JP2006001581A - 独立の収容室を有する包装容器用キャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】キャップのところに独立の収容室を有するものであってキャップ開閉時に独立の収容室が底蓋の開放によって開かれるとともに、このとき、底蓋が包装容器内へ落下しないようにする。
【解決手段】包装容器5の口頚部51のところに取付けられるものであって柔軟性を有する連結部15等を一体的に有し、かつ、プラスチック材にて一体的に形成される連結部材1と、二重の筒状体からなるものであって内部に収容室222を有し、収容室222の下端部のところには底蓋3の係合する係合部221を有し、かつ、プラスチック材にて一体的に形成されるキャップ部材2と、円盤状の形態からなるものであってフランジ部33を有するとともに連結部材1の下端部に設けられた連結部15に連結される結合部31を有し、プラスチック材にて一体的に形成される底蓋3と、からなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、飲料水等を初めとした液体を収容する包装容器の注入口のところに設けられるキャップに関するものであり、特に、当該キャップのところに別の物質を収容するように形成された独立の収容室を有する包装容器用キャップに関するものである。
一般に、飲料水等の収容されるプラスチック製の包装容器は、その注入口のところにネジ式のキャップが取付けられるようになっているものである。ところで、上記飲料水のうち、例えばお茶等に関しては、当該お茶を飲むときに、液体と茶葉とを一体化、あるいは混合させるようにした方が好ましい。このような要望に応えるために、上記キャップのところに独立の収容室を設けておき、ここに茶等の粉末体あるいは顆粒状体を一時的に収容しておき、使用時に上記粉末体あるいは顆粒状体を一体化させる(混合する)ようにした、独立の収容室を有するキャップの装着された包装容器等が、例えば特開平8−91418号公報等に挙げられている。
特開平8−91418号公報
ところで、上記従来のものは、容器の口(口頚部)のところにネジ結合される雌ネジ部を有するとともに、その外側にも、後に述べるキャップ部材との結合に共せられる雄ネジ部を有する連結部材と、当該連結部材のネジ部のところにネジ結合するものであって本容器全体の蓋の役目を果たすとともに、内部に粉末体等を収容する円筒状の収容室を有するキャップ部材と、当該キャップ部材の上記円筒状収容室の最下端部に設けられるものであって、上記収容室内の粉末体等を一時的に収容するように作用する底蓋と、の3部品からなるものである。このような構成からなる上記3部品は、いずれも所定のプラスチック材にて一体的に形成されるようになっているものである。しかしながら、これらのうち、特に、上記連結部材は基本的に筒状の形態からなるものであって、筒状体の内側と外側とにネジ部が形成されるようになっているものである。従って、このような連結部材は、一般的なインジェクション成形手段では、一体成形をすることが難しいと言う問題点を有する。その結果、このような連結部材を主に形成される注入口構造を有する本包装容器は、その製造コストが高くならざるを得ないと言う問題点がある。このような問題点を解決するために、連結部材を初めとして、すべての部品を、インジェクション成形手段にて効率良く成形することのできるようにした安価な部品構成にて形成される独立の収容室を有する包装容器用キャップを提供しようとするのが、本発明の目的(課題)である。
上記課題を解決するために、本発明においては次のような手段を講ずることとした。すなわち、請求項1記載の発明である第一の発明においては、包装容器の口頚部のところに設けられるものであってネジ式の開閉機構を有するキャップに関して、包装容器の口頚部のところにネジ結合される雌ネジ部を有する取付部、当該取付部の内側に形成されるものであって筒状体からなるとともに上記口頚部の内側に沿うように形成され、かつ、当該筒状体の端部のところに当該筒状体の中心方向に向かって連続して形成され、かつ、柔軟性を有するように形成される連結部を有する保持部、及びこれら保持部と取付部との上方部に連続して形成されるものであって筒状の形態からなるとともに外側に雄ネジ部を有するキャップ部材取付部からなり、これらが所定のプラスチック材にて一体的に形成される連結部材と、二重の筒状体からなるものであって最上端部に蓋部を有するとともに外