JP2006004277A - 情報共有装置および情報送信方法、情報受信方法 - Google Patents

情報共有装置および情報送信方法、情報受信方法 Download PDF

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Abstract


【課題】 本発明は、情報共有装置に関し、ネットワークへの負荷を増大させることなく容易に端末間の共有情報を一致させることができる情報共有装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 情報取得手段11で取得した共有情報に識別子作成手段12で作成した識別子を関連付けて保持手段13に保持し、伝達手段15は、取得した共有情報及び識別子と、保持手段13に保持されている共有情報の識別子から伝達情報を作成し、送信する。同期手段16は、識別子のみのデータを受信すると、受信した識別子と一致する識別子が保持手段13に保持されているか検索し、保持されていなければ、送信元に該識別子に対応する共有情報の再送要求を送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、情報共有装置に関し、詳しくは、ネットワークに接続された複数の端末間で互いに情報を共有する情報共有装置に関する。
従来、ネットワークを介して遠隔の端末間で情報を共有してコミュニケーションを行う情報共有装置が知られている。
この種の情報共有装置としては、ペン入力されたデータから文字や図形を認識し、認識された文字や図形のデータを複数の端末間で送受信して共有しながらコミュニケーションを行うものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、入力されたストロークの情報に端末のIDを付けて送信し、各ストロークがどの端末で入力されたかを識別して別々に表示するようにしたものもある(例えば、特許文献2参照)。
これらの情報共有装置では、新たに書き加えられた情報のみを送信しているので、途中でコミュニケーションに参加した端末では、参加した時点以降の情報しか取得することができず、参加した時点以前の情報は表示できなかった。
このような問題を解決するものとして、サーバに各端末の最新の情報を保存しておき、新たに参加した端末には、保存している各端末の情報を送信して、途中から参加した端末も最新の状態から情報を共有できるようにしたものもある(例えば、特許文献3)。
特開平7−334457号公報 特開2001−313761号公報 特開平6−333021号公報
しかしながら、このような方法では、サーバを設ける必要があり、サーバの設置や運用に手間がかかるという問題があった。
そこで、本発明は、共有情報に識別子を付け、識別子を使って端末間で共有情報を同期することにより、ネットワークへの負荷を増大させることなく容易に端末間の共有情報を一致させることができる情報共有装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する第1の発明は、ネットワークに接続され、互いに情報を共有する情報共有装置において、共有する共有情報を取得する情報取得手段と、前記共有情報を識別する識別子を作成する識別子作成手段と、他の情報共有装置に前記情報取得手段で取得した共有情報及び該共有情報の識別子を送信するとともに、他の情報共有装置からの共有情報及び該共有情報の識別子を受信する伝達手段と、前記情報取得手段で取得した共有情報及び他の情報共有装置からの共有情報を該共有情報の識別子と関連付けて保持する保持手段と、他の情報共有装置から受信した識別子に基づいて、前記保持手段に保持されている共有情報を他の情報共有装置と同期させる同期手段とを備え、前記伝達手段は、前記情報取得手段で取得した共有情報を送信するとき、前記保持手段に保持されている共有情報の識別子も送信することを特徴とするものである。
この発明では、各情報共有装置で共有する共有情報に識別子が付与され、保持手段に共有情報と該共有情報の識別子が保持され、新たな共有情報が他の情報共有装置に送信されるとき、新たに取得された共有情報及び識別子とともに既に保持されている共有情報の識別子が送信され、受信した識別子に基づいて他の情報共有装置と共有情報が同期される。したがって、保持手段に全ての共有情報が保持され、新たな共有情報受信時に一緒に受信した識別子により共有情報が同期される。
上記課題を解決する第2の発明は、上記第1の発明の構成に加え、前記同期手段は、受信した識別子に対応する共有情報が前記保持手段に保持されていなければ、該識別子に対応する共有情報を送信元に要求することを特徴とするものである。
この発明では、識別子により共有情報の欠落が判明し、欠落した共有情報が取得される。したがって、少ない情報量で共有情報が同期される。
上記課題を解決する第3の発明は、上記第1または第2の発明の構成に加え、前記伝達手段は、前記識別子及び共有情報を送信するとき、該識別子及び共有情報を連結して伝達情報を作成し、送信することを特徴とするものである。
この発明では、識別子及び共有情報が連結されて伝達情報が作成され、送信される。したがって、識別子及び共有情報が一括して送信される。
上記課題を解決する第4の発明は、上記第1から第3の発明のいずれかの構成に加え、前記識別子または共有情報には、該共有情報の作成元の情報が付加されていることを特徴とするものである。
この発明では、識別子及び共有情報に作成元の情報が付加されて送信される。したがって、識別子及び共有情報の作成元が分かる。
上記課題を解決する第5の発明は、上記第3の発明の構成に加え、前記伝達情報には、該伝達情報に固有の情報が付加されていることを特徴とするものである。
この発明では、伝達情報に作成元の情報が付加されて送信される。したがって、伝達情報の作成元が分かる。
