JP2007108427A - 撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 大型化およびコストアップを抑えたまま、撮影補助光の照射角を精度よく調整することができる撮影装置を提供する。
【解決手段】 撮影時にフラッシュ光を発光する光源1_1の背面に配備されその光源1_1から発せられたフラッシュ光を被写体に向かって照射させる、液晶を用い印加電圧に応じてフラッシュ光の照射角の調整が自在な液晶レンズ3の近傍の温度を温度センサ1_5で測定し、その測定温度に基づいて、液晶レンズ3の温度が変化した場合であっても撮影光学系の焦点距離に応じた照射角となるように照射角調整部1_4で液晶レンズ3への印加電圧を調整する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、焦点距離可変な撮影光学系を備えその撮影光学系を経由して入射してきた被写体光を捉えることにより撮影を行なう撮影装置に関する。
撮影装置の一つであるカメラでは、写真撮影にあたり、被写体輝度が不足している場合、シャッタ動作に同期して撮影補助光としてのフラッシュ光を発光ユニットから被写体に向けて照射するということが行なわれている。発光ユニットとしては、フラッシュ光を発する発光管と、その発光管から発せられたフラッシュ光を反射するリフレクタ(反射笠)を備え、発光管をリフレクタに対して相対的に近づけてフラッシュ光の配光角を狭めたり、あるいは発光管をリフレクタに対して相対的に遠ざけてフラッシュ光の配光角を広げたりすることにより、撮影状況に応じてフラッシュ光の配光が被写体に対して適切に照射されるように調整する発光ユニットが知られている。しかし、このような発光ユニットでは、発光管を移動させるための機構が必要であり、従って発光ユニットの小型化およびコストの低減化に支障をきたすという問題が生ずる。
そこで、発光管を移動させるための機構に代えて、その発光管の前面に、液晶を用いた液晶レンズを配備し、この液晶レンズに印加される電圧を可変して液晶レンズの屈折率を変化させることにより発光管で発せられたフラッシュ光の配光が被写体に対して適切に照射されるように調整する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この技術によれば、発光管を移動させるための機構が不要になるため、発光ユニットをコンパクトな構成で実現することができるとともにコストを低減することができる。
また、ズームレンズを有するカメラの発光ユニットにおいて、フレネルレンズの前面に液晶を用いた液晶板を配備し、ズームレンズの画角の変化に対応して液晶板に印加される電圧を変更してその液晶板の光拡散率を変化させることにより、フラッシュ光の照射範囲をズームレンズの焦点距離に応じて調整する技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。この技術によれば、発光ユニットを大型化することなく、ズームレンズの焦点距離に応じてフラッシュ光を適切な範囲に照射して撮影を行なうことができる。
特開昭61−103132号公報 特開平10−142655号公報
ここで、例えばフラッシュ光を使用して連写撮影を行なった結果、液晶レンズに用いられている液晶の温度が上昇した状態において、さらにフラッシュ光を使用して写真撮影を行なう場合がある。一般に、液晶は、温度が高いほど閾値電圧は低くなり、従って焦点距離に応じた照射角となるように印加する電圧も小さくする必要がある。しかし、上述した特許文献1や特許文献2に提案された技術では、液晶の温度特性を考慮した調整については記載されておらず、従ってフラッシュ光である撮影補助光の照射角を精度よく調整するする点に欠けるという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑み、大型化およびコストアップを抑えたまま、撮影補助光の照射角を精度よく調整することができる撮影装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の撮影装置は、焦点距離可変な撮影光学系を備えその撮影光学系を経由して入射してきた被写体光を捉えることにより撮影を行なう撮影装置において、
撮影時に撮影補助光を発光する光源と、
上記光源の前面に配置され上記光源から発せられた撮影補助光を被写体に向かって照射させる、液晶を用い印加電圧に応じて撮影補助光の照射角の調整が自在な液晶レンズと、
上記撮影光学系の焦点距離に連動して上記液晶レンズへの印加電圧を調整する照射角調整部とを備え、
上記照射角調整部が、上記液晶レンズの温度の測定値又は推定値に基づいて、その液晶レンズの温度が変化した場合であっても上記撮影光学系の焦点距離に応じた照射角となるように上記液晶レンズへの印加電圧を調整するものであることを特徴とする。
