JP2005528563A - 圧力パルス発生方法及び圧力パルス発生装置 - Google Patents

圧力パルス発生方法及び圧力パルス発生装置 Download PDF

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Abstract

圧力パルス発生装置は、圧力流体供給部7と、圧力流体排出部8と、圧力流体回路2と、弁室4内に移動可能に配設された弁体3とを備えている。圧力流体回路2は、第1流路18と第2流路19とを備え、それら第1流路及び第2流路18、19は、弁体3の互いに反対側に夫々接続している。弁室4は、弁体3の一方の側に設けられた開口21を備え、この開口21は、第1流路18に接続しており、この開口21を介して弁室4から圧力流体が流出できるようにしてある。弁体3は、第1流路及び第2流路18、19内の圧力流体の作用を受けて第1位置と第2位置とへ移動され、第1位置においては開口21を閉塞し、第2位置においては開口21を開放して圧力流体を流出させるように構成されている。この圧力パルス発生装置は、弁室4の上流側にある第2流路19を介した弁室4と圧力流体供給部7との間の接続経路を連通状態及び遮断状態にするように構成された第1弁要素9、10を備えている。

Description

本願は、圧力パルス発生装置内の圧力流体の流れを制御する方法に関し、より詳しくは請求項1の前提部分に記載した種類の方法に関する。
本発明は更に、圧力パルス発生装置に関し、より詳しくは独立請求項である請求項12の前提部分に記載した種類の装置に関する。
本発明は、圧力パルスを発生させることを要するあらゆる技術分野において利用可能である。また特に、本発明は、高速で圧力パルスを発生させることを要する用途や、個々の圧力パルスを高精度の発生タイミングで発生させることを要する用途に、好適に利用し得るものである。
圧力パルスを利用する技術分野としては、内燃エンジンの技術分野がある。内燃エンジンに関しては、吸気バルブ、排気バルブ、ないしは燃料噴射バルブを作動させ、制御するための方式として、従来、カムシャフトを用いてエンジンのピストンの運動をそれらバルブに伝達するという方式が採られてきたが、この従来の方式に代えて、圧力パルスを利用してそれらバルブを作動させ、制御するという方式を採用することができる。また、本発明は更に、内燃エンジンのシリンダの圧縮比を可変とするために装備されているピストンを作動させ、制御するためにも利用し得るものである。
それゆえ、以下の説明においては、内燃エンジンの燃焼室の吸気バルブないし排気バルブを作動させ、制御するという目的に、本発明を適用する場合に即して説明を進めて行くが、ただし、斯かる用途は、本発明の多くの用途のうちの1つの具体例を示すものであって、本発明の用途が斯かる用途に限定されるというものではない。
エンジンの運転中にバルブ開閉タイミングを変化させ得るようにすることが望ましいことは、ピストン式内燃エンジンの設計者の間では何年も前から周知の事実であり、これが望ましいのは、それによって、燃費改善やエミッション低減などに大きな効果がもたらされるからである。
そのため、バルブ開閉タイミングを可変にするために、カムシャフトを用いてエンジンのバルブを開閉する従来の方式に代えて、ソレノイドを用いてエンジンのバルブを作動させ、制御する方式を実現しようとして、これまでに多大の努力が払われてきた。しかしながら、この方式に付随する短所として、バルブを非常な高速で作動させる能力が必要とされるため、使用するソレノイドに対する要求条件があまりにも過酷であるということがあった。個々のソレノイドによって運動を生じさせなければならない質量は、バルブの質量に応じたものとなる。また、バルブは、ソレノイドによって作動させることができるように、適当な磁性材料で製作せねばならず、そのような材料を使用することでバルブの質量は大きくならざるを得ない。そのため、バルブをより大きな磁力が得られるようなものにしようとすると、その結果としてバルブの重量が増大し、そのために、更に大きく強力なソレノイドが必要になるという悪循環に陥ることもあった。従って、この方式では、エンジンのバルブを十分な高速で作動させ、制御することのできる、経済的且つ実際的な解決法を実現することは困難である。更に、周知のごとく、ソレノイドは消磁状態から励磁状態へ移行させるにも、また、励磁状態から消磁状態へ移行させるにも、ある程度の時間がかかるという不都合がある。
エンジンのバルブに必要とされる運動を、油圧的に発生させるということに関しても、多くの研究がなされてきた。最近では、特に自動車メーカーが、この方式の試験をさかんに行っている。この方式では、圧油などの圧力流体により、エンジンのバルブを運動させる。そのため、使用する圧力パルス発生装置には、高速でしかも高精度のバルブの運動を発生させることのできる圧力パルスを送出する能力が要求される。本発明者の知る限り、従来の圧力パルス発生装置のうちには、現在の2ストロークエンジンないし4ストロークエンジンのエンジン回転数に対応して、バルブを良好に制御することのできる性能を備えたものは存在していない。斯かる性能を備えた圧力パルス発生装置を実現する上で障害となっているのは、例えば、この種の圧力パルス発生装置に必要とされている弁機構の開閉を高速で行わせることが困難であることにある。尚、最近の2ストロークエンジンでは、バルブの代わりにポートを使用したものがあるが、本発明は、4ストロークエンジンと同様に2ストロークエンジンにもバルブ方式を採用することを可能にするものである。
また、これに関連して、斯かる発力パルス発生装置は、コンパクトなものとして、内燃エンジンに適用したときに大きな空間を必要としないものとすべきである。
