JP2006018762A - コマンド処理装置及びデータ処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の機能別ブロックを有するシステムにおいて、重複した処理や回路をまとめて、限られたリソースを有効に使用し、メモリのアクセス制御を簡略化する。
【解決手段】 本発明のコマンド処理装置10は、メモリ2に記憶されているコマンドの制御対象を検出し、検出されたコマンドの制御対象にコマンドが供給されるようにコマンドの転送を切替制御するコマンド転送制御部5を備えたものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コマンドを転送するための処理を行うコマンド処理装置及びデータ処理システムに関する。
図7に示すように制御部が組み込まれている組み込みシステムにおいて、制御部のCPU(Central Processing Unit)91と、1つ以上の制御対象となるCPU91からのコマンドによって制御されるブロック71〜73、レジスタによって制御されるブロック74〜76、及びペリフェラルという構成の回路の一例として、MPEG(Moving Picture Experts Group)圧縮データを扱う画像処理回路をあげて説明する。
現在MPEG圧縮データを扱うにおける画像処理回路では、ビデオデータのエンコード及びデコード、ビデオデータ及びオーディオデータのインターフェイス回路、マルチプレクサ及びデマルチプレクサなど機能別に多くのブロック71〜76が存在する。これらのブロック71〜76ほぼ全てに、内蔵メモリ92へのデータの書き込みや読み出し用のインターフェイス回路であるメモリインターフェイス部77−1〜77−6が存在し、さらにコマンドによって制御されるブロック71〜73には、コマンドの書き込みや読み出し用のインターフェイス回路であるメモリインターフェイス部78−1〜78−3が存在している。
さらに、CPU91が生成したコマンドを処理するための回路であるコマンド制御部79−1〜79−3、及びコマンドを解析するための回路であるコマンド解析部80−1〜80−3が複数のコマンドによって制御されるブロック71〜73で必要となっている。ここでのコマンドとは、CPU91からDMA(Direct Memory Access)を起動する、あるいは、データ置換処理、検出処理といった、各ブロックにおける専用のシーケンスをジョブキューという形で、処理を実行させるために、一連のジョブ実行をコマンド列としてメモリ92内にCPU91が格納し、ジョブキューが溜まると各ブロックにて、自動的にジョブの実行を行っていく指令を指している。
また、データを効率的に転送するためにコマンド処理を用いたマルチプレクサ回路が開示されている(特許文献1の図24参照)。このマルチプレクサ回路にも各ブロック間の転送を制御するためのメモリインターフェイス回路が存在している。
特開2003-196227号公報
MPEG圧縮データを扱うにおける画像処理回路の様に多くの機能別ブロックが必要システムにおいて、同様なメモリインターフェイス回路、コマンド転送制御回路が存在することは、メモリのアクセス制御や管理を複雑にするだけでなく、回路規模の面でも重複した回路が増えるという不都合があった。
そこで、本発明は、複数の機能別ブロックを有するシステムにおいて、重複した処理や回路をまとめて、限られたリソースを有効に使用することにより、メモリのアクセス制御を簡略化することを目的とするものである。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明のコマンド処理装置は、記憶手段に記憶されているコマンドの制御対象を検出し、検出されたコマンドの制御対象にコマンドが供給されるようにコマンドの転送を切替制御する転送制御手段とを備えたものである。
これにより、制御手段の組込みシステムにおいて、制御手段と制御対象ブロックという構成の回路において、各コマンドの制御対象の専用のシーケンスをジョブキューとして制御手段が記憶手段に格納するので、各制御対象ブロックに共通でコマンドの処理をまとめて行うことができる。そして、各制御対象ブロックに共通でコマンドの処理をまとめて行った後に、各コマンドの行き先の制御対象にコマンドを転送する。
また、本発明のデータ処理システムは、記憶手段に記憶されているコマンドの制御対象を検出し、検出されたコマンドの制御対象にコマンドが供給されるようにコマンドの転送を切替制御する転送制御手段とを有するコマンド処理部と、コマンド処理部から転送される各コマンドを解析するコマンド解析手段と、コマンド解析手段により解析された各コマンドに基づいて各機能を実行する機能実行手段とを有する各コマンドによって制御される複数の制御対象の各ブロックとを備えたものである。