本発明の撮影装置は、撮影光学系の焦点距離に応じた照射角となるように液晶レンズへの印加電圧を調整するにあたり、液晶レンズの温度が高い場合は、常温において印加される電圧値よりも小さな電圧値をその液晶レンズに印加するように調整し、一方、液晶レンズの温度が低い場合は、常温において印加される電圧値よりも大きな電圧値をその液晶レンズに印加するように調整するものである。このようにすることにより、液晶の温度特性を考慮した調整が行なわれることとなり、従って大型化およびコストアップを抑えたまま、撮影補助光の照射角を精度よく調整することができる。
ここで、上記液晶レンズ近傍の温度を測定する温度センサを備え、
上記照射角調整部が、上記温度センサでの測定温度に基づいて、その液晶レンズの温度が変化した場合であっても上記撮影光学系の焦点距離に応じた照射角となるように上記液晶レンズへの印加電圧を調整するものであることが好ましい。
このように、温度センサで測定された液晶近傍の温度に基づいて、液晶レンズへの印加電圧を調整すると、液晶の温度特性を考慮した調整を簡単に行なうことができる。
また、上記光源から撮影補助光の発生に伴う温度を推定する温度推定部を備え、
上記照射角調整部が、上記温度推定部による測定推定結果に基づいて、その液晶レンズの温度が変化した場合であっても上記撮影光学系の焦点距離に応じた照射角となるように上記液晶レンズへの印加電圧を調整するものであることも好ましい態様である。
このようにすると、例えばフラッシュ光を使用して連写撮影を行なう場合、このフラッシュ光の回数に対応して上昇する液晶の温度を上記温度推定部で推定してその液晶レンズに印加する電圧の大きさを決定し、その決定された大きさの電圧を液晶レンズに印加することにより、撮影補助光の照射角を精度よく調整することができる。
さらに、この撮影装置が、被写体光を撮像素子で捉えて画像信号を生成する撮影装置であることも好ましい。
このように、本発明は、ロール状の写真フイルムに写真撮影を行なう通常のカメラ以外の、CCD撮像素子等の固体撮像素子上に被写体の像を結像させて画像を信号として記録媒体に取り込むデジタルカメラにも、好適に適用することができる。
本発明によれば、大型化およびコストアップを抑えたまま、撮影補助光の照射角を精度よく調整することができる撮影装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の撮影装置の第1実施形態であるカメラの外観斜視図である。
図1(a)には、本発明の撮影装置の第1実施形態であるカメラを正面上方から見た図が示されている。また、図1(b)には、本発明の撮影装置の第1実施形態であるカメラを背面上方から見た図が示されている。
図1に示すカメラ100は、焦点距離可変な撮影光学系を備えその撮影光学系を経由して入射してきた被写体光を撮像素子で捉えて画像信号を生成するデジタルカメラである。
図1(a)に示すように、本実施形態のカメラ100のカメラボディ中央にはレンズ鏡胴10が配備されている。そのレンズ鏡胴10に撮影レンズ101を含む撮影光学系が内蔵されており、その撮影光学系を通してカメラ100内部に配備されている撮像素子であるCCD固体撮像素子(以降CCDという)まで被写体の像が導かれるようになっている。
また、図1(a)に示すカメラ100のレンズ鏡胴10上方には、ファインダ105と、測光光学系20と、測距部17と、発光ユニット1とが配備されている。測距部17は、互いに所定距離だけ離れた位置に配置されたAF受光窓17a,17bを有し、被写体からの自然散乱光(発光ユニット1や太陽光等)である反射光をそれらAF受光窓17a,17bを介して受光素子で受光して、いわゆる三角測距の原理を用いることにより被写体距離を測定する。
また、図1(b)に示すように、本実施形態のカメラ100の背面および上面には、ユーザがこのカメラ100を使用するときに種々の操作を行なうための操作スイッチ群111が設けられている。
この操作スイッチ群111の中にはカメラ100を作動させるための電源スイッチ111aのほか、シャッタ釦111b、十字キー111c、メニュー/OKキー111d、キャンセルキー111e、モードレバー111fなどがある。この操作スイッチ群111の中のモードレバー111fによって再生モードと撮影モードの切替えや撮影モードの中でさらに動画モード,静止画モードの切替えが行なわれる。このモードレバー111fが撮影モードに切り替えられるとスルー画が表示されてそのスルー画を見ながらシャッタ釦111bが押されると被写体の撮影が行なわれ、再生側に切り替えられると既撮影画像の再生表示がLCDパネル150上に行なわれる。
