JP2006015212A - フィルタ交換用蓋体、空気清浄フィルタユニット、及びフィルタ交換方法 - Google Patents

フィルタ交換用蓋体、空気清浄フィルタユニット、及びフィルタ交換方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 空気清浄フィルタユニットにおいて、フィルタ交換作業時の使用済みフィルタの取り外し時に、捕捉された塵埃等が使用済みフィルタから飛散するのを防ぐ。
【解決手段】 フィルタ交換用蓋体71は、フィルタ4とフィルタ固定枠21とを備えた空気清浄フィルタユニット1のフィルタ交換作業時に用いられる部材である。ここで、フィルタ4は、空気中の塵埃等を捕捉するろ材41と、ろ材41の周縁部を囲むフィルタ枠42とを有している。フィルタ固定枠21は、フィルタ枠42の周縁部を固定する。そして、フィルタ交換用蓋体71は、フィルタ交換作業時において、フィルタ4をフィルタ固定枠21から取り外す前に、フィルタ4の少なくとも上流側の面を覆うようにフィルタ4に取り付けられる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、フィルタ交換用蓋体、空気清浄フィルタユニット、及びフィルタ交換方法に関する。
従来より、各種空気清浄機、空気調和装置や建物内のダクト等には、空気清浄フィルタユニットが設けられている。このような空気清浄フィルタユニットは、主として、空気中の塵埃等を捕捉するろ材とろ材の周縁部を囲むフィルタ枠とを有するフィルタと、フィルタ枠の周縁部を固定するために空気清浄機や空気調和装置のユニットケーシング内やダクト内に設けられたフィルタ固定枠とを備えている。そして、この空気清浄フィルタユニットに使用されるろ材としては、室内の清浄度合いに応じて、HEPA、高性能や中性能フィルタが設けられており、このフィルタは、定期的に、又は、フィルタの集塵性能が低下した場合に交換する必要がある。このフィルタ交換作業は、フィルタ固定枠に取り付けられたフィルタを取り外した後、新しいフィルタを取り付けることによって行われる。また、医療施設や工場等に設置されたフィルタユニットにおいては、フィルタが細菌類や有害な化学物質を含んだ塵埃を捕捉しているため、取り外されたフィルタを医療廃棄物・産業廃棄物として回収用の袋体に入れるようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−325593号公報
しかし、フィルタ交換作業時の使用済みフィルタの取り外し時においては、フィルタに捕捉された塵埃等が飛散することがあり、フィルタ交換作業者が細菌類や有害な化学物質を含んだ塵埃を吸入したり、建物内の空気中に飛散させてしまうおそれがある。しかも、塵埃を飛散させないようにするために、フィルタの取り外し作業をゆっくりと行わざるを得ず、作業性が低下するという問題が生じている。
本発明の課題は、空気清浄フィルタユニットにおいて、フィルタ交換作業時の使用済みフィルタの取り外し時に、捕捉された塵埃等が使用済みフィルタから飛散するのを防ぐことにある。
第1の発明にかかるフィルタ交換用蓋体は、フィルタとフィルタ固定枠とを備えた空気清浄フィルタユニットのフィルタ交換作業時に用いられる部材である。ここで、フィルタは、空気中の塵埃等を捕捉するろ材と、ろ材の周縁部を囲むフィルタ枠とを有している。フィルタ固定枠は、フィルタ枠の周縁部を固定する。そして、フィルタ交換用蓋体は、フィルタ交換作業時において、フィルタをフィルタ固定枠から取り外す前に、フィルタの少なくとも上流側の面を覆うようにフィルタに取り付けられる。
これにより、空気清浄フィルタユニットのフィルタ交換作業時において、フィルタをフィルタ固定枠から取り外す際の塵埃等の飛散を防ぐことができるため、フィルタ交換作業者が細菌類や有害な化学物質を含んだ塵埃を吸入したり、建物内の空気中に飛散させてしまうおそれがなくなり、フィルタをフィルタ固定枠から取り外す際の作業性が向上する。尚、フィルタ交換用蓋体によって覆われるフィルタの面を「少なくとも上流側」としたのは、フィルタの下流側の面に比べてフィルタの上流側の面において捕捉される塵埃等の量が多いためである。このため、例えば、フィルタが非常に汚れている場合には、フィルタをフィルタ固定枠から取り外す前に、フィルタの上流側の面だけでなく、フィルタの下流側の面にもフィルタ交換用蓋体を取り付けることが望ましい。
第2の発明にかかるフィルタ交換用蓋体は、第1の発明にかかるフィルタ交換用蓋体において、フィルタ側の面には、フィルタ枠に貼り付けるための接着剤又は粘着剤が付着した接着部が設けられている。