本発明の目的の1つは、非常な高速且つ非常な高精度で圧力流体パルスを発生させることのできる方法及び装置を提供することにある。
本発明の更なる目的は、圧力流体の使用効率をできるだけ大きくして、即ち、圧力流体回路内において圧力流体損失ができるだけ発生しないようにして、高速且つ高精度で圧力パルスを送出することのできる方法及び装置を提供することにある。
本発明の更なる目的は、できるだけ少ない部品点数で、またできるだけ簡明な構造の部品を使用して、また特に、使用するソレノイドの個数をできるだけ低減して、高速且つ高精度で圧力パルスを発生することのできる方法及び装置を提供することにある。
本発明の更なる目的は、内燃エンジンにおいて、吸気バルブ、排気バルブ、噴射バルブ(燃料噴射バルブまたは注水噴射バルブ)を作動させ、また制御するために使用することのできる、圧力パルス発生のための方法及び装置を提供することにある。また更に、本発明は、内燃エンジンの圧縮比を可変にするためのピストンの駆動装置としても機能し得るものである。
本発明の更なる目的は、本発明に係る方法に従って動作する本発明に係る装置によって内燃エンジンのバルブを制御することにより、その内燃エンジンの動作を2ストローク動作と4ストローク動作との間の切換え可能にすることのできる、圧力パルス発生のための方法及び装置を提供することにある。
本発明の主たる目的は、本明細書の冒頭に記載した種類の方法であって、しかも本願の請求項1の特徴部分に記載した特徴を備えた方法によって達成され、また、本明細書の冒頭に記載した種類の装置であって、しかも本願の請求項12の特徴部分に記載した特徴を備えた装置によって達成される。
従属請求項である請求項2〜11は、本発明の種々の目的を達成する上で有用な、好適な実施の形態に係る方法を記載したものである。
従属請求項である請求項13〜25は、本発明の種々の目的を達成する上で有用な、好適な実施の形態に係る装置を記載したものである。
本発明に係る方法及び装置のその他の特徴及び利点は、以下の詳細な説明により明らかとなる。
以下に添付図面を参照しつつ、本発明を、その具体的な実施の形態に即して説明して行く。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る装置を示した図である。この装置1は、圧力流体回路2、第1弁室4内に配設された第1弁体3、第2弁室6内に配設された第2弁体5、圧力流体供給部7、圧力流体排出部8、第1ソレノイド9とこの第1ソレノイド9により駆動される第3弁体10とから成る第1弁機構、それに、第2ソレノイド11とこの第2ソレノイド11により駆動される第4弁体12とから成る第2弁機構を備えている。
この装置1は更に、シリンダ13と、このシリンダ13内に移動可能に配設されたピストン14とを備えている。圧力流体回路2は、ピストン14の一方の側に接続しており、そこへ圧力流体パルスを供給することによって、ピストン14を移動させるように機能する。ピストン14は、バルブステム16を介してバルブ17に連結されており、このバルブ17は、内燃エンジンの燃焼室に装備された吸気バルブないし排気バルブなどである。ただし、ピストン14が連結されるバルブ17は、吸気バルブないし排気バルブに限られるものではなく、例えば、内燃エンジンの燃焼室へ燃料を噴射する燃料噴射バルブとすることもあり、或いはまた、ピストン14を、圧縮比を可変にするために内燃エンジンの燃焼室に装備したシリンダの中に配設されたピストンに連結することもあり、或いはまた、ピストン14が、斯かる圧縮比可変用ピストンそれ自体を構成しているようにすることもある。そして、内燃エンジンのシリンダに対する、そのバルブないし圧縮比可変用ピストンの相対的な位置を、圧力流体パルスによって制御する。
この装置1に使用する圧力流体は、気体とすることが好ましく、気体のうちでも特に、空気や二酸化炭素を使用することが好ましい。この装置1を上述した用途に用いる場合には、圧力流体供給部7は、内燃エンジンに装備したタンク付のコンプレッサから成るものとすることが好ましく、また、内燃エンジンに装備した圧力タンクだけから成るものとしてもよい。一方、圧力流体排出部8は、そのようなコンプレッサが発生する圧力や、そのような圧力タンク内の圧力より低い圧力の箇所であれば、どのような箇所であっても構わない。
圧力流体回路2は、第1流路18と第2流路19とを備えている。第1流路18及び第2流路19は、それらの一端が圧力流体供給部7に接続しており、それらの他端が第1弁室4内に配設されている第1弁体3の互いに反対側に夫々接続している。第1弁室4内の第1弁体3の一方の側に、接続流路20の一端が接続しており、この接続流路20の他端は圧力流体排出部8に接続している。第1弁体3の他方の側に、開口21が形成されており、この開口21の周縁部によって、第1弁体3が着座する弁座が形成されている。第1弁室4は、圧力流体回路2の高圧側であり、この第1弁室4は、開口21を介してシリンダ室15に連通可能とされている。第1流路18は、第1弁体3の両側のうち、開口21が設けられている側において、第1弁室4に接続している。
図示例の装置1では、第1流路18を介した第1弁室4と圧力流体供給部7との間の接続経路は、常に連通状態にある。