側の筒状部には雌ネジ部が設けられ、内側の筒状部は上記連結部材を形成する保持部の内側に沿うように形成されるとともに内部に所定の空間部からなる収容室を有し、更に、当該収容室を形成する筒状部の端部のところには底蓋の係合する係合部を有し、これらが所定のプラスチック材にて一体的に形成されるキャップ部材と、円盤状の形態からなるものであって円周上にフランジ部を有するとともに上記円周部の一部に上記連結部材を形成する保持部の端部に設けられた連結部の先端部に連結される結合部を有し、更に、上記キャップ部材を形成する収容室の端部のところにフランジ部が係合するように形成され、これらが所定のプラスチック材にて一体的に形成される底蓋と、からなるようにした構成を採ることとした。
また、請求項2記載の発明である第二の発明においては、請求項1記載の独立の収容室を有する包装容器用キャップに関して、上記各部品を、インジェクション成形手段を用いて一体成形することができるようにした構成を採ることとした。
第一の発明によれば、3部品を、すべてプラスチック材にて一体的に形成させるようにしたので、部品製造コストの低減化を図ることができるようになる。特に、本発明においては、キャップ部材の円筒状収容室の端部のところに取付けられるもであって独立の収容室の形成に寄与する底蓋を継ぎ止めておくための連結部を、上記円筒状の保持部と一体的に形成させるようにしたので、この連結部を介して上記底蓋は常に上記連結部材を形成する保持部の端部のところに連結された状態となる。その結果、上記底蓋が開いて独立の収容室内の粉末体等が包装容器内の液体と混ざり合った状態においても、当該底蓋が包装容器の内部に落下してしまうようなことがない。すなわち、キャップ部材を開いて当該キャップ部材を取り外した状態において、上記底蓋は包装容器内の液体中に浮遊したりするようなことがないので、包装容器内の飲料水等を飲み込もうとしたときに、上記底蓋を一緒に飲み込んでしまうようなおそれがない。
第二の発明によれば、上記3部品を、すべて、所定のプラスチック材にてインジェクション成形手段を用いて一体的に成形加工するようにしたので、3部品についての製造コストの低減化を図ることができるようになる。特に、上記キャップ部材と一体的に形成される円筒状収容室の端部のところに取付けられる底蓋は、連結部及び当該連結部の先端部に形成される係合片部が上記連結部材を形成する円筒状保持部の軸線に対して直角に、かつ、その中心方向に向かうように一体的に形成されるようになっていることより、これら連結部及び係合片部をインジェクション成形手段を用いて一体的に成形加工することができるようになり、上記連結部材の製造コストの低減化を図ることができるようになる。そして、このようにして形成された連結部はプラスチック材にて形成されていることより、所定の柔軟性を有するため、軸線に対して直角方向に一体成形された連結部を弾性変形させることによって伸ばすとともに、当該連結部の先端部に設けられた係合片部を底蓋の周縁部に形成された結合部のところに係合させることによって底蓋を常に連結部材を形成する保持部の端部のところに結合させておくことができるようになる。このようにして、底蓋の落下しない構成からなる包装容器用キャップを安価に製造することができるようになる。
本発明を実施するための最良の形態について、図1ないし図5を基に説明する。このものは、図1に示す如く、包装容器5の口頚部51のところにネジ結合される雌ネジ部111を有する取付部11、当該取付部11の内側に形成される筒状部からなるものであって上記口頚部51の内側に沿うように形成される保持部13、及びこれら保持部13と取付部11との上方部に連続して形成されるものであって筒状の形態からなるとともに外側に雄ネジ部121を有するキャップ部材取付部12からなり、これらが所定のプラスチック材にて一体的に形成される連結部材1と、二重の筒状体からなるものであって最上端部に蓋部25を有するとともに外側の筒状部21には雌ネジ部211が設けられ、内側の筒状部22は上記連結部材1の保持部13の内側に沿うように形成されるとともに内部に所定の空間部からなる収容室222を有し、更に、当該収容室222を形成する筒状部22の下端部のところには底蓋3の係合する係合部221を有し、これらが所定のプラスチック材にて一体的に形成されるキャップ部材2と、円盤状の形態からなるものであって円周上にフランジ部33を有するとともに上記円周部の一部には上記連結部材1を形成する保持部13の下端部に設けられた紐状の形態からなる連結部15の更にその先端部に形成された係合片部155に連結される結合部31を有するとともに、これらが所定のプラスチック材にて一体的に形成される底蓋3と、からなることを基本とするものである。
