JP2006003518A - 反射型兼透過型プロジェクタ用スクリーン - Google Patents

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JP2006003518A JP2004178219A JP2004178219A JP2006003518A JP 2006003518 A JP2006003518 A JP 2006003518A JP 2004178219 A JP2004178219 A JP 2004178219A JP 2004178219 A JP2004178219 A JP 2004178219A JP 2006003518 A JP2006003518 A JP 2006003518A
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信 中島
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Abstract

【課題】 プロジェクタの投影光を反射して映像を形成すると共に、プロジェクタの投影光を透過して映像を形成できるようにした反射型兼透過型液晶プロジェクタ用スクリーンを提供する。
【解決手段】 プロジェクタの正面投影光が透明合成樹脂フィルム製スクリーンの前面に映像できると共に、プロジェクタの背面投影光が前記透明合成樹脂フィルム製スクリーンの前面に映像できるように、前記透明合成樹脂フィルムの光線透過率を下げたものからなるもの。
【選択図】 なし

Description

本発明は、主として液晶プロジェクタの投影光を反射して映像を形成できるようにすると共に、プロジェクタの投影光を透過して映像を形成できるようにしたスクリーンに関する。
従来、液晶プロジェクタやDLP方式プロジェクタなどに使用されているスクリーンには、スクリーンに反射して投影する反射型スクリーンと、スクリーンの背面から投影して、前面からみる透過型(リアプロジェクション型)スクリーンとがあるが、これらのスクリーンはそれぞれ外観や素材などに異なるものを使用していた。
本発明者は、透明合成樹脂フィルムに、先ず透過に必要な最低限の光線透過率を求め、さらに、反射に最低限必要な隠蔽性を前記光線透過率の透明合成樹脂フィルムから求めることにより、透過性と反射性の双方を満足させる光線透過率を有する透明合成樹脂フィルムを確立することにより本発明を完成した。
特開2004−61521号公報 特開2004−61520号公報 特開2001−242546号公報 特開平9−160132号公報
本発明は、プロジェクタの投影光を反射して映像を形成すると共に、プロジェクタの投影光を透過して映像を形成できるようにした反射型兼透過型液晶プロジェクタ用スクリーンを提供することにある。
本発明反射型兼透過型プロジェクタ用スクリーンは、上記課題を達成するため、第1発明はプロジェクタの正面投影光が透明合成樹脂フィルム製スクリーンの前面に映像できると共に、プロジェクタの背面投影光が前記透明合成樹脂フィルム製スクリーンの前面に映像できるように、前記透明合成樹脂フィルムの光線透過率を下げたものからなるものである。
また、本発明反射型兼透過型プロジェクタ用スクリーンは、上記課題を達成するため、第2発明は、第1発明において、前記透明合成樹脂フィルムの表面表面又は(及び)裏面に微細凹凸面を形成して光線透過率を40%〜80%にしたものである。
また、本発明反射型兼透過型プロジェクタ用スクリーンは、上記課題を達成するため、第3発明は、第1発明又は第2発明において、前記透明合成樹脂フィルムの表面又は(及び)裏面に淡色を形成して光線透過率を40%〜80%にしたものである。
また、本発明反射型兼透過型プロジェクタ用スクリーンは、上記課題を達成するため、第4発明は、第2発明又は第3発明において、前記透明合成樹脂フィルムの表面又は(及び)裏面に塗布するコーティング液に金属粉粒を混入して光線透過率を40%〜80%にしたものである。
さらに、本発明反射型兼透過型プロジェクタ用スクリーンは、上記課題を達成するため、前記透明合成樹脂フィルムの表面又は(及び)裏面に金属粉粒の蒸着をしたのち、微細凹凸面又は淡色を形成して光線透過率を40%〜80%にしたものである。
本発明において、透明合成樹脂フィルムの表面又は(及び)裏面に微細凹凸面を形成するためには、透明合成樹脂フィルムの表面又は(及び)裏面に、公知のサンドブラスト法、公知の溶剤処理法のほか、平均粒径2〜15ミクロンの微細シリカ粉粒、又はビーズその他のマット剤をコーティング液に混入して塗布する公知のマット法などがある。
また、透明合成樹脂フィルムの表面又は(及び)裏面に淡色を形成するためには、淡色透明フィルムを使用するほかグラビア、オフセット、フレキソ等の淡色印刷加工があり、淡色には、白色、灰色、水色などがある。
さらに、金属粉粒の混入したコーティング液の塗布又は金属微粉粒の蒸着は、光線透過率の低下に拘わらず、プロジェクタにより投影された映像の鮮明度を向上させるのに役立つ。
本発明反射型兼透過型プロジェクタ用スクリーンは、プロジェクタやスクリーンの設置場所や設置位置、スクリーンの大きさなどに応じて反射型スクリーン又は透過型スクリーンとして使用できる便利さがあり、製作も比較的容易で安価につく利点がある。
本発明反射型兼透過型プロジェクタ用スクリーンは、光線透過率を40%〜80%となるように、微細凹凸加工、淡色加工、金属粉混入塗布加工又は金属粉蒸着加工をすることを特徴としている。
本発明実施例1の反射型兼透過型プロジェクタ用スクリーンは、厚み100ミクロンの透明ポリエチレンテレフタレートフィルム(以下、透明PETフィルムという。)の表面に、平均粒径5ミクロンのシリカを10%含有するアクリル樹脂系コーティング液を液状体で厚み0.05ミリメートルに塗布して微細凹凸面を形成し、光線透過率を80%にした。このPETフィルムにHPsb21のプロジェクタで投影したところ、スクリーン正面投影、スクリーン背面投影いずれも映像がスクリーンに鮮明に見えた。
本発明実施例2の反射型兼透過型プロジェクタ用スクリーンは、厚み100ミクロンの灰色透明PETフィルムを使用して、光線透過率を60%にした。このPETフィルムにHPsb21のプロジェクタで投影したところ、スクリーン正面投影、スクリーン背面投影いずれも映像がスクリーンに鮮明に見えた。
本発明実施例3の反射型兼透過型プロジェクタ用スクリーンは、厚み100ミクロンの透明PETフィルムの表面に、サンドブラスト法により微細凹凸面を形成して、平均粒径1ミクロンのアルミニウム粉5%を含有するアクリル樹脂系コーティング液を液状体で厚み0.05ミリメートルに塗布して微細金属粉粒混入コーティング層を形成し、光線透過率を45%にした。このPETフィルムにHPsb21のプロジェクタで投影したところ、スクリーン正面投影、スクリーン背面投影いずれも映像がスクリーンに鮮明に見えた。
本発明実施例4の反射型兼透過型プロジェクタ用スクリーンは、厚み100ミクロンの灰色透明PETフィルムの表面に、アルミニウムを厚み0.01ミクロンに蒸着して、いわゆるハーフ蒸着面を形成し、光線透過率を40%にした。このPETフィルムにHPsb21のプロジェクタで投影したところ、スクリーン正面投影、スクリーン背面投影いずれも映像がスクリーンに鮮明に見えた。
本発明反射型兼透過型プロジェクタ用スクリーンは、製造容易で量産でき安価に販売できる。