これにより、コマンド処理部で全制御対象のブロックのコマンド処理をまとめて行うように、コマンド転送制御手段を共有回路化することにより、複数の制御対象の各ブロックの回路面積増加を抑制可能にすることができる。
また、全制御対象のブロックのコマンド処理による、可能な限り制御手段から記憶手段へのデータ転送用インターフェイス回路の共有化を行うことにより、制御手段から記憶手段へのデータ転送プロトコルの統一を図ることができる。
また、本発明のコマンド処理装置は、記憶手段に記憶されているコマンドの制御対象を検出し、検出されたコマンドの制御対象にコマンドが供給されるようにコマンドの転送を切替制御する転送制御手段と、転送制御手段により検出されたコマンドの制御対象における処理に応じてコマンドを解析し、解析された各コマンドの制御対象にコマンドが供給されるようにコマンドの転送を切替制御する解析制御手段とを備えたものである。
これにより、制御手段の組込みシステムにおいて、制御手段と制御対象ブロックという構成の回路において、各コマンドの制御対象の専用のシーケンスをジョブキューとして制御手段が記憶手段に格納するので、各制御対象ブロックに共通でコマンドの処理をまとめて行うことができる。さらに、制御対象における処理に応じてコマンドをまとめて解析するので、比較的処理の軽い制御対象ブロックのコマンド解析をまとめて行うことができる。そして、各制御対象ブロックに共通でコマンドの処理及び解析をまとめて行った後に、各コマンドの行き先の制御対象にコマンドを転送する。
また、本発明のデータ処理システムは、記憶手段に記憶されているコマンドの制御対象を検出し、検出されたコマンドの制御対象にコマンドが供給されるようにコマンドの転送を切替制御する転送制御手段と、転送制御手段により検出されたコマンドの制御対象における処理に応じてコマンドを解析し、解析された各コマンドの制御対象にコマンドが供給されるようにコマンドの転送を切替制御する解析制御手段とを有するコマンド処理部と、コマンド処理部の転送制御手段から転送される各コマンドを解析するコマンド解析手段と、コマンド解析手段により解析された各コマンドに基づいて各機能を実行する機能実行手段とを有する転送制御手段により転送される各コマンドによって制御される第1の複数の制御対象の各ブロックと、コマンド処理部の解析制御手段により解析された各コマンドに基づいて各機能を実行する機能実行手段を有する解析制御手段により転送される各コマンドによって制御される第2の複数の制御対象の各ブロックとを備えたものである。
これにより、コマンド処理部で全制御対象のブロックのコマンド処理及び解析をまとめて行うように、コマンド転送制御手段を共有回路化することにより、複数の制御対象の各ブロックの回路面積増加を抑制可能にすることができる。
また、全制御対象のブロックのコマンド処理及び解析による、可能な限り記憶手段からコマンド処理装置へのデータ転送用インターフェイス回路の共有化を行うことにより、記憶手段からコマンド処理装置へのデータ転送プロトコルの統一を図ることができる。
本発明によれば、複数の制御対象のブロックに点在し、それぞれ異なるコマンド制御を行っていた部分が、コマンドの受け渡し部が共通になることで統一され、処理及びハードウェアアーキテクチャを簡略化してリソースを有効に利用することができる。
上記の統一により、受け渡し部の後段に存在するコマンド解析部についても全ブロック共通の比較的簡単な処理を行う基本コマンドの解析部は共有でき、さらなるリソースの有効利用が可能となる。
これにより、多くのリソースを重複して使用することを無くすことによって、システムの制御対象の回路規模も削減される。
例えば、オーディオインターフェイスの様に複雑な処理がいらない制御対象のブロック
を回路規模の増加をすることなく、コマンド制御化が可能となる。
また、記憶手段上にある程度の大きさの連続したデータ格納領域が必要だったが、上記コマンド制御することでデータを不連続な領域にデータユニットごとに書き込み又は読み出しすることができ、記憶手段を効率よく使用することができる。
さらに、全ての制御対象のブロックをコマンド制御することで、制御手段が各ブロックを直接制御することが減り制御手段の負荷が軽減できる。
以下に、本発明の実施形態について、適宜、図面を参照しながらその詳細を説明する。
[実施形態1]
図1は、本発明の実施形態のコマンド処理装置の構成を示すブロック図である。
