JP2006016148A - Fire control operation system of passenger conveyor - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、火災時に建物内に残留した避難者を乗客コンベヤで搬送して避難させる火災管制運転システムに関するものである。 The present invention relates to a fire control operation system in which an evacuee remaining in a building during a fire is conveyed by a passenger conveyor and evacuated.
建物は所定の床面積ごとに防火区画されており、火災が発生すると、その区画内に限定し、他の区画へ延焼しないようになっている。エスカレータは各階間を貫通して形成された縦孔に設置される。この縦孔を介して火災が隣接階へ拡大するのを阻止するために、エスカレータが設置されている部分は、周囲を防火戸で囲って区画される。
従って、従来の乗客コンベヤ、特にエスカレータに係る火災管制運転システムは、火災が発生すると周囲を防火区画すると共にエスカレータを停止させ、避難路として使用することは考えられていなかった。このため、建物内の残留者は、専ら階段を利用して避難することとされていた。
上記従来の乗客コンベヤの火災管制運転システムに対して、エスカレータは階段と同様に階間を貫通して設置される点に鑑み、火災発生時の避難路として利用し、エスカレータを避難方向へ運転するようにした火災時の避難構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
The building is divided into fire prevention areas for each predetermined floor area, and when a fire breaks out, it is limited to that area and does not spread to other areas. The escalator is installed in a vertical hole formed through each floor. In order to prevent the fire from spreading to the adjacent floor through this vertical hole, the part where the escalator is installed is partitioned by surrounding it with a fire door.
Therefore, it has not been considered that conventional fire control operation systems related to passenger conveyors, in particular escalators, can be used as an evacuation route by stopping the escalator and surrounding the fire prevention compartment when a fire occurs. For this reason, the rest in the building was evacuated exclusively using stairs.
In contrast to the conventional passenger conveyor fire control operation system, the escalator is installed through the floor in the same way as the stairs, and is used as an evacuation route in the event of a fire, and the escalator is operated in the evacuation direction. An evacuation structure in the event of a fire has been proposed (see, for example, Patent Document 1).
従来の乗客コンベヤの火災管制運転システムは、上記のとおり構成されており、乗客コンベヤは建物内の交通動線の要衝に設置されているにも拘らず、火災が発生すると乗客コンベヤの周囲は防火区画されてしまい、避難路として使用されていなかった。このため、避難者は専ら階段によって避難せざるを得ず、階段に避難者が集中する、という問題があった。
また、上記特許文献1によれば、火災時に防火区画内でエスカレータを運転して避難させるようにしたものである。このため、階段への避難者の集中は軽減できたとしても、防火区画内は狭小であるから、エスカレータによって搬送されてきた避難者の行き場所がなくなって、乗降口付近に大勢が集中して二次災害の発生が危惧される、という問題があった。
The conventional fire control system for passenger conveyors is configured as described above, and even if the passenger conveyor is installed at the main point of traffic flow in the building, the area around the passenger conveyor is fire-proof when a fire occurs. It was sectioned and was not used as an evacuation route. For this reason, evacuees had to evacuate exclusively by stairs, and there was a problem that evacuees concentrated on the stairs.
Moreover, according to the said
この発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、火災の状況に対応させて乗客コンベヤを避難運転することにより、階段への避難者の集中を軽減させることを目的とする。
また、乗客コンベヤによる搬送によって避難者が乗降口に極端に集中するのを回避した乗客コンベヤの火災管制運転システムを提供することを目的とする。
The present invention has been made to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to reduce the concentration of evacuees on stairs by evacuating a passenger conveyor in response to a fire situation.
It is another object of the present invention to provide a fire control operation system for a passenger conveyor that avoids the concentration of evacuees at the entrance and exit due to transportation by the passenger conveyor.
