JP2006005874A - 移動通信システム、移動通信方法、無線基地局およびプログラム - Google Patents

移動通信システム、移動通信方法、無線基地局およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】移動局へ指向性送信するHS−PDSCHと、無指向性送信するP−CPICHとの回線品質の差異を補正する。
【解決手段】HSDPA方式で移動局200と無線基地局100とが通信する移動通信システムであって、移動局200は、無線基地局100から無指向性送信された既知信号から下り回線品質情報113aを測定し、無線基地局100へ送信し、無線基地局100は、下り回線品質情報113aを、移動局200からの受信信号より抜き取る復調手段113と、下り回線品質情報113aを入力し、下り回線品質情報113aを補正して補正後の下り回線品質情報114aを生成する回線品質情報補正手段114と、補正後の下り回線品質情報114aを入力してデータのスケジューリングを決定するスケジューラー130と、補正後の下り回線品質情報114aを入力して変調方式および符号化率を決定する変調・符号化率決定手段121とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、高速パケット通信に関し、特に、アレーアンテナを用いた移動通信システム、移動通信方法、無線基地局およびプログラムに関する。
符号分割多重方式(CDMA:Code Division Multiple Access)を用いた移動通信システムにおける下り回線において、将来高速パケットデータトラフィックの増加が予想されている。このため、3GPP(3rd Generation Partner Project)にて高速下りパケットデータ伝送方式(HSDPA:High Speed Downlink Packet Access)が規定されている。(例えば、非特許文献1、2参照)
HSDPAにおいては、無線基地局から複数の移動局への下り回線の伝送のためHS−PDSCH(High Speed Physical Downlink Shared CHannel)が用いられる。また、HSDPAでは、無線基地局から移動局へのデータ送信を制御するために、無線基地局と複数の移動局との間で上りの制御チャネルHS−DPCCH(High Speed−Dedicated Physical Control CHannel)を設定する。HS−DPCCHは、ACK/NACK情報と回線品質情報とを移動局が無線基地局に通知するために用いられる。
このHS−PDSCHは、データのみを伝送するチャネルであり、複数の移動局の各々にデータ送信を行うスケジューリングを決定して、移動局ごとに異なるタイミングでデータを送信することで、高速なデータ通信を可能とするチャネルである。つまり、複数の移動局への送信順序を時間的にシェアして移動局ごとにデータを送信する。
HS−PDSCHを使用する移動局は、一般にセクタごとに送信される第1共通パイロットチャネルP−CPICH(Primary Common Pilot CHannel)の既知信号を用いてパスサーチやチャネル推定を行う。この既知信号を用いて各移動局は下り回線の品質(例えば、搬送波干渉波比CIR:Carrier to Interference Ratio)を測定し、その下り回線の品質情報(下り回線品質情報)を無線基地局に通知する。無線基地局は各移動局の回線品質に応じて適応的に変調方式や符号化率を変えてHS−PDSCHを送信する。
また、無線基地局は、各移動局への下り回線品質に応じてパケットデータ信号を送信する順番のスケジューリングを行う。これらの制御により、回線品質を保ちながら無線基地局から移動局への下り高速パケット伝送が可能となる。
一方、移動体通信システムでは、干渉を低減することを目的としてアレーアンテナを用いる場合がある。(例えば、特許文献1参照)
アレーアンテナを用いた無線基地局では、その複数のアンテナ素子からの出力信号にビームウェイト(振幅ウェイトと位相ウェイトの複素係数)を乗算することで、アンテナの指向性パターン(ビーム)を等価的に形成し、形成したビームを希望波到来方向に向けることで、希望波利得の向上と干渉波の抑圧を可能とする。HSDPAにこのアレーアンテナの指向性送信を組み合わせれば、HS−PDSCHの送信電力を大きくしても送信対象以外の移動局への干渉成分を抑制できるため、さらに高品質な高速パケット伝送が可能となる。
特開2003−174402号公報(段落0008、図8) 3GPP(3rd Generation Partnership Project)勧告のTS25.211 V6.0.0(2003−12) Physical channels and mapping of transport channels onto physical channels (FDD) 3GPP(3rd Generation Partnership Project)勧告のTR25.858 V5.0.0(2002−03) High Speed Downlink Packet Access:Physical Layer Aspects