このコマンドは、CPU1からDMAを起動する、あるいは、データ置換処理、検出処理といった、後述する制御対象の各ブロックにおける専用の機能となるシーケンスをジョブキューという形で、処理を実行させるために、一連のジョブ実行をコマンド列としてメモリ2内にCPU1が格納し、ジョブキューが溜まると後述する制御対象の各ブロックにて、自動的にジョブの実行を行っていく指令を指している。
CPU1は、動作プログラムに基づいて各制御対象を制御するコマンドを生成する。メモリ2は、CPU1により生成されたコマンドを記憶する。
本発明の実施形態のコマンド処理装置10の内部は、メモリ2とコマンド処理装置のインターフェイスを行うメモリインターフェイス部3、バッファメモリのFIFO(First In First memory)4、メモリ2に記憶されているコマンドの制御対象を検出し、検出されたコマンドの制御対象にコマンドが供給されるようにコマンドの転送を切替制御するコマンド転送制御部5、転送先の切替を行うセレクタ4で構成される。
ここで、コマンド転送制御部5は、コマンド13−1,13−2が開始することを示すスタートコマンド11を検出するスタートコマンド検出部6と、スタートコマンド11に対応して設けられる制御対象のブロック識別番号を示すIDコード(以下BIDコードという)をデコードするBIDコードのデコード部7を有する。
コマンド転送制御部5は、スタートコマンド検出部6により次のスタートコマンド11−2を検出するまで、前のスタートコマンド11−1に対応するBIDコードのデコード部7によりデコードされた前のブロック識別番号12−1の制御対象に前のコマンド13−1、13−2の転送を行い、スタートコマンド検出部6により次のスタートコマンド11−2を検出したとき、次のスタートコマンド11−2に対応するBIDコードのデコード部7によりデコードされた次のブロック識別番号12−2の制御対象に次のコマンド13−21,13−22の転送を行うように転送先の切替を行う。
さらに、コマンド転送制御部5は、スタートコマンド検出部6により次のスタートコマンド11−3を検出するまで、前のスタートコマンド11−2に対応するBIDコードのデコード部7によりデコードされた前のブロック識別番号12−2の制御対象に前のコマンド13−21、13−22の転送を行い、スタートコマンド検出部6により次のスタートコマンド11−3を検出したとき、次のスタートコマンド11−2に対応するBIDコードのデコード部7によりデコードされた次のブロック識別番号12−3の制御対象に次のコマンド13−31,13−32の転送を行うように転送先の切替を行う。
以下、順次、スタートコマンドに対応するブロック識別番号の制御対象にコマンドの転送を行うように転送先の切替を行う。
メモリインターフェイス部3はコマンド転送制御部5と外部のメモリバスを介して、メモリ2と接続される。このメモリインターフェイス部3は、従来のシステムの制御対象のブロックに使われていた既存の回路を使用することで、本発明に汎用性を持たせることが可能である。また、コマンド転送制御部5内部のセレクタ8の出力は外部の制御対象の各ブロックに接続される。なお、コマンド転送制御部5と外部の制御対象との接続については後述する図2に示す。
図1におけるコマンド処理装置10のコマンド転送制御部5の動作を説明する。
CPU1がコマンドを生成し、メモリ2に書き込んだことを受け、メモリインターフェイス部3は外部メモリ2からコマンド列をよみ、FIFO4に格納する。生成するコマンドは制御対象の各ブロック専用のシーケンスであるため、コマンド列の先頭に存在するスタートコマンドにはどのブロックへのコマンドであるかを示すブロック識別番号BIDコードが必要となる。
コマンド転送制御部5は、FIFO4から1コマンドを読み込み、スタートコマンドに含まれる、BIDコードによってセレクタ8へセレクト信号をコマンドそのものと同時に転送する。セレクタ8ではこれらを受け、コマンドの転送先ブロックを特定し、外部の制御対象の各ブロックに対してコマンドを転送する。このセレクト信号は次のスタートコマンドでBIDコードが書き換えられるまで有効とする。これによってコマンド列の長さを自由に設定できる。
図2は、本発明の実施形態のコマンド処理装置を用いたデータ処理システムを示す図である。
図2について図7に示した従来のシステム構成図からの改善を説明する。本発明の実施形態のコマンド処理装置10を用いることで、ブロック21、22、23と複数のブロックに点在していたコマンド転送制御回路、及びコマンド列専用のメモリインターフェイス回路が図2にでは共通のリソースとして本発明の実施形態のコマンド処理装置10内部にコマンド転送制御部5、及びメモリインターフェイス部3として実装されており、図7に示した制御対象のブロック71、72、73、を図2に示す制御対象のブロック21、22、23のように縮小化することが可能である。
