JP2005532616A - 送信順序のデフラグ方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 構造化文書を送信する際の断片化を防止する。
【解決手段】 本発明が提供する、それぞれに関連率が設定される部分文書により構成される構造化文書をプログレッシブ伝送する方法では、断片化率を求める数式を用いて送信順序の断片化率が自動的に求められる。次に、求めた断片化率を所定の閾値と比較し、断片化率が閾値を上回る場合には、断片化率を減少させるために送信順序が修正される。

Description

本発明は、構造化文書をプログレッシブ伝送する方法、及びプログレッシブ伝送を行う際に送信順序に適用されるデフラグ方法に関する。
近年、コンピュータサイエンス分野の研究では、効率的かつインターネットに対応したマルチメディアデータベース及びミドルウェアシステムが主要なトピックとなっている。マルチメディアコンテンツを送信したり管理する方法は、通信システムを介して数値データや文字データを送信する方法とは本質的に異なり、マルチメディアデータを送信する前にこのデータを処理しておく必要がある。
これは特に、送信前に送信される順序が決定されるいわゆる構造化文書にあてはまる。この構造化文書を構成する各部分文書が複数の階層からなり、各階層では、部分文書が分割や並べ替えにより著しく断片化されている。
以下、この断片化の問題について図1乃至4を参照して説明する。
図1は、構造化文書10を例示する図である。この構造化文書10は複数の部分文書によって構成され、この部分文書として、見出し12、サブタイトル14、画像16、画像16のタイトル18、リンク20及び複数のテキストセクション22、24、26及び28が含まれている。
そして、このような構造化文書の送信を効率化する方法として、例えば図2に示されるツリー構造によって構造化文書の構造をモデル化する方法が知られている。
図2では、構造化文書全体がルートノードに関連付けられ、図1に示される部分文書は、このツリー構造において、ルートノードの下位の階層のノードとしてモデル化される。尚、本明細書では、構造化文書をモデル化したツリー構造における特定の階層を詳細レベルと記載する。
また、構造化文書に関連する概念として関連率(Relevance Weighting)がある。この関連率という概念を用いる目的は、狭帯域のように移動通信環境において限られたキャパシティで部分文書を送信する際の最適な順序を決定することにある。
また、関連率を用いる目的は、構造化文書のうち、より関連性の高い部分を最初に送信して欲しいというエンドユーザの利益を図ることにもある。この関連率は、エンドユーザの希望に適う部分文書を特定するために用いられ、関連率の高い部分文書から先に送信されるように構造化文書の送信順序が変更される。
図3は、送信された後の文書の読みやすさに関連率が与える影響を示す図である。左図は、構造化文書の作者が意図した、自然に部分文書を読む際の順序に並べた関連率の分布を示す図である。尚、この図において、横軸は部分文書の数を示し、縦軸は各部分文書の関連率を示している。他方、右図は、関連率に従って部分文書を並べ替えた後の関連率の分布を示す図である。
図4に示されるように、プログレッシブ伝送を行う前に、単純に部分文書に関連率に基づく並べ替えを適用した場合には、エンドユーザにとって構造化文書の著しい断片化をもたすことになる。
これは特に、携帯電話、PDA、ポータブルコンピュータやこれらの複合製品等のように、表示能力の限られた装置に対してプログレッシブ伝送を行う際に問題となる。これらの製品のディスプレイには、通常、受信した構造化文書の画面表示をスクロールさせるためのスクロールバーが表示される。このスクロールバーを画面上方から下方に移動させると、構造化文書の別の部分がユーザに表示される。
関連率に基づく並べ替えを適用した場合、図4に示されるように、例えば図1の画像18が関連する見出しとともに表示されないという状況が生じることになる。そして、この構造化文書の断片化は、プログレッシブ伝送後の構造化文書の読みやすさを著しく減じることになる。
本発明は、以上説明した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、構造化文書を送信する際の断片化を防止することである。
また、本発明の別の目的は、構造化文書を関連率に従って並べ替えた後に、当該構造化文書のデフラグを行う方法を提供することである。
上記の目的達成するために、本発明は、構造化文書のプログレッシブ伝送方法を提供する。この構造化文書は、それぞれ関連率が設定された複数の部分文書により構成されている。尚、以下では、この複数の部分文書の送信順序が、それぞれに設定された関連率に従って決定されるものと仮定するが、これはあくまでも例示的なものにすぎず本発明を限定するものではない。
本発明に係るプログレッシブ伝送方法では、まず、複数の部分文書のそれぞれに設定される関連率に従って当該複数の部分文書の送信順序が修正され、これにより構造化文書が表示された際のエンドユーザにとっての読みやすさが向上する。
また、本発明に係るプログレッシブ伝送方法では、構造化文書のデフラグ処理を自動的に行うため、断片化率を導くための数式が用いられる。
断片化率が特定されると、所定の閾値との比較が行われる。この比較の結果、断片化率が閾値を上回った場合には、上述の複数の部分文書の送信順序がデフラグされることになる。尚、このデフラグ方法は、特定の方法に限られず任意の方法でよい。
また、本発明の別の好ましい態様では、構造化文書を構成する部分文書が、ツリー構造を構成する総数kのノードとしてモデル化され、前記ツリー構造の階層をなす詳細レベルが送信対象としてプログレッシブ伝送される。
この好ましい態様では、構造化文書を送信する前に、当該構造化文書のコンテンツを階層毎に容易に抽出することが可能になる。送信対象として選択される詳細レベルは下位になるにつれて、エンドユーザに提供される情報も詳細になる。従って、後述するデフラグ方法は、送信対象となる詳細レベルが下位である場合に特に最適である。
また、本発明の別の好ましい態様では、複数の部分文書が読まれるべき順序は、ツリー構造の詳細レベルにおけるノードの順序集合R=[r1, …, rk]によって表され、プログレッシブ転送の際の送信順序は、ツリー構造の詳細レベルにおけるノードの順序集合D=[d1, …, dk]によって表され、断片化率は、π(i) = j, ri = dj, i,j ∈ [1, …, k]と定義される置換ベクトルπ:[1, …, k] → [1, …, k]を用いて特定される。
この好ましい態様は、複数の部分文書が読まれる順序と送信順序の数式化に関し、さらには、上記2つの順序に対する置換ベクトルの適用に関する。この置換ベクトルの適用は、断片化率をデフラグ方法に用いる際の必要条件である。
