JP2006005762A - 画像入力装置およびそれを備えた携帯情報端末装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 光透過度の高い基板上に形成した撮像素子を用いた場合に、1つの撮像素子にてその双方向からの光を受光して撮像できる画像入力装置を提供する。
【解決手段】 本発明は、透明基板5上に受光素子4が設けられた撮像素子3を備えた画像入力装置1において、撮像素子3の透明基板5側および受光素子4側の双方からの光を用いて結像することができる。さらに、どちらか一方の光の入射をスライドシャッター6aまたは6bによって遮光することができるため、双方から入射する光のうち、一方を選択して結像することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 本発明は、透明基板5上に受光素子4が設けられた撮像素子3を備えた画像入力装置1において、撮像素子3の透明基板5側および受光素子4側の双方からの光を用いて結像することができる。さらに、どちらか一方の光の入射をスライドシャッター6aまたは6bによって遮光することができるため、双方から入射する光のうち、一方を選択して結像することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、画像入力装置およびそれを備えた携帯情報端末装置に関し、より詳細には、遮光手段を備えたことにより、双方向からの光に対して結像能を有する画像入力装置およびそれを備えた携帯情報端末装置に関するものである。
近年、銀塩フィルムを使用するカメラの代替品として、CCD(Charge Coupled Device)を応用したものや、CMOSイメージセンサーを撮像素子として使用したデジタルカメラが広く普及している。
CMOSイメージセンサー等を備えた撮像素子としては、その上部にレンズを配して、レンズを通って集光された画像を撮像素子上に結像させて、画像データとして取り出している。これらの撮像素子はシリコンウェハ上に受光素子としてフォトダイオードやフォトトランジスターを形成し、受光量に応じて蓄積量の変化する電荷を順次読出すことで、画像をデータに変換している。
デジタルカメラは、液晶表示装置等の表示部を有しており、その場で撮像した画像をすぐに確認することができる。また、デジタルカメラは、記憶媒体として、フィルムの替わりにスマートメディア(登録商標)や内蔵型のRAM等の小型メモリを使用するため、従来のカメラよりも小型化することが可能である。
このようなデジタルカメラ等の画像入力装置は、昨今では様々な情報端末装置に搭載されてきているが、中でも携帯情報端末装置に搭載しているものが急激に増加しつつある。このような携帯情報端末装置の代表例として、携帯電話が挙げられる。画像入力装置を内蔵した携帯電話は、撮像した画像データを電子メール等に添付して、相手先に送信することが可能である。
携帯情報端末装置の中で、例えば二つ折りタイプのものがある。このタイプでは、携帯情報端末装置の使用者が風景等の被写体を撮影する場合と、使用者が使用者自身を撮影する場合があり、どちらの場合に対しても撮影しやすいように工夫がなされ、携帯情報端末装置の双方向を撮像できるようになっている。これら携帯情報端末装置の双方向を撮像するための手法としては、大きく以下の4つの手法により実現されている。
1つ目は、図14に示す画像入力装置を2個搭載した手法である。図14(a)は携帯情報端末装置を使用者の側から見た図で、図14(b)は図14(a)とは反対側から見た図である。
なお、ここで「使用者」とは、二つ折りタイプの携帯情報端末装置における、二つ折りを開いた際に現れる面に対向する者のことをいう。
図14において、携帯情報端末装置110は、画像入力装置120および130と、画像表示手段140とから構成されている。この場合の撮像方法は、使用者の視線と同一方向を撮像する場合には画像入力装置130に入力された画像を画像表示手段140に表示して行い、使用者自身を撮像する場合には画像入力装置120に入力された画像を画像表示装置140に表示して行うものである。
2つ目は、図15に示す反射鏡を用いた手法である。図15(a)は携帯情報端末装置を使用者の側から見た図で、図15(b)は図15(a)とは反対側から見た図である。図15において、携帯情報端末装置110は、画像入力装置130と、画像表示手段140と、反射鏡150とで構成されている。この場合の撮像方法は、使用者の視線と同一方向を撮像する場合には画像入力装置130に入力された画像を画像表示手段140に表示して行い、使用者自身を撮像する場合には携帯情報端末装置110を通常の使用状態と反対向きに保持し反射鏡150に映った映像を元に画像入力装置130に入力された画像を推定して行うものである。
3つ目は、図16に示す回転機構を用いた手法である。図16(a)は携帯情報端末装置を使用者の側から見た図で、図16(b)は図16(a)とは反対側から見た図である。図16において、携帯情報端末装置110は、画像入力装置120と、画像表示手段140と、画像入力装置回転機構160とで構成されている。この場合の撮像方法は、使用者の視線と同一方向を撮像する場合には画像入力装置回転機構160を図16(b)に示すように携帯情報端末装置110の背面方向に回転させ、画像入力装置120に入力された画像を画像表示手段140に表示して行い、使用者自身を撮像する場合には画像入力装置回転機構160を図16(a)に示すように携帯情報端末装置110の正面方向に回転させ、画像入力装置120に入力された画像を画像表示装置140に表示して行うものである。
4つ目は、図17に示す画像表示装置を2個搭載した手法である。図17(a)は携帯情報端末装置を使用者の側から見た図で、図17(b)は図17(a)とは反対側から見た図である。図17において、携帯情報端末装置110は、画像入力装置130と、画像表示手段140と、補助画像表示手段170とで構成されている。この場合の撮像方法は、使用者の視線と同一方向を撮像する場合には画像入力装置130に入力された画像を画像表示手段140に表示して行い、使用者自身を撮像する場合には携帯情報端末装置110を通常の使用状態と反対向きに保持し画像入力装置130に入力された画像を補助画像表示手段170に表示して行うものである。
特開昭62−122269号公報(公開日:1987年6月3日)
特開平5−55536号公報(公開日:1993年3月5日)
ところで、撮像素子に要求される動作速度は、ほぼ画素数とフレームレートの積で決定される。例えば、VGA(640×480)の画素数で、フレームレートが1秒あたり10画像である画像撮影を行う場合には、3MHzを超える動作速度が必要となる。この動作速度を確保するために、従来の撮像素子では、基板として、電荷移動速度の速いシリコンを使用し、該シリコン上に光電変換を行う受光素子を形成している。そのため、従来の撮像素子では、受光素子側から受光素子に光を入射させることができるが、撮像素子のシリコン側から受光素子に光を入射させることはできない。従って、通常の画像撮影で撮影される画像は、撮像素子の受光素子を形成した側から入射した光に基づくもののみである。