また、メニュー/OKキー111dおよび十字キー111cの操作により、セットアップメニューに切り替えて日時の設定や画像表示を行なうか否かの設定等を行なったり、撮影モードに切り替えてマニュアル,オート,風景,人物,夜景等を選択したり、あるいは撮影メニューに切り替えてセルフタイマ,連写等を選択したりすることができる。さらに、本実施形態のカメラ100は、「高感度モード」と称される機能を有する。ここで、「高感度モード」とは、ロール状の写真フイルムに写真撮影を行なう通常のカメラが有するISO感度100,200,400等に切り替える機能を模擬した機能を有するカメラにおいて、例えばISO感度400以上に切り替えられた状態にある場合をいい、具体的には撮影レンズ101を通して結像されたCCDからのアナログの画像信号を増幅する増幅器の増幅率(ゲイン)が高く設定される。また、例えば「夜景」といった撮影モードを選択し撮影感度が最大に設定されると、この場合も「高感度モード」の状態にあることとなる。
さらに、十字キー111cの操作によりレンズ鏡胴10に備えられた撮影レンズ101が、ワイド(広角)端とテレ(望遠)端との間で光軸に沿って移動することにより焦点距離が変化する。
図2は、図1に示すカメラの構成を示すブロック図である。
図2に示すカメラ100には、撮影光学系1000を構成する撮影レンズ101と絞りユニット2が備えられている。撮影レンズ101は、ズーム群101_1とフォーカス群101_2から構成されている。
また、このカメラ100には、ズーム群101_1を駆動するズーム駆動部5と、フォーカス群101_2を駆動するフォーカス駆動部6と、絞りユニット2を駆動する絞り駆動部7と、ズーム群101_1の位置を検出するズーム位置検出部8とが備えられている。
本実施形態のカメラ100ではすべての処理がメインCPU110によって制御されていて、このメインCPU110の入力部には図1(b)に示した操作スイッチ群111からの操作信号がそれぞれ供給されている。メインCPU110はEEPROM110aを有しており、このEEPROM110aの中にはカメラ100として動作するために必要なプログラムが書き込まれている。このような構成を持つカメラ100の電源スイッチ111a(図1参照)が投入されると、EEPROM110a内のプログラムの手順にしたがってメインCPU110によりこのカメラ100全体の動作が制御される。
ここで、操作スイッチ群111の中の電源スイッチ111aが投入される。すると、メインCPU110により電源スイッチ111aが投入されたことが検知され、電源130からメインCPU110,駆動用CPU120などの各ブロックに電力が供給される。ここで、操作スイッチ群111の中のモードレバー111fが撮影側に切り替えられていた場合には、撮影光学系1000を構成する撮影レンズ101,絞りユニット2を経由してCCD112に結像された被写体像が画像信号として所定の間隔ごとに間引かれて出力され、その出力された画像信号に基づく被写体像がLCDパネル150上に表示される。このCCD112にはクロックジェネレータ(以下、CGという)153からタイミング信号が供給されており、このタイミング信号によって所定の間隔ごとに、画像信号が間引かれて出力される。このCG153はメインCPU110からの指示に基づいてタイミング信号を出力しており、そのタイミング信号は、CCD112の他、後段のA/D部113、およびWB(ホワイトバランス)調整部・γ処理部114にも供給されている。従って、CCD112、A/D部113、WB調整部・γ処理部114ではそのタイミング信号に同期して順序良く画像信号の処理が流れるように行なわれる。
このようにメインCPU110の指示に応じてCG153から出力されるタイミング信号に同期してA/D部113でデジタルの画像信号に変換され、またWB調整部・γ処理部114でホワイトバランス調整やγ補正が所定の間隔ごとに行なわれていくときには、それらの画像信号の流れをうまく調整する必要があるので、後段にバッファメモリ115を設けて、そのバッファメモリ115によって所定の間隔ごとに画像信号をYC処理部116に転送していくタイミングを調整している。そのバッファメモリ115からは古い時刻に記憶された画像信号から先にYC処理部116へ転送される。そのYC処理部116に転送された画像信号は、YC処理部116でRGB信号からYC信号に変換され、その後バス121を介してYC→RGB変換部151に供給される。このYC→RGB変換部151でYC信号が再びRGB信号に変換され、その変換されたRGB信号がドライバ152を経由してLCDパネル150に供給される。これにより、LCDパネル150上に被写体像の画像表示が行なわれる。前述したCG153から出力されるタイミング信号に同期してCCD112、A/D部113、WB調整部・γ補正部114が動作して、所定の間隔ごとにCCD112で生成された画像信号が処理されている訳であるから、このLCDパネル150上には撮影レンズ101が向けられた方向の被写体が被写体像として常に表示され続ける。この表示され続けている被写体像を視認しながら、シャッタチャンスにシャッタ釦111bが押されると、そのシャッタ釦111bの押下タイミングを起点として所定の時間を経た後、CCD112に結像された画像信号すべてがRGB信号となって出力される。このRGB信号はYC処理部116でYC信号に変換されてさらに圧縮・伸張部117でYC信号が圧縮され、その圧縮された画像信号がI/F(インターフェース)118を経由してメモリカード119に記録される。この圧縮・伸張部117では静止画についてはJPEG規格に準拠した圧縮方式で圧縮が行なわれてメモリカード119に画像信号が記録される。画像信号からなるファイルのヘッダ部には圧縮情報や撮影情報などが書き込まれており、このカメラ100のモードレバー111fが再生側に切り替えられたら、メモリカード119からそのファイルのヘッダがまず読み出され、そのヘッダ内の圧縮情報に基づいてファイル内の圧縮画像信号が伸張されて画像信号が元に復元された後、その画像信号に基づく被写体像がLCDパネル150上に表示される。
