償は行われない。
尚、このデコーダ31には、図16のエンコーダ18における予測モード切り替え回路52とDCTモード切り替え回路55に対応する回路が図示されていないが、これらの回路に対応する処理、即ち、奇数フィールドと偶数フィールドのラインの信号が分離された構成を、元の混在する構成に必要に応じて戻す処理は、動き補償回路88が実行する。
また、以上においては、輝度信号の処理について説明をしたが、色差信号の処置についても同様に行われる。但し、動きベクトルは、輝度信号用のものを、垂直方向と水平方向に1/2にしたものが用いられる。
図14に示す復号化装置のようにポストフィルタ22を有する場合、ポストフィルタ22には様々な種類のフィルタが存在するが、どの種類のフィルタが最適であるかは、画質の性質及び符号化時の条件に依存する。
例えば、符号化ビットレートが低い場合には、復号化された画像の劣化が顕著であるため、これを補うために画質を改善するためのフィルタを強くかける必要がある。一方、符号化ビットレートが高い場合、復号化された画像はそのままで高画質を維持しており、低ビットレートの場合と同じフィルタを用いると、それにより画質を劣化させることになるといった問題がある。
また、例えば、低ビットレートの場合のみを考えると、動きの速い画像は符号化効率が悪く、画質に劣化が顕著になるため、画質を改善するためのフィルタを強くかける必要があるが、これを符号化効率の良い画像に用いるとかえって画質を悪化させるという問題がある。
つまり、従来の画像データを符号・復号化する画像信号処理装置では、画質の性質や符号化時の条件に応じて、最適に画像データを圧縮・伸張することができないといった問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、簡単な構成により復号化した画像信号を最適に補正することのできる画像信号符号化装置及び画像信号復号化装置を提供することを目的とする。
本発明の画像信号符号化装置は、画像信号を所定の予測画像信号に基づいて符号化する符号化手段としてのエンコーダ18を備えた画像信号符号化装置において、エンコーダ18は、予測画像信号に基づいて画像信号を符号化する際に、画像信号の符号化条件を示す符号化条件フラグを符号化するように構成される。
本発明の画像信号符号化装置は、画像信号をビットストリームの画像情報とし、符号化フラグをビットストリームの前記画像情報のユーザエリア中に存在させ、エンコーダ18が符号化するビットストリームの画像情報の符号化ビットレートに基づき、符号化フラグを設定するフラグ設定手段としてのポストフィルタ選択回路140を備えることができる。
本発明の画像信号復号化装置は、所定の予測画像信号に基づき画像信号を符号化した符号化画像信号を復号化する画像信号復号化装置において、符号化画像信号は、画像信号及び画像信号の符号化条件を示す符号化条件フラグとからなり、符号化条件フラグに基づいて、復号化された画像信号を補正する画像補正手段としてのポストフィルタ22を具備して構成される。
本発明の画像信号符号化装置では、エンコーダ18で予測画像信号に基づいて画像信号を符号化する際に画像信号の符号化条件を示す符号化条件フラグを符号化することで、簡単な構成により、画像信号を復号する際に、符号化条件フラグに基づき画像信号を最適に補正することを可能とする。
また、本発明の画像信号符号化装置では、ポストフィルタ選択回路140でエンコーダ18が符号化するビットストリームの画像情報の符号化ビットレートに基づき、符号化フラグを設定することで、画像信号をより最適に補正することを可能とする。
本発明の画像信号復号化装置では、ポストフィルタ22で画像信号の符号化条件を示す符号化条件フラグに基づいて、復号化された画像信号を補正することで、簡単な構成により、画像信号を復号する際に、符号化条件フラグに基づき画像信号を最適に補正することを可能とする。
本発明の画像信号符号化装置によれば、符号化手段で予測画像信号に基づいて画像信号を符号化する際に画像信号の符号化条件を示す符号化条件フラグを符号化するので、簡単な構成により、画像信号を復号する際に、符号化条件フラグに基づき画像信号を最適に補正することができるという効果がある。