3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、無線基地局からセル全体に既知信号P−CPICH(Primary Common Pilot CHannel)を送信する。移動局が、このP−CPICHから下り回線品質を測定し無線基地局に通知する(この通知は、例えば、上りの制御チャネルHS−DPCCH(High Speed Dedicated Physical Control CHannel)を用いる)ことで、無線基地局は、移動局ごとの下り回線品質を知る。この下り回線品質の情報をもとにパケットデータ(HS−PDSCH:High Speed Physical Downlink Shared CHannel)の変調方式、符号化率および送信優先順位を決めることで、高速パケットデータ伝送を可能にするHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)を規定している。
しかしながら、特許文献1のように、HSDPAにアレーアンテナを適用すると、各移動局に個別の指向性で送信が行われるHS−PDSCHと、無指向性で送信が行われる既知信号の第1共通パイロットチャネルP−CPICHとでは、回線品質が異なってしまう。なぜなら、指向性送信されるHS−PDSCHより無指向性送信されるP−CPICHのほうが、送信利得が低く、両者の回線品質が異なっているからである。
従って、P−CPICHを用いて測定した下り回線品質に基づいて、HS−PDSCH送信のスケジューリングや適応変調、適応符号化を行うと、指向性送信には適さない送信方法を選択することになる。このような場合、移動局での誤り率が増加し再送回数が増え、伝送効率が低下する問題がある。
このためアレーアンテナを用いて指向性を持たせる(ビームを形成する)場合は、P−CPICHの代わりに指向性送信可能な第2共通パイロットチャネルS−CPICH(Secondary Common Pilot CHannel)を用いることが考えられる。しかしながら、S−CPICHを指向性送信する場合に、全ての方向にS−CPICHを送信することは、拡散コード数の限界から困難である。また、S−CPICH自体がHS−PDSCHへの干渉ともなり下りパケット伝送の効率を下げる要因ともなる。
本発明は、HSDPAにアレーアンテナを適用する場合において、各移動局へ個別の指向性で送信するHS−PDSCHと、無指向性で送信するP−CPICHとの回線品質の差異を補正し、移動局での誤り率の増加を防ぐことを課題とする。
本発明による移動通信システムは、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)方式で移動局と無線基地局とが通信する移動通信システムであって、前記移動局へ指向性送信するパケットデータ信号の回線品質と前記移動局へ無指向性送信する既知信号の回線品質との差異を補正して補正後の回線品質情報とし、前記補正後の回線品質情報を基に前記パケットデータ信号を指向性送信する。
本発明による移動通信システムは、前記無線基地局にアレーアンテナを備え、前記アレーアンテナを用いて、前記パケットデータ信号を指向性送信し、前記既知信号を無指向性送信してもよい。
本発明による移動通信システムは、前記パケットデータ信号を、HS−PDSCH(High Speed Physical Downlink Shared CHannel)で送信し、前記既知信号を、P−CPICH(Primary Common Pilot CHannel)で送信してもよい。
本発明による移動通信システムは、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)方式で移動局と複数のアンテナ素子を有する無線基地局とが通信する移動通信システムであって、前記移動局は、前記無線基地局から無指向性送信された既知信号から下り回線品質情報を測定し、測定した前記下り回線品質情報を前記無線基地局へ送信し、前記無線基地局は、前記移動局からの受信信号より算出した上りビームウェイトおよび前記上りビームウェイトを基に前記アンテナ素子ごとの受信信号を加算合成して加算合成信号を出力する上りビーム形成手段と、前記加算合成信号を復調して前記下り回線品質情報を出力する復調手段と、前記上りビームウェイトに基づいて、前記下り回線品質情報を補正して補正後の下り回線品質情報を生成する回線品質情報補正手段と、前記補正後の下り回線品質情報に基づいてパケットデータ信号のスケジューリングを決定するスケジューラーと、前記補正後の下り回線品質情報に基づいて変調方式を決定する変調方式決定手段とを備える。
本発明による移動通信システムは、前記補正後の下り回線品質情報に基づいて符号化率を決定する符号化率決定手段をさらに、備えてもよい。
本発明による移動通信システムは、前記回線品質情報補正手段が、前記移動局からの受信信号より算出した上りビームウェイトを入力し指向性パターンを生成する指向性パターン生成手段と、前記指向性パターンを無指向性送信時の値で正規化して正規化指向性パターンを出力する正規化手段と、前記正規化指向性パターンから最大利得を検出する最大値検出手段と、前記最大利得で前記下り回線品質情報を補正して前記補正後の下り回線品質情報を生成する補正手段とを備えてもよい。
