JP2005526462A - 一様でない拡散率の符号についてのデータ検出 - Google Patents

一様でない拡散率の符号についてのデータ検出 Download PDF

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Abstract

本発明の一態様(22)では、スペクトル拡散通信システムにおいて異なる拡散率を使用して伝送されたデータを同時に推定する。複数の通信信号が受信される。各通信信号は、関連する符号を有する。少なくとも2つの通信信号は、異なる拡散率を有する。伝送されたデータは、一様な拡散率の符号を使用して推定シンボルとして推定される。一様な拡散率以外の拡散率で伝送されたデータについては、そのデータの推定シンボルは、そのデータの符号のシンボルに変換される。本発明の別の態様では、複数の拡散率を使用して拡散されたデータを有するスペクトル拡散通信信号を受信する。この通信のデータは、一様な拡散率の符号を使用して推定シンボルとして推定される。これらの推定シンボルは、同じ拡散率で送信されたデータに対応する推定シンボルのパーセルで解析する。一様な拡散率でないパーセルについては、推定シンボルを、そのパーセルの同じ拡散率のシンボルに変換する。

Description

本発明は一般に、ワイヤレス符号分割多重アクセス通信システムに関する。より詳細には本発明は、このようなシステムにおける、一様でない拡散率を有する通信のデータ検出に関する。
符号分割多重アクセス(CDMA)通信システムでは、共有周波数スペクトルを介して複数の通信を同時に送信することができる。各通信は、その通信を伝送するのに使用された符号によって区別される。通信のデータシンボルは、符号のチップを使用して拡散される。特定のシンボルを伝送するのに使用されるチップの数は、拡散率と呼ばれる。一般的な拡散率の1つは16であり、16のチップを使用して1つのシンボルが伝送される。TDD/CDMA通信システムでは、通常の拡散率(SF)は16、8、4、2、1である。
いくつかのCDMA通信システムでは、共有スペクトルをよりよく利用するために、15のタイムスロットなど、所定数のタイムスロットを有するフレームにスペクトルを時分割する。このタイプのシステムは、ハイブリッドCDMA/時分割多重アクセス(TDMA)通信システムと呼ばれる。このようなシステムの1つであって、アップリンク通信とダウンリンク通信を特定のタイムスロットに制限するものは、時分割複信通信(TDD)システムである。
共有スペクトル内で伝送された複数の通信を受信する手法の1つは、ジョイント検出である。ジョイント検出では、複数の通信からのデータを一緒に判定する。ジョイント検出器は、複数の通信の既知または所定の符号を使用し、複数の通信のデータをソフトシンボルとして推定する。ジョイント検出器の代表的な実装形態のいくつかは、ゼロフォーシングブロック線形等化器(ZF−BLE)、コレスキー(Cholesky)分解または近似コレスキー分解、あるいは高速フーリエ変換を使用する。
これらの実装形態の多くは、すべての通信が同じ拡散率を有するように設計されている。異なる拡散率を有する通信を同時に扱うことは、このようなシステムでは問題である。
加えて、同じ通信内で異なる拡散率を使用することが望ましい場合がある。ある通信のいくつかのシンボルが、同じ通信内の他のビットよりも高品質で送信されることがある。例えば、いくつかのTDD/CDMAシステムは、フォーマットコンビネーションインジケータ(TFCI)ビットを、通信バーストの他のデータと共に伝送する。これらのTFCIビットは、ペイロードデータよりも高品質で伝送することが望ましい。いくつかの特定のビットの品質を高くし、他のビットについてはそうしない手法の1つは、異なる拡散率を使用することである。例えば、TFCIビットは16のSFで送信し、他のビットは8、4、2または1のSFで送信することができる。
したがって、異なる拡散率をジョイント検出で扱えることが望ましい。
本発明の一態様では、スペクトル拡散通信システムにおいて異なる拡散率による直交可変拡散率(OVSF)符号を使用して伝送されたデータを同時に推定する。複数の通信信号が受信される。各通信信号は、関連する符号を有する。通信信号の少なくとも2つは、異なる拡散率を有する。伝送されたデータは、一様な拡散率の符号を使用して推定シンボルとして推定される。一様な拡散率以外の拡散率で伝送されたデータについては、そのデータの推定シンボルが、そのデータの符号のシンボルに変換される。
本発明の別の態様では、複数の拡散率を使用して拡散されたデータを有するスペクトル拡散通信信号を受信する。この通信のデータは、一様な拡散率の符号を使用して推定シンボルとして推定する。これらの推定シンボルは、同じ拡散率で伝送されたデータに対応する推定シンボルのパーセル(parcels)で解析される。一様な拡散率のものではないパーセルについては、推定シンボルが、そのパーセルの同じ拡散率のシンボルに変換される。
本発明の実施形態は、TDD/CDMA、TDMA/CDMA、周波数分割複信/CDMA通信システムなど、任意のタイプのCDMAシステム、ならびにその他のタイプの通信システムで一般に使用することができる。
図1に、一様でない拡散率の通信システムの一実施形態を示す。図1には、送信機20および受信機22が示してある。送信機20はユーザ装置に位置することもあり、あるいは複数の送信回路20が基地局に位置することもある。受信機22は、ユーザ装置、基地局または両方に位置する場合がある。