また、本発明の画像信号符号化装置では、フラグ設定手段で符号化手段が符号化するビットストリームの画像情報の符号化ビットレートに基づき、符号化フラグを設定するので、画像信号をより最適に補正することができるという効果がある。
本発明の画像信号復号化装置によれば、画像補正手段で画像信号の符号化条件を示す符号化条件フラグに基づいて、復号化された画像信号を補正することで、簡単な構成により、画像信号を復号する際に、符号化条件フラグに基づき画像信号を最適に補正することができるという効果がある。
図1の第1実施例は、従来例と同一の構成を有しているので、異なる構成のみ説明し、同一構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
第1実施例の画像データ符号化装置1及び画像データ復号化装置2は、従来例と、エンコーダ18、デコーダ31及びポストフィルタ22の構成が異なり、本実施例において、図1に示すように、符号化装置1のエンコーダ18は、画像データであるビットストリームと同時に、プリフィルタ21の符号化条件を示すPSTフラグを符号化し、ビットストリームと共にPSTフラグを記録媒体3に伝送する。
記録媒体3に符号化されて記憶されたビットストリームとPSTフラグは、復号化装置2のデコーダ31で復号化され、復号化されたビットストリームは、フォーマット変換回路32に入力され、ブロックフォーマットからフレームフォーマットに変換される。一方、復号化されたPSTフラグは、ポストフィルタ22に伝送され、ポストフィルタ22では、PSTフラグにより最適フィルタを選択するようになっている。
エンコーダ18によるPSTフラグの決定は、本実施例では次に示すような方法によりなされる。即ち、外部から強制的にPSTフラグを入力し設定する方法であり、このPSTフラグの決定方法について説明する。
この決定方法を実現するエンコーダ18の構成を図2に示す。入力されたPSTフラグは、可変長符号化回路58に入力される。そして可変長符号化回路58では、従来例と同様にビットストリームを可変長符号化すると共に、入力されたPSTフラグを可変長符号化する。
そして、PSTフラグは、ビットストリーム中のユーザデータ(user data)としてビットストリームと共に記憶媒体3に記憶される。MPEG,MPEG2方式では、"user data"は、シーケンス、GOP、ピクチャヘッダの後に設定可能であるので、PSTフラグは同様に、シーケンス、GOP、ピクチャヘッダ単位で設定可能である。
ここで、表1乃至表4にMPEG方式のビデオのシンタクスを示す。表1における"extention and user data(i)"に"extention data"または"user data"が記録される。
Figure 2006020353
表2に表1の"extention and user data(i)"を示す。ここに、"user data start cord"が記載されている場合、次に"user data"が記載されていることを示している。
Figure 2006020353
表3に"user data"を示す。"user data"は、8ビット単位で記録される。例えば、"0000 0000 0000 0000 0000 0001"が発生すると、"user data"が終了することを意味する。
Figure 2006020353
PSTフラグは、例えば8ビットのフラグとして""user data"に記憶される。表4にPSTフラグを示す。ここで、例えば、フィルタ1、2、…、Nはポストフィルタ22の各種フィルタを示している。
Figure 2006020353
尚、PSTフラグは、シーケンス、GOP、ピクチャヘッダの後に設定可能であるので、次に再設定されるまでその値を用いることが可能であり、即ち、再設定されるまで、同一フィルタが用いられる。
また、PSTフラグを、シーケンスフラグで設定することも可能であり、この場合の再設定は、シーケンス、GOP、ピクチャヘッダの後の"user data"で行うようにしても良い。
記憶媒体3に記憶されたビットストリームは、デコーダ31で復号化される。このデコーダ31の構成は、図3に示すように、図19の従来例で示した復号回路90と同様に構成されており、ビットストリームが受信バッファ81を介して復号回路90の可変長復号化回路82に入力されると、この可変長復号化回路82で、可変長符号が解かれる。このとき"user data"に記録されているPSTフラグが復号され、図1に示したポストフィルタ22に伝送される。その他のデコーダ31の構成、動作は従来例と同じである。