本発明による移動通信方法は、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)方式で移動局と無線基地局とが通信する移動通信方法であって、前記移動局へ指向性送信するパケットデータ信号の回線品質と前記移動局へ無指向性送信する既知信号の回線品質との差異を補正して補正後の回線品質情報とし、前記補正後の回線品質情報を基に前記パケットデータ信号を指向性送信する。
本発明による移動通信方法は、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)方式で移動局と無線基地局とが通信する移動通信方法であって、前記移動局へ前記無線基地局から既知信号を無指向性送信し、前記無線基地局において、前記移動局からの受信信号より上りビームウェイトを算出し、前記無線基地局において、前記移動局からの受信信号より前記移動局が前記既知信号を受信したときの下り回線品質情報を抜き取り、前記無線基地局において、前記上りビームウェイトに基づいて、前記下り回線品質情報を補正して補正後の下り回線品質情報を生成し、前記無線基地局において、前記補正後の下り回線品質情報を基にしてパケットデータ信号を変調・符号化し、前記無線基地局において、前記上りビームウェイトを上りと下りの周波数誤差分修正してビームウェイトとし、前記変調・符号化した前記パケットデータ信号に前記ビームウェイトを乗算して下りビームを形成し、前記無線基地局から前記移動局へ前記下りビームを用いて指向性送信する。
本発明による移動通信方法は、前記パケットデータ信号を、HS−PDSCH(High Speed Physical Downlink Shared CHannel)で送信し、前記既知信号を、P−CPICH(Primary Common Pilot CHannel)で送信してもよい。
本発明による移動通信方法は、前記無線基地局にアレーアンテナを備え、前記アレーアンテナを用いて、前記パケットデータ信号を指向性送信し、前記既知信号を無指向性送信してもよい。
本発明による移動通信方法は、前記補正後の下り回線品質情報が、前記上りビームウェイトを基に指向性パターンを生成し、前記指向性パターンを無指向性送信時の値で正規化して正規化指向性パターンとし、前記正規化指向性パターンから最大利得を検出し、前記最大利得で前記下り回線品質情報を補正することによって生成してもよい。
本発明による無線基地局は、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)方式で移動局と通信する無線基地局であって、前記移動局へ指向性送信するパケットデータ信号の回線品質と前記移動局へ無指向性送信する既知信号の回線品質との差異を補正して補正後の回線品質情報とし、前記補正後の回線品質情報を基に前記パケットデータ信号を指向性送信する。
本発明による無線基地局は、前記パケットデータ信号を、HS−PDSCH(High Speed Physical Downlink Shared CHannel)で送信し、前記既知信号を、P−CPICH(Primary Common Pilot CHannel)で送信してもよい。
本発明による無線基地局は、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)方式で移動局と通信する無線基地局であって、複数のアンテナ素子からなるアレーアンテナと、前記移動局からの受信信号より算出した上りビームウェイトおよび前記上りビームウェイトを基に前記アンテナ素子ごとの受信信号を加算合成して加算合成信号を出力する上りビーム形成手段と、前記加算合成信号を入力して下り回線品質情報を出力する復調手段と、前記上りビームウェイトに基づいて前記下り回線品質情報を補正して補正後の下り回線品質情報を生成する回線品質情報補正手段と、前記補正後の下り回線品質情報を用いて、パケットデータ信号をスケジューリングするスケジューラーと、前記補正後の下り回線品質情報を入力して変調方式を決定する変調方式決定手段とを備える。
本発明による無線基地局は、前記補正後の下り回線品質情報に基づいて符号化率を決定する符号化率決定手段をさらに、備えてもよい。
本発明による無線基地局は、前記回線品質情報補正手段が、前記上りビームウェイトを入力し指向性パターンを生成する指向性パターン生成手段と、前記指向性パターンを無指向性送信時の値で正規化した正規化指向性パターンを出力する正規化手段と、前記正規化指向性パターンから最大利得を検出する最大値検出手段と、前記最大利得で前記下り回線品質情報を補正し、補正後の下り回線品質情報を生成する補正手段とを備える。
本発明によるプログラムは、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)方式で移動局と通信する無線基地局に備えたコンピュータに、前記無線基地局が有するアレーアンテナから前記移動局へ指向性送信するパケットデータ信号と、前記アレーアンテナから前記移動局へ無指向性送信する既知信号との回線品質の差異を補正する機能を実現させる。
