JP2006009731A - 建設機械のオイルフィルタ用油受け装置 - Google Patents

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哲也 光野
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Abstract

【課題】オイルフィルタの取り外し時に、オイル還流穴から垂れるオイルを所定の場所に集めて容易に回収処理できるようにする。
【解決手段】オイルフィルタ21に隣接し、且つ、フィルタ取付ブロック22に設けられたオイル還流穴23の下方位置にサポートブラケット24を設け、オイルフィルタ21の取り外し時にオイル還流穴23から垂れるオイルを前記サポートブラケット24で受ける。そして、受けたオイルをアンダーカバー26の開口31の位置にガイドして落下させ、地面に配置した回収容器内にオイルを回収する。
【選択図】図2

Description

本発明は油圧ショベル等の建設機械のオイルフィルタ用油受け装置に関するものであり、特に、オイルフィルタの取り外し時にオイル還流穴から垂れるオイルを容易に回収処理できる建設機械のオイルフィルタ油受け装置に関するものである。
エンジン各部を潤滑するエンジンオイルは定期的又は不定期に交換され、又、エンジンオイルを浄化するオイルフィルタも定期的又は不定期に交換される。
一般に、オイルフィルタを交換する場合は、機械内部で且つオイルフィルタの下方位置にオイル回収容器を配設し、交換時にこぼれ落ちるオイルをその容器で回収したり、或いはオイル回収容器を機械下方の床面(地面)に置いて回収する方法がとられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−248918号公報。
しかしながら、特許文献1記載の発明で機械内部のオイルフィルタの下方位置にオイル回収容器を配設してオイルを回収する方法では、オイル還流穴から回収容器までの距離が長いため、オイルが容器まで上手く流れ落ちずに、機体フレームや機器類にこぼれて汚してしまうということがあった。従って、オイルフィルタの交換作業後に、機体フレームや機器類に付着したオイルを清掃除去する必要があり、清掃除去作業が面倒であるという問題点があった。
一般に、エンジンオイルの交換はエンジンが熱いうちに行われることが多い。機械内部にオイル回収容器を配設してこぼれ落ちるオイルを回収する方法では、該容器に貯まった使用済みのオイルを所定の収集場所に移すときに、オイルが熱い状態で容器を運搬すると危険を伴うので、オイルが冷めるまで容器の運搬ができない。このため、オイル交換後の待機時間が長くて作業性が悪いという問題があった。
そこで、オイルフィルタの取り外し時に、オイル還流穴から垂れるオイルを所定の場所に集めて容易に回収処理できるようにするために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、エンジンのフィルタ取付ブロックに着脱自在に取り付けられたオイルフィルタであって、該オイルフィルタに隣接し、且つ、前記フィルタ取付ブロックに設けられたオイル還流穴の下方位置にサポートブラケットを設け、オイルフィルタの取り外し時にオイル還流穴から垂れるオイルを前記サポートブラケットで受けて所定位置にガイドするように構成した建設機械のオイルフィルタ用油受け装置を提供する。
この構成によれば、前記オイル還流穴から垂れたオイルは、該オイル還流穴の下方位置に設けたサポートブラケット上に一度落下し、続いてサポートブラケットの案内により、オイル回収容器等を配した所定位置に導かれて、オイル回収容器内に排出処理される。又、サポートブラケットを傾けて排出端側の位置を下げ、該排出端側がオイル回収容器に近づいた状態に配置すれば、サポートブラケットから回収容器内にオイルが落下するまでの距離を短くなる。
請求項2記載の発明は、上記サポートブラケットを旋回可能な回動機構に取り付け、該回動機構の旋回により、前記サポートブラケットを上記オイル還流穴の下方に位置するサポート位置と、オイル還流穴の下方位置から外れた非サポート位置とに切り換え可能に形成した建設機械のオイルフィルタ用油受け装置を提供する。
この構成によれば、サポートブラケットを回動させることにより、サポート位置から非サポート位置に、或いは、非サポート位置からサポート位置に切り換わる。