[実施形態2]
図3は、本発明の実施形態の他のコマンド処理装置の構成を示すブロック図である。
実施形態2の他のコマンド処理装置30では、実施形態1のコマンド処理装置10に、コマンド解析部31と、データ転送用にメモリインターフェイス部32、さらにセレクタ33を加える。
コマンドの中は制御対象の各ブロック専用の機能の比較的重い処理を実行するシーケンスであるコマンドと、基本的な、メモリ2からのリードコマンドやメモリ2へのライトコマンドのように多数のブロックに適用可能な比較的軽い処理を実行するコマンドも存在する。さらに機能として、リードコマンド、ライトコマンドのみで十分制御可能な制御対象のブロックも存在する。これらを考えると、上記コマンド解析部31とデータ転送用メモリインターフェイス部32を加えることでさらなるリソースの共有と、上記制御対象のブロックのコマンドによる制御が可能となる。
ここで、図3における本発明の実施形態2の他のコマンド処理装置の動作を説明する。
メモリインターフェイス部3からセレクタ8に至るまでの動作は実施形態1のコマンド処理装置10のコマンド転送制御部5と同様である。セレクタ8からは、後述する比較的重い処理の制御対象のブロック41〜43へコマンドの転送が切り替えられる。メモリ2には、コマンド用メモリ領域2−1の他に、データ用メモリ領域2−2が設けられる。
ただし、コマンド転送制御部5におけるコマンド処理にて先述の基本的な比較的軽い処理を実行するコマンドのみで動作する制御対象のブロックへのコマンドだった場合、コマンド転送制御部5はコマンド解析部31へコマンドを転送する。コマンド解析部31では、このコマンドを解析し、この解析結果に基づき、データ用メモリインターフェイス部32はメモリ2のデータ用メモリ領域2−2からコマンドに対応するデータを読み出し、制御対象のブロックへ転送するための動作、もしくはメモリ2のデータ用メモリ領域2−2へ、コマンドに対応するデータの書き込みを開始する。
また、コマンド解析部31ではデータ転送先を示す、セレクト信号を生成しセレクタ33へ入力する。セレクタ33からは、後述する比較的軽い処理の制御対象のブロック44〜46へ、データの転送が切り替えられる。
これにより、基本的な比較的軽い処理を実行するコマンドの場合には、解析結果により、対応するデータを制御対象のブロックへ転送する。もしくは制御対象からのメモリ2のデータ用メモリ領域2−2へ対応するデータ書き込みが行われる。
図4は、本発明の実施形態の他のコマンド処理装置を用いたデータ処理システムを示す図である。
図4に本発明の実施形態2の他のコマンド処理装置30を用いた、データ処理システムの構成を示す。
図4について図7と比較し説明する。図7における、コマンドで制御していないレジスタで制御されるブロック74、75、76をコマンドによる制御に変更する。この場合、図7のブロック71,72,73のようなにコマンド読み出し用メモリインターフェイス78−1、78−2、78−3、コマンド制御部79−1、79−2、79−3、コマンド解析部80−1、80−2、80−3相当の回路を加える必要があり回路規模の増加という不利益があること。また、これらのレジスタで制御されるブロック74、75、76は基本的な比較的軽い処理しか行わないようなブロックであり、従来はコマンド制御を行っていなかった。
そこで、図4では基本的な比較的軽い処理を実行するコマンドによって制御することに変更されたブロック44、45、46に変更する必要がある。メモリインターフェイス、コマンド制御部を他のコマンド処理装置30の内部の共通のリソースとして作られるためコマンドでの制御に変更する上での回路規模の増加を抑制できる。さらに図7の制御対象のブロック74、75、76は、比較的軽い処理しか行わないためメモリ2との転送レートが低い。このため、上記ブロックに存在していたデータ転送用のメモリインターフェイス部77−4〜77−6が他のコマンド処理装置30の内部で共通のリソースとして作られ、図4に示すブロック制御対象の44,45,46は縮小化された。後述する、コマンド解析部31の追加のみによって上記44,45,46はコマンド制御とすることが可能である。
さらに他のコマンド処理装置30内にコマンド解析部31を共通のリソースとして作成することで、コマンド解析部31一つのみの追加により上記制御対象のブロック44,45,46を基本的な比較的軽い処理を実行するコマンドによって制御することが可能となる。これにより、コマンド制御化することで起こる回路規模増加の不利益を避け、コマンド制御化の利益のみを得ることが可能である。
図5は、データの連続性とコマンドの間欠性を示す図である。
