JP2006007301A - 冷却機構付溶接装置 - Google Patents

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三雄 川上
Nobuyoshi Yanagida
信義 柳田
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章二 林
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智 菅野
Kunio Enomoto
邦夫 榎本
Hiroo Koide
宏夫 小出
Hiroshi Tsujimura
浩 辻村
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Abstract

【課題】
溶接直後の溶接部を冷却水で冷却する機構を備えた溶接装置において、複雑な被溶接物表面形状に適応し、冷却水を周囲に飛散させる事無く効率良く回収すること。
【解決手段】
溶接トーチ1と、該溶接トーチ1で溶接した溶接部に水を供給する噴射ノズル8と、該噴射ノズル8を内蔵した吸引フード9とを有する冷却機構7を備えた溶接装置において、前記吸引フード9の外周囲に、複数のギャップ調整体20を、被溶接物3の表面の凹凸に追従して被溶接物3に向けて進退自在に備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、溶接後に発生する溶接部の引張残留応力を改善できる溶接装置に関するもので、特に溶接施工直後に冷却水を溶接跡の高温部に供給して急冷する冷却機構を備えた溶接装置に係る。
溶接後の溶接部の表面には、溶接金属の収縮と周囲の部材の拘束によって、一般に高い引張り残留応力が存在する。加えてステンレス鋼やニッケル基合金では、溶接熱などによって結晶粒界にクロム炭化物が析出しやすくなる。このような状態で厳しい腐食環境下で使用されると応力腐食割れが発生し、溶接構造物としての機能を果たせなくなる可能性が高まる。
この引張残留応力を改善する公知例として、以下のものがある。例えばオーステナイト系ステンレス鋼の溶接の際に、溶接金属が凝固した後該溶接金属部及び該金属部の近傍が850℃〜1200℃の温度範囲に加熱されるとき、該溶接部および該金属部近傍を流水により冷却するものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、例えばオーステナイト系ステンレス鋼の溶接の際に、短時間に効率良く冷却して、熱ひずみや残留応力の発生をなくし、耐食性,耐久性に優れた品質の良い溶接部を得る技術について開示しているが、この技術は、溶接直後の溶接部の表裏面のうち、少なくとも一方の面に、二酸化炭素の凝結固体粒子を吹き付けて冷却するものである(例えば、特許文献2参照)。
また、溶接直後に噴射した冷却水を、吸引ノズルで回収し、さらに吸引ノズルの周囲に沿って被溶接部側に突き出したパッキンを備えた溶接装置が公知である(例えば、特許文献3参照)。
特開昭58−205687号公報 特開平8−155650号公報 特開2003−311481号公報
溶接によって出来た溶接金属が凝固したのち、該溶接金属部および該溶接金属部の近傍が850℃〜1200℃の温度範囲に加熱されるとき該金属部および該金属部の近傍を流水により急冷する従来技術では、急冷のために使われた水に対する回収機構がないために、該冷却水が溶接の作業現場に飛散し、作業性が悪くなること、或いは溶接トーチと冷却水の遮蔽はワイヤブラシであるため、冷却水がトーチ側に流出し、溶接姿勢によっては溶接不能に陥る可能性があるなどの問題がある。
次に、溶接直後の溶接部表裏面のうち少なくとも一方の面に、二酸化炭素の凝結固体粒子を吹き付けて冷却する技術では、二酸化炭素の凝結固体を製造又は保存するための設備が必要となり、このため、水による冷却と比較して装置が複雑になり、かつコスト的に不利になる問題点がある。
また、発明者らの、溶接直後に噴射した冷却水を、吸引ノズルで回収し、さらに吸引ノズルの周囲に沿って被溶接部側に突き出したパッキンを備えた溶接装置では、被溶接物表面と吸引ノズル下端の間隙は、吸引ノズルに設けられた車輪により設定されるため、該間隙設定の大小により冷却水の吸引回収能力が左右されること、あるいは、被溶接物の構造が溶接過程で変化した場合、ギャップが広くなりすぎて、冷却水の吸引能力が無くなり、その都度、被溶接部側に突き出したパッキンを交換する必要があるなど、冷却不足及び汎用性などの問題がある。
