JP2006014288A - 動きベクトル符号化装置、方法、プログラム及び媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】動画像圧縮符号化において、動きの激しい画像で、予測ベクトルと動きベクトルが一致しないベクトルが多く含まれるような場合であっても符号化効率を低下させないために、動きベクトル符号量を削減する。
【解決手段】動画像圧縮符号化に使う動きベクトルの符号量について、ピクチャの動きベクトル成分の最大値あるいは最小値と、差分ベクトルの分布を考慮し、差分ベクトル符号量が少ないf_codeを設定することで、動きベクトル成分をまったく変更することなく、動きベクトル符号量のみ削減する。
【選択図】図1

Description

本発明は、動画像圧縮符号化において、動きベクトル(以下、MVと略称)の符号化に関するものである。
動画像圧縮符号化において、MVの符号化は、MVと予測ベクトルの差分を符号化する方法が一般的であり、予測ベクトルが確からしいと仮定して符号量を抑えている。しかしシーンによっては予測ベクトルが外れることがあり、その際にはMV符号量が増大してしまう。MVの符号化は、MPEG(Moving Picture Expert Group)では、MVとある方法により決定した予測MVから差分ベクトルを求め、これを符号化する。差分ベクトルは、基本差分ベクトルをスケールファクタでスケーリングし、それに残差ベクトルを加えて表現する。スケールファクタは、動きベクトルの符号化可能範囲を決定するスケールファクタコードf_codeで、1<<(f_code−1)と表される。すなわち動きベクトルの符号化可能範囲は、2のf_code乗に比例する大きさの領域を持つことになる。基本差分ベクトルは可変長符号化で、残差ベクトルは固定長符号化部で符号化する。このf_codeの設定により、同じ差分ベクトルの表現でも、符号量が異なってくる。
f_codeは、ピクチャごとに決定するが、ピクチャのMV成分の最大値と最小値を包含することをf_codeの必要条件とし、この中で最小のf_code値を使うことも一つの方法である。
さらに、ピクチャ内のマクロブロック(以下、MBと略称)ごとのMVの差分値の内、最大の差分値を抽出し、それを表現できる最小のf_codeを使う方法もある。(例えば、特許文献1参照。)。
また、入力した画像処理情報からピクチャのMVを全て求め、それら成分の最大値と、MVの相関値から、MV符号化の極端な増加を防ぐ方法もある(例えば、特許文献2参照。)。
しかしこれらの方法では、一度全てのMVを求めた後でなければ、スケールファクタを決定することが出来ない。
特開2001−197492号公報 特開2002−209216号公報
解決しようとする問題点は、エンコードする際に、ピクチャのMVを全て求めなければ、MV符号量を削減することを目的としたf_codeの設定ができない点である。
本発明は、過去のMVの情報を使うことで、符号化するピクチャのMVを符号化する前に、予めMV符号量を削減することを目的としたf_codeの決定を行うことを、主要な特徴とする。
符号化ピクチャのMVを検出する前に、予め求めておいたMV符号量を削減することのできるf_codeを使うことで、同じMVを表現しているにも関わらず、MV符号量を削減できる利点がある。
符号化ピクチャには、符号化フレーム又は符号化フィールドが対応できる。以下では、一例として符号化フレームを基準に実施の形態を記述するが、本発明が符号化フレームに制限されるのではない。
符号化フレームのMVを検出する前に、前もって過去のMV情報を元に、MV符号量を削減できるスケールファクタを決定し、同じMVの表現であるにも関わらず、MV符号量の削減を実現した。
(実施の形態1)