また、本発明の別の好ましい態様では、断片化率として絶対断片化率が用いられ、この絶対断片化率は、複数の部分文書について、当該複数の部分文書が読まれるべき順序における元の位置からの距離の総計を表している。
この好ましい態様の利点としては、上述したように断片化率が置換ベクトルによって容易に特定される点や、部分文書の送信前にデフラグの必要性を示すことができる点が挙げられる。
また、本発明の別の好ましい態様では、断片化率として散乱率が用いられ、この散乱率は、複数の部分文書が読まれるべき順序におけるノードの絶対位置が、送信順序の決定後にどれだけ変化しているかを表している。
元々隣接していた部分文書同士が、構造化文書が送信された後も同様に隣接して表示されれば、すなわち散乱率が低ければ、エンドユーザにとっての読みやすさは向上する。従って、この散乱率は、直接エンドユーザの読みやすさに直結するという特徴を有している。
また、本発明の別の好ましい態様では、断片化率として判読率が用いられ、この判読率は、送信順序と複数の部分文書が読まれるべき順序の間で順序が変化しないノードの数を表している。
この判読率は、送信後においても読まれるべき順序と同じ順序を維持する部分文書の絶対数を示すという特徴を有している。
以上説明してきた断片化率は、正規化することが好ましい。
上記の断片化率を正規化することには、断片化率が文書のサイズによって変わらないという利点がある。
また、本発明の好ましい態様では、複数の部分文書が、所定の用途の文書モデル向けのデータである。
この好ましい態様では、任意の用途向けに作成された構造化文書のデフラグが可能である。つまり、上述した複数の断片化率の特定方法やデフラグ方法は、任意の用途に対して適用可能であるということである。部分文書の典型例として、見出し、作者、タイトル、画像、写真、及び/又はテキスト等があるが、これはあくまで例示的なものであり本発明を限定するものではない。
また、本発明の別の好ましい態様では、プログレッシブ伝送が、携帯電話、PDA、ポータブルコンピュータ及びこれらの複合製品等の携帯機器に対して行われる。
従って、本発明は、データの送信対象を問わず任意のデータ送信に適用可能である。本発明の適用対象としては、特に表示能力が限られているデータ送信対象が最適であり、このデータ送信対象として、携帯電話、PDA、ポータブルコンピュータ及びこれらの複合製品等の携帯機器が挙げられる。
また、本発明の別の好ましい態様では、構造化文書が、WAP、HTML、cHTMLまたはXML等のマークアップ言語によって記述される。
この好ましい態様は、本発明の典型的な適用例であるが、けっして本発明を限定するものではない。まず、HTMLはインターネットへの適用に好適であり、WAPはGSMに準拠した携帯機器に対する構造化文書の送信に適用が可能である。さらに別の例として、iモードやIMT‐2000に準拠した構造化文書の送信に適用可能なcHTMLがある。iモードによる構造化文書の送信の場合、送信される構造化文書は、一般的なXMLフォーマットやXML文書の形式に基づいてもよい。
また、別の好ましい態様では、プログレッシブ伝送が、GSM、PDC、GPRS、PPP、HSCSD、WLAN、HiperLAN、IrDa、Bluetooth、IS 45、IS 95及びIMT‐2000等の規格に準拠するコネクションを介して行われる。
本発明は、特に携帯機器への構造化文書の送信など移動通信への適用に好適である。GSM、PDC、PPP、IS 45、HSCSDは、移動通信に関する技術であり、これは、IS 95及びIMT‐2000についても同様である。
しかしながら、本発明は、WLAN、HiperLAN等の無線LANにも適用可能である。
また、本発明は、IrDAに準拠する赤外線通信や、WLAN、HiperLAN、Bluetoothを利用した近距離の移動通信にも適用可能である。
また、本発明は、文書データを受信する装置の種類にかかわりなく、特にクライアント/サーバアーキテクチャへの適用に好適である。本発明がクライアント/サーバアーキテクチャに適用される場合には、プログレッシブ伝送方法は、例えばコンテンツ配信サーバ等のサーバ側で行われることになる。
また、本発明は、構造化文書の送信順序をデフラグする方法を提供する。この構造化文書は、複数の部分文書により構成され、この複数の部分文書は、ツリー構造のノードとしてモデル化され、複数の部分文書の文脈の繋がりは、前記ツリー構造のエッジとしてモデル化され、複数の部分文書の送信順序は、前記ツリー構造の階層をなし、送信対象となる詳細レベルのノードの順序集合としてモデル化される。そして、本発明に係るデフラグ方法では、ツリー構造を構成するノードの総数が特定され、詳細レベルの各ノードに設定された関連率が、各ノードに割り当てられるノード番号の関数として調節される。
上記のノード番号の関数は、最も一般的な意味において、例えばノード番号のようにノードが処理される順序の減少関数である。
この第1のデフラグ方法によれば、構造化文書全体の構造的特徴を考慮して送信順序の断片化率を減少させることが可能になる。
特に、この第1のデフラグ方法では、デフラグを行うにあたり構造化文書が読まれるべき順序を考慮することが可能になる。
この第1のデフラグ方法は、特にモバイル環境への適用に好適である。
携帯機器の場合、利用可能な帯域が狭く能力も限られているため、提供される部分文書の詳細レベルが下位になる傾向がある。詳細レベルが下位になるにつれて、断片化率が高くなるリスクも高まってしまう。そのため、第1のデフラグ方法は、特にモバイル環境への適用に好適であるといえる。
また、本発明の別の好ましい態様では、ツリー構造が先行順にトラバースされ、このツリーを構成する各ノードに対してノード番号が割り当てられる。
この好ましい態様では、構造化文書を構成する部分文書が階層構造を有していることが想定されている。ツリー構造の高位の階層に位置する部分文書は、より下位の階層と比較してより詳細でない情報を有している。そして、関連性に関する情報は、ツリー構造において関連するノードの数によって表される。
この関連率に関する情報は、部分文書の関連率を修正するために用いられる。各ノードの関連率が調節または修正されると、この修正された関連率に応じて送信順序が修正されることになる。
また、本発明の別の好ましい態様では、ツリー構造が先行順にトラバースされ、このツリーを構成する各ノードに対してノード番号が割り当てる際に、各ノードの関連率が調節される。
この好ましい態様では、ツリーが1度だけトラバースされる間に、各ノードに対するノード番号の割り当てと各ノードの関連率の調節が行われるため、デフラグ処理の複雑さが軽減されるという利点がある。
また、本発明の別の好ましい態様では、各ノードに設定される関連率が、各ノードに割り当てられるノード番号に反比例するように調節される。そして、この調節方法の例として、ツリー構造を構成するノードの総数を乗算し、前記各ノードのノード番号により除算するという方法がある。
この好ましい態様は、ツリー構造のより高位の階層に位置するノードの関連率は、より下位の階層に位置し、より詳細な情報を有するノードの関連率よりも直感的に高くすべきであるという事実に関連している。
