JP2006008383A - エレベータ制御システム、エレベータ制御装置、および情報携帯端末 - Google Patents

エレベータ制御システム、エレベータ制御装置、および情報携帯端末 Download PDF

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Abstract

【課題】 通信コストを抑えて携帯情報端末と通信可能であるエレベータ制御システムを提供することである。
【解決手段】 本発明は、携帯情報端末を介する利用者からの要求に応じて動作し、携帯情報端末を介して利用者に上記動作の完了を通知するエレベータ制御システムであって、(a)携帯情報端末と通信可能なエレベータ側通信手段と、(b)エレベータの情報から動作が完了する動作完了時間を算出する動作完了時間算出手段と、(c)エレベータ側通信手段と通信可能な端末側通信手段と、端末側通信手段を制御することによってエレベータ側通信手段と端末側通信手段との通信の接続および切断を行う通信制御手段とを有する携帯情報端末とを含んでいる。通信制御手段が、動作完了時間の情報を得てエレベータ側通信手段と端末側通信手段との通信を切断し、略動作完了時間経過後、エレベータ側通信手段と端末側通信手段との通信を接続することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯情報端末と通信可能なエレベータ制御システムに関するものであり、特に、携帯情報端末の要求に応じて動作を行うエレベータ制御システムに関する。
従来、携帯情報端末と、携帯情報端末の要求に応じて動作を行うエレベータ制御装置から構成されるエレベータ制御システムとして特許文献1のものがある。これは、携帯情報端末によって乗り場呼び登録(利用者が乗車する階にエレベータのかごを呼ぶ登録)されるエレベータ制御システムであり、利用者が乗車する階にかごが到着したことを携帯情報端末に通知する。
特開2003−192244号公報
しかしながら、上記のエレベータ制御システムにおいて、携帯情報端末は、いつ通知(送信)されるかわからないエレベータ制御装置からのかごの乗り場階(利用者が乗車する階)到着完了情報を受信する必要がある。このため、常に、エレベータ制御装置と通信可能状態で維持されなければならず、通信コストが上昇するという問題があった。ここで、通信コストは、商業的な通信回線を使用して通信した場合の通信回線使用料のみならず、通信可能状態を維持するのに必要な電力に対する費用(例えば、エレベータ制御装置からの情報を受信する受信回路の受信待機間に消費する電力の費用)も含んでいる。
そこで、本発明は、エレベータ制御装置からの情報(かごの乗り場階到着完了情報)の送信可能な時期(かごが乗り場階に到着する時期)を特定し、その送信時期に合わせて携帯情報端末をエレベータ制御装置と通信可能状態とすることにより、通信コストを低減することができるエレベータ制御システムを提供することを目的とする。
本発明のエレベータ制御システムは、
携帯情報端末を介する利用者からの要求に応じて動作し、上記携帯情報端末を介して上記利用者に上記動作の完了を通知するエレベータ制御システムであって、
(a)上記携帯情報端末と通信可能なエレベータ側通信手段と、
(b)エレベータの情報から上記動作が完了する動作完了時間を算出する動作完了時間算出手段と、
(c)上記エレベータ側通信手段と通信可能な端末側通信手段と、上記端末側通信手段を制御することによって上記エレベータ側通信手段と上記端末側通信手段との通信の接続および切断を行う通信制御手段とを有する上記携帯情報端末とを含み、
上記通信制御手段が、上記動作完了時間の情報を得て上記エレベータ側通信手段と上記端末側通信手段との通信を切断し、略上記動作完了時間経過後、上記エレベータ側通信手段と上記端末側通信手段との通信を接続することを特徴とする。
本発明によれば、エレベータ制御装置からの情報の送信可能な時期を特定することができ、その送信時期に合わせて携帯情報端末をエレベータ制御装置と通信可能状態とすることによって通信コストの低減が可能になる。