上記課題を解決する第6の発明は、上記第1から第5の発明のいずれかの構成に加え、前記識別子作成手段は、乱数により前記識別子を作成することを特徴とするものである。
この発明では、識別子が乱数により作成される。したがって、簡便に識別子が作成される。
上記課題を解決する第7の発明は、上記第1から第5の発明のいずれかの構成に加え、前記識別子作成手段は、前記共有情報の特徴量に基づいて識別子を作成することを特徴とするものである。
この発明では、共有情報の特徴量に基づいて識別子が作成される。したがって、識別子に共有情報の特徴が反映される。
上記課題を解決する第8の発明は、複数の端末間で互いに共有する情報を送信する情報送信方法であって、前記複数の端末間で共有する共有情報を初めて該複数の端末に送信するときに、前記共有情報を識別する識別子を付加して送信し、その後、送信済みの前記共有情報を送信するときは、該共有情報を識別する識別子のみを送信することを特徴とするものである。
この発明では、新たな共有情報が送信されるとき、共有情報に識別子が付与されて送信され、送信済みの共有情報が送信されるときは、識別子のみが送信される。したがって、送信済みの共有情報は送信されない。
上記課題を解決する第9の発明は、複数の端末間で互いに共有する情報を送信する情報送信方法であって、前記複数の端末間で共有する共有情報を初めて該複数の端末に送信するときに、前記共有情報を識別する識別子を付加して送信し、その後、送信済みの前記共有情報を送信するときに、該共有情報に対し該共有情報を識別する識別子のデータサイズが小さい場合は、該識別子のみを送信し、該共有情報に対し該共有情報を識別する識別子のデータサイズが大きい場合は、該共有情報のみを送信することを特徴とするものである。
この発明では、新たな共有情報が送信されるとき、共有情報に識別子が付与されて送信され、送信済みの共有情報が送信されるときは、共有情報と識別子のデータサイズが小さいもののみが送信される。したがって、データサイズが小さいものが送信される。
上記課題を解決する第10の発明は、複数の端末間で互いに共有する情報を送信する情報送信方法であって、前記複数の端末間で共有する共有情報を該複数の端末に送信するときに、保持されている既に送信した共有情報から送信する共有情報と一致するものを検索し、一致するものが無い場合は、送信する共有情報を識別する識別子を生成し、該共有情報と識別子を関連付けて保持し、該共有情報に該識別子を付加して送信し、一致するものが有る場合は、一致する共有情報に関連付けられて保持されている識別子のみを送信することを特徴とするものである。
この発明では、保持されていない共有情報が送信されるとき、共有情報に識別子が付与されて送信され、送信済みの共有情報が送信されるときは、識別子のみが送信される。したがって、送信済みの共有情報は送信されない。
上記課題を解決する第11の発明は、複数の端末間で互いに共有する情報を受信する情報受信方法であって、前記複数の端末間で共有する共有情報と該共有情報を識別する識別子を受信したとき、該共有情報と識別子を関連付けて保持し、前記識別子のみを受信したとき、保持されている識別子の中に受信した識別子と一致するものが有る場合は、一致する識別子に関連付けられて保持されている共有情報を受信情報とすることを特徴とするものである。
この発明では、識別子のみを受信すると、保持されている識別子から一致するものに対応する共有情報が受信されたものとされる。したがって、既に送信している情報は、識別子のみを送信すれば情報が伝達される。
上記課題を解決する第12の発明は、複数の端末間で互いに共有する情報を受信する情報受信方法であって、前記複数の端末間で共有する共有情報と該共有情報を識別する識別子を受信したとき、該共有情報と識別子を関連付けて保持し、前記識別子のみを受信したとき、保持されている識別子の中に受信した識別子と一致するものが無い場合は、送信元に該識別子の共有情報を再送する要求を送信することを特徴とするものである。
この発明では、識別子のみを受信し、保持されている識別子に一致するものが無い場合は、送信元に再送要求が送信される。したがって、欠落した共有情報が適宜取得される。
上記課題を解決する第13の発明は、少なくとも1つのコンテンツファイルと、該コンテンツファイルを表示動作させる少なくても1つのプログラムとを、単一ファイルにしたカプセル化文書において、前記プログラムとして、上記第8から第12の発明のいずれかの方法をコンピュータに実行させるプログラムを少なくとも1つ有することを特徴とするものである。
この発明では、カプセル化文書に共有する情報を送受信するプログラムが組み込まれる。したがって、カプセル化文書により情報が共有される。
第1の発明によれば、共有情報に識別子を付与し、保持手段に共有情報と該共有情報の識別子を保持し、新たな共有情報を送信するとき、新たに取得された共有情報及び識別子とともに既に保持されている共有情報の識別子を送信し、受信した識別子に基づいて共有情報を同期しているので、保持手段に全ての共有情報が保持され、識別子のみの送信で共有情報を同期することができ、ネットワークへの負荷を増大させることなく容易に端末間の共有情報を一致させることができる。
第2の発明によれば、受信した識別子に対応する共有情報が保持手段に保持されていなければ、該識別子に対応する共有情報を取得するようにしているので、識別子により共有情報の欠落が分かり、少ない情報量で共有情報を同期することができる。
第3の発明によれば、識別子及び共有情報を連結して伝達情報を作成し、送信するようにしているので、複数の識別子及び共有情報を一括して送信することができ、送信する情報量を削減することができる。
第4の発明によれば、識別子または共有情報に共有情報の作成元の情報を付加して送信するようにしているので、識別子及び共有情報の作成元が分かり、再送の要求などを確実に送信することができる。
