JP2005530147A - 光路長および焦点を同時に走査する干渉光学システムおよび方法 - Google Patents
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Abstract
種々の態様において、本発明は、光学測定面を合焦状態に維持(即ち、検出器と一致する光測定表面の画像を維持)しつつ、干渉測定システムにおいて撮像光学素子の焦点深度よりも大きな距離にわたって光学測定面を走査することができる走査干渉計測システムおよび方法を特徴とする。これを達成するには、例えば、基準ミラー(132)およびカメラ(164)を、同時に異なる変位量だけ移動させる。変位の比率は、撮像システムの倍率によって決定される。光学測定面とは、干渉計における検査光の経路内にある理論的検査面のことであり、検査光を反射して、検査光と基準光との間に光路長差(OPD)を生じさせる。光路長差は、検出器全体としての定数に等しい。
Description
本発明は、光学的測定技術に関する。
(関連出願に対する相互参照)
本願は、2002年6月17日に出願され、「光路長および焦点の同時走査を行う干渉光学システム(INTERFEROMETRIC OPTICAL SYSTEMS HAVING SIMULTANEOUSLY SCANNED OPTICAL PATH LENGTH AND FOCUS)と題する仮特許出願第60/389,762号の優先権を主張する。この内容全体を参照により本願に引用する。
本願は、2002年6月17日に出願され、「光路長および焦点の同時走査を行う干渉光学システム(INTERFEROMETRIC OPTICAL SYSTEMS HAVING SIMULTANEOUSLY SCANNED OPTICAL PATH LENGTH AND FOCUS)と題する仮特許出願第60/389,762号の優先権を主張する。この内容全体を参照により本願に引用する。
表面の輪郭を検出する計器は、概略的に、接触型と非接触型に分類される。接触型では、スタイラスを用いて、機械的に表面上を移動させながら、これと物理的に接触させて、位置及び大きさを含む表面構造に関する情報を構築する。非接触型は、多くの場合光学に基づいており、プローブがスタイラスのように表面上で移動するが、表面には接触しないか、或いは、プローブが測定するよりも広い領域を一度に撮像するか否かに応じて走査型又は全領域型とすることができる。
表面輪郭検出の光学的測定技術は、2つの方式、即ち、干渉法および幾何学法に分けることができる。幾何学技法には、三角測量法およびモアレ縞分析が含まれ、ロンキー規則(Ronchi ruling)等の周期的構造の投影および撮像を伴う。幾何学的技法は、表面の粗さ及び変形には比較的不感応であるが、分解能が比較的低いので、表面輪郭を高精度で測定しなければならない用途には不向きである。
一方、干渉法は、光の波動性に基づいて、検査物体の表面輪郭を高精度で測定する。典型的な干渉計は、光ビームを生成する光発生器と、その後段にて、ビームを基準ビームおよび測定ビームに分割するビーム分割器とを含む。次に、基準ビームは、基準面で反射され、測定ビームは、表面の輪郭を検出すべき物体で反射される。基準面および測定面からの第1および第2反射波面は、次に、加算的および減算的双方で干渉しながら、互いに再結合して、検出器において干渉縞パターンを生成する。この縞パターンは、基準ビームおよび測定ビームが伝搬した経路間の光路差の関数となる。光路差は、基準ビームおよび測定ビーム間における伝搬光路差の結果として、位相差となる。固体カメラ等の撮像装置が、再結合した波面を受け取り、干渉縞パターンの画像を取得する。次いで、干渉縞模様を分析して、検査物体の表面輪郭に関する情報を得る。
表面輪郭測定法の縞パターン分析は、周知の移相干渉測定(PSI:phase shifting interferometry)の技法によって実行されることが多い。PSIでは、撮像装置の第1画素と第2画素とによって撮像された表面上の位置間の高さの差を判定するには、最初に第1および第2画素において受光した光の間の位相差を判定し、次いでこの位相差を用いて高さの差を計算する。PSIの主要な利点は、非常に正確であることにある。PSIの垂直高さの精度は、測定を行うために用いる光源の光波長の端数(例えば、1/100)である。PSIの第2の利点は、振動に対して高い不感特性があることである。この理由は、位相データは同時に全ての画素について取得するからであり、かつデータ取得時間が比較的短いからである。
しかしながら、一般的に言えば、従来のPSI手法は、隣接する測定部位間の高さのばらつき、即ち、「表面ずれ」が比較的小さい滑らかな表面でのみ、輪郭を検出できるに過ぎない(対処可能な最大高さ偏差は、±1/4波長)。何故なら、傾斜が鋭い表面上では、従来の干渉計は、その縞パターンからは意味のある情報を導き出すことができないような非常に高い縞密度を生じるからである。したがって、PSI干渉測定法は、幾何学的光学輪郭測定法よりも遥かに正確であるが、粗い物体または目立った表面変形を有する物体で用いるには不向きであると従来では考えられていた。
PSIの1/4波長の制約がない干渉測定技法の1つに、いわゆる走査白色光干渉測定法、即ち、SWLIがある。SWLIでは、白色光源、更に一般的には、狭帯域スペクトルの光源(例えば、レーザ)とは逆の広帯域スペクトルの光源が干渉パターンを生成する。この干渉パターンは、走査位置の関数として、検査表面上の各位置にコントラストが高い領域を含む。所与の画素の高コントラストの走査位置は、検査表面上の対応する位置の高さを示す。したがって、これら高コントラスト領域の時間的特性を互いに比較することによって、輪郭を検出する表面上における2つの位置間の高さの差を判定することができる。PSIとは異なり、SWLIは位相差に基づいて高さの差を計算せず、したがって、PSIの位相制約は、SWLIには適用されない。よって、輪郭を検出する表面上における隣接測定部位間の最大物理的ずれは、SWLIの方がPSIよりもかなり大きくてもよい。