そのため、双方向からの撮像を可能にするためには、上述した4つの手法のように、画像入力装置を2個搭載するか、画像入力装置回転機構を設けるか、画像表示装置を2個搭載する等によって対応している。
しかしながら、このような手法では、携帯情報端末装置の小型軽量化が難しくなるという問題がある。また、反射鏡を用いた手法であっても、小型軽量化には略影響しないが、使用者自身を撮像する場合、画像入力装置の出力する画像を見ながら撮像が出来ないため、使用者の意図した画像が撮像できないことがあるという問題がある。
一方、近年、非結晶シリコン(アモルファスシリコン)や多結晶シリコン(ポリシリコン)、連続粒界シリコン(CGシリコン)等で形成した薄膜を用いることにより、これらの薄膜内で十分な電荷移動を実現することが可能になっている。
特許文献1および特許文献2には、透明基板上に、クロムや、Al−Si、Al−Si−Cu等の光を遮断する電極を形成した撮像素子を備えたイメージセンサや固体撮像素子について開示されている。すなわち、特許文献1および特許文献2に開示されたイメージセンサや固体撮像素子は、光を遮断する電極を備えているため、一方向からの光に対してのみ受光機能を有している。また、特許文献1および特許文献2に双方向からの撮像が可能な撮像素子は一切開示されていない。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、1つの撮像素子にてその双方向からの光を受光して撮像できる画像入力装置を提供することにある。
本発明に係る画像入力装置は、上述した課題を解決するために、光を受光して電荷に変換する受光素子が基板の片面に設けられた撮像素子を備えた画像入力装置において、上記基板は、透明基板であり、上記受光素子は、上記撮像素子の受光素子側から入射する光を受光するとともに、上記撮像素子の透明基板側を介して入射する光を受光することを特徴としている。
これにより、本発明に係る画像入力装置は、上記撮像素子の透明基板側を介して入射する光に対しても結像能をもつことができるため、一つの撮像素子を用いて、撮像素子の受光素子側および透明基板側の双方向からの画像データを同時に出力することができる。
すなわち、本発明に係る画像入力装置は、上記撮像素子の透明基板側および受光素子側の両側から上記受光素子に入射した光に対して結像機能を備えることができる。
また、本発明に係る画像入力装置は、上記撮像素子の受光素子側および透明基板側から上記受光素子に入射する光のうち、少なくとも一方の光の入射および遮光を選択的に行う遮光手段を備えていることが好ましい。
上述した構成とすることにより、本発明に係る画像入力装置は、1つの撮像素子を用いて、双方向から入射する光を用いて同時に撮像しない場合に、どちらか一方の光を遮光することができる。
すなわち、上記遮光手段を設けて遮光することにより、該遮光手段によって遮光された側とは反対側からの光のみを上記受光素子に入射して結像することができる。具体的には、撮像素子の透明基板側に遮光手段を設け、透明基板側から上記受光素子に入射する光を遮光することによって、撮像素子の受光素子側からの光のみを受光して結像することが可能となる。反対に、撮像素子の受光素子側に遮光手段を設け、受光素子側から上記受光素子に入射する光を遮光することによって、撮像素子の透明基板側からの光のみを受光して結像することが可能となる。
したがって、上記遮光手段を備えることによって、該撮像素子への光の入射方向を選択でき、撮像素子の該遮光手段が備えられていない側から入射した光のみを受光し、結像することができる。そのため、本発明に係る画像形成装置は、1つの撮像素子が、その透明基板側および受光素子側の両側からの光に対して結像機能をもちつつ、一方側からの光を選択して結像することができる。
これにより、従来における、受光素子が設置された側からの光に対してのみ結像機能を有し、双方向の光に対してそれぞれ撮像素子(画像入力装置)を必要とする場合と比較して、その設置個数を低減することができる。そのため、画像入力装置の更なるコンパクト化、更なる薄型化を実現することができる。
また、本発明に係る画像入力装置は、上記遮光手段が、上記撮像素子の透明基板側および受光素子側にそれぞれ設けられていることが好ましい。
上記の構成とすることにより、上記撮像素子の透明基板側および受光素子側それぞれの光の遮断を迅速に行うことができる。
これにより、上記透明基板側および受光素子側の双方から交互に連続して受光素子に光が入射する場合であっても、一方の光の遮断を迅速に行うことができる。そのため、上記透明基板側および受光素子側の双方から交互に連続して画像を得る場合であっても、良好な画像を得ることができる。
また、本発明に係る画像入力装置は、上記遮光手段が、上記受光素子に入射する光を遮光する場合の位置と、光を上記受光素子に入射させる場合の位置とに、移動可能であることが好ましい。
上記の構成を備えることにより、撮像者は、上記遮光手段を、上記受光素子に入射する光を遮光する場合の位置と、光を上記受光素子に入射させる場合の位置とに移動させることによって、簡便に、受光素子へ入射する光の入射および遮断を選択して実施することができる。
また、本発明に係る画像入力装置は、上記遮光手段が、光透過性を選択的に変化させることによって、上記受光素子への光の入射を遮光する状態、および、上記受光素子に光を入射させる状態の切り替えが可能な光変調素子であることが好ましい。
上記の構成を備えることにより、撮像者は、上記遮光手段の光透過性を変化させることによって、容易に、受光素子へ入射する光の入射および遮断を選択して実施することができる。
また、上記遮光手段が、選択的に光透過性を変化させることから、該遮光手段を上記受光素子に入射する光が遮光される位置に固定した状態で用いることができる。
これにより、遮光手段を移動することによって上記受光素子への光の入射を遮光する構成とは異なり、その移動に必要な構成や、移動後の上記遮光手段を収納するために必要となるスペースを確保する必要がない。
すなわち、該遮光手段を上記受光素子に入射する光が遮光される位置に設けられた固定型の遮光手段とすることによって、画像入力装置の更なるコンパクト化を実現することができる。
また、本発明に係る画像入力装置は、上記遮光手段が、一対の基板に液晶材料を挟持した液晶素子であることが好ましい。
液晶材料を用いて遮光機能を実現することにより、液晶材料に電圧を印加するだけで液晶材料に含まれる液晶分子の配向を変化させ、選択的に光透過性を変化させることができる。
したがって、上記遮光手段を、液晶材料によって構成することにより、液晶材料に電圧を印加するか否か簡易な方法によって、上記撮像素子への光の入射を制御することができる。
また、本発明に係る画像入力装置は、上記一対の基板のうちの一方の基板が、上記撮像素子の透明基板であることが好ましい。
上記透明基板が、上記一対の基板のうちの一方の基板を兼ねていることにより、画像入力装置の更なる薄型化を実現することができる。