そして、このような構成からなる上記各部品1、2、3は、すべてインジェクション成形手段にて一体成形されるようになっているものである。また、上記底蓋3のフランジ部33の内側のところには、上記キャップ部材2の収容室222を形成する筒状部22の下端部に形成される係合部221が嵌り込むように形成された凹溝等からなる嵌合部333を設けるようにしても良い。これによって、係合部221とフランジ部33との結合がより強固になり、底蓋3の収容室222下端部への取付けがより確実に行なわれるようになる。
このような構成からなるものにおいて、上記連結部材1は、図2及び図3に示す如く、取付部11に設けられる雌ネジ部111のところが、包装容器5の口頚部51に形成された雄ネジ部511のところにネジ結合されることによって、上記包装容器5の口頚部51のところに取付けられるようになっているものである。そして、このようにして包装容器5の口頚部51のところに取付けられた連結部材1は、本包装容器5が包装容器として利用される間は、半永久的に上記口頚部51のところから取り外されることがない。
そして、このようにして包装容器5の口頚部51のところに取付けられた連結部材1の、その上方部に形成される筒状部12の雄ネジ部121のところには、キャップ部材2が取付けられるようになっているものである。具体的には、二重の筒状体からなるキャップ部材2の外側の筒状部21のところに形成される雌ネジ部211が、図2に示す如く、上記連結部材1を形成するキャップ部材取付部12に設けられた雄ネジ部121のところにネジ結合されることによって、キャップ部材2が、上記口頚部51のところに設けられた連結部材1のところに装着され、これによって包装容器5の口頚部51のところを密閉するようになっているものである。
一方、上記キャップ部材2を形成する内側の筒状部22の、その下端部のところ、具体的には当該下端部に設けられた係合部221のところには、円盤状の底蓋3が取付けられるようになっているものである。この底蓋3は、図1及び図2に示す如く、円盤状の形態からなることを基本とするとともに、その円周上にはフランジ部33が設けられるようになっているものである。なお、このフランジ部33の内側には、キャップ部材2の内側の筒状部22の下端部に設けられた係合部221が嵌り込むように形成された凹溝等からなる嵌合部333を設けるようにしても良い。このような係合部221と嵌合部333とが係合することによって、キャップ部材2の内側の筒状部22内に形成される独立の収容室222が密閉された状態に保持されることとなる。従って、このような密閉状態の収容室222内へは、粉末体あるいは顆粒状体等を収容し、保存することができるようになる。
また、このような構成からなる円盤状の底蓋3の円周部の一部には、図1ないし図3に示す如く、切欠状の形態からなる結合部31が設けられるようになっており、この結合部31のところには、図2及び図3に示す如く、上記連結部材1を形成する保持部13の下端部に連続して設けられた紐状の形態からなる連結部15の、更にその先端部に形成された係合片部155が係合するようになっているものである。これによって、底蓋3は、口頚部51のところに取付けられた連結部材1の保持部13の下端部のところに、弾性変形可能な連結部15並びに当該連結部15の先端部に形成される係合片部155を介して常に連結された状態となり、底蓋3が包装容器5の内部へ落下したりするようなことがない。
このように、上記3部品1、2、3が包装容器5の口頚部51のところに取付けられることによって、例えば図2に示す如く、キャップ部材2の内部には独立の収容室222が形成されることとなる。このような状態において、例えば図3に示す如く、キャップ部材2がネジ廻されて、キャップ部材2が開封されると、当該キャップ部材2は上方へ移動することとなる。これと同時に、キャップ部材2の内側に形成される筒状部22も上方へ移動する。その結果、キャップ部材2を形成する筒状部22の下端部と、連結部材1を形成する筒状の保持部13の下端部との間には相対移動が生じ、キャップ部材2の筒状部22の下端部に形成された係合部221のところにフランジ部33を介して係合していた底蓋3は、上記筒状部22の下端部から脱落する。その結果、密閉状態の収容室222は、下方部が開放されることとなり、当該収容室222内に保存されていた粉末体等からなる内容物は包装容器5内へと落下して行き、当該包装容器5内に収容されていた液体等と混ざり合うようになる。
