JP2006014216A - 通信端末及び辞書作成方法 - Google Patents

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Masaya Masuda
賢哉 増田
Junichi Iwasaki
淳一 岩崎
Shigemi Nakazato
茂美 中里
Ichiro Tomota
一郎 友田
Kenichi Ide
賢一 井手
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Abstract

【課題】 携帯電話機と無線接続可能なハンズフリー機器側において、音声認識辞書を容易に自動作成することができる通信端末及び辞書作成方法を提供する。
【解決手段】 ソフトウエアにより構成されて音声認識を行う音声認識部120及び音声認識辞書151を作成する音声認識辞書作成部121を含む記憶素子を有する制御部110と、外部と無線通信を行う無線通信部131を制御する無線通信制御部130とを含むハンズフリー機器100と、前記ハンズフリー機器100の前記無線通信部131と前記無線通信により無線接続可能な携帯電話機200とを備えている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、携帯電話機と無線接続可能なハンズフリー機器を備えた通信端末及び辞書作成方法に関し、特に、携帯電話機との無線接続時にハンズフリー機器側で音声認識辞書を作成するようにした通信端末及び辞書作成方法に関する。
近年、携帯電話機が広く普及し、場所の制約を受けることなく相手と通信することが可能になりつつある。特に、自動車のような移動体を利用した業務に携わる者にとっては大変便利になっている。しかしながら、携帯電話機を使用するには手による操作が必要になるため、自動車の運転者が運転中に携帯電話機を操作することは、運転に対する注意力が疎かになり、安全運転上好ましくない。加えて、最近の道路交通法の改正により、運転中の携帯電話機の使用者に対する規制強化が図られることで、実質的に運転中の携帯電話機の使用は不可能になりつつある。
このような観点から、自動車の運転中でも手による操作を不要にして携帯電話機を使用することができるようにした通信端末、いわゆるハンズフリー機器が提供されている。
このハンズフリー機器は、携帯電話機と無線通信が可能なヘッドセットと称される送受機器を使用者の頭部に装着して、使用者の音声により携帯電話機を制御して相手と通信できるように構成したものである。このようなハンズフリー機器を使用して通信を行うにあたっては、音声により相手を呼び出すための音声認識辞書を予め作成しておく必要がある。
従来から、音声認識によって外線へのダイヤル動作を行う機能を備えた音声ダイヤル機能付き電話機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この電話機は、親機に備えられた電話帳データ記憶手段と、親機に備えられた音声認識データ記憶手段と、親機に備えられた音声認識データ読み出し手段と、子機に備えられて音声入力を親機に送信する音声入力送信手段と、親機に備えられて子機から送信される音声入力を受信する音声入力受信手段と、親機に備えられて音声認識データを子機に送信する音声認識データ送信手段と、子機に備えられて親機に送信されてくる音声認識データを受信する音声認識データ受信手段とを備えている。
特許文献1に記載されている電話機によると、ワイヤレス子機を備えたコードレス電話機においても、子機から親機に備えられている音声ダイヤル機能を利用してダイヤル発信を行うことができるので、コードレス電話機における音声ダイヤル機能の活用が十分に行われるようになるとともに、そのために電話帳データ記憶手段などの音声ダイヤル記憶のための装備を子機が全て搭載する必要がなくなるので、製品価格の上昇を抑えることができる。
特開2002−57781号公報(〔0041〕〜〔0051〕、〔0110〕、図1〜図5、図11)
しかし、特許文献1に記載された音声ダイヤル機能付き電話機によると、子機から親機に音声を送信することにより親機に備わっている音声ダイヤル機能を利用して子機から相手に通信できるように構成されているが、子機から相手に通信する場合には、その都度親機の音声ダイヤル機能を利用するために親機に音声を送信しなければならないため、子機からの通信を行う場合信号の制御が複雑になるという問題がある。