第5の発明によれば、伝達情報に伝達情報の作成元の情報を付加して送信するようにしているので、作成元の情報を1つにまとめることができ、送信する情報量を削減することができる。
第6の発明によれば、識別子を乱数により作成するようにしているので、簡便に識別子を作成することができる。
第7の発明によれば、共有情報の特徴量に基づいて識別子を作成するようにしているので、識別子の一致により共有情報の一致を判定することができる。
第8の発明によれば、新たな共有情報を送信するとき、共有情報に識別子を付与して送信し、送信済みの共有情報を送信するときは、識別子のみ送信しているので、送信済みの共有情報を送信しなくて済み、送信する情報量を削減することができる。
第9の発明によれば、新たな共有情報を送信するとき、共有情報に識別子を付与して送信し、送信済みの共有情報を送信するときは、共有情報と識別子のデータサイズが小さいもののみを送信しているので、送信する情報量を削減することができる。
第10の発明によれば、保持されていない共有情報を送信するとき、共有情報に識別子を付与して送信し、送信済みの共有情報を送信するときは、識別子のみを送信するように
しているので、送信する情報量を削減することができる。
第11の発明によれば、識別子のみを受信すると、保持されている識別子から一致するものに対応する共有情報を受信情報としているので、既に送信している情報は、識別子のみを送信すれば情報を伝達することができ、送信する情報量を削減することができる。
第12の発明によれば、識別子のみを受信し、保持されている識別子に一致するものが無い場合は、送信元に再送要求を送信しているので、送信する情報量を削減しつつ、欠落した共有情報を取得することができる。
第13の発明によれば、カプセル化文書に共有する情報を送受信するプログラムを組み込んでいるので、ネットワークへの負荷を増大させることなく容易に文書間の共有情報を一致させることができる。
以下、本発明を図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る情報共有装置の一実施形態を示す図である。
図1において、情報共有装置1は、他の情報共有装置1と共有する共有情報を取得する情報取得手段11と、取得された共有情報に関連付ける識別子(ID)を作成する識別子作成手段12と、取得された共有情報と作成された識別子を関連付けて保持する保持手段13と、共有情報を表示装置などに出力する情報出力手段14と、共有情報と識別子を他の情報共有装置1に伝達させる伝達手段15と、保持されている共有情報を他の情報共有装置1と伝達手段15を用いて同期させる同期手段16とを備えている。
このような情報共有装置1は、図2に示すようなハードウェア構成のコンピュータ2とコンピュータで動作するプログラムにより実現できる。
図2において、コンピュータ2は、演算処理を行うCPU(Central Processing Unit)21と、OS(オペレーティングシステム)等をローディングする為のローダやBIOS等を永続的に格納するROM(Read-Only Memory)22と、読み出したプログラムを保持したり、CPU21の演算結果を一時的に保持したりするRAM(Random Access Memory)23、OS、アプリケーションプログラム、データ等を持続的に保持するHDD(ハードディスクドライブ)24、CD(Compact Disc)等のメディアから情報を読み込んだり書き込んだりするリムーバブルメディアドライブ25と、ネットワークに接続され、該ネットワークのプロトコルを制御してネットワーク上の他のコンピュータとの通信を制御するネットワークインターフェース26と、処理経過や結果等を操作者に表示するディスプレイ27と、操作者がコンピュータに命令や情報等を入力する、キーボード28、マウス29がバスコントローラ30を介して接続されている。
一般にコンピュータ2は、ユーザが電源を投入すると、CPU21がROM22内のローダというプログラムに基づいて動作し、HDD24より複数のプログラムから構成されるコンピュータ2のハードウェアとソフトウェアを管理するOSというプログラムの一部をRAM23に読み込み、CPU21はこのOSのプログラムに基づいて動作する。
このOSは、ユーザの操作等に応じてプログラムの起動/停止、情報の読み込み/保存等をサポートする。通常ユーザはこのOSを通じてユーザの目的とするプログラムを起動する事で目的の処理を行う。
現在この様なコンピュータ2は,パーソナルコンピュータとして発達し、多くのコンピュータはネットワークに接続され、本発明はこの様なネットワークに接続された複数のコンピュータ2における情報共有に関するものである。
具体的には図3に示すように、インターネット、電話回線網等のグローバルネットワークやローカルエリアネットワーク等のネットワーク6に接続された複数のコンピュータ2間で情報を共有し、コンピュータ2を操作しているユーザ間でネットワークコミュニュケーションを行うもので、図1のような構成の情報共有装置1は、入力装置3として図3のキーボード28、マウス29を接続され、出力装置4として図3のディスプレイ27を接続され、通信装置5として図3のネットワークインターフェース26を接続された図3の様なハードウェア構成のコンピュータ2としてプログラムにより実現される。
次に、フローチャートを使って図1のような構成を実現するために必要なプログラム構成について説明する。
ここで現在のパーソナルコンピュータはイベントドリブンなマルチプロセス、マルチスレッド環境のOS上で動作しているのが普通であるので実際に即してマルチスレッドモデルで説明する。なお、旧来のシングルスレッドでポーリング処理に基づくモデルでもよい。
まず、図4は、情報共有を行うアプリケーションプログラムのメインスレッドの処理を示すフローチャートである。