このフィルタ交換用蓋体には、フィルタ側の面にフィルタ枠に貼り付けるための接着剤又は粘着剤が付着した接着部が設けられているため、フィルタへの取り付けが容易である。
第3の発明にかかるフィルタ交換用蓋体は、第1又は第2の発明にかかるフィルタ交換用蓋体において、フィルタ枠とろ材との間に差し込むための差込部が設けられている。
このフィルタ交換用蓋体には、フィルタ枠とろ材との間に差し込むための差込部が設けられているため、フィルタへの取り付けが容易である。
第4の発明にかかるフィルタ交換用蓋体は、第1〜第3の発明にかかるフィルタ交換用蓋体において、フィルタ側の面には、殺菌剤が塗布又は含浸された殺菌部が設けられている。
このフィルタ交換用蓋体には、フィルタ側の面に殺菌剤が塗布又は含浸された殺菌部が設けられているため、フィルタの滅菌処理を併せて行うことができる。
第5の発明にかかる空気清浄フィルタユニットは、フィルタと、フィルタ固定枠とを備えている。フィルタは、空気中の塵埃等を捕捉するろ材と、ろ材の周縁部を囲むフィルタ枠とを有している。フィルタ固定枠は、フィルタ枠の周縁部を固定する。フィルタ枠には、フィルタ交換作業時において、フィルタをフィルタ固定枠から取り外す前に、フィルタの少なくとも上流側の面を覆うようにフィルタに取り付けられるフィルタ交換用蓋体を係止するための係止部が設けられている。
この空気清浄フィルタユニットは、フィルタ交換作業時において、フィルタをフィルタ固定枠から取り外す前に、フィルタの少なくとも上流側の面を覆うようにフィルタに取り付けられるフィルタ交換用蓋体を係止するためのフィルタ枠に係止部が設けられているため、フィルタをフィルタ固定枠から取り外す際の塵埃等の飛散を防ぐことができるようになる。これにより、フィルタ交換作業者が細菌類や有害な化学物質を含んだ塵埃を吸入したり、建物内の空気中に飛散させてしまうおそれがなくなり、フィルタをフィルタ固定枠から取り外す際の作業性が向上する。尚、フィルタ交換用蓋体によって覆われるフィルタの面を「少なくとも上流側」としたのは、フィルタの下流側の面に比べてフィルタの上流側の面において捕捉される塵埃等の量が多いためである。このため、例えば、フィルタが非常に汚れている場合には、フィルタをフィルタ固定枠から取り外す前に、フィルタの上流側の面だけでなく、フィルタの下流側の面にもフィルタ交換用蓋体を取り付けることが望ましい。
第6の発明にかかるフィルタ交換方法は、空気中の塵埃等を捕捉するろ材とろ材の周縁部を囲むフィルタ枠とを有するフィルタとフィルタ枠の周縁部を固定するフィルタ固定枠とを備えた空気清浄フィルタユニットのフィルタ交換方法であって、以下の手順によって行われる。まず、フィルタの少なくとも上流側の面を覆うようにフィルタにフィルタ交換用蓋体を取り付ける。次に、フィルタ交換用蓋体が取り付けられたフィルタをフィルタ固定枠から取り外す。次に、新しいフィルタをフィルタ固定枠に取り付ける。
このフィルタ交換方法では、空気清浄フィルタユニットのフィルタ交換作業時において、フィルタをフィルタ固定枠から取り外す際の塵埃等の飛散を防ぐことができるため、フィルタ交換作業者が細菌類や有害な化学物質を含んだ塵埃を吸入したり、建物内の空気中に飛散させてしまうおそれがなくなり、フィルタをフィルタ固定枠から取り外す際の作業性が向上する。尚、フィルタ交換用蓋体によって覆われるフィルタの面を「少なくとも上流側」としたのは、フィルタの下流側の面に比べてフィルタの上流側の面において捕捉される塵埃等の量が多いためである。このため、例えば、フィルタが非常に汚れている場合には、フィルタをフィルタ固定枠から取り外す前に、フィルタの上流側の面だけでなく、フィルタの下流側の面にもフィルタ交換用蓋体を取り付けることが望ましい。
第7の発明にかかるフィルタ交換方法は、第6の発明にかかるフィルタ交換方法において、フィルタ交換用蓋体をフィルタに取り付ける際に、フィルタの上流側から下流側に向かって空気を流す運転を行う。
このフィルタ交換方法では、フィルタの上流側から下流側に向かって空気を流す運転を行うことによって、フィルタ交換用蓋体をフィルタに取り付ける際に、フィルタから捕捉された塵埃等が落ちるのを防ぐことができる。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
第1の発明では、空気清浄フィルタユニットのフィルタ交換作業時において、フィルタをフィルタ固定枠から取り外す際の塵埃等の飛散を防ぐことができる。
