JP2006004925A - イオンビーム・システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 イオンビーム・システムにおいて基板の異物汚染を減少させるためのシステム及び方法を提供すること。
【解決手段】 イオンビーム軸を有する真空チャンバと、該イオンビーム軸に直角で該イオンビーム軸に交差する傾斜軸の周りに自由に傾斜する基板チャンバと、共に該イオンビーム軸と同軸に位置合わせされた、該基板チャンバ内の開口部及び該真空チャンバ内の開口部を連結し、該基板チャンバと該真空チャンバとの間に真空シールを形成する可撓性ベローズと、該真空チャンバ近傍の上部及び該基板チャンバ近傍の下部が開いており、該イオンビーム軸と該可撓性ベローズとの間に配置され、該上部及び下部が該イオンビーム軸と同軸に位置合わせされた中空の異物シールドとを含むシステムである。
【選択図】 図1A

Description

本発明は、イオンビーム装置に関し、より具体的には、基板内へのイオンの打ち込み又は注入のための装置に関する。
現代の半導体の製造においては、基板内への荷電種の打ち込みを用いて、非常に精密で制御可能な方法で該基板内に不純物を導入する。しかしながら、イオンビーム打ち込み装置は粒子又は膜状の異物を生成し、これが、製造されている基板をイオン打ち込み(bombardment)と同時に汚染することになる。このことは、低品質の製品、又は歩留まりの低下、或いはこれらの両方をもたらす。
したがって、イオンビーム・システムにおいて基板の異物汚染を減少させる必要性がある。
本発明の第1の態様は、イオンビーム軸を有する真空チャンバと、該イオンビーム軸に直角で該イオンビーム軸に交差する傾斜軸の周りに自由に傾斜できる基板チャンバと、該イオンビーム軸と同軸に位置合わせされた前記基板チャンバ内の開口部及び該イオンビーム軸と同軸に位置合わせされた前記真空チャンバ内の開口部を連結し、該基板チャンバと該真空チャンバとの間に真空シールを形成する可撓性ベローズと、該真空チャンバ近傍の上部及び該基板チャンバ近傍の下部が開いており、該イオンビーム軸と該可撓性ベローズとの間に配置され、該上部及び下部が該イオンビーム軸と同軸に位置合わせされた中空の異物シールドとを含むイオンビーム・システムである。
本発明の第2の態様は、イオンビーム軸を有する真空チャンバを設けるステップと、該イオンビーム軸に直角で該イオンビーム軸に交差する傾斜軸の周りに自由に傾斜する基板チャンバを設けるステップと、該イオンビーム軸と同軸に位置合わせされた該基板チャンバ内の開口部及び該イオンビーム軸と同軸に位置合わせされた該真空チャンバ内の開口部を連結し、該基板チャンバと該真空チャンバとの間に真空シールを形成する可撓性ベローズを設けるステップと、該真空チャンバ近傍の上部及び該基板チャンバ近傍の下部が開いており、該イオンビーム軸と該可撓性ベローズとの間に配置され、該上部及び下部が該イオンビーム軸と同軸に位置合わせされた中空の異物シールドを設けるステップとを含む、イオンビーム・システムにおいて基板の異物汚染を減少させる方法である。
本発明の特徴は、特許請求の範囲に述べられる。しかしながら、本発明自体は、添付の図面と併せて読むときに、例示的な実施形態の次の詳細な説明を参照することによって、最もよく理解されるであろう。
「イオンビーム・システム」という用語は、荷電原子又は分子のビームを生成し、荷電種を基板の表面又は該基板の本体内に指向させる何らかの装置であると定義される。イオンビーム・システムの例には、これらに限られるものではないが、イオン注入装置及びイオン・ミリング装置が含まれる。