また、本発明は、構造化文書の送信順序をデフラグする第2の方法を提供する。この構造化文書は、それぞれ関連率が設定される複数の部分文書により構成され、この複数の部分文書は、グラフのノードとしてモデル化され、複数の部分文書の文脈の繋がりは、前記グラフの枝としてモデル化され、複数の部分文書の送信順序は、ノードの順序集合としてモデル化される。そして、本発明に係る第2のデフラグ方法では、まず第1のステップとして、最も関連率の高いノードが、デフラグ後の送信順序に割り当てるノードとして選択される。次に、第2のステップとして、構造化文書をモデル化するグラフを用いて、選択されたノードから、まだ送信手順からデフラグ後の送信順序に割り当てられていないノードの間の最短距離が特定される。次に、第3のステップとして、まだ送信手順からデフラグ後の送信順序に割り当てられていないノードの関連率が、特定された最短距離の関数として調節される。そして、この第1乃至第3のステップは、すべてのノードが送信順序からデフラグ後の送信順序に割り当てられるまで繰り返し実行される。
上述した第1のデフラグ方法では、構造化文書が読まれるべき順序が考慮されたが、この第2のデフラグ方法では、その補足として、ツリー構造の単一の階層に限らず、グラフ全体か又はツリー構造の複数の階層を考慮することが可能となっている。
特に、構造化文書の構造に関する情報をより正確に利用するために、関連率の調節が複数回にわたって実行される。
また、本発明の別の好ましい態様では、送信手順からデフラグ後の送信順序に割り当てられていないノードの関連率が、特定された最短距離に反比例するように調節される。そして、この調節方法の例として、ノードの関連率を、特定された最短距離により除算することにより調節するという方法がある。
この好ましい態様によれば、送信順序の処理が繰り返し実行される際に、デフラグ後の送信順序に割り当てるノードとして適切なノードを選択することが可能になる。そして、この選択されたノードから、まだ送信手順からデフラグ後の送信順序に割り当てられていないノードの間の最短距離が特定される。
第1の特徴は、デフラグ処理の間に修正された可能性のある最も関連率の高いノードを、デフラグ後の送信順序に割り当てるノードとして柔軟に選択することができる点である。
第2の特徴は、関連率の再計算を行うことによって、反復的なデフラグプロセスの各段階ごとに最も適切な部分文書の文脈の繋がりを把握することができる点である。
概して、この第2のデフラグ方法によれば、関連率の流動的な適応が可能になる。
また、本発明は、コンテンツ配信装置の内部メモリに直接ロード可能なプログラムであって、このプログラムが当該コンテンツ配信装置のプロセッサによって実行される際に、プログレッシブ伝送とデフラグ方法とを実現させるソフトウェアコードを備えるプログラムを提供する。このコンテンツ配信装置は、コンテンツ配信サーバやコンテンツ配信用のポータブルコンピュータであってもよい。
従って、本発明によれば、コンピュータやプロセッサシステムにおいてプログレッシブ伝送やデフラグ処理を実現することが可能になる。また、これにより、モバイル通信環境にあるコンピュータシステムや、より具体的にはそのプロセッサにより実行されるプログラムを提供することが可能になる。
この本発明に係る機能を実現させるプログラムは、多様な方法でコンピュータまたはプロセッサに提供することができる。例えば、ROMやCD‐ROM等のプロセッサや入出力装置によって読み取り可能な読み出し専用記憶装置を介して提供される方法や、フロッピー(登録商標)ディスクやハードディスク等の書き込み可能な記憶媒体を介して提供される方法や、あるいはモデムやインターフェイス装置を介してネットワーク、インターネット、電話網等の通信媒体を通じて提供される方法がある。尚、本発明に係るプログレッシブ伝送やデフラグ方法を実行させる、プロセッサが読み取り可能な指示を記録する上記の媒体もまた本発明の別の実施形態である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
以下の実施形態の説明では、まずはじめに構造化文書の断片化率を測定するための数式について説明する。
次に、図5及び6を参照してプログレッシブ伝送を行うにあたり上記の数式を適用する方法について説明する。
次に、図7乃至13を参照して本発明に係るデフラグ方法について説明し、最後に、図14及び15を参照して本発明に係るデフラグ方法を適用した結果について説明する。
上述したように、構造化文書を表す方法としてツリーモデルがある。このツリーモデルでは、構造化文書に含まれる部分文書の数をkとする。このツリーの一階層をなす部分文書は任意にプログレッシブ伝送され、この階層は、以下において詳細レベルと記載する。
この表示方法を用いた場合、構造化文書の作者が意図する部分文書を読む際の順序は、ツリーの詳細レベルにおけるノードの順序集合R=[r1, …, rk]によって表される。
プログレッシブ伝送を行う際の送信順序は、ツリーの詳細レベルにおけるノードの順序集合D=[d1, …, dk]によって表される。
一方、断片化率は、π(i) = j, ri = dj, i,j ∈ [1, …, k]と定義される置換ベクトルπ:[1, …, k] → [1, …, k]を用いて特定される。
断片化率の最初の例として、絶対断片化率(Absolute Fragmentation Measure)がある。この絶対断片化率は、各部分文書について、構造化文書が読まれる際の順序における元の位置からの距離の総計を表し、次のように定義される。
Figure 2005532616
この絶対断片化率の上限は次のように推定される。
Figure 2005532616
この上限により、文書の長さによって変わらない正規化された絶対断片化率を求めることができる。
Figure 2005532616
断片化率の別の例として、散乱率(Ratio of Incoherence)がある。この散乱率は、構造化文書が読まれる際の各ノードの絶対位置が、送信順序の決定後にどれだけ変化しているかを表し、次のように定義される。
Figure 2005532616
この散乱率の上限は次のように推定される。
Figure 2005532616
この上限により、文書の長さによって変わらない正規化された散乱率を求めることができる。
Figure 2005532616
断片化率のさらに別の例として、判読率(Readability Measure)がある。この判読率は、関連率に基づく並べ替えが適用された送信順序と、構造化文書が読まれる際の順序とが変わらないノードの数を表し、次のように定義される。
Figure 2005532616
この判読率は、文書の長さによって変わらない散乱率に正規化することができる。
Figure 2005532616
次に、以上説明した断片化率を導く数式が、本発明に係るプログレッシブ伝送を行う送信装置において適用される方法について説明する。