従って、前記従来技術では、冷却媒体として冷却水を用いると経済的であるが、急冷のために使われた冷却水に対する回収が確実になされないために、該冷却水が溶接の作業現場に飛散し、作業性が悪くなること、或いは回収機構があっても定形のパッキンであり、被溶接物と冷却水の吸引機構とのギャップの変化に対応できず、冷却水がトーチ側に流出したり、或いは周囲に流出し、溶接不能に陥る可能性があるなどの問題がある。
よって本発明の目的は、溶接部表面の引張残留応力を低減あるいは圧縮残留応力に転換するに必要な溶接装置の冷却機構に関して、該冷却機構と被溶接物とのギャップが、被溶接物の構造などによって変化した場合にも、前記冷却機構の冷却水回収能力を低下させず、安定した溶接性を有する溶接装置を提供することにある。
本発明の目的を達成するために本発明の実施例に解説された手段では、溶接装置の溶接トーチと、該溶接トーチで溶接した溶接部に水を供給する噴射ノズルと、該噴射ノズルを内蔵する状態で設けられた吸引フードとからなる冷却機構を備えた溶接装置において、前記吸引フードの外周囲に、被溶接物の表面の凹凸に追従し、かつ被溶接部に接触するように設けた複数のギャップ調整体を備えていることを特徴とした冷却機構付溶接装置であって、冷却機構と被溶接物との間隙が、被溶接物の構造などによって変化した場合に、前記吸引フードの領域からはみ出そうとする使用済の冷却水を、周囲に漏らさず回収することが達成される。
このような手段において、前記ギャップ調整体は、冷却機構の外周面に設けたギャップ調整体支持枠に保持され、押しバネによって被溶接物側に押し当てていることが望ましい。
また、ギャップ調整体は円柱状構造とし、被溶接物に接触する端部を半球構造とし、隣接するギャップ調整体同士が接触しない状態の間隙をもって個々に独立して被溶接物の表面の凹凸に追従出来るように配備することが望ましい。
本発明によれば、溶接部に冷却水を供給する冷却機構を備えた溶接装置において、被溶接物の表面形状が溶接時に刻々変化するにも係らず、冷却後の余分な残留水分を周囲に飛散,流出させることなく、効率の良い回収が可能となり、溶接作業性及び溶接品質の安定に寄与できる効果がある。
本発明による溶接装置について、第1の実施例を図1,図2及び図3を用いて説明する。図1は、本発明の第1の実施形態で、この実施形態は平板の突き合わせ継手の最終層を施工するようにした装置である。溶接トーチとしてTIG溶接トーチ1を用いて、前記溶接トーチ1の先端のタングステン電極2と、被溶接物3の間でアークを発生させ、ワイヤチップ支持機構4を介して溶接金属ワイヤ5が供給されTIG溶接が行われ、溶接金属6が形成される。ここで、TIG溶接及び溶接トーチ1は公知のものである。
一方、冷却機構7は噴射ノズル8と、噴射ノズル8を内蔵する状態で設けた吸引フード9を有している。その噴射ノズル8と吸引フード9の間には冷却水供給管11周りに配置したスペーサ10を挿入し、供給管11に螺合させたナット12により冷却水供給管11へ噴射ノズル8と吸引フード9を固定する。このようにして、噴射ノズル8と吸引フード9との間に噴射ノズルの周囲を囲うように吸引フード9の吸込口が設けられることになる。
その噴射ノズル8の被溶接物3側には、冷却水噴射孔13を複数設けた噴射板14が設けられており、また、吸引フード9の肩部には吸引フード9内と通じる吸引口15を備えている。このとき、吸引フード9の下端と被溶接物3の上面との間はギャップ16をもって設置する。
また、前記冷却機構7は、冷却水供給管11部分がTIG溶接トーチ1とともに連結治具17に固定され、その連結治具17が駆動装置18に接続されている。そのため、駆動装置18が移動することによって、前記冷却機構7とTIG溶接トーチ1とが一体になって溶接しようとする個所に沿って移動することが出来る。前記ギャップ16はこの連結治具17の長さを調整することによって適切に設定される。
前記冷却機構7を構成している吸引フード9の外周囲には、ギャップ調整体支持枠19を固定して設け、該ギャップ調整体支持枠19には複数のギャップ調整体20が取りつけられている。前記ギャップ調整体20は段付きの円柱構造とし、その円柱構造の下段の一端は先端を半球状として、その半球状部分を前記被溶接物3の表面に接触させ、その円柱構造の上段の上端部は前期ギャップ調整体支持枠19に設けたガイド穴21に挿入されている。該ガイド穴21は、前記ギャップ調整体20の円柱構造の上段の軸径よりも大径化した、すきま嵌めとし、該ギャップ調整体20が個々に独立して自由に軸方向に滑るようにしてある。
また、前記ギャップ調整体20には押しバネ22としてコイルバネを、ギャップ調整体支持枠19とギャップ調整体20の間に設け、前記ギャップ調整体20を前記被溶接部3の表面に押しつけている。これによって、例えば溶接面が水平ではなくある角度を持っていても、あるいは上向き溶接になっても、あるいは被溶接物3の表面形状が溶接線に沿って変化しても、ギャップ調整体20の半球形状部分が常に被溶接物3と接触している事が可能となる。