第2の発明では、フィルタ側の面にフィルタ枠に貼り付けるための接着剤又は粘着剤が付着した接着部が設けられているため、フィルタへの取り付けが容易である。
第3の発明では、フィルタ枠とろ材との間に差し込むための差込部が設けられているため、フィルタへの取り付けが容易である。
第4の発明では、フィルタ側の面に殺菌剤が塗布又は含浸された殺菌部が設けられているため、フィルタの滅菌処理を併せて行うことができる。
第5の発明では、フィルタ交換作業時において、フィルタをフィルタ固定枠から取り外す前に、フィルタの少なくとも上流側の面を覆うようにフィルタに取り付けられるフィルタ交換用蓋体を係止するためのフィルタ枠に係止部が設けられているため、フィルタをフィルタ固定枠から取り外す際の塵埃等の飛散を防ぐことができる。
第6の発明では、空気清浄フィルタユニットのフィルタ交換作業時において、フィルタをフィルタ固定枠から取り外す際の塵埃等の飛散を防ぐことができる。
第7の発明では、フィルタ交換用蓋体をフィルタに取り付ける際に、フィルタから捕捉された塵埃等が落ちるのを防ぐことができる。
以下、図面に基づいて、本発明にかかるフィルタ交換用蓋体、空気清浄フィルタユニット、及びフィルタ交換方法の実施形態について説明する。
[第1実施形態]
(1)空気清浄フィルタユニットの構成
空気清浄フィルタユニットとしては、ダクト式の空気清浄システムの吸気口、ダクトの途中や排気口に設置されるもの、ダクト式空気調和装置の排気口や環気口に設けられるもの、全熱交換装置の吸気口や排気口に設けられるものや、床置式等の空気清浄機の吸気口に設けられるもの等がある。
このような空気清浄フィルタユニットの一例として、図1に示されるような天井裏空間に埋め込み設置された排気用の空気清浄フィルタユニット1がある。
この空気清浄フィルタユニット1は、主として、ユニットケーシング2を備えている。ユニットケーシング2は、下面に開口からなる室内から排気される空気の入口となる入口開口2aを有する箱体であり、天井面Uに図示しない金具等を介して埋め込み設置されている。また、ユニットケーシング2の下側には、入口開口2aを室内側から覆うように排気口グリル3が設けられている。また、ユニットケーシング2は、側面にユニットケーシング2内の空気の出口となる出口ノズル2bを有しており、本実施形態において、排気ファン61が接続された排気ダクト62にフランジ接続されている。ユニットケーシング2の内部には、その内部空間を入口開口2a側の上流側空間S1と、出口ノズル2b側の下流側空間S2とに分割するように、空気中の塵埃等を捕捉するフィルタ4が設けられている。これにより、室内の空気は、排気ファン61を運転することによって、排気口グリル3及び入口開口2aを通じてユニットケーシング2の上流側空間S1に吸入され、フィルタ4において塵埃等が除去された後に、下流側空間S2、出口ノズル2b及び排気ダクト62を通じて、室外に排気される(図1の白抜きの矢印参照)。
フィルタ4は、空気中の塵埃等を捕捉するろ材41と、ろ材41の周縁部を囲むフィルタ枠42とを有している。ろ材41は、例えば、その断面がプリーツ形状に折り曲げられたガラス繊維や樹脂繊維等からなる略四角形状の布体である。フィルタ枠42は、ろ材41の周縁部を囲んで支持する樹脂、金属、紙や不織布等からなる略四角形状の枠体であり、その上流側及び下流側の両端部がろ材41の周縁部を挟むように内周側に向かって延びている。そして、フィルタ4は、ユニットケーシング2に着脱可能に固定されている。具体的には、ユニットケーシング2の内面には、フィルタ枠42の周縁部を固定するフィルタ固定枠21が設けられている。このフィルタ固定枠21は、本実施形態において、ユニットケーシング2の側面の内面に囲まれるように配置されている。フィルタ固定枠21は、ユニットケーシング2の側面の内面から内側に向かって延びており、フィルタ4の下流側の面(具体的には、フィルタ枠42の下流側の端部)に当接する四角環状の当接部21aを有している。また、フィルタ固定枠21は、当接部21aからフィルタ4の上流側に向かって延びており、フィルタ枠42が嵌合可能な四角環状の嵌合部21bを有している。これにより、フィルタ4は、図2に示されるように、上流側空間S1からフィルタ固定枠21に嵌め込まれて固定される(図2の矢印A参照)。このとき、図2に示されるように、フィルタ枠42の下流側の端部とフィルタ固定枠21の当接部21aとの間に、必要に応じて、パッキン22を介在させて、フィルタ枠42とフィルタ固定枠21との間のシール性を向上させてもよい。また、フィルタ枠42の下流側の端部とフィルタ固定枠21の当接部21aとをネジ等で固定してもよい。