図5に示されるように、送信装置30は、記憶部32備え、この記憶部32には、部分文書からなる構造化文書と、各部分文書の関連率と、当該部分文書の送信順序が記憶されている。
同図に示されるように、送信装置30は、断片化率測定部34をさらに備えている。この断片化率測定部34は、上述した断片化率を導く数式のいずれかを使い、関連率に基づいて部分文書が並べ換えられた後の送信順序の断片化率を求める。
同図に示されるように、送信装置30は、デフラグ部36をさらに備えている。このデフラグ部36は、断片化率測定部34によって求められた断片化率と閾値と比較し、断片化率が閾値を上回る場合には、送信順序に対してデフラグを行う。
同図に示されるように、送信装置30は、送信データの送受信を行うインターフェイス部38をさらに備えている。このインターフェイス部38は、関連率に基づいて並べ換えられた送信順序や構造化文書に関する情報の受信を行ったり、送信順序が決定した後の、エンドユーザに対する構造化文書の送信を行う。
次に、図6を参照して、送信装置30において実行される処理の動作について説明する。
図6は、送信装置30において実行される処理の動作を示すフローチャートである。
同図に示されるように、本発明に係るプログレッシブ伝送方法の最初の処理として、送信順序が決定される(ステップS10)。ただし、この送信順序は、送信装置30で決定されずに外部から提供されてもよい。
次に、上述した断片化率を導く数式を使って断片化率を求める(ステップS12)。このように公式化することによって、断片化率を自動的に特定することが可能になり、さらに本発明に係るデフラグ方法の適用が可能になる。尚、このデフラグ方法については、図7乃至12を用いて後述する。
同図に示されるように、求められた断片化率は閾値と比較される(ステップS14)。ここで、閾値が断片化率を上回る場合には、まず送信順序のデフラグが行われ(ステップS16)、その後にプログレッシブ伝送が行われる(ステップS18)。他方、閾値が断片化率以下の場合には、デフラグを行わずに、プログレッシブ伝送が行われる(ステップS18)。
次に、図7乃至12を参照して本発明に係るデフラグ方法について説明する。この図7乃至12のうち、図7及び8は、本発明に係る第1のデフラグ方法に関し、図9乃至12は本発明に係る第2のデフラグ方法に関する。
図7は、本発明に係る第1のデフラグ方法の適用例を示す図である。
同図に示される構造化文書は、1から8のツリーノードとしてモデル化される部分文書により構成されている。各部分文書間の文脈の繋がりは、ツリーのエッジとしてモデル化され、送信順序は、例えばノード2及び6やノード3、4、5、7及び8のように、送信対象となる詳細レベルにおけるノードの順序集合としてモデル化される。
同図に示されるように、まずツリーを構成するノードの総数が特定される(この例では、8)。さらに、各ノードには、先行順(Prefix Order)に1から8のノード番号が割り当てられる。このノード番号は、ノード番号の割り当てに関するデータを記憶する文書関連データに基づいて割り当てられてもよいし、この文書関連データに基づかずに、ツリーを先行順にトラバースする間に割り当ててもよい。
ツリーを構成するノードの総数と各ノードに対するノード番号の割り当てが完了すると、送信対象として選択された詳細レベルの各ノード(部分文書)の関連率をノード番号の関数として調節することが可能になる。
このような調節方法の例としては、例えば各ノードに対して、ツリーを構成する総数を乗算し、さらに当該ノードのノード番号で除算する方法のように、各ノードの関連率をノード番号に反比例するように調節する方法がある。
図7に示される例では、詳細レベルは2層からなり、各ノード3、4、5、7及び8の最初の関連率18、16、20、49及び50は、それぞれ48、32、32、56及び50に更新される。
図7に示される例を一般化すると、ノード番号によって除算される実数αが得られる。
以上説明した例から明らかなように、関連率を調節するためにはツリーをトラバースすることが必要である。本発明では、上述した関連率の調節を、ノード番号を割り当てる間に同時に行うことで処理の複雑さが軽減される。
図8は、図7を参照して説明した第1のデフラグ方法の処理のフローチャートを示す図である。
同図に示されるように、まずツリーを構成するノードの総数が特定される(ステップS20)。次に、ノード番号が各ノードに割り当てられる(ステップS22)。ただし、この処理は、構造化文書に関する情報(ここでは、ノード番号の割り当てに関する情報)が利用可能な場合には省略してもよい。そして最後に、各ノードの関連率が調節される(ステップS24)。
次に、上述したツリーを先行順にトラバースする過程とツリーを構成するノードの関連率を調節する過程を表す手続き的表現について擬似コードを参照して説明する。
最初に説明する手続きは、次の表現からなるProcedure Prefixである。
1. procedure prefix (n: Node, p: N) :N
2. Begin
3. pos (n) := p; last := p;
4. chldrn := children (n) ;
5. while (chldrn <> [] ) do
6. last : = prefix (head(chldrn), last + 1);
7. chldrn : = tail (chldrn);
8. end
9. return last;
10. End
このProcedure Prefixは、ノードのリストとルートノードの番号(例えば1)を受け取ると、1及び6行目に示すように反復的に実行され、先行順にツリーがトラバースされる。
このため、Procedure Prefixの初期設定として、3行目のposに示されるように各ノードに対してノード番号が割り当てられ、この値は変数lastとして記憶される。
4行目では、現在処理対象であるノードの子ノードのリストが作成される。この子ノードのリストが非空のリストである場合、Procedure Prefixは、6行目に示すように、当該子ノードのリストと、さらに呼び出しパラメータとして増分されたノード番号(last + 1)を使って、当該子ノードリスト上のノードに対して反復的に実行される。
この子ノードのリストは、7行目に示すように、複数の階層からなるツリーをリーフノードまでトラバースするため、このリストの末尾まで修正される。9行目に示すように、このProcedure Prefixの呼出し毎に、サブツリーのトラバースの間にノードに割り当てられた最後の番号はリターンされる。
次に、以上説明したProcedure Prefixの変形例であるProcedure S-ORDERについて説明する。このProcedure S-ORDERによってもまた、ツリーを構成する各ノードにノード番号を割り当てると同時に各ノードの関連率を修正することが可能になる。このProcedure S-ORDERの擬似コードは次のとおりである。