ところで、このとき、上記底蓋3は、その結合部31のところが上記保持部13の下端部から連続して設けられるものであって所定の柔軟性を有するように形成された紐状の連結部15及び当該連結部15の先端部に形成された係合片部155のところに係合し、保持部13の下端部のところに常時連結された状態となっている(図3参照)。従って、底蓋3は、包装容器5内に落下することがなく、包装容器5内の飲料水等を上記キャップ部材取付部12のところから直接飲み込もうとしたときに、誤って上記底蓋3を飲み込んでしまうようなおそれがない。
次に、このような構成からなる各部材のうち、特に、雄ネジ部あるいは雌ネジ部を有する連結部材1及びキャップ部材2についてのインジェクション成形手段を用いての製造方法について説明する。まず、最初に、連結部15及び係合片部155を一体的に有する連結部材1の製造方法について、図4を基に説明する。このものは、連結部材1を形成する円筒状のキャップ部材取付部12及び保持部13の内径部側の形成並びに保持部13の端部に連続して設けられるものであって保持部13の軸線に対して直角方向に、かつ、円筒状保持部13の中心方向へ伸びるように設けられる連結部15及び係合片部155の形成に寄与する固定型6と、当該固定型6を基礎にして、その上方に設置されるものであって例えば二つ割り状の形態からなるものであり、かつ、横方向にスライド可能なように設置され、主にキャップ部材取付部12に設けられる雄ネジ部121の形成に寄与するスライド型7、7’と、当該スライド型7、7’の上方部に設けられ、かつ、上方への移動が可能なように設けられるものであって、取付部11の端面の形成に寄与する可動型8と、当該可動型8の内径側に設置されるものであって筒状の形態からなるとともに、上記取付部11の内側に形成される雌ネジ部111の形成及び保持部13の外径部の形成に寄与するとともに、上記雌ネジ部111の形成のために、図4に示す如く、回転させながら型抜きの行なわれる円筒状の回転移動型9と、当該回転移動型9の内側に設置されるものであって、上方への移動が可能なように設置されるとともに、上記保持部13の端面の形成並びに当該保持部端面に連続して、かつ、保持部13の軸線に対して直角の方向に設けられる連結部15及び係合片部155の形成に寄与する棒状の形態からなる中型99と、からなるものである。
このような構成にて形成されるキャビティ空間内へ所定のプラスチック材が注入されて所定の形態からなる連結部材1が形成された後に、上記各型6、7、7’、8、9、99を所定の方向へ型開きすることによって、所定の形態からなる連結部材1が得られることとなる。特に、本実施の形態のものにおいては、雄ネジ部121は横方向への移動が可能なように設置されたスライド型7、7’を用いることによって形成されるとともに、雌ネジ部111は回転させることによって上下方向への移動が可能なように設置される円筒状の回転移動型9を用いることによって形成されることとなる。更に、円筒状の保持部13に連続して形成される連結部15及び係合片部155は、上記保持部13の端部のところに保持部13の軸線に対して直角方向に折り曲げられた状態で、上記固定型6の上端面と中型99の下端面との間に形成されるようになる。このように、連結部15及び係合片部155を保持部13に連続させて一体的に形成させることができるとともに、雌ネジ部111及び雄ネジ部121も同時にインジェクション成形手段を用いて一体的に成形加工することができるようになる。その結果、連結部材1の製造コストの低減化を図ることができるようになる。
次に、二重の筒状体からなるものであって雌ネジ部211を有するキャップ部材2の製造方法について、図5を基に説明する。このものは、キャップ部材2の蓋部25の外側部分を形成するとともに、外側の筒状部22の外周面の形成に寄与する固定型6と、当該固定型6を基礎にして設置されるものであって当該固定型6の上方部に設置され、上記筒状部22の端面の形成に寄与するとともに、上方への移動が可能なように設置される可動型8と、当該可動型8の内径側に設置されるものであって筒状の形態からなるとともに、外側の筒状部21の内側に形成される雌ネジ部211の形成並びに内側の筒状部22の外径部の形成に寄与するとともに上記雌ネジ部211の形成のために回転させながら型抜きの行なわれる円筒状の回転移動型9と、当該回転移動型9の内側に設置されるものであって上方に移動させるこのできるように設置されるとともに、上記内側の筒状部22の端面の形成並びに上記蓋部25の裏面側の形成に寄与する棒状の形態からなる中型99と、からなるものである。