図4に示すように、最初に、コンピュータの操作者の入力情報やコンピュータ内の情報を取得し、他のコンピュータに情報を送信する情報取得送信スレッドを起動する(S11)。次に他のコンピュータから通信装置を通じて受信される伝達情報をコンピュータ内に保持されている情報と同期させる伝達情報同期スレッドを起動する(S12)。これらのスレッドはメインスレッドの停止要求を受けるまで動作し続ける。
次に、ユーザ操作等で情報共有を終了させる要求が検出されているか判定し(S13)、検出されていなければ、一定期間スリープ(処理を中断)を行い(S14)、S13に戻って情報共有を終了させる要求が検出されているかを判定するループを繰り返し、終了要求を定期的に検出する。
情報共有を終了させる要求が検出されている場合は、情報取得送信スレッドを停止させ(S15)、伝達情報同期スレッドを停止させ(S16)、情報共有アプリケーションを終了する。
次に、図5は、情報取得送信スレッドのプログラムを説明するフローチャートである。
図5に示すように、まず、メインスレッドからの停止要求が出されているか判定し(S21)、停止要求が出されている場合には処理を終了する。
停止要求が出されていなければ、ユーザ操作等によるキーボード28やマウス29等の入力装置3からのイベントが検出されているか判定し(S22)、イベントが検出されていない場合は、一定期間スリープを行い(S23)、S21に戻ってメインスレッドからの停止要求が出されているかを判定するループを繰り返し、定期的にイベントを検出することを繰り返す。
イベントが検出されている場合、ユーザ操作等による入力情報をキーボード28、マウス29等の入力装置3から取得し(S24)、取得した入力情報と関連付ける識別子を作成し(S25)、取得した入力情報と作成した識別子とを関連付けて保持手段13に保存する(S26)。ここで、入力情報および識別子は、RAM23内に記憶してもよいし、HDD24やリムーバブルメディアドライブ25等の二次記憶装置内にデータファイルとして記憶してもよい。また、入力情報および識別子は、図6に示すように、識別子と入力情報(共有情報)とを関連付けて記憶する。
次に、入力された入力情報をディスプレイ27等の出力装置4に出力し、出力装置4に表示する(S27)。
入力情報を出力装置4に出力する場合は、図7に示すように、単に入力された情報を表示の為の情報(表示情報)に変換し(S31)、変換した表示情報をディスプレイ27等の出力装置4に出力して表示する(S32)。具体的な例としてはマウス29等で入力されたマウス座標はその座標列をつないだ線分として表示する。
次に、入力された入力情報を他のコンピュータに伝達する為に、入力情報と識別子から伝達情報を作成し(S28)、ネットワークインターフェース26等の通信装置5を介してネットワーク6上の他のコンピュータ2に伝達する(S29)。なお、伝達情報のフォーマット等については後述する。また、ネットワーク6上で使う通信プロトコルは、通常使われるTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)でもよいし、UDP(User Datagram Protocol)でもよい。
上述の様にして、共有する情報を入力情報として取得すると共にそれに対応する識別子を作成し、それらを他のコンピュータに送信すると共に、入力情報を表示する。
ここで、入力情報に関連付ける識別子の作成には幾つかの方法が考えられる。一番単純な方法は単に乱数を用いる方法である。この場合は作成される識別子がユニークな物に成るようにするため十分大きな数値範囲である必要があり、128bit(16Byte)、256bit(32Byte)程度あれば十分である。
また、入力情報からハッシュ関数によりハッシュ値を計算して、このハッシュ値を識別子として使用してもよい。この場合も上述の様に16Byte、32Byte程度のハッシュ値を使用する事が望ましい。識別子の作成にハッシュ関数を用いる場合は、受信側で同じハッシュ関数を持ち、受信した入力情報からこのハッシュ関数によりハッシュ値を計算し、受信した識別子であるハッシュ値と比較することで入力情報の伝送ミスや改ざん等を検出できる。
また、図8に示すように、入力時刻や識別子作成時刻を作成時に取得し(S41)、取得した時刻と入力情報からハッシュ関数を使ってハッシュ値を計算して識別子としてもよい。
次に、図9は、伝達情報同期スレッドのプログラムを説明するフローチャートである。情報取得送信スレッドは、ユーザの操作等でコンピュータ2に入力された情報に識別子を付加して送信する物である。これに対し、伝達情報同期スレッドは、ネットワーク6に接続された他のコンピュータ2の情報取得送信スレッドにより識別子と入力情報から作成された伝達情報を受信するものである。
図9に示すように、まず、メインスレッドからの停止要求が出されているか判定し(S51)、停止要求が出されている場合には処理を終了する。
停止要求が出されていなければ、ネットワークインターフェース26等の通信装置5からのネットワーク6から伝達情報を受信したイベントが検出されているか判定し(S52)、イベントが検出されていない場合は、一定期間スリープを行い(S53)、S51に戻ってメインスレッドからの停止要求が出されているかを判定するループを繰り返し、定期的にイベントを検出することを繰り返す。
イベントが検出されている場合、ネットワーク6から受信した伝達情報をネットワークインターフェース26等の通信装置5から取得し(S54)、取得した伝達情報を元に、後述する同期処理により送信元のコンピュータ2の入力情報を自装置の入力情報に同期させる(S55)。
以上、情報の取得、送信、受信を行う情報共有装置をコンピュータによって行う概要のフローに付いて説明した。
次に、具体的な伝達情報のデータフォーマットの例を説明すると共に同期処理について説明する。
図10は、伝達情報のデータフォーマットの例を示す図である。