図1Aは、本発明の第1の実施形態によるイオンビーム・システムの概略的な側面図である。図1Aにおいて、イオンビーム・システム100は、イオン源105、抽出機構110(抽出アパーチャを含む)、第1ビーム集束機構115、出口アパーチャ120、ビーム・アナライザ125(1つの例においては、電磁石)、第1限定アパーチャ130、ポンピング・チャンバ135、第2限定アパーチャ140、ビーム・サンプリング部145(フラッグ・アパーチャを含む)、第2ビーム集束機構150、電磁リフレクタ(EMR)アパーチャ155、二次放出制御アセンブリ160(電子シャワー・アパーチャ165を含む)、電子シャワー・チューブ170、基板チャンバ175、及びYθステージ180を含む。第2限定アパーチャ140、ビーム・サンプリング部145、第2ビーム集束機構150、EMRアパーチャ155、及び二次放出制御アセンブリ160は、真空チャンバ185内に収められている。基板チャンバ175は、ベローズ190によって真空チャンバ185に連結されている。異物(FM)シールド195が、電子シャワー・チューブ170とベローズ190との間に配置されている。電子シャワー・チューブ170は、負に帯電している。
作動において、イオン・プラズマが、イオン源105内で生成され、イオンが抽出機構110によって該イオン源から抽出され、イオンビーム200(点線)を生成する。第1ビーム集束機構115によって集束された後、イオンビーム200は、ビーム・アナライザ125を通過し、そこで、質量比に対する所定の電荷のイオンだけが第1限定アパーチャ130を通って出る。ここで、イオンビーム200は、イオンビーム・システム100のイオンビーム軸205と同軸に位置合わせされる。ポンピング・チャンバ135、第2限定アパーチャ140、ビーム・サンプリング部145、第2ビーム集束機構150、EMRアパーチャ155、二次放出制御アセンブリ160、電子シャワー・アパーチャ165、及び電子シャワー・チューブ170を通過した後、イオンビーム200は、Yθステージ180上の基板210に当たる。
1つの例において、イオンビーム200は、リン、ホウ素、ヒ素、ゲルマニウム、炭素、窒素、ヘリウム、又はこれらの組み合わせを含む荷電種を含む。
図1Bを参照すると、図1Bは、図1Aのイオンビーム・システム内に実装された基板の自由度を示す図である。イオンビーム軸205は、Z方向を定める。Y方向は、Z方向と直交する方向として定義され、X方向は、Z方向ともY方向とも直交する方向として定義される。Y方向は水平方向を定め、Z方向は垂直方向を定める。Z方向及びY方向は、図の平面内にあり、X方向は、図の平面内に入り、該図の平面外に延びる。基板チャンバ175は、α軸及びβ軸の両方の周りに傾斜させることができる。α軸及びβ軸両方についての傾斜度は、正であっても負であってもよいが、システム、特にベローズ190、FMシールド195、及び電子シャワー・チューブ170の機械的制約によって制限される。α軸は、X方向と平行であり、Z方向及びY方向の両方と直交し、イオンビーム軸205と交差する。β軸は、Y方向と平行であり、Z方向及びX方向の両方と直交し、イオンビーム軸205と交差する。Yθステージ180(図1Aを参照されたい)は、Y方向に移動することができ、θ軸の周りを回転することができる。θ軸は、Z方向と平行であり、Y方向及びX方向の両方と直交する。
図1Aに戻ると、FMシールド195は、基板チャンバ175に固定されているため、該基板チャンバ175を傾斜させたとき傾斜し、電子シャワー・チューブ170は、真空チャンバ185に固定されているので、該基板チャンバを傾斜させても傾斜することはない。イオンビーム・システム100の作動中に、イオンビーム200の経路全体を高真空に維持しなければならない。したがって、基板チャンバ175を傾斜させるときに、イオンビーム・システムの真空完全性を維持しなければならない場合には、ベローズ190に対する必要性が明らかになる。後述されるように、ベローズ190が収縮することにより、異物が生成される。