図2は、本発明の実施形態の全体構成を示す図である。TIG溶接電源23には溶接電源24,不活性ガス25及び水冷循環装置26が接続され、トーチケーブル27により溶接に必要な電源,冷却水及び不活性ガスがTIG溶接トーチ1に供給される。このTIG溶接トーチ1と冷却機構7は駆動装置18に固定され、両者が連動する。一方、ワイヤ供給装置28からはワイヤチップ支持機構4に溶接金属ワイヤ5が供給され、被溶接物3とタングステン電極2の間でTIG溶接が行われることによって、溶接金属6が形成され、TIG溶接が施工される。なお、このTIG溶接は公知である。
冷却機構7の冷却水供給ホース29が冷却水供給管11に連通接続され、および冷却水吸引ホース30が吸引口15に連通接続して取付けられている。前記冷却水吸引ホース
30の他端は密閉構造の水槽31の気相領域に連通接続されており、該水槽31の気相領域に一端を接続した空気吸引ホース32が他端を吸引ポンプ33の吸込口に接続されている。
次に、この実施形態による溶接作業を図3及び前記図1,図2により以下に説明する。図3は冷却機構7を部分断面し、冷却媒体の移動経路を説明したものである。矢印付き実線は冷却水34の移動経路、矢印付き破線は吸引空気35の移動経路を示す。冷却水供給ホース29から供給された冷却水34は、冷却機構7に接続された冷却水供給管11より噴射ノズル8の内部に充填される。充填された水は噴射板14に設けられた複数の冷却水噴射孔13から、被溶接物3上に噴射され、TIG溶接トーチ1で溶接した直後の溶接金属6に接触し、該溶接金属6及びその周囲を冷却する。
このように噴射された冷却水34は、一部は蒸発し、一部は蒸発しきれずに被溶接物3の上面に残留するか、或いは周辺に流出することになる。水が周囲に流出すると、周囲の作業環境を悪化させるばかりでなく、TIG溶接トーチ1のタングステン電極2部にも入りこみ、溶接不能となる事もあり得る。そこで、吸引フード9に設けた吸引口15に冷却水吸引ホース30,水槽31,空気吸引ホース32を介して直列に接続した吸引ポンプ
33により、前記吸引フード9の内側を負圧にし、前記被溶接物3の上面に残留した冷却水34は、吸引フード9の下端外周からの吸引空気35と共に吸引され、水槽31に蓄積される。このとき、冷却水34の供給量が多すぎたり、被溶接物3上面と吸引フード9の下端のギャップ16が広すぎたり、或いは、前記被溶接物3が傾斜しているような場合、冷却水34の一部は吸引フード9に吸引されずに、該吸引フード9の周辺に流出することになる。
そこで、本発明は、吸引フード9の外周囲に、ギャップ調整体20をギャップ調整体支持枠19を介して取りつけた。該ギャップ調整体20は、円柱状で、被溶接物3に接触している先端は半球状とし、吸引フード9の外周囲に、前記ギャップ調整体20同士が接触しない程度の間隙を持って配備されている。前記したように、被溶接物3の構造や冷却機構7の設定不良などによって、適正なギャップ16寸法が確保されない場合は、吸引フード9の周辺に冷却水34が流出してしまうが、該冷却水34が本発明のギャップ調整体
20に達したところで、該ギャップ調整体20の外側から吸引フード9側に入って来る流速の吸引空気35によって押し戻され、該吸引空気35と共に冷却機構7に吸引され、冷却水吸引ホース30から水槽31に排出される。このとき、前記ギャップ調整体20の先端が半球構造をしている事によって、隣接するギャップ調整体20の先端との間で扇形の空間を構成し、これが吸引空気35のオリフィスとなり、流入速度を高め冷却水34を吸引する力となる。また、ギャップ調整体20の先端半球構造は、冷却機構7を傾斜させたときでも前記ギャップ調整体20の先端が常に点接触のように少ない面積で被溶接物3の表面や溶接金属6の表面に接触している事が可能となり、冷却機構7が被溶接物3の表面を円滑に移動できることになる。
本発明の第2の実施例を図4を用いて説明する。図4(a)は直角に突き合わせた異径の主配管36と枝配管37とをTIG溶接トーチ1により溶接している概念図である。図4(b)および図4(c)は、前記主配管36と枝配管37の溶接部に本発明の溶接方法を適用した場合の、断面位置の異なる代表2例を示したものである。図4(c)は主配管の頂点部の断面を示したものであり、主配管36と枝配管37は直角に交わっており、そのその中央にやや膨らみを有した溶接金属6が形成される。冷却機構7は前記直交断面に対して、約45°の角度を持って設置し、溶接直後の溶接金属6を冷却する。このとき、ギャップ調整体20は押しバネ22によって、主配管36と枝配管37の表面に常時押しつけられ、主配管36の断面と枝配管37の断面とが成す90°に交差する断面に倣って、ギャップ調整体支持枠19に支えられながら高さを自由に変化させる。これによって冷却機構7を斜めに設置しても、或いはギャップ16が不規則に変化しても、冷却水34は吸引フード9の外部に漏れることが無く、作業性の良い急冷溶接が可能となる。また、溶接部表面には圧縮残留応力を発生させることが可能となる。同様に、図4(b)は図4