装置1は更に、第3流路22と第4流路23とを備えている。第3流路22はその一端が圧力流体排出部8に接続し、第4流路23はその一端が圧力流体供給部7に接続している。また、第3流路22の他端と第4流路23の他端とは、第2弁室6内の第2弁体5の互いに反対側に夫々接続している。圧力流体排出部8に、第5流路24の一端が接続しており、この第5流路24の他端は第2弁室6内の第2弁体5の一方の側に接続している。第2弁体5の他方の側に、開口25が形成されており、この開口25の周縁部によって、第2弁体5が着座する弁座が形成されている。第2弁室6は、圧力流体回路2の低圧側であり、この第2弁室6は、開口25を介してシリンダ室15に連通可能とされている。
第3流路22は、第2弁体5の両側のうち開口25が設けられている方の側において、第2弁室6に接続している。第1弁体3及び第2弁体5は、その弁体の表面のうち、圧力流体回路2内の圧力流体からその表面に作用する圧力の方向が閉弁方向となる表面の面積が、それら各弁体3、5が各開口21、25の周縁部に着座していてそれら各開口21、25を閉塞しているるときに弁室4及び弁室5内にあって圧力流体の圧力が逆方向に作用する表面の面積より大きくしてある。更に、開口21、25の面積は、各弁体3、5の先に述べた方の表面(圧力流体回路2内の圧力流体からその表面に作用する圧力の方向が閉弁方向となる表面)の面積より小さくしてある。尚、各弁体3、5は、ディスクバルブとして構成されている。
図示例の装置1では、第3流路22を介した第2弁室6と圧力流体排出部8との間の接続経路は、常に連通状態にある。
装置1は、電気駆動式の第1弁要素及び第2弁要素を備えており、それらのうち第1弁要素は、第1弁室4と圧力流体供給部7との間の接続経路を連通状態及び遮断状態にするための弁要素であり、また第2弁要素は、上述した接続流路20を介した第1弁室4と圧力流体排出部8との間の接続経路を連通状態及び遮断状態にするための弁要素である。第1弁要素及び第2弁要素は、第1ソレノイド9とこの第1ソレノイド9により駆動される弁体10とで構成されており、弁体10は、常時付勢されているスライド弁として構成されている。それら2つの弁要素は、第1弁要素が連通状態にあるときに第2弁要素が遮断状態にあり、逆に第1弁要素が遮断状態にあるときに第2弁要素が連通状態にあるように構成される。これを実現するには、弁体10に少なくとも1つの流通開口(不図示)を形成し、第1ソレノイド9を付勢状態にしたならば、その流通開口が、接続流路20と第2流路19とのうちの一方の流路内に位置し(このとき、その流路と流通開口とは完全に位置が揃わなくてもよいが、ただし、完全に位置が揃うようにすることが好ましい)、第1ソレノイド9を消勢状態にしたならば、その流通開口が、接続流路20と第2流路19とのうちの他方の流路内に位置するようにすればよい。
この装置は、第1ソレノイド9を消勢状態にしたときに、第1弁体10を移動させるためのばね要素26を備えている。これについては後に詳述する。
図6〜図10に示した別の実施の形態に係る装置は、接続流路20を介した第1弁室4と圧力流体排出部8との間の接続経路を連通状態及び遮断状態にするための第3弁要素を備えており、この第3弁要素は、第2ソレノイド11とこの第2ソレノイドに組合わされた弁体12とで構成されている。また、この第3弁要素は、第2弁要素の上流側に設けられている。この第3弁要素は、第2ソレノイド11を付勢状態にしたならば接続流路20を連通状態にし、第2ソレノイド11を消勢状態にしたならば接続流路20を遮断状態にする。
図面に示したどの実施の形態に係る装置1も、更に、第4流路23を介した圧力流体供給部7と第2弁室6との間の接続経路を連通状態及び遮断状態にするための第4弁要素を備えており、この第4弁要素は、第2ソレノイド11とこの第2ソレノイドに組合わされた弁体12とで構成されている。更に、装置1は、第2弁室6と圧力流体排出部8との間の接続経路を連通状態及び遮断状態にするための第5弁要素を備えており、この第5弁要素もまた、第2ソレノイドとこの第2ソレノイドに組合わされた弁体12とで構成されている。第4弁要素及び第5弁要素は、第4弁要素が連通状態にあるときには第5弁要素が遮断状態にあり、逆に第4弁要素が遮断状態にあるときには第5弁要素が連通状態にあるように構成されている。これを可能にするには、弁体12に少なくとも1つの流通開口を形成し、第2ソレノイド11を付勢状態にしたならば、その流通開口が、第4流路23と第5流路24とのうちの一方の流路内に位置し、第2ソレノイド11を消勢状態にしたならば、その流通開口が、第4流路23と第5流路24とのうちの他方の流路内に位置するようにすればよい。
図7〜図10に示した実施の形態では、第4弁要素が、第4流路23を介した圧力流体供給部7と第2弁室6との間の接続経路を連通状態にし、またそれに伴って、第5弁要素が、第5流路24を介した圧力流体排出部8と第2弁室6との間の接続経路を遮断状態にしたときに、第3弁要素が接続流路20を連通状態にするように構成されている。
この装置は、第2ソレノイド11を消勢状態にしたときに、第2弁体12を移動させるためのばね要素27を備えている。これについては後に詳述する。
図9〜図10に示した第3の実施の形態に係る装置は、第1弁室4と圧力流体供給部7とを接続している第6流路28を備えると共に、この第6流路28を介した第1弁室4と圧力流体供給部7との間の接続経路を連通状態及び遮断状態にするための第6弁要素を備えており、この第6弁要素は、第2ソレノイド11とこの第2ソレノイドに組合わされた弁体12とで構成されている。そして、第5弁要素が連通状態にあり、それに伴って第4弁要素が遮断状態にあるときに、第6弁要素が連通状態にあるように構成されている。