また、このカメラ100には、メインCPU110の他に駆動用CPU120が設けられており、この駆動用CPU120によって撮影光学系1000および発光ユニット1の制御が行なわれる。
図3は、図2に示す発光ユニットの構成を示すブロック図、図4は、図3に示す発光ユニットにおいて、フラッシュ光の照射角が広げられた状態を示す図である。
図3に示す発光ユニット1には、光源1_1と、リフレクタ1_2と、充電・発光制御部1_3と、液晶レンズ3と、照射角調整部1_4と、温度センサ1_5とが備えられている。
光源1_1は、撮影時に撮影補助光としてのフラッシュ光を発光する。
リフレクタ1_2は、光源1_1の背面に配備され、その光源1_1から発せられて背面に向かうフラッシュ光を液晶レンズ3に向けて反射する。この発光ユニット1では、光源1_1で発せられたフラッシュ光と、リフレクタ1_2で反射されたフラッシュ光との双方が、液晶レンズ3に入射される。
充電・発光制御部1_3は、光源1_1に電力を供給するための電荷を充電するとともにその光源1_1から発光されるフラッシュ光の発光タイミングや発光時間を制御する。
液晶レンズ3は、詳細は後述するが、光源1_1の前面に配置されその光源1_1から発せられたフラッシュ光を被写体に向かって照射させる、液晶を用い印加電圧に応じてフラッシュ光の照射角の調整が自在な液晶レンズである。
照射角調整部1_4は、撮影光学系1000の焦点距離に連動して液晶レンズ3への印加電圧を調整するものであって、この照射角調整部1_4は、液晶レンズ3の近傍の温度を測定する温度センサ1_5での測定温度に基づいて、液晶レンズ3の温度が変化した場合であっても撮影光学系1000の焦点距離に応じた照射角となるように液晶レンズ3への印加電圧を調整する。
この発光ユニット1では、光源1_1で発せられたフラッシュ光と、リフレクタ1_2で反射されたフラッシュ光との双方が、液晶レンズ3に入射される。液晶レンズ3では、テレ側(望遠側)におけるフラッシュ光の撮影を行なうにあたり、図3に示すように、光源1_1で発せられたフラッシュ光の照射角α1が比較的小さくなるように印加電圧の調整が行なわれる。一方、ワイド側(広角側)におけるフラッシュ光の撮影を行なうにあたっては、図4に示すように、光源1_1で発せられたフラッシュ光の照射角α2が比較的大きくなるように印加電圧の調整が行なわれる。ここで、本実施形態のカメラ100に備えられた発光ユニット1は、撮影光学系1000の焦点距離に応じた照射角となるように液晶レンズ3への印加電圧を調整するにあたり、液晶レンズ3の温度が高い場合は、常温において印加される電圧値よりも小さな電圧値をその液晶レンズ3に印加するように調整し、一方、液晶レンズ3の温度が低い場合は、常温において印加される電圧値よりも大きな電圧値をその液晶レンズ3に印加するように調整する。このようにすることにより、液晶38の温度特性を考慮した調整が行なわれることとなり、従って大型化およびコストアップを抑えたまま、フラッシュ光の照射角を精度よく調整することができる。
さらに、このカメラ100では、前述した「高感度モード」と称される機能を有する。そこで、例えばISO感度400以上に切り替えられた状態や、「夜景」といった撮影モードを選択して撮影感度が最大に設定されることにより「高感度モード」の状態になった場合、駆動CPU120を経由して充電・発光制御部1_3でフラッシュ光を減光するように制御するとともに、照射角調整部1_4で上述したように液晶レンズ3への印加電圧を調整することにより、撮影画像の画質をさらに高めることができる。
図5は、図3および図4に示す液晶レンズの断面図である。
図5に示す液晶レンズ3は、第1の液晶素子3_1と、第2の液晶素子3_2と、第3の液晶素子3_3とから構成されている。
第1の液晶素子3_1には、スペーサ31と、スペーサ31を介して互いに対向して配置された平板状の透明基板32,33と、透明基板32,33の内面に配備された透明電極34,35と、透明電極34,35の内面に配備された配光膜36,37と、スペーサ31および配光膜36,37からなる空間に封入された液晶38とが備えられている。液晶38は液晶分子38aを有する。また、透明電極34,35には、液晶分子38aの配列の方向を調整する電圧が印加される。