本発明によるプログラムは、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)方式で移動局と通信する無線基地局に備えたコンピュータに、前記移動局からの受信信号より、上りビームウェイトを算出する機能、前記移動局からの受信信号より、前記移動局が既知信号を受信したときの下り回線品質情報を抜き取る機能、前記上りビームウェイトに基づいて、前記下り回線品質情報を補正して補正後の下り回線品質情報を生成する機能、前記補正後の下り回線品質情報を基にしてパケットデータ信号を変調・符号化する機能、前記上りビームウェイトを上りと下りの周波数誤差分修正してビームウェイトとし、前記変調・符号化した前記パケットデータ信号に前記ビームウェイトを乗算して下りビームを形成する機能を実現させる。
本発明によるプログラムにおいては、前記補正後の下り回線品質情報を生成する機能が、前記上りビームウェイトを基に指向性パターンを生成する機能、前記指向性パターンを無指向性送信時の値で正規化して正規化指向性パターンとする機能、前記正規化指向性パターンから最大利得を検出する機能、前記最大利得で前記下り回線品質情報を補正する機能を備えてもよい。
本発明は、アレーアンテナを適用したHSDPAにおいて、下り回線品質の測定にP−CPICHを用いてもHS−PDSCHの最適な送信のスケジューリングを行うことができるという効果がある。
また、HS−PDSCHを最適な符号化率、変調方式を適応的に用いることも可能となるという効果がある。
さらに、従来のHSDPAより伝送効率の高い下り高速パケット通信を実現することができるという効果がある。
本発明は、符号分割多重方式(CDMA:Code Division Multiple Access)を用いた移動体通信システムにおける高速下りパケット伝送方式において、無線基地局にアレーアンテナを適用した場合の移動通信システム、移動通信方法、無線基地局およびプログラムに関するものである。本発明では、無指向性で送信した下り回線品質測定用の既知信号と指向性送信されるパケットデータとの間で発生する誤差を補正することで、下りパケットデータを常に最適な変調方式、符号化率およびスケジューリングで送信することを可能とする。この結果、伝送効率を向上させた高速パケット送信を行うことができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る移動通信システムの概略的な構成図である。移動通信システムは、無線基地局100と、移動局200を含む。無線基地局100は、アレーアンテナ101を備えることで、指向性パターンおよび無指向性パターンを形成する。指向性パターンは、パケットデータHS−PDSCH(High Speed Physical Downlink Shared CHannel)の送信に使用される。無指向性パターンは、既知信号P−CPICH(Primary Common Pilot CHannel)の送信に使用される。
なお、ここでは、指向性パターンを用いる送信を指向性送信、無指向性パターンを用いる送信を無指向性送信としている。
図2は、本発明の実施形態の無線基地局100の構成を示すブロック図である。無線基地局100は、複数のアンテナ素子からなるアレーアンテナ101と、RF信号をディジタルベースバンド信号に、またディジタルベースバンド信号からRF信号への変換を行う無線部102と、上り信号を復調する受信器110とを含む。さらに、HS−PDSCHの送信スケジューリングを行うスケジューラー130と、HS−PDSCHの送信データを生成し送信すべきデータを選択するHS−PDSCHデータ生成部131と、下り信号の変調、符号化を行う送信器120とを含む。さらに、P−CPICHのデータを生成するP−CPICHデータ生成部105と、P−CPICHの変調および符号化を行う変調・符号化部106と、下り信号の全てを拡散処理し、アンテナ素子ごとに加算合成する送信処理部107とを含む。
受信器110と送信器120は、無線基地局100が通信可能な移動局200の数だけ設けられている。この説明では、移動局200の1台だけであるが、移動局は2台以上であってもよい。
一つの受信器110は、各アンテナ素子から無線部102を経由した信号を受信し、それぞれに対して、同期捕捉と逆拡散処理を行う受信処理部111と、上り信号に対して到来方向推定を行い指向性パターン(ビーム)を形成する上りビーム形成部112と、上りビーム形成部112からの出力信号を復調する復調部113とを有する。さらに、受信器110は、復調部113から出力された下り回線品質情報113aを入力し、上りビーム形成部112から得た上りビームウェイト112aを基に下り回線品質情報113aを補正する回線品質情報補正部114を有する。ここで、上りビームウェイト112aとは、アレーアンテナ101の各アンテナ素子に対する指向性を表す情報で、指向性情報、複素係数、ウェイト情報などとも称する。