本発明のエレベータ制御システムは、携帯情報端末とエレベータ制御システムとから構成されており、エレベータ制御装置と携帯情報端末とは相互に通信可能である。利用者は携帯情報端末を介してエレベータ制御装置に動作を要求し、又、要求した動作の完了の通知を受ける。本明細書内において、携帯情報端末は、エレベータ制御装置と通信可能な通信手段を有し、例えば、携帯電話、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistance)、ノートパソコンなどが含まれる。また、エレベータ制御装置に動作を要求し、動作の完了の通知を受けるためだけの専用携帯情報端末も含まれる。
エレベータ制御装置と携帯情報端末とが有する相互に通信可能な通信手段は、通信方法によって異なる。エレベータ制御装置と携帯情報端末との通信にインターネットが使用される場合、例えば、携帯電話は、iアプリ(商標)などのJava(商標)言語で作成されたアプリケーションを実行できる環境(プラットホーム)を有する。利用者は、携帯電話に保持(記憶)されたアプリケーションを介してインターネットに接続し、インターネットからの情報を受信する。一方、エレベータ制御装置は、アプリケーションを介して利用者に情報を提供するために、インターネットに接続されたwebサーバを有する。インターネットを介して、アプリケーションからwebサーバに、逆も同様に、情報が通信される。
他の通信手段として、例えば、LAN(Local Area Network)を介する場合は無線LANや、ネットワークなどを介せずエレベータ制御装置と携帯情報端末とを通信する赤外線通信装置などが存在する。
以下、上記アプリケーションとwebサーバとを用いた実施の形態について説明するが、これは、通信手段をアプリケーションとwebサーバに限定するものではない。アプリケーションとwebサーバとを通信手段とする通信方法は、携帯情報端末とエレベータ制御装置との通信方法から適宜選択される。
実施の形態1.
図1には、本発明の実施の形態1に係るエレンベータ制御システム100が示されている。エレベータ制御システム100は、エレベータ制御装置110と携帯情報端末である携帯電話120とを有する。エレベータ制御装置110は、図示されている構成要素以外に、かごを運行制御するかご制御手段や利用者が要求する呼びをかごに割り当てる(登録する)ための呼び制御手段などを適宜有するが、これらエレベータ制御装置として当然有するものであるため、図示や詳細な説明は省略する。また、本実施の形態において、利用者が要求する動作は、利用者が乗車する階(乗り場階)にかごを呼ぶ動作、言い換えると、乗り場呼びである。
エレベータ制御装置110は、後述の携帯電話120との通信手段としてインターネット112と接続されたwebサーバ114を有する。webサーバ114は、後述のアプリケーションをアプリケーション保存部18に記憶している。また、エレベータ制御装置110は、携帯電話120から要求された動作が完了する時間をエレベータの情報から算出する、本実施の形態においては、かごが乗り場階に到着する時間を算出する動作完了時間算出手段116を有する。ここで、エレベータの情報には、かご数、かごの移動速度、かごの戸の開閉速度など原則的に変化しない情報や、動作完了時間算出時における呼び登録やかごの進行方向などの変化するかごの運行情報が含まれている。
動作完了時間算出手段116は、1つの手段として図示されているが、エレベータ制御装置110として当然必要な図示されていない構成要素に組み込まれていてもよい。例えば、エレベータ制御装置がかごの運行を最適化してエレベータシステムを制御している場合、かごの乗り場に到着する時間はかごの運行の最適化のために算出されている。
携帯電話120は、インターネット112と選択的なインターネット接続122が可能な通信手段(携帯情報端末側通信手段)124を有する。また、携帯電話120は、インターネット112上の又はインターネットに接続されたwebサーバ114内のwebページを閲覧するwebブラウザ126と、上記のようなアプリケーションを実行できる環境(プラットホーム)を有する。さらに、本実施の形態1においては、エレベータ制御装置110に乗り場呼びを要求(登録)するアプリケーション128を有する(以下、「乗り場呼び登録アプリ」と称する。)。