このような構成にて形成されるキャビティ空間内へ所定のプラスチック材が注入されて所定の形態からなるキャップ部材2が形成された後に、上記各型6、8、9、99を所定の方向へ型開きすることによって、所定の形態からなるキャップ部材2が得られることとなる。特に、本実施の形態のものにおいては、外側の筒状部21のところに設けられる雌ネジ部211は、回転させることによって上下方向への移動が可能なように設置される円筒状の回転移動型9を用いることによって形成されることとなる。このように、二重の筒状体からなるものであって雌ネジ部211を有するキャップ部材2がインジェクション成形手段を用いて一体的に成形加工されるようになる。その結果、キャップ部材2の製造コストの低減化が図られるようになる。
このように、本実施の形態のものにおいては、外側に雄ネジ部を有するとともに、内側にも雌ネジ部を有する複雑な構造の部品が、特殊な型の組合わせによって、インジェクション成形手段を用いて一体的に成形加工されるようになり、各部品の製造コストの低減化が図られるようになる。その結果、独立の収容室を有する包装容器用キャップを低コストにて製造することができるようになる。
本発明の全体構成を示す展開斜視図である。 本発明の全体構成を示すものであって各部品が組付けられた状態を示す縦断面図である。 本発明の全体構成を示すものであってキャップ部材が開封されて収容室を形成する底蓋の開いた状態を示す断面図である。 本発明の主要部をなす連結部材のインジェクション成形手段による製造工程、特に、その型構成を示す断面図である。 本発明の主要部をなすキャップ部材のインジェクション成形手段による製造工程、特に、その型構成を示す断面図である。
符号の説明
1 連結部材
11 取付部
111 雌ネジ部
12 キャップ部材取付部
121 雄ネジ部
13 保持部
15 連結部
155 係合片部
2 キャップ部材
21 筒状部
211 雌ネジ部
22 筒状部
221 係合部
222 収容室
25 蓋部
3 底蓋
31 結合部
33 フランジ部
333 嵌合部
5 包装容器
51 口頚部
511 雄ネジ部
6 固定型
7 スライド型
7’ スライド型
8 可動型
9 回転移動型
99 中型
















Claims (2)

  1. 包装容器の口頚部のところにネジ結合される雌ネジ部を有する取付部、当該取付部の内側に形成されるものであって筒状体からなるとともに上記口頚部の内側に沿うように形成され、かつ、当該筒状体の端部のところに当該筒状体の中心方向に向かって連続して形成され、かつ、柔軟性を有するように形成される連結部を有する保持部、及びこれら保持部と取付部との上方部に連続して形成されるものであって筒状の形態からなるとともに外側に雄ネジ部を有するキャップ部材取付部からなり、これらが所定のプラスチック材にて一体的に形成される連結部材と、二重の筒状体からなるものであって最上端部に蓋部を有するとともに外側の筒状部には雌ネジ部が設けられ、内側の筒状部は上記連結部材を形成する保持部の内側に沿うように形成されるとともに内部に所定の空間部からなる収容室を有し、更に、当該収容室を形成する筒状部の下端部のところには底蓋の係合する係合部を有し、これらが所定のプラスチック材にて一体的に形成されるキャップ部材と、円盤状の形態からなるものであって円周上にフランジ部を有するとともに上記円周部の一部に上記連結部材を形成する保持部の端部に設けられた連結部の先端部に連結される結合部を有し、更に、上記キャップ部材を形成する収容室の端部のところに上記フランジ部が係合するように形成され、これらが所定のプラスチック材にて一体的に形成される底蓋と、からなることを特徴とする独立の収容室を有する包装容器用キャップ。
  2. 請求項1記載の独立の収容室を有する包装容器用キャップにおいて、上記各部品を、インジェクション成形手段にて成形するようにしたことを特徴とする独立の収容室を有する包装容器用キャップ。
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