一つの送信器120は、変調・符号化率決定部121と、適応変調・適応符号化部122と、下りビーム形成部123とを有する。変調・符号化率決定部(変調方式決定部および符号化率決定部)121は、回線品質情報補正部114からの補正後の下り回線品質情報114aをもとにHS−PDSCHの変調方式および符号化率を決定する。適応変調・適応符号化部122は、HS−PDSCHデータ生成部131から出力されたHS−PDSCHを変調・符号化率決定部121で決定された変調方式および符号化率で変調・符号化を行う。下りビーム形成部123は、変調、符号化されたHS−PDSCHに指向性を持たせる(ビームを形成する)。
図3は、回線品質情報補正部114のブロック図である。回線品質情報補正部114は、指向性パターン生成部301と、正規化部302と、最大値検出部303と、補正部304とを含んで構成される。指向性パターン生成部301は、上りビームウェイト112aを入力し指向性パターン301aを生成する。正規化部302は、指向性パターン301aを無指向性送信時の値で正規化し、正規化指向性パターン302aを出力する。最大値検出部303は、正規化指向性パターン302aから最大利得303aを検出する。補正部304は、最大利得303aから下り回線品質情報113aを補正し、補正後の下り回線品質情報114aとして出力する。なお、これらの各処理は、回線品質情報補正部114に備えた図示しないコンピュータまたはそれぞれの構成ブロックに備えた図示しないコンピュータによって実行してもよい。
次に、本発明を実施するための最良の形態の動作について図面を参照して説明する。
図4は、無線基地局における動作の流れを示すフローチャートであり、図5は、正規化指向性パターンである。適宜、図1〜図3も参照して動作を説明する。
無線基地局100は、下り回線品質を測定する既知信号P−CPICHを移動局200へ無指向性送信する。また、パケットデータ信号HS−PDSCHを移動局200へ指向性送信する(S101)。
無線基地局100は、移動局200が、既知信号P−CPICHから測定した下り回線品質情報を、上り制御チャネルHS−DPCCHにて移動局200から受信する(S102)。
アレーアンテナ101で受信されたRF信号は、アンテナ素子ごとに無線部102にて、増幅処理および周波数変換処理された後、I/Qチャネルのベースバンド信号に直交検波され、A/D変換器でディジタル信号に変換される。受信処理部111は、無線部102から出力されたベースバンド信号(受信信号)に対して同期捕捉と逆拡散を行う(S103)。
上りビーム形成部112は、受信処理部111から出力された逆拡散後の信号に対して到来方向推定を行い、上りビームウェイト112aを算出する。この上りビームウェイト112aを逆拡散後の信号に対して乗算した後に、アンテナ素子ごとに加算合成する(加算合成信号112b)ことで上り信号に対して等価的に指向性パターン(ビーム)を形成する。さらに、上りビーム形成部112は、この加算合成後の信号である加算合成信号112bを復調部113に出力するとともに、算出した上りビームウェイト112aを下りビーム形成部123と回線品質情報補正部114に対して出力する(S104)。
復調部113は、上りビーム形成部112からの加算合成信号112bを復調し、復調した信号から移動局200が測定した下りの回線品質を示す情報(下り回線品質情報113a)を抜き取り、回線品質情報補正部114に対して出力する(S105)。
回線品質情報補正部114に入力された上りビームウェイト112aが、図3に示す指向性パターン生成部301に入力されると、それに基づいて指向性パターン生成部301は、HS−PDSCHに対して応答した移動局200に対する指向性パターン301a(現在の下りパケットデータの指向性パターン)を生成する(S106)。
生成されたHS−PDSCHの指向性パターン301aは、正規化部302で予め決められた無指向性送信時の値で正規化され、正規化指向性パターン302aとなる(S107)。正規化指向性パターン302aは、最大値検出部303で最大利得303aが検出される。この最大利得303aがHS−PDSCHとP−CPICH(既知信号)との送信利得差となり、これを補正部304に通知する(S108)。補正部304は、復調部113から出力された下り回線品質情報113aを最大値検出部303から得た値(最大利得303a)で補正を行い、補正後の下り回線品質情報114aとして、変調・符号化率決定部121とスケジューラー130に送信する(S109)。
今、正規化部302における、この正規化後の指向性パターン(正規化指向性パターン302a)が図5のようになったとすると、指向性送信されるHS−PDSCHは、無指向性で送信されるP−CPICHから6.0dB(図5の+15度において)の利得差があることになる。つまり、下り回線品質情報114aは、6.0dB補正されることになる。この補正により、例えば、CIRが6.0dB向上する。
この補正後の下り回線品質情報114aは、指向性送信されるHS−PDSCHの回線品質情報と等しくなるため、適切なHS−PDSCHのスケジューリング、変調方式および符号化率を選択することが可能となる。