乗り場呼び登録アプリ128は、ネットワークであるインターネット112に接続して情報を得ることができるネットワーク接続型のアプリケーションである。本実施の形態では、エレベータ制御装置110が提供手段であるwebサーバ116を介して提供したものである。乗り場呼び登録アプリ128は、通信手段124を制御することによってエレベータ制御装置110と携帯電話120とのインターネット112を介する通信を接続または切断する通信制御部130と、利用者からの動作の要求(乗り場呼びの登録)を受け付けてエレベータ制御装置110に送信する動作受付部132と、利用者が要求した動作の完了(かごの乗り場階到着)を利用者に通知する動作完了通知部134とを含んでいる。
動作受付部132は、利用者が要求する動作(乗り場呼び)を携帯電話120の情報入力デバイス(例えば、電話番号入力ボタンなどのボタンやマイク)によって入力されて受け付ける。例えば、乗り場呼び登録アプリ128を実行すると、携帯電話120の情報出力デバイス(例えば、表示部やスピーカ)である表示部に乗り場呼び登録画面が表示される。この乗り場呼び登録画面上で、電話番号入力ボタンによって乗り場呼びが登録される。乗り場呼びとして、利用者が乗車する階(乗り場階)、乗り場階からの行き先階の方向(行き先方向)、行き先の階(降車階)、複数のかごをエレベータシステムが有する場合はかごの指定などが登録される。
動作完了通知部134は、利用者が要求した動作の完了(かごの乗り場階到着)を携帯電話120の情報出力デバイスによって通知する。例えば、通知は、表示部にかごの乗り場階到着の旨を表示したり、または、スピーカから音声を出力することによって行われる。携帯電話120が振動機能や発光部を有する場合は、振動や発光部の点滅で通知してもよく、また、これらを組み合わせて通知してもよい。
以下、本実施の形態のエレベータ制御システム110において、エレベータ制御装置110と携帯電話120と間の乗り呼び登録からかごの乗り場階到着の通知までの流れを、図2の処理フローを参照しながら説明する。
携帯電話120を所有する利用者は、まず、エレベータ制御装置110に乗り場呼び登録する乗り場呼び登録アプリ128を得るためにwebブラウザ126を起動する。利用者は、起動したwebブラウザ126からインターネット112を介してエレベータ制御装置110のwebサーバ114にアクセスし、アプリケーション保存部118内に保存されている乗り場呼び登録アプリ128を携帯電話120内のメモリにダウンロードする。
ダウンロードされた乗り場呼び登録アプリ128を起動する。次に、図2に示すステップ1010において、乗り場呼び登録アプリ128の動作受付部132に乗り場呼びを入力する。乗り場呼びの入力が終了すると、ステップ1020において、通信制御部130が通信手段124を制御して携帯電話120とインターネット112との間でインターネット接続122を行うことにより、インターネット112に接続されているエレベータ制御装置110のwebサーバ114と接続する。ステップ1030において、乗り場呼び登録アプリ128は、乗り場呼びの情報(乗り場呼び情報)をインターネット112を介してwebサーバ114に送信する。
ステップ1040において、webサーバ114は、乗り場呼び情報を受信する。続いて、ステップ1050において、webサーバ114から乗り場呼び情報の乗り場呼びがエレベータ制御装置110の呼び制御手段(図示せず)によってかごに割り当てられる(登録される。)。以下、このかごを乗り場呼び登録かごと称する。
次に、動作完了時間算出手段116が、乗り場呼び登録かごが乗り場階に到着するのに必要な最小の時間を算出する。ここで、乗り場呼び登録時において、乗り場呼び登録かごが乗り場階に存在する場合と存在しない場合とが考えられ、これらはステップ1060において判定される。乗り場呼び登録かごが登録時において乗り場階に存在する場合、ステップ1150に進む。存在しない場合、ステップ1070に進む。
ステップ1070において、乗り場呼び登録かごが乗り場階に乗り場呼び登録時において存在しない場合、乗り場呼び登録かごの乗り場階に到着する到着時間(乗り場階到着時間)が算出される。算出は、エレベータ制御装置110のかご制御手段(図示せず)や呼び制御手段(図示せず)からエレベータの情報を得ることによって算出される。
