JP2006017840A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006017840A
JP2006017840A JP2004193257A JP2004193257A JP2006017840A JP 2006017840 A JP2006017840 A JP 2006017840A JP 2004193257 A JP2004193257 A JP 2004193257A JP 2004193257 A JP2004193257 A JP 2004193257A JP 2006017840 A JP2006017840 A JP 2006017840A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
image forming
forming apparatus
photosensitive drum
printing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004193257A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Tsutsumi
真洋 堤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2004193257A priority Critical patent/JP2006017840A/ja
Publication of JP2006017840A publication Critical patent/JP2006017840A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】 画像形成装置の内部の温度状態に応じて、感光体ドラムの表面電位を適切なタイミングで補正できるようにする。
【解決手段】 印刷量関連付け手段50では、想定温度60の値に応じて、第1印刷量61が想定温度の値60に関連付けられる。温度検知手段51では、画像形成装置本体100の内部空間の内部温度64が検知される。時機設定手段52では、内部温度64に対応する想定温度60の値が参照され、参照された想定温度60の値に関連付けられた第1印刷量61に基づいて、感光体ドラム10の表面電位を補正する時機が設定される。時機判別手段53では、印刷時の第2印刷量66が監視され、第2印刷量66が第1印刷量61になったか否かが判別される。電位補正手段54では、第2印刷量66が第1印刷量61になった場合に、感光体ドラム10の表面電位が補正される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、画像形成装置、特に、画像形成装置本体の内部に配置された感光体ドラムの電位を制御可能な画像形成装置に関する。
高速の複写機やプリンタなどの画像形成装置においてメンテナンスのサイクル間隔が長くなると、感光体ドラムの経時変化に起因して、感光体ドラムの表面電位が変動しやすくなる。このため、一般的には、感光体ドラムの表面電位を検知するための表面電位センサーを画像形成装置本体に設けて、電源オン時又は所定枚数の印刷が実行された時に、表面電位センサーからの情報に基づいて感光体ドラムの表面電位が帯電器により補正されている。具体的には、画像形成装置の電源がオンされた時又は所定枚数の印刷が実行された時に、表面電位センサーによって感光体ドラムの表面電位が検知される。そして、感光体ドラムの表面電位が所定の目標電位からずれているときは、帯電器への印加電圧等を変化させることによって、感光体ドラムの表面電位が所定の目標電位になるように補正される(特許文献1)。
特開平11−109688
従来の画像形成装置では、一般的に、画像形成装置の電源がオンされた時又は所定枚数の印刷が実行された時に、感光体ドラムの表面電位が所定の目標電位になるように、帯電器により補正されるようになっている。
感光体ドラムの表面電位は、感光体ドラム自体の温度に対する温度依存性が高い。このため、感光体ドラム周辺の温度が変化すると、感光体ドラム自体の温度も変化して感光体ドラムの帯電特性が大きく変化する。一般的には、感光体ドラム自体の温度が低温状態にあるときには、感光体ドラムが常温状態よりも帯電しやすいので、感光体ドラムの表面電位が高くなりやすい。そして、感光体ドラム自体の温度が低温状態から高温状態に変化するにつれて感光体ドラムは帯電しにくくなり、感光体ドラムの表面電位は低くなりやすい。
画像形成装置が比較的高温環境下に設置され待機状態である場合、画像形成装置の内部温度も比較的高温の状態になっている場合が多い。このとき、高温状態の画像形成装置の内部温度に応じて感光体ドラム自体の温度が上昇し感光体ドラムは帯電しにくい状態である。そのような比較的高温にある状態での起動時に、感光体ドラムの表面電位が所定の目標電位に補正されても、画像形成装置の印字動作によって画像形成装置内の内部温度が上昇し感光体ドラム自体の温度も上昇するため、感光体ドラムの表面電位は、再度、目標電位より低くなってしまうおそれがある。