実施形態の中には、位相測定技法を用いてSWLIを改良し、不連続表面を測定可能でありながら、PSIと同じ分解能が得られるようにしたものもある。
計測を必要とする製造品目の例には、エンジン部品、磁気記憶素子用部品、フラット・パネル・ディスプレイ、成形織り目加工プラスチック表面、機械式ポンプの表面および封止部、ならびに鋳造貨幣が含まれる。これらおよびその他の産業市場では、非平坦柱状表面を有する部品の高速高精度計測法に対する要望が強く、また、その要望は大きくなり続けている。
種々の態様において、本発明は、光学測定面を合焦状態に維持(即ち、検出器と一致する光測定表面の画像を維持)しつつ、干渉測定システムにおいて撮像光学素子の焦点深度よりも大きな距離にわたって光学測定面を走査することができる走査干渉計システムおよび方法を特徴とする。光学測定面とは、干渉計における検査光の経路内にある理論的な検査表面のことであり、検査光を反射して、検査光と基準光との間に光路長差(OPD)を生じさせる。これは、検出器全体としての定数に等しい。低コヒーレンス光源(例えば、広帯域光源)では、一定なOPDは通例ゼロOPDである。ある実施形態では、システムは、検出器の位置を動かすことによって、光学測定面の画像を合焦状態に維持する。代わりにまたは加えて、1つ以上の撮像光学素子を走査して、検出器から最も近い光学測定面の画像の位置を変化させることもできる。光学測定面を走査するには、通例、干渉計の基準区間内で光学素子を移動させて、検出器における基準光の経路長を変化させる。
焦点調節は、光路差走査全体を通じて、一定の物体倍率または物体における一定視界角マッピングのいずれかを保存するように構成することができる。焦点およびOPD走査の速度は、任意の比率即ち機能的関係を有し、コンピュータ制御によってプログラム可能であり、例えば、非1:1撮像により、焦点走査速度がOPD走査速度のそれとは異なるシステムの便宜を図ることができる。
実施形態は、テレセントリック光学素子を用いた、平面撮像用リニク干渉計、干渉計の基準アーム上に設けられたOPDスキャナ、およびCCDカメラ等の電子撮像装置を変位させることを伴う焦点走査を含む。この場合、焦点走査は、物体と画像との間の倍率を一定にして行うことができる。この構成の別の利点は、一定の倍率を維持しつつ、光学システムから部品表面までの作動距離が連続的に可変であることにある。
代替実施形態の1つは、非テレセントリック光学素子を用いて非平面、特に球面および円錐を測定する干渉計である。この場合、走査は、倍率が走査の間連続的に変化しながら、物体において一定の視界角が得られるように行う。ここでも、物体の表面は、独立した焦点およびOPD走査のために、走査の間中鮮明な合焦状態に維持している。
概して、一態様において、本発明は、検査光および基準光が共通光源から生成され、検査面から反射した検査光を撮像し、カメラ上において基準光と干渉させ、干渉パターンを形成すること、検査光および基準光の光路が、検査光を反射して、カメラ上において検査光と基準光との間に一定の光路長差(例えば、ゼロ光路長差)を生ずる理論的検査面に対応する光学測定面が規定され、光学測定面を検査面に対して走査すること、光学測定面の走査の間、カメラの位置を、当該カメラから最も近い光学測定面の画像に対して調節すること、を備える方法を特徴とする。
この方法の実施形態は、以下の特徴のいずれでも含むことができる。
光学測定面の画像に対するカメラの位置を、光学測定面の走査の間に調節し、検査光をカメラに撮像する際に用いる撮像システムの焦点深度内に光学測定面を維持することができる。
光学測定面の画像に対するカメラの位置を、光学測定面の走査の間に調節し、検査光をカメラに撮像する際に用いる撮像システムの焦点深度内に光学測定面を維持することができる。
カメラの位置を光学測定面の画像に対して調節することは、カメラを移動させることを含むことができる。
カメラの位置を光学測定面の画像に対して調節することは、検査光をカメラに撮像する際に用いる少なくとも1つの構成部品を移動させることを含むことができる。例えば、カメラの位置を光学測定面の画像に対して調節することは、検査光をカメラに撮像する際に用いるテレスコピック・リレーを移動させることを含むことができ、テレスコピック・リレーの倍率は1に等しくない。
カメラの位置を光学測定面の画像に対して調節することは、検査光をカメラに撮像する際に用いる少なくとも1つの構成部品を移動させることを含むことができる。例えば、カメラの位置を光学測定面の画像に対して調節することは、検査光をカメラに撮像する際に用いるテレスコピック・リレーを移動させることを含むことができ、テレスコピック・リレーの倍率は1に等しくない。
更に、前述の方法は、光学測定面走査の関数として、カメラによって干渉パターンの画像を記録することを含むことができる。
光学測定面を検査面に対して走査することは、光学測定面の局部的球面部の曲率半径を走査することを含むことができる。例えば、曲率半径を測定データ点に対して変動させることができる。また、撮像することは、検査光を測定データ点に向けて合焦することを含むことができる。例えば、測定データ点を検査表面の前方に位置付けることができる。
光学測定面を検査面に対して走査することは、光学測定面の局部的球面部の曲率半径を走査することを含むことができる。例えば、曲率半径を測定データ点に対して変動させることができる。また、撮像することは、検査光を測定データ点に向けて合焦することを含むことができる。例えば、測定データ点を検査表面の前方に位置付けることができる。
基準光は、カメラに達する前に、基準面から反射することもでき、光学測定面を検査面に対して走査することは、少なくとも基準面を移動させることを含む。基準面から反射する前に、基準光を基準焦点に向けて合焦させることもできる。例えば、基準焦点を基準面の前方に位置付けることができる。また、基準光は、基準面の湾曲部分から反射することができる。例えば、基準面は、基準光を反射して、基準焦点に戻すことができる。
更に、光学測定面を検査面に対して走査することは、基準焦点の位置を走査することを含むことができる。
また、基準光は、基準面の平面部分から反射することもできる。