(2)使用済みフィルタの交換方法
次に、空気清浄フィルタユニット1の使用済みフィルタ4の交換方法について説明する。
使用済みフィルタの交換方法は、次の手順によって行われる。
まず、フィルタ交換作業者が、空気清浄フィルタユニット1の排気口グリル3を取り外す。
例えば、図3及び図4に示されるように、フィルタ4の上流側の面を覆うように、フィルタ4にロール状に巻かれたシート状のフィルタ交換用蓋体71を取り付ける(図3の矢印B参照)。ここで、フィルタ交換用蓋体71は、図6に示されるように、主として、空気の透過性が低い素材からなるラミネート面部71aと、不織布等からなるシート本体71bと、フィルタ枠42の上流側の端部に貼り付けるための接着剤又は粘着剤が付着した接着面部71cとを有している。これにより、フィルタ4の上流側の面は、フィルタ交換用蓋体71によって覆われることになる。また、フィルタ交換用蓋体71をフィルタ4に取り付ける際には、排気ファン61を運転することによって、フィルタ4の上流側から下流側に向かって空気を流してフィルタ4から捕捉された塵埃等が落ちるのを防ぐようにしてもよい。しかも、排気ファン61として、風量を可変できるタイプのファンを使用している場合には、その風量を小さくする制御を行うようにすることが望ましい。
尚、空気清浄フィルタユニット1が医療施設等の細菌類を含む塵埃等の除去を目的として設置される場合には、フィルタ交換用蓋体71のフィルタ4側の面であるシート本体71bや接着面部71cに殺菌剤を塗布又は含浸させておくことで、シート本体71bや接着面部71cを殺菌部として機能させて、フィルタ交換用蓋体71をフィルタ4に取り付ける作業とともに、フィルタ4の滅菌処理も併せて行うようにしてもよい。
その後、図5に示されるように、フィルタ交換用蓋体71が取り付けられた使用済みフィルタ4をフィルタ固定枠21から取り外して(図5の矢印C参照)、図3に示されるように、新しいフィルタ4と交換し、使用済みフィルタ4を廃棄する。
また、上記のようなシート状のフィルタ交換用蓋体71ではなく、図7及び図8に示されるような板状のフィルタ交換用蓋体72を使用してもよい。フィルタ交換用蓋体72は、図8に示されるように、主として、空気の透過性が低い素材からなる板本体72aと、必要に応じて板本体72aの外周縁に設けられるパッキン72bと、フィルタ枠42の上流側の端部に貼り付けるための接着剤又は粘着剤が付着した接着面部72cとを有している。これにより、フィルタ4の上流側の面は、図7に示されるように、フィルタ交換用蓋体72によって覆われることになる(図7の矢印D参照)。
また、上記のような接着面部72cによってフィルタ4に接着可能な板状のフィルタ交換用蓋体72の代わりに、図9及び図10に示されるように、板本体73aの周縁部からさらに外周側に向かって延びる板状の差込部73dを有するフィルタ交換用蓋体73を使用してもよい。この差込部73dは、図9に示されるように、フィルタ枠42とろ材41との間に差し込んで位置決めした後に(図9の矢印E参照)、接着面部73cをフィルタ枠42に接着することができるため、フィルタ交換用蓋体73をフィルタ4に取り付けることが容易となる。
また、上記のような接着面部72c、73cによってフィルタ4に接着可能な板状のフィルタ交換用蓋体72、73の代わりに、図11及び図12に示されるように、板状のフィルタ交換用蓋体74を係止するための係止部43をフィルタ枠42に設けるようにしてもよい。この係止部43は、フィルタ枠42の端部に設けられた爪状部分であり、フィルタ枠42の上流側の面との間に板状のフィルタ交換用蓋体74の縁部を挟みこむように係止することができる。これにより、フィルタ交換用蓋体74は、図12に示されるように、弾性変形等をさせてフィルタ枠42の上流側の面と係止部43との間に挟みこまれることによってフィルタ枠42に係止されて、フィルタ4の上流側の面がフィルタ交換用蓋体74によって覆われることになる(図12の矢印F参照)。
尚、上記のフィルタ交換用蓋体71、72、73、74は、フィルタ4の上流側の面を覆うようにフィルタ4に取り付けられているが、これは、フィルタ4の下流側の面に比べてフィルタ4の上流側の面に捕捉される塵埃等の量が多いためであり、少なくともフィルタ4の上流側の面を覆わないと、フィルタ4をフィルタ固定枠21から取り外す際に、フィルタ4に捕捉された塵埃等が飛散しないようにすることができないからである。このため、フィルタ4が非常に汚れている場合には、例えば、図13に示されるフィルタ4の上流側の面に加えて下流側の面にもフィルタ交換用蓋体71を取り付ける等のように、フィルタ4をフィルタ固定枠21から取り外す前に、フィルタ4の上流側の面だけでなく、フィルタ4の下流側の面にもフィルタ交換用蓋体71、72、73、74を取り付けることが望ましい。