受信機22に伝送されるデータシンボルは、送信機20で変調拡散デバイス24によって処理される。拡散変調デバイス24は、符号により、データを搬送する通信に割り当てられた拡散率でこのデータを拡散する。通信は、送信機20のアンテナ26またはアンテナアレイによって、ワイヤレス無線インタフェース28を介して放射される。
受信機22では、通信は、可能性として他の送信機の通信と共に、受信機22のアンテナ30またはアンテナアレイで受信される。受信信号は、サンプリングデバイス32によってチップレートまたはチップレートの倍数などでサンプリングされて、受信ベクトルが生成される。受信ベクトルはチャネル推定デバイス36によって処理されて、受信された通信のチャネルインパルス応答が推定される。チャネル推定デバイス36は、受信された通信中のトレーニングシーケンス、パイロット信号、または別の技法を使用して、インパルス応答を推定することができる。ジョイント検出デバイスなどのデータ検出デバイス34が、受信された通信の符号および推定されたインパルス応答を使用して、拡散データのソフトシンボルd’を推定する。ソフトシンボルd’は、同種の拡散率を有する通信が送信されたものと仮定して生成される。拡散率調整デバイス38が、これらのソフトシンボルを処理して、データシンボルが送信された拡散率と同じ拡散率のソフトシンボルを生成する。
一様でないSFのデータを検出する手法の1つは、システムの最高のSFまたは伝送データの最高のSFのどちらかのSFで、ソフトシンボルを推定することである。ソフトシンボルが一様なSFを仮定して最初に推定されるので、マッチドフィルタ、ZF−BLE、コレスキー分解を使用するジョイント検出器、高速フーリエ変換を使用するジョイント検出器など、各種の一般的なデータ検出の実装形態を用いることができる。例えば、3つの通信が伝送される。第1は2のSFを有し、第2は4のSFを有し、第3は8のSFを有する。これらの通信について、8のSFを仮定してデータを推定することができる。同じシステム中の任意の通信の最大SFが16であった場合、共通の設計を使用して、データ検出器34が16のSFを仮定してすべてのデータを推定することが望ましい場合がある。
最高のSFで推定したソフトシンボルを利用して真のSFのソフトシンボルを生成するには、2つの一般的手法を使用することができる。図2に示す第1の手法は、SFを少なくとも1段、可能性としては複数段にわたって、順次下げる。ステップ40で、各通信を伝送するのに使用された符号が判定される。ステップ42で、使用された各符号につき、使用された符号に対応する最高の拡散率(使用された最高のSFまたはシステムの最高のSFのどちらか)の拡散率でのすべての符号を使用して、データ検出デバイス34でデータを推定する。例えば、第1の通信は2のSFで伝送され、第2および第3の通信は両方とも16のSFで伝送される。図3に、1、2、4、8、16の拡散率についての直交符号の符号ツリーを示す。第1の通信の符号はC1であり、第2はC2111であり、第3はC2222である。データ検出デバイスは、10個のSF16の符号(C1111からC1222、C2111、C2222)についてのソフトシンボルを推定する。符号C1111からC1222は符号C1に対応する。あるいは、使用された符号にかかわらずより一様な設計を使用するために、最高の拡散率ですべての符号を使用してデータを推定し、後で廃棄される不要な符号についてもデータを推定しても良い。
ステップ44で、最高のSFよりも低いSFで伝送された通信または通信部分それぞれにつき、これらの通信または部分のソフトシンボルの拡散率を順次処理して、所望のSFに達するまでSFレベルを1つ下げる。先の例を使用し、C2111およびC2222の2つのSF16の符号は、シンボルを伝送するのに使用した実際の符号なので、これらの符号のソフトシンボルはSFを下げない。しかし、SF2の通信のソフトシンボルは、8つのSF16の符号(C1111からC1222)から4つのSF8の符号(C111からC122)へ、2つのSF4の符号(C11からC12)へ、1つのSF2の符号(C1)へと順次下げる。
図4に示すように、データを伝送するのに使用された符号がわからなくても、SFを1レベルずつ下げることを用いてデータを復元することができる。ステップ46で、SF16など、最高のSFのすべての符号を使用して受信データを推定する。ステップ48で、これらの符号のそれぞれについて推定ソフトシンボルをテストして、この符号がデータ転送に使用されたかどうか調べる。これらの符号のそれぞれについて推定ソフトシンボルを処理して、ツリー中の1つ低いSFでデータ推定をシミュレートする。より高いSF符号がデータ搬送に使用されている場合、そのブランチ上のより低いSF符号はデータ搬送に使用できない。したがって、ステップ50で、これらのブランチ上でSFを下げることは行われない。ステップ52で、テストしSFレベルを下げるこのプロセスを、最低に達するまで各レベルにつき繰り返す。この結果、使用された符号についてのソフトシンボルだけでなく、使用された符号も判定される。
