JP2005532792A5

JP2005532792A5 -

Info

Publication number: JP2005532792A5
Application number: JP2003585569A
Authority: JP
Filing date: 2003-04-17
Publication date: 2006-06-15

Description

【特許請求の範囲】
【請求項１】
治療薬剤の抗炎症作用及び抗酸化作用又は抗炎症作用もしくは抗酸化作用をモニターするためのマーカーであって、
前記マーカーが、ミエロペルオキシダーゼ（ＭＰＯ）、ＭＰＯ生成酸化産物又はそれらの組合せを含むことを特徴とするマーカー。
【請求項２】
前記マーカーの活性値又は前記マーカーの量が、
基準値の被験体から、又は治療薬剤を投与した後の被験体から採取した生体サンプル中の炎症又は酸化状態を示し、
治療薬剤の抗炎症作用及び抗酸化作用又は抗炎症作用もしくは抗酸化作用をモニターするために、所定値と比較されること、
を特徴とする請求項１に記載のマーカー。
【請求項３】
前記治療薬剤が、ミエロペルオキシダーゼ（ＭＰＯ）及び酸化窒素誘導性の酸化剤の形成に使用される酸化経路の抑制を介して、ｉｎｖｉｖｏにおいて、抗炎症作用及び抗酸化作用又は抗炎症作用もしくは抗酸化作用を示す薬力学的作用薬を含有することを特徴とする請求項１又は２に記載のマーカー。
【請求項４】
前記ＭＰＯ生成酸化産物が、クロロチロシン、ジチロシン、ニトロチロシン、メチオニンスルフォキシド、ホモシトルリン及びＭＰＯ生成脂質過酸化産物からなる群から選択されることを特徴とする請求項１〜３のいずれかに記載のマーカー。
【請求項５】
前記治療薬剤が、ＨＭＧＣｏＡ還元酵素阻害剤、ＣＯＸ−２阻害剤、アンギオテンシン系阻害剤、アンギオテンシンＩＩレセプター遮断剤、サイトカイン阻害剤、腫瘍壊死因子-α（ＴＮＦ−α）阻害剤、抗高リポ蛋白血症剤（antihyperlioproteinemics）、コレステロール生合成阻害剤、インスリン増感剤、抗高血圧剤、抗血栓症剤、抗血小板剤、繊維素溶解剤、直接的トロンビン阻害剤、ＡＣＡＴ阻害剤、ＣＥＴＰ阻害剤、Ｖ−ＣＡＭ阻害剤、免疫調節剤、チアゾリジンジオン及び糖蛋白レセプター阻害剤の少なくとも一つを含有することを特徴とする請求項１〜４のいずれかに記載のマーカー。
【請求項６】
治療薬剤の抗炎症作用及び抗酸化作用又は抗炎症作用もしくは抗酸化作用をモニターするためのマーカーを製造するための、ＭＰＯ、ＭＰＯ生成酸化産物又はそれらの組合せの使用方法。
【請求項７】
前記マーカーの活性値又は前記マーカーの量が、
基準値の被験体から、又は治療薬剤を投与した後の被験体から採取した生体サンプル中の炎症又は酸化状態を示し、
治療薬剤の抗炎症作用及び抗酸化作用又は抗炎症作用もしくは抗酸化作用をモニターするために、所定値と比較されること、
を特徴とする請求項６に記載の使用方法。
【請求項８】
前記治療薬剤が、ミエロペルオキシダーゼ（ＭＰＯ）及び酸化窒素誘導性の酸化剤の形成に使用される酸化経路の抑制を介して、ｉｎｖｉｖｏにおいて、抗炎症作用及び抗酸化作用又は抗炎症作用もしくは抗酸化作用を示す薬力学的作用薬を含有することを特徴とする請求項６又は７に記載の使用方法。
【請求項９】
前記ＭＰＯ生成酸化産物が、クロロチロシン、ジチロシン、ニトロチロシン、メチオニンスルフォキシド、ホモシトルリン及びＭＰＯ生成脂質過酸化産物からなる群から選択されることを特徴とする請求項６〜８のいずれかに記載の使用方法。
【請求項１０】
前記治療薬剤が、ＨＭＧＣｏＡ還元酵素阻害剤、ＣＯＸ−２阻害剤、アンギオテンシン系阻害剤、アンギオテンシンＩＩレセプター遮断剤、サイトカイン阻害剤、腫瘍壊死因子-α（ＴＮＦ−α）阻害剤、抗高リポ蛋白血症剤（antihyperlioproteinemics）、コレステロール生合成阻害剤、インスリン増感剤、抗高血圧剤、抗血栓症剤、抗血小板剤、繊維素溶解剤、直接的トロンビン阻害剤、ＡＣＡＴ阻害剤、ＣＥＴＰ阻害剤、Ｖ−ＣＡＭ阻害剤、免疫調節剤、チアゾリジンジオン及び糖蛋白レセプター阻害剤の少なくとも一つを含有することを特徴とする請求項６〜９のいずれかに記載の使用方法。