一方、画像形成装置が比較的低温環境下に設置され待機状態である場合、画像形成装置の内部温度は比較的低温の状態になっている場合が多い。このとき、低温状態の画像形成装置の内部温度に応じて感光体ドラム自体の温度が低下し、感光体ドラムは帯電しやすい状態である。そのような比較的低温にある状態での起動時に、感光体ドラムの表面電位が所定の目標電位に補正されても、画像形成装置の印字動作によって画像形成装置内の内部温度が上昇し感光体ドラムの温度も上昇するため、感光体ドラムの表面電位は、再度、目標電位より低くなってしまうおそれがある。特に、画像形成装置が比較的低温の状態にある場合の方が高温の状態に較べて印字動作による画像形成装置内の内部温度上昇が大きいので、感光体ドラムの表面電位は高温時よりもさらに目標電位より低くなってしまうおそれがある。
このように感光体ドラムの表面電位が目標電位より低くなると、状況によっては地肌カブリが発生するおそれがある。この問題を解決するために、感光体ドラムの表面電位を所定の目標電位に補正する時間間隔を予め小さくしておく、すなわち感光体ドラムの表面電位を所定の目標電位に補正するタイミングを規定する所定の印刷枚数を予め少なくしておく、という方法が考えられる。しかしながら、この方法では、感光体ドラムの表面電位を所定の目標電位に補正する時間間隔を小さくする必要がない場合でも、感光体ドラムの表面電位の補正動作が頻繁に行われることになり、印刷時の生産性が低下するおそれがある。
本発明の課題は、画像形成装置の内部の温度状態に応じて、感光体ドラムの表面電位を適切なタイミングで補正できるようにすることにある。
請求項1に係る画像形成装置は、画像形成装置本体の内部に配置された感光体ドラムの電位を制御可能になっている。この画像形成装置は、印刷量関連付け手段と、温度検知手段と、時機設定手段と、時機判別手段と、電位補正手段とを備えている。印刷量関連付け手段では、画像形成装置本体の内部空間で想定される想定温度の値に応じて、所定の第1印刷量が想定温度の値に関連付けられる。温度検知手段では、画像形成装置本体の内部空間の内部温度が検知される。時機設定手段では、画像形成装置本体の内部温度に対応する想定温度の値が参照される。そして、参照された想定温度の値に関連付けられた第1印刷量に基づいて、感光体ドラムの表面電位を補正する時機が設定される。時機判別手段では、印刷時の第2印刷量を監視して、第2印刷量が第1印刷量になったか否かが判別される。電位補正手段では、時機判別手段において第2印刷量が第1印刷量になったと判別された場合に、感光体ドラムの表面電位が補正される。
ここでは、画像形成装置本体の内部空間の内部温度が検知され、画像形成装置本体の内部温度に対応する第1印刷量に基づいて、感光体ドラムの表面電位を補正する時機が設定されるようになっている。このように画像形成装置本体の内部温度を検知することによって、画像形成装置本体の内部の温度状態を把握することができる。そして、把握された画像形成装置本体の内部の温度状態に対応する想定温度の値に対して適切な第1印刷量を関連付けておけば、印刷時の第2印刷量が第1印刷量になったときに、画像形成装置本体の内部の温度状態に応じて、感光体ドラムの表面電位を適切なタイミングで補正することができる。
請求項2に係る画像形成装置では、請求項1に記載の画像形成装置において、第1印刷量が、感光体ドラムの表面電位が補正されうる補正回数に応じて調整されている。この調整は、印刷量関連付け手段において行われる。この場合、印刷量関連付け手段において、第1印刷量が感光体ドラムの表面電位が補正されうる補正回数に応じて調整されているので、印刷時の第2印刷量が第1印刷量になったときに、画像形成装置本体の内部の温度状態に応じて、感光体ドラムの表面電位をより適切なタイミングで補正することができる。
請求項3に係る画像形成装置では、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、印刷量が、印刷枚数および印刷時間の少なくともいずれか一方からなっている。この場合、印刷量は印刷枚数および印刷時間の少なくともいずれか一方からなっているので、画像形成装置本体の内部温度を検知する時機を、印刷枚数および印刷時間の少なくともいずれか一方に基づいて適切に設定することができる。
本発明によれば、画像形成装置本体の内部空間の内部温度が検知され、画像形成装置本体の内部温度に対応する第1印刷量に基づいて、感光体ドラムの表面電位を補正する時機が設定されるようになっている。このように画像形成装置本体の内部温度を検知することによって、画像形成装置本体の内部の温度状態を把握することができる。そして、把握された画像形成装置本体の内部の温度状態に対応する想定温度の値に対して適切な第1印刷量を関連付けておけば、印刷時の第2印刷量が第1印刷量になったときに、画像形成装置本体の内部の温度状態に応じて、感光体ドラムの表面電位を適切なタイミングで補正することができる。
〔画像形成装置の全体概要〕