スケジューラー130は、この補正後の下り回線品質情報114aを基にどの移動局のHS−PDSCHを優先して送信するか(つまり、スケジューリング)を決定する(S110)。HS−PDSCHデータ生成部131は、スケジューラー130で決定された優先順序に従ってデータを生成し適応変調・適応符号化部122に出力する(S111)。
一方、変調・符号化率決定部121は、回線品質情報補正部114から得た補正後の下り回線品質情報114aを基に該当の移動局に対するHS−PDSCHの変調方式および符号化率を決定する(S112)。適応変調・適応符号化部122は、HS−PDSCHデータ生成部131から送られたHS−PDSCHデータを変調・符号化率決定部121にて決定された変調方式で変調し、同じく決定された符号化率で符号化を行う(S113)。
変調および符号化されたHS−PDSCHデータは、下りビーム形成部123に入力され、ここでビームウェイトを乗算され、アンテナ素子ごとのデータへと変換される。下りビーム形成部123で使用されるビームウェイト(下りビームウェイト)は、上りビーム形成部112にて到来方向推定で得られた上りビームウェイト112aを上りと下りの周波数誤差分修正して使用する。つまり、上りと下りの周波数誤差分修正した上りビームウェイト112aを、ビームウェイト(下りビームウェイト)として使用する。これによりHS−PDSCHは、該当の移動局方向に等価的に上りと同様の指向性パターン(ビーム)を形成することができる。アンテナ素子ごとのデータとなったHS−PDSCHデータは、送信処理部103に送られる(S114)。
一方、P−CPICHは、P−CPICHデータ生成部105にてP−CPICHデータが生成され、変調・符号化部106で符号化および変調されて送信処理部107に全アンテナ素子同一のデータとして入力される。
送信処理部107は、全HS−PDSCHパケットデータとP−CPICHデータとをそれぞれ拡散処理した後に加算合成して無線部102にアンテナ素子ごとのデータとして下りの送信信号を出力する。無線部102は、下りの送信信号を入力し、周波数変換および増幅処理を行ってアレーアンテナ101に出力する。P−CPICHデータは、下りビーム形成部123を経由しないので無指向性送信となり、P−CPICHデータは、アレーアンテナ101の各アンテナ素子へ、同相・同振幅で給電される。
本実施形態における各処理は、無線基地局100を構成する受信器110、回線品質情報補正部114、送信器120、スケジューラー130が有するコンピュータに格納されたプログラムにより実行してもよい。このプログラムは、光記録媒体、磁気記録媒体および半導体などの記録媒体に格納され、これらの記録媒体からロードされるようにしてもよい。または、図示しない通信回線を介して無線基地局100に接続されている図示しない外部装置からロードしてもよい。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の好適な実施形態の一例であり、本発明の実施形態は、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。例えば、本発明におけるアレーアンテナ101のアンテナ素子の数量、受信器110の数量、送信器120、移動局200の数量は任意の数量に設定することが可能で、特定の数量に限定されるものではない。
本発明の実施形態に係る移動通信システムの概略的な構成図である。 本発明の実施形態に係る無線基地局100の構成を示すブロック図である。 回線品質情報補正部114のブロック図である。 無線基地局100における動作の流れを示すフローチャートである。 正規化後の指向性パターンを示す図である。
符号の説明
100 無線基地局
101 アレーアンテナ
102 無線部
105 P−CPICHデータ生成部
106 変調・符号化部
107 送信処理部
110 受信器
111 受信処理部
112 上りビーム形成部
112a 上りビームウェイト
112b 加算合成信号
113 復調部
113a 下り回線品質情報
114 回線品質情報補正部
114a 補正後の下り回線品質情報
120 送信器
121 変調・符号化率決定部
122 適応変調・適応符号化部
123 下りビーム形成部
130 スケジューラー
131 HS−PDSCHデータ生成部
200 移動局
301 指向性パターン生成部
301a 指向性パターン
302 正規化部
302a 正規化指向性パターン
303 最大値検出部
303a 最大利得
304 補正部

Claims (19)

  1. HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)方式で移動局と無線基地局とが通信する移動通信システムであって、
    前記移動局へ指向性送信するパケットデータ信号の回線品質と前記移動局へ無指向性送信する既知信号の回線品質との差異を補正して補正後の回線品質情報とし、
    前記補正後の回線品質情報を基に前記パケットデータ信号を指向性送信することを特徴とする移動通信システム。