図2Aは、図1Aのイオンビーム装置100のベローズ領域の詳細な断面図である。図2Aにおいて、ベローズ190は、フランジ215によって基板チャンバ175に、フランジ220によって真空チャンバ185に取り付けられていることが分かる。ベローズ190は、フランジ215及びフランジ220に、物理的、電気的、及び熱的に接触した状態にあり、フランジ215及びフランジ220は、それぞれ基板チャンバ175及び真空チャンバ185に、物理的、電気的、及び熱的に接触した状態にある。FMシールド195の下面230に隣接する外面225は、フランジ215に、物理的、電気的、及び熱的に接触した状態にある。したがって、FMシールド195が導電性材料を含むとき、該FMシールドは基板チャンバ175に電気的に接触した状態になり、FMシールド195が熱伝導性材料を含むとき、該FMシールドは該基板チャンバ175に熱的に接触した状態になる。FMシールド195は、熱伝導性でもあり導電性でもある材料を含むことができる。FMシールド195に適した材料には、これらに限られるものではないが、アルミニウム、ステンレス鋼、セラミック(その例には、窒化ホウ素、酸化アルミニウム、ケイ酸アルミニウムが含まれる)、炭化シリコン、炭素、シリコン、及び高温ポリマーが含まれる。他の金属のような他の非磁性体を用いることもできる。磁性材料が用いられる場合には、FMシールド195の寸法は、該FMシールド内に生じる磁場が、イオンビームの直径、イオンビームの断面分布、又はイオンビーム軸205に対する該イオンビームの中心性に悪影響を与えないことを確実にするものであるべきである。
FMシールド195が熱伝導性であり、基板チャンバ175が熱伝導性でも導電性でもある(ステンレス鋼又はアルミニウムのような)場合、該FMシールドは、内部真空の温度(より正確には、約1500℃から約3000℃までの真空内に残っているガス分子の温度)及び電子シャワー・チューブ170のような他の部品の温度に対する低温ゲッター(これは、約60F°から約70F°までの室温のヒートシンクである)として働く。
FMシールド195が適合させられる2つの寸法がある。第1のものは、FMシールド195の上面235とフランジ220との間の距離Aであり、第2のものは、FMシールド195の上面235に隣接する内面240から電子シャワー・チューブ170の外面250までの距離Bである。距離A及びBは、傾斜角α及びβ(図1A及び図1Bを参照されたい)の最大値において、FMシールド195の上面235が電子シャワー・チューブ170の外面250に接触しないように調整される。Aが減少するにつれて、Bを減少させることが可能であり、基板チャンバ175内の真空状態を維持するためにポンピング効率を達成する点までBを減少させることができないという制限の範囲内で、逆もまた同様である。Cは、フランジ215とフランジ220との間の距離であり、D0は、電子シャワー・チューブ170の直径である。
図2Bを参照すると、図2Bは、電子シャワー・チューブ170の詳細な断面図である。電子シャワー・チューブ170は、溝付き内面255を有し、導電性材料(例えば、グラファイト)で作られる。電子シャワー・チューブ170の目的は、イオンビームが真空チャンバ185から基板チャンバ175内に移行するときに、イオンビーム200の周りに空間荷電領域260を維持することである。溝付き面255内の各溝265は、傾斜された上面270及び水平方向の下面275を含む。溝265の目的は、水平方向の下面275を露出されたままにして、空間荷電領域260を維持しながら、異物280が傾斜された上面270上に集まることを可能にすることである。異物280が電子シャワー・チューブ170の内部側壁255上に堆積すると、空間荷電領域260(図2Aを参照されたい)の有効性が減少する。
図2Aに戻ると、ウェハ210上に衝突し得る2つの異物源があり、これらからの異物をFMシールド195が減少させるか又はなくすことができる。第1の源は、基板210に当たるイオンビーム200から生じる蒸気及び粒子である。基板210が半導体ウェハである場合には、放出される蒸気及び粒子は、フォトレジスト及び他の有機材料、金属、シリコン及びイオン注入種を含む。蒸気の形態のこれらの材料が、ベローズ190の内面285、電子シャワー・チューブ170の外面250及び内面255を被覆する。次に、これらの被覆は、ベローズ190の内面285、電子シャワー・チューブ170の外面250及び内面255をから剥げ落ち、基板210に衝突する。FMシールド195は電子シャワー・チューブ179より低温であるため、これらの蒸気は、該FMシールドに引き付けられ、該電子シャワー・チューブ170及びベローズ190を被覆するようになる蒸気の大部分は、ゲッタリングされ、該FMシールド、特に該FMシールドの内面240を被覆するようになる。さらに、基板チャンバ175が傾斜されると(図1A及び図1Bを参照)ベローズが収縮するので、FMシールド195の物理的配置は、粒子が、該ベローズ190の内面285上の被覆から離脱し、又は剥げ落ちることを実質的に阻止する。