図1は、本発明装置の実施の形態1であって、MPEG方式に基づく動きベクトル符号化装置の一例を表している。101は符号化フレームと参照フレームを入力とし、予め決定しておいたベクトル探索範囲の範囲内(f_code1)で、MB毎にMVを検出し、MVとMV検出範囲、MVType(forwardベクトル or backwardベクトル)を出力するMV検出器である。103はMVを一時記憶するMVバッファ、104はMVバッファ103のMVから予測ベクトルを作成する予測ベクトル作成器である。102は、MVバッファ103から出力されるMVと、予測ベクトル作成器104から出力される予測ベクトルとの差分ベクトルを1frm分加算し、1frmの平均差分ベクトルを計算する差分MV平均器である。105はMV検出器101から出力されるMV検出範囲を満たす最小となるf_code1を求め、差分MV平均器102の1frm分の差分ベクトルの平均値から、前記差分ベクトルの平均値のMV符号量が最小となるf_code2を求め、前記f_code2が前記f_code1より大きい値である場合、f_codeとしてf_code2を採用し、その他の場合は、f_code1を採用し、f_codeをピクチャタイプとMVtypeごとに記憶するf_code決定器である。このようにして記憶されたf_codeはこの後に続くフレームの中で、同じタイプの符号化フレームのMV符号化に必要なf_codeを出力するために使うことができる。また、現在の符号化フレームのMV符号化のためのf_codeとして、同一のタイプの先行する符号化フレームを処理することにより予め決定され記憶されるf_codeを使用することができる。一般に、Bpictureでは、参照するピクチャとの間隔が、forwardベクトルとbackwordベクトルで異なるため、MVtype毎にf_codeを記憶する。また、PpictureはBpictureとMVを検出する間隔が異なるため、ピクチャタイプに応じてf_codeを記憶する。106は差分ベクトルとFcode決定器105からのf_codeを入力とし、MVを符号化するMV符号化器である。
実施の形態1では、予め過去のf_codeの動き補償範囲内でMVを検出し、その検出範囲を包含するように決定したf_code1と、過去の差分ベクトルの平均値が最小の符号量となるf_code2を決定し、f_code2>f_code1ならばMV符号化器が符号化に使うf_codeとしてf_code2を使い、そうでなければf_code1を使うことができる。
上記構成により、符号化フレームのMVや差分ベクトルを全て保存する必要なく、MVの符号量を削減することが出来る。
(実施の形態2)
図2は、本発明装置の実施の形態2であって、MPEG方式に基づく動きベクトル符号化装置の別の構成を表している。図2において、実施の形態1と同じ構成のものは同一の符号を付しているため、該当部分の動作説明は省略する。実施の形態1と大きく異なる点は、過去のf_codeを用いることによる遅延なく、検出したMVに対してf_codeを求めることが出来る点である。
201は予めMV探索範囲を決定する必要なく、MVを検出してf_code決定するために存在しており、符号化フレームと参照フレームを入力とし、符号化前に予め一部のMB毎にMVを検出し、それを出力とするPreMV検出器、202はMVバッファ103で検出されたMVのベクトル成分のうち、最大値と最小値を保持するバッファ、205はMV成分の最大値・最小値と、差分ベクトルの平均値を入力とし、f_codeと、MV成分の最大値・最小値を包含するMV探索範囲を出力するF_code決定器、206はMV検出器203で検出したMVと、Fcode決定器205で決定したF_codeからMVを符号化するMV符号化器である。F_code決定器205では、MV成分の最大値、最小値から決定したf_code1と、差分ベクトルの平均値が最小の符号量となるf_code2を決定し、f_code2>f_code1ならばMV符号化器206で符号化に使うf_codeにf_code2を出力し、そうでなければf_code1を出力する。203は符号化フレームと参照フレームとMV探索範囲を入力とし、前記範囲内でMB(MacroBlock)毎にMVを検出するMV検出器である。