第2の液晶素子3_2は、第1の液晶素子3_1と比較し、透明電極35が透明電極351に置き換えられている点が異なっている。また、第3の液晶素子3_3は、第1の液晶素子3_1と比較し、透明電極35が透明電極352に置き換えられている点が異なっている。尚、透明電極34,35,351,352については後述する。
第1の液晶素子3_1、第2の液晶素子3_2、および第3の液晶素子3_3を構成する透明基板32,33は、入射される光の波長帯域に対して高い透過率を有する材料で形成され、ガラスや高分子フイルム等を用いることができる。
また、透明電極34,35,351,352は、電圧が印加される電極パターンを有する。電極パターンの構造については後述するが、この電極パターンの構造およびこの電極パターンに印加される電圧の大きさに応じて、液晶分子38aの配列の方向を自在に調整することができる。
配光膜36,37は、透明電極34,35,351,352に電圧が印加されていないときに液晶分子38aを所定の配列の方向にさせておくためのものである。
ここで、液晶レンズ3の実施例について説明する。本実施例では、ガラス基板上に透明電極34,35,351,352としてインジウムスズオキサイド(ITO)をスパッタにより付けた。その上に、配光膜36,37としてポリイミド膜(日産化学製)を塗布、焼成したのち、ラビング処理した。40μmのスペーサ31(積水化学製)でサンドイッチ状に挟んだ素子中に液晶ZLI−1132(メルク製)を注入し封止した。
図6は、図5に示す液晶レンズを構成する第1の液晶素子の断面形状を、電極の構造とともに示す図である。
図6には、第1の液晶素子3_1を構成する配光膜36,37と、それら配光膜36,37の外面に配備された透明電極34,35が示されている。透明電極34は、この透明電極34全体を覆うように形成された電極パターン34aを有する。一方、透明電極35は、水平方向に形成されたストライプ状の電極パターン35aを有する。ここで、例えば電極パターン34aをグラウンド電位に維持するとともに電極パターン35aにテレ側やワイド側等における焦点距離に応じた照射角となるように且つ液晶38の温度特性を考慮した電圧パターンを印加することにより、液晶レンズ3の、幅方向における調整を行なうことができる。
図7は、図5に示す液晶レンズを構成する第2の液晶素子の断面形状を、電極の構造とともに示す図である。
図7に示す第2の液晶素子3_2は、図6に示す第1の液晶素子3_1と比較し、水平方向に形成されたストライプ状の電極パターン35aを有する透明電極35に代えて、垂直方向に形成されたストライプ状の電極パターン351aを有する透明電極351が配置されている点が異なっている。ここで、例えば電極パターン34aをグラウンド電位に維持するとともに電極パターン351aにテレ側やワイド側等における焦点距離に応じた照射角となるように且つ液晶38の温度特性を考慮した電圧パターンを印加することにより、液晶レンズ3の、縦方向における調整を行なうことができる。
図8は、図5に示す液晶レンズを構成する第3の液晶素子の断面形状を、電極の構造とともに示す図である。
図8に示す第3の液晶素子3_3は、図6に示す第1の液晶素子3_1と比較し、水平方向に形成されたストライプ状の電極パターン35aを有する透明電極35に代えて、複数の同心円状の電極パターン352aを有する透明電極352が配置されている点が異なっている。また、配光膜37は、液晶分子38aの配向方向が電極パターン352aに応じて異なるように配向処理されている。ここで、例えば電極パターン34aをグラウンド電位に維持するとともに複数の同心円状の電極パターン352aの周辺部から中央部にかけて値が徐々に大きくなるような電圧を印加することにより、負の屈折率を有する凹状のレンズ機能を実現することができる。このように、液晶レンズ3を構成する第1の液晶素子3_1,第2の液晶素子3_2,第3の液晶素子3_3それぞれが有する機能が相俟って、前述した図3,図4に示すフラッシュ光の照射角α1,α2が実現される。
尚、図8に示す電極パターン34aをグラウンド電位に維持するとともに複数の同心円状の電極パターン352aの周辺部から中央部にかけて値が徐々に小さくなるような電圧を印加することにより、以下に説明するように、発光ユニット1を構成する液晶レンズ3が正の屈折率を有するように調整することができる。
図9は、図3に示す発光ユニットを構成する液晶レンズが正の屈折率を有するように調整された状態を示す図、図10は、図9に示す発光ユニットにおいて、フラッシュ光の照射角が広げられた状態を示す図である。