この発明に係る乗客コンベヤの火災管制運転システムは、構内で火災が発生すると乗客コンベヤを通常運転から避難運転に切り替えて構内の残留者を搬送して避難させるようにしたものであって、火災の状況に対応させて運転方向を含む避難運転を設定し、その運転方向が、それ迄運転されていた方向と同方向の場合は、そのまま運転を継続して避難運転を行い、逆方向の場合は、減速して緩停止させた後逆方向へ緩起動させて避難運転を行うようにしたものである。 The fire control operation system for passenger conveyors according to the present invention is such that when a fire occurs on the premises, the passenger conveyor is switched from normal operation to evacuation operation so that the remaining persons on the premises are transported and evacuated. Set the evacuation operation including the driving direction according to the situation, and if the driving direction is the same direction as the previous driving direction, continue the evacuation driving as it is, and in the reverse direction Then, the vehicle is decelerated and slowly stopped and then slowly started in the reverse direction to perform evacuation operation.
この発明は上記のとおり、火災状況に対応させて運転方向を含む避難運転を設定し、この設定された避難運転に従って乗客コンベヤを運転するようにしたので、階段への避難者の集中を軽減することができる、という効果を奏する。
また、併せて乗客コンベヤの乗降口の混雑度を検出して所定値以上の混雑度になると、乗客コンベヤを停止させるようにすれば、乗降口に乗客が極端に集中するのを回避することができる、という効果を奏する。
According to the present invention, as described above, the evacuation operation including the driving direction is set corresponding to the fire situation, and the passenger conveyor is operated according to the set evacuation operation, so the concentration of the refugees on the stairs is reduced. There is an effect that it is possible.
In addition, if the degree of congestion at the entrance / exit of the passenger conveyor is detected and the degree of congestion exceeds a predetermined value, if the passenger conveyor is stopped, the concentration of passengers at the entrance / exit can be avoided. There is an effect that it is possible.
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一符号を付し、説明の重複を省いた。
実施の形態1.
図1から図5は、この発明の実施の形態1における乗客コンベヤの火災管制運転システムを示す。
図1は、クリスクロス(crisscross)配置された乗客コンベヤであるエスカレータの側面を示す3階建ての建物の縦断面図である。即ち、1号機エスカレータ11は、1階1と2階2の間に跨設されて1号機操作盤11sによって起動停止の操作がなされる。通常運転では上昇方向へ乗客を搬送するものとする。2号機エスカレータ12も同様に1階1と2階2の間に跨設されて2号機操作盤12sによって起動停止の操作がなされ、通常運転では下降方向へ乗客を搬送するものとする。3号機エスカレータ13は2階2と3階3の間に跨設されて3号機操作盤13sによって起動停止の操作がなされ、通常運転では下降方向へ乗客を搬送するものとする。4号機エスカレータ14も同様に2階2と3階3の間に跨設されて4号機操作盤14sによって起動停止の操作がなされ、通常運転では上昇方向へ乗客を搬送するものとする。縦孔の左右には各階1〜3に柵41〜43が立設されている。
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. In addition, in each figure, the same code | symbol is attached | subjected to the part which is the same or it corresponds, and duplication of description was omitted.
1 to 5 show a fire control operation system for a passenger conveyor according to
FIG. 1 is a longitudinal sectional view of a three-story building showing the side of an escalator, which is a passenger conveyor arranged in a crisscross. That is, the
火災が発生すると、防災センタ(図4に示す。)からの指令によって1階から3階の防火シャッタ21〜23が閉じて、エスカレータ11〜14の設置された縦孔が防火区画される。防火シャッタ21〜23には潜り戸31〜33が設けてあって、防火区画へ出入りすることができる。誘導灯9も点灯して避難路が表示される。
また、各エスカレータ11〜14の上下の乗降口には乗客5の乗込みを遮断する遮断機61d、61u〜64d、64uが設けられており、必要に応じて遮断して乗客5の乗込みを阻止するようになっている。