また、基準光は、基準面の平面部分から反射することもできる。
共通光源はコヒーレント長を有することができ、光学測定面を、コヒーレント長よりも大きな範囲にわたって走査することができる。
共通光源は、コヒーレント長を有することができ、光学測定面を、コヒーレント長よりも小さな範囲にわたって走査することもできる。
共通光源は、コヒーレント長を有することができ、光学測定面を、コヒーレント長よりも小さな範囲にわたって走査することもできる。
検査光および基準光は、干渉計を用いて、共通光源から得ることができる。例えば、干渉計は、リニク干渉計またはミロー干渉計とすることができる。また、前述の方法は、更に、検査面の位置を、干渉計に対して調節することを含むこともできる。
概して、一態様において、本発明は、検査面から反射した検査光を撮像し、カメラ上において基準光と干渉させ、干渉パターンを形成するように構成され、検査光および基準光を共通光源から得る、干渉測定撮像システムを備え、検査および基準光の光路が、検査光を反射して、カメラ上においてそれと基準光との間に一定の光路長差(例えば、ゼロの光路長差)を生ずる理論的検査面に対応する光学測定面を規定し、干渉測定撮像システムは、光学測定面を検査面に対して走査するように構成された第1ステージと、光学測定面の走査の間、カメラの位置を、当該カメラから最も近い光学測定面の画像に対して調節するように構成された第2ステージとを備えている装置を特徴とする。
前述の装置の実施形態は、以下の実施形態のいずれでも含むことができる。
前述の装置は、更に、第1ステージおよび第2ステージと通信する電子コントローラを備えることができ、動作の間、電子コントローラは、第1ステージに、光学測定面を検査面に対して走査させ、第2ステージに、カメラに位置を、当該カメラから最も近い光学測定面の画像に対して調節させ、干渉撮像システムの焦点深度内に光学測定面を維持させることができる。
前述の装置は、更に、第1ステージおよび第2ステージと通信する電子コントローラを備えることができ、動作の間、電子コントローラは、第1ステージに、光学測定面を検査面に対して走査させ、第2ステージに、カメラに位置を、当該カメラから最も近い光学測定面の画像に対して調節させ、干渉撮像システムの焦点深度内に光学測定面を維持させることができる。
カメラを第2ステージ上に搭載することができ、動作の間、電子コントローラは、第2ステージに、カメラの位置を検査面に対して調節させ、光学測定面を干渉撮像システムの焦点深度内に維持させることができる。
干渉撮像システムは、更に、第2ステージ上に搭載された少なくとも1つの撮像部品を含むことができ、動作の間、電子コントローラは、第2ステージに、撮像部品の位置を検査表面に対して調節させ、光学測定面を干渉撮像システムの焦点深度内に維持させることができる。例えば、少なくとも1つの撮像部品は、第2ステージ上に搭載されたテレスコピック・リレーとすることができ、動作の間、電子コントローラは、第2ステージに、テレスコピック・リレーの位置を、検査面に対して調節させ、光学測定面を干渉撮像システムの焦点深度内に維持させることができる。テレスコピック・リレーの倍率は、1に等しくない。
電子コントローラは、カメラとも通信することができ、動作の間、電子コントローラは、カメラによって、光学測定面走査の関数として、干渉パターンの画像を記録することができる。
干渉撮像システムは、検査光を検査面に向かうように、および検査面から戻るように方向付ける測定光学素子と、基準光を基準面に向かうように、および基準面から戻るように方向付ける基準光学素子とを含むことができる。例えば、基準光学素子は検査光学素子と同一としてもよい。
基準面を第1ステージ上に装着することができ、動作の間、第1ステージは、基準面を並進させることによって、光学測定面を検査面に対して走査することができる。更に、基準光学素子も第1ステージ上に搭載することができ、動作の間、第1ステージは、基準光学素子および基準面を並進させることによって、光学測定面を検査面に対して走査することができる。例えば、基準面は、平面または曲面(例えば、球面)とすることができる。
基準光学素子は、基準光を基準焦点に向けて合焦する基準レンズを含むことができる。
測定光学素子は、測定光を測定データ点に向けて合焦する対物レンズを含むことができる。
測定光学素子は、測定光を測定データ点に向けて合焦する対物レンズを含むことができる。
光学測定面は、平面を含むことができる。
光学測定面は、局部球面を含むことができる。
光源は、広帯域光源とすることができる。
光学測定面は、局部球面を含むことができる。
光源は、広帯域光源とすることができる。
干渉測定システムは、検査光および基準光を共通光源から得るリニク干渉計を含むことができる。
干渉撮像システムは、検査光および基準光を共通光源から得るミロー干渉計を含むことができる。
干渉撮像システムは、検査光および基準光を共通光源から得るミロー干渉計を含むことができる。
前述の装置は、更に、検査面の位置を干渉撮像システムに対して調節するように構成された第3ステージを含むことができる。
本発明の実施形態は、1つ以上の以下の利点を有することができる。
本発明の実施形態は、1つ以上の以下の利点を有することができる。
広い範囲を走査しつつ光学測定面を合焦状態に維持することによって、大きな表面輪郭変動を有する表面の輪郭検出を行う際の使用を容易にすることができる。即ち、干渉計に対して検査部品の位置を調節する必要なく、広い検査面全域を走査することが可能となる。あるいは、または加えて、大きな開口数を有する、したがって焦点深度が小さい対物レンズを含むシステムを用いて、大きな表面輪郭変動を有する表面の輪郭を検出することができる。
一部の実施形態では、検査部品は干渉計に対して移動しない。これによって、部品の固定が一層容易になる。何故なら、固定具を干渉計のハウジングに直接取り付けることができるからである。また、これによって、部品の干渉計への機械的結合が強化され一層直接的になるため、振動に対する感度を低下させることができる。