図9に示す液晶レンズ3には、上述したように、その液晶レンズ3を構成する電極パターン34aをグラウンド電位に維持するとともに複数の同心円状の電極パターン352aの周辺部から中央部にかけて値が徐々に小さくなるような電圧が印加されており、これにより正の屈折率を有する凸状のレンズ機能が実現されている。ここで、光源1_1で発せられたフラッシュ光と、リフレクタ1_2で反射されたフラッシュ光との双方が、液晶レンズ3に入射される。液晶レンズ3では、テレ側(望遠側)におけるフラッシュ光の撮影を行なうにあたり、図9に示すように、光源1_1で発せられた光の照射角α1が比較的小さくなるように印加電圧の調整が行なわれる。一方、ワイド側(広角側)におけるフラッシュ光の撮影を行なうにあたっては、図10に示すように、光源1_1で発せられた光の照射角α2が比較的大きくなるように印加電圧の調整が行なわれる。いずれの調整の場合であっても、液晶レンズ3が有する液晶の温度特性を考慮した調整が行なわれる。このようにして、大型化およびコストアップを抑えたまま、フラッシュ光の照射角を精度よく調整してもよい。
図11は、本実施形態のカメラの、沈胴状態にあるレンズ鏡胴を光軸に沿って切断した断面図、図12は、本実施形態のカメラの、撮影レンズがワイド状態にあるレンズ鏡胴を光軸に沿って切断した断面図、図13は、本実施形態のカメラの、撮影レンズがテレ状態にあるレンズ鏡胴を光軸に沿って切断した断面図である。
レンズ鏡胴10の内部空間には、前方から順に、ズーム群101_1を構成する前群レンズ(第1レンズ群)101_1aと後群レンズ(第2レンズ群)101_1b、およびフォーカス群(第3レンズ群)101_2の3群が光軸を揃えて並べられてなる撮影レンズ101が収容されている。撮影レンズ101は、後群レンズ101_1bが図12に示すワイド端と図13に示すテレ端との間で光軸に沿って移動することにより焦点距離が変化し、フォーカス群101_2が光軸に沿って移動することによりピント調節が行なわれる構成となっている。前群レンズ101_1aと後群レンズ101_1bとの間には、被写体光の光量を調整する絞りユニット2が配置され、撮影レンズ101の後方には、被写体光を読み取るCCD112が配置されている。
絞りユニット2には、図12および図13に示すように、撮影レンズ101の光軸を取り囲む孔が穿たれた開口板2_1と、開口板2_1の孔を絞るように塞いで開口量を調整する絞り羽2_2とが備えられている。また、絞りユニット2には、その背面から後方に突出するガイドロット2_3と、ガイドロット2_3の後端を塞ぐストッパ2_4も設けられており、ガイドロット2_3は、後群レンズ101_1bを保持している後群レンズ保持枠25を、光軸方向にスライド可能に貫通している。さらに、絞りユニット2と後群レンズ保持枠25との間にはコイルばね26が縮装されており、絞りユニット2は、後群レンズ101_1bと後群レンズ保持枠25とで構成された後群レンズユニット27に対し、前方へばね付勢された態様で光軸に沿って移動可能に保持されている。レンズ鏡胴10の沈胴時には、図12および図13に示す絞り羽2_2が開放され、絞りユニット2がコイルばね26を圧縮しながら後群レンズユニット27側に移動することによって、開口板2_1の孔に後群レンズユニット27が入り込む。これにより、カメラ100の薄型化が図られている。
また、レンズ鏡胴10には、カメラボディに固定された固定筒50と、その固定筒50に対し回転自在な駆動筒52が備えられている。この駆動筒52は、固定筒50の外周面に周方向に形成された突条50aが、駆動筒52の内周面に設けられた溝に係入していることにより、固定筒50に対して光軸方向の移動が規制されている。駆動筒52の外周面にはギア51が設けられており、このギア51にモータ(図示しない)からの回転駆動力が伝達されて、駆動筒52が回転する。
駆動筒52には、さらに、光軸方向に延びるキー溝52aが設けられており、このキー溝52aには、回転移動筒53に固設されたピン状のカムフォロワ54が、固定筒50に設けられた螺旋状のカム溝を貫通して係入している。従って、駆動筒52が回転すると、回転移動筒53は、回転しながら上記カム溝に沿って光軸方向に移動する。
回転移動筒53の内側には、直進移動枠55が設けられている。この直進移動枠55は、回転移動筒53に対し相対的回転が自在に係合しているとともに、固定筒50のキー溝50bに係入することにより回転が規制されている。従って、駆動筒52の回転に伴って回転移動筒53が回転しながら光軸方向に移動すると、直進移動枠55は回転移動筒53の移動に伴って光軸方向に直線的に移動する。
上述した後群レンズ101_1bを保持している後群レンズ保持枠25には、ピン状のカムフォロワ63が固設されている。このカムフォロワ63は、回転移動筒53のカム溝に係入しているとともに、直進移動枠55の光軸方向に延びるキー溝55aにも係入していることにより、駆動筒52の回転に伴って回転移動筒53が回転しながら光軸方向に移動すると、後群レンズユニット27が回転移動筒53のカム溝の形状に沿って、光軸方向に直進移動する。
また、上述したように、絞りユニット2は、コイルばね26により前方に付勢された態様でレンズユニット27に取り付けられているため、その絞りユニット2が後群レンズユニット27とともに光軸方向に移動する。