更に、上記各乗降口には乗客5の混雑度を検出する混雑度検出器71d、71u〜74d、74uが設けられており、避難運転中に運転方向前方の混雑度検出器71d、71u〜74d、74uが作動すると、対応するエスカレータ11〜14を停止させるようになっている。混雑度検出器71d、71u〜74d、74uは具体的には、秤装置等で構成される。
更にまた、各エスカレータ11〜14の上下の乗降口付近には、スピーカと電光表示板からなる報知器81d、81u〜84d、84uが設けられており、火災が発生して避難運転に切り替えられることを予め乗客5に知らせるようになっている。
When a fire occurs, the
Moreover, the
Furthermore,
Furthermore,
図2は、2階2における2号機エスカレータ12と3号機エスカレータ13の乗降口部分の斜視図である。ここで、3号機遮断機63dを例にして述べる。遮断機63dは、常時乗降口を開放して、乗客5の乗降を可能にしている。エスカレータ13が上昇運転しているときに、下降運転に切り替える場合は、図2に二点鎖線で示したとおり、遮断機63dを揺動させて乗客5の乗込みを遮断する。この遮断状態でエスカレータ13を減速し緩停止させた後、遮断機63dを開放して乗客5の乗降を可能にする。この状態でエスカレータ13を下降運転に切り替える。
なお、エスカレータ13が下降運転しているときに、上昇運転へ切り替える場合は、遮断機63dは作動せず、遮断機63uのみが作動して3階3の3号機用の乗降口を遮蔽する。
2号機エスカレータ12の2階2の乗降口には2号機床板52uが敷設されている。3号機エスカレータ13には3号機床板53dが敷設されている。床板52u、53dには、それぞれ混雑度検出器72u、73dが組み込まれている。
FIG. 2 is a perspective view of the entrance / exit portions of the
When switching to the ascending operation when the
A
図3は、2号機エスカレータ12と3号機エスカレータ13の平面図である。2号機エスカレータ12が跨設されている1階1と2階2が示されている。更に、3号機エスカレータ13が跨設されている2階2と3階3も示されている。
図3は、避難路を示しており、縦孔は、各階1〜3において防火シャッタ21〜23によって区画されている。また、階段28は防火戸29によって区画されている。避難者6は、一部が潜り戸29aを通って階段28を利用して避難する。他の避難者6は、2階2及び3階3の潜り戸32、33を通って縦孔の区画内に入り、エスカレータ11〜14を利用して1階潜り戸31から避難する。
FIG. 3 is a plan view of the
FIG. 3 shows an evacuation path, and the vertical holes are partitioned by
図4は、乗客コンベヤの火災管制システムの電気回路を示すブロック図である。図では1号機エスカレータ11のみ示したが、他のエスカレータ12〜14も同様である。エスカレータ11は駆動機11rによって駆動され、エスカレータ制御盤11cによって制御される。エスカレータ制御盤11cは、駆動機11rを緩停止・緩起動させるための加減速制御を行う電動機制御回路と、安全回路と、操作盤11s又は避難運転によって指令された方向へ運転する運転方向回路と、操作盤11sの操作又は避難運転指令によって作動する始動・停止回路とからなる。
FIG. 4 is a block diagram showing an electric circuit of a fire control system for a passenger conveyor. Although only the
エスカレータ11〜14の火災管制運転を行うためのエスカレータ管理盤90は、マイコンと避難運転操作盤96で構成されている。
マイコンは、CPU91と、図5に示すプログラムが格納されたROM92と、火災の発生場所、規模等に対応させて予め設定された各種の避難運転パターンが格納された避難運転パターンメモリ93と、一時的にデータが記録されるRAM94と、各種の外部装置との信号の授受を行う入出力装置95からなる。
避難運転操作盤96は、各エスカレータ11〜14に避難運転を指令することができる避難運転スイッチ96aと、避難運転パターンを選択する避難運転パターンスイッチ96bとからなり、各操作信号は入出力装置95へ伝えられる。避難運転操作盤96は、防災センタ97からの信号に優先して各エスカレータ11〜14に指令することができる。
The
The microcomputer includes a
The evacuation operation operation panel 96 includes an evacuation operation switch 96a capable of instructing each
また、混雑度検出器71の出力も入出力装置95へ伝えられる。避難運転への切替えに際して、エスカレータ11の運転方向を変える場合は、遮断機61を作動させるための信号が入出力装置95から出力される。火災が発生したこと、このためエスカレータを避難運転すること、避難に際しての注意点等を音声及び電光表示するための信号も入出力装置95から報知器81へ出力される。2〜4号機エスカレータ12〜14も同様である。
更に、防災センタ97には構内の各所に設置されている火災感知器98からの作動信号を受信して、火災の発生場所及び規模等を勘案した避難路が設定され、この避難路に沿って誘導灯9が点灯する。火災の発生状況は入出力装置95へも伝えられる。この火災発生状況は避難運転パターン設定のデータとなることは既に述べた。
The output of the congestion degree detector 71 is also transmitted to the input /
Furthermore, the
図5は、乗客コンベヤの火災管制運転システムの動作を示す流れ図である。この流れ図は、エスカレータ11〜14の通常運転中に火災が発生し、避難運転指令が出されたとする。なお、符号の数字部分の1桁目は、エスカレータの号機を表す。この号機を一般表示する場合は、図5においては、変数(n)とした。
手順S11で、変数n=1に設定し、1号機から順に処理を行う。手順S12で、避難運転操作盤96から避難運転パターンの指定があった場合は、指定された避難運転パターンに従うものとして、手順S16へ移る。
手順S12で避難運転操作盤96から避難運転パターンの指定がなかった場合は、手順S14へ移り防災センタ97からの火災発生状況を受け、手順S15で、その火災状況に従って、避難運転パターンメモリ93から避難運転パターンを選択する。
手順S16で、火災が発生したことを、避難運転に切り替えることを、その結果、運転方向が逆転する場合は、体勢を半回転させることを、避難階に到着したならば速やかに構外へ出ること等を、報知器71〜74に表示する。