また、本発明に係る画像入力装置は、上記撮像素子の透明基板側および受光素子側のうち、遮光する側を切替える切替え手段と、上記切替え手段による上記遮光手段の切替えと同期して、遮光された側とは反対側から入射する光に基づく画像データが入力される画像処理手段を備えていることが好ましい。
上記の構成を備えることにより、撮像素子の透明基板側および受光素子側から該撮像素子に入射する光を交互に入射して結像することができる。そのため、撮像素子の透明基板側および受光素子側から得られる画像データを交互に連続的に撮像することが可能となり、従来の画像入力装置と比較して、1つの画像入力装置によって広範囲の連続画像データを撮像することが可能となる。
また、本発明に係る画像入力装置は、携帯情報端末装置に備えられることが好ましい。
これにより、双方向からの画像が撮像できるタイプの携帯情報端末装置であっても、1つの画像入力装置にて双方向からの光を受光して結像することができることから、携帯情報端末装置の小型軽量化を実現することができる。
本発明に係る画像入力装置は、以上のように、光を受光して電荷に変換する受光素子が基板の片面に設けられた撮像素子を備えた画像入力装置において、上記基板は、透明基板であり、上記受光素子は、上記撮像素子の受光素子側から入射する光を受光するとともに、上記撮像素子の透明基板側を介して入射する光を受光することを特徴としている。
これにより、本発明に係る画像入力装置は、上記撮像素子の透明基板側を介して入射する光に対しても結像能をもつことができるため、一つの撮像素子を用いて、撮像素子の受光素子側および透明基板側の双方向からの画像データを同時に出力することができる。
すなわち、本発明に係る画像入力装置は、上記撮像素子の透明基板側および受光素子側の両側から上記受光素子に入射した光に対して結像機能を備えることができる。
また、上記撮像素子の受光素子側および透明基板側から上記受光素子に入射する光のうち、少なくとも一方の光の入射および遮光を選択的に行う遮光手段を備えていることが好ましい。
これにより、1つの撮像素子を用いて、双方向から入射する光を用いて同時に撮像しない場合に、どちらか一方の光を遮光することができる。したがって、上記撮像素子自体に遮光機能を備えなくても、上記遮光手段を備えることによって該撮像素子への光の入射方向を選択でき、撮像素子の該遮光手段が備えられていない側から入射した光のみを受光し、結像することができる。
このように本発明に係る画像入力装置は、一つの撮像素子を用いて、撮像素子の受光素子側および透明基板側の双方向からの画像データを同時に出力することができるとともに、その一方側からの光の入射を選択して画像データを出力することもできる。
すなわち、双方向の光に対してそれぞれ撮像素子を必要とする従来の画像入力装置と比較して、撮像素子の設置個数を低減することができる。そのため、画像入力装置の更なるコンパクト化、更なる薄型化を実現することができる。
〔実施の形態1〕
本発明の実施の一形態について図1ないし図7に基づいて説明すれば、以下の通りである。
本発明の実施の一形態について図1ないし図7に基づいて説明すれば、以下の通りである。
なお、本発明はこれに限定されるものではない。また、以下に説明する本発明に係る画像入力装置を備えた携帯情報端末装置について、二つ折りのタイプを挙げて説明している。しかしながら、本発明は二つ折りのタイプに限定されるものではない。
図2(a)および(b)は、本発明に係る画像入力装置を搭載した携帯情報端末装置10の概略構成図を示す。図2は、使用者側から見た携帯情報端末装置10であり、図2(a)は、後述するスライドシャッター(遮光手段、移動型の遮光手段)6aが画像入力装置1に入射する光の光軸上に設けられていない状態を示すものであり、図2(b)は、上記スライドシャッター6aが画像入力装置1に入射する光の光軸上に設けられた場合を示すものである。
図2に示すように、上記携帯情報端末装置10は、筐体11と、画像入力装置1と、操作手段13と、画像表示手段14とを備えている。
上記画像入力装置1は、風景および人物等の被写体を撮像し、画像データを出力することが出来るようになっている。
上記画像表示手段14は、画像入力装置1によって撮像された被写体の画像データを表示する。上記画像表示手段14としては、例えば、小型の液晶表示装置等が用いられる。
上記操作手段13は、撮像を行う際に、使用者(撮像者)からの指示を入力する。また、上記操作手段13は、上記画像表示手段14に表示され画像データを操作しながら、その場で確認したり、操作したりすることができる。
次に、上記画像入力装置1の具体的な構成について図1に基づいて説明する。
図1は、図2に示した上記携帯情報端末装置10に搭載される画像入力装置1の構成を示した図である。図1に示す画像入力装置1は、図2に示す携帯情報端末装置10に備えられた画像入力装置1を、線分P−P'にて切断し、矢印の方向からみた様子を示した断面図である。
上記画像入力装置1は、外界からの光を取り入れて、画像データを出力する。そのため、上記画像入力装置1は、図1に示すように、レンズ2aおよび2bと、受光素子4および透明基板5からなる撮像素子3と、スライドシャッター6aおよび6bとを備えている。
上記撮像素子3の受光素子4側および透明基板5側に、レンズ2aおよび2bがそれぞれ配置され、レンズ2aにおける上記撮像素子3側とは反対側にスライドシャッター6aが配置され、レンズ2bにおける上記撮像素子3側とは反対側にスライドシャッター6bが配置されている。
画像入力装置1から出力された画像データは、図2に示す画像表示手段14に表示できるようになっており、使用者(撮影者)によって画像データを確認することができる。
上記集光手段2aおよび2bは、外界からの光を集光して、集光した光を画像入力装置内部、具体的には上記撮像素子3の受光素子4に入射する。上記レンズ2aおよび2bとしては、例えばレンズ系を用いることができる。
上記撮像素子3は、図1および図2に示すレンズ2aおよび2bによって集光された外界からの光を入射して、画像データを生成する。上記撮像素子3は、上述したように受光素子4および透明基板5から構成されている。
上記受光素子4は、レンズ2aおよび2bからの光(画像)を受け、光電変換を行い、信号電荷を出力するものである。上記受光素子4としては、FT(frame transfer)−CCDやIT(interline transfer)−CCDを用いることができる。
また、上記スライドシャッター6aおよび6bは、図1に示すように、外界からの光が撮像素子3に入射しないように遮光する遮光手段である。
上記スライドシャッター6aは、集光手段2a側から入射した光が撮像素子3の受光素子4に入射しないように遮光するために備えられている。また、上記スライドシャッター6bは、集光手段2b側から入射した光が撮像素子3の透明基板5側から受光素子4に入射しないように遮光するために備えられている。したがって、スライドシャッター6aおよび6bは、上記撮像素子3を挟んでその受光素子4側および透明基板5側にそれぞれ設けられた構成となっている。