さらに、このレンズ鏡胴10には、前群レンズ101_1aを保持する直進移動筒56が備えられている。この直進移動筒56は、それに固設されたカムフォロワ57が回転移動筒53のカム溝に係入しているとともに、直進移動枠55の、光軸方向に延びるキー溝55aにも係入している。従って、駆動筒52の回転に伴って回転移動筒53が回転しながら光軸方向に移動すると、直進移動筒56は、カムフォロワ57が係入している回転移動筒53のカム溝の形状に沿って、光軸方向に直進移動する。
このようにしてレンズ鏡胴10の繰り出しが行なわれ、また、駆動筒52が逆方向に回転することによりレンズ鏡胴10の沈胴が行なわれる。
また、回転移動筒53は、レンズ鏡胴10の繰出しが完了した後も、前群レンズ101_1aの位置を保持したままさらに回転することができ、このとき、後群レンズユニット27は、回転移動筒53のカム溝に沿って光軸方向に移動し、これにより撮影画角(すなわち、焦点距離)の調整が行なわれる。
また、撮影レンズ101のうちのフォーカス群101_2は、フォーカス駆動部6によって光軸方向に動かされ、これによりピント調整が行なわれる。ここで、このピント調整は、CCD112で読み取った被写体像のコントラストがピークを示すようにフォーカス群101_2を動かすことによって行なわれる。
図14は、図6に示す第1の液晶素子に代わる液晶素子の断面形状を、電極の構造とともに示す図である。
図14に示す液晶素子3_11は、図6に示す液晶素子3_1と比較し、全体を覆うように形成された電極パターン34aを有する透明電極34に代えて、水平方向に形成されたストライプ状の電極パターン35aを有する透明電極35が配備されている点が異なっている。ここで、例えば2つの電極パターン35a,35a双方にテレ側やワイド側等における焦点距離に応じた照射角となるように且つ液晶38の温度特性を考慮した電圧パターンを印加することにより、液晶レンズ3の、幅方向における調整を素早く行なうことができる。
図15は、図7に示す第2の液晶素子に代わる液晶素子の断面形状を、電極の構造とともに示す図である。
図15に示す液晶素子3_21は、図7に示す液晶素子3_2と比較し、全体を覆うように形成された電極パターン34aを有する透明電極34に代えて、垂直方向に形成されたストライプ状の電極パターン351aを有する透明電極351が配備されている点が異なっている。ここで、例えば2つの電極パターン351a,351a双方にテレ側やワイド側等における焦点距離に応じた照射角となるように且つ液晶38の温度特性を考慮した電圧パターンを印加することにより、液晶レンズ3の、縦方向における調整を素早く行なうことができる。
図16は、本発明の撮影装置の第2実施形態であるカメラの構成を示すブロック図である。
尚、図16に示すカメラ200の外観図は、図1に示すカメラ100の外観図と同じであるため図示省略する。
図16に示すカメラ200は、図1に示すカメラ100と比較し、発光ユニット1が発光ユニット201に置き換えられている点が異なっている。発光ユニット201の構成については図17および図18を参照して説明する。
図17は、図16に示す発光ユニットの構成を示すブロック図、図18は、図17に示す発光ユニットにおいて、フラッシュ光の照射角が広げられた状態を示す図である。
尚、前述した発光ユニット1と同じ構成要素には同一の符号を付し、異なる点について説明する。
図17に示す発光ユニット201には、光源1_1からフラッシュ光の発生に伴う液晶レンズ3の温度を、駆動用CPU120からの情報に基づいて推定する温度推定部201_5が備えられている。
また、この発光ユニット201には、温度推定部201_5による測定推定結果に基づいて、液晶レンズ3の温度が変化した場合であっても撮影光学系1000の焦点距離に応じた照射角となるように液晶レンズ3への印加電圧を調整する照射角調整部201_4が備えられている。このため、例えばフラッシュ光を使用して連写撮影を行なう場合、このフラッシュ光の回数に対応して上昇する液晶の温度を温度推定部201_5で推定して液晶レンズ3に印加する電圧の大きさを決定し、その決定された大きさの電圧を液晶レンズ3に印加することにより、フラッシュ光の照射角を精度よく調整することができる。
尚、上述した実施形態では、デジタルカメラの例で説明したが、本発明は、ロール状の写真フイルムに写真撮影を行なう通常のカメラにも適用されることは勿論である。また、本発明は、携帯電話に搭載されるカメラやビデオカメラ等にも適用することができる。