第2の手法は、図5に示すように、最高のSF率の推定ソフトシンボルを直接利用し、これらを最低のSFに変換する。例えば、先の例の8つのSF16の符号(C1111からC1222)について推定したシンボルを直接合成して、SF2の符号(C1)についてのシンボルを生成する。ステップ54で、各通信を伝送するのに使用された符号を判定する。ステップ56で、使用された各符号につき、使用された符号に対応する最高の拡散率(使用された最高のSFまたはシステムの最高のSFのどちらか)の拡散率ですべての符号を使用して、データ検出デバイス34でデータを推定する。あるいは、使用された符号にかかわらずより一様な設計を使用するために、最高の拡散率ですべての符号を使用して、後で廃棄される不要な符号と共にデータを推定しても良い。ステップ58で、最高のSFよりも低いSFで伝送された通信または通信部分それぞれにつき、これらの通信または部分のソフトシンボルの拡散率を処理して、所望の符号のソフトシンボルを生成する。
図6は、シンボルを合成して、SF16からSF8へ、SF8からSF4へ、SF4からSF2へ、またはSF2からSF1へなど、SFレベルを1つ下げる例示である。送信機20は、2つのデータシンボルxおよびyを、SF1など特定の拡散率で伝送する。簡単のために、xおよびyを伝送するのに使用された符号がSF1についてC0であったとする。データ検出デバイス34は、ツリー上の次に高い拡散率で2つの符号、例えばSF2の符号C1およびC2について、より高いSFでソフトシンボルを推定する。正しいシンボルxおよびyを推定する代わりに、データ推定デバイス34は、SF2で2つのシンボル(A1およびA2)を、xとyの合成として推定する。A1はx+y(C1について)であり、A2はx−y(C2について)である。A1およびA2はxおよびyに関係するので、xおよびyをソフトシンボルA1およびA2から判定することができる。xは((A1+A2)/2)に等しく、yは((A1−A2)/2)に等しい。
図3からわかるように、任意の符号から次に高いSFの符号への2つのブランチは、それ自体を受ける符号と、それ自体の否定を受ける符号である。例えば、符号C12(1,1,−1,−1)は、C121(C12,C12または1,1,−1,−1,1,1,−1,−1)と、C122(C12,−C12または1,1,−1,−1,−1,−1,1,1)とに分岐する。この結果、図6に示した手法を使用して、ツリー中の任意の符号についてSFレベルを1つ下げることができる。
このプロセスを繰り返すことにより、SFを一度に1レベルずつ順次下げることができる。図7に、2レベル下げる例を示す。データはSF1を使用して伝送され、最初にSF4で推定される。伝送シンボルはw、x、yおよびzである。データを伝送するのに使用された符号はC0であり、初期推定シンボルは符号C11からC22に対応する。C11についての推定シンボルは実際にはw+x+y+zであり、C12についてはw+x−y−zであり、C21についてはw−x+y−zであり、C22についてはw−x−y+zである。SFを2ステップで下げる場合、シンボルは続いてSF4からSF2に下げられる。符号C11については、図6に示したようにシンボルを合成することにより、w+xとそれに続くy+zの、2つのシンボルが得られる。符号C22については、シンボルを合成することにより、w−xとそれに続くy−zの、2つのシンボルが得られる。SF2からSF1に下げると、第1のシンボルが合成され、wとそれに続くxが生成され、第2のシンボルが合成されて、yとそれに続くzが得られる。この結果、元のシンボルw、x、y、zが再構築される。この手順を順次繰り返すことによって、SFを任意のSFから他の任意のSFに順次下げることができる。
SFを下げるための第2の手法は、これを1つのステップで直接行う。特定の伝送符号に対して、この符号のすべてのブランチの最高のSFの符号すべてについてシンボルを推定する。最高のSFの信号を直接合成して、所望のSFのシンボルを生成する。このような手法も図7に示す。伝送されたデータはw、x、y、zである。符号C11についての推定ソフトシンボルはA1であり、これはw+x+y+zに等しい。符号C12についてはA2であり、これはw+x−y−zに等しい。符号C21についてはA3であり、これはw−x+y−zに等しい。符号22についてはA4であり、これはw−x−y+zに等しい。4つの式および4つの未知数があるので、w、x、y、zを直接求めることができる。図5で示したように、wはA1+A2+A3+A4に等しく、xはA1+A2−A3−A4に等しく、yはA1−A2+A3−A4に等しく、zはA1−A2−A3+A4に等しい。同様に、任意のSFを他の任意のSFに下げることができる。例えばSF16をSF1に下げる場合、最初に16個のソフトシンボルを推定する。16個の未知数のある16個の式を解いて、元々SF1で伝送されたシンボルを推定する。
一様でない拡散率を有する通信のデータを推定するための別の手法は、最低の拡散率のソフトシンボルを推定し、推定したシンボルを合成して、実際の伝送拡散率および符号でのシンボルを判定する。最低の拡散率は、システムの最低の拡散率とするか、あるいは伝送された通信のシンボルの最低の拡散率とすることができる。
最高のSFで推定したソフトシンボルを利用して真のSFでのソフトシンボルを生成するのに、2つの一般的手法を使用することができる。図8に示す第1の手法は、SFを少なくとも1段、可能性としては複数段、順次上げる。ステップ60で、各通信を伝送するのに使用された符号を判定する。ステップ62で、各符号につき、使用された符号に対応する最低の拡散率の拡散率でのすべての符号を使用して、データ検出デバイス34でデータを推定する。例えば、第1の通信は2のSF、符号C1で送信され、第2と第3の通信は両方とも、16のSF、符号C2111およびC2222で伝送される。受信信号は、符号C1およびC2(C2111およびC2222に対応する)の2つのSF2の符号を使用して拡散される。あるいは、SF1のC0など、システムの最低SFの符号を使用する。