請求項1記載の発明は、オイル還流穴から垂れるオイルを、サポートブラケット上に一度落下させてサポートブラケットの案内で所定の位置に導き、これをオイル回収容器に排出させるので、オイルの回収処理が容易になる。又、サポートブラケットを傾けて排出端側がオイル回収容器に近づいた状態に下げることにより、サポートブラケットの排出端とオイル回収容器までの距離が短くなり、回収容器を地面に配置した場合でも、オイルを確実に回収容器内に落下させて、機体フレームや機器類にオイルがこぼれて付着するのを防止することができる。更に、回収容器を地面に配置すれば、回収されたオイルが冷めるまで回収容器を放置でき、適宜時間が経過後にまとめて処理することも可能となって作業性が向上する。
請求項2記載の発明は、サポートブラケットを使用しないときは、該サポートブラケットを作業の邪魔にならない非サポート位置に切り換え配置できるので、請求項1記載の発明の効果に加えて、更に作業性が向上する。
以下、本発明に係る建設機械のオイルフィルタ用油受け装置について、好適な実施例をあげて説明する。オイルフィルタの取り外し時にオイル還流穴から垂れるオイルを容易に所定の場所に集めて容易に回収処理するという目的を、オイルフィルタに隣接し、且つ、フィルタ取付ブロックに設けられたオイル還流穴の下方位置にサポートブラケットを設け、オイルフィルタの取り外し時にオイル還流穴から垂れるオイルを前記サポートブラケットで受けて所定位置にガイドする構造にすることにより実現した。
図1は本発明のオイルフィルタ用油受け装置を適用した建設機械としての油圧ショベルの全体側面図である。油圧ショベル10は、下部走行体11の上に旋回機構12を介して上部旋回体13が回動自在に載置されている。上部旋回体13には、その前方一側部に運転室(キャブ)14が設けられていると共に、前方中央部にブーム15が俯仰可能に取り付けられ、該ブーム15の先端にアーム16が上下回動自在に取り付けられている。又、アーム16の先端には、バケット17が取り付けられ、更に上部旋回体13内の後部にはエンジン20が配設されている。
図2乃至図4は、エンジン20の周辺構造を示す図である。図2乃至図4に於いて、エンジン20の側面には、オイルフィルタ21が、フィルタ取付ブロック22を介して着脱自在に取り付けられている。オイルフィルタ21を取り付けているフィルタ取付ブロック22には、エンジン20内の油通路とオイルフィルタ21内の油通路とを連通している複数のオイル還流穴23,23…(図3参照)が設けられている。従って、フィルタ取付ブロック22からオイルフィルタ21が取り外されると、エンジン20内のオイルが前記オイル還流穴23を通って下方へこぼれ落ちると共に、オイルフィルタ21内のオイルも下方へこぼれ落ちることになる。
尚、前記オイルフィルタ21は、地面に対して斜め、すなわちフィルタ取付ブロック22に固定されている側が上で、反対の自由端側が下になるようにして、フィルタ取付ブロック22から斜め下側に突出した状態で取り付けられている。又、このオイルフィルタ21及びフィルタ取付ブロック22の下方位置には、オイルフィルタ21に沿うように、サポートブラケット24が回動機構25を介して上部旋回体13のアンダーカバー26上に取り付けられている。該サポートブラケット24は上面側が下面側に向かって僅かに湾曲して樋状に作られ、この樋状の中をオイルが流れるように構成されている。
回動機構25は、前記アンダーカバー26上に固定された支軸27と、該支軸27を中心として回転自在な回転ブラケット28とからなり、サポートブラケット24がオイルフィルタ21と略同じ傾斜角度となるように、該サポートブラケット24をボルト29,29にて回転ブラケット28に固定している。そして、該サポートブラケット24は、支軸27を中心として回転ブラケット28と一体に回転し、オイル還流穴23の下側に配置されるサポート位置と、オイル還流穴23の下側から外れた非サポート位置とに切り換え配置できるように形成されている。尚、図2乃至図4は、サポートブラケット24がサポート位置に配置されている状態を示している。
又、アンダーカバー26には、サポートブラケット24がサポート位置に配置されているとき、該サポートブラケット24の下側先端部分の位置と対応するように、上下に貫通している開口31が設けられている。その開口31の真下は地面になっている。