また、子機には音声認識辞書を作成する機能が備わっていないので、新たな通信相手を追加する場合には、その都度親機の音声ダイヤル機能にそのデータを登録していかなければならないため、操作が煩雑になることが避けられないという問題もある。これらの課題は、携帯電話機と無線接続されるハンズフリー機器を備えた通信端末においてもそのまま当てはまる。
従って、本発明の目的は、携帯電話機と無線接続可能なハンズフリー機器側において、音声認識辞書を容易に自動作成することができる通信端末及び辞書作成方法を提供することにある。
第1の発明は、上記した目的を達成するため、電話機から無線電波を介して入力する電話番号と、所定の音素列とを対応付けた音声認識辞書を作成する音声認識辞書作成部と、前記音声認識辞書を記憶する記憶部と、使用者の音声入力を音素列に変換する音声認識部と、前記変換された音素列と関連付けされて前記音声認識辞書に登録された電話番号に対して前記電話機に発信させる無線通信部とを有する通信端末を提供する。
また、第2の発明は、上記した目的を達成するため、電話機と無線通信が可能な通信端末に前記電話機から電話番号を無線送信させる電話番号送信段階と、前記通信端末で前記電話番号から発信先の読みデータを解析して音素列情報に変換する音素列情報変換段階と、前記通信端末に前記音素列情報が登録されていないとき、前記電話番号と前記音素列情報とを関連付けして音声認識辞書を作成する音声認識辞書作成段階とを含む辞書作成方法を提供する。
本発明によれば、携帯電話機と無線接続可能なハンズフリー機器側において、音声認識辞書を容易に自動作成することができる。
以下、本発明の通信端末及び辞書作成方法による第1から第4の実施の形態を説明する。第1の実施の形態は、携帯電話機と無線接続されるハンズフリー機器を備える通信端末に係るものであり、第2の実施の形態は、ハンズフリー機器側において音声認識辞書を自動的に作成する辞書作成方法に係るものであり、第3の実施の形態は、作成された音声認識辞書を使って携帯電話機により発信を行う方法に係るものであり、第4の実施の形態は、送信時にハンズフリー機器側において音声認識辞書を自動的に作成する辞書作成方法に係るものである。
〔第1の実施の形態〕
(通信端末の構成)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る通信システムの構成を示す概略図であり、図2は通信端末としてのハンズフリー機器の構成を具体的に示すブロック図である。この通信システムは、使用者の頭部に装着可能な形状を有する本体100Aと、使用者が手操作を行うための操作部140と、マイク161と、スピーカ163とを有し、無線通信を介して携帯電話機(携帯端末)200と無線接続可能なヘッドセットから構成されるハンズフリー機器100と、ハンズフリー機器100と無線通信が可能に構成される携帯電話機200と、携帯電話機200と公衆電話回線網(以下、公衆網と称する)を通じて通信可能に接続される電話機300とを有する。
(ハンズフリー機器の構成)
ハンズフリー機器100は、図2に示すように、全体の制御動作を行う制御部110と、無線通信制御を行う無線通信制御部130と、無線通信制御部130の制御に基づいて携帯電話機200との間で無線通信を行う無線通信部131と、内部インタフェースとして音声認識辞書151を有し、フラッシュメモリなどから構成される記録部150と、アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D(Analog to Digital)変換部160と、デジタル信号をアナログ信号に変換するD/A(Digital to Analog)変換部162と、外部機器との入出力インタフェースとして各種操作スイッチ、着脱自在なデータ入出力用記憶媒体のスロット等が設けられた操作部140と、マイク161と、スピーカ163とを備えている。
制御部110は、CPU(Central Processing Unit)111と、各種データを書き換え可能に格納するRAM(Random Access Memory)112と、プログラム及び各種データを読み出し可能に格納しソフトウエアにより構成されて音声認識を行う音声認識部120及び音声認識辞書を作成する音声認識辞書作成部121を含んでいるROM(Read Only Memory)113と、タイマ114とを備えている。
ハンズフリー機器100は、使用者のマイク161からの音声入力を音声データとして無線通信部131から無線通信により携帯電話機200に送信し、また、携帯電話機200から無線通信により無線通信部131で受信した音声データをスピーカ163から音声出力として出力する。