図1および図2においては、上記スライドシャッター6aは、レンズ2aにおける撮像素子3とは反対側に設けられ、上記スライドシャッター6bは、レンズ2bにおける撮像素子3とは反対側に設けられている。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、上記撮像素子3における受光素子4側および透明基板5側からの光の入射のうちの一方側からの入射光が遮断される構成であればよく、例えば、図3に示すように上記スライドシャッター6aはレンズ2aよりも撮像素子3側に設けられている構成であってもよく、また、上記スライドシャッター6bはレンズ2bよりも撮像素子3側に設けられている構成であってもよい。
上記スライドシャッター6aおよび6bの材質としては、遮光効果があるものであれば特に限定されるものではないが、薄膜として用いた場合であっても遮光効果が高く、さらに軽量であるものが好ましい。
上記スライドシャッター6aおよび6bは、上述したように遮光性のある材質から構成されている。したがって、上記スライドシャッター6aおよび6bはそれぞれ、遮光する場合にのみ、レンズ2aまたは2bに集光されて撮像素子3に入射する光の光軸上に設置できるような構成となっている。すなわち、上記スライドシャッター6aおよび6bは、遮光する場合に光軸上に設置され、遮光する必要のない場合は、光軸上から外すことができるように移動できる構成となっている。
すなわち、図2では、上記スライドシャッター6aおよび6bがともに光軸上に配置された構成となっているが、これは説明の便宜上の構成であって、実際に上記画像入力装置1を使用する場合には、上記スライドシャッター6aまたは6bのどちらか一方が光軸上に配置された構成となっている。
上記スライドシャッター6aおよび6bはそれぞれ、上述したように、遮光する必要のない場合は、レンズ2aおよび2bに外界から入射する光の光軸上に配置されない構成となっている。上記スライドシャッター6aおよび6bは、撮影者が設定した後述するスライドシャッター制御手段(図4)からの制御によって、例えば、上記スライドシャッター6aおよび6bを支持する図示しない支持部材に形成された溝に沿って、上記光軸上まで移動することができる。
なお、本実施の形態の画像入力装置1は、図3に示すように、上記スライドシャッター6aが、レンズ2aよりも撮像素子3側に設けられ、上記スライドシャッター6bがレンズ2bよりも撮像素子3側に設けられている構成であってもよい。この場合も、上記と同様、スライドシャッター制御手段によって光軸上へのスライドシャッターの設置または非設置を制御することができる。
さらに、光軸上に上記スライドシャッター6aおよび6bを設置しない場合のこれらの配置位置、すなわち、上記スライドシャッター6aおよび6bが光軸上に設置されない場合のこれらの収納位置は、図1に示すような形式に限定されるものではない。すなわち、図1では光軸上に配置されたスライドシャッター6aおよび6bは、それぞれ光軸上から外れる場合に略水平に移動(スライド)し、光軸上に配置されていた面と略同一面に配置(収納)している。しかしながら、例えば、光軸上から外れて移動した後に、レンズと略同一面上に配置(収納)される構成であってもよい。
また、図4に示すように、CPU(中央演算処理装置:Central ProcessingUnit)30と、記憶手段32と、スライドシャッター制御手段31と、画像処理手段(同期手段)33と、カメラ制御手段34とを備えている。
上記CPU30は、撮像者から携帯情報端末装置10の操作手段13を介して撮像指示を受け、カメラ制御手段34に対して撮像指示を送る。さらに、CPU30は、撮像者から操作手段13を介して画像確認指示を受け、記憶手段32に保存されている画像データを呼び出し、画像表示手段14に画像データを表示する。
上記記憶手段32は、撮像した画像の画像データ等を保存する。記憶手段32としては、例えば、内蔵型のRAM、ハードディスクや、取り外し可能なスマートメディア(登録商標)、SDカード等がある。
上記画像処理手段33は、画像表示手段14に表示することができるように、撮像素子3によって撮像された画像データに対して画像処理を行う。
上記カメラ制御手段34は、CPU30からの撮像指示を受け、撮像素子3によって撮像を行う。
以上のような構成の画像入力装置1では、撮像者が携帯情報端末装置10の操作手段13を介して撮像指示を行った場合、CPU30が、操作手段13からの撮像指示を受け、画像処理手段33、カメラ制御手段34を制御して、画像表示手段14に画像表示を行うとともに、撮像素子3によって撮像された画像に対応する画像データを記憶手段32に保存することができる。
なお、上記CPU30と、上記記憶手段32と、上記スライドシャッター制御手段(切替え手段)31と、上記画像処理手段33と、上記カメラ制御手段34とは、上述したように画像入力装置1に備えられた構成であってもよいが、携帯情報端末装置10に備えられた構成であってもよい。
上述した構成を備えた画像入力装置1では、上記撮像素子3の透明基板5側および受光素子4側両側からそれぞれ光(画像)を入力するために、図6に示すような制御が行われる。図5(a)および(b)は、上記スライドシャッター6aおよび6bの制御を示す図である。図6(a)および(b)は、上記スライドシャッター6aおよび6bおよび、画像入力装置1の動作を表すタイミングチャートである。
上記画像処理手段33は、DSP(Digital Signal Processor)等で構成される。
上記画像処理手段33は、上述した機能に加えて、撮像素子3に動作クロックclkとともに、該撮像素子3に対してデータ送信を要求する同期信号vsyncを供給し、それに応じた画像データdataを受け取って画像の加工等を行う。
図5(a)に示すように、スライドシャッター制御手段31は、スライドシャッター6aおよび6bに接続されている。上記スライドシャッター制御手段31は、上記画像処理手段33の出力する同期信号vsyncを受けて、スライドシャッター6aおよび6bを制御するシャッター制御ctl6aおよびctl6bに対して、以下に説明する信号を生成する。
まず、画像入力装置1のレンズ2a側からの光(画像)を受光したい場合について説明する。図5(a)は、画像入力装置1のレンズ2a側からの光(画像)を入力したい場合のスライドシャッター6aおよび6bの制御を示す図である。
上記スライドシャッター制御手段31は、シャッター制御ctl6aに対して、スライドシャッター6aを、レンズ2a側から入射する光の光軸上に設置しないようにする信号(図6(a)では一例としてLowレベルで図示)を出力する。またこれと同時に、シャッター制御ctl6bに対して、スライドシャッター6bをレンズ2b側から入射する光の光軸上に設置させるための信号、すなわちレンズ2b側からの光を撮像素子3に入射させないための信号(図6(a)では一例としてHighレベルで図示)を出力する。
これにより、スライドシャッター6bが、撮像素子3に入射する光の光軸上に設置される。
スライドシャッター6bが、撮像素子3に入射する光の光軸上に設置されると、図2のレンズ2a側から入射した光が撮像素子3の受光素子4にて受光され、動作クロックclkと同期してレンズ2a側からの画像データが画像処理手段33に入力される。