1. procedure S-ORDER (n: Node, p: N) :N
2. Begin
3. pos (n) := p; last := p;
4. v(n) := (total/pos(n))*v(n);
5. chldrn := children (n) ;
6. while (chldrn <> [] ) do
7. last : = S-ORDER (head(chldrn), last + 1);
8. chldrn : = tail (chldrn);
9. end
10. return last;
11. End
このProcedure S-ORDERでは、ノードの関連率を修正するためのコマンドが4行目に追加されている。この修正は、具体的には、ノードの初期の関連率にツリーを構成するノード総数の値を乗算し、さらにそのノードに割り当てられたノード番号で除算するというものである。尚、この修正方法はあくまで例示的なものであり、その他任意の関連率の修正方法をこのProcedure S-ORDERにおいて適用してよい。
以上の相違点を除くその他の処理については、上述したProcedure Prefixの処理と同様である。
このProcedure S-ORDERの利点は、ノード番号の割り当てに関する情報が外部から入力されない場合であっても、ツリーを1度だけトラバースするだけで済み、従って処理の複雑さが軽減されるという点である。
次に、図9乃至12を参照して本発明に係る第2のデフラグ方法について説明する。
図9は、本発明に係る第2のデフラグ方法を、構造化文書の構造をモデル化したツリーに適用する場合を例示する図である。同図に示される構造化文書は、その詳細レベルの数が2であり、プログレッシブ伝送の対象となる部分文書を表すノードは、ノード3、4、5、7及び8である。
この例では、これらのノードの初期の関連率が、それぞれ192、176、160、195及び100となっている。
この第2のデフラグ方法では、最も関連率の高いノード(例えば、関連率が195であるノード7)が、デフラグ後の送信順序における次のノードとして選択される。
次に、選択されたノード(例えばノード7)からツリーを構成する別のノードへの最短距離が特定される(この例では、ノード6までの最短距離は1であり、ノード8までの最短距離は2である)。
そして次に、選択されたノード以外の各ノードの関連率が、選択されたノードから各ノードへの最短距離に従って更新される。
この更新の結果は、図10に示される表に示されている。
図10は、各ノードが送信順序Dからデフラグ後の送信順序D´へ割り当てられる過程を示す図である。また、同図では、デフラグ後の送信順序D´に割り当てられていない送信順序Dのノードが、修正後の関連率の値に従ってソートされている。
図9及び10に示されるように、まずノード7がデフラグ後の送信順序に割り当てられると、次に、初期の関連率を最短距離の値4で除算した結果、最も高い関連率48となるノード3が選択される。このノード3は、デフラグ後の送信順序において2番目に割り当てられる。
図10に示される表の4行目以降では、以上説明したデフラグ処理が繰り返し実行され、最終的なデフラグ後の送信順序D´は、7、8、3、4、5となる。
図11は、図9及び10を参照して説明した、本発明に係る第2のデフラグ方法を実行するデフラグ装置40の構成を示す図である。
図11に示されるように、このデフラグ装置40は、記憶部42と処理装置44を備えている。この処理装置44は、選択部45、距離測定部46及び調節部47から構成されている。
図12は、図11に示されるデフラグ装置40において実行される、図9及び10を参照して説明した第2のデフラグ方法の動作を示すフローチャートである。
同図に示されるように、この第2のデフラグ方法では、まず最も関連率の高いノードが選択される(ステップS30)。次に、構造化文書の構造をモデルしたグラフに基づいて、この選択されたノードから各ノードへの最短距離が特定される(ステップS32)。最後に、デフラグ後の送信順序に割り当てられていない各ノードについて、その関連率が、選択されたノードへの最短距離の関数として調節される(ステップS34)。
同図に示されるように、ステップS30からS34までの処理は、すべてのノードがデフラグ後の送信順序に割り当てられるまで繰り返し実行される。
尚、以上説明した第2のデフラグ方法では、上述した調節方法以外の任意の方法でノードの関連率を調節してもよい。
このノードの関連率を調節方法とは、最も一般的な意味において、ノード番号のようにノードが処理される順序の減少関数である。その一例として、上述したような各ノードの関連率を選択されたノードへの距離で除算する方法がある。
本発明に係る第2のデフラグ方法の手続き的表現は擬似コードによって次のように表現され、Procedure S-DISTANCEは、ツリーを構成するノードに対して繰り返し実行される。
1. Procedure S-DISTANCE (D: List (Node))
2. Begin
3. first:=head (D); rest:=tail (D);
4. Foreach (c in rest) do
5. v (c) := v (c)/dist (c, first);
6. S-DISTANCE (sort(<=, v, rest));
7. End
このProcedure S-DISTANCEの5行目では、図9乃至12を参照して説明したように、デフラグ後の送信順序に割り当てられていない各ノードの関連率が更新される。尚、この更新方法はあくまで例示的なものであり、その他任意の関連率の更新方法をこのProcedure S-DISTANCEにおいて適用してよい。
このProcedure S-DISTANCEの6行目では、後続する処理のために、更新された関連率の大きい順にリスト中のノードがソートされる。従って、次にデフラグ後の送信順序に割り当てられるのは、このリストの先頭に位置するノードである。
図13は、本発明をクライアント/サーバ環境に適用した例に関し、特に移動通信に適用した例に関する。
同図に示されるように、以上説明してきたプログレッシブ伝送は、携帯電話、PDA、ポータブルコンピュータやこれらの複合製品(図示せず)等の携帯機器に対する実行が可能である。また、同図には示されていないが、本発明は、固定ネットワークを介するクライアント/サーバ環境に適用してもよい。
また、本発明に係るプログレッシブ伝送が実行可能なコネクションとしては、GSM、PDC、PPP、HSCSD、WLAN、HiperLAN、IrDa、Bluetooth、IS 45、IS 95及びIMT‐2000等の規格に準拠するコネクションがある。
本発明は、携帯機器への構造化文書の送信など移動通信への適用が特に好適である。GSM、PDC、PPP、IS 45、HSCSDは、移動通信に関する技術であり、これは、IS 95及びIMT‐2000についても同様である。
しかしながら、本発明は、WLAN、HiperLAN等の無線LANにも適用可能である。