  2. 前記無線基地局にアレーアンテナを備え、前記アレーアンテナを用いて、前記パケットデータ信号を指向性送信し、前記既知信号を無指向性送信することを特徴とする請求項1に記載の移動通信システム。
  3. 前記パケットデータ信号を、HS−PDSCH(High Speed Physical Downlink Shared CHannel)で送信し、
    前記既知信号を、P−CPICH(Primary Common Pilot CHannel)で送信することを特徴とする請求項1に記載の移動通信システム。
  4. HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)方式で移動局と複数のアンテナ素子を有する無線基地局とが通信する移動通信システムであって、
    前記移動局は、前記無線基地局から無指向性送信された既知信号から下り回線品質情報を測定し、測定した前記下り回線品質情報を前記無線基地局へ送信し、
    前記無線基地局は、
    前記移動局からの受信信号より算出した上りビームウェイトおよび前記上りビームウェイトを基に前記アンテナ素子ごとの受信信号を加算合成して加算合成信号を出力する上りビーム形成手段と、
    前記加算合成信号を復調して前記下り回線品質情報を出力する復調手段と、
    前記上りビームウェイトに基づいて、前記下り回線品質情報を補正して補正後の下り回線品質情報を生成する回線品質情報補正手段と、
    前記補正後の下り回線品質情報に基づいてパケットデータ信号のスケジューリングを決定するスケジューラーと、
    前記補正後の下り回線品質情報に基づいて変調方式を決定する変調方式決定手段と
    を備えることを特徴とする移動通信システム。
  5. 前記補正後の下り回線品質情報に基づいて符号化率を決定する符号化率決定手段を
    さらに、備えることを特徴とする請求項4に記載の移動通信システム。
  6. 前記回線品質情報補正手段が、
    前記移動局からの受信信号より算出した上りビームウェイトを入力し指向性パターンを生成する指向性パターン生成手段と、
    前記指向性パターンを無指向性送信時の値で正規化して正規化指向性パターンを出力する正規化手段と、
    前記正規化指向性パターンから最大利得を検出する最大値検出手段と、
    前記最大利得で前記下り回線品質情報を補正して前記補正後の下り回線品質情報を生成する補正手段と
    を備えることを特徴とする請求項4に記載の移動通信システム。
  7. HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)方式で移動局と無線基地局とが通信する移動通信方法であって、
    前記移動局へ指向性送信するパケットデータ信号の回線品質と前記移動局へ無指向性送信する既知信号の回線品質との差異を補正して補正後の回線品質情報とし、
    前記補正後の回線品質情報を基に前記パケットデータ信号を指向性送信することを特徴とする移動通信方法。
  8. HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)方式で移動局と無線基地局とが通信する移動通信方法であって、
    前記移動局へ前記無線基地局から既知信号を無指向性送信し、
    前記無線基地局において、前記移動局からの受信信号より上りビームウェイトを算出し、
    前記無線基地局において、前記移動局からの受信信号より前記移動局が前記既知信号を受信したときの下り回線品質情報を抜き取り、
    前記無線基地局において、前記上りビームウェイトに基づいて、前記下り回線品質情報を補正して補正後の下り回線品質情報を生成し、
    前記無線基地局において、前記補正後の下り回線品質情報を基にしてパケットデータ信号を変調・符号化し、
    前記無線基地局において、前記上りビームウェイトを上りと下りの周波数誤差分修正してビームウェイトとし、前記変調・符号化した前記パケットデータ信号に前記ビームウェイトを乗算して下りビームを形成し、
    前記無線基地局から前記移動局へ前記下りビームを用いて指向性送信することを特徴とする移動通信方法。
  9. 前記パケットデータ信号を、HS−PDSCH(High Speed Physical Downlink Shared CHannel)で送信し、
    前記既知信号を、P−CPICH(Primary Common Pilot CHannel)で送信することを特徴とする請求項7または8のいずれかに記載の移動通信方法。
  10. 前記無線基地局にアレーアンテナを備え、
    前記アレーアンテナを用いて、前記パケットデータ信号を指向性送信し、前記既知信号を無指向性送信することを特徴とする請求項7または8のいずれかに記載の移動通信方法。
  11. 前記補正後の下り回線品質情報が、
    前記上りビームウェイトを基に指向性パターンを生成し、
    前記指向性パターンを無指向性送信時の値で正規化して正規化指向性パターンとし、