ステップ62で、最低のSFよりも高いSFで伝送された各通信または各通信部分につき、これらの通信または部分のソフトシンボルのSFを順次処理して、所望のSFに達するまでSFレベルを1つ上げる。先の例を使用し、SF2の符号であるC1は、シンボルを伝送するのに使用された実際の符号なので、この符号のソフトシンボルはSFを上げない。しかし、SF16の通信のソフトシンボルは、1つのSF2の符号(C2)から2つのSF4の符号(C21およびC22)へ、2つのSF8の符号(C211およびC222)へ、2つのSF16の符号(C2111およびC2222)へと順次上げる。
図9に示すように、データを伝送するのに使用された符号がわからなくても、SFを1レベルずつ上げることを用いてデータを復元することができる。ステップ66で、SF1など、最低のSFでのすべての符号を使用して受信データを推定する。ステップ68で、これらの符号のそれぞれについての推定ソフトシンボルをテストして、その符号がデータ伝送に使用されたかどうか調べる。これらの符号のそれぞれについての推定ソフトシンボルを処理して、ツリー中の1つ高いSFでデータ推定をシミュレートする。SF符号が使用された符号であると判定された場合、そのブランチ上のより高いSF符号はデータ搬送に使用できない。したがって、ステップ70で、これらのブランチ上でSFを上げることは行われない。ステップ72で、テストしSFレベルを下げるこのプロセスが、最高のレベルまで各レベルについて繰り返される。この結果、使用された符号についてのソフトシンボルだけでなく、使用された符号も決定される。
第2の手法は、図10に示すように、最低のSFの推定ソフトシンボルをとり、これらを直接に所望のSFの符号に変換する。例えば、C2について推定されたシンボルを処理して、符号C2111およびC2222についてのシンボルになる。ステップ74で、各通信を伝送するのに使用された符号が判定される。ステップ76で、使用された各符号につき、使用された符号に対応する最低のSF(使用された最低のSFまたはシステムの最低のSFのどちらか)の拡散率でのすべての符号を使用して、データ検出デバイス34でデータを推定する。あるいは、使用された符号にかかわらずより一様な設計を使用するために、最低の拡散率でのすべての符号を使用して、後で廃棄される不要な符号と共に、データを推定しても良い。ステップ78で、最低のSFよりも高いSFで伝送された各通信または各通信部分につき、これらの通信または部分のソフトシンボルの拡散率を処理して、所望の符号のソフトシンボルを生成する。
図11は、検出されたシンボルを変換して、SF1からSF2へ、SF2からSF4へ、SF4からSF8へ、またはSF8からSF16へなど、SFレベルを1つ上げる例示である。ここでの例は、符号C0についてSF1でデータを検出し、検出したソフトシンボルを伝送符号C2に変換することを示している。送信機は、データシンボルxを、符号C2(1−1)を使用してSF2など特定の拡散率で伝送する。xが符号C2で伝送されるとき、これはx−xとして伝送される。符号C0(1)でデータを検出することにより、検出シンボルはx−xとなる。検出ソフトシンボルをC2に変換し、2xの値が得られる。この場合、検出データ(x−x)を符号C2(1−1)と混合することができ、合成された(x*1+−x*−1)が2xとなる。
図12は、検出されたシンボルを変換して、順次SFレベルを2つ上げる例示である。シンボルxが、符号C222(1−1−11−111−1)を使用しx−x−xx−xxx−xとして伝送される。符号C2(1−1)を使用して、2つ低いSFレベルでデータが検出される。符号C2を使用し、データが2x−2x−2x2xとして検出される。検出したソフトシンボルは、ツリーを上に次の符号レベルC22に変換される。C22はC2−C2(またはC2*(1−1))に等価なので、ソフトデータは、実質的に符号1−1と混合することによって符号C22に変換される。結果として得られるソフトシンボルは4x−4xである。変換したシンボルは、ツリーを上に次の符号レベルC222(1−1−11−111−1)に変換される。符号C222は符号C22−C22(またはC22*(1−1))と等価である。ソフトシンボルを符号C222に変換するには、シンボルを実質的に1−1で混合する。結果として、得られるソフトシンボルは8x(4x−−4x)である。
SFを上げるための第2の手法は、これを直接1つのステップで行う。特定の伝送符号に対して、各符号のブランチの最低のSF符号の符号すべてについてシンボルを推定する。推定したシンボルを直接合成して、所望のSFでのシンボルを生成する。
図12に、推定したソフトシンボルのSFレベルを2つ直接上げる例を示す。先の符号例を使用し、データは符号C222を使用して伝送され、符号C2を使用して検出される。シンボルxが、符号C222(1−1−11−111−1)を使用してx−x−xx−xxx−xとして伝送される。符号C2(1−1)を使用して、2つ低いSFレベルでデータを検出する。符号C2を使用し、データは2x−2x−2x2xとして検出される。符号C222は、C2−C2−C2C2(またはC2*(1−1−11)としてC2に関係する。ソフトシンボルを符号C2からC222に変換するには、シンボルを実質的に1−1−11で混合する。結果として、得られるソフトシンボルは8x(2x−−2x−−2x+2x)である。