図1は、本発明の一実施形態によるタンデム型カラープリンタ1の概略断面図を示している。このカラープリンタ1のカラープリンタ本体100は、カラー画像形成のための各色の画像形成部2M,2Y,2C,2Bと、各色のトナー容器3M,3Y,3C,3Bと、用紙を搬送する搬送ベルト4と、搬送される用紙に各色のトナー画像を転写するための第1から第4転写ローラ5M,5Y,5C,5Bと、画像形成部2M,2Y,2C,2Bに用紙を給紙する給紙機構6と、用紙上に転写されたトナー画像を定着するための定着部7と、排出部8とを有している。
画像形成部2M,2Y,2C,2Bは、それぞれマゼンタ、イエロー、シアン、ブラックの各色のトナー画像を形成するものであり、用紙の搬送方向上流側から搬送ベルト4に沿って横方向に順に並べて配置されている。これらの画像形成部2M,2Y,2C,2Bのそれぞれは、像担持体としてのアモルファスシリコン等からなる感光層を有する感光体ドラム10を有し、各感光体ドラム10の周囲には帯電器11、露光器12、現像装置13及び温度センサー14が配置されている。
搬送ベルト4は、駆動ローラ20と従動ローラ21との間に掛け渡されて循環駆動されている。この搬送ベルト4は、給紙機構6から給紙搬送路22を介して搬送されてきた用紙を吸着してほぼ水平方向に搬送している。
第1から第4転写ローラ5M,5Y,5C,5Bは、この搬送ベルト4を介して各画像形成部2M,2Y,2C,2Bの感光体ドラム10に対向するように配置されている。この第1から第4転写ローラ5M,5Y,5C,5Bは、それぞれがソレノイド23によって上方の転写位置と下方の解除位置との間で移動可能となっている。
給紙搬送路22は、搬送のガイドとなるガイド部材と、複数のローラ対とから構成されており、この給紙搬送路22の最も下流側には、トナー画像の形成と用紙の搬送とを同期させるためのレジストローラ対25が設けられている。そして、レジストローラ対25と第1転写ローラ5Mとの間には、吸着ローラ26が設けられている。この例では、吸着ローラ26が、搬送ベルト4が掛けられた従動ローラ21の上方に従動ローラ21と対向して配置されている。
定着部7は、内部にヒータを有する加熱ローラ及び加熱ローラに押圧される加圧ローラを有している。そして、この定着部7と排出部8との間には排紙搬送路27が設けられている。排紙搬送路27は、給紙搬送路22と同様に、ガイド部材と、複数のローラ対とから構成されている。なお、排出部8は装置の上面に形成されており、定着部7を通過した用紙が、排紙搬送路27を介して上方に搬送され装置の上面の排出部8に排出される。
温度センサー14は、カラープリンタ本体100の内部空間の温度を測定するためのものである。この温度センサー14には、温度センサー14からの温度情報を制御したり格納したりするための制御ボード30が連結されている。この制御ボード30は、主に、温度センサー14からの温度情報の制御およびカラープリンタ1の印刷状態の監視を行う制御部31と、温度センサー14からの温度情報および印刷量を格納する記憶部32とを含んでいる。制御部31は、記憶部32において温度と印刷量たとえば印刷枚数や印刷時間との関係をテーブル化する機能や、温度と印刷量との関係を示すテーブル65に基づいて帯電器11に各種の信号を送信したりする機能などを有している。記憶部32には、温度情報と印刷量との関係を示すテーブル65なども格納される。
帯電器11は、感光体ドラム10の表面を帯電させるためのものである。この帯電器11は、温度センサー14からの信号を受信して、温度センサー14からの信号に応じて感光体ドラム10の表面電位を制御可能になっている。
〔カラープリンタにおける各種手段〕
図2は、主に、図1に示した制御ボード30により制御される手段を説明するための機能ブロック図である。この機能ブロック図を用いて、本発明で主要な役割を果たす各種手段の説明を行う。
カラープリンタ1は、カラープリンタ本体100の内部に配置された感光体ドラム10の電位を制御可能なカラープリンタ1であって、印刷量関連付け手段50と、温度検知手段51と、時機設定手段52と、時機判別手段53と、電位補正手段54とを備えている。
印刷量関連付け手段50は、カラープリンタ本体100の内部空間で想定される想定温度の値60に応じて、所定の第1印刷量61を想定温度の値60に関連付ける手段である。この印刷量関連付け手段50では、制御ボード30の記憶部32において、カラープリンタ本体100の内部空間で想定される想定温度の値60と第1印刷量61たとえば印刷枚数61との関係が、事前にテーブル化される。また、印刷量関連付け手段50では、
第1印刷量61が、感光体ドラム10の表面電位が補正されうる補正回数63に応じて調整されている。この印刷量関連付け手段50では、記憶部32において、想定温度の値60と感光体ドラム10の表面電位が帯電器11により補正されうる補正回数63に応じて調整された第1印刷量61たとえば印刷枚数61との関係が、事前にテーブル化される。これらのことから、想定しうる想定温度の値60および補正回数63と第1印刷量61たとえば印刷枚数61との関係が、テーブル65として記憶部32に格納される。
温度検知手段51は、カラープリンタ本体100の内部空間の内部温度64を検知する手段である。この温度検知手段51では、カラープリンタ本体100の内部空間の内部温度64が温度センサー14等によって検知される。このように検知された内部温度64は、記憶部32に格納される。