異物の第2の源は、イオンビームが、ビームによって運ばれる蒸気又は粒子の形態で通過する(アパーチャなどの)装置内部からの材料である。この材料の大部分は、FMシールド195の外面255とベローズ190の内壁285との間に捕捉される。寸法A及び/又はBが小さくなると、より多くの第2の源の材料が、基板210に衝突することを避けることができる。
図3Aは、本発明による第1のFMシールドの平面図であり、図3B及び図3Cは、図3Aの線3B/3C−3B/3Cを通る側面図である。図3A及び図3Bにおいて、FMシールド195は、中空のテーパ状移行部分300によって、より狭い上部の中空円筒形上部295に接合された中空円筒形下部290を含む。下部290、上部295、及び移行部分300は、単一のユニットとして一体形成される。FMシールド195は、上面235によって定められる上部の円形開口部235Aと、下面230によって定められる下部の円形開口部230Aとを有する。FMシールド195の全高はH1であり、上部295の高さはH2であり、移行領域300の高さはH4である。下部290の外径はD1であり、上部295の外径はD2である。FMシールド195の壁厚はT1である。200mmのウェハ基板にイオン注入するためにイオンビーム・システムにおいて用いられるとき、H1は約2インチから約4.25インチまでの範囲であり、H2は約0.4インチから約1.5インチまでの範囲であり、H3は約0.8インチであり、H4は約0.7インチから約1.9インチまでの範囲であり、D1は約6.4インチであり、D2は約5.8インチから約6.0インチまでの範囲であり(しかしながら、D1は常にD2より大きい)、T1は1インチの約1/8である。FMシールド195がイオンビーム・システム100(図1Aを参照されたい)内に取り付けられたとき、直径D1及びD2の中心は、イオンビーム軸205と交差する。
図3Bにおいては、FMシールドの内面240が滑らかであるが、図3Cにおいては、FMシールド195Aの内面240Aがテクスチャー加工である(ざらつきがある)ことが分かる。テクスチャー加工であるという用語は、粗いこと、裏打ちすること、斑点で覆われることを含むものとして定義される。それ以外では、FMシールド195及び195Aは同一である。テクスチャー加工にすることは任意であるが、テクスチャー加工にすることは、面240A上に堆積することになる異物が離脱し、剥離し、剥げ落ちる可能性を低くする。例えば、サンドブラスト、ビードブラスト、又は蒸気ブラストによって、テクスチャー加工にすることができる。面240Aを研磨し、引っかき、又は機械加工することによって、テクスチャー加工にすることができる。後述され、図4B、図5B、図6B、図7B、図8B、及び図9Bに示されるFMシールドの全ての変形は、テクスチャー加工の内面を有するものとすることができる。
図4Aは、本発明による第2のFMシールドの平面図であり、図4Bは、図4Aの線4B−4Bを通る側面図である。図4A及び図4Bにおいて、FMシールド195Bは、一体の二重テーパ状リング部分305が上部295に一体形成されている以外は、図3A及び図3BのFMシールド195と類似している。リング部分305は、縁部325で交わる傾斜外面310及び傾斜内面315(両方とも同じ長さであり、両方ともイオンビーム軸205に平行に位置合わせされた軸320から角度ωだけ傾斜している)を有する。FMシールド195Bは、縁部325によって定められる上部の円形開口部325Aと、下面230によって定められる下部の円形開口部230Aとを有する。リング部分305は、高さH5を有する。図3A及び図3Bの例を続けると、H5は約1.25インチであり、ωは約10°である。外面310及び内面315において10°だけテーパ状にすることにより、α及びβの最大値に影響を与えることなく、H1からH1+H5までの実効高さ全体の増加が可能になる(図1Bを参照されたい)。