また、図2のレンズ2b側からの光(画像)を受光したい場合について、図5(b)に基づいて説明する。図5(b)は、画像入力装置1のレンズ2b側からの光(画像)を入力したい場合のスライドシャッター6aおよび6bの制御を示す図である。
上記スライドシャッター制御手段31は、シャッター制御ctl6aに対して、スライドシャッター6aをレンズ2a側から入射する光の光軸上に設置させるための信号、すなわちレンズ2a側からの光を撮像素子3に入射させないための信号(図6(b)では一例としてHighレベルで図示)を出力する。またこれと同時に、シャッター制御ctl6bに対して、スライドシャッター6bを、レンズ2b側から入射する光の光軸上に設置しないようにする信号(図6(b)では一例としてLowレベルで図示)を出力する。
これにより、スライドシャッター6aが、撮像素子3に入射する光の光軸上に設置される。
スライドシャッター6aが、撮像素子3に入射する光の光軸上に設置されると、図2のレンズ2b側から入射した光が撮像素子3の受光素子4にて受光され、動作クロックclkと同期して、レンズ2b側からの画像データが画像処理手段33に入力される。
さらに、上記画像処理手段33は、画像データを図4に示す記憶手段32に保存することができる。
本実施の形態の画像入力装置1は、上述したような動作を繰返すことによって、1画像毎に撮像素子3の受光素子4側および透明基板5側の両方向からの画像データを連続的に撮像できることができる。
図7は、撮像素子3の受光素子4側および透明基板5側の両方向からの画像データを連続的に撮像する場合の動作を表すタイミングチャートである。
本実施の形態における上記画像入力装置1は、撮像素子3の出力する画像データとスライドシャッター6aおよび6bの切替えの同期を取ることにより、撮像素子の両面に入射する画像データを交互に出力することができる。
まず、スライドシャッター制御ctl6aに対して、スライドシャッター6aを光軸上に設置しないようにする信号(図7ではLowレベルとして図示する)を出力する。またこれと同時に、スライドシャッター制御ctl6bに対して、スライドシャッター6bを光軸上に設置させる信号(図7ではHighレベルとして図示する)を出力する。これにより、動作クロックclkに同期して、レンズ2a側からの画像データが画像処理手段33に入力される。
上記にてレンズ2a側からの1画像分の画像データの転送が入力されると、画像処理手段33は次の同期信号vsyncを生成する。これにより、上記とは反対の動作が起こる。すなわち、スライドシャッター制御ctl6aに対して、スライドシャッター6aを光軸上に設置する信号(図7では一例としてHighレベルで図示)を出力する。また同時に、スライドシャッター制御ctl6bに対して、スライドシャッター6bを光軸上に設置しない信号(図7では一例としてLowレベルで図示)を出力する。これにより、動作クロックclkに同期して、撮像素子3より図1のレンズ2b側から入射した光が撮像素子3に入射し、レンズ2b側からの画像データが画像処理手段33に入力される。
これをさらに繰返すことで、1画像毎に画像入力装置1のレンズ2a側およびレンズ2b側の両方向からの画像データを連続的に撮像できることができるようになり、1つの画像入力装置を利用して広範囲の連続画像データを撮像することが可能となる。
したがって、上記画像入力装置1を用いることにより、1つの撮像素子3を利用して撮像素子3の受光素子4側および透明基板5側の両方向から画像データを撮像することができる。
このように、上記画像入力装置1を用いれば、上記撮像素子3は、それ自体に遮光機能を備えなくても、上記スライドシャッター6aおよび6bを備えることによって該撮像素子3への光の入射方向を選択できる。すなわち、受光素子4は、該スライドシャッターが、撮像素子3に入射する光の光軸上に配置されていない側から入射した光のみを受光し、結像することができる。
そのため、本実施の形態の画像形成装置1は、1つの撮像素子3が、その透明基板側および受光素子側の両側からの光に対して結像機能をもつことができる。
したがって、本発明に係る画像入力装置は、双方向からの光を1つの撮像素子を用いて結像することができることから、所定方向からの光に対してのみ結像機能を有し、双方向の光に対してそれぞれ撮像素子を必要とする従来の画像入力装置と比較して、撮像素子の設置個数を低減することができる。そのため、画像入力装置の更なるコンパクト化、具体的には画像入力装置の更なる薄型化を実現することができる。
また、撮像素子の設置個数を低減に伴って、画像入力装置の製造コストの低減、および、生産効率の向上を図ることができる。
また、上記撮像素子に入射する光の光軸上にスライドシャッター6aまたは6bを設置するか否かによって上記撮像素子3に入射する光の遮断を行うことができるため、撮像者は、光の遮断を容易に実施することができる。
また、上記画像入力装置1を用いれば、上記スライドシャッター6aおよび6bの動作は、スライドシャッター制御手段31によって制御されていることから、一方側から入射する光を正確に遮光することが可能となる。
したがって、上記撮像素子3の透明基板5側および受光素子4側のどちらか一方側からの光の遮光が確実に行われなかったことによる画像データの二重写り等の失敗がなく、良好な画像データを出力することできる。
なお、本実施の形態における上記スライドシャッター6aおよび6bは、上述したように移動型である。この移動型のスライドシャッターの場合、上記スライドシャッター6aおよび6bの動作は、上述したように、上記スライドシャッター制御手段によって制御され、光軸上への設置または非設置を行う構成であってもよい。しかしながら、例えば、図1および図2に示したように、上記スライドシャッター6aが、レンズ2aにおける撮像素子3とは反対側に設けられ、上記スライドシャッター6bが、レンズ2bにおける撮像素子3とは反対側に設けられており、特に、図1に示すようにスライドシャッター6aおよび6bの表面が、携帯情報端末装置10の筐体11の表面と略面一になっている場合には、上記スライドシャッター6aまたは6bを撮像者が手動で所定の位置まで移動させ、スライドシャッターの所定位置への設置または非設置を行う構成であってもよい。
手動によって上記スライドシャッター6aおよび6bを設置または非設置を行うことにより、画像入力装置1の構造を簡易にできる。さらに、スライドシャッター制御手段を用いて該スライドシャッター6aおよび6bを移動する場合と比較して、消費される電力を低減することができる。
なお、本実施の形態においては、スライドシャッターが撮像素子3を挟んで1つずつ配置された構成、すなわち、スライドシャッターが2つある構成となっているが、本発明に係る画像入力装置のスライドシャッターはこれに限定されるものではなく、例えば、1つの遮光手段(スライドシャッター)が、光軸上から外れた位置に収納されており、スライドシャッター制御手段31による制御によって、撮像素子3の透明基板5側および受光素子4側のどちらか一方側の光軸上に移動するような構成であってもよい。すなわち、図8に示すように、スライドシャッターは、1つのみ構成されており、所望の遮光方向をスライドシャッター制御手段31に伝えることによって、該スライドシャッター60を撮像素子の透明基板5側または受光素子4側のどちらか一方側に移動するような構成であってもよい。