(c)から枝配管37の周りで90°移動した主配管36と枝配管37の溶接部への適用例である。その他の構成や作用は第1実施例と同様である。
本発明の第3の実施例を図5を用いて説明する。図5は被溶接配管38aと同じく被溶接配管38bを突き合わせ、該被溶接配管38の開先39に対し、本発明の溶接方法を適用した場合である。前記2個の被溶接配管38a及び38bの溶接開先39の断面は、V字状或いはU字状である。さらに前記被溶接配管の外周は曲率を有しているため、吸引フード9の下端部と被溶接配管38との間隙は、3次元的な複雑な形状であるが、本発明の適用によって、ギャップ調整体20が前記被溶接配管38a,38b或いは開先39の凹凸に倣って接触するため、これによって冷却機構7が斜めになっても或いは真横になっても冷却水34は吸引フード9の外部に漏れることが無く、作業性の良い急冷溶接が可能となる。また、溶接部表面には圧縮残留応力を発生させることが可能となる。その他の構成や作用は第1実施例と同様である。
以上の第1から第3までの実施例は、溶接方法としてTIG溶接を対象としたが、MIG溶接,MAG溶接、さらには被覆アーク溶接であっても、本発明の方法を用いることにより、溶接直後の急冷が可能となり、冷却水の冷却機構外への漏洩,溶接品質の低下は発生しない。また、溶接部表面には圧縮残留応力を発生させることが可能となる。
本発明は、溶接部表面の引張残留応力を、溶接直後の溶接金属とその周囲に冷却水を供給して急冷却することで圧縮残留応力に改善する冷却機構を備えた溶接装置に適用される。
本発明の第1実施例による溶接装置の一部を、一部断面表示にて表した立面図である。 本発明の第1実施例による溶接装置の全体図である。 本発明の第1実施例における冷却機構内の流体の流れを示した説明図である。 本発明の第2実施例による溶接装置の溶接作業状態を示す図にして、(a)図はトーチの動きを示した説明図、(b)図は(a)図の溶接部における冷却機構の配置を示した説明図であり、(c)図は(a)図の溶接部における冷却機構の別の溶接位置での配置を示した説明図である。 本発明の第3実施例による溶接装置の溶接作業状態を示す説明図である。
符号の説明
1…溶接トーチ、2…タングステン電極、3…被溶接物、4…ワイヤチップ支持機構、5…溶接金属ワイヤ、6…溶接金属、7…冷却機構、8…噴射ノズル、9…吸引フード、10…スペーサ、11…冷却水供給管、12…ナット、13…冷却水噴射孔、14…噴射板、15…吸引口、16…ギャップ、17…連結治具、18…駆動装置、19…ギャップ調整体支持枠、20…ギャップ調整体、21…ガイド穴、22…押しバネ、23…TIG溶接電源、24…溶接電源、25…不活性ガス、26…水冷循環装置、27…トーチケーブル、28…ワイヤ供給装置、29…冷却水供給ホース、30…冷却水吸引ホース、31…水槽、32…空気吸引ホース、33…吸引ポンプ、34…冷却水、35…吸引空気、
36…主配管、37…枝配管、38a,38b…被溶接配管、39…開先。

Claims (3)

  1. 溶接トーチを備えた溶接装置と、前記溶接トーチから間隔を開けて配置されて被溶接物の溶接部に冷却水を供給して前記溶接部を水冷する冷却機構とを備えた冷却機構付溶接装置において、
    前記冷却機構は、前記溶接部に水を供給するノズルと、前記ノズルの周囲に前記溶接部に供給した水を吸込むフード入口を有する吸引フードと、前記吸引フードの周囲に前記被溶接物方向へ進退自在にして設けられた複数のギャップ調整体とを備えていることを特徴とする冷却機構付溶接装置。
  2. 請求項1において、前記ギャップ調整体は、前記吸引フードの外周面に設けたギャップ調整体支持枠に保持され、押しバネによって前記被溶接物側に押し付け自在としてあることを特徴とする冷却機構付溶接装置。
  3. 請求項1又は請求項2において、複数の前記ギャップ調整体は円柱状構造であり、前記被溶接物に接触する前記ギャップ調整体の端部を半球構造とし、隣接する前記ギャップ調整体が個々に前記進退自在の状態であることを特徴とする冷却機構付溶接装置。
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