携帯電話機200は、主として公衆網と無線通信を行う第1の無線通信部(図示せず)とハンズフリー機器100と無線通信を行う第2の無線通信部(図示せず)を有し、図3に示すような、電話帳データを保持している。電話帳データは、電話番号と、電話番号に対応する名前の読みデータとを少なくとも備えている。さらに、電話機の種別データを備えていてもよい。
電話機300は、公衆網を通じて携帯電話機200と接続可能な構成になっていれば、携帯電話機、一般固定電話機、公衆電話機、IP電話機などのいずれでもよい。また、本発明においては、ハンズフリー機器100と携帯電話機200との間を無線通信により接続して目的を達成することを基本的な特徴としているので、電話機300は補助的な構成として用いられ、本発明の必須の構成要素ではない。
ハンズフリー機器100の無線通信部131は、外部の携帯電話機200との間で相互に近距離無線通信が行えるものであり、例えば、Bluetooth(登録商標)通信機器を用いる。
操作部140を介して使用者によりハンズフリー機器100と携帯電話機200との無線接続が指示されると、あるいは、携帯電話機200から無線通信部131を介してハンズフリー機器100に無線接続されると、無線通信制御部130の制御に基づいて無線通信部131により、ハンズフリー機器100と携帯電話機200との間はBluetoothのハンズフリープロファイルに定められた方法によって接続されて、電話での発着信制御を含む制御データや音声データが双方向で無線通信可能な状態となる。
ハンズフリー機器100と携帯電話機200とが音声接続された状態では、マイク161から入力された音声データはA/D変換部160によってアナログ信号がデジタル信号に変換された後に、無線通信制御部130の制御に基づいて無線通信部131を介して携帯電話機200に送信される。逆に、携帯電話機200から無線通信制御部130の制御に基づいて無線通信部131を介してハンズフリー機器100で受信された音声データは、D/A変換部162によってデジタル信号がアナログ信号に変換された後に、スピーカ163から音声として出力される。
以上によって、ハンズフリー機器100と携帯電話機200との間で相互に通信可能な状態となる。さらに、携帯電話機200が電話機300と公衆網を介して接続されている場合には、ハンズフリー機器100と電話機300との間でも携帯電話機200を介して相互に通信可能な状態となる。
次に、操作部140を介して使用者により操作が指示されると、制御部110の制御に基づいて対応する操作(例えば、スピーカ163のボリュームを大きくする要求など)が実行される。ここで、操作の内容が携帯電話機200の制御要求であった場合には、無線通信制御部130の制御に基づいて無線通信部131により制御データが携帯電話機200に送信される。
次に、操作部140を介して使用者により音声認識による操作が指示されると、音声認識部120は記録部150に格納された音声認識辞書151を用いて音声認識を行い、制御部110はその認識結果に応じた制御を行う。ここで、認識結果が携帯電話機200の制御要求であった場合は、無線通信制御部130の制御に基づいて無線通信部131により制御データが携帯電話機200に送信される。
(ハンズフリー機器の音声認識辞書作成動作)
次に、図2を参照して、ハンズフリー機器100の音声認識辞書作成動作について説明する。
まず、前提条件として、予めハンズフリー機器100と携帯電話機200とは、例えばブルートゥースのハンズフリープロファイルに定められた方法によって接続されて、双方向で無線通信が可能になっている状態にあるものとする。
この状態において、記録部150に記録された条件に合致した場合、もしくは、操作部140を介して使用者により操作が指示された場合、音声認識辞書作成処理が実行される。
ハンズフリー機器100が、制御部110及び無線通信制御部130により電話番号と対応する名前の読みデータを含む電話帳データの取得要求を生成し、無線通信部131を介して携帯電話機200に送信すると、携帯電話機200は要求された電話帳データを無線通信部131を介してハンズフリー機器100に送信する。
ハンズフリー機器100で無線通信部131及び無線通信制御部130を介して受信した名前の読みデータは、音声認識辞書作成部121に送られる。音声認識辞書作成部121では、名前の音素列に変換して、これを音声認識用文法情報として音声認識辞書データを作成する。作成された音声認識辞書データは、図3に示したように、受信データ中の電話番号と関連付けて記録部150の領域である音声認識辞書151に保存される。