(3)特徴
本実施形態の空気清浄フィルタユニット1の使用済みフィルタ4の交換方法、それに用いられるフィルタ交換用蓋体71、72、73、74及び空気清浄フィルタユニット1のフィルタ枠42には、以下のような特徴がある。
(A)
本実施形態の空気清浄フィルタユニット1のフィルタ交換方法は、空気中の塵埃等を捕捉するろ材41とろ材41の周縁部を囲むフィルタ枠42とを有するフィルタ4と、フィルタ枠42の周縁部を固定するフィルタ固定枠21とを備えた空気清浄フィルタユニット1における使用済みフィルタ4の交換方法を対象としており、フィルタ4の少なくとも上流側の面を覆うようにフィルタ4にフィルタ交換用蓋体71、72、73、74を取り付け、次に、フィルタ交換用蓋体71、72、73、74が取り付けられたフィルタ4をフィルタ固定枠21から取り外し、新しいフィルタ4と交換することにより行われる。
このフィルタ交換方法では、空気清浄フィルタユニット1のフィルタ交換作業時において、使用済みのフィルタ4をフィルタ固定枠21から取り外す前に、フィルタ4の少なくとも上流側の面を覆うようにフィルタ4にフィルタ交換用蓋体71、72、73、74を取り付けるようにしているため、使用済みのフィルタ4をフィルタ固定枠21から取り外す際の塵埃等の飛散を防ぐことができる。これにより、例えば、空気清浄フィルタユニット1が医療施設や工場等に設置される場合には、フィルタ交換作業者が細菌類や有害な化学物質を含んだ塵埃を吸入したり、建物内の空気中に飛散させてしまうおそれがなくなり、フィルタ4をフィルタ固定枠21から取り外す際の作業性を向上させることができる。
また、フィルタ交換用蓋体71、72、73、74を使用済みのフィルタ4に取り付ける際に、排気ファン61等の送風手段により、フィルタ4の上流側から下流側に向かって空気を流す運転を行うことによって、捕捉された塵埃等がフィルタ4から落ちるのを防ぐことができる。しかも、排気ファン61として、風量を可変できるタイプのファンを使用し、フィルタ交換用蓋体71、72、73、74を使用済みのフィルタ4に取り付ける際に流す空気の風量を小さくする制御を行うことによって、フィルタ交換用蓋体71、72、73、74を使用済みのフィルタ4に取り付ける際の作業性を損なわないように配慮することが望ましい。
(B)
上記のフィルタ交換方法に使用されるフィルタ交換用蓋体としては、フィルタ4側の面に、フィルタ枠42に貼り付けるための接着剤又は粘着剤が付着した接着面部71c、72cが設けられたフィルタ交換用蓋体71、72や、フィルタ枠42とろ材41との間に差し込むための差込部73dが設けられたフィルタ交換用蓋体73があり、フィルタ4への取り付けが容易である。
また、上記のように、フィルタ交換用蓋体にフィルタ4に取り付けるための手段を設けるだけでなく、フィルタ4のフィルタ枠42に係止部43を設けることにより、フィルタ交換用蓋体74を係止するようにしてもよい。
(C)
また、空気清浄フィルタユニット1が医療施設等の細菌類を含む塵埃等の除去を目的として設置される場合には、フィルタ交換用蓋体71、72、73、74のフィルタ4側の面に殺菌剤を塗布又は含浸させた殺菌部を設けることにより、フィルタ交換用蓋体71、72、73、74をフィルタ4に取り付ける作業とともに、フィルタ4の滅菌処理も併せて行うことができる。
(4)変形例
前記実施形態の空気清浄フィルタユニット1においては、フィルタ4が、図2に示されるように、上流側空間S1からフィルタ固定枠21に嵌め込まれて固定されるようになっているが(図2参照)、図14に示されるように、フィルタ4が、下流側空間S2からフィルタ固定枠21に嵌め込まれて固定されるようになっていてもよい(図14の矢印G参照)具体的には、本変形例においては、フィルタ4を固定するフィルタ固定枠21の嵌合部21bが当接部21aからフィルタ4の下流側に向かって延びるように設けられており、当接部21aの下流側の面にフィルタ4の上流側の面(具体的には、フィルタ枠42の上流側の端部)に当接している。
このような変形例においても、前記実施形態と同様に、空気清浄フィルタユニット1のフィルタ交換作業時において、使用済みのフィルタ4をフィルタ固定枠21から取り外す前に、フィルタ4の少なくとも上流側の面を覆うようにフィルタ4にフィルタ交換用蓋体71、72、73、74を取り付けることによって、使用済みのフィルタ4をフィルタ固定枠21から取り外す際の塵埃等の飛散を防ぐことができる。