更に、この装置は、作動ピストン16の位置、またはこの作動ピストン16に連結されている部材の位置を検出するためのセンサ29を備えており、このセンサ29は例えば光センサや電磁誘導センサなどで構成される。センサ29は、制御装置(不図示)に接続されており、この接続装置は、センサ29から入力される信号に基づいて、第1ソレノイド及び第2ソレノイド11を付勢状態ないし消勢状態にする。更に、この装置は、内燃エンジンの、この装置を装備したシリンダの状態を検出するセンサ(不図示)を備えている。このセンサも、上述した制御装置に接続されており、制御装置は、このセンサから得られる信号を考慮して、第1ソレノイド9及び第2ソレノイド11を制御することができる。
既述のごとく、図示例の装置1は、ばね要素26、27を備えている。ばね要素26、27は、付勢状態のソレノイド9、11によって移動させられていた弁体10、12を、ソレノイド9、11が消勢状態にされて、ソレノイド9、11から弁体10、12に作用していた力が消滅したときに、最初の位置へ復帰させるように機能するものである。図示例の装置1におけるばね要素26、27は、圧力流体を利用して構成されている。即ち、接続流路を介して、弁体10、12の高圧側受圧面を、圧力流体供給部7に接続することによって、それら弁体10、12の高圧側受圧面に圧力流体供給部7の圧力を常時作用させており、また、別の接続流路を介して、弁体10、12の高圧側受圧面とは逆向きの低圧側受圧面を、圧力流体排出部8に接続することによって、それら弁体10、12の低圧側受圧面に圧力流体排出部8の圧力を常時作用させている。そして、高圧側受圧面に作用する圧力の向きが、ソレノイド9、11から弁体10、12に作用する力の向きと逆向きになるようにしてあり、それによって、ソレノイド9、11が消勢状態となったときに、弁体10、12を最初の位置へ復帰させることができるようにしている。また、別構成例として、圧力流体排出部8の圧力が大気圧より高いという条件の下に、弁体の低圧側受圧面を大気圧に接続し、弁体の高圧側受圧面を圧力流体排出部8に接続した構成としてもよい(ここでは、高圧側受圧面と低圧側受圧面は、面積が等しいものとしている)。
この装置は、以上に説明した構成要素に加えて更に、制動及びロックの機能を提供する少なくとも1つの油圧機構を備えたものとすることが好ましい。斯かる油圧機構は油圧回路を備えたものであり、その油圧回路は、一端が圧力発生部(不図示)に接続し他端がチャンバ31に接続した接続流路30を含むものである。尚、ここでいう圧力発生部とは、例えば内燃エンジンのオイルポンプなどである。アクチュエータピストン14の移動行程のうちの少なくとも一部分において、アクチュエータピストン14に連結されたピストンロッド32がチャンバ31の中に突入しているように構成し、特に、アクチュエータピストン14に連結された吸気バルブ17が、シリンダ頂部の弁座に着座した基本位置にあるときに、ピストンロッド32がチャンバ31の中に突入しているように構成することが好ましい。また、この装置は、逆止弁として構成した弁機構41を備えており、この弁機構41は、圧力発生部から接続流路30を介してチャンバ31へ流入する方向の圧油の流れを許容し、これと逆方向の圧油の流れを阻止するように機能するものである。更に、チャンバ31と油圧回路の低圧部34とを接続する下流側の接続流路33を備えており、ここでいう低圧部34とは、例えば内燃エンジンのオイルパンなどである。
チャンバ31は絞り部34を備えており、移動するピストンロッド32は、この絞り部34を貫通して延在している。そして、絞り部34とピストンロッド34との間に画成される隙間の断面積が、ピストンロッド32がチャンバ31の中に突入するにつれて減少するように、絞り部34またはピストンロッド34の形状を定めるようにしている。例えば図示例においては、ピストンロッド32の先端部分を円錐形に形成することによって、これを達成している。斯かる構成によれば、アクチュエータピストン14の移動につれて、ピストンロッド32によってチャンバ31の中へ押し出される圧油が通過する隙間の断面積が次第に小さくなって行くことから、制動効果が次第に大きくなるという効果が得られる。この制動に伴って圧油は加熱されるが、加熱されて高温になった圧油は、下流側の接続流路33を介して排出される。
この装置は、油圧回路の下流側の接続流路33を連通状態及び遮断状態にするように動作する弁機構35を備えており、この弁機構35は、圧力に応動するスレーブ弁として構成されている。弁機構35は、第7流路36を介して第2弁室6に接続しており、また、この第7流路36を介して第4流路及び第5流路に連通している。第4流路は、第2弁室6と圧力流体供給部7との間を接続している圧力流体の流路であり、連通及び遮断される流路である。第5流路は、第2弁室6と圧力流体排出部8との間を接続している圧力流体の流路であり、連通及び遮断される流路である。第7流路36内の圧力流体の圧力は、弁機構35を、閉弁方向へ押圧するように作用する。弁機構35の、第7流路36内の圧力流体の圧力が作用する表面と反対側の表面には、その圧力と逆向きの力が作用しており、この逆向きの力は、油圧回路の下流側の接続流路33内の圧油の圧力である。そして、弁機構35が閉弁位置へ移動されたならば、下流側の接続流路33が遮断状態になる。圧力流体の圧力の大きさ、油圧回路の圧油の圧力の大きさ、弁機構35の表面のうち圧力流体の圧力が作用する受圧面の面積、それに、弁機構35の表面のうち油圧回路の圧油の圧力が作用する受圧面の面積は、第7流路36が圧力流体排出部8に連通したときにスレーブ弁35が接続流路33を連通状態にし、一方、第7流路36が圧力流体供給部7に連通したときにスレーブ弁35が接続流路33を遮断状態にするように、適切な圧力の大きさ及び受圧面の面積にしてある。
以下に、図1〜図5を参照して、本発明の第1の実施の形態に係る装置の動作サイクルについて説明する。