ここで、音素とは、単語を構成する要素である音節(例えば雨という単語の場合「あ」と「め」が該当する)をさらに構成する要素で、単語をもっとも細分化した情報(例えば「め」という音節は、「mhe」と「ei」が音素となる)として扱われるものである。そして、音素は音声認識辞書を作成する場合に単語を細分化した単位として用いられて、音素を並び替えて単語辞書を組み立てることで音声認識が実現されている。
このようにして、一旦音声認識辞書151にデータが登録された状態では、使用者がマイク161に発話すると、入力された音声は制御部110内の音声認識部120に送られて、音声認識辞書151を用いて音声認識が行われる。音声認識の結果、対応する電話番号が取得できた場合には、制御部110及び無線通信制御部130によりその電話番号への発信要求が生成されて、無線通信部131を介して携帯電話機200に送信される。
この結果、ハンズフリー機器100により指定された電話番号の電話機300への発信が、携帯電話機200により行われる。そして、最終的に、ハンズフリー機器100と電話機300との間で携帯電話機200を介して相互に音声通話が可能となる。
(第1の実施の形態の効果)
上記した第1の実施の形態によれば、以下の効果が得られる。
通信端末を構成しているハンズフリー機器100は、音声認識を行う音声認識部120及び音声認識辞書151を作成する音声認識辞書作成部121を備えることにより、ハンズフリー機器100自身に音声認識辞書151を作成する機能が備わっているので、新たな通信相手を追加する場合にはその都度データを登録しなくとも、携帯電話機200と無線接続可能なハンズフリー機器100側において、音声認識辞書151を容易に自動作成することができる。
〔第2の実施の形態〕
図4は、第2の実施の形態として、ハンズフリー機器側において音声認識辞書を自動的に作成する辞書作成方法を示すフローチャートである。
まず、予め設定されている音声認識辞書の作成条件が満たされているか否かを確認する(ステップS1)。
ここで、作成条件とは、以下に示すような内容が挙げられる。
(1)ハンズフリー機器100と携帯電話機200との無線接続完了時に、携帯電話機200から電話帳データを取得して音声認識辞書を自動作成する場合。
(2)公衆網を介して電話機300から携帯電話機200への着信時に、携帯電話機200から電話帳データを取得して音声認識辞書を自動作成する場合。
(3)公衆網を介して携帯電話機200から電話機300への送信時に、携帯電話機200から電話帳データを取得して音声認識辞書を自動作成する場合。
ステップS1で作成条件が満たされている場合は、流れはステップS3に進み、ステップS1で作成条件が満たされていない場合は、流れはステップS2に進む。次に、使用者から操作部140により音声認識辞書151の作成指示があるか否かを確認する(ステップS2)。ステップS2で作成指示がある場合(S2:YES)は、流れはステップS3に進み、ステップS2で作成指示がない場合(S2:NO)は、流れはステップS1に戻る。
次に、携帯電話機200が送信した電話帳番号と対応する名前の読みデータを含む電話帳データをハンズフリー機器100が受信しているか否かを確認する(ステップS3)。ステップS3でハンズフリー機器100が電話帳データを受信している場合(S3:YES)は、流れはステップS6に進み、ステップS3でハンズフリー機器100が電話帳データを受信していない場合(S3:NO)は、流れはステップS4に進む。
ここで、携帯電話機200が電話帳データをハンズフリー機器100に送信する例としては、例えば、着信時に発信者番号通知として電話帳データを送信するような前記(2)の場合が挙げられる。
次に、操作部140により電話帳データの取得要求を作成して、無線通信部131を介して携帯電話機200に送信する(ステップS4)。次に、電話帳データの取得要求に対して携帯電話機200から応答があるか否かを確認する(ステップS5)。
次に、図3に示したような、受信した電話帳データから、名前の読みデータを解析して音素列情報に変換する(ステップS6)。ここで、電話帳データには、少なくとも電話番号とこれに対応する名前の読みデータが含まれていればよい。音素列情報とは前記したような意味を有している。ステップS5で携帯電話機200から応答がある場合(S5:YES)は、流れはステップS6に進む。一方、ステップS5で携帯電話機200から一定時間内に応答がない場合、あるいは応答はあるがエラー応答である場合(S5:NO)は、音声認識辞書作成処理を終了する。