[第2実施形態]
(1)空気清浄フィルタユニットの構成
空気清浄フィルタユニットとしては、ダクト式の空気清浄システムの吸気口、ダクトの途中や排気口に設置されるもの、ダクト式空気調和装置の排気口や環気口に設けられるもの、全熱交換装置の吸気口や排気口に設けられるものや、床置式等の空気清浄機の吸気口に設けられるもの等がある。
このような空気清浄フィルタユニットの一例として、図15に示されるような天井裏空間において排気ダクト162の途中に挿入されるように設置された排気用の空気清浄フィルタユニット101がある。
この空気清浄フィルタユニット101は、主として、ユニットケーシング102を備えている。ユニットケーシング102は、排気ダクト162よりも大きな流路断面を有する断面が略四角形状の箱体であり、本実施形態において、排気ダクト162にフランジ接続される入口ノズル102a及び出口ノズル102bを有している。また、排気ダクト162には、出口ノズル102bから流出する空気を吸入して吐出するように接続された排気ファン161が接続されている。そして、ユニットケーシング102の内部には、その内部空間を入口ノズル102a側の上流側空間S1と、出口ノズル102b側の下流側空間S2とに分割するように、空気中の塵埃等を捕捉するフィルタ104が設けられている。これにより、室内の空気は、排気ファン161を運転することによって、排気ダクト162及び入口ノズル102aを通じてユニットケーシング102の上流側空間S1に吸入され、フィルタ104において塵埃等が除去された後に、下流側空間S2、出口ノズル102b及び排気ダクト162を通じて、室外に排気される(図15の白抜きの矢印参照)。
フィルタ104は、空気中の塵埃等を捕捉するろ材141と、ろ材141の周縁部を囲むフィルタ枠142とを有している。ろ材141は、例えば、その断面がプリーツ形状に折り曲げられたガラス繊維や樹脂繊維等からなる略四角形状の布体である。フィルタ枠142は、ろ材141の周縁部を囲んで支持する樹脂や金属等からなる略四角形状の枠体であり、その上流側及び下流側の両端部がろ材141の周縁部を挟むように内周側に向かって延びている。そして、フィルタ104は、ユニットケーシング102に着脱可能に固定されている。具体的には、ユニットケーシング2の内面には、フィルタ枠142の周縁部を固定するフィルタ固定枠121が設けられている。このフィルタ固定枠121は、本実施形態において、フィルタ枠142のフィルタ枠142の上側周縁部及び下側周縁部を横方向にスライド可能に、かつ、上流側及び下流側に移動不能に支持する上側支持部122及び下側支持部123を有している。この上側支持部122は、フィルタ104の上流側の面(具体的には、フィルタ枠142の上流側の上端部)に当接する上流側当接部122aと、上流側当接部122aからフィルタ104の下流側に向かって延びるフィルタ枠142の上端部が嵌合可能な嵌合部122bと、フィルタ104の下流側の面(具体的には、フィルタ枠142の下流側の上端部)に当接する下流側当接部122cとを有している。また、下側支持部123は、フィルタ104の上流側の面(具体的には、フィルタ枠142の上流側の下端部)に当接する上流側当接部123aと、上流側当接部123aからフィルタ104の下流側に向かって延びるフィルタ枠142の下端部が嵌合可能な嵌合部123bと、フィルタ104の下流側の面(具体的には、フィルタ枠142の下流側の下端部)に当接する下流側当接部123cとを有している。さらに、ユニットケーシング102の側面の一部は、図16に示されるように、フィルタ104をユニットケーシング102内から引き出す際に開けることが可能なフィルタ引出用蓋部102cとなっている。
これにより、フィルタ104は、図17に示されるように、フィルタ引出用蓋部102cを開けて、ユニットケーシング102の側面からフィルタ固定枠121の上側支持部122及び下側支持部123上を横方向にスライドさせることによって、フィルタ固定枠121に固定される(図17の矢印H参照)。
(2)使用済みフィルタの交換方法
次に、空気清浄フィルタユニット101の使用済みフィルタ104の交換方法について説明する。
使用済みフィルタの交換方法は、次の手順によって行われる。
まず、フィルタ交換作業者が、空気清浄フィルタユニット101のフィルタ引出用蓋部102cを取り外す。