図5において、T1時点のヘッダ51−1及びリードデータ51−2に続いて、T2時点のヘッダ52−1及びリードデータ52−2、T3時点のヘッダ53−1及びリードデータ53−2・・・のようにリードデータが時間的に続くのに対して、T1時点のヘッダ55−1、リードアドレス55−2及びリードサイズ55−3を有するリードコマンド54のようにリードコマンドは時間的に間欠的となる。
また、T11時点のヘッダ56−1及びライトデータ56−2に続いて、T12時点のヘッダ57−1及びライトデータ57−2・・・のようにライトデータが時間的に続くのに対して、T11時点のヘッダ59−1、ライトアドレス59−2及びライトサイズ59−3を有するライトコマンド58のようにライトコマンドは時間的に間欠的となる。
このため、コマンドの制御は、上述したように共通化することができると共に、基本的な比較的軽い処理を実行するコマンドの場合には、コマンドを解析すると共にデータを転送することができる。
図6は、本発明の実施形態のコマンド処理装置が適用されるDVD記録再生装置を示す図である。図6は、上述した図1及び図3に示したコマンド処理装置及び他のコマンド処理装置が適用されるDVD記録再生装置である。
図6において、DVD記録再生装置は、記録時には以下の動作をする。
まず、CPU64の制御により、オーディオ入力データAIに対してオーディオインターフェイス61はCPU64もしくはオーディオエンコーダ70−1が圧縮処理などを行える形へ変換を行ったオーディオデータAをメモリ63に書き込み、ビデオ入力データVIに対してビデオインターフェイス62はビデオエンコーダ70−2及びCPU64が圧縮処理などを行える形へ変換を行ったビデオデータVをメモリ63に書き込む。CPU64の制御により、マルチプレクサ65はメモリ63から読み出された圧縮等を行ったオーディオES(Elementary Stream)データAESをメモリ63から読み出された圧縮等を行ったビデオESデータVESとメモリ63から読み出されたヘッダHとを混合して記録データ信号PS(Program Stream)データを生成する。記録部66は、記録データ信号PSデータをDVD67上に記録する。
次に、再生時の動作を説明する。
まず、CPU64の制御により、再生部68は、PSデータをDVD67上から再生する。CPU64の制御により、デマルチプレクサ69はPSデータを分離してオーディオESデータAESとビデオESデータVESとを生成して、オーディオESデータAESとビデオESデータVESをメモリ63に書き込む。メモリ63に格納されたオーディオESデータAESとビデオESデータVES はCPU64とオーディオデコーダ70−3、ビデオデコーダ70−4にて伸張等の処理が行われる。CPU64の制御により、メモリ63から読み出されたオーディオデータAに対してオーディオインターフェイス61はシステム外部の処理装置に適応するデータ形式に変換した、オーディオ出力データAOを出力し、メモリ63から読み出されたビデオデータVに対してビデオインターフェイス62はシステム外部の処理装置に適応するデータ形式に変換した、ビデオ出力データVOを出力する。
ここで、CPU64が上述した記録時又は再生時の動作のコマンドをメモリ63に記憶していき、メモリ63から制御対象の各動作ブロックにコマンドが転送される際に上述した図1及び図3に示したコマンド処理装置及び他のコマンド処理装置が適用される。
上述した本実施の形態に限らず、制御対象のブロックに共通して用いられる他の部分をコマンド処理部に共通化して設けるようにしてもよい。また、制御対象のブロックの一部に共通して用いられる他の部分をコマンド処理部に切替部により選択的に共通化して設けるようにしてもよい。
本発明の実施形態のコマンド処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態のコマンド処理装置を用いたデータ処理システムを示す図である。 本発明の実施形態の他のコマンド処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態の他のコマンド処理装置を用いたデータ処理システムを示す図である。 データの連続性とコマンドの間欠性を示す図である。 本発明の実施形態のコマンド処理装置が適用されるDVD記録再生装置を示す図である。 従来のデータ処理システムを示す図である。
符号の説明