加えて、ハイブリッド手法を使用して、一様でない拡散率を有する通信からデータを復元することができる。通信は、8、4、2などの中間の拡散率で処理することができ、検出されたソフトシンボルを処理して、SF2および16の両方などに、SFを上げることおよび下げることの両方を行う。
一様でない拡散率を有するデータシンボルを同時に検出するためのこれらの手法を使用して、異なる拡散符号で伝送された複数の通信、ならびに異なる拡散率を使用して拡散された複数のシンボルを有する単一の通信から、データを復元することができる。異なるSFを使用して伝送された複数の通信の場合、同様に各通信の推定シンボルを補償することができる。異なる拡散率を有する1つの通信の場合、受信機は、どのシンボルがどのSFを使用して伝送されたかを知る必要がある。受信機は、通信の受信シンボルをシンボルのSFで解析し、各パーセルを別々に補償することができる。
図13に、複数のSFを使用して伝送された通信からデータを復元するためのフローチャートを示す。ステップ80で、異なるSFを使用して拡散されたデータを有する通信が伝送される。ステップ82で、通信全体について最高のSFや最低のSFなどの一様なSFを仮定して、データのソフトシンボルを推定する。ステップ84で、推定シンボルを、同じSFを有するパーセルで解析する。ステップ86で、各パーセルの推定シンボルを処理して、所望のSFでシンボルの推定をシミュレートする。
1つの通信の中で異なるSFを使用して、異なるシンボルを異なるサービス品質で伝送することが望ましい場合がある。例えば、いくつかのTDD/CDMAシステムでは、TFCIおよび電力制御ビットが伝送ペイロードデータと多重化される。これらのビットは、他のデータよりも高品質で伝送することが望ましい場合がある。加えて、1つの通信内で様々な拡散率を使用することにより、異なるサービス品質を有するサービスを、同じ通信でより容易に一緒に多重化することができる。
一様でない拡散率の通信システムの一実施形態の図である。 拡散率を最高の拡散率から順次下げるフローチャートである。 OVSF符号のツリー構造を示す図である。 伝送符号が未知のときに拡散率を最高の拡散率から順次下げるフローチャートである。 拡散率を最高の拡散率から直接下げるフローチャートである。 拡散率を1レベル下げることを示す図である。 拡散率を順次および直接の両方で2レベル下げることを示す図である。 拡散率を最低の拡散率から順次上げるフローチャートである。 伝送符号が未知のときに拡散率を最低の拡散率から順次上げるフローチャートである。 拡散率を最低の拡散率から直接上げるフローチャートである。 拡散率を1レベル上げることを示す図である。 拡散率を順次および直接の両方で2レベル上げることを示す図である。 複数の拡散率を使用して伝送された通信からデータを復元するためのフローチャートである。

Claims (85)

  1. スペクトル拡散通信システムにおいて異なる拡散率を使用して伝送されたデータを同時に推定するための方法であって、
    複数の通信信号を受信することであって、各通信信号は関連する符号を有し、前記通信信号の少なくとも2つは異なる拡散率を有することと、
    前記伝送されたデータを、一様な拡散率の符号を使用して推定シンボルとして推定することと、
    前記一様な拡散率以外の拡散率で伝送されたデータについて、前記データの推定シンボルを前記データの符号のシンボルに変換することと
    を備えることを特徴とする方法。
  2. 前記一様な拡散率は、最高の拡散率であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記最高の拡散率でない通信の各符号について、前記符号に関連する最高の拡散率での符号を使用して前記伝送データを推定することを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記符号に関連する最高の拡散率での符号は、前記符号から生じる符号ツリーの高い方のブランチにある符号であることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記変換することは、前記推定シンボルの符号を1拡散率だけ順次下げることによって行われることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  6. 前記変換することは、前記推定シンボルを前記データの符号のシンボルに直接変換することによって行われることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  7. 前記最高の拡散率は、前記通信信号の最高の拡散率であることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  8. 前記最高の拡散率は、前記通信システムによって使用される最高拡散率であることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  9. 前記一様な拡散率は、最低の拡散率であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 前記最低の拡散率でない通信の各符号について、前記符号に関連する最低の拡散率での符号を使用して前記伝送データを推定することを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記最低の拡散率での符号は、符号ツリーの前記符号に至る低い方のブランチにある符号であることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記変換することは、前記推定シンボルの符号を1拡散率だけ順次上げることによって行われることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  13. 