図10に示すように、伝達情報には、この伝達情報の作成装置固有の識別子、作成時刻等が含まれるヘッダ情報と、識別子、Flag、共有情報からなる情報ブロック複数から構成される。情報ブロックは図11に示すように、Flagにより複数の種類がある。
図11(a)の例は、Flagが0で省略を表し共有情報は無い。図11(b)の例は、Flagが1で新規を表し共有情報が有る。図11(c)の例は、Flagが2で要求を表し共有情報は無い。図11(d)の例は、Flagが3で再送を表し共有情報が有る。また、各共有情報は、図12に示すように、送信される情報のサイズと情報のデータ列からなる。
このような複数の異なる種類の情報ブロックが、図10のようなフォーマットで伝達される。
次に各フラグに付いて説明する。
まず、Flagが省略の情報ブロックは、送信元が以前にこの情報ブロックの識別子と同じ識別子の共有情報を送っている場合に使用する。
Flagが新規の情報ブロックは、送信元がこの識別子と共有情報を最初に送信する場合に使用する。
Flagが要求の情報ブロックは、識別子に対応する共有情報を受信元が送信先に要求する場合に使用する。
Flagが再送の情報ブロックは、上述のFlagが要求の情報ブロックの送信先に対し受信元が識別子と共有情報を再送する場合に使用する。
このように、Flagを持った情報ブロックを使用することで、複数の情報を伝達する場合に、新規に作成された共有情報以外は、Flagを省略にした情報ブロックを送信することで、送信する情報量を削減することができる。
また、Flagを省略にした情報ブロックを受信した受信先が、その識別子に対応する共有情報を保持していない場合は、Flagを要求にした情報ブロックを送信して、送信元に省略された共有情報の再送を要求することができる。これに呼応して送信元(Flagを要求にした情報ブロックの受信先)は要求された共有情報をFlagを再送にした情報ブロックとして送信すればよい。
また、ここで示したFlagの内容以外にも、共有情報を更新する更新や、共有情報を削除する削除などが考えられる。
図13は、同期処理を説明するためのフローチャートである。同期処理は、図10に示すようなフォーマットの伝達情報の情報ブロックを順次読み込んで処理を行うものである。
図13に示すように、まず、伝達情報の最初の部分のヘッダ情報を取得し、保持手段13に保存する(S61)。このヘッダ情報は、上述のように送信元の情報(コンピュータ名、IPアドレス)や作成時刻等の、複数の共有情報に共通の情報である。
次に、伝達情報内の情報ブロックを最後まで読み込んで処理したかを判定し(S62)、最後の情報ブロックまで読み込んで処理していれば、処理を終了する。
次に、次に処理する情報ブロックの識別子とFlagを伝達情報から取得する(S63)。
取得したFlagが0(省略)であるか判定し(S64)、Flagが0の場合は省略で、共有情報は以前送られているという前提なので、情報ブロックに共有情報は付加されていない。このため、受信先は、自装置内の保持手段13から、取得した識別子に一致する共有情報を取得する(S65)。
具体的には、図6のように、識別子と関連付けられて共有情報が保持されているので、取得した識別子と、保持手段13に保持されている識別子を順番に比較、検索し、取得した識別子と一致する識別子に対応する共有情報を取得すれば良い。この様なキーによる関連情報の検索手段、保持方法等は一般的なデータベースシステムの基本であり、広く周知の方法を使用すればよい。
次に、取得した識別子と一致する識別子の共有情報が無いかどうか判定し(S66)、共有情報が無かった場合、送信元に情報を要求する必要が有るので、ヘッダ情報を作成し(S67)、取得した識別子を元に図11(c)のような要求情報ブロックを作成し、これらに基づいて伝達情報を作成し(S69)、受信した伝達情報のヘッダ情報で特定される、この伝達情報の送信元に通信装置5により作成した伝達情報を送信し(S70)、S62に戻り、次の情報ブロックの処理を行う。
S66において、取得した識別子に対応する共有情報があり、共有情報を取得できた場合、取得した共有情報を出力装置4に出力して表示し(S73)、S62に戻り、次の情報ブロックの処理を行う。
S64において、Flagが0でない場合、Flagが1(新規)であるか判定し(S71)、Flagが1であれば新規なので、この情報ブロックの共有情報を取得し、これを保持手段13に図6のように識別子と関連付けて保存し(S72)、取得した共有情報を出力装置4に出力して表示し(S73)、S62に戻り、次の情報ブロックの処理を行う。
S71において、Flagが1でない場合、Flagが2(要求)であるか判定し(S74)、Flagが2であれば要求なので、取得した識別子に対応する共有情報を保持手段13から取得し(S75)、ヘッダ情報を作成し(S76)、図11(d)のような再送情報ブロックを取得した識別子および共有情報から作成し(S77)、これらに基づいて伝達情報を作成し(S78)、受信した伝達情報のヘッダ情報で特定される、この伝達情報の送信元に通信装置5により作成した伝達情報を送信し(S79)、S62に戻り、次の情報ブロックの処理を行う。
S74において、Flagが2でない場合、Flagが3(再送)であるか判定し(S80)、Flagが3であれば再送なので、この情報ブロックの共有情報を取得し、これを保持手段13に識別子と関連付けて保存し(S81)、取得した共有情報を出力装置4に出力して表示し(S82)、S62に戻り、次の情報ブロックの処理を行う。
なお、上述の更新や削除のように、Flagに0から3以外の値を追加した場合は、その機能に対応した処理をこのフローチャートの中に付加すればよい。
このように、図4のようにして、共有する情報を送信する情報取得送信スレッドと、共有する情報を受信し、欠落した情報の同期を行う伝達情報同期スレッドとをそれぞれ動作させ、図10のような複数の情報ブロックを持つ伝達情報を送受信することで、一度送信した情報を相手に伝達する時はそれに関連した識別子のみを送信するようにでき、共有する情報を伝達する通信量を大幅に削減できる。