図5Aは、本発明による第3のFMシールドの平面図であり、図5Bは、図5Aの線5B−5Bを通る側面図である。図5A及び図5Bにおいて、FMシールド195Cは、補助の中空円筒形部分及び補助の中空テーパ状移行部分があること以外は、図3A、図3B、及び図3CのFMシールド195と類似している。図5A及び図5Bにおいて、外径D1を有する下部の中空円筒形部分330は、第1の中空テーパ状移行部分340によって、外径D3を有する中間の中空円筒形部分335に接合されている。中間の中空円筒形部分335は、第2の中空テーパ状移行部分350によって、外径D4を有する中間の中空円筒形部分345に接合されている。上部の中空円筒形部分345は、平坦な上縁部355を有する。FMシールド195Cの部分330、335、340、345、及び350は、一体形成される。FMシールド195Cは、上面355によって定められる上部の円形開口部355Aと、下面360によって定められる下部の円形開口部360Aとを有する。FMシールド195Cは、全体の高さH6を有する。D1はD3より大きく、D3はD4より大きい。FMシールド195Cがイオンビーム・システム100内に取り付けられたとき(図1Aを参照されたい)、直径D1、D3、及びD4の中心が、イオンビーム軸205と交差する。
図5A及び図5Bに示され、上述されたタイプのFMシールドは、如何なる数の中空円筒形部分及び中空テーパ状移行部分をも含むことができる。
図6Aは、本発明による第4のFMシールドの平面図であり、図6Bは、図6Aの線6B−6Bを通る側面図である。図6A及び図6Bにおいて、FMシールド195Dは、一体の二重テーパ状リング部分365が上部345に一体形成されている以外は、図5A及び図5BのFMシールド195Cと類似している。リング部分365は、縁部385で交わる傾斜外面370及び傾斜内面375(両方とも同じ長さであり、両方ともイオンビーム軸205と平行に位置合わせされた軸380から角度ωだけ傾斜している)を有する。FMシールド195Dは、縁部385によって定められる上部の円形開口部385Aと、下面360によって定められる下部の円形開口部360Aとを有する。リング部分360は、高さH7を有する。ωは約10°である。外面370及び内面375において10°だけテーパ状にすることにより、α及びβの最大値に影響を与えることなく、H6からH6+H7までの実効高さ全体の増加が可能になる(図1Bを参照されたい)。
図7Aは、本発明による第5のFMシールドの平面図であり、図7Bは、図7Aの線7B−7Bを通る側面図である。図7A及び図7Bにおいて、FMシールド195Eは、上面395を有する中空円錐台部分390と、下面405を有する下部の一体リング部分400とを含む。任意的ではあるが溝410の多数の列(2つが示されている)が、円錐部分405の壁410内に形成される。FMシールド195Eは、上面395によって定められる上部の円形開口部395Aと、下面405によって定められる下部の円形開口部405Aとを有する。FMシールドは、D1の下部外径と、D5の上部外径と、H8の高さを有する。FMシールド195Eがイオンビーム・システム100内に取り付けられたとき(図1Aを参照されたい)、直径D1及びD5の中心は、イオンビーム軸205と交差する。
図8Aは、本発明による第6のFMシールドの平面図であり、図8Bは、図8Aの線8B−8Bを通る側面図である。図8A及び図8Bにおいて、FMシールド195Fは、下面425及び上面430を有する中空円筒420を含む。FMシールド195Fは、上面430によって定められる上部の円形開口部430Aと、下面425によって定められる下部の円形開口部425Aとを有する。FMシールドは、D1の直径及びH9の高さを有する。FMシールド195Fがイオンビーム・システム100内に取り付けられたとき(図1Aを参照されたい)、直径D1の中心が、イオンビーム軸205と交差する。