    前記正規化指向性パターンから最大利得を検出し、
    前記最大利得で前記下り回線品質情報を補正することによって生成される
    ことを特徴とする請求項8に記載の移動通信方法。
  12. HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)方式で移動局と通信する無線基地局であって、
    前記移動局へ指向性送信するパケットデータ信号の回線品質と前記移動局へ無指向性送信する既知信号の回線品質との差異を補正して補正後の回線品質情報とし、
    前記補正後の回線品質情報を基に前記パケットデータ信号を指向性送信することを特徴とする無線基地局。
  13. 前記パケットデータ信号を、HS−PDSCH(High Speed Physical Downlink Shared CHannel)で送信し、
    前記既知信号を、P−CPICH(Primary Common Pilot CHannel)で送信することを特徴とする請求項12に記載の無線基地局。
  14. HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)方式で移動局と通信する無線基地局であって、
    複数のアンテナ素子からなるアレーアンテナと、
    前記移動局からの受信信号より算出した上りビームウェイトおよび前記上りビームウェイトを基に前記アンテナ素子ごとの受信信号を加算合成して加算合成信号を出力する上りビーム形成手段と、
    前記加算合成信号を入力して下り回線品質情報を出力する復調手段と、
    前記上りビームウェイトに基づいて前記下り回線品質情報を補正して補正後の下り回線品質情報を生成する回線品質情報補正手段と、
    前記補正後の下り回線品質情報を用いて、パケットデータ信号をスケジューリングするスケジューラーと、
    前記補正後の下り回線品質情報を入力して変調方式を決定する変調方式決定手段と
    を備えることを特徴とする無線基地局。
  15. 前記補正後の下り回線品質情報に基づいて符号化率を決定する符号化率決定手段を
    さらに、備えることを特徴とする請求項14に記載の無線基地局。
  16. 前記回線品質情報補正手段が、
    前記上りビームウェイトを入力し指向性パターンを生成する指向性パターン生成手段と、
    前記指向性パターンを無指向性送信時の値で正規化した正規化指向性パターンを出力する正規化手段と、
    前記正規化指向性パターンから最大利得を検出する最大値検出手段と、
    前記最大利得で前記下り回線品質情報を補正し、補正後の下り回線品質情報を生成する補正手段と
    を備えることを特徴とする請求項14に記載の無線基地局。
  17. HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)方式で移動局と通信する無線基地局に備えたコンピュータに、
    前記無線基地局が有するアレーアンテナから前記移動局へ指向性送信するパケットデータ信号と、前記アレーアンテナから前記移動局へ無指向性送信する既知信号との回線品質の差異を補正する機能
    を実現させることを特徴とするプログラム。
  18. HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)方式で移動局と通信する無線基地局に備えたコンピュータに、
    前記移動局からの受信信号より、上りビームウェイトを算出する機能、
    前記移動局からの受信信号より、前記移動局が既知信号を受信したときの下り回線品質情報を抜き取る機能、
    前記上りビームウェイトに基づいて、前記下り回線品質情報を補正して補正後の下り回線品質情報を生成する機能、
    前記補正後の下り回線品質情報を基にしてパケットデータ信号を変調・符号化する機能、
    前記上りビームウェイトを上りと下りの周波数誤差分修正してビームウェイトとし、前記変調・符号化した前記パケットデータ信号に前記ビームウェイトを乗算して下りビームを形成する機能
    を実現させることを特徴とするプログラム。
  19. 前記補正後の下り回線品質情報を生成する機能が、
    前記上りビームウェイトを基に指向性パターンを生成する機能、
    前記指向性パターンを無指向性送信時の値で正規化して正規化指向性パターンとする機能、
    前記正規化指向性パターンから最大利得を検出する機能、
    前記最大利得で前記下り回線品質情報を補正する機能
    を備えることを特徴とする請求項18に記載のプログラム。
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JP2018166336A (ja) * 2012-07-31 2018-10-25 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 無線通信システムにおけるビームフォーミングを用いた通信方法及び装置

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