このように復号化されたPSTフラグによりポストフィルタ22は、例えば、ポストフィルタ22の各種フィルタとしてのメディアンフィルタ、ローパスフィルタ等を選択する。尚、メディアンフィルタ、ローパスフィルタはパラメータにより複数種類のフィルタからなるフィルタ群とすることができる。
具体的には、図4に示すように、ポストフィルタ22は、入力されたPSTフラグに基づいてスイッチ101、102によりフィルタ100(1)〜100(N)を選択し、ビットストリームとしてフレームメモリ34,35に記憶された色差信号C及び輝度信号Yを、選択したフィルタに出力し、選択されたフィルタにより処理された信号をスイッチ103、104を介してD/A変換器36、37に出力する。
次に、ポストフィルタ22のフィルタの一例としてのメディアンフィルタを説明する。メディアンフィルタは、ブロック歪やモスキートノイズを効果的に除去するフィルタである。図5に示すように、フィールドメモリ群120に記憶されている、ある画素の周囲、例えば3×3画素を3×3画素抽出回路121で取り出し、並べ変え回路122で降べき順に並べ変える。このとき、その中央の値、即ち3×3画素の場合、5番目の値をメディアンと呼ぶが、このメディアン値をMedian検出器123で検出し、その画素の値としてD/A変換器36、37に出力する。メディアンを求めるための画素値はフィルタをかける前の画素値を用いる。
尚、上記のメディアンの算出において、ある画素の周囲3×3画素を用いるとしたが、これに限らず、メディアンを求める画素群はどのように設定しても良い。そして、このメディアンを求める画素群を変えることにより、フィルタの効果を変えることができる。
例えば全ての画素について3×3画素のメディアンをとるメディアンフィルタをかけた場合、ブロック歪等は除去できるが、全体にぼけた画像となる強いフィルタとなる(フィルタ1)。
これに対して、ブロックエッジのみに3×3画素のメディアンをとるメディアンフィルタをかけた場合、ブロック歪を除去すると共に、フィルタ1に比べ高周波成分を維持することができる(フィルタ2)。
また、1次元のメディアンフィルタをかけることができ、この場合フィルタ1、2と比べると、ブロック歪除去の効率は落ちるが、高周波成分を多少維持することができる(フィルタ3)。
このようなフィルタ1、2、3をPSTフラグにより切り換えて最適フィルタを選択する。
このように第1実施例の画像データ符号化・復号化装置によれば、入力されたPSTフラグに基づいて、ポストフィルタ22でスイッチ101、102を切り換えることで、最適フィルタを選択することができる。
次に第2実施例ついて説明する。第2実施例は、第1実施例とほとんど同じであり、異なる点はPSTフラグの設定方法が符号化時に発生する各種パラメータに基づいて設定する点であり、その他の構成は第1実施例と同じであるので、異なる構成のみ説明し、同一構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
第2実施例のエンコーダ18におけるPSTフラグ決定方法では、図6に示すように、ポストフィルタ選択回路140が、可変長符号化器回路58に入力される各種パラメータ及びビットカウンタから出力される発生ビット量(符号化パラメータ)に応じて後処理に用いるフィルタを決定する。ポストフィルタ選択回路140は、また、使用するポストフィルタを示すPSTフラグを可変長符号化回路58に出力する。尚、可変長符号化回路58は、第1実施例と同様にPSTフラグを可変長符号化する。
次に、エンコーダ18によるPSTフラグの決定方法の1例を説明する。ポストフィルタ22を特に必要とする場合は、低ビットレートで、かつ符号化効率の悪い場合である。この場合、ブロック歪やモスキートノイズ等が顕著に現れ、画像の劣化が激しくなる。このような画像の劣化を目だたなくなるような後処理が必要となる。一方、高ビットレートで符号化した、符号化効率の良い画像は、復号化されたままで、高画質を維持しているので、過度な後処理を行うことはかえって画質の劣化を引き起こすことになる。