図9Aは、本発明による第7のFMシールドの平面図であり、図9Bは、図9Aの線7B−7Bを通る側面図である。図9A及び図9Bにおいて、FMシールド195Gは、一体の二重テーパ状リング部分435が円筒420と一体形成されている以外は、図8A及び図8BのFMシールド195Fと類似している。リング部分435は、縁部455で交わる傾斜外面440及び傾斜内面445(両方とも同じ長さであり、両方ともイオンビーム軸205と平行に位置合わせされた軸450から角度ωだけ傾斜している)を有する。FMシールド195Gは、縁部455によって画定される上部の円形開口部445Aと、下面425によって画定される下部の円形開口部425Aとを有する。リング部分435は、高さH10を有する。ωは約10°である。外面440及び内面445において10°だけテーパ状にすることにより、α及びβの最大値に影響を与えることなく、H9からH9+H10までの実効高全体の増加が可能になる(図1Bを参照されたい)。
図10は、本発明の第2の実施形態によるイオンビーム装置のベローズ領域の詳細な断面図である。図10は、FMシールド460が付加された以外は、図2と類似している。上部FMシールド460は、電子シャワー・チューブ170の外面250に取り付けられ、真空チャンバ185とFMシールド195とフランジ470との間に配置されたカラー465を含む。フランジ470は、真空チャンバ185からFMシールド195の方向に外側及び下方に延びる。任意選択で、フランジ470は、外側だけに延びることができる。フランジ470は、FMシールド195の上面235を超えて延びる。上部FMシールド460とFMシールド195との間に十分に大きい空間が残され、装置のポンピング効率に影響を与えない。上部FMシールド460に適した材料には、これらに限られるものではないが、アルミニウム、ステンレス鋼、セラミック(その例には、窒化ホウ素、酸化アルミニウム、ケイ酸アルミニウムが含まれる)、炭化シリコン、炭素、シリコン、及び高温ポリマーが含まれる。上部FMシールドは、上述のFMシールド195A、195B、195C、195D、195E、195F、及び195Gと共に用いることができる。
このように、本発明は、イオンビーム・システムにおいて基板の異物汚染を減少させるというものである。
本発明の理解のために、本発明の実施形態の説明が上述のように与えられる。本発明は、ここに記載される特定の実施形態に制限されるものではなく、本発明の範囲から逸脱することなく、当業者には明らかとなるような種々の修正、再構成、及び代用が可能である。したがって、上記の特許請求の範囲は、本発明の精神及び範囲内に含まれる全てのこうした修正及び変更を網羅することが意図されている。
本発明の第1の実施形態によるイオンビーム・システムの概略的な側面図である。 図1Aのイオンビーム・システムに実装された基板の自由度を示す図である。 図1Aのイオンビーム装置のベローズ領域の詳細な断面図である。 図1Aのイオンビーム装置の電子シャワー・チューブの詳細な断面図である。 本発明による第1のFMシールドの平面図である。 本発明による第1のFMシールドの図3Aの線3B−3Bを通る側面図である。 本発明による第1のFMシールドの図3Aの線3C−3Cを通る側面図である。 本発明による第2のFMシールドの平面図である。 本発明による第2のFMシールドの図4Aの線4B−4Bを通る側面図である。 本発明による第3のFMシールドの平面図である。 本発明による第3のFMシールドの図5Aの線5B−5Bを通る側面図である。 本発明による第4のFMシールドの平面図である。 本発明による第4のFMシールドの図6Aの線6B−6Bを通る側面図である。 本発明による第5のFMシールドの平面図である。 本発明による第5のFMシールドの図7Aの線7B−7Bを通る側面図である。 本発明による第5のFMシールドの平面図である。 本発明による第5のFMシールドの図8Aの線8B−8Bを通る側面図である。 本発明による第6のFMシールドの平面図である。 本発明による第6のFMシールドの図9Aの線9B−9Bを通る側面図である。 本発明による第2の実施形態によるイオンビーム装置のベローズ領域の詳細な断面図である。