ここで用いる場合、平均波長λ0を中心とし、幅D1(半波高全幅値)の帯域制限スペクトルに対する光源点の時間的コヒーレント長は、λ0 2/D1である。
ここで用いる場合、延長単色または疑似単色源の空間コヒーレンスは、光源が開口数NAの平行化対物レンズの瞳を満たすような干渉計では、4λ/NA2である。満たされた瞳とは、Fが顕微鏡の対物レンズの焦点距離とすると、瞳における光源のサイズが少なくとも2FNAになることを意味する。光源が瞳よりも小さい場合、延長単色または疑似単色光源の空間コヒーレンスは、16λF2/D2となる。ここで、Dは光源の直径である。
ここで用いる場合、延長単色または疑似単色源の空間コヒーレンスは、光源が開口数NAの平行化対物レンズの瞳を満たすような干渉計では、4λ/NA2である。満たされた瞳とは、Fが顕微鏡の対物レンズの焦点距離とすると、瞳における光源のサイズが少なくとも2FNAになることを意味する。光源が瞳よりも小さい場合、延長単色または疑似単色光源の空間コヒーレンスは、16λF2/D2となる。ここで、Dは光源の直径である。
本発明の1つ以上の実施形態は、添付図面および以下の説明に明記されている。本発明のその他の特徴、目的、および利点は、説明および図面、ならびに特許請求の範囲から明らかとなろう。
種々の図面における同様の参照記号は、同様の要素を示すこととする。
図1を参照すると、平坦面を測定するために構成された干渉測定システムは、筐体105に収容されたセンサ100を含む。センサ100は、リニク干渉計と同様であり、1組の基準光学素子、この場合は基準レンズ130が、1組の測定光学素子、ここでは測定レンズ140と実質的に同一であり、色分散及び光学収差を一致させている。動作の間、センサ100は、センサから離れて配置された検査部分の検査表面102の表面輪郭を干渉法によりに測定する。
センサ100は、光源110、カメラ164、および多数の光学部品(以下で説明する)を含む。光源110、例えば、ハロゲン・バルブ、発光ダイオード(LED)、または超発光ダイオード(SLD)等の低コヒーレンス光源は、照明光学素子118を通じて光をビーム・スプリッタ120に向けて射出する。ビーム・スプリッタ120は、この光を測定ビームと基準ビームとに分割する。基準ビームは、基準レンズ130を通って基準ミラー132に当たり、測定ビームは、測定レンズ140を通って検査表面102に当たる。基準ミラー132が、OPD走査ステージ134上に取り付けられている。OPD走査ステージ134は、基準レンズ130に対して基準ミラー132を走査する。基準レンズ130および測定レンズ140は双方とも焦点距離fを有する。基準ビームおよび測定ビームは、基準ミラー132および検査表面102からそれぞれ反射し、ビーム・スプリッタ120において再結合し、出力ビーム113としてカメラ164に向かって伝搬する。出力ビーム113は、図1では主光線111および周辺光線112によって表されている。基準ビームおよび測定ビームが異なる経路を通るので、出力ビーム113の基準ビーム成分と測定ビーム成分との間には、光路差(OPD)が存在する。このOPDは、通例、検査表面102の輪郭におけるばらつきによって、出力ビーム113の輪郭全域にわたって変動する。OPDが光源110の時間的コヒーレント長以内のとき、カメラ164が検出した出力ビームの強度は、出力ビーム113の基準成分と測定成分との間の干渉によって、OPDの関数として変動する。光源110が低コヒーレンス光源である実施形態では、これらの干渉の効果は、通例、OPDが0に近いところで発生する(例えば、波長が光源110のそれであり、OPDがゼロの数波長以内である場合)。測定ビームを反射して、カメラ上でそれと基準ビームとの間に一定の光路差長差を生ずる表面に対応する理論的な表面が、光学測定面152として示されている。この表面152は、本構成では、測定レンズ140の焦点面に配置されている。
センサ100は、撮像レンズ160も含み、これは焦点距離が2fであり、測定レンズ140から3f離れて位置しており、光学測定面152を平坦場画像162に撮像する。本構成では、部品表面102が、測定レンズ140の焦点面に位置し、光学測定面152と一致している。更に、カメラ164は、撮像レンズ160の焦点面に位置している。したがって、部品表面102および光学測定面152双方は、カメラ164において完全に合焦し、2倍に拡大されている。尚、この説明は光学測定面の画像、ここでは画像162について言及しているが、光学測定面と一致し光を反射して撮像光学素子に戻す表面がなければ、実際には画像は形成されない。光学測定面は単に理論的な面であるので、光学測定面の画像にもそれが言える。双方は、ここに開示する干渉測定システムの説明に役立つように考えられた抽象的な構成である。
部品表面102の輪郭を測定するためには、OPD走査ステージ134は、基準ミラー132を基準レンズ130に対して並進させることによって、撮像光学素子(即ち、測定レンズ140および撮像レンズ160)の光軸上の位置に関して光学測定面152の位置を走査する。走査の間、センサ100は、コンピュータ・データ取得制御部199の制御下にあり、制御部199は、カメラから電子強度データを受け取る。部品表面102の輪郭を判定する1つの手法では、測定プロセスは走査白色光干渉計のものと類似している。単一のカメラ画素のデータ集合の一例を図2に示す。これは、1つの画素において検出した出力ビームの相対的強度を、基準ミラー132の位置の関数として示している。図1に示す光源110がスペクトル的に広帯域で、例えば、600nmを中心として100nmのスペクトル帯域幅であると仮定すると、ゼロOPD位置周囲における干渉強度信号213の局在性は、干渉測定法の特徴を示している。縞の局在性によって、測定面が画像画素に対応する物点と交差する正確なときを判定する手段が得られる。走査動作は、センサ100によって正確に制御されるので、いつ所与の物点がゼロOPDになるかがわかれば、例えば、図1に示す主光線111の相対的長さに直接変換することができる。