前記変換することは、前記推定シンボルを前記データの符号のシンボルに直接変換することによって行われることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  14. 前記最低の拡散率は、前記通信信号の最低の拡散率であることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  15. 前記最低の拡散率は、前記通信システムの最低の拡散率であることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  16. スペクトル拡散通信システムにおいてデータを通信するための方法であって、
    複数の拡散率を使用して拡散されたデータを有する通信を受信することと、
    前記通信のデータを、一様な拡散率の符号を使用して推定シンボルとして推定することと、
    前記推定シンボルを、同じ拡散率で伝送されたデータに対応する推定シンボルのパーセルで解析することと、
    前記一様な拡散率でないパーセルについて、前記推定シンボルを前記パーセルの同じ拡散率のシンボルに変換することと
    を備えることを特徴とする方法。
  17. 前記パーセルの1つは、トランスポートフォーマットコンビネーションインジケータビットを備えることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. スペクトル拡散通信システムにおいて異なる拡散率を使用して伝送されたデータを同時に推定するためのユーザ装置であって、
    複数の通信信号を受信するためのアンテナであって、各通信信号は関連する符号を有し、前記通信信号の少なくとも2つは異なる拡散率を有するアンテナと、
    前記伝送されたデータを、一様な拡散率の符号を使用して推定シンボルとして推定するためのデータ検出デバイスと、
    前記一様な拡散率以外の拡散率で伝送されたデータについて、前記データの推定シンボルを前記データの符号のシンボルに変換するための拡散率調整デバイスと
    を備えたことを特徴とするユーザ装置。
  19. 前記一様な拡散率は、最高の拡散率であることを特徴とする請求項18に記載のユーザ装置。
  20. 前記最高の拡散率でない通信の各符号について、前記符号に関連する最高の拡散率での符号を使用して前記伝送データを推定することを特徴とする請求項19に記載のユーザ装置。
  21. 前記符号に関連する最高の拡散率での符号は、前記符号から生じる符号ツリーの高い方のブランチにある符号であることを特徴とする請求項20に記載のユーザ装置。
  22. 前記変換することは、前記推定シンボルの符号を1拡散率だけ順次下げることによって行われることを特徴とする請求項19に記載のユーザ装置。
  23. 前記変換することは、前記推定シンボルを前記データの符号のシンボルに直接変換することによって行われることを特徴とする請求項19に記載のユーザ装置。
  24. 前記最高の拡散率は、前記通信信号の最高の拡散率であることを特徴とする請求項19に記載のユーザ装置。
  25. 前記最高の拡散率は、前記通信システムによって使用される最高の拡散率であることを特徴とする請求項19に記載のユーザ装置。
  26. 前記一様な拡散率は、最低の拡散率であることを特徴とする請求項18に記載のユーザ装置。
  27. 前記最低の拡散率でない通信の各符号について、前記符号に関連する最低の拡散率での符号を使用して前記伝送データを推定することを特徴とする請求項26に記載のユーザ装置。
  28. 前記最低の拡散率での符号は、符号ツリーの前記符号に至る低い方のブランチにある符号であることを特徴とする請求項27に記載のユーザ装置。
  29. 前記変換することは、前記推定シンボルの符号を1拡散率だけ順次上げることによって行われることを特徴とする請求項26に記載のユーザ装置。
  30. 前記変換することは、前記推定シンボルを前記データの符号のシンボルに直接変換することによって行われることを特徴とする請求項26に記載のユーザ装置。
  31. 前記最低の拡散率は、前記通信信号の最低の拡散率であることを特徴とする請求項26に記載のユーザ装置。
  32. 前記最低の拡散率は、前記通信システムの最低の拡散率であることを特徴とする請求項26に記載のユーザ装置。
  33. スペクトル拡散通信システムにおいてデータを通信するためのユーザ装置であって、
    複数の拡散率を使用して拡散されたデータを有する通信を受信するためのアンテナと、
    前記通信のデータを、一様な拡散率の符号を使用して推定シンボルとして推定するためのデータ推定デバイスと、
    前記推定シンボルを、同じ拡散率で伝送されたデータに対応する推定シンボルのパーセルで解析し、前記一様な拡散率でないパーセルについて、前記推定シンボルを前記パーセルの同じ拡散率のシンボルに変換するための拡散率調整デバイスと
    を備えたことを特徴とするユーザ装置。
  34. 前記パーセルの1つは、トランスポートフォーマットコンビネーションインジケータビットを備えたことを特徴とする請求項33に記載のユーザ装置。