時機設定手段52は、カラープリンタ本体100の内部温度64に対応する想定温度の値60を参照して、参照された想定温度の値60に関連付けられた第1印刷量61に基づいて、感光体ドラム10の表面電位を補正する時機を設定する手段である。この時機設定手段52では、記憶部32に格納された想定温度の値60と第1印刷量61との関係により、温度センサー14により検知された内部温度64に対応する想定温度の値60に関連付けられた第1印刷量61に基づいて、感光体ドラム10の表面電位を補正する時機が設定される。具体的には、まず、記憶部32に格納された想定温度の値60と第1印刷量61たとえば印刷枚数61との関係を示すテーブル65が制御部31によって参照される。そして、温度センサー14により検知された内部温度64に対応する想定温度の値60に関連付けられた印刷枚数61に基づいて、感光体ドラム10の表面電位を補正する時機が設定される。
時機判別手段53は、印刷時の第2印刷量66を監視して、第2印刷量66が第1印刷量61になったか否かを判別する手段である。この時機判別手段53では、第2印刷量66が制御部31によって監視され、第2印刷量66が第1印刷量61になったか否かが制御部31によって判別される。具体的には、印刷時の第2印刷量66すなわち印刷枚数66が制御部31によって監視される。そして、印刷枚数66が、温度センサー14により検知された内部温度64に対応する想定温度の値60に関連付けられた印刷枚数61になったか否かが、制御部31によって判別される。
電位補正手段54は、時機判別手段53において第2印刷量66が第1印刷量61になったと判別された場合に、感光体ドラム10の表面電位を補正する手段である。この電位補正手段54では、時機判別手段53において第2印刷量66が第1印刷量61になったと制御部31により判別された場合に、感光体ドラム10の表面電位が帯電器11により補正される。具体的には、印刷時の第2印刷量66すなわち印刷時の印刷枚数66が第1印刷量61すなわち印刷枚数61になったと制御部31で判別された場合に、感光体ドラム10の表面電位の補正を促す命令が、制御部31から帯電器11へと発行され、この命令に基づいて感光体ドラム10の表面電位が帯電器11により補正される。
〔カラープリンタにおける各種手段を用いた制御方法〕
図3に示すように、想定しうる想定温度の値60および感光体ドラム10の表面電位の補正回数63に応じて、想定温度の値60および補正回数63と印刷枚数との関係がテーブル化され、この想定温度の値60および補正回数63と印刷枚数との関係を示すテーブル65は、記憶部32に格納されている。ここで、テーブル65に設定される補正回数63は、感光体ドラム10の表面電位を補正しおわった回数を示している。
この状態でカラープリンタ1の電源がオンされると(S1)、図4に示すように、まず、カラープリンタ本体100の内部空間の内部温度64が温度センサー14によって検知される(S2)。次に、記憶部32に格納された想定温度の値60と印刷枚数61との関係を示すテーブル65が制御部31によって参照される(S3)。そして、温度センサー14により検知された内部温度64に対応する想定温度の値60に関連付けられた印刷枚数61が、感光体ドラム10の表面電位を補正する時機を規定するために記憶部32に格納される(S4)。続いて、印刷時の印刷枚数66の印刷状態が制御部31によって監視される(S5)。ここでは、印刷時の印刷枚数66のカウント状態が制御部31によって監視される。そして、印刷時の印刷枚数66が感光体ドラム10の表面電位を補正する時機を規定する印刷枚数61すなわちテーブル65の印刷枚数(検知枚数)61になったか否かが制御部31によって判別される(S6)。たとえば、図3のテーブル65を参照すると、電源オン時すなわちカラープリンタ1の初回起動時は、感光体ドラム10の表面電位の補正回数は0回である。この補正回数時のテーブル65の印刷枚数61は、想定温度の値65にかかわらず、0枚に設定されている。これにより、電源オン時には、印刷時の印刷枚数66がテーブル65の印刷枚数61になったと制御部31によって判別されて(S6でYes)、感光体ドラム10の表面電位が帯電器11により補正される(S7)。すなわち、電源がオンされた後は、印刷が実行される前に1度、感光体ドラム10の表面電位が帯電器11により補正される
次に、カラープリンタ1において印刷が実行されると(S1)、図4に示すように、まず、カラープリンタ本体100の内部空間の内部温度64が温度センサー14によって検知される(S2)。次に、記憶部32に格納された想定温度の値60と印刷枚数61との関係を示すテーブル65が制御部31によって参照される(S3)。そして、温度センサー14により検知された内部温度64に対応する想定温度の値60に関連付けられた印刷枚数61が、感光体ドラム10の表面電位を補正する時機を規定するために記憶部32に格納される(S4)。続いて、印刷時の印刷枚数の印刷状態が制御部31によって監視される(S5)。ここでは、印刷時の印刷枚数66のカウント状態が制御部31によって監視される。そして、印刷時の印刷枚数66が感光体ドラム10の表面電位を補正する時機を規定する印刷枚数61すなわちテーブル65の印刷枚数61になったか否かが制御部31によって判別される(S6)。