Claims (5)

  1. プロジェクタの正面投影光が透明合成樹脂フィルム製スクリーンの前面に映像できると共に、プロジェクタの背面投影光が前記透明合成樹脂フィルム製スクリーンの前面に映像できるように、前記透明合成樹脂フィルムの光線透過率を下げたことを特徴とする反射型兼透過型プロジェクタ用スクリーン。
  2. 前記透明合成樹脂フィルムの表面/裏面に微細凹凸面を形成して光線透過率を40%〜80%にしたことを特徴とする請求項1記載の反射型兼透過型プロジェクタ用スクリーン。
  3. 前記透明合成樹脂フィルムの表面/裏面に淡色を形成して光線透過率を40%〜80%にしたことを特徴とする請求項1及び2記載の反射型兼透過型プロジェクタ用スクリーン。
  4. 前記透明合成樹脂フィルムの表面/裏面に塗布するコーティング液に金属粉粒を混入して光線透過率を40%〜80%にしたことを特徴とする請求項2及び3記載の反射型兼透過型プロジェクタ用スクリーン。
  5. 前記透明合成樹脂フィルムの表面/裏面に金属粉粒の蒸着をしたのち、微細凹凸面又は淡色を形成して光線透過率を40%〜80%にしたことを特徴とする反射型兼透過型プロジェクタ用スクリーン。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019124956A (ja) * 2014-06-23 2019-07-25 Agc株式会社 映像表示透明部材、映像表示システムおよび映像表示方法

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