低コヒーレンス光源を用いて表面の高さを判定する種々の技法のいずれでも適用することができる。例えば、第1画素についての干渉データが図2のように示され、縞コントラスト211におけるピーク212が0μmの走査位置にあると仮定する。カメラ164の第2画素は、異なる走査位置、例えば、10μmにおいては、異なる縞コントラスト・ピークを有する場合がある。したがって、これらの画像画素に対応する2つの物点間のコントラスト・ピークの位置の差は、10μmとなる。このような実施形態では、データ処理は、例えば、コヒーレント包絡線検出または周波数ドメイン分析を含むことができる。コヒーレント包絡線検出は、例えば、ティ.ドレセル(T.Dresel)および協同研究者による「コヒーレント・レーダによる粗い表面の三次元検知」(Three−dimensional sensing of rough surfaces by coherence radar)、Applied Optics 31(7)、919〜925頁(1992)に記載されている。周波数ドメイン分析の実施形態は、ピー.ディグルート(P.deGroot)の「干渉写真の空間周波数分析による表面形状測定方法および装置」(METHOD AND APPARATUS FOR SURFACE TOPOGRAPHY MEASUREMENT BY SPATIAL−FREQUENCY ANALYSIS おFINTERFEROGRAMS)と題する米国特許第5,398,113号に記載されている。これらの引例双方の内容全体を参照により引用する。
再度図1を参照すると、走査の間、光学測定面152自体が移動するに連れて、光学測定面152の画像162の位置が移動する。実際、画像が2倍に拡大されているので、画像が移動する速度は、光学測定面152が移動する速度の4倍となる。一般に、光学測定面が平坦なセンサでは、相対的な焦点のOPD走査に対する比率は、撮像システムの倍率の二乗に比例する。光学測定面152の移動の結果、現在の配置では、光学測定面はもはやカメラ164に合焦しなくなる。図3を参照すると、光学測定面152を走査の間、合焦状態に維持するために、焦点走査ステージ170がカメラ164の位置を走査する。即ち、図3に示す構成では、合焦状態にある検査表面102の一部を、図1に示す構成において合焦状態にある検査表面120の一部と比較して、量δzだけ変位させる。これによって、基準ミラー132はδzだけ変位し、光学測定面152が検査表面102の適切な部分に確実に接触することになる。カメラ164を量δz’=4δzだけ変位させ、光学測定面152が確実に合焦状態に留まり、倍率が変化しないようにする。したがって、この場合、センサ100は、基準ミラー132(および光学測定面)を走査する速度の4倍の速度で、カメラ164を走査することになる。つまり、光学測定面152の画像162は、OPD走査の間、鮮明な合焦状態にありつつ、一定倍率を保持する。焦点走査ステージ170およびOPD走査ステージ134の変位速度間の比率は、プログラム可能であり、コンピュータ199によって制御される。
二重走査によって、光学測定面152を非常に広い範囲(例えば、光源110の時間的コヒーレンス長と比較して)にわたって走査することができ、倍率が代わることも、画像の焦点を失うこともない。
ある実施形態では、干渉測定システムを、非平坦表面、例えば、球体面および/または円錐面の輪郭を検出するように構成することができる。例えば、図4は、円錐状検査表面402の輪郭を検出するように構成されたセンサ400を示す。前述のセンサ100と同様、センサ400は、リニク干渉計に類似しており、基準光学素子431は測定光学素子440と実質的に同じものであり、例えば、色分散および光学収差を一致させる。センサ400の構成部品は筐体405内に収容されている。レンズ448および449を含む測定光学素子440、レンズ428および429を含む基準光学素子431、ならびに球面基準ミラー432を、球状光学測定面452を形成するように選択して配置する。レンズ429は、基準ビームを、レンズ428と一致する点に合焦する。測定光学素子440は、ビーム・スプリッタ420内部において光学測定面452の虚像を形成する。基準光学素子440および基準ミラー432は、OPD走査ステージ434上に取り付けられており、OPD走査ステージ434はこれらの光学素子および基準ミラーを並進させて、球面光学測定面452の曲率半径を変化させる。曲率半径は変化し得るが、球面光学測定面452はデータ点450に芯合せされているので、主光線411はデータ点450を通過する。この場合、データ点450は測定光学素子440の瞳でもある。光学測定面452は、空間におけるゼロOPD点の瞬時位置(locus)を表し、少なくとも実質的に光線角度の限られた範囲では、名目曲率半径において全ての点が合焦状態にある。
光源410(例えば、ハロゲン・バルブ、発光ダイオード(LED)、超発光ダイオード(SLD)等の低コヒーレンス光源)が、照明レンズ418およびビーム・スプリッタ420を通して、基準光学素子431および測定光学素子440双方に光を照射する。レンズ458および459を含む撮像光学素子460は、カメラ464上に、基準ミラー432および光学測定平面452と交差し測定光学素子440を通して光を反射または散乱し得るあらゆる最終的物点の平坦場画像462を形成する。これは、周辺光線412の経路によって示されている。カメラ464は、焦点走査ステージ430上に取り付けられており、焦点走査ステージ430はカメラ464を撮像光学素子460に向けて、そしてこれから遠ざかるように並進させる。
OPD走査ステージ434によって基準ビーム経路長を調節することによって、膨らんでいる風船のように測定表面452の曲率半径が変化し、点データ450に関して光学測定面452の区域を効果的に走査し、その間データ点450はほぼ固定されたままでいる。