また、このように、新規に伝達したい情報が発生した場合はその識別子とその情報を送信し、再度、その情報を伝達したい場合は識別子のみを伝達し、仮に識別子に対応する情報が受信元で欠落している場合は再送を要求し、要求先では保持手段に保持している情報を再送するメカニズムを実装したプロトコル(SP:シンクロプロトコルの略)を作成し、図14(a)、(b)のような、従来のプロトコルの上位のレイアにかぶせることで、情報共有を行う機器においてこの様な同期処理を意識せずに行う事ができる。
具体的には送信フローは図15、受信フローは図16のようになり、出力装置4への出力が無く、共有情報、伝達情報の入出力が上位レイアおよび下位レイヤに変更になっただけで、図5、図13のフローとほぼ同じなので、詳しい説明は省略する。
図15において、共有情報は送信情報として上位レイアから取得し(S91)、伝達情報は下位レイアに出力する(S92)ようになり、図16において、伝達情報は下位レイアから取得し(S101)、伝達情報は下位レイアに伝達し(S102、S104)、共有情報は受信情報として上位レイアに出力する(S103、S105)。
次に、利用アプリケーションについて説明する。
図17は、特定の画像について操作者Aと操作者Bが情報を共有しながら作業を進める場合の概略構成図である。
最初に操作者Aが、図18の第1ステップの表示画面の様な画像を自分のコンピュータに表示させ、共有情報として画像情報である共有情報aとその識別子aからなる伝達情報aを操作者Bのコンピュータに伝達する。
すると双方のコンピュータ内には、識別子aとそれに関連する共有情報aが関連付けられ保持手段に保持され(保持情報a)、双方のコンピュータに同じ画像情報が表示される。
次に第2ステップで、操作者Aが画像表示を見ながら共有情報bの様な情報をマウス等で加筆すると、コンピュータは、この共有情報bとそれに関連付けられる識別子bを作成すると共に関連した情報として識別子aを一緒に伝達情報bとして操作者Bのコンピュータに送信する。これにより双方のコンピュータは保持情報bの様な情報が保持され第2ステップの表示画面が双方に表示される。
また第3ステップでは、操作者Bが共有情報cの様な情報を入力すると、同様にして第3ステップの様な画面表示を共有できる。同様にステップ4では操作者Aが共有情報dを入力すると、第4ステップのような画面表示を共有できる。
なお、図18の伝達情報では、Flagの表示を省略したが、識別子のみのときはFlagは0(省略)であり、続けて共有情報がある場合は、Flagは1(新規)が付加されている。
このようにすることで、操作者Aと操作者Bは、お互いに入力した情報を、少ない通信量でリアルタイムに共有することができる。
また、図19のように、ステップ毎の複数の識別子群を伝達時刻に関連付けて記録すれば、簡単に以前の表示状態に戻ることができる。
図20は、このようにして記録された識別子群の情報に基づいて共有情報を再生するときのフローチャートである。
図20に示すように、再生する時刻をユーザに入力させ取得する(S111)。
次に、図19のように保持手段13に保持されている時刻毎の識別子群の情報から、再生時刻に対応する識別子群を取得し(S112)、取得した識別子群のそれぞれの識別子に対応する共有情報を図6のように保持された情報から取得し(S113)、取得した共有情報群の情報を表示する(S114)。
このようにすることで、リアルタイムに情報を共有すると共に、簡単に過去の状態に戻って情報を共有でき、例えば、図21に示すように、第2ステップの状態にさかのぼって新たな情報(共有情報e)を付加するようなことも簡単に実現できる。
また操作者Aと操作者Bが情報共有している時に、例えば、第3ステップの終了時点で新たに操作者Cが加わった場合、第4ステップの入力が行われると、伝達情報が操作者Cにも伝達され、識別子aからcの共有情報が操作者Cのコンピュータの保持手段に記録されているので、上述のような同期処理が行われ、第4ステップの識別子aからdを表示する為の情報が送信元より取得でき、第4ステップの表示が可能となる。
また、各操作者のコンピュータ2の保持手段13に保持している情報を、HDD24等の不揮発性の記録媒体に永続的に保存することで、共有を一時的に中止し、再開しても、少ない情報送信量で共有を再開することができる。つまり、共有を再開したときに、共有を中止する以前の情報はHDD24に残っているので、共有再開時には欠落した情報を同期するだけでよく、共有再開時の情報送信量を削減することができる。
また、図22に示すように、複数識別子に関連付けられた複数の共有情報を一つの共有情報にまとめて一つの新たな識別子に関連付けてもよい。
また、図23のように、情報ブロックの構成を、Flag、識別子、共有情報の順としても良い。
また、共有情報に必要なデータサイズが比較的小さい場合は識別子を用いず直接共有情報のみを送信する図24のような識別子の無い情報ブロックを採用する方式を用いても良い。つまりFlagの種類に応じて情報ブロックの種類を決定するものである。
また、説明の為に情報取得送信スレッドで取得された情報を保持手段13に保持し、出力装置4で表示する様に説明したが、情報取得送信スレッドが、情報の取得、識別子作成、送信を図25のように行い、伝達情報を他の端末に送信すると共に自分の端末に送信するようにし、伝達情報同期スレッドで情報の同期、保持、表示を行う様にしてもよい。このようにすることで情報の保持と表示を伝達情報同期スレッドで一元的に行うことができる。
また、図26は、図14(a)、(b)のように、通常のTCP/IPやUDPなどのプロトコルの上位レイアとして本実施形態の同期方法を使用した場合で、アプリケーション側に新規、省略モードを意識させず、常に送りたい情報を送信情報として送信依頼させるようにする場合のフローチャートである。