1…CPU、2…メモリ、3…メモリインターフェイス部、4…FIFO、5…コマンド転送制御部、6…スタートコマンド検出部、7…BIDコードのデコード部、8…セレクタ、10…コマンド処理装置、11…スタートコマンド、12…BIDコード、13…コマンド、21、22、23…コマンドによって制御されるブロック、24…メモリインターフェイス部、25…コマンド解析部、26…機能部、30…他のコマンド処理装置、31…コマンド解析部、32…メモリインターフェイス部、33…セレクタ、41、42、43、44,45,46…コマンドによって制御されるブロック、47…メモリインターフェイス部、48…コマンド解析部、49…機能部

Claims (12)

  1. 動作プログラムに基づいて各制御対象を制御するコマンドが生成手段により生成され、上記コマンドが記憶手段により蓄積されると、蓄積されたコマンドを複数の制御対象に転送するための処理を行うコマンド処理装置において、
    上記記憶手段に記憶されているコマンドの制御対象を検出し、検出された上記コマンドの制御対象に上記コマンドが供給されるようにコマンドの転送を切替制御する転送制御手段と、
    を備えたことを特徴とするコマンド処理装置。
  2. 請求項1記載のコマンド処理装置において、
    上記転送制御手段は、上記コマンドが開始することを示すスタートコマンドを検出するスタートコマンド検出部と、上記スタートコマンドに対応して設けられる制御対象のブロック識別番号を示すコードをデコードするデコード部を有することを特徴とするコマンド処理装置。
  3. 請求項2記載のコマンド処理装置において、
    上記転送制御手段は、
    上記スタートコマンド検出部により次のスタートコマンドを検出するまで、前のスタートコマンドに対応する上記デコード部によりデコードされた前のブロック識別番号の制御対象に前のコマンドの転送を行い、
    上記スタートコマンド検出部により次のスタートコマンドを検出したとき、次のスタートコマンドに対応する上記デコード部によりデコードされた次のブロック識別番号の制御対象に次のコマンドの転送を行うように転送先の切替を行うことを特徴とするコマンド処理装置。
  4. 動作プログラムに基づいて各制御対象を制御するコマンドが生成手段により生成され、上記コマンドが記憶手段により蓄積されると、蓄積されたコマンドを複数の制御対象に転送するための処理を行うコマンド処理部を用いて、複数の制御対象によりデータ処理を行うデータ処理システムにおいて、
    上記記憶手段に記憶されているコマンドの制御対象を検出し、検出された上記コマンドの制御対象に上記コマンドが供給されるようにコマンドの転送を切替制御する転送制御手段と、
    を有するコマンド処理部と、
    上記コマンド処理部から転送される各コマンドを解析するコマンド解析手段と、
    上記コマンド解析手段により解析された各コマンドに基づいて各機能を実行する機能実行手段と
    を有する上記各コマンドによって制御される複数の制御対象の各ブロックと、
    を備えたことを特徴とするデータ処理システム。
  5. 請求項3記載のデータ処理システムにおいて、
    上記コマンド処理部の上記転送制御手段は、上記コマンドが開始することを示すスタートコマンドを検出するスタートコマンド検出部と、上記スタートコマンドに対応して設けられる制御対象のブロック識別番号を示すコードをデコードするデコード部を有することを特徴とするデータ処理システム。
  6. 請求項5記載のデータ処理システムにおいて、
    上記コマンド処理部の上記転送制御手段は、
    上記スタートコマンド検出部により次のスタートコマンドを検出するまで、前のスタートコマンドに対応する上記デコード部によりデコードされた前のブロック識別番号の制御対象に前のコマンドの転送を行い、
    上記スタートコマンド検出部により次のスタートコマンドを検出したとき、次のスタートコマンドに対応する上記デコード部によりデコードされた次のブロック識別番号の制御対象に次のコマンドの転送を行うように転送先の切替を行うことを特徴とするデータ処理システム。
  7. 動作プログラムに基づいて各制御対象を制御するコマンドが生成手段により生成され、上記コマンドが記憶手段により蓄積されると、蓄積されたコマンドを複数の制御対象に転送するための処理を行うコマンド処理装置において、
    上記記憶手段に記憶されているコマンドの制御対象を検出し、検出された上記コマンドの制御対象に上記コマンドが供給されるようにコマンドの転送を切替制御する転送制御手段と、
    上記転送制御手段により検出された上記コマンドの制御対象における処理に応じて上記コマンドを解析し、解析された各コマンドの制御対象に上記コマンドが供給されるようにコマンドの転送を切替制御する解析制御手段と、
    を備えたことを特徴とするコマンド処理装置。
  8. 請求項7記載のコマンド処理装置において、