なお、本実施の形態では、遮光手段としてスライドシャッター6aおよび6bを設けた構成について説明した。しかしながら、本発明は、これに限定されるものではなく、遮光手段を備えない構成であってもよい。遮光手段を設けない構成とすることにより、上述したレンズ2a側からの光を受けて画像データを出力することができると同時に、レンズ2b側からの光を受けて画像データを出力することができる。すなわち、双方向からの画像を同時に出力することができる。
〔実施の形態2〕
本発明に係る他の実施の形態について、図9ないし図13に基づいて説明すれば以下の通りである。本実施の形態では、上記の実施の形態1との相違点について説明するため、説明の便宜上、実施の形態1で説明した部材と同様の機能を有する部材については同一の部材番号を付し、その説明を省略する。
〔実施の形態2〕
本発明に係る他の実施の形態について、図9ないし図13に基づいて説明すれば以下の通りである。本実施の形態では、上記の実施の形態1との相違点について説明するため、説明の便宜上、実施の形態1で説明した部材と同様の機能を有する部材については同一の部材番号を付し、その説明を省略する。
図9は、本発明における他の実施の形態である画像入力装置7を備えた携帯端末装置10である。図9(a)は、使用者側からみた携帯端末装置10であり、図9(b)は、図9(a)とは反対側、すなわち図9(a)における画像表示手段14と画像入力装置1が備えられた面の裏面をみた携帯端末装置10である。図10に、携帯端末装置10に備えられた本実施の形態の画像入力装置7の概略断面図を示す。
なお、図10の画像入力装置7は、図9における携帯端末装置10の画像入力装置7を、線分Q−Q'にて切断し、矢印の方向からみた様子を示した断面図である。
上記画像入力装置7は、上記の実施の形態1で説明した画像入力装置1に備えられたスライドシャッター6aおよび6bに代えて、液晶シャッター(遮光手段、光変調素子、液晶素子)8aおよび8bを備えている。
以下に、上記液晶シャッター8aおよび8bについて、図11に基づいて詳細に説明する。
図11(a)および(b)は、上記液晶シャッター8aおよび8bの構成を示しており、図11(a)は、電圧無印加状態(OFF状態)における上記液晶シャッター8aおよび8bの概略構成を模式的に示す断面図であり、図11(b)は電圧印加状態(ON状態)における上記液晶シャッター8aおよび8bの概略構成を模式的に示す断面図である。
上記液晶シャッター8aおよび8bは、1対の基板80aおよび80bと、電極81aおよび81bと、配向膜82aおよび82bと、液晶材料83と、偏光板84aおよび84bとが備えられている。
上記液晶シャッター8aおよび8bはそれぞれ、互いに対向して配置された一対の基板80a・80bを備え、これら一対の基板間に、光学変調層として、電界の印加により光学変調する媒質からなる液晶材料83が挟持されている。一対の基板80a・80bには、透明材料を用いることができる。
具体的には、上記液晶シャッター8aおよび8bは、一対の基板80aおよび80bのそれぞれの内面に、互いに対向する領域により複数の画素領域を形成する透明な電極81aおよび81bを設けるとともに、上記一対の基板80aおよび80b間の上記シール材で囲まれた領域に液晶材料83を設けた構成となっている。
なお、本実施の形態における上記液晶シャッター8aおよび8bは、図示しないTFT(薄膜トランジスタ)をアクティブ素子とするアクティブマトリックス方式のものであり、基板80bの内面に設けられた電極81bは、マトリックス状に配列する複数の画素電極である。これらの画素電極81aはそれぞれ、前記基板80bの内面に各画素電極81bにそれぞれ対応させて設けられた複数のTFTに接続されており、複数のTFTは、上記基板80bの内面に配線された図示しないゲートラインおよびデータラインにつながっている。また、基板80aの内面に設けられた電極81aは、上記複数の画素電極81bの全てに対向する一枚膜状の対向電極である。さらに、上記一対の基板80aおよび80bの内面にはそれぞれ配向膜82aおよび82bが設けられており、これらの基板80aおよび80b間に設けられた液晶材料83の液晶分子は、上記配向膜82aおよび82bによりそれぞれの基板80aおよび80bの近傍における配向方向を規制され、両基板80aおよび80b間において、所定のツイスト角でツイスト配向している。
また、偏光板84aおよび84bは、上記一対の基板80aおよび80bの対向面とは反対側にそれぞれ備えられており、偏光板84aおよび84bは、互いに直交する偏光透過軸を備えている。したがって、上記液晶材料83に電圧が印加されていない状態では、偏光板の一方側から液晶材料83に入射した光は、液晶分子によって偏光振動方向が変化するため、他方の偏光板を透過できる。一方、上記液晶材料83に電圧が印加されていれば、偏光板の一方側から液晶材料83に入射した光は、偏光振動方向が変化せずに他方の偏光板に入射する。そのため、光は、該他方の偏光板に吸収され、撮像素子3には入射しない。
上記対向電極81aおよび画素電極81bは、例えばITO等の透明電極材料を用いる
ことができる。
ことができる。
なお、本実施の形態においては、液晶シャッター8aおよび8bとして、図9(a)および(b)に示したように、ねじれネマティック(TN)方式、すなわち基板表面に対して略水平に、そして対向する基板間で略90度ねじれるように配向処理された液晶材料を備えた液晶シャッターについて説明しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、STN方式やMVA方式等であってもよい。
なお、本発明に係る画像入力装置の液晶シャッターは、上述した構成に限定されるものではなく、液晶分子の配向特性を利用して光の透過および遮断を行うことができる構成であればよい。
なおまた、本実施の形態は、TFT(薄膜トランジスタ)をアクティブ素子とするアクティブマトリックス方式のものについて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、液晶シャッター8aおよび8b全体が、同時に光の透過および遮断を行うことができればよい。したがって、液晶シャッター8aおよび8bが、マトリックス状ではなく、一画素のように構成されるものであってもよい。
このような構成を備えた液晶シャッター8aが、図10に示すように受光素子4に図示しない接着材料によって接着され、液晶シャッター8bが透明基板5に図示しない接着材料によって接着された構成となっている。すなわち、本実施の形態における、液晶シャッター8aおよび8bは、撮像素子3へ入射する光の光軸上に常に配置された固定型の遮光手段である。そのため、上記の実施の形態1に説明した移動型の遮光手段(スライドシャッター6aおよび6b)と比較して、遮光手段を移動するような構成を設ける必要がない。さらに、移動後の遮光手段、すなわち光軸上から外れた際の該遮光手段を収納するスペースを設ける必要もない。そのため、収納に要する占有スペースを確保する必要がないため、画像入力装置、および、該画像入力装置を備える携帯情報端末の装置のコンパクト化を実現することができる。