ステップ1080において、算出された乗り場階到着時間が、乗り場階到着時間情報として携帯電話120に送信される。
ステップ1090において、携帯電話120が乗り場階到着時間情報を受信する。続いて、ステップ1100において、乗り場呼び登録アプリ128の通信制御部130は、受信した乗り場階到着時間情報に基づいて、乗り場階到着時間情報得たときから乗り場階到着時間が経過するまでの間、携帯電話120の通信手段24とインターネット112とのインターネット接続122を切断する。この乗り場階到着時間に基づくインターネット接続122の切断期間は、厳密に乗り場階到着時間情報得たときから乗り場階到着時間が経過するまでとする必要はなく、例えば、インターネット通信速度を考慮してもよい。これは、乗り場階到着時間情報の送信中にも乗り場呼び登録かごは運行しており、乗り場階到着時間情報を得たときには、既に、算出した乗り場階到着時間と厳密には異なっているためである。
ステップ1110において、携帯電話120の通信手段124とインターネット112とのインターネット接続122を切断した状態で乗り場階到着時間が経過するまで待機する。
ステップ1120において、乗り場階到着時間経過後、通信制御部130は、携帯電話120の通信手段124とインターネット112とのインターネット接続122を行う。
続いて、ステップ1130において、乗り場呼び登録アプリ128は、乗り場呼び登録かごの状況の確認の要求を行うために、乗り場呼び登録かご状況確認要求情報をエレベータ制御装置110のwebサーバ114に送信する。
ステップ1140において、エレベータ制御装置110のwebサーバ114は、乗り場呼び登録かご状況確認要求情報を受信する。次に、ステップ1060において、乗り場呼び登録かごが乗り場階に存在するか否かを判定する。
乗り場呼び登録かごが乗り場に存在する場合、ステップ1150において、携帯電話120にかごの乗り場階到着通知情報を送信する。
乗り場呼び登録アプリ128は、ステップ1160においてかごの乗り場階到着通知情報を受信する。続いて、ステップ1170において、通信制御部130がインターネット接続122を切断し、更に、動作完了通知部134が利用者にかごの乗り場階到着を通知する。
本実施の形態の変形例として、乗り場呼び登録かごが乗り場階に存在しない場合において、算出した乗り場階到着時間経過後に行っていた、乗り場呼び登録かごの状況確認の要求(図2において、ステップ1130)を削除することができる。乗り場呼び登録かごの状況確認を行った後、未だに乗り場呼び登録かごが乗り場階に存在しない場合において、別のかごが乗り場階に近いまたは存在する可能性がある。このようなかごに乗り場呼びを登録するには、図3に示すような処理フローを行う。
図3の処理フローが、図2の処理フローと異なる点は、ステップ1130と1140が排除されたことと、ステップ1070と1080との間に新たなステップ1075が加わったこと、さらに、ステップ1120の後にステップ1030が続くことである。ステップ1075おいて、乗り場呼び登録かごの乗り場呼び登録が解除される。ステップ1120において、インターネット接続122が行われた後、ステップ1030に戻り、同じ乗り場呼び情報が再送信される。
また、本実施の形態において、乗り場階到着時間情報を得たときから乗り場階到着時間が経過するまでの間、インターネット接続122が切断されるが、これを算出された乗り場呼び登録かごの乗り場階到着時刻までインターネット接続122を切断するとしてもよい。この場合、インターネット112のネット状況(回線の混雑具合や経由する回線の違い)によって携帯電話120からwebサーバ114への情報送信速度(逆も含む)に変動が生じた場合であっても、正確にインターネット接続122の接続や切断が行える。
このような変形例も、当然ながら本発明の範囲内に含まれる。
本実施の形態によれば、エレベータ制御装置からの情報の送信可能な時期を特定することができ、その送信時期に合わせて携帯情報端末をエレベータ制御装置と通信可能状態とすることによって通信コストの低減が可能になる。
実施の形態2.