図1は、始点位置にある装置の状態を示した図であり、この状態では、2つのソレノイド9、11は消勢状態とされており、それらソレノイド9、11に組合わされた2つの弁体10、12は非作動状態にあり、そのため、内燃エンジンのバルブ17は、弁座に着座した基本位置にある。圧力流体供給部7は、第1弁体3の両側において第1弁室4に連通しており、第1弁体3は、開口21と反対側の受圧面の面積が、開口21の側の受圧面の面積より大きく形成されているため、第1弁体3は閉弁状態にある。同様に、圧力流体排出部8は、第2弁体5の両側において第2弁室6に連通しているため、第2弁体5は閉弁状態にあり、第2弁室6に形成されている開口25を閉塞している。
図2は、内燃エンジンのシリンダ内のピストンの位置を検出するセンサからの検出信号に基づいて制御装置が出力した付勢指令信号に従って、第1ソレノイド9が付勢状態にされた直後の、装置の状態を示した図である。第1ソレノイド9が付勢状態にされているため、この第1ソレノイド9に組合わされた弁体10が、第2流路を介した第1弁室4と圧力流体供給部7との間の接続経路を遮断状態にしている。一方、第1弁体3には、第1流路18を介して圧力流体の圧力が作用しており、その圧力によって、第1弁体3は、開口21から離されている。そのため、圧力流体がチャンバ15へ流入して、アクチュエータピストン14及びバルブ17を基本位置から移動させている。バルブ17には、一般的に行われているように、バルブスプリング40から付勢力が作用するようにしてあり、バルブ17は、このバルブスプリング40の弾発力に抗して、基本位置から離れて移動している。
更に、第2ソレノイド11も付勢状態にされており、そのため、第4流路23を介した圧力流体供給部7と第2弁室6との間の接続経路が連通状態にされている。その結果、第2弁体5は、第2弁室6の開口25に押付けられて、この開口25を閉塞している。もしかりに、この状態にあるときに、第2弁体5が開口25を閉塞していなかったならば、チャンバ15内の圧力流体が開口25を通って第2弁室6へ流出してしまうことになり、第2弁体5はそれを阻止しているのである。
図3は、続く次の段階における状態を示した図である。この段階においては、第1ソレノイド9が消勢状態にされており、そのため、この第1ソレノイド9に組合わされた弁体10が、ばね要素26の作用を受けて基本位置へ押し戻されている。また、第1弁要素によって、第2流路19を介した第1弁室4と圧力流体供給部7との間の接続経路が連通状態に戻されており、その結果、第1弁室4内の第1弁体3が最初の位置へ押し戻されて、第1開口21を閉塞している。ただし、チャンバ15内へ流入した圧力流体が膨張し続けているために、また、運動している部品の慣性エネルギのために、アクチュエータピストン14及びバルブ17は、更に移動し続けている。
このとき、スレーブ弁35は、第7流路36と第4流路23とを介して圧力流体供給部7に連通しているため、油圧回路の圧油は、下流側の接続流路33を介して流出することが阻止されており、一方で、上流側の接続流路30を介して流入することは可能な状態におかれている。そのため、油圧回路は、バルブ17が最遠隔位置である下死点に達したときに、その位置にバルブ17をロックするための、ロック機構として機能できる状態にあり、スレーブ弁35が再び開弁状態になるまで、油圧回路はこの状態に維持される。
図4は、アクチュエータピストン14が更に下方へ移動して、アクチュエータピストン14に連結されたバルブ17が、最遠隔位置へ達した状態を示した図である。バルブ17は、第2ソレノイドが消勢状態にされるまで、この位置にロックされている。
図5は、続く次の段階にある装置の状態を示した図である。この段階においては、第2ソレノイド11が消勢状態にされており、そのため、この第2ソレノイドに組合わされた弁体12が、それに装備されたばね要素27の作用によって、最初の位置へ押し戻されており、その結果、第5流路24を介した第2弁室6と圧力流体排出部8との間の接続経路が連通状態に戻されている。第2弁室6内に配設されている第2弁体5は、チャンバ15内の圧力流体の圧力に押されて開口25から離されており、そのため、チャンバ15内にあった圧力流体が、第3流路22を通って圧力流体排出部8へ流出することができ、それに伴って、アクチュエータピストン14とそれに連結したバルブ17とが、基本位置へ向かって戻りつつある。
このとき、スレーブ弁35は、既に開弁位置へ戻されており、なぜならば、この時点では、第7流路36は第5流路24を介して圧力流体排出部8に連通しているからである。そして、スレーブ弁35は、開弁状態にあるため、もはや、バルブ17を最遠隔位置にロックしてはいない。
チャンバ15内の圧力が低下して、バルブ17が基本位置へ戻ったならば、第2弁体5は、重力の影響によって、及び/または、この第2弁体5の上側が再び圧力流体供給部7に連通することによって、閉弁状態となる。これによって、装置は図1に示した始点位置に戻ったことになり、次回のサイクルを開始することができる。
添付図面からも理解できるように、弁体10や、弁体12は、一般的に、図示例のようにただ1つの流通開口を備えた構成とせずに、それら各弁体が連通状態及び遮断状態とする複数の流路に対応した複数の流通開口を備えた構成とすることもでき、そのような構成は、本願の開示に基づいて容易に実現することができる。
また、これも容易に理解できることであるが、使用するソレノイドは、突き出し型のソレノイドとすることもでき、引き込み型のソレノイドとすることもできる。