実施の形態2は、符号化フレームのMVを検出する前に、符号化とは別に予めMVを一定間隔の距離を持つよう間引いた複数のMBでMV検出を行い、Fcode決定器205でMV成分の最大値・最小値及び差分ベクトルの平均値からMVの探索範囲と、f_codeを決定し、改めてMV検出とMV符号化を行う。
上記構成により、記憶が必要な要素は、ベクトル成分の最大値、最小値、差分ベクトルの平均値のみとなるので、符号化フレームのMVや差分ベクトルを全て保存する必要なく、MVの符号量を削減することが出来る。また、MV検出直前に、間引いた複数のMBでMVの傾向をつかみ、f_codeを決定するため、ピクチャタイプを考慮する必要が無くなる。
(実施の形態3)
図3は、本発明の実施の形態3であって、MPEG方式に基づく動きベクトル符号化装置の別の構成を表している。図3において、実施の形態1や2と同じ構成のものは同一の符号を付しているため、該当部分の動作説明は省略する。301は1フレーム分のStreamバッファ、302はStreamを入力としMVを復号化するMV復合化器、206はMVバッファ103のMVと、Fcode決定器205で決定したF_codeからMVを符号化するMV符号化器である。303は、MV符号化器206から出力される符号化済みMVをStreamのMVと置き換えるMV合成器である。
実施の形態3は、既に符号化済みのStreamを入力とし、そのMVのf_codeを置き換え、再度MVを符号化している。上記構成により、一度符号化したMVについて、f_codeの置き換えとMVの再符号化することで、MV符号量を削減することが出来る。
前記実施の形態1〜3は、動画像圧縮符号化のためのシステムの一部である動きベクトル符号化装置を示すものであり、前記システムには、他にもフレーム再配列や多重化(multiplexing)などのために様々な機能ブロックが含まれることができる。また、前記実施の形態1〜3には、動きベクトル符号化が装置により行われるのが開示されているが、ソフトウェア的に、すなわちプログラムによっても同様に行うことができる。ひいては、前記プログラムを記録した媒体を用いて、マイクロプロセッサやコンピューターなどのシステムを動作させることにより、動きベクトル符号化又は動画像圧縮符号化を行うことができる。
前記符号化を用いて得られた結果、すなわち符号化情報は、必要に応じて他のところに伝送することができ、記録装置を用いて媒体に記録することができる。そして、この符号化情報が復号化装置に入力されると、元のデータが復元できる。
本発明は、動きの激しく予測ベクトルが外れるような映像において、MVと予測ベクトルからf_codeを決定することで、急激なMV符号量の増加を抑えることができる。
本発明の実施の形態1に於ける動きベクトル符号化装置の構成図 本発明の実施の形態2に於ける動きベクトル符号化装置の構成図 本発明の実施の形態3に於ける動きベクトル符号化装置の構成図
符号の説明
101、203 MV検出器
102 差分MV平均器
103 MVバッファ
104 予測MV作成器
105、205 Fcode決定器
106、206 MV符号化器
201 PreMV検出器
202 MV成分Max/Minバッファ
301 Streamバッファ
302 MV復号化器
303 MV合成器

Claims (13)

  1. 符号化ピクチャと参照ピクチャを入力とし、所定の大きさのブロック毎に動きベクトルとその範囲を検出する検出手段と、前記検出手段で検出された動きベクトルを記憶する第一の記憶手段と、前記第一の記憶手段から出力される動きベクトルから予測ベクトルを作成する作成手段と、前記第一の記憶手段から出力される動きベクトルと、前記作成手段から出力される予測ベクトルとの差分ベクトルの平均値を計算する計算手段と、前記計算手段で計算された差分ベクトルの平均値を基に動きベクトルの符号化可能範囲を表す係数を決定する決定手段と、前記差分ベクトルと前記決定手段から出力される係数により、動きベクトルを符号化する符号化手段とを備えることを特徴とする動きベクトル符号化装置。