図4に本実施の形態のエレベータ制御システムが示されている。本実施の形態は、動作完了時間算出手段が携帯情報端末に存在する点で実施の形態1のエレベータ制御システムと異なる。実施の形態1と同一の機能を有する構成要素は、実施の形態1の符号に100を加えて示している。実施の形態1と異なる点を中心に説明する。
携帯電話220に記憶されている(ダウンロードされた)乗り場呼び登録アプリ228は、携帯電話220が要求する動作が完了する時間を算出する、本実施の形態においては、かごが乗り場に到着する時間を算出する動作完了時間算出部216と、エレベータ制御装置210が制御しているエレベータシステムのエレベータの情報を有するエレベータ情報保存部236とを含んでいる。
エレベータ情報保存部236には、エレベータシステムの構成情報、例えば、エレベータの情報には、かご数、かごの移動速度、かごの戸の開閉速度など原則的に変化しない情報が保存されている。
本実施の形態において、乗り場呼び登録アプリ228からのインターネット212を介してwebサーバ214に送信された乗り場呼びの登録情報が、呼び制御手段(図示せず)によって乗り場呼び登録されるとともに、乗り場呼び登録時におけるエレベータシステムのエレベータの情報、例えば、乗り場呼び登録時における呼び登録やかごの進行方向などのかごの運行状況の情報が、webサーバ214からインターネット212を介して乗り場呼び登録アプリ128に送信される。
動作完了時間算出部216は、乗り場呼び登録時におけるエレベータの情報(かごの運行状況やエレベータシステムの構成情報)から、乗り場呼び登録かごの到着時間を算出する。この到着時間に基づいて、通信制御部230は、実施の形態1と同様に、インターネット接続222を切断する。
エレベータ情報保存部236は、必ずしも乗り場呼び登録アプリ228に含まれなくてもよい。この場合、エレベータシステムの構成情報をかごの運行状況の情報とともにエレベータ制御装置から得ればよい。
本実施の形態によれば、実施の形態1の効果とともに、携帯電話220が動作完了時間算出部216を有するため、エレベータ制御装置210、特に、webサーバ214の処理負担が軽減される効果を得ることができる。それにより、多数の携帯電話から乗り場呼び登録されても、処理速度を落とすことなく乗り場呼び登録を実行することができる。
以上、乗り場呼び登録アプリは、エレベータ制御装置のwebサーバからダウンロードしたものであったが、携帯電話に最初から搭載されていてもかまわない。また、乗り場呼び登録アプリは、使用されるプラットフォームが異なるため若干の変更を行う必要があるが、同じようにインターネット接続可能な携帯情報端末において使用されることも可能である。さらに、インターネットを用いないまたは用いても上記と異なる通信方法においても、本発明の意図や範囲から逸脱することなく類似の方法により、乗り場呼び登録やかごの乗り場階到着の通知が実施可能なのは明らかである。
加えて、利用者が携帯情報端末を介してエレベータ制御装置に要求する動作は、乗り場呼び登録以外の他の動作でも可能である。例えば、エレベータシステム管理者がエレベータシステムの保守運転や慣らし運転を行う場合、要求される動作として保守運転や慣らし運転を要求し、動作完了の通知として保守運転や慣らし運転の終了を通知されてもよい。このように、完了時間を算出することが可能である動作であれば、上記のように通信コストを低減することができる通信によって動作の完了の通知が可能になる。
本発明の実施の形態1に係るエレベータ制御システムの概略図である。 本発明の実施の形態1に係るエレベータ制御システムにおいて実施される処理のフローである。 本発明の実施の形態1に係るエレベータ制御システムにおいて実施される別の処理のフローである。 本発明の実施の形態2に係るエレベータ制御システムの概略図である。
符号の説明
110 エレベータ制御システム、 112 インターネット、 114 webサーバ、 116 動作完了時間算出手段、 118 アプリケーション保存部、 120 携帯電話、 122 インターネット接続、 124 通信手段、 126 webブラウザ、 128 アプリケーション、 130 通信制御部、 132 動作受付部、 134 動作完了通知部、
210 エレベータ制御システム、 212 インターネット、 214 webサーバ、 216 動作完了時間算出手段、 218 アプリケーション保存部、 220 携帯電話、 222 インターネット接続、 224 通信手段、 226 webブラウザ、 228 アプリケーション、 230 通信制御部、 232 動作受付部、 234 動作完了通知部、 236 エレベータ情報保存部

Claims (8)

  1. 携帯情報端末を介する利用者からの要求に応じて動作し、上記携帯情報端末を介して上記利用者に上記動作の完了を通知するエレベータ制御システムであって、