ここで、監視されている印刷時の印刷枚数66がテーブル65の印刷枚数61になったと制御部31で判断されなかった場合(S6でNo)、印刷時の印刷枚数66が引き続き制御部31によって監視される。たとえば、温度センサー14により検知された内部温度64が25度であり感光体ドラム10の表面電位の補正回数63が1回である場合、テーブル65の印刷枚数61は2000枚に設定されているので、印刷時の印刷枚数66が2000枚になるまで繰り返し監視される。一方で、監視されている印刷時の印刷枚数66がテーブル65の印刷枚数61になったと制御部31で判別された場合(S6でYes)、感光体ドラム10の表面電位が帯電器11により補正される(S7)。たとえば、温度センサー14により検知された内部温度が35度であり感光体ドラム10の表面電位の補正回数63が2回である場合、テーブル65の印刷枚数61は10000枚に設定されているので、印刷時の印刷枚数61が10000枚になったときに、感光体ドラム10の表面電位が補正される。このような感光体ドラム10の表面電位の補正操作は、カラープリンタ1の電源がOFFされない限り繰り返し実行される(S7)。
このように、本実施形態では、カラープリンタ本体100の内部空間の内部温度64が検知され、カラープリンタ本体100の内部温度64に対応するテーブル65の印刷枚数61に基づいて、感光体ドラム10の表面電位を補正する時機が設定されるようになっている。このようにカラープリンタ本体100の内部温度64を検知することによって、カラープリンタ本体100の内部の温度状態を把握することができる。そして、把握されたカラープリンタ本体100の内部の温度状態に対応する想定温度の値60に対してテーブル65の印刷枚数61を適切に関連付けておけば、印刷時の印刷枚数66がテーブル65の印刷枚数61になったときに、カラープリンタ本体100の内部の温度状態に応じて、感光体ドラム10の表面電位を適切なタイミングで補正することができる。
〔他の実施形態〕
(a)前記実施形態では、画像形成装置としてカラープリンタの場合の例を示したが、本発明は、モノクロ方式やカラー方式の複写機やファクシミリ等の画像形成装置に対しても適用することができる。
(b)前記実施形態では、第1および第2印刷量が印刷枚数61,66からなる場合の例を示したが、第1および第2印刷量は、前記実施形態に限定されず、印刷時間であっても良い。この場合、図4に示したテーブル65の印刷枚数61に代えて、想定しうる想定温度の値60および感光体ドラム10の表面電位の補正回数63に応じた印刷時間が所定の値に設定される。そして、印刷時の印刷時間が制御部31により監視され、監視されている印刷時間がテーブルの印刷時間になったときに、感光体ドラム10の表面電位が補正される。
(c)前記実施形態では、カラープリンタ本体100に温度センサー14が1つ設置される場合の例を示したが、温度センサー14の数は、前記実施形態に限定されず、どのようにしても良い。
本発明の一実施形態によるカラープリンタの概略断面図。 前記カラープリンタの制御ボードにより制御される手段を説明するための機能ブロック図。 想定温度の値および補正回数と印刷枚数との関係を示すテーブル。 前記カラープリンタにおける各種手段を用いた制御方法を説明するためのフローチャート。
符号の説明
1 カラープリンタ
100 カラープリンタ本体
63 補正回数
10 感光体ドラム
11 帯電器
14 温度センサー
30 制御ボード
31 制御部
32 記憶部
50 印刷量関連付け手段
51 温度検知手段
52 時機設定手段
53 時機判別手段
54 電位補正手段
60 想定温度の値
61 第1印刷量(テーブルの印刷枚数)
63 補正回数
64 内部空間の内部温度
65 テーブル
66 第2印刷量(印刷時の印刷枚数)

Claims (3)

  1. 画像形成装置本体の内部に配置された感光体ドラムの電位を制御可能な画像形成装置であって、
    前記画像形成装置本体の内部空間で想定される想定温度の値に応じて所定の第1印刷量を前記想定温度の値に関連付ける印刷量関連付け手段と、
    前記画像形成装置本体の内部空間の内部温度を検知する温度検知手段と、
    前記内部温度に対応する前記想定温度の値を参照し、参照された前記想定温度の値に関連付けられた前記第1印刷量に基づいて、前記感光体ドラムの表面電位を補正する時機を設定する時機設定手段と、
    印刷時の第2印刷量を監視して前記第2印刷量が前記第1印刷量になったか否かを判別する時機判別手段と、
    前記時機判別手段において前記第2印刷量が前記第1印刷量になったと判別された場合に前記感光体ドラムの表面電位を補正する電位補正手段と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記印刷量関連付け手段においては、前記第1印刷量が、前記感光体ドラムの表面電位が補正されうる補正回数に応じて調整される、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記印刷量は、印刷枚数および印刷時間の少なくともいずれか一方からなる、請求項1又は2に記載の画像形成装置。