本発明に係る装置を圧縮比可変機構に適用する場合には、バルブ17を、圧縮比可変機構のピストンに替えればよい。この場合のピストンとは、燃焼室に直接的に連通させたシリンダの中に配設されるピストンである。また、本発明に係る装置を噴射バルブに適用する場合には、バルブ17を、その噴射バルブのピストンに替えればよい。
本発明に係る装置は更に、エアモータなどをはじめとする、気体パルスを機械的運動に変換する装置に供給するための、気体パルスないしエアパルスを発生させるために利用することもでき、本発明に係る装置を用いて気体を膨張させることで、そのような気体パルスないしエアパルスを発生させることが可能である。
本発明の特に顕著な利点の1つとして、圧力流体回路2に含まれる幾本もの流路を連通状態及び遮断状態にするために使用する、ソレノイドとそれに付随する弁体とから成る弁機構の個数を、できる限り低減したということがある。即ち、1個のソレノイド9を使用して、それに組合わせた弁体10を移動させることで、第2流路19と、接続流路20との、2本の流路の連通及び遮断を行っている。また、別の1個のソレノイド11を使用して、それに組合せた弁体12を移動させることで、第4流路23と、第5流路24との、2本の流路の連通及び遮断、ないしは、それら2本の流路に更に、接続流路20と、第6流路28とを加えた、4本の流路の連通及び遮断を行っている。
本発明の第1の実施の形態に係る装置を示した模式的断面図であり、同装置が基本位置にあるときの状態を示した図である。 図1の装置を示した図1と同様の図であり、同装置が第1段階にあるときの状態を示した図である。 図1及び図2の装置を示した図であり、第1段階の終了時点における同装置の状態を示した図である。 図1〜図3の装置を示した図であり、図3の状態から更に運動している状態を示した図である。 図1〜図4の装置を示した図であり、同装置が第2段階にあるときの状態を示した図である。 本発明に係る装置の回路の一部分の別構成例を示した図である。 図6の回路を組込んだ、本発明の第2の実施の形態に係る装置を示した図であり、同装置が第1段階にあるときの状態を示した図である。 図7の装置を示した図であり、同装置が第2段階にあるときの状態を示した図である。 本発明の第3の実施の形態に係る装置を示した図であり、同装置が第1段階にあるときの状態を示した図である。 図9の装置を示した図であり、同装置が第2段階にあるときの状態を示した図である。

Claims (25)

  1. 圧力パルス発生装置内の圧力流体の流れを制御する方法であって、
    前記圧力パルス発生装置は、圧力流体回路(2)を備えており、
    前記圧力流体回路(2)は、その第1端が圧力流体供給部(7)に接続し、その第2端が圧力流体排出部(8)に接続しており、
    前記圧力流体回路(2)は、第1流路(18)と第2流路(19)とを備え、それら第1流路及び第2流路(18、19)は、それらの一端が前記圧力流体供給部(7)に接続し、それらの他端が弁室(4)内に移動可能に配設されている弁体(3)の互いに反対側に夫々接続しており、
    前記弁室(4)は、前記弁体(3)の一方の側に設けられた開口(21)を備え、該開口(21)は、前記第1流路(18)に接続しており、該開口(21)を介して前記弁室(4)から圧力流体が流出できるようにしてあり、
    前記弁体(3)は、前記第1流路及び前記第2流路(18、19)内の圧力流体の作用を受けて第1位置と第2位置とへ移動され、前記第1位置においては前記開口(21)を閉塞し、前記第2位置においては前記開口(21)を開放して圧力流体を流出させるように構成されている、前記圧力パルス発生装置内の圧力流体の流れを制御する前記方法において、
    第1段階において、前記開口(21)から圧力パルスを送出させるために、前記第1流路(18)を介した前記圧力流体供給部(7)と前記弁室(4)との間の接続経路を連通状態にすると同時に、前記第2流路(19)を介した前記弁室(4)と前記圧力流体供給部(7)との間の接続経路を遮断状態にすることを特徴とする方法。
  2. 第2段階において、圧力パルスを遮断するために、前記第2流路(19)を介した前記圧力流体供給部(7)と前記第2弁室(4)との間の接続経路を連通状態にする請求項1記載の方法。
  3. 接続流路(20)を介して前記弁室(4)と前記圧力流体排出部(8)とが接続されており、前記第1段階においては、前記接続流路(20)を介した前記弁室(4)と前記圧力流体排出部(8)との間の接続経路を連通状態に維持し、前記第2段階においては、前記弁室(4)と前記圧力流体排出部(8)との間の接続経路を遮断状態に維持する請求項1又は2記載の方法。
  4. 前記圧力流体回路(2)は、第3流路(22)と第4流路(23)とを備え、それら第3流路及び第4流路(22、23)は、第2弁室(6)内に移動可能に配設されている第2弁体(5)の互いに反対側に夫々接続しており、
    前記第2弁室(6)は、前記第2弁体(5)の一方の側に設けられた開口(25)を備え、該開口(25)は、前記第3流路(22)に接続しており、該開口(25)を介して圧力流体が該第2弁室(6)に流出入できるようにしてあり、
    前記第2弁体(5)は、前記第3流路及び前記第4流路(22、23)内の圧力流体の作用を受けて第1位置と第2位置とへ移動可能であり、前記第1位置においては前記開口(25)を閉塞し、前記第2位置においては前記開口(25)を開放して圧力流体を流出入させるように構成されており、
    前記第1段階において、前記第4流路(23)を介した前記第2弁室(6)と前記圧力流体供給部(7)との間の接続経路を連通状態に維持する請求項1乃至3の何れか1項記載の方法。