この場合、倍率は、光学測定面位置の関数として常に変化しており、一方、物体における視界角は走査の間一定である。図5および図6は、測定幾何を示している。図5は、センサの物体空間の(即ち、部分的表面402における)座標系を示し、一方、図6は画像空間の(即ち、カメラ464における)座標系を示す。図5に示すように、光学測定面452の曲率半径rを、データ点450を原点とするデカルト座標系に関して測定することができる。z軸は撮像システムの光軸501と一致している。図5に示すように光軸501に対して視界角θを有する主光線(例えば、主光線551)は、半径ρ=Pθにおける像点にマップする。ここで、Pは図6における画像区間600によって示される定数であり、カメラ464の撮像領域662を示す。実施形態によっては、Pはρに依存する可能性もある。ρとθ(即ち、P)との間の関係は、例えば、光線追跡法を用いて求めることができる。光軸は、点650においてカメラと交差する。マッピングは方位角φに関して対称的である。倍率は走査の間常に変化する。何故なら、光学測定面の曲率半径rとは無関係に、同じ視界角θの光線が常にカメラ上で同じ半径ρに撮像されるからである。物体空間から画像空間へのマッピング、およびかかるマッピングを用いて取得したデータの分析方法は、2002年7月3日に出願した、ピーター ディグロットその他(Peter deGroot et al.)による「球面波面を用いた複雑表面形状の測定」(MEASUREMENT OF COMPLEX SURFACE SHAPES USING A SPHERICAL WAVEFRONT)と題する米国特許出願第10/190,353号に記載されている。この内容全体を参照により引用する。
これより図7を参照すると、検査表面402が、図4に示した部品の位置に対して、量δzだけ変位している。この構成において検査表面402の輪郭を検出するために、OPD走査ステージ434は、基準ミラー432および基準光学素子431を量δz”だけ並進させ、これによって光学測定面452の曲率半径をδz”だけ減少させ、検査表面402の一部711と接触させる。光学測定面452の半径が変化すると、画像462の位置が量δz’だけ変化する。この変化を吸収するために、焦点走査ステージ430はカメラ464を移動させ、それが画像462に一致したままとなり、光学測定面452がOPD走査の間中、鮮明な合焦状態にあり続けるようにする。
画像462の倍率が変化することにより、この場合のOPD走査速度と焦点走査速度との間の関係は、走査の間にカバーされる倍率の範囲によっては、非常に複雑となる可能性がある。しかしながら、カメラ464、基準光学素子431、および基準ミラー432の動きを組み合わせることによって、広範囲の倍率に対処し、適正な焦点を保持しつつ、(例えば、光源410の時間的コヒーレンス長に対して)非常に長い範囲にわたってOPDを走査することが可能となる。走査の間、視界角は一定に維持されつつも、倍率は変化する。焦点を維持するために基準光学素子/ミラーに対してカメラを走査すべき速度は、例えば、較正検査部品を用いて、または光線追跡法を用いて実験的に決定することができる。
図8に示すように、ある実施形態では、基台812上に装着した剛性ピラー820に取り付けられたz−ステージ810上にセンサ400を搭載する。円錐状検査表面800を有する検査部品を、基台812に取り付けられている部品固定具822に装着する。z−ステージ810は、センサ400の垂直方向位置を制御し、センサ400に検査表面800の種々の直径を測定させる。各直径は、異なる曲率半径、焦点設定、ならびにカメラおよび基準光学素子の走査速度の比率で、光学測定面452と交差する。図8に示す構成は、測定幾何のいくつかの機能を推進しており、例えば、異なるz位置における2つ以上の直径の測定による円錐状検査表面800の円錐角度の計算、および一連のz位置に対して画像セグメントを一緒に組み合わせる、即ち、編成する(stitch)ことによる円錐部分800の表面全体の輪郭検出を含む。
前述の実施形態は全て、カメラの位置を走査して、光学測定面画像の焦点を維持したが、他の実施形態はそのように限定されることはない。概して、カメラに加えて、またはカメラの代わりに、センサの他の光学部品を動かして焦点を維持することができる。例えば、図9を参照すると、センサ400は、カメラ464の代わりに撮像光学素子460を移動させて、焦点を維持するように構成されている。図9に示す実施形態では、カメラ464をセンサ・ハウジング405に対して固定し、撮像用光学素子460を焦点走査ステージ910上に搭載している。動作の間、焦点走査ステージ910は撮像光学素子460を移動させて画像462の焦点を維持し、OPD走査ステージ434は光学測定面452の曲率反映を走査する。
焦点を維持するために必要な、カメラに対する結像の変位は、センサの倍率の関数である。図10A〜図10Dを参照すると、この関係が、レンズ1030および1040を含む2X倍率テレセントリック・リレーについて例示されている。このリレーは、センサ100における撮像システム(図1参照)、およびセンサ400における撮像光学素子460(図9参照)と同等であり、ビーム・スプリッタ420内の虚像をカメラ464に撮像する。具体的に図10Aを参照すると、焦点距離Fおよび2Fをそれぞれ有するレンズ1030および1040が、物体1001の画像空間において画像1010を形成する(例えば、センサ400に関する虚像)。本構成では、物体1001は、レンズ1030の焦点面上の位置であり、検出器1020はレンズ1040の物体空間内の焦点面上の位置である。したがって、画像1010は検出器1020と一致する。次に図10Bを参照すると、物体1001がレンズ1030の焦点面から量dだけ離れる方向に変位されている。これに応じて、画像1010は、物体1001と同じ方向に、システムの倍率の二乗に比例する量だけ変位される。本システムは2Xの倍率を有するので、物体1010は4dだけ変位される。尚、これは、検出器を4δzだけ変位させて光学測定面を合焦状態に維持した図3に示した構成と同等であることを注記しておく。図10Cを参照すると、レンズ1030および1040をdだけ変位させて画像1010を検出器1020に近づくように移動させるが、これは単に図10Aに示した構成全体の量dだけの並進に過ぎないので、物体も検出器の位置から量dだけ変位する。したがって、システムの倍率に起因する1対1ではない拡縮を考慮して、レンズの変位をdよりも多くしなければならない。図10Dを参照すると、レンズ1030および1040の変位を量(4/3)dにすることにより、画像1010を再度検出器1020上で合焦させている。より一般的には、倍率が1でないテレセントリック・アフォーカル光学系では、光学測定面の変位dに対応するには、光学素子を変位させる量は、