  2. 前記決定手段は、前記検出手段で検出された動きベクトルの最大値と最小値を含む第一の符号化可能範囲が、前記計算手段で計算された平均値が最小の符号量となる第二の符号化可能範囲以上である場合には、第一の符号化可能範囲を選択し、前記計算手段で計算された平均値が最小の符号量となる第二の符号化可能範囲未満である場合には、第二の符号化可能範囲を選択することを特徴とする、請求項1記載の動きベクトル符号化装置。
  3. 符号化ピクチャと参照ピクチャを入力とし、符号化ピクチャの一部の動きベクトルを検出する予備検出手段と、前記予備検出手段で検出された動きベクトルを記憶する第一の記憶手段と、前記第一の記憶手段で記憶された動きベクトルから予測ベクトルを作成する作成手段と、前記第一の記憶手段で記憶された動きベクトルと、前記作成手段で作成された予測ベクトルとの差分ベクトルの平均値を計算する計算手段と、前記第一の記憶手段で記憶された動きベクトルの最大値と最小値を記憶する第二の記憶手段と、前記第二の記憶手段で記憶された動きベクトルの最大値・最小値と、前記計算手段で計算された差分ベクトルの平均値を基に、動きベクトルの符号化可能範囲を表す係数と、動きベクトルの最大値・最小値を包含する探索範囲を出力する決定手段と、符号化ピクチャと参照ピクチャと前記決定手段から出力される探索範囲を基に、所定の大きさのブロック毎に動きベクトルを検出する本検出手段と、前記決定手段で決定した係数を基に、前記本検出手段で検出した動きベクトルを符号化する符号化手段とを備えることを特徴とする動きベクトル符号化装置。
  4. 前記決定手段は、前記本検出手段で検出された動きベクトルの最大値と最小値を含む第一の符号化可能範囲が、前記計算手段で計算された平均値が最小の符号量となる第二の符号化可能範囲以上である場合には、第一の符号化可能範囲を選択し、前記計算手段で計算された平均値が最小の符号量となる第二の符号化可能範囲未満である場合には、第二の符号化可能範囲を選択することを特徴とする、請求項3に記載の動きベクトル符号化装置。
  5. 動画像圧縮ストリームを入力とする動きベクトル復号手段と、前記動きベクトル復号手段で復号化された動きベクトルを記憶する第一の記憶手段と、前記第一の記憶手段から出力される動きベクトルから予測ベクトルを作成する作成手段と、前記第一の記憶手段から出力される動きベクトルと、前記作成手段から出力される予測ベクトルとの差分ベクトルの平均値を計算する計算手段と、前記計算手段で計算された差分ベクトルの平均値を基に動きベクトルの符号化可能範囲を表す係数を決定する決定手段と、前記差分ベクトルと前記決定手段から出力される係数により、動きベクトルを符号化する符号化手段と、前記符号化手段で符号化された動きベクトルのストリームを、前記動画像圧縮ストリームの動きベクトル部と置換える置換え手段を備えることを特徴とする動きベクトル符号化装置。
  6. 前記決定手段は、前記動きベクトル復号手段で復号化された動きベクトルの最大値と最小値を含む第一の符号化可能範囲が、前記計算手段で計算された平均値が最小の符号量となる第二の符号化可能範囲以上である場合には、第一の符号化可能範囲を選択し、前記計算手段で計算された平均値が最小の符号量となる第二の符号化可能範囲未満である場合には、第二の符号化可能範囲を選択することを特徴とする、請求項5記載の動きベクトル符号化装置。
  7. 符号化ピクチャと参照ピクチャを入力とし、所定の大きさのブロック毎に動きベクトルとその範囲を検出する検出ステップと、前記検出ステップで検出された動きベクトルを記憶する第一の記憶ステップと、前記第一の記憶ステップで記憶された動きベクトルから予測ベクトルを作成する作成ステップと、前記第一の記憶ステップで記憶された動きベクトルと、前記作成ステップで作成された予測ベクトルとの差分ベクトルの平均値を計算する計算ステップと、前記計算ステップで計算された差分ベクトルの平均値を基に動きベクトルの符号化可能範囲を表す係数を決定する決定ステップと、前記差分ベクトルと前記決定ステップで決定された係数により、動きベクトルを符号化する符号化ステップを有することを特徴とする動きベクトル符号化方法。