例えば、図18及び図19に示されるように、フィルタ104の上流側の面を覆うように、フィルタ104にロール状に巻かれたシート状のフィルタ交換用蓋体171を取り付ける(図18の矢印J参照)。ここで、フィルタ交換用蓋体171は、図6に示されるフィルタ交換用蓋体71と同様の構造を有している。これにより、フィルタ104の上流側の面は、フィルタ交換用蓋体171によって覆われることになる。また、フィルタ交換用蓋体171をフィルタ104に取り付ける際には、排気ファン161を運転することによって、フィルタ104の上流側から下流側に向かって空気を流してフィルタ104から捕捉された塵埃等が落ちるのを防ぐようにしてもよい。しかも、排気ファン161として、風量を可変できるタイプのファンを使用している場合には、その風量を小さくする制御を行うようにすることが望ましい。さらに、ユニットケーシング102内及び排気ダクト162内の気圧を外部の気圧よりも低くすることによって、フィルタ引出用蓋部102cを取り外すことによって開放された開口から塵埃等で汚れた空気が外部に流れ出して、フィルタ交換作業者がその汚れた空気をあびないようにすることが望ましい。
尚、空気清浄フィルタユニット101が医療施設等の細菌類を含む塵埃等の除去を目的として設置される場合には、第1実施形態のフィルタ交換用蓋体71と同様に、フィルタ交換用蓋体171のフィルタ104側の面に殺菌剤を塗布又は含浸させて殺菌部として機能させることで、フィルタ交換用蓋体171をフィルタ104に取り付ける作業とともに、フィルタ104の滅菌処理も併せて行うようにしてもよい。
その後、図20に示されるように、フィルタ交換用蓋体171が取り付けられた使用済みフィルタ104を横方向に引き出すことによってフィルタ固定枠121から取り外して(図20の矢印K参照)、図17に示されるように、新しいフィルタ104と交換し、使用済みフィルタ104を廃棄する。
また、上記のようなシート状のフィルタ交換用蓋体171ではなく、図8に示される板状のフィルタ交換用蓋体72や、図10に示される差込部を有するフィルタ交換用蓋体73と同様の構造を有するフィルタ交換用蓋体を使用してもよい。
また、上記のような接着面部によってフィルタ104に接着可能な板状のフィルタ交換用蓋体の代わりに、図21及び図22に示されるように、板状のフィルタ交換用蓋体174を係止するための係止部143をフィルタ枠142に設けるようにしてもよい。この係止部143は、フィルタ枠142の上流側の端部に設けられた爪状部分であり、フィルタ枠142の上端部及び下端部の上流側の面との間に板状のフィルタ交換用蓋体174の上縁部及び下縁部を挟みこむように係止することができる。これにより、フィルタ交換用蓋体174は、図23に示されるように、ユニットケーシング102の側面からフィルタ固定枠121の上側支持部122及び下側支持部123上を横方向にスライドさせることによって、フィルタ固定枠121に固定させる場合と同様に、ユニットケーシング102の側面から係止部143上を横方向にスライドさせることによって、フィルタ枠142に固定される(図23の矢印L参照)。その後、フィルタ交換用蓋体174が取り付けられた使用済みフィルタ104を横方向に引き出すことによってフィルタ固定枠121から取り外して、新しいフィルタ104と交換し、使用済みフィルタ104を廃棄する。
さらに、第1実施形態のフィルタ交換用蓋体71を取り付ける場合と同様に、フィルタ104をフィルタ固定枠121から取り外す前に、フィルタ104の上流側の面だけでなく、フィルタ104の下流側の面にもフィルタ交換用蓋体を取り付けてもよい。
本発明を利用すれば、空気清浄フィルタユニットにおいて、フィルタ交換作業時の使用済みフィルタの取り外し時に、捕捉された塵埃等が使用済みフィルタから飛散するのを防ぐことができる。
第1実施形態にかかる天井裏空間に埋め込み設置された排気用の空気清浄フィルタユニットの概略構造を示す断面図である。 フィルタをフィルタ固定枠に取り付けようとしている状態を示す図である。 フィルタにシート状のフィルタ交換用蓋体を取り付けようとしている状態を示す図である。 シート状のフィルタ交換用蓋体がフィルタに取り付けられた状態を示す図である。 シート状のフィルタ交換用蓋体が取り付けられたフィルタをフィルタ固定枠から取り外している状態を示す図である。 シート状のフィルタ交換用蓋体の断面を拡大して示す図である。 フィルタに板状のフィルタ交換用蓋体を取り付けようとしている状態を示す図である。 板状のフィルタ交換用蓋体の端部の断面を拡大して示す図である。 