従って、符号化ビットレートが低いほど、ブロック歪等を除去する強いフィルタが必要であり、また符号化効率の悪いシーケンスほど強いフィルタをかける必要がある。
これらを表す符号化パラメータとしては、量子化係数が存在する。この量子化係数は、符号化ビットレートが高くなるほど小さな値をとり、また、符号化効率が良いシーケンスほど小さい値をとる。つまり、この量子化係数の大きさに従って、PSTフラグを適応的に切り換えれば良いことになる。
量子化係数(quantizer scale code)は、MPEG方式の場合、マクロブロック単位で設定される。マクロブロックシンタクスを表5に示す。
Figure 2006020353
まず、1フレーム符号化した後、1フレーム中の量子化係数の平均値MEAN_Qを求める。PSTフラグが表4のように、PSTフラグの値が大きいほど強いフィルタに対応している場合、MEAN_Qが大きいほど大きなPSTフラグを割り当てる。MEAN_QとPSTフラグの関係は、図7(A)に示すように、線形関係であっても、図7(B)に示す階段状の関係であっても良い(図7(B)はポストフィルタが頻繁に変化しないような制御方式である)。
尚、MEAN_QとPSTフラグの関係は、図7(A)と(B)のどちらか一方を用いて構成され、符号化装置側と復号化装置側で同一の関係を有するものとする。
具体的には、図8に示すように、ポストフィルタ選択回路140では、量子化スケール(量子化係数)が入力されると、平均回路150で1フレーム毎にMEAN_Qが算出される。そして、PST決定回路151でMEAN_Qに基づいてPSTフラグを決定し、可変長符号化回路58に出力する。その他の構成、作用は第1実施例と同じである。
また、上記の量子化係数を用いる方式の変形として、符号化ビットレートのみを用いる方法があり、この場合、シーケンスヘッダの後でPSTフラグが設定される。
以上説明したように、第2実施例は、第1実施例の効果に加え、PSTフラグの設定を符号化時に発生する各種パラメータに基づいて行っているので、符号化内容に応じた最適なPSTフラグが設定でき、より最適フィルタを選択することができる。
次に第3実施例ついて説明する。第3実施例は、第2実施例とほとんど同じであり、異なる点はポストフィルタを選択するポストフィルタ選択回路140を復号化装置側に設けた点であり、その他の構成は第2実施例と同じであるので、異なる構成のみ説明し、同一構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
図9に示すように、第3実施例では、第2実施例で符号化装置1のエンコーダ18に設けたポストフィルタ選択回路140を復号化装置2内に設けて構成している。
第3実施例のデコーダ31は、図10に示すように、図19の従来例で示した復号回路90と同様に構成されており、ビットストリームが受信バッファ81を介して復号回路90の可変長復号化回路82に入力されると、この可変長復号化回路82で、可変長符号が解かれる。このとき符号化パラメータとしての量子化係数が復号化され、ポストフィルタ22に伝送される。その他の構成、作用及び効果が第2実施例と同じである。
本発明の画像データ符号化・復号化装置の第1実施例の構成を示すブロック図である。 図1のエンコーダ18の構成を示すブロック図である。 図1のデコーダ31としての復号回路90の構成を示すブロック図である。 図1のポストフィルタ22の構成を示すブロック図である。 図4のポストフィルタ22のフィルタ例としてのメディアンフィルタの構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施例のエンコーダ18の構成を示すブロック図である。 図6のポストフィルタ選択回路140の作用を説明する説明図である。 図6のポストフィルタ選択回路140の構成を示すブロック図である。 本発明の画像データ符号化・復号化装置の第3実施例の構成を示すブロック図である。 図9のデコーダ31としての復号回路90の構成を示すブロック図である。 高能率符号化の原理を説明する図である。 画像データを圧縮する場合におけるピクチャのタイプを説明する図である。 動画像信号を符号化する原理を説明する図である。 画像信号符号化装置と復号化装置の構成例を示すブロック図である。 図14におけるフォーマット変換回路17のフォーマット変換の動作を説明する図である。 図14におけるエンコーダ18の構成例を示すブロック図である。 図16の予測モード切り替え回路52の動作を説明する図である。 図16のDCTモード切り替え回路55の動作を説明する図である。 図14のデコーダ31の1例である復号回路90の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