次に、変換された音素列情報が記録部151の音声認識辞書151に既に登録されているか否かを確認する(ステップS7)。ステップS7で既に登録されている場合(S7:YES)は、ステップS9に進み、ステップS7で登録されていない場合(S7:NO)は、流れはステップS8に進む。
次に、記録部150内で音声認識辞書151の作成と保存を行う(ステップS8)。次に、携帯電話機200か受信した電話帳データを全て処理したか否かを確認する(ステップS9)。ステップS9でデータを全て処理していない場合(S9:NO)は、流れはステップS6に戻って、以下、ステップS9に至る処理が全てのデータを処理し終わるまで繰り返される。ステップS9でデータを全て処理している場合(S9:YES)は、音声認識辞書作成処理を終了する。
(第2の実施の形態の効果)
上記した第2の実施の形態によれば、以下の効果が得られる。
予め設定された音声認識辞書の作成条件の基で、ハンズフリー機器100と無線接続されている携帯電話機200の電話帳データを前記ハンズフリー機器100に送信する電話帳データ送信段階と、前記ハンズフリー機器100内で前記電話帳データから名前の読みデータを解析して音素列情報に変換する音素列情報変換段階と、前記音素列情報が前記ハンズフリー機器100内の記録部150に登録されていない場合は、音声認識辞書を作成して前記記録部150に保存する音声認識辞書保存段階とを有しているので、新たな通信相手を追加する場合にはその都度データを登録しなくとも、携帯電話機200と無線接続可能なハンズフリー機器100側において、音声認識辞書151を容易に自動作成することができる。
〔第3の実施の形態〕
図5は、第2の実施の形態により自動作成された音声認識辞書を使って携帯電話機により発信を行う方法を示すフローチャートである。
まず、ハンズフリー機器100を構成しているヘッドセットのマイク161により発信したい相手を音声により発話する(ステップS11)。
次に、その発話に基づいて音声認識部120は音声認識辞書151を呼び出して、音声認識を行う(ステップS12)。次に、発信したい相手の電話番号を取得できたか否かを確認する(ステップS13)。第2の実施の形態に係る辞書作成方法などにより既に音声認識辞書151に電話番号が保存されている場合は、その電話番号は取得できるが、音声認識辞書151にその電話番号が保存されていない場合は、その電話番号は取得できないことになる。
ステップS13で電話番号が取得できた場合(S13:YES)は、流れはステップS14に進み、ステップS13で電話番号が取得できない場合(S13:NO)は、発信処理は終了する。
次に、その電話番号を無線通信部131を介して携帯電話機200に送信する(ステップS14)。次に、携帯電話機200を介してその電話番号の電話機300へ発信する。以上により、ハンズフリー機器100と電話機300との間は携帯電話機200を介して相互に通信可能な状態となる。
(第3の実施の形態の効果)
上記した第3の実施の形態によれば、以下の効果が得られる。
予め第2の実施の形態などにより自動作成された音声認識辞書151を使ってマイク161から音声により発話して発信するので、ハンズフリー機器100から携帯電話機200を介して通信を行う場合、その都度携帯電話機200の電話帳データを利用する必要がなくなるため信号の制御が簡単となる。
〔第4の実施の形態〕
図6は、発信時にハンズフリー機器側において音声認識辞書を自動的に作成する辞書作成方法を示すフローチャートである。
まず、ハンズフリー機器100を構成しているヘッドセットの操作部140により発信操作を行って、携帯電話機200を介して相手の電話機300と通話する(ステップS21)。
次に、携帯電話機200に発信先の電話帳データがあるか否かを確認する(ステップS22)。ステップS22で電話帳データがある場合(S22:YES)は、流れは(ステップS23)に進み、ステップS22で電話帳データがない場合(S22:NO)は、発信時の音声認識辞書作成処理は終了する。
次に、操作部140により携帯電話機200に対してその電話帳データのヘッドセットへの送信を要求する(ステップS23)。次に、電話帳データの送信要求に対して携帯電話機200から応答があるか否かを確認する(ステップS24)。ステップS24で携帯電話機200から応答がある場合(S24:YES)は、流れはステップS25に進む。一方、ステップS24で携帯電話機200から一定時間内に応答がない場合、あるいは応答はあるがエラー応答である場合(S24:NO)は、音声認識辞書作成処理を終了する。