フィルタに差込部を有する板状のフィルタ交換用蓋体を取り付けようとしている状態を示す図である。 差込部を有する板状のフィルタ交換用蓋体の端部の断面を拡大して示す図である。 係止部を有するフィルタを示す断面図である。 係止部を有するフィルタに板状のフィルタ交換用蓋体を取り付けようとしている状態を示す図である。 フィルタの上流側及び下流側の両面にシート状のフィルタ交換用蓋体を取り付けようとしている状態を示す図である。 第1実施形態の変形例にかかる空気清浄フィルタユニットにおいて、フィルタをフィルタ固定枠に取り付けようとしている状態を示す図である。 第2実施形態にかかる天井裏空間に排気ダクトの途中に挿入されるように設置された排気用の空気清浄フィルタユニットの概略構造の断面図である。 図15のI−I断面図である。 フィルタをフィルタ固定枠に取り付けようとしている状態を示す図である。 フィルタにシート状のフィルタ交換用蓋体を取り付けようとしている状態を示す図である。 シート状のフィルタ交換用蓋体がフィルタに取り付けられた状態を示す図である。 シート状のフィルタ交換用蓋体が取り付けられたフィルタをフィルタ固定枠から取り外している状態を示す図である。 係止部を有するフィルタを示す断面図である。 図21のI−I断面図である。 係止部を有するフィルタに板状のフィルタ交換用蓋体を取り付けようとしている状態を示す図である。
符号の説明
1、101 空気清浄フィルタユニット
4、104 フィルタ
21、121 フィルタ固定枠
41、141 ろ材
42、142 フィルタ枠
71〜74、171、174 フィルタ交換用蓋体
71c、72c、73c 接着面部(接着部)
73d 差込部

Claims (7)

  1. 空気中の塵埃等を捕捉するろ材(41、141)と前記ろ材の周縁部を囲むフィルタ枠(42、142)とを有するフィルタ(4、104)と前記フィルタ枠の周縁部を固定するフィルタ固定枠(21、121)とを備えた空気清浄フィルタユニット(1、101)のフィルタ交換作業時において、前記フィルタを前記フィルタ固定枠から取り外す前に、前記フィルタの少なくとも上流側の面を覆うように前記フィルタに取り付けられるフィルタ交換用蓋体(71〜74、171、174)。
  2. 前記フィルタ(4、104)側の面には、前記フィルタ枠(42、142)に貼り付けるための接着剤又は粘着剤が付着した接着部(71c、72c、73c)が設けられている、請求項1に記載のフィルタ交換用蓋体(71〜73、171)。
  3. 前記フィルタ枠(42、142)と前記ろ材(41、141)との間に差し込むための差込部(73d)が設けられている、請求項1又は2に記載のフィルタ交換用蓋体(73)。
  4. 前記フィルタ(4、104)側の面には、殺菌剤が塗布又は含浸された殺菌部が設けられている、請求項1〜3のいずれかに記載のフィルタ交換用蓋体(71〜74、171、174)。
  5. 空気中の塵埃等を捕捉するろ材(41、141)と、前記ろ材の周縁部を囲むフィルタ枠(42、142)とを有するフィルタ(4、104)と、
    前記フィルタ枠の周縁部を固定するフィルタ固定枠(21、121)とを備え、
    前記フィルタ枠には、フィルタ交換作業時において、前記フィルタを前記フィルタ固定枠から取り外す前に、前記フィルタの少なくとも上流側の面を覆うように前記フィルタに取り付けられるフィルタ交換用蓋体(74、174)を係止するための係止部(43、143)が設けられている、
    空気清浄フィルタユニット(1、101)。
  6. 空気中の塵埃等を捕捉するろ材(41、141)と前記ろ材の周縁部を囲むフィルタ枠(42、142)とを有するフィルタ(4、104)と前記フィルタ枠の周縁部を固定するフィルタ固定枠(21、121)とを備えた空気清浄フィルタユニット(1、101)のフィルタ交換方法であって、
    前記フィルタの少なくとも上流側の面を覆うように前記フィルタにフィルタ交換用蓋体(71〜74、171、174)を取り付け、
    前記フィルタ交換用蓋体が取り付けられた前記フィルタを前記フィルタ固定枠から取り外した後に、
    新しいフィルタを前記フィルタ固定枠に取り付ける、
    フィルタ交換方法。
  7. 前記フィルタ交換用蓋体(71〜74、171、174)を前記フィルタ(4、104)に取り付ける際に、前記フィルタの上流側から下流側に向かって空気を流す運転を行う、請求項6に記載のフィルタ交換方法。
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