符号の説明
100:イオンビーム・システム
170:電子シャワー・チューブ
175:基板チャンバ
185:真空チャンバ
190:ベローズ
195、195A、195B、195C、195D、195E、195F、195G:異物シールド
200:イオンビーム
205:イオンビーム軸
210:基板
215、220、470:フランジ
460:上部異物シールド

Claims (30)

  1. イオンビーム軸を有する真空チャンバと、
    前記イオンビーム軸と直角で前記イオンビーム軸に交差する傾斜軸の周りに自由に傾斜できる基板チャンバと、
    前記イオンビーム軸と同軸に位置合わせされた前記基板チャンバ内の開口部及び前記イオンビーム軸と同軸に位置合わせされた前記真空チャンバ内の開口部を連結し、前記基板チャンバと前記真空チャンバとの間に真空シールを形成する可撓性ベローズと、
    前記真空チャンバの近くの上部及び前記基板チャンバの近くの下部が開いており、前記イオンビーム軸と前記可撓性ベローズとの間に配置され、前記上部及び下部が前記イオンビーム軸と同軸に位置合わせされた中空の異物シールドと、
    を備えることを特徴とするイオンビーム・システム。
  2. 上部及び下部が開いており、前記イオンビーム軸と前記異物シールドとの間に配置され、前記上部及び下部が前記イオンビーム軸と同軸に位置合わせされた電子シャワー・チューブをさらに含む、請求項1に記載のシステム。
  3. イオンビーム源と前記真空チャンバとの間に配置されたイオンビーム・アナライザをさらに含む、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記イオンビーム・アナライザと前記真空チャンバとの間に配置された真空ポンプ・ポートをさらに含む、請求項3に記載のシステム。
  5. 前記基板チャンバ内に配置され、前記イオンビーム軸と平行な軸の周りに回転可能であり、前記基板チャンバ内で、前記基板チャンバの長手方向軸に沿って自由に往復運動できる基板ステージをさらに含む、請求項1に記載のシステム。
  6. 前記基板チャンバが、前記傾斜軸及び前記イオンビーム軸の両方と直角でこれらの軸に交差する補助の傾斜軸の周りに自由に傾斜できる、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記異物シールドの前記下部に隣接する前記異物シールドの一部が、前記基板チャンバに対し熱的接触状態になった、請求項1に記載のシステム。
  8. 前記異物シールドが円筒である、請求項1に記載のシステム。
  9. 前記異物シールドの前記上部に隣接する内面及び外面が同じ縁部に向けてテーパ状になっている、請求項8に記載のシステム。
  10. 前記異物シールドが、前記異物シールドの前記下部を含む最下部円筒から前記異物シールドの前記上部を含む最上部円筒まで直径が減少する一体の円筒を含む、請求項1に記載のシステム。
  11. 前記異物シールドの前記最上部円筒に隣接する内面及び外面が同じ縁部に向けてテーパ状になっている、請求項10に記載のシステム。
  12. 直径が減少する前記円筒が、傾斜外面を有する一体の移行リングによって接合されている、請求項10に記載のシステム。
  13. 前記異物シールドは、前記異物シールドの前記上部の直径が前記異物シールドの前記下部の直径より小さい円錐台を含む、請求項1に記載のシステム。
  14. 前記異物シールドの側壁が溝を有する、請求項13に記載のシステム。
  15. 前記イオンビーム源が、リン、ホウ素、ヒ素、ゲルマニウム、炭素、窒素、ヘリウム、又はこれらの組み合わせからなる群から選択された荷電種を生成する、請求項1に記載のシステム。
  16. 前記異物シールドの内面がテクスチャー加工された、請求項1に記載のシステム。
  17. 前記異物シールドが、アルミニウム、ステンレス鋼、セラミック、炭化シリコン、炭素、シリコン、及び高温ポリマーからなる群から選択された材料を含む、請求項1に記載のシステム。