以上説明した実施形態は、低コヒーレンス干渉法に関するが、他の干渉測定技法も使用可能である。例えば、長時間コヒーレンス長光源(例えば、レーザ)を用いた干渉測定法も用いることができる。かかる技法の1つが移相干渉測定法(PSI)である。PSIでは、検出した干渉信号の位相を、例えば、光源の波長を変化させることによって、または基準面の位置を微動させる(dither)ことによって変化させる。干渉信号の位相差は、波長または基準面位置の関数として、干渉計における全光路差に直接関係する。PSIでは、干渉画像を移相アルゴリズムにしたがって取得するので、干渉信号における各増分変化を、基準および測定波面間の既知の波長変化、またはそれらの間のOPD変化に関係付けることができる。PSI技法の例は、ピーター ディグルートの「波長同調移相干渉法を用いて多数の反射面を有する物体の輪郭を検出する方法およびシステム」(METHOD AND SYSTEM FOR PROFILING OBJECTS HAVING MULTIPLE REFLECTIVE SURFACES USING WAVELENGTH−TUNING PHASE−SHIFTING INTERFEROMETRY)と題する米国特許第6,359,692号、ミヒャエル キュヒェルその他(Michael Kuchel et al.)の「移相干渉測定法のための装置および方法」(APPARATUS AND METHOD FOR PHASE−SHIFTING INTERFEROMETRY)と題する米国特許出願第10/144,527号、およびレスリー エル. デック(Leslie L. Deck)の「周波数変換移相干渉法」(FREQUENCY TRANSFORM PHASE−SHIFTING INTERFEROMETRY」と題する米国仮出願第60/339,214号において見出すことができる。尚、長時間的コヒーレンス長光源を用いる場合、光学測定面は一定であるがゼロでないOPDに対応できる。
長波長(例えば、0.75から10μmのような赤外線)干渉測定技法も、前述の方法およびシステムを利用することができる。可視波長または光を拡散的に反射する表面は、長い方の波長には鏡面のように作用する可能性がある。したがって、長波長光源を用いれば、粗い表面を特徴化することができる。勿論、長波長干渉法では、システム検出器および光学構成部品は、光源の波長でしかるべく動作するように選択するのは当然である。長波長干渉測定技法は、更に、シャビエル コロナ デ レガその他(Xavier Colonna de Lega et al.)の「赤外線走査干渉測定装置および方法」(INFRARED SCANNING INTERFEROMETRY APPARATUS AND METHOD)と題する米国特許第6,195,168号に記載されている。
更に、前述の実施形態は、リニク型干渉計を含むが、他の種類の干渉計も同じ目的のために改造することができる。他の干渉計の例には、ミロー干渉計およびマッハ・ゼンダー干渉計が含まれる。
本発明の多数の実施形態について説明した。しかしながら、本発明の技術思想及び範囲から逸脱することなく、種々の変更も可能であることは理解されよう。したがって、他の実施形態も特許請求の範囲に該当するものとする。
Claims (47)
- 方法であって、
検査光および基準光が共通光源から生成され、検査面から反射した検査光を撮像し、カメラ上において基準光と干渉させ、干渉パターンを形成すること、前記検査光および基準光の光路が、前記検査光を反射して、前記カメラ上において前記検査光と前記基準光との間に一定の光路長差を生じさせるようなる理論的検査面に対応する光学測定面が規定され、
前記光学測定面を前記検査面に対して走査すること、
前記光学測定面の走査の間、前記カメラの位置を、当該カメラから最も近い前記光学測定面の画像に対して調節すること、
を備える、方法。 - 請求項1記載の方法において、前記一定の光路長差は、ゼロの光路長差である、方法。
- 請求項1記載の方法において、前記光学測定面の画像に対する前記カメラの位置を、前記光学測定面の走査の間に調節し、前記検査光を前記カメラに撮像する際に用いる撮像システムの焦点深度内に前記光学測定面を維持する、方法。
- 請求項1記載の方法において、前記カメラの位置を前記光学測定面の画像に対して調節することは、前記カメラを移動させることを備える、方法。
- 請求項1記載の方法において、前記カメラの位置を前記光学測定面の画像に対して調節することは、前記検査光を前記カメラに撮像する際に用いる少なくとも1つの構成部品を移動させることを備える、方法。
- 請求項5記載の方法において、前記カメラの位置を前記光学測定面の画像に対して調節することは、前記検査光を前記カメラに撮像する際に用いるテレスコピック・リレーを移動させることを備え、前記テレスコピック・リレーの倍率が1に等しくない、方法。
- 請求項1記載の方法であって、前記光学測定面走査の関数として、前記カメラによって前記干渉パターンの画像を記録することを更に備える、方法。
- 請求項1記載の方法において、前記光学測定面を前記検査面に対して走査することは、前記光学測定面の局部的球面部の曲率半径を走査することを含む、方法。
- 請求項8記載の方法において、前記曲率半径は、測定データ点に対して変動する、方法。
- 請求項8記載の方法において、前記撮像することは、前記検査光を測定データ点に向けて合焦することを含む、方法。
- 請求項10記載の方法において、前記測定データ点は、前記検査表面の前方に位置する、方法。
- 請求項1記載の方法において、前記基準光は、前記カメラに達する前に、基準面から反射し、前記光学測定面を前記検査面に対して走査することは、少なくとも前記基準面を移動させることを含む、方法。
- 請求項12記載の方法において、前記基準面から反射する前に、前記基準光を基準焦点に向けて合焦させる、方法。