次に、サポートブラケット24の動作を説明する。通常は図2乃至図4に示すように、サポートブラケット24をサポート位置に回動させておく。
そして、オイルフィルタ21の交換を行う必要が生じた場合は、オイルフィルタ21の交換に先立って、アンダーカバー26の開口31の下側に対応させて、図示せぬオイル回収容器を地面に配置する。
続いて、オイルフィルタ21をフィルタ取付ブロック22から取り外す。このオイルフィルタ21の取り外しにより、エンジン20内のオイルがオイル還流穴23を通って下方へこぼれ落ちると共に、オイルフィルタ21内のオイルも下方へこぼれ落ち、これ等こぼれ落ちたオイルが前記サポートブラケット24上に落下する。サポートブラケット24に落下したオイルは、サポートブラケット24上を下側に向かって流れ、下側端に達するとサポートブラケット24から落下して、アンダーカバー26の開口31を通って地面に置かれたオイル回収容器内に回収される。図2中に符号30で示す二点鎖線は、オイルの落下経路を示す。
オイルフィルタ21の交換が終了した後は、サポートブラケット24上にオイルが付着していればそれを拭き取り、必要に応じて、サポートブラケット24を非サポート位置に回転させれば作業が終了する。
従って、本実施の形態の構造によれば、オイル還流穴23から垂れるオイルをサポートブラケット24上に一度落下させ、これをサポートブラケット24でアンダーカバー26の開口31の位置までガイドし、地上に配置してあるオイル回収容器に開口31を通して落とし込めるから、オイルの回収処理が非常に楽になる。
又、サポートブラケット24を傾けて排出端側の位置を下げ、該排出端側がオイル回収容器に近づいた状態にして配置すると、サポートブラケット24の排出端とオイル回収容器までの距離が短くなり、回収容器を地面に配置した場合でも、オイルを確実に回収容器内に落下させて、機体フレームや機器類にオイルがこぼれて付着するのを防止することができる。
更に、回収容器を地面に配置すれば、オイルの滴下が止むまでの間、或いは、回収されたオイルが熱い場合に該オイルが冷めるまでの間、回収容器を地面に放置しておくことができ、適宜時間が経過後にまとめて処理することも可能となって作業性が向上する。又、必要に応じて、サポートブラケット24を使用しないときは、該サポートブラケット24を非サポート位置に配置しておくことができるので、作業の邪魔になることもない。
尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
本発明を適用した油圧ショベルの全体側面図。 本実施の形態の要部側面図。 本実施の形態の要部上面図。 本実施の形態の要部斜視図。
符号の説明
20 エンジン
21 オイルフィルタ
22 フィルタ取付ブロック
23 オイル還流穴
24 サポートブラケット
25 回動機構
26 アンダーカバー
31 開口

Claims (2)

  1. エンジンのフィルタ取付ブロックに着脱自在に取り付けられたオイルフィルタであって、該オイルフィルタに隣接し、且つ、前記フィルタ取付ブロックに設けられたオイル還流穴の下方位置にサポートブラケットを設け、オイルフィルタの取り外し時にオイル還流穴から垂れるオイルを前記サポートブラケットで受けて所定位置にガイドするように構成したことを特徴とする建設機械のオイルフィルタ用油受け装置。
  2. 上記サポートブラケットを旋回可能な回動機構に取り付け、該回動機構の旋回により、前記サポートブラケットを上記オイル還流穴の下方に位置するサポート位置と、オイル還流穴の下方位置から外れた非サポート位置とに切り換え可能に形成した請求項1記載の建設機械のオイルフィルタ用油受け装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013117189A (ja) * 2011-12-02 2013-06-13 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 作業機械
JP2020101159A (ja) * 2018-12-25 2020-07-02 株式会社クボタ 作業機

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