  35. スペクトル拡散通信システムにおいて異なる拡散率を使用して伝送されたデータを同時に推定するためのユーザ装置であって、
    複数の通信信号を受信するための手段であって、各通信信号は関連する符号を有し、前記通信信号の少なくとも2つは異なる拡散率を有する手段と、
    前記伝送されたデータを、一様な拡散率の符号を使用して推定シンボルとして推定するための手段と、
    前記一様な拡散率以外の拡散率で伝送されたデータについて、前記データの推定シンボルを前記データの符号のシンボルに変換するための手段と
    を備えたことを特徴とするユーザ装置。
  36. 前記一様な拡散率は、最高の拡散率であることを特徴とする請求項35に記載のユーザ装置。
  37. 前記最高の拡散率でない通信の各符号について、前記符号に関連する最高の拡散率での符号を使用して前記伝送データを推定することを特徴とする請求項36に記載のユーザ装置。
  38. 前記符号に関連する最高の拡散率での符号は、前記符号から生じる符号ツリーの高い方のブランチにある符号であることを特徴とする請求項37に記載のユーザ装置。
  39. 前記変換することは、前記推定シンボルの符号を1拡散率だけ順次下げることによって行われることを特徴とする請求項36に記載のユーザ装置。
  40. 前記変換することは、前記推定シンボルを前記データの符号のシンボルに直接変換することによって行われることを特徴とする請求項36に記載のユーザ装置。
  41. 前記最高の拡散率は、前記通信信号の最高の拡散率であることを特徴とする請求項36に記載のユーザ装置。
  42. 前記最高の拡散率は、前記通信システムによって使用される最高の拡散率であることを特徴とする請求項36に記載のユーザ装置。
  43. 前記一様な拡散率は、最低の拡散率であることを特徴とする請求項35に記載のユーザ装置。
  44. 前記最低の拡散率でない通信の各符号について、前記符号に関連する最低の拡散率での符号を使用して前記伝送データを推定することを特徴とする請求項43に記載のユーザ装置。
  45. 前記最低の拡散率での符号は、符号ツリーの前記符号に至る低い方のブランチにある符号であることを特徴とする請求項44に記載のユーザ装置。
  46. 前記変換することは、前記推定シンボルの符号を1拡散率だけ順次上げることによって行われることを特徴とする請求項43に記載のユーザ装置。
  47. 前記変換することは、前記推定シンボルを前記データの符号のシンボルに直接変換することによって行われることを特徴とする請求項43に記載のユーザ装置。
  48. 前記最低の拡散率は、前記通信信号の最低の拡散率であることを特徴とする請求項43に記載のユーザ装置。
  49. 前記最低の拡散率は、前記通信システムの最低の拡散率であることを特徴とする請求項43に記載のユーザ装置。
  50. スペクトル拡散通信システムにおいてデータを通信するためのユーザ装置であって、
    複数の拡散率を使用して拡散されたデータを有する通信を受信するための手段と、
    前記通信のデータを、一様な拡散率の符号を使用して推定シンボルとして推定するための手段と、
    前記推定シンボルを、同じ拡散率で伝送されたデータに対応する推定シンボルのパーセルで解析するための手段と、
    前記一様な拡散率でないパーセルについて、前記推定シンボルを前記パーセルの同じ拡散率のシンボルに変換するための手段と
    を備えたことを特徴とするユーザ装置。
  51. 前記パーセルの1つは、トランスポートフォーマットコンビネーションインジケータビットを備えたことを特徴とする請求項50に記載のユーザ装置。
  52. スペクトル拡散通信システムにおいて異なる拡散率を使用して伝送されたデータを同時に推定するための基地局であって、
    複数の通信信号を受信するためのアンテナであって、各通信信号は関連する符号を有し、前記通信信号の少なくとも2つは異なる拡散率を有するアンテナと、
    前記伝送されたデータを、一様な拡散率の符号を使用して推定シンボルとして推定するためのデータ検出デバイスと、
    前記一様な拡散率以外の拡散率で伝送されたデータについて、前記データの推定シンボルを前記データの符号のシンボルに変換するための拡散率調整デバイスと
    を備えたことを特徴とする基地局。
  53. 前記一様な拡散率は、最高の拡散率であることを特徴とする請求項52に記載の基地局。
  54. 前記最高の拡散率でない通信の各符号について、前記符号に関連する最高の拡散率での符号を使用して前記伝送データを推定することを特徴とする請求項53に記載の基地局。
  55. 前記符号に関連する最高の拡散率での符号は、前記符号から生じる符号ツリーの高い方のブランチにある符号であることを特徴とする請求項54に記載の基地局。
  56. 前記変換することは、前記推定シンボルの符号を1拡散率だけ順次下げることによって行われることを特徴とする請求項53に記載の基地局。
  57. 前記変換することは、前記推定シンボルを前記データの符号のシンボルに直接変換することによって行われることを特徴とする請求項53に記載の基地局。
  58. 前記最高の拡散率は、前記通信信号の最高の拡散率であることを特徴とする請求項53に記載の基地局。
  59. 前記最高の拡散率は、前記通信システムによって使用される最高の拡散率であることを特徴とする請求項53に記載の基地局。