FIG. 5 is a flowchart showing the operation of the fire control operation system of the passenger conveyor. In this flowchart, it is assumed that a fire has occurred during normal operation of the
In step S11, the variable n is set to 1, and processing is performed in order from the first machine. If an evacuation operation pattern is designated from the evacuation operation operation panel 96 in step S12, the process proceeds to step S16 assuming that the designated evacuation operation pattern is followed.
If the evacuation operation pattern is not designated from the evacuation operation operation panel 96 in step S12, the process proceeds to step S14 and receives a fire occurrence state from the
In step S16, switching from the occurrence of a fire to evacuation operation, and as a result, if the driving direction reverses, turn the posture half-turn, and if you arrive at the evacuation floor, get out of the premises immediately. Are displayed on the alarm devices 71-74.
手順S17で、避難運転の運転方向が、今まで通常運転されていたエスカレータ11〜14の運転方向と同方向の場合は、手順S18へ移り、その方向へ運転を継続する。手順S17で、避難運転の運転方向が、今まで通常運転と逆となった場合は手順S19へ移り、そのエスカレータについて、通常運転の運転方向後方に位置する遮断機61〜64を閉じて乗客5の乗込みを遮断する。手順S20で、そのエスカレータを減速させて緩停止させる。手順S21で、閉じた遮断機61〜64を開放し、手順S22でエスカレータ11〜14を緩起動させる。
If the driving direction of the evacuation operation is the same as the driving direction of the
手順23で、避難運転に切り替えられたエスカレータ11〜14の運転方向前方に位置する混雑度検出器71〜74の出力αを読み取る。手順S24で、その出力αが規定値Poを上回ったとき、即ち、降口が異常に混雑したときは、手順S25へ移り、異常に混雑したエスカレータに限って減速させ緩停止させて手順S28へ移る。手順S24で出力αが規定値Po未満とされたとき、即ち、降口が混雑していないときは手順S26へ移る。手順S26及び手順S27で、対象となったエスカレータが運転されている場合は、そのまま避難運転を継続させ、停止している場合は緩起動させて避難運転を開始させる。
In
手順S28で、防災センタ97及び避難運転操作盤96の内、少なくともいずれか一方から、まだ避難運転指令が出されている場合は、手順S29及び手順S30を介して次の号機のエスカレータについて、手順S16から手順S28迄の処理を繰り返す。
手順S29で最後の号機のエスカレータまで上記処理がなされた場合は、手順S12へ戻り、改めて避難運転パターンに従って、各エスカレータ11〜14の避難運転を行う。従って、既に設定されている避難運転を、その後の火災の状況変化に対応させて変更して避難運転を行うことになる。
手順S28で、防災センタ97及び避難運転操作盤96の双方から避難運転解除の指令があった場合、手順S31へ移る。全号機の報知器81〜84によって避難運転解除を報知する。手順S32で、全号機のエスカレータ11〜14を減速させて緩停止させる。手順S33で、操作盤11s〜14sによる運転開始の操作を待って通常運転が開始されて処理を終る。
If the evacuation operation command is still issued from at least one of the
When the above processing is performed up to the escalator of the last car in step S29, the process returns to step S12, and the
If there is a command for canceling the evacuation operation from both the
上記実施の形態1によれば、構内で火災が発生すると、火災の状況に対応させて運転方向を含む避難運転を設定し、その運転方向が、それ迄運転されていた方向と同方向の場合は、そのまま運転を継続して避難運転を行い、逆方向の場合は、減速して緩停止させた後逆方向へ緩起動させて避難運転を行うようにしたものである。
このため、エスカレータ11〜14を火災時の避難手段として活用することができ、階段への避難者6の集中を軽減することができ、速やかにな避難が可能となる。
According to the first embodiment, when a fire occurs on the premises, the evacuation operation including the operation direction is set in response to the fire situation, and the operation direction is the same as the direction in which the operation has been performed so far. In this case, the evacuation operation is continued by continuing the operation, and in the case of the reverse direction, the vehicle is decelerated and slowly stopped and then slowly started in the reverse direction to perform the evacuation operation.