図13に示されるように、サーバとクライアントの間の通信は無線で行われるが、物理層の仕様については特に制限はない。この通信が準拠する規格としては、GSM、PDC、GPRS、PPP、HSCSD、IS 45、IS 95及びIMT‐2000等の移動通信に関連する規格がある。また、別の例としては、WLAN、HiperLAN、Bluetooth及びIrDA等のローカルネットワークに関する規格がある。
図14及び15は、本発明の適用結果を示す図である。
図14は、次の4つの事例における構造化文書の断片化率を示す図である。
事例1:最初の送信順序に関連率を適用し、本発明に係るデフラグ方法を適用しない場合
の断片化率。
事例2:最初の送信順序に関連率を適用し、本発明に係る第1のデフラグ方法を適用した
場合の断片化率。
事例3:最初の送信順序に関連率を適用し、本発明に係る第2のデフラグ方法を適用した
場合の断片化率。
事例4:最初の送信順序に関連率を適用し、本発明に係る第1及び第2のデフラグ方法を
適用した場合の断片化率。
図14は、上記の4つの事例を50の異なる構造化文書に対して適用した結果を示す図である。同図において、正規化された断片化率、すなわち絶対断片化率、散乱率及び判読率の値の分布は、下限値と上限値の間の線により示されている。分散は長方形により示されており、平均値は長方形の中央の線により示されている。
図14の上段に示されるように、第1及び第2のデフラグ方法を適用した事例では、絶対断片化率と散乱率が大幅に改善されている。また、同図の下段に示すように、判読率もまた大幅に改善されている。
図5に示されるように、構造化文書のデフラグに伴う断片化率の最適化は、本発明に係るデフラグ方法を適用後においても関連率の分布にほとんど影響を与えていない。つまり、関連率の高い部分文書は、本発明に係るプログレッシブ伝送方法においても最初に送信されるのである。
部分文書により構成される構造化文書を例示する図である。 構造化文書の構造をモデル化するツリー構造を示す図である。 構造化文書を構成する部分文書を自然に読む際の順序に並べた関連率の分布 と、関連率に従って並べ換えられた後の関連率の分布を示す図である。 構造化文書を構成する部分文書を関連率に従って並べ換えた場合に、断片化 率が当該構造化文書の表示に与える影響を示す図である。 本発明に係る送信装置の構成を示す図である。 本発明に係るプログレッシブ伝送方法の動作を示すフローチャートである。 本発明に係る第1のデフラグ方法を説明する図である。 本発明に係る第1のデフラグ方法の動作を示すフローチャートである。 本発明に係る第2のデフラグ方法を説明する図である。 本発明に係る第2のデフラグ方法を説明する図である。 本発明に係るデフラグ装置の構成を示す図である。 本発明に係る第2のデフラグ方法の動作を示すフローチャートである。 本発明をクライアント/サーバ環境に適用した例を説明する図である。 本発明を適用した結果を示す図である。 本発明を適用した別の結果を示す図である。
符号の説明
10…構造化文書、12…見出し、14…サブタイトル、16…画像、18…画像16のタイトル、20…リンク、22、24、26及び28…テキストセクション、30…送信装置、32…記憶部、34…断片化率測定部、36…デフラグ部、38…インターフェイス部、40…デフラグ装置、42…記憶部、44…処理装置、45…選択部、46…距離測定部、47…調節部

Claims (55)

  1. それぞれ関連率が設定された複数の部分文書により構成される構造化文書をプログレッシブ伝送する方法であって、
    前記複数の部分文書に設定された関連率に従って、前記複数の部分文書の送信順序を決定するステップと、
    前記決定された複数の部分文書の送信順序の断片化率を、断片化率を導く数式を用いて自動的に特定するステップと、
    前記特定された断片化率を所定の閾値と比較するステップと、
    前記断片化率が前記閾値を上回った場合に、前記決定された複数の部分文書の送信順序をデフラグするステップと
    を備えることを特徴とするプログレッシブ伝送方法。
  2. 前記構造化文書の部分文書は、ツリー構造を構成する総数kのノードとしてモデル化され、前記ツリー構造の詳細レベルが送信対象としてプログレッシブ伝送される
    ことを特徴とする請求項1に記載のプログレッシブ伝送方法。
  3. 前記複数の部分文書が読まれるべき順序は、前記ツリー構造の詳細レベルにおけるノードの順序集合R=[r1, …, rk]によって表され、
    前記送信順序は、前記ツリー構造の詳細レベルにおけるノードの順序集合D=[d1, …, dk]によって表され、
    前記断片化率は、π(i) = j, ri = dj, i,j ∈ [1, …, k]と定義される置換ベクトルπ:[1, …, k] → [1, …, k]を用いて特定される
    ことを特徴とする請求項2に記載のプログレッシブ伝送方法。
  4. 前記断片化率は、前記複数の部分文書について、前記複数の部分文書が読まれるべき順序における元の位置からの距離の総計を表す絶対断片化率であり、この絶対断片化率は、

    と定義されることを特徴とする請求項3に記載のプログレッシブ伝送方法。
  5. 前記絶対断片化率は、相対断片化率に正規化され、この相対断片化率は、
    Figure 2005532616
    と定義されることを特徴とする請求項4に記載のプログレッシブ伝送方法。
  6. 前記断片化率は、前記複数の部分文書が読まれるべき順序における前記ノードの絶対位置が、前記送信順序の決定後にどれだけ変化しているかを表す散乱率であり、この散乱率は、
    Figure 2005532616
    と定義されることを特徴とする請求項3に記載のプログレッシブ伝送方法。
  7. 前記散乱率は、相対散乱率に正規化され、この相対散乱率は、
    Figure 2005532616
    と定義されることを特徴とする請求項6に記載のプログレッシブ伝送方法。
  8. 前記断片化率は、前記送信順序と前記複数の部分文書が読まれるべき順序の間で順序が変化しないノードの数を表す判読率であり、この判読率は、
    Figure 2005532616
    と定義されることを特徴とする請求項3に記載のプログレッシブ伝送方法。
  9. 前記判読率は、相対判読率に正規化され、この相対判読率は、
    Figure 2005532616
    と定義されることを特徴とする請求項8に記載のプログレッシブ伝送方法。
  10. 前記断片化率の特定は、前記ツリー構造において送信対象となる詳細レベルのノードについて行われることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のプログレッシブ伝送方法。
  11. 前記詳細レベルは、前記ツリー構造のルートノードからの距離によって特定されることを特徴とする請求項10に記載のプログレッシブ伝送方法。