- 請求項13記載の方法において、前記基準焦点は、前記基準面の前方に位置する、方法。
- 請求項13記載の方法において、前記基準光は、前記基準面の湾曲部分から反射する、方法。
- 請求項15記載の方法において、前記基準面は、前記基準光を反射して、前記基準焦点に戻す、方法。
- 請求項13記載の方法において、前記光学測定面を前記検査面に対して走査することは、前記基準焦点の位置を走査することを含む、方法。
- 請求項12記載の方法において、前記基準光は、前記基準面の平面部分から反射する、方法。
- 請求項1記載の方法において、前記共通光源はコヒーレント長を有し、前記光学測定面を、前記コヒーレント長よりも大きな範囲にわたって走査する、方法。
- 請求項1記載の方法において、前記共通光源は、コヒーレント長を有し、前記光学測定面を、前記コヒーレント長よりも小さな範囲にわたって走査する、方法。
- 請求項1記載の方法において、前記検査光および前記基準光を、干渉計を用いて、前記共通光源から得る、方法。
- 請求項21記載の方法において、前記干渉計は、リニク干渉計である、方法。
- 請求項21記載の方法において、前記干渉計は、ミロー干渉計である、方法。
- 請求項21記載の方法であって、前記検査面の位置を、前記干渉計に対して調節することを更に備える、方法。
- 装置であって、
検査面から反射した検査光を撮像し、カメラ上において基準光と干渉させ、干渉パターンを形成するように構成され、前記検査光および基準光を共通光源から得る、干渉撮像システムを備え、
前記検査光および基準光の光路が、前記検査光を反射して、カメラ上においてそれと前記基準光との間に一定の光路長差を生ずる理論的検査面に対応する光学測定面を規定し、
前記干渉測定撮像システムは、前記光学測定面を前記検査面に対して走査するように構成された第1ステージと、前記光学測定面の走査の間、前記カメラの位置を、当該カメラから最も近い前記光学測定面の画像に対して調節するように構成された第2ステージとを備える、装置。 - 請求項25記載の装置において、前記一定の光路長差は、ゼロの光路長差である、装置。
- 請求項25記載の装置であって、前記第1ステージおよび第2ステージと通信する電子コントローラを更に備え、動作の間、前記電子コントローラは、前記第1ステージに、前記光学測定面を前記検査面に対して走査させ、前記第2ステージに、前記カメラに位置を、当該カメラから最も近い前記光学測定面の画像に対して調節させ、前記干渉撮像システムの焦点深度内に前記光学測定面を維持させる、装置。
- 請求項27記載の装置において、前記カメラを前記第2ステージ上に搭載し、動作の間、前記電子コントローラは、前記第2ステージに、前記カメラの位置を前記検査面に対して調節させ、前記光学測定面を前記干渉撮像システムの焦点深度内に維持させる、装置。
- 請求項27記載の装置において、前記干渉撮像システムは、前記第2ステージ上に搭載された少なくとも1つの撮像部品を更に備え、動作の間、前記電子コントローラは、前記第2ステージに、前記撮像部品の位置を前記検査表面に対して調節させ、前記光学測定面を前記干渉撮像システムの焦点深度内に維持させる、装置。
- 請求項29記載の装置において、前記少なくとも1つの撮像部品は、前記第2ステージ上に搭載されたテレスコピック・リレーであり、動作の間、前記電子コントローラは、前記第2ステージに、前記テレスコピック・リレーの位置を、前記検査面に対して調節させ、前記光学測定面を前記干渉撮像システムの焦点深度内に維持させる、装置。
- 請求項30記載の装置において、前記テレスコピック・リレーの倍率が1に等しくない、装置。
- 請求項27記載の装置において、前記電子コントローラは、前記カメラとも通信し、動作の間、前記電子コントローラは、前記カメラによって、前記光学測定面走査の関数として、前記干渉パターンの画像を記録する、装置。
- 請求項25記載の装置において、前記干渉撮像システムは、検査光を前記検査面に向かうように、および前記検査面から戻るように方向付ける測定光学素子と、基準光を基準面に向かうように、および前記基準面から戻るように方向付ける基準光学素子とを備えている、装置。
- 請求項33記載の装置において、前記基準光学素子は前記検査光学素子と同一である、装置。
- 請求項33記載の装置において、前記基準面を前記第1ステージ上に装着し、動作の間、前記第1ステージは、前記基準面を並進させることによって、前記光学測定面を前記検査面に対して走査する、装置。
- 請求項35記載の装置において、前記基準光学素子も前記第1ステージ上に搭載し、動作の間、前記第1ステージは、前記基準光学素子および前記基準面を並進させることによって、前記光学測定面を前記検査面に対して走査する、装置。
- 請求項35記載の装置において、前記基準面は、平面である、装置。
- 請求項35記載の装置において、前記基準面は、曲面である、装置。
- 請求項38記載の装置において、前記基準面は、球面である、装置。
- 請求項33記載の装置において、前記基準光学素子は、前記基準光を基準焦点に向けて合焦する基準レンズから成る、装置。
- 請求項33記載の装置において、前記測定光学素子は、前記測定光を測定データ点に向けて合焦する対物レンズを備える、装置。
- 請求項25記載の装置において、前記光学測定面は、平面を備えている、装置。
- 請求項25記載の装置において、前記光学測定面は、局部球面を備えている、装置。
- 請求項25記載の装置において、前記光源は、広帯域光源である、装置。
- 請求項25記載の装置において、前記干渉撮像システムは、前記検査光および基準光を前記共通光源から得るリニク干渉計を備える、装置。
- 請求項25記載の装置において、前記干渉撮像システムは、前記検査光および基準光を前記共通光源から得るミロー干渉計を備える、装置。
- 請求項25記載の装置であって、更に、前記検査面の位置を前記干渉撮像システムに対して調節するように構成された第3ステージを備える、装置。
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