  60. 前記一様な拡散率は、最低の拡散率であることを特徴とする請求項52に記載の基地局。
  61. 前記最低の拡散率でない通信の各符号について、前記符号に関連する最低の拡散率での符号を使用して前記伝送データを推定することを特徴とする請求項60に記載の基地局。
  62. 前記最低の拡散率での符号は、符号ツリーの前記符号に至る低い方のブランチにある符号であることを特徴とする請求項61に記載の基地局。
  63. 前記変換することは、前記推定シンボルの符号を1拡散率だけ順次上げることによって行われることを特徴とする請求項60に記載の基地局。
  64. 前記変換することは、前記推定シンボルを前記データの符号のシンボルに直接変換することによって行われることを特徴とする請求項60に記載の基地局。
  65. 前記最低の拡散率は、前記通信信号の最低の拡散率であることを特徴とする請求項60に記載の基地局。
  66. 前記最低の拡散率は、前記通信システムの最低の拡散率であることを特徴とする請求項60に記載の基地局。
  67. スペクトル拡散通信システムにおいてデータを通信するための基地局であって、
    複数の拡散率を使用して拡散されたデータを有する通信を受信するためのアンテナと、
    前記通信のデータを、一様な拡散率の符号を使用して推定シンボルとして推定するためのデータ推定デバイスと、
    前記推定シンボルを、同じ拡散率で伝送されたデータに対応する推定シンボルのパーセルで解析し、前記一様な拡散率でないパーセルについて、前記推定シンボルを前記パーセルの前記同じ拡散率のシンボルに変換するための拡散率調整デバイスと
    を備えたことを特徴とする基地局。
  68. 前記パーセルの1つは、トランスポートフォーマットコンビネーションインジケータビットを備えたことを特徴とする請求項67に記載の基地局。
  69. スペクトル拡散通信システムにおける異なる拡散率を使用して伝送されたデータを同時に推定するための基地局であって、
    複数の通信信号を受信するための手段であって、各通信信号は関連する符号を有し、前記通信信号の少なくとも2つは異なる拡散率を有する手段と、
    前記伝送されたデータを、一様な拡散率の符号を使用して推定シンボルとして推定するための手段と、
    前記一様な拡散率以外の拡散率で伝送されたデータについて、前記データの推定シンボルを前記データの符号のシンボルに変換するための手段と
    を備えたことを特徴とする基地局。
  70. 前記一様な拡散率は、最高の拡散率であることを特徴とする請求項69に記載の基地局。
  71. 前記最高の拡散率でない通信の各符号について、前記符号に関連する最高の拡散率での符号を使用して前記伝送データを推定することを特徴とする請求項70に記載の基地局。
  72. 前記符号に関連する最高の拡散率での符号は、前記符号から生じる符号ツリーの高い方のブランチにある符号であることを特徴とする請求項71に記載の基地局。
  73. 前記変換することは、前記推定シンボルの符号を1拡散率だけ順次下げることによって行われることを特徴とする請求項70に記載の基地局。
  74. 前記変換することは、前記推定シンボルを前記データの符号のシンボルに直接変換することによって行われることを特徴とする請求項70に記載の基地局。
  75. 前記最高の拡散率は、前記通信信号の最高の拡散率であることを特徴とする請求項70に記載の基地局。
  76. 前記最高の拡散率は、前記通信システムによって使用される最高の拡散率であることを特徴とする請求項70に記載の基地局。
  77. 前記一様な拡散率は、最低の拡散率であることを特徴とする請求項69に記載の基地局。
  78. 前記最低の拡散率でない通信の各符号について、前記符号に関連する前記最低の拡散率での符号を使用して前記伝送データを推定することを特徴とする請求項77に記載の基地局。
  79. 前記最低の拡散率での符号は、符号ツリーの前記符号に至る低い方のブランチにある符号であることを特徴とする請求項78に記載の基地局。
  80. 前記変換することは、前記推定シンボルの符号を1拡散率だけ順次上げることによって行われることを特徴とする請求項77に記載の基地局。
  81. 前記変換することは、前記推定シンボルを前記データの符号のシンボルに直接変換することによって行われることを特徴とする請求項77に記載の基地局。
  82. 前記最低の拡散率は、前記通信信号の最低の拡散率であることを特徴とする請求項77に記載の基地局。
  83. 前記最低の拡散率は、前記通信システムの最低の拡散率であることを特徴とする請求項77に記載の基地局。
  84. スペクトル拡散通信システムにおいてデータを通信するための基地局であって、
    複数の拡散率を使用して拡散されたデータを有する通信を受信するための手段と、
    前記通信のデータを、一様な拡散率の符号を使用して推定シンボルとして推定するための手段と、
    前記推定シンボルを、同じ拡散率で伝送されたデータに対応する推定シンボルのパーセルで解析するための手段と、
    前記一様な拡散率でないパーセルについて、前記推定シンボルを前記パーセルの同じ拡散率のシンボルに変換するための手段と
    を備えたことを特徴とする基地局。
  85. 前記パーセルの1つは、トランスポートフォーマットコンビネーションインジケータビットを備えたことを特徴とする請求項84に記載の基地局。
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