上記液晶シャッター8aおよび8bは、上記の実施の形態1と同様、操作手段13に使用者(撮像者)の指示を入力することによって、制御することができる。本実施の形態では、上記の実施の形態1で説明したスライドシャッター制御手段31に代えて、液晶シャッター制御手段(切替え手段)37を備えている。操作手段13にて撮像者の指示を受けると、液晶シャッター制御手段37からの制御によって、上記液晶シャッター8aおよび8bは光の透過性を変調する。詳細を以下に説明する。
上記の構成の画像入力装置7では、上記撮像素子3の透明基板5側および受光素子4側の両側からそれぞれ光(画像)が入力されるために、次の動作が行われる。
なお、上記の実施の形態1と同様の機能を有する部材については、同一の部材番号を付し、その詳細な説明を省略する。
図12(a)は、上記液晶シャッター8aおよび8bの制御を示す図である。図12(b)および(c)は、その動作を表すタイミングチャートである。
図12(a)に示すように、画像処理手段33は、撮像素子3の動作クロックclkと共に、撮像素子3に対してデータ送信を要求する同期信号vsyncを生成し、上記液晶シャッター制御手段37は、上記画像処理手段33で生成された同期信号vsyncを受け、液晶シャッター制御ctl8aおよび液晶シャッター制御ctl8bに対して次のような信号を出力する。
図12のレンズ2a側からの光(画像)を受光したい場合は、液晶シャッター制御ctl8bに対して、液晶シャッター8bが光を透過しないようなレベルの信号(図12(b)では一例としてHighレベルで図示)を出力する。また同時に、液晶シャッター制御ctl8aに対して、液晶シャッター8aが光を透過するようなレベルの信号(図12(b)では一例としてLowレベルで図示)を出力する。
ここで、「液晶シャッター8bが光を透過しないようなレベルの信号」とは、本実施の形態においては、液晶シャッター8bに電圧を印加する信号のことである。一方、「液晶シャッター8aが光を透過するようなレベルの信号」とは、本実施の形態においては、液晶シャッター8aに電圧を印加しない信号のことである。
これにより、液晶シャッター8bが、レンズ2b側からの撮像素子3への光の入射を遮断する状態となる。
液晶シャッター8bが、レンズ2b側からの光を遮断すると、撮像素子3におけるレンズ2a側から光が入射し、撮像素子3に受光され、動作クロックclkに同期してデータが画像処理手段33に入力される。
また、図12のレンズ2b側からの光(画像)を受光したい場合は、上記とは反対の動作を行う。すなわち、液晶シャッター制御ctl8aに対して、液晶シャッター8aが光を透過しないレベルの信号(図12(c)では一例としてHighレベルで図示)を出力する。またこれと同時に、液晶シャッター制御ctl8bに対して、液晶シャッター8bが光を透過するようなレベルの信号(図12(c)では一例としてLowレベルで図示)を出力する。
ここで、「液晶シャッター8aが光を透過しないようなレベルの信号」とは、本実施の形態においては、液晶シャッター8aに電圧を印加する信号のことである。一方、「液晶シャッター8bが光を透過するようなレベルの信号」とは、本実施の形態においては、液晶シャッター8bに電圧を印加しない信号のことである。
これにより、液晶シャッター8aが、レンズ2a側からの撮像素子3への光の入射を遮断する状態となる。
液晶シャッター8aが、レンズ2a側からの光を遮断すると、撮像素子3におけるレンズ2b側から光が入射し、撮像素子3に受光され、動作クロックclkに同期してデータが画像処理手段33に入力される。
さらに、本実施の形態の画像入力装置7は、上述したような動作を繰返すことで、1画像毎に撮像素子3の透明基板5側および受光素子4側の両方向からの画像データを連続的に撮像できることができる。具体的に説明すると、以下の通りである。
図13は、撮像素子3の受光素子4側および透明基板5側の両方向からの画像データを連続的に撮像する場合の動作を表すタイミングチャートである。
本実施の形態における上記画像入力装置7は、撮像素子3の出力する画像データと液晶シャッター8aおよび8bの切替えの同期を取ることにより、撮像素子3における両方向から入射する画像データを交互に出力することができる。
まず、液晶シャッター制御ctl8aに対して、液晶シャッター8aが光を透過できるような信号(図13ではLowレベルとして図示する)を出力する。またこれと同時に、スライドシャッター制御ctl8bに対して、液晶シャッター8bが光を透過しないような信号(図13ではHighレベルとして図示する)を出力する。これにより、動作クロックclkに同期して、レンズ2a側からの画像データが画像処理手段33に入力される。
上記においてレンズ2a側からの1画像分の画像データの転送が入力されると、画像処理手段33は次の同期信号vsyncを生成する。これにより、上記とは反対の動作が起こる。すなわち、液晶シャッター制御ctl8aに対して、液晶シャッター8aが光を透過できないような信号(図13では一例としてHighレベルで図示)を出力する。また同時に、液晶シャッター制御ctl8bに対して、液晶シャッター8bが光を透過できるような信号(図13では一例としてLowレベルで図示)を出力する。これにより、動作クロックclkに同期して、レンズ2b側からの画像データが画像処理手段33に入力される。
これをさらに繰返すことで、1画像毎に画像入力装置7のレンズ2a側およびレンズ2b側の両方向からの画像データを連続的に撮像できることができるようになり、1つの画像入力装置を利用して広範囲の連続画像データを撮像することが可能となる。
したがって、上記画像入力装置1を用いることにより、1つの撮像素子3を利用して撮像素子3の受光素子4側および透明基板5側の両方向から画像データを撮像することができる。
このように、上記画像入力装置7を用いれば、上記液晶シャッター8aおよび8bは、液晶材料に含まれる液晶分子の配向を電圧の印加/無印加によって、光を遮光するか否かを制御することができることから、該液晶シャッター8aおよび8bを、撮像素子3へ入射する光の光軸上に常に配置しておくことができる。すなわち、上記液晶シャッター8aおよび8bは、固定型の遮光手段として用いることができるため、遮光手段を移動するための構成を設ける必要がない。また、移動後の遮光手段、すなわち光軸上から外れた際の該遮光手段を収納するスペースを設ける必要もないため、収納に要する占有スペースを確保する必要がない。そのため、画像入力装置、および、該画像入力装置を備える携帯情報端末の装置のコンパクト化を実現することができる。
なお、本実施の形態においては、上記液晶シャッター8bが、撮像素子3の透明基板5に接着された構成である。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、図11に示した液晶シャッターの基板80aおよび80bのうちのどちらか一方の基板が上記透明基板5によって構成されるものであってもよい。この場合、偏光板84aおよび84bは、基板80aおよび80bそれぞれよりも、液晶層83側に構成されていればよい。