    (a)上記携帯情報端末と通信可能なエレベータ側通信手段と、
    (b)エレベータの情報から上記動作が完了する動作完了時間を算出する動作完了時間算出手段と、
    (c)上記エレベータ側通信手段と通信可能な端末側通信手段と、上記端末側通信手段を制御することによって上記エレベータ側通信手段と上記端末側通信手段との通信の接続および切断を行う通信制御手段とを有する上記携帯情報端末とを含み、
    上記通信制御手段が、上記動作完了時間の情報を得て上記エレベータ側通信手段と上記端末側通信手段との通信を切断し、略上記動作完了時間経過後、上記エレベータ側通信手段と上記端末側通信手段との通信を接続することを特徴とするエレベータ制御システム。
  2. 携帯情報端末を介する利用者からの要求に応じて動作し、上記携帯情報端末を介して上記利用者に上記動作の完了を通知するエレベータ制御システムであって、
    (a)上記携帯情報端末と通信可能なエレベータ側通信手段と、
    (b)上記エレベータ側通信手段と通信可能な端末側通信手段と、
    エレベータの情報から上記動作が完了する動作完了時間を算出する動作完了時間算出手段と、上記端末側通信手段を制御することによって上記エレベータ側通信手段と上記端末側通信手段との通信の接続および切断を行う通信制御手段とを有する上記携帯情報端末とを含み、
    上記通信制御手段が、上記動作完了時間の情報を得て上記エレベータ側通信手段と上記端末側通信手段との通信を切断し、略上記動作完了時間経過後、上記エレベータ側通信手段と上記端末側通信手段との通信を接続することを特徴とするエレベータ制御システム。
  3. 携帯情報端末を介する利用者からの要求に応じて動作し、上記携帯情報端末を介して上記利用者に上記動作の完了を通知するエレベータ制御装置であって、
    (a)上記携帯情報端末と通信可能な通信手段と、
    (b)エレベータの情報から上記動作が完了する動作完了時間を算出する動作完了時間算出手段とを含み、
    上記携帯情報端末が上記動作の完了まで上記通信手段との通信を切断するための上記動作完了時間を上記携帯情報端末に通知することを特徴とするエレベータ制御装置。
  4. 上記携帯情報端末に、上記動作完了時間の情報を得て上記通信手段と上記携帯情報端末との通信の接続および切断を行う通信制御手段を提供する提供手段を有し、
    上記通信制御手段が、上記動作完了時間の情報を得て上記通信手段と上記情報携帯端末との通信を切断し、略上記動作完了時間経過後、上記通信手段と上記情報携帯端末との通信を接続することを特徴とする請求項3に記載のエレベータ制御装置。
  5. 携帯情報端末を介する利用者からの要求に応じて動作し、上記携帯情報端末を介して上記利用者に上記動作の完了を通知するエレベータ制御装置であって、
    上記携帯情報端末と通信可能な通信手段を含み、
    上記携帯情報端末が上記動作の完了まで上記通信手段との通信を切断するためのエレベータ情報を通知することを特徴とするエレベータ制御装置。
  6. 上記携帯情報端末に、上記エレベータの情報から上記動作が完了する動作完了時間を算出する動作完了時間算出手段と、上記動作完了時間の情報を得て上記通信手段と上記携帯情報端末との通信の接続および切断を行う通信制御手段を提供する提供手段を有し、
    上記通信制御手段が、上記動作完了時間の情報を得て上記通信手段と上記情報携帯端末との通信を切断し、略上記動作完了時間経過後、上記通信手段と上記情報携帯端末との通信を接続することを特徴とする請求項5に記載のエレベータ制御装置。
  7. エレベータ制御装置に動作を要求し、上記エレベータ制御装置から上記動作の完了を通知される携帯情報端末であって、
    上記エレベータ制御装置と通信可能な通信手段と、
    上記エレベータ制御装置から上記動作が完了する動作完了時間を得て上記通信手段と上記エレベータ制御装置との通信を切断し、略上記動作完了時間経過後、上記通信手段と上記エレベータ制御装置との通信を接続する通信制御手段とを含むことを特徴とする携帯情報端末。
  8. エレベータ制御装置に動作を要求し、上記エレベータ制御装置から上記動作の完了を通知される携帯情報端末であって、
    上記エレベータ制御装置と通信可能な通信手段と、
    上記エレベータ制御装置からエレベータの情報を得て上記動作が完了する動作完了時間を算出する動作完了時間算出手段と、
    上記動作完了時間を得て上記通信手段と上記エレベータ制御装置との通信を切断し、略上記動作完了時間経過後、上記通信手段と上記エレベータ制御装置との通信を接続する通信制御手段とを含むことを特徴とする携帯情報端末。
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