JP2004193257A 2004-06-30 2004-06-30 画像形成装置 Pending JP2006017840A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004193257A JP2006017840A (ja) 2004-06-30 2004-06-30 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004193257A JP2006017840A (ja) 2004-06-30 2004-06-30 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006017840A true JP2006017840A (ja) 2006-01-19

Family

ID=35792203

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004193257A Pending JP2006017840A (ja) 2004-06-30 2004-06-30 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006017840A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007219089A (ja) * 2006-02-15 2007-08-30 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置及び画像形成方法
JP2011180214A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Brother Industries Ltd 画像形成装置、及び、ずれ量測定プログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007219089A (ja) * 2006-02-15 2007-08-30 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置及び画像形成方法
JP2011180214A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Brother Industries Ltd 画像形成装置、及び、ずれ量測定プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9454113B2 (en) Image forming apparatus
JP2012121725A (ja) シート給送装置、シート給送装置の制御方法及び画像形成装置
JP2006337472A (ja) 画像形成装置及びネットワークプリンタシステム
EP3179311B1 (en) Image forming apparatus, image forming system and recording medium
US10474078B2 (en) Image forming apparatus and method of controlling the same
JP4857662B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法
JP2011197237A (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP2008249763A (ja) 定着器制御装置及び画像形成装置
JP2006017840A (ja) 画像形成装置
JP5198319B2 (ja) 画像形成装置
JP5344532B2 (ja) 画像形成装置
JP2008102444A (ja) 画像形成装置
JP2007322798A (ja) 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法
JP5624961B2 (ja) 画像形成装置
JP6953794B2 (ja) 画像形成装置および搬送制御方法
JP2011158809A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP6953793B2 (ja) 画像形成装置および搬送制御方法
JP2007062947A (ja) 画像形成装置
JP2007264144A (ja) 画像形成装置
JP2006208415A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP2013049532A (ja) 画像形成装置
US8678385B2 (en) Sheet conveying device
JP2016009084A (ja) 画像形成装置
JP2006119175A (ja) 画像形成装置
JP4626525B2 (ja) 画像形成装置