図26に示すように、依頼された送信情報を取得し(S121)、図6のように保持された共有情報の中から取得した送信情報と一致するものを検索して(S122)、一致するものがあったか判定し(S123)、一致するものが有った場合は、その共有情報に対応する識別子を取得し(S124)、取得した識別子から省略の情報ブロックを作成し、この情報ブロックを含む伝達情報を作成する(S125)。
一致するものが無かった場合は、識別子を作成し(S126)、作成した識別子と送信情報とを関連付けて保持手段13に保存し(S127)、作成した識別子と送信情報から新規の情報ブロックを作成し、この情報ブロックを含む伝達情報を作成する(S128)。
そして、作成した伝達情報を下位レイアに伝達する(S129)。
このようにすることで、同期処理を本プログラムに隠蔽できるので、アプリケーション側は通常の送信依頼をするだけでよい。
上述の処理において、送信情報と同一の保持情報を検索するとき、情報の一致を比較するのはCPU21の処理負荷が大きいので、ハッシュ値を利用してもよい。
具体的には、識別子として共有情報から計算したハッシュ値を用い、送信情報から同じハッシュ関数でハッシュ値を算出し、このハッシュ値と一致する識別子を検索するようにする。
また、上述のように、通信プロトコルとアプリケーションの間で、本実施形態のプログラムを動作させる場合、共有される情報はアプリケーション側で保持されると考えられるので、本実施形態のプログラム側では、定期的に古い情報から削除してもよい。
具体的には、図6の識別子、共有情報と共に送信時刻を保持するようにし、送信する毎に送信時刻を更新し、保持個数または保持容量に応じて、送信時刻が古いものから削除するようにする。
また、本実施形態においては、図27に示すように、伝達情報のフォーマットとして、ヘッダに各種送信情報を設定するようにしたが、図28に示すように、共有情報毎に各種送信情報を付加してもよい。
また、Flagに応じて共有情報に各種送信情報の有り無しを予め決めるようにしてもよい。
具体的には、図29に示すように、下位4ビットをFlagの指定、上位4ビットを共有情報のフォーマットの指定とし、上位4ビットが0のときは各種送信情報無し(この場合、各種送信情報を記述するフィールドは不要)、上位4ビットが1のときはヘッダと共通の情報(この場合も各種送信情報を記述するフィールドは不要)、上位4ビットが2のときはIPアドレス付加(IPアドレスを記述するフィールドのみ)のようにしてもよい。
また、本実施形態のプログラムは、例えば特開2003−15941号公報に記載されている、複数のコンテンツファイルと、そのコンテンツファイルを表示動作させるプログラムファイルとを単一ファイルにカプセル化したカプセル化文書の、プログラムファイルとして本実施形態の受信、送信プログラムを格納するようにしてもよい。
このようにすることで、カプセル化文書間でのコンテンツ内容の同期を容易に行うことができる。
このように本実施形態においては、共有情報に識別子を付与し、共有情報と識別子とを関連付けて保持手段13に保持し、新たな共有情報を送信するとき、保持している共有情報の識別子を全て送信し、受信側では、受信した識別子が保持している識別子の中に無い場合、識別子により欠落した共有情報の再送を要求するので、保持手段13に全ての共有情報を保持することができ、また、識別子のみの送信により共有情報を同期させることができ、ネットワークへの負荷を増大させることなく容易に端末間の共有情報を一致させることができる。
本発明に係る情報共有装置の一実施形態を示す図であり、そのブロック図である。 その機能を実現するコンピュータのブロック図である。 その情報共有を行うコンピュータの接続状態を示す図である。 その情報共有を行うアプリケーションプログラムのメインスレッドの処理を示すフローチャートである。 その情報取得送信スレッドのプログラムを説明するフローチャートである。 その識別子と共有情報の記録状態を示す図である。 その入力情報を表示するプログラムを説明するフローチャートである。 その時刻と入力情報からハッシュ関数を使って識別子を作成するプログラムを説明するフローチャート。 その伝達情報同期スレッドのプログラムを説明するフローチャートである。 その伝達情報のデータフォーマットの例を示す図である。 その情報ブロックのデータフォーマットの例を示す図である。 その共有情報のデータフォーマットの例を示す図である。 その同期処理を説明するためのフローチャートである。 その従来のプロトコルの上位のレイアとしたときのプロトコルスタックを示す図。 その従来のプロトコルの上位のレイアとしたときの送信フローを説明するためのフローチャート。 その従来のプロトコルの上位のレイアとしたときの受信フローを説明するためのフローチャート。 その情報を共有しながら作業を進める場合の概略構成図である。 その情報を共有しながら作業を進める場合の表示画面、入力情報、伝達情報、保持情報を示す図である。 その保持されている時刻毎の識別子群の情報を示す図である。 その時刻毎の識別子群の情報に基づいて共有情報を再生するときのフローチャートである。 その前の状態にさかのぼって新たな情報を付加したときを示す図である。 その複数識別子に関連付けられた複数の共有情報を一つの共有情報にまとめて一つの新たな識別子に関連付けたときを示す図である。 その伝達情報のデータフォーマットの第2例を示す図である。 その識別子の無い情報ブロックのデータフォーマットを示す図である。 その伝達情報を他の端末に送信すると共に自分の端末に送信するようにしたときの情報取得送信スレッドのプログラムを説明するフローチャートである。 その従来のプロトコルの上位のレイアとしたときのアプリケーション側に常に送りたい情報を送信情報として送信依頼させるようにする場合のフローチャートである。 その伝達情報のヘッダに各種送信情報を設定するようにしたときのフォーマットを示す図である。 その伝達情報の共有情報毎に各種送信情報を付加するようにしたときのフォーマットを示す図である。 そのFlagに応じて共有情報に各種送信情報の有り無しを予め決めるようにしたときのフォーマットを示す図である。