  8. 前記決定ステップは、前記検出ステップで検出された動きベクトルの最大値と最小値を含む第一の符号化可能範囲が、前記計算ステップで計算された平均値が最小の符号量となる第二の符号化可能範囲以上である場合には、第一の符号化可能範囲を選択し、前記計算ステップで計算された平均値が最小の符号量となる第二の符号化可能範囲未満である場合には、第二の符号化可能範囲を選択することを特徴とする、請求項7記載の動きベクトル符号化方法。
  9. 符号化ピクチャと参照ピクチャを入力とし、符号化ピクチャの一部の動きベクトルを検出する予備検出ステップと、前記予備検出ステップで検出された動きベクトルを記憶する第一の記憶ステップと、前記第一の記憶ステップで記憶された動きベクトルから予測ベクトルを作成する作成ステップと、前記第一の記憶ステップで記憶された動きベクトルと、前記作成ステップで作成された予測ベクトルとの差分ベクトルの平均値を計算する計算ステップと、前記第一の記憶ステップで記憶された動きベクトルの最大値と最小値を記憶する第二の記憶ステップと、前記第二の記憶ステップで記憶された動きベクトルの最大値・最小値と、前記計算ステップで計算された差分ベクトルの平均値を基に、動きベクトルの符号化可能範囲を表す係数と、動きベクトルの最大値・最小値を包含する探索範囲を決定する決定ステップと、符号化ピクチャと参照ピクチャと前記決定ステップで決定された探索範囲を基に、所定の大きさのブロック毎に動きベクトルを検出する本検出ステップと、前記決定ステップで決定した係数を基に、前記本検出ステップで検出した動きベクトルを符号化する符号化ステップを有することを特徴とする、動きベクトル符号化方法。
  10. 前記決定ステップは、前記本検出ステップで検出された動きベクトルの最大値と最小値を含む第一の符号化可能範囲が、前記計算ステップで計算された平均値が最小の符号量となる第二の符号化可能範囲以上である場合には、第一の符号化可能範囲を選択することを特徴とし、前記計算ステップで計算された平均値が最小の符号量となる第二の符号化可能範囲未満である場合には、第二の符号化可能範囲を選択することを特徴とする、請求項9に記載の動きベクトル符号化方法。
  11. 動画像圧縮ストリームを入力とする動きベクトル復号ステップと、前記動きベクトル復号ステップで復号化された動きベクトルを記憶する第一の記憶ステップと、前記第一の記憶ステップで記憶された動きベクトルから予測ベクトルを作成する作成ステップと、前記第一の記憶ステップで記憶された動きベクトルと、前記作成ステップで作成された予測ベクトルとの差分ベクトルの平均値を計算する計算ステップと、前記計算ステップで計算された差分ベクトルの平均値を基に動きベクトルの符号化可能範囲を表す係数を決定する決定ステップと、前記差分ベクトルと前記決定ステップで決定された係数により、動きベクトルを符号化する符号化ステップと、前記符号化ステップで符号化された動きベクトルのストリームを、前記動画像圧縮ストリームの動きベクトル部と置換える置換えステップを備えることを特徴とする動きベクトル符号化方法。
  12. 前記決定ステップは、前記動きベクトル復号ステップで復号化された動きベクトルの最大値と最小値を含む第一の符号化可能範囲が、前記計算ステップで計算された平均値が最小の符号量となる第二の符号化可能範囲以上である場合には、第一の符号化可能範囲を選択し、前記計算ステップで計算された平均値が最小の符号量となる第二の符号化可能範囲未満である場合には、第二の符号化可能範囲を選択することを特徴とする、請求項11記載の動きベクトル符号化方法。
  13. 請求項7から請求項12のいずれかの請求項に記載の方法により作成した符号化情報を記録した媒体。
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