  12. 前記複数の部分文書は、所定の用途の文書モデル向けのデータであることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載のプログレッシブ伝送方法。
  13. 前記プログレッシブ伝送は、携帯機器に対して行われることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載のプログレッシブ伝送方法。
  14. 前記携帯機器は、携帯電話、PDA、ポータブルコンピュータ及びこれらの複合製品等のモバイルクライアントであることを特徴とする請求項13に記載のプログレッシブ伝送方法。
  15. 前記携帯機器は、少なくとも1の属性を有することを特徴とする請求項13または14のいずれかに記載のプログレッシブ伝送方法。
  16. 前記構造化文書は、WAP、HTML、cHTMLまたはXML等のマークアップ言語によって記述されていることを特徴とする請求項1〜15のいずれかに記載のプログレッシブ伝送方法。
  17. 前記プログレッシブ伝送は、GSM、PDC、GPRS、PPP、HSCSD、WLAN、HiperLAN、IrDa、Bluetooth、IS 45、IS 95及びIMT‐2000等の規格に準拠するコネクションを介して行われることを特徴とする請求項1〜16のいずれかに記載のプログレッシブ伝送方法。
  18. 構造化文書の送信順序をデフラグする方法であって、
    前記構造化文書は、複数の部分文書により構成され、
    前記複数の部分文書は、ツリー構造のノードとしてモデル化され、
    前記複数の部分文書の文脈の繋がりは、前記ツリー構造のエッジとしてモデル化され、
    前記送信順序は、前記ツリー構造の階層をなし、送信対象となる詳細レベルのノードの順序集合としてモデル化され、
    前記デフラグ方法は、
    前記ツリー構造を構成するノードの総数を特定するステップと、
    前記詳細レベルの各ノードに設定される関連率を各ノードに割り当てられるノード番号の関数として調節するステップと
    を備えることをことを特徴とするデフラグ方法。
  19. 前記ツリー構造を先行順にトラバースし、前記ツリーを構成する各ノードに対してノード番号を割り当てるステップをさらに備えることを特徴とする請求項18に記載のデフラグ方法。
  20. 前記各ノードに設定される関連率を調節するステップは、前記ツリー構造を先行順にトラバースし、前記ツリーを構成する各ノードに対してノード番号を割り当てるステップが実行される際に行われることを特徴とする請求項19に記載のデフラグ方法。
  21. 前記各ノードに設定される関連率は、前記各ノードに割り当てられるノード番号に反比例するように調節されることを特徴とする請求項18〜20のいずれかに記載のデフラグ方法。
  22. 前記各ノードに設定される関連率は、前記ツリー構造を構成するノードの総数を乗算し、前記各ノードのノード番号により除算されることにより調節されることを特徴とする請求項21に記載のデフラグ方法。
  23. 前記詳細レベルは、前記ツリー構造のルートノードからの距離によって特定されることを特徴とする請求項18〜22のいずれかに記載のプログレッシブ伝送方法。
  24. 構造化文書の送信順序をデフラグする方法であって、
    前記構造化文書は、それぞれ関連率が設定される複数の部分文書により構成され、
    前記複数の部分文書は、グラフのノードとしてモデル化され、
    前記複数の部分文書の文脈の繋がりは、前記グラフの枝としてモデル化され、
    前記送信順序は、ノードの順序集合としてモデル化され、
    前記デフラグ方法は、
    最も関連率の高いノードを、デフラグ後の送信順序に割り当てるノードとして選択するステップと、
    前記構造化文書をモデル化するグラフを用いて、前記選択されたノードから、まだ前記送信手順から前記デフラグ後の送信順序に割り当てられていないノードの間の最短距離を特定するステップと、
    前記特定された最短距離の関数として、まだ前記送信手順から前記デフラグ後の送信順序に割り当てられていないノードの関連率を調節するステップと
    を備え、
    前記ノード選択ステップ、前記最短距離特定ステップ及び前記関連率調節ステップは、すべてのノードが前記送信順序から前記デフラグ後の送信順序に割り当てられるまで実行されることを特徴とするデフラグ方法。
  25. 前記送信手順から前記デフラグ後の送信順序に割り当てられていないノードの関連率は、前記特定された最短距離に反比例するように調節されることを特徴とする請求項24に記載のデフラグ方法。
  26. 前記送信手順から前記デフラグ後の送信順序に割り当てられていないノードの関連率は、前記特定された最短距離により除算されることにより調節されることを特徴とする請求項25に記載のデフラグ方法。
  27. 前記グラフはツリー構造であることを特徴とする請求項24〜26のいずれかに記載のデフラグ方法。
  28. 構造化文書をプログレッシブ伝送する送信装置であって、
    それぞれ関連率が設定された複数の部分文書により構成される構造化文書と、前記複数の部分文書に設定された関連率に従って決定される前記複数の部分文書の送信順序とを記憶する記憶部と、
    前記複数の部分文書の送信順序の断片化率を、断片化率を導く数式を用いて自動的に特定し、所定の閾値と比較する断片化率測定部と、
    前記断片化率が前記閾値を上回った場合に、前記複数の部分文書の送信順序を再配列するデフラグ部と、
    前記再配列された送信順序に従ってデータの送受信を行うインターフェイス部と
    を備えることを特徴とする送信装置。
  29. 前記記憶部は、前記構造化文書を記憶する際に、前記構造化文書を構成する複数の部分文書を、ツリー構造を構成する総数kのノードとして記憶し、
    前記ツリー構造は、プログレッシブ送信の対象となる詳細レベルを有する
    ことを特徴とする請求項28に記載の送信装置。
  30. 前記記憶部は、前記ツリー構造の詳細レベルにおけるノードの順序集合R=[r1, …, rk]として表される、前記複数の部分文書が読まれるべき順序と、前記ツリー構造の詳細レベルにおけるノードの順序集合D=[d1, …, dk]によって表される、前記送信順序とを記憶し、
    前記断片化率測定部は、π(i) = j, ri = dj, i,j ∈ [1, …, k]と定義される置換ベクトルπ:[1, …, k] → [1, …, k]を用いて前記送信順序の断片化率を特定する
    ことを特徴とする請求項29に記載の送信装置。
  31. 前記断片化率測定部は、前記断片化率として、前記複数の部分文書について、前記複数の部分文書が読まれるべき順序における元の位置からの距離の総計を表す絶対断片化率を特定し、この絶対断片化率は、
    Figure 2005532616
    と定義されることを特徴とする請求項30に記載の送信装置。