これにより、画像入力装置の更なる薄型化を実現することができる。
なおまた、図10においては、上記液晶シャッター8aは、レンズ2aにおける撮像素子3側に設けられ、上記液晶シャッター8bは、レンズ2bにおける撮像素子3側に設けられている。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、上記撮像素子3における受光素子4側および透明基板5側からの光の入射のうちの一方側からの入射光が遮断される構成であればよく、例えば、上記液晶シャッター8aが、レンズ2aにおける撮像素子3側とは反対側に設けられている構成であってもよく、また、上記液晶シャッター8bが、レンズ2bにおける撮像素子3側とは反対側に設けられている構成であってもよい。
さらに、本実施の形態においては、液晶シャッター8aおよび8bは、液晶材料に含まれる液晶分子の配向を変化させることにより、光透過性を変化させて、撮像素子3への光の遮断および透過を制御することができる。したがって、液晶シャッター8aおよび8bは、上述したように、光軸上に配置した構成となっている。
なお、本実施の形態では、液晶材料を含んだ遮光手段について説明した。しかしながら、本発明は液晶材料に限定されるものではなく、選択的に光透過性を変化させる光変調素子によって構成されるものであってもよい。
さらに、本実施の形態においては、上述したように、液晶シャッター8aおよび8bの制御、すなわち光の透過性の制御が、撮像者が操作手段13へ指示を入力することによって行われている。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、本実施の形態および上記の実施の形態1のように携帯端末装置10が二つ折りのタイプの場合では、二つ折りになった携帯端末装置本体(筐体11)の開閉状態によって、撮像者がいずれの方向を撮像するかを上記CPU30が推定し、液晶シャッター8aおよび8bを、液晶シャッター制御手段37を介して制御することができる。すなわち、携帯端末情報装置本体(筐体11)の閉じた状態(二つ折りになった状態)では、撮像者が操作手段13を操作することなく、CPU30が、図9(b)に図示した側からの光(画像)を画像入力装置7に入力できるように、反対側のレンズから入射する光を遮断する制御を、液晶シャッター制御手段37を介して行うことができる。したがって、撮像者の操作を求めることなく、使用者の意図する方向の撮像を可能にすることができる。
なお、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の画像入力装置は、撮像素子が両側から入射する光に対して光透過性を示す。これにより、この撮像素子を用いることによって撮像素子の両側の光(画像)に対して受光機能を有する。
それゆえ、従来と比較して、撮像素子が1つで双方向の撮像に対処することができることから、画像入力装置のさらなる薄型化を実現することができる。
したがって、双方向の画像を撮像する機能を備えた携帯端末装置に対して上記画像入力装置を用いることによって、携帯端末装置のさらなる薄型化を目指すことができる。
1 画像入力装置
2a,2b レンズ
3 受光素子
4 透明基板
5 撮像素子
6a,6b スライドシャッター(遮光手段)
7 画像入力装置
8a,8b 液晶シャッター(遮光手段、光変調素子、液晶素子)
10 携帯情報端末装置
13 操作手段
14 画像表示手段
30 CPU
31 スライドシャッター制御手段(切替え手段)
32 記憶手段
33 画像処理手段
34 カメラ制御手段
37 液晶シャッター制御手段(切替え手段)
60 スライドシャッター
2a,2b レンズ
3 受光素子
4 透明基板
5 撮像素子
6a,6b スライドシャッター(遮光手段)
7 画像入力装置
8a,8b 液晶シャッター(遮光手段、光変調素子、液晶素子)
10 携帯情報端末装置
13 操作手段
14 画像表示手段
30 CPU
31 スライドシャッター制御手段(切替え手段)
32 記憶手段
33 画像処理手段
34 カメラ制御手段
37 液晶シャッター制御手段(切替え手段)
60 スライドシャッター
Claims (9)
- 光を受光して電荷に変換する受光素子が基板の片面に設けられた撮像素子を備えた画像入力装置において、
上記基板は、透明基板であり、
上記受光素子は、上記撮像素子の受光素子側から入射する光を受光するとともに、上記撮像素子の透明基板側を介して入射する光を受光することを特徴とする画像入力装置。 - 上記撮像素子の受光素子側および透明基板側から上記受光素子に入射する光のうち、少なくとも一方の光の入射および遮光を選択的に行う遮光手段を備えていることを特徴とする請求項1に画像入力装置。
- 上記遮光手段は、上記撮像素子の透明基板側および受光素子側にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項2に記載の画像入力装置。
- 上記遮光手段は、上記受光素子に入射する光を遮光する場合の位置と、光を上記受光素子に入射させる場合の位置とに、移動可能であることを特徴とする請求項2または3に記載の画像入力装置。
- 上記遮光手段は、光透過性を選択的に変化させることによって、上記受光素子への光の入射を遮光する状態、および、上記受光素子に光を入射させる状態の切り替えが可能な光変調素子であることを特徴とする請求項2または3に記載の画像入力装置。
- 上記遮光手段は、一対の基板に液晶材料を挟持した液晶素子であることを特徴とする請求項5に記載の画像入力装置。
- 上記一対の基板のうちの一方の基板が、上記撮像素子の透明基板であることを特徴とする請求項6に記載の画像入力装置。
- 上記撮像素子の透明基板側および受光素子側のうち、遮光する側を切替える切替え手段と、
上記切替え手段による上記遮光手段の切替えと同期して、遮光された側とは反対側から入射する光に基づく画像データが入力される画像処理手段を備えていることを特徴とする請求項3に記載の画像入力装置。 - 請求項1から8の何れか一項に記載の画像入力装置を備えた携帯情報端末装置。
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JP2014520397A (ja) * | 2011-06-24 | 2014-08-21 | ボリーメディアコミュニケーションズ(シンチェン)カンパニーリミテッド | マルチ被写界深度感光デバイス、システム、被写界深度拡大方法及び光学イメージングシステム |
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- 2004-06-18 JP JP2004181483A patent/JP2006005762A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070904 |