  18. 前記真空チャンバ近傍の上部及び前記異物シールド近傍の下部が開いた中空の補助の異物シールドをさらに含み、前記補助の異物シールドは前記イオンビーム軸と前記可撓性ベローズとの間に配置され、中空の補助の異物シールドの前記上部及び下部が前記イオンビーム軸と同軸に位置合わせされ、前記補助の異物シールドのフランジ部分が前記異物シールドの前記上部上に延びている、請求項1に記載のシステム。
  19. イオンビーム・システムにおいて基板の異物汚染を減少させる方法であって、
    イオンビーム軸を有する真空チャンバを設けるステップと、
    前記イオンビーム軸に直角で前記イオンビーム軸に交差する傾斜軸の周りに自由に傾斜できる基板チャンバを設けるステップと、
    前記イオンビーム軸と同軸に位置合わせされた前記基板チャンバ内の開口部及び前記イオンビーム軸と同軸に位置合わせされた前記真空チャンバ内の開口部を連結し、前記基板チャンバと前記真空チャンバとの間に真空シールを提供する可撓性ベローズを設けるステップと、
    前記真空チャンバ近傍の上部及び前記基板チャンバ近傍の下部が開いており、前記イオンビーム軸と前記可撓性ベローズとの間に配置され、前記上部及び下部が前記イオンビーム軸と同軸に位置合わせされた中空の異物シールドを設けるステップとを含むことを特徴とする方法。
  20. 上部及び下部が開いており、前記イオンビーム軸と前記異物シールドとの間に配置され、前記上部及び下部が前記イオンビーム軸と同軸に位置合わせされた電子シャワー・チューブを設けるステップをさらに含む、請求項19に記載の方法。
  21. 前記イオンビーム源と前記真空チャンバとの間に配置されたイオンビーム・アナライザを設けるステップと、
    前記イオンビーム・アナライザと前記真空チャンバとの間に配置された真空ポンプ・ポートを設けるステップとをさらに含む、請求項19に記載の方法。
  22. 前記基板チャンバ内に配置され、前記イオンビーム軸に平行な軸の周りに回転可能であり、前記基板チャンバ内で、前記基板チャンバの長手方向軸に沿って自由に往復運動できる基板ステージを設けるステップをさらに含む、請求項19に記載の方法。
  23. 前記基板チャンバが、前記傾斜軸及び前記イオンビーム軸の両方に直角でこれらの軸に交差する補助の傾斜軸の周りに自由に傾斜できる、請求項19に記載の方法。
  24. 前記異物シールドの前記下部に隣接する前記異物シールドの一部が、前記基板チャンバに対し熱的接触状態にある、請求項19に記載の方法。
  25. 前記異物シールドが、円筒、すなわち前記異物シールドの前記下部を含む最下部円筒から前記異物シールドの前記上部を含む最上部の円筒まで直径が減少する一体型の円筒、又は円錐台を含み、前記異物シールドの前記上部の直径が前記異物シールドの前記下部の直径より小さい、請求項19に記載の方法。
  26. 前記異物シールドの内面がテクスチャー加工された、請求項19に記載の方法。
  27. 前記異物シールドの前記下部に隣接する前記異物シールドの一部が、前記基板チャンバに対し熱的接触状態にある、請求項19に記載の方法。
  28. 前記真空チャンバ近傍の上部及び前記異物シールド近傍の下部が開いた中空の補助の異物シールドを設けるステップであって、前記補助の異物シールドは前記イオンビーム軸と前記可撓性ベローズとの間に配置され、前記補助の異物シールドの前記上部及び下部が前記イオンビーム軸と同軸に位置合わせされ、前記補助の異物シールドのフランジ部分が前記異物シールドの前記上部上に延びているステップをさらに含む、請求項19に記載の方法。
  29. 前記可撓性ベローズと前記異物シールドとの間の前記可撓性ベローズの内面から離脱する異物を捕捉するステップをさらに含む、請求項19に記載の方法。
  30. 前記異物シールドの少なくとも1つの内面上の気体種をゲッタリングするステップをさらに含む、請求項19に記載の方法。
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