, 1 符号化装置, 2 復号化装置, 3 記録媒体, 12,13 A/D変換器, 14 フレームメモリ, 15 輝度信号フレームメモリ, 16 色差信号フレームメモリ, 17 フォーマット変換回路, 18 エンコーダ, 21 プリフィルタ, 22 ポストフィルタ, 31 デコーダ, 32 フォーマット変換回路, 33 フレームメモリ, 34 輝度信号フレームメモリ, 35 色差信号フレームメモリ, 36,37 D/A変換器, 49 ピクチャ判定回路, 50 動きベクトル検出回路, 51 フレームメモリ, 52 予測モード切り替え回路, 53 演算部, 54 予測判定回路, 55 DCTモード切り替え回路, 56 DCT回路, 57 量子化回路, 58 可変長符号化回路, 59 送信バッファ, 60 逆量子化回路, 61 IDCT回路, 63 演算器, 64 フレームメモリ, 65 動き補償回路, 81 受信バッファ, 82 可変長復号化回路, 83 逆量子化回路, 84 IDCT回路, 86 演算器, 87 フレームメモリ, 88 動き補償回路,100(1)〜100(N) フィルタ1〜フィルタN,101、102 スイッチ,121 3×3画素抽出回路,122 並べ変え回路,123 Median検出回路,140 ポストフィルタ検出回路,150 平均回路,151 PST決定回路

Claims (8)

  1. 画像信号を所定の予測画像信号に基づいて符号化する符号化手段を備えた画像信号符号化装置において、
    前記符号化手段は、前記予測画像信号に基づいて前記画像信号を符号化する際に、前記画像信号の符号化条件を示す符号化条件フラグを符号化する
    ことを特徴とする画像信号符号化装置。
  2. 前記画像信号は、ビットストリームの画像情報であり、
    前記符号化フラグは、ビットストリームの前記画像情報のユーザエリア中に存在する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像信号符号化装置。
  3. 前記符号化手段が符号化するビットストリームの前記画像情報の符号化ビットレートに基づき、前記符号化フラグを設定するフラグ設定手段をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像信号符号化装置。
  4. 所定の予測画像信号に基づき画像信号を符号化した符号化画像信号を復号化する画像信号復号化装置において、
    前記符号化画像信号は、前記画像信号及び前記画像信号の符号化条件を示す符号化条件フラグとからなり、
    前記符号化条件フラグに基づいて、復号化された前記画像信号を補正する画像補正手段を具備した
    ことを特徴とする画像信号復号化装置。
  5. 前記画像信号は、ビットストリームの画像情報であり、
    前記符号化フラグは、前記画像情報のユーザエリア中に存在する
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像信号復号化装置。
  6. 前記符号化フラグは、符号化されたビットストリームの前記画像情報の符号化ビットレートに基づき設定される
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像信号復号化装置。
  7. 前記画像補正手段は、複数のフィルタからなり、前記フラグに基づいて複数の前記フィルタを選択して前記画像信号を補正する
    ことを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1つに記載の画像信号復号化装置。
  8. 前記フィルタは、メディアンフィルタである
    ことを特徴とする請求項4乃至7のいずれか1つに記載の画像信号復号化装置。
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