  5. 前記第2段階において、並びに、その後、次回の前記第1段階に入るまで、前記第4流路(23)を介した前記第2弁室(6)と前記圧力流体供給部(7)との間の接続経路を遮断状態に維持する請求項4記載の方法。
  6. 前記第4流路を介した前記第2弁室(6)と前記圧力流体供給部(7)との間の接続経路を遮断状態にするときに、前記第3流路(22)を介した前記第2弁室(6)と前記圧力流体排出部(8)との間の接続経路を連通状態にする請求項4又は5記載の方法。
  7. 前記圧力流体回路(2)は、第5流路(24)を備えており、該第5流路(24)は、その一端が前記圧力流体排出部(8)に接続し、その他端が前記第2弁体(5)の前記第4流路(23)が接続しているのと同じ側において前記第2弁室(6)に接続しており、前記第2弁室(6)と前記圧力流体供給部(7)との間の接続経路を遮断状態にするときに、前記第5流路(24)を介した前記第2弁室(6)と前記圧力流体排出部(8)との間の接続経路を連通状態にする請求項4乃至6の何れか1項記載の方法。
  8. 前記2つの開口(21、25)は、シリンダ空間(15)に接続しており、それら2つの開口(21、25)が該シリンダ空間(15)に接続している接続位置は、該シリンダ空間(15)内に移動可能に配設されたピストン(14)の互いに同一の側であり、前記ピストン(14)は、内燃エンジンの吸気バルブないし排気バルブ(17)に連結されているか、または、内燃エンジンの燃焼室へ燃料を噴射する燃料噴射バルブ(17)に連結されているか、または、内燃エンジンの燃焼室の圧縮比を可変にするために該燃焼室に装備されたシリンダの中に配設されたピストンに連結されているか、または、斯かる圧縮比可変用ピストンそれ自体を構成しており、前記内燃エンジンのシリンダに対する前記バルブ(17)ないし前記圧縮比可変用ピストンの相対的な位置を、前記開口(21、25)から供給する圧力流体パルスにより制御する請求項1乃至7の何れか1項記載の方法。
  9. 前記圧力流体回路(2)内に配設されているソレノイド制御式の弁体(10、12)を用いて、それら弁体(10、12)に組合わされたソレノイド(9、11)を作動させることによって、前記圧力流体回路(2)内の接続経路を連通状態及び遮断状態にする請求項1乃至8の何れか1項記載の方法。
  10. 前記内燃エンジンの前記シリンダ内に配設されているピストンの位置をセンサを用いて検出し、該ピストンの検出位置に基づいて、前記圧力流体回路(2)内の接続経路を連通状態及び遮断状態にする請求項8又は9記載の方法。
  11. 前記第2流路(19)を介した前記第1弁室(4)と前記圧力流体供給部(7)との間の接続経路を遮断状態にするとき、または遮断状態に維持しているときに、第6流路(28)を介した前記第1弁室(4)と前記圧力流体供給部(7)との間の接続経路を連通状態にし、または連通状態に維持し、前記第1段階において前記接続流路(20)を介した前記第1弁室(4)と前記圧力流体排出部(8)との間の接続経路を連通状態にするときに、前記第6流路(28)を介した接続経路を遮断状態にする請求項3乃至10の何れか1項記載の方法。
  12. 圧力パルス発生装置であって、
    該圧力パルス発生装置は、圧力流体供給部(7)と圧力流体排出部(8)とを備えており、
    該圧力パルス発生装置は、圧力流体回路(2)を備えており、
    該圧力パルス発生装置は、弁室(4)内に移動可能に配設された弁体(3)を備えており、
    前記圧力流体回路(2)は、第1流路(18)と第2流路(19)とを備え、それら第1流路及び第2流路(18、19)は、前記弁体(3)の互いに反対側に夫々接続しており、
    前記弁室(4)は、前記弁体(3)の一方の側に設けられた開口(21)を備え、該開口(21)は、前記第1流路(18)に接続しており、該開口(21)を介して前記弁室(4)から圧力流体が流出できるようにしてあり、
    前記弁体(3)は、前記第1流路及び前記第2流路(18、19)内の圧力流体の作用を受けて第1位置と第2位置とへ移動され、前記第1位置においては前記開口(21)を閉塞し、前記第2位置においては前記開口(21)を開放して圧力流体を流出させるように構成されている、前記圧力パルス発生装置において、
    該圧力パルス発生装置は、前記弁室(4)の上流側にある前記第2流路(19)を介した前記弁室(4)と前記圧力流体供給部(7)との間の接続経路を連通状態及び遮断状態にするように構成された第1弁要素(9、10)を備えている、
    ことを特徴とする圧力パルス発生装置。
  13. 該圧力パルス発生装置は、接続流路(20)を備えており、該接続流路(20)は、その一端が前記弁室(4)の前記第2流路(19)が接続した側に接続し、その他端が前記圧力流体排出部(8)に接続しており、
    該圧力パルス発生装置は、前記接続流路(20)を介した前記弁室(4)と前記圧力流体排出部(8)との間の接続経路を連通状態及び遮断状態にするように構成された第2弁要素(9、10)備えている、
    請求項12記載の圧力パルス発生装置。
  14. 前記接続流路(20)と前記第2流路(19)とは、少なくとも部分的に並設されており、前記第1弁要素と前記第2弁要素とは、同一の弁体(9、10)により構成されている請求項12又は13記載の圧力パルス発生装置。
  15. 該圧力パルス発生装置は、前記接続流路(20)を介した前記第1弁室(4)と前記圧力流体排出部(8)との間の接続経路を連通状態及び遮断状態にするように構成された第3弁要素を備えている請求項13又は14記載の圧力パルス発生装置。
  16. 該圧力パルス発生装置は、第2弁室(6)内に移動可能に配設された第2弁体(5)を備えており、