符号の説明
1 情報共有装置
11 情報取得手段
12 識別子作成手段
13 保持手段
14 情報出力手段
15 伝達手段
16 同期手段
2 コンピュータ
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 HDD
25 リムーバブルメディアドライブ
26 ネットワークインターフェース
27 ディスプレイ
28 キーボード
29 マウス
30 バスコントローラ
3 入力装置
4 出力装置
5 通信装置
6 ネットワーク

Claims (13)

  1. ネットワークに接続され、互いに情報を共有する情報共有装置において、
    共有する共有情報を取得する情報取得手段と、
    前記共有情報を識別する識別子を作成する識別子作成手段と、
    他の情報共有装置に前記情報取得手段で取得した共有情報及び該共有情報の識別子を送信するとともに、他の情報共有装置からの共有情報及び該共有情報の識別子を受信する伝達手段と、
    前記情報取得手段で取得した共有情報及び他の情報共有装置からの共有情報を該共有情報の識別子と関連付けて保持する保持手段と、
    他の情報共有装置から受信した識別子に基づいて、前記保持手段に保持されている共有情報を他の情報共有装置と同期させる同期手段とを備え、
    前記伝達手段は、前記情報取得手段で取得した共有情報を送信するとき、前記保持手段に保持されている共有情報の識別子も送信することを特徴とする情報共有装置。
  2. 前記同期手段は、受信した識別子に対応する共有情報が前記保持手段に保持されていなければ、該識別子に対応する共有情報を送信元に要求することを特徴とする請求項1に記載の情報共有装置。
  3. 前記伝達手段は、前記識別子及び共有情報を送信するとき、該識別子及び共有情報を連結して伝達情報を作成し、送信することを特徴とする請求項1または2に記載の情報共有装置。
  4. 前記識別子または共有情報には、該共有情報の作成元の情報が付加されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の情報共有装置。
  5. 前記伝達情報には、該伝達情報の作成元の情報が付加されていることを特徴とする請求項3に記載の情報共有装置。
  6. 前記識別子作成手段は、乱数により前記識別子を作成することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の情報共有装置。
  7. 前記識別子作成手段は、前記共有情報の特徴量に基づいて識別子を作成することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の情報共有装置。
  8. 複数の端末間で互いに共有する情報を送信する情報送信方法であって、
    前記複数の端末間で共有する共有情報を初めて該複数の端末に送信するときに、前記共有情報を識別する識別子を付加して送信し、
    その後、送信済みの前記共有情報を送信するときは、該共有情報を識別する識別子のみを送信することを特徴とする情報送信方法。
  9. 複数の端末間で互いに共有する情報を送信する情報送信方法であって、
    前記複数の端末間で共有する共有情報を初めて該複数の端末に送信するときに、前記共有情報を識別する識別子を付加して送信し、
    その後、送信済みの前記共有情報を送信するときに、該共有情報に対し該共有情報を識別する識別子のデータサイズが小さい場合は、該識別子のみを送信し、該共有情報に対し該共有情報を識別する識別子のデータサイズが大きい場合は、該共有情報のみを送信することを特徴とする情報送信方法。
  10. 複数の端末間で互いに共有する情報を送信する情報送信方法であって、
    前記複数の端末間で共有する共有情報を該複数の端末に送信するときに、保持されている既に送信した共有情報から送信する共有情報と一致するものを検索し、
    一致するものが無い場合は、送信する共有情報を識別する識別子を生成し、該共有情報と識別子を関連付けて保持し、該共有情報に該識別子を付加して送信し、
    一致するものが有る場合は、一致する共有情報に関連付けられて保持されている識別子のみを送信することを特徴とする情報送信方法。
  11. 複数の端末間で互いに共有する情報を受信する情報受信方法であって、
    前記複数の端末間で共有する共有情報と該共有情報を識別する識別子を受信したとき、該共有情報と識別子を関連付けて保持し、
    前記識別子のみを受信したとき、保持されている識別子の中に受信した識別子と一致するものが有る場合は、一致する識別子に関連付けられて保持されている共有情報を受信情報とすることを特徴とする情報受信方法。
  12. 複数の端末間で互いに共有する情報を受信する情報受信方法であって、
    前記複数の端末間で共有する共有情報と該共有情報を識別する識別子を受信したとき、該共有情報と識別子を関連付けて保持し、
    前記識別子のみを受信したとき、保持されている識別子の中に受信した識別子と一致するものが無い場合は、送信元に該識別子の共有情報を再送する要求を送信することを特徴とする情報受信方法。
  13. 少なくとも1つのコンテンツファイルと、該コンテンツファイルを表示動作させる少なくても1つのプログラムとを、単一ファイルにしたカプセル化文書において、前記プログラムとして、請求項8から12のいずれかの方法をコンピュータに実行させるプログラムを少なくとも1つ有することを特徴とするカプセル化文書。
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