For this reason, the escalators 11-14 can be utilized as an evacuation means at the time of a fire, the concentration of the evacuees 6 on the stairs can be reduced, and prompt evacuation is possible.
また、その後の火災の状況変化に対応させて既に設定されている避難運転を設定変更するようにしたので、火災の推移に対応させて避難運転を行うことができる。
更に、エスカレータ11〜14の乗降口に乗客5の乗込みを遮断する遮断機61〜64が設けられ、避難運転の運転方向が、その時の運転方向と逆方向の場合は、遮断機61〜64によって乗客5の乗込みを遮断した状態で減速して緩停止させた後、遮断機61〜64を開いて逆方向へ緩起動させて避難運転を開始させるようにしたので、無用な乗込みを阻止することができる。
In addition, since the evacuation operation that has already been set is changed in response to a subsequent change in the fire situation, the evacuation operation can be performed in accordance with the transition of the fire.
Further, when the
更にまた、エスカレータ11〜14の乗降口に混雑度検出器71〜74を設け、運転方向前方の降口に設けられた混雑度検出器71〜74が規定値Poを超える混雑度となると、エスカレータ11〜14を停止させたので、降口に乗客5が極端に集中するのを回避することができる。
更にまた、報知器81〜84を設けたので、火災が発生して避難運転に切り替えられることを予め乗客に知らせることができ、無用の混乱を避けることができる。
更にまた、エスカレータ11〜14は、緩停止及び緩起動させたので、乗客5を不安定にさせることはない。
なお、上記実施の形態1では、エスカレータについて述べたが、移動歩道であってもよい。
Furthermore, when the congestion degree detectors 71 to 74 are provided at the entrances and exits of the
Furthermore, since the alarms 81 to 84 are provided, it is possible to notify the passenger in advance that a fire has occurred and the operation can be switched to the evacuation operation, and unnecessary confusion can be avoided.
Furthermore, since the
In the first embodiment, the escalator has been described. However, it may be a moving sidewalk.
1 1階、 2 2階、 3 3階、 9 誘導灯、 11 1号機操作盤、 12 2号機操作盤、 13 3号機操作盤、 14 4号機操作盤、 11s 1号機操作盤、 12s 2号機操作盤、 13s 3号機操作盤、 14s 4号機操作盤、 21 1階防火シャッタ、 22 2階防火シャッタ、 23 3階防火シャッタ、 28 階段、 29 防火戸、 31 1階潜り戸、 32 2階潜り戸、 33 3階潜り戸、 41 1階柵、 42 2階柵、 43 3階柵、 52 2号機床板、 53 3号機床板、 61 1号機遮断機、 62 2号機遮断機、 63 3号機遮断機、 64 4号機遮断機、 71 1号機混雑度検出器、 72 2号機混雑度検出器、 73 3号機混雑度検出器、 74 4号機混雑度検出器、 71 1号機報知器、 72 2号機報知器、 73 3号機報知器、 74 4号機報知器。
1 1st floor, 2 2nd floor, 3 3rd floor, 9 guide light, 11
Claims (5)
The fire control operation system for a passenger conveyor according to claim 1, further comprising a notification means for informing a passenger in advance that a switch is made to the evacuation operation set by the evacuation operation setting means when a fire occurs.
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