    前記圧力流体回路(2)は、第3流路(22)と第4流路(23)とを備え、それら第3流路及び第4流路(22、23)は、前記第2弁室(6)内の前記第2弁体(5)の互いに反対側に夫々接続しており、
    前記第2弁室(6)は、前記第2弁体(5)の一方の側に設けられた開口(25)を備え、該開口(25)は、前記第3流路(22)に接続しており、該開口(25)を介して圧力流体が該第2弁室(6)に流出入できるようにしてあり、
    前記第2弁体(5)は、前記第3流路及び前記第4流路(22、23)内の圧力流体の作用を受けて第1位置と第2位置とへ移動可能であり、前記第1位置においては前記開口(25)を閉塞し、前記第2位置においては前記開口(25)を開放して圧力流体を流出入させるように構成されており、
    前記第3流路(22)は、その一端が前記第2弁室(6)に接続し、その他端が前記圧力流体排出部(8)に接続しており、前記第4流路(23)は、その一端が前記第2弁室(6)に接続し、その他端が前記圧力流体供給部(7)に接続しており、
    該圧力パルス発生装置は、前記第4流路(23)を介した前記第2弁室(6)と前記圧力流体供給部(7)との間の接続経路を連通状態及び遮断状態にするための第4弁要素を備えている、
    請求項12乃至15の何れか1項記載の圧力パルス発生装置。
  17. 前記圧力流体回路(2)は、第5流路(24)を備えており、該第5流路(24)は、その一端が前記圧力流体排出部(8)に接続し、その他端が前記第2弁体(5)の前記第4流路(23)が接続しているのと同じ側において前記第2弁室(6)に接続しており、
    前記圧力流体回路(2)は、第5弁要素(11、12)を備えており、該第5弁要素(11、12)は、前記第4流路(23)を介した前記第2弁室(6)と前記圧力流体供給部(7)との間の接続経路が遮断状態になるときに、前記第5流路(24)を介した前記第2弁室(6)と前記圧力流体排出部(8)との間の接続経路を連通状態にするように構成されている、
    請求項16記載の圧力パルス発生装置。
  18. 前記第4流路(23)と前記第5流路(24)とは、少なくとも部分的に並設されており、前記第4弁要素と前記第5弁要素とは、同一の弁体(11、12)により構成されている請求項17記載の圧力パルス発生装置。
  19. 一端が前記第1弁室(4)に接続し他端が前記圧力流体排出部(8)に接続した前記接続流路(20)は、少なくとも部分的に前記第5流路(24)に対して並設されており、前記第3弁要素と前記第5弁要素とは、同一の弁体(11、12)により構成されている請求項15乃至18の何れか1項記載の圧力パルス発生装置。
  20. 前記第3弁要素、前記第4弁要素、及び前記第5弁要素は、同一の弁体(11、12)により構成されており、該弁体(11、12)は、前記接続流路(20)内、前記第4流路(23)内、及び前記第5流路(24)内において同時に移動するように構成されている請求項15乃至19の何れか1項記載の圧力パルス発生装置。
  21. 前記第1弁体(3)と前記第2弁体(5)との少なくとも一方は、当該弁体の表面のうち、前記開口(21、25)の方を向き前記流路内の圧力流体に対して露出している表面の面積が、その表面とは反対側を向き前記流路内の圧力流体に対して露出している表面の面積より小さい請求項12乃至19の何れか1項記載の圧力パルス発生装置。
  22. 前記第1弁室(4)の前記開口(21)と、前記第2弁室(6)の前記開口(25)とは、シリンダ空間(15)へ開口しており、それら開口(21、25)が該シリンダ空間(15)へ開口している開口位置は、該シリンダ空間(15)内に移動可能に配設されているピストン(14)の互いに同一の側であり、
    前記ピストン(14)は、内燃エンジンの吸気バルブないし排気バルブ(17)に連結されているか、または、内燃エンジンの燃焼室へ燃料を噴射する燃料噴射バルブ(17)に連結されているか、または、内燃エンジンの燃焼室の圧縮比を可変にするために該燃焼室に装備されたシリンダの中に配設されたピストンに連結されているか、または、斯かる圧縮比可変用ピストンそれ自体を構成しており、
    前記内燃エンジンのシリンダに対する前記バルブないし前記圧縮比可変用ピストンの相対的な位置が、前記開口(21、25)から供給される圧力流体パルスにより制御されるようにしてある、
    請求項12乃至21の何れか1項記載の圧力パルス発生装置。
  23. 前記弁要素、または、前記第1弁要素、前記第2弁要素、前記第3弁要素、前記第4弁要素、及び前記第5弁要素のうちの少なくとも1つの弁要素が、ソレノイド駆動式の弁体(10、12)で構成されている請求項12乃至22の何れか1項記載の圧力パルス発生装置。
  24. 前記第4流路及び前記第5流路(23、24)は、圧力流体により制御されるスレーブ弁(35)に接続しており、該スレーブ弁(35)は、前記ピストン(14)を油圧で制動及び/またはロックする油圧機構から圧油が流出することを許容及び遮断する弁である請求項22又は23記載の圧力パルス発生装置。
  25. 該圧力パルス発生装置は、前記第1弁室(4)と前記圧力流体供給部(7)とを接続している第6流路(28)と、該第6流路(28)を介した前記第1弁室(4)と前記圧力流体供給部(7)との間の接続経路を連通状態及び遮断状態にするための第6弁要素(11、12)とを備えている請求項12乃至24の何れか1項記載の圧力パルス発生装置。
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