図4の、ステップS6及びステップS7と同様の流れを経た後、記録部150内で音声認識辞書151の作成と保存を行う(ステップS25)。次に、図4のステップS9と同様な流れを経た後、発信時の音声認識辞書作成処理を終了する。
(第4の実施の形態の効果)
上記した第4の実施の形態によれば、以下の効果が得られる。
操作部140により発信操作を行って、携帯電話機200を介して相手の電話機300と通話する際に、携帯電話機200に発信先の電話帳データがある場合にはその電話帳データをヘッドセットに送信して、音声認識辞書151を作成して記録部150内に保存するので、新たな通信相手を追加する場合にはその都度データを登録しなくとも、携帯電話機200と無線接続可能なハンズフリー機器100側において、音声認識辞書151を容易に自動作成することができる。
なお、本発明の第1の実施の形態の通信端末では、ハンズフリー機器100と携帯電話機200との間を、例えばBluetooth通信機器を用いて相互に近距離無線通信を行う例で説明したが、Bluetooth以外にIrDA(InfraRed Data Association)などの他の通信規格に基づく無線を用いることもできる。また、本発明は無線通信接続を利用して自動的に音声認識辞書を作成するので、表示部や操作手順、あるいは携帯電話機との物理的な接続インタフェースを持たない通信端末であっても、容易に音声認識辞書の自動作成を行うことができる。
本発明の第1の実施の形態に係る通信システムの構成を示す概略図である 通信端末としてのハンズフリー機器の構成を具体的に示すブロック図である。 携帯電話機に保持されている電話帳データを示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る辞書作成方法を示すフローチャート図である。 本発明の第3の実施の形態に係る作成された音声認識辞書を使って携帯電話機により発信を行う方法を示すフローチャート図である。 本発明の第4の実施の形態に係る辞書作成方法を示すフローチャート図である。
符号の説明
100、ハンズフリー機器 100A、本体 110、制御部
111、CPU 112、RAM 113、ROM 114、タイマ
120、音声認識部 121、音声認識辞書作成部 130、無線通信制御部
131、無線通信部 140、操作部 150、記録部
151、音声認識辞書 160、A/D変換部 161、マイク
162、D/A変換部 163、スピーカ 200、携帯電話機
300、電話機

Claims (9)

  1. 電話機から無線電波を介して入力する電話番号と、所定の音素列とを対応付けた音声認識辞書を作成する音声認識辞書作成部と、
    前記音声認識辞書を記憶する記憶部と、
    使用者の音声入力を音素列に変換する音声認識部と、
    前記変換された音素列と関連付けされて前記音声認識辞書に登録された電話番号に対して前記電話機に発信させる無線通信部とを有する通信端末。
  2. 前記通信端末は、前記使用者の身体に装着可能に形成される本体を有する請求項1に記載の通信端末。
  3. 前記本体は、入出力インタフェースとしての操作スイッチが設けられた操作部を有する請求項2に記載の通信端末。
  4. 前記無線通信部は、前記使用者によって入力操作が行われた発信先の前記電話番号が前記電話機に存在するとき、前記電話機に前記電話番号を無線送信させる請求項1に記載の通信端末。
  5. 前記電話機は、前記発信先の相手の読みデータと電話番号とを前記電話番号として格納した携帯電話機である請求項1に記載の通信端末。
  6. 電話機と無線通信が可能な通信端末に前記電話機から電話番号を無線送信させる電話番号送信段階と、
    前記通信端末で前記電話番号から発信先の読みデータを解析して音素列情報に変換する音素列情報変換段階と、
    前記通信端末に前記音素列情報が登録されていないとき、前記電話番号と前記音素列情報とを関連付けして音声認識辞書を作成する音声認識辞書作成段階とを含む辞書作成方法。
  7. 前記電話番号送信段階は、前記電話機の着信に伴う前記通信端末との無線通信時である請求項6に記載の通信端末。
  8. 前記電話番号送信段階は、前記電話機への発信に伴う前記通信端末との無線通信時である請求項6に記載の通信端末。
  9. 前記電話番号送信段階は、前記通信端末から前記電話機への前記電話番号の取得要求送信時である請求項6に記載の通信端末。
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