本発明の撮影装置の第1実施形態であるカメラの外観斜視図である。 図1に示すカメラの構成を示すブロック図である。 図2に示す発光ユニットの構成を示すブロック図である。 図3に示す発光ユニットにおいて、フラッシュ光の照射角が広げられた状態を示す図である。 図3および図4に示す液晶レンズの断面図である。 図5に示す液晶レンズを構成する第1の液晶素子の断面形状を、電極の構造とともに示す図である。 図5に示す液晶レンズを構成する第2の液晶素子の断面形状を、電極の構造とともに示す図である。 図5に示す液晶レンズを構成する第3の液晶素子の断面形状を、電極の構造とともに示す図である。 図3に示す発光ユニットを構成する液晶レンズが正の屈折率を有するように調整された状態を示す図である。 図9に示す発光ユニットにおいて、フラッシュ光の照射角が広げられた状態を示す図である。 本実施形態のカメラの、沈胴状態にあるレンズ鏡胴を光軸に沿って切断した断面図である。 本実施形態のカメラの、撮影レンズがワイド状態にあるレンズ鏡胴を光軸に沿って切断した断面図である。 本実施形態のカメラの、撮影レンズがテレ状態にあるレンズ鏡胴を光軸に沿って切断した断面図である。 図6に示す第1の液晶素子に代わる液晶素子の断面形状を、電極の構造とともに示す図である。 図7に示す第2の液晶素子に代わる液晶素子の断面形状を、電極の構造とともに示す図である。 本発明の撮影装置の第2実施形態であるカメラの構成を示すブロック図である。 図16に示す発光ユニットの構成を示すブロック図である。 図17に示す発光ユニットにおいて、フラッシュ光の照射角が広げられた状態を示す図である。
符号の説明
1,201 発光ユニット
1_1 光源
1_2 リフレクタ
1_3 充電・発光制御部
1_4,201_4 照射角調整部
1_5 温度センサ
2 絞りユニット
2_1 開口板
2_2 絞り羽
2_3 ガイドロット
2_4 ストッパ
3 液晶レンズ
3_1,3_2,3_3,3_11,3_21 液晶素子
5 ズーム駆動部
6 フォーカス駆動部
7 絞り駆動部
8 ズーム位置検出部
10 レンズ鏡胴
17 測距部
17a,17b AF受光窓
20 測光光学系
25 後群レンズ保持枠
26 コイルばね
27 後群レンズユニット
31 スペーサ
32,33 透明基板
34,35,351,352 透明電極
34a,35a,351a,352a 電極パターン
36,37 配光膜
38 液晶
38a 液晶分子
50 固定筒
50a 突条
50b キー溝
51 ギア
52 駆動筒
52a キー溝
53 回転移動筒
54 カムフォロワ
55 直進移動枠
56 直進移動筒
57 カムフォロワ
100,200 カメラ
101 撮影レンズ
101_1 ズーム群
101_1a 前群レンズ
101_1b 後群レンズ
101_2 フォーカス群
105 ファインダ
110 メインCPU
110a EEPROM
111 操作スイッチ群
111a 電源スイッチ
111b シャッタ釦
111c 十字キー
111d メニュー/OKキー
111e キャンセルキー
111f モードレバー
112 CCD
113 A/D部
114 WB調整部・γ処理部
115 バッファメモリ
116 YC処理部
117 圧縮・伸張部
118 I/F
119 メモリカード
120 駆動用CPU
121 バス
130 電源
151 YC→RGB変換部
152 ドライバ
150 LCDパネル
153 クロックジェネレータ
201_5 温度推定部
1000 撮影光学系

Claims (4)

  1. 焦点距離可変な撮影光学系を備え該撮影光学系を経由して入射してきた被写体光を捉えることにより撮影を行なう撮影装置において、
    撮影時に撮影補助光を発光する光源と、
    前記光源の前面に配置され前記光源から発せられた撮影補助光を被写体に向かって照射させる、液晶を用い印加電圧に応じて撮影補助光の照射角の調整が自在な液晶レンズと、
    前記撮影光学系の焦点距離に連動して前記液晶レンズへの印加電圧を調整する照射角調整部とを備え、
    前記照射角調整部が、前記液晶レンズの温度の測定値又は推定値に基づいて、該液晶レンズの温度が変化した場合であっても前記撮影光学系の焦点距離に応じた照射角となるように前記液晶レンズへの印加電圧を調整するものであることを特徴とする撮影装置。
  2. 前記液晶レンズ近傍の温度を測定する温度センサを備え、
    前記照射角調整部が、前記温度センサでの測定温度に基づいて、該液晶レンズの温度が変化した場合であっても前記撮影光学系の焦点距離に応じた照射角となるように前記液晶レンズへの印加電圧を調整するものであることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  3. 前記光源から撮影補助光の発生に伴う温度を推定する温度推定部を備え、
    前記照射角調整部が、前記温度推定部による測定推定結果に基づいて、該液晶レンズの温度が変化した場合であっても前記撮影光学系の焦点距離に応じた照射角となるように前記液晶レンズへの印加電圧を調整するものであることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  4. この撮影装置が、被写体光を撮像素子で捉えて画像信号を生成する撮影装置であることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
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