    上記転送制御手段は、上記コマンドが開始することを示すスタートコマンドを検出するスタートコマンド検出部と、上記スタートコマンドに対応して設けられる制御対象のブロック識別番号を示すコードをデコードするデコード部を有し、
    上記解析制御手段は、上記コマンドの制御対象における処理が比較的簡単なときに、コマンドを解析するコマンド解析部と、解析された各コマンドと各コマンドに対応するデータとをまとめて各コマンドの制御対象に転送する転送部を有する
    ことを特徴とするコマンド処理装置。
  9. 請求項8記載のコマンド処理装置において、
    上記転送制御手段は、
    上記スタートコマンド検出部により次のスタートコマンドを検出するまで、前のスタートコマンドに対応する上記デコード部によりデコードされた前のブロック識別番号の制御対象に前のコマンドの転送を行い、
    上記スタートコマンド検出部により次のスタートコマンドを検出したとき、次のスタートコマンドに対応する上記デコード部によりデコードされた次のブロック識別番号の制御対象に次のコマンドの転送を行うように転送先の切替を行い、
    上記解析制御手段は、上記コマンド解析部により上記コマンドの制御対象における処理が比較的簡単なときに上記コマンドを解析し、上記転送部により解析された各コマンドと各コマンドに対応するデータとをまとめて各コマンドの制御対象に転送する
    ことを特徴とするコマンド処理装置。
  10. 動作プログラムに基づいて各制御対象を制御するコマンドが生成手段により生成され、上記コマンドが記憶手段により蓄積されると、蓄積されたコマンドを複数の制御対象に転送するための処理を行うコマンド処理部を用いて、複数の制御対象によりデータ処理を行うデータ処理システムにおいて、
    上記記憶手段に記憶されているコマンドの制御対象を検出し、検出された上記コマンドの制御対象に上記コマンドが供給されるようにコマンドの転送を切替制御する転送制御手段と、
    上記転送制御手段により検出された上記コマンドの制御対象における処理に応じて上記コマンドを解析し、解析された各コマンドの制御対象に上記コマンドが供給されるようにコマンドの転送を切替制御する解析制御手段と、
    を有するコマンド処理部と、
    上記コマンド処理部の上記転送制御手段から転送される各コマンドを解析するコマンド解析手段と、
    上記コマンド解析手段により解析された各コマンドに基づいて各機能を実行する機能実行手段と
    を有する上記転送制御手段により転送される上記各コマンドによって制御される第1の複数の制御対象の各ブロックと、
    上記コマンド処理部の上記解析制御手段により解析された各コマンドに基づいて各機能を実行する機能実行手段
    を有する上記解析制御手段により転送される上記各コマンドによって制御される第2の複数の制御対象の各ブロックと、
    を備えたことを特徴とするデータ処理システム。
  11. 請求項10記載のデータ処理システムにおいて、
    上記コマンド処理部の上記転送制御手段は、上記コマンドが開始することを示すスタートコマンドを検出するスタートコマンド検出部と、上記スタートコマンドに対応して設けられる制御対象のブロック識別番号を示すコードをデコードするデコード部を有し、
    上記コマンド処理部の上記解析制御手段は、上記コマンドの制御対象における処理が比較的簡単なときに、コマンドを解析するコマンド解析部と、解析された各コマンドと各コマンドに対応するデータとをまとめて各コマンドの制御対象に転送する転送部を有する
    ことを特徴とするデータ処理システム。
  12. 請求項11記載のデータ処理システムにおいて、
    上記コマンド処理部の上記転送制御手段は、
    上記スタートコマンド検出部により次のスタートコマンドを検出するまで、前のスタートコマンドに対応する上記デコード部によりデコードされた前のブロック識別番号の制御対象に前のコマンドの転送を行い、
    上記スタートコマンド検出部により次のスタートコマンドを検出したとき、次のスタートコマンドに対応する上記デコード部によりデコードされた次のブロック識別番号の制御対象に次のコマンドの転送を行うように転送先の切替を行い、
    上記コマンド処理部の上記解析制御手段は、上記コマンド解析部により上記コマンドの制御対象における処理が比較的簡単なときに上記コマンドを解析し、上記転送部により解析された各コマンドと各コマンドに対応するデータとをまとめて各コマンドの制御対象に転送する
    ことを特徴とするデータ処理システム。
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