  32. 前記断片化率測定部は、前記絶対断片化率を相対断片化率に正規化し、この相対断片化率は、
    Figure 2005532616
    と定義されることを特徴とする請求項31に記載の送信装置。
  33. 前記断片化率測定部は、前記断片化率として、前記複数の部分文書が読まれるべき順序における前記ノードの絶対位置が、前記送信順序の決定後にどれだけ変化しているかを表す散乱率を特定し、この散乱率は、
    Figure 2005532616
    と定義されることを特徴とする請求項30に記載の送信装置。
  34. 前記断片化率測定部は、前記散乱率を相対散乱率に正規化し、この相対散乱率は、
    Figure 2005532616
    と定義されることを特徴とする請求項33に記載の送信装置。
  35. 前記断片化率測定部は、前記断片化率として、前記送信順序と前記複数の部分文書が読まれるべき順序の間で順序が変化しないノードの数を表す判読率であり、この判読率は、
    Figure 2005532616
    と定義されることを特徴とする請求項30に記載の送信装置。
  36. 前記断片化率測定部は、前記判読率を相対判読率に正規化し、この相対判読率は、
    Figure 2005532616
    と定義されることを特徴とする請求項35に記載の送信装置。
  37. 前記断片化率測定部は、前記ツリー構造において送信対象となる詳細レベルのノードについて前記断片化率の特定を行うことを特徴とする請求項29に記載の送信装置。
  38. 前記記憶部は、アプリケーションの文書モデルに関するデータをさらに記憶することを特徴とする請求項28〜36のいずれかに記載の送信装置。
  39. 前記インターフェイス部は、携帯機器に対してデータを送信することを特徴とする請求項28〜37のいずれかに記載の送信装置。
  40. 前記送信装置はサーバであり、クライアント装置に対してデータを送信することを特徴とする請求項28〜39のいずれかに記載の送信装置。
  41. 前記クライアント装置は、モバイルクライアントであることを特徴とする請求項40に記載の送信装置。
  42. 前記記憶部は、前記モバイルクライアントの属性情報をさらに記憶することを特徴とする請求項41に記載の送信装置。
  43. 前記インターフェイス部は、WAP、HTML、cHTMLまたはXML等のマークアップ言語によって記述された構造化文書を受信することを特徴とする請求項28〜42のいずれかに記載の送信装置。
  44. 前記インターフェイス部は、GSM、PDC、GPRS、PPP、HSCSD、WLAN、HiperLAN、IrDa、Bluetooth、IS 45、IS 95及びIMT‐2000等の規格に準拠するコネクションを介してプログレッシブ伝送を行うことを特徴とする請求項28〜43のいずれかに記載の送信装置。
  45. 構造化文書の送信順序をデフラグするデフラグ装置であって、
    構造化文書と前記構造化文書をモデル化するツリー構造とを記憶する記憶部と、
    前記ツリー構造を構成するノードの総数を特定する処理装置と、
    前記ツリー構造の階層をなす詳細レベルの各ノードに設定される関連率を各ノードに割り当てられるノード番号の関数として調節するデフラグ部と
    を備え、
    前記構造化文書をモデル化するツリー構造では、前記構造化文書を構成する複数の部分文書が前記ツリー構造のノードとしてモデル化され、前記複数の部分文書の文脈の繋がりは前記ツリー構造のエッジとしてモデル化され、前記送信順序は、前記ツリー構造の階層をなし、送信対象となる詳細レベルのノードの順序集合としてモデル化されることを特徴とするデフラグ装置。
  46. 前記処理装置は、前記ツリー構造を先行順にトラバースし、前記ツリーを構成する各ノードに対するノード番号を前記記憶部に記憶することを特徴とする請求項45に記載のデフラグ装置。
  47. 前記デフラグ部は、前記処理装置が前記ツリー構造を先行順にトラバースする間に、前記記憶部に記憶される各ノードに設定される関連率の調節を行うことを特徴とする請求項46に記載のデフラグ装置。
  48. 前記デフラグ部は、前記各ノードに設定される関連率を、前記記憶部に記憶される各ノードに割り当てられるノード番号に反比例するように調節することを特徴とする請求項45〜47のいずれかに記載のデフラグ装置。
  49. 前記デフラグ部は、前記記憶部に記憶される各ノードに設定される関連率を、前記ツリー構造を構成するノードの総数を乗算し、さらに前記各ノードのノード番号により除算することにより調節するされることを特徴とする請求項48に記載のデフラグ装置。
  50. 構造化文書の送信順序をデフラグするデフラグ装置であって、
    構造化文書をモデル化するグラフを記憶する記憶部と、
    処理装置と
    を備え、
    前記構造化文書をモデル化するグラフでは、それぞれ関連率が設定され前記構造化文書を構成する複数の部分文書が前記グラフのノードとしてモデル化され、前記複数の部分文書の文脈の繋がりは前記グラフの枝としてモデル化され、前記送信順序は、ノードの順序集合としてモデル化され
    前記処理装置は、
    最も関連率の高いノードを、デフラグ後の送信順序に割り当てるノードとして選択する選択部と、
    前記構造化文書をモデル化するグラフを用いて、前記選択されたノードから、まだ前記送信手順から前記デフラグ後の送信順序に割り当てられていないノードの間の最短距離を特定する距離測定部と、
    前記特定された最短距離の関数として、まだ前記送信手順から前記デフラグ後の送信順序に割り当てられていないノードの関連率を調節するデフラグ部と
    を備え、
    前記処理装置は、すべてのノードが前記送信順序から前記デフラグ後の送信順序に割り当てられるまで、前記選択部、前記距離測定部及び前記デフラグ部を繰り返し起動させることを特徴とするデフラグ装置。
  51. 前記デフラグ部は、前記送信手順から前記デフラグ後の送信順序に割り当てられていないノードの関連率を、前記特定された最短距離に反比例するように調節することを特徴とする請求項50に記載のデフラグ装置。
  52. 前記デフラグ部は、前記送信手順から前記デフラグ後の送信順序に割り当てられていないノードの関連率を、前記特定された最短距離により除算することにより調節することを特徴とする請求項51に記載のデフラグ装置。
  53. コンピュータに、請求項1〜17のいずれかに記載のプログレッシブ伝送方法を実行させるためのプログラム。
  54. コンピュータに、請求項18〜27のいずれかに記載のデフラグ方法を実行させるためのプログラム。
  55. 請求項53または54に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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