JP2005526331A - メディア・システム上のメディア・コンテンツの推奨 - Google Patents

Abstract

【課題】 規定の一つ以上のコミュニティから、これらのコミュニティに関連するプロファイルを用いて、メディア・システム上のメディア・コンテンツの推奨を得ること。
【解決手段】 メディア・システムに格納されている第1の嗜好プロファイルの組（300）と、サーバ（101）に格納されている第2の嗜好プロファイルの組（301）とを用いてメディア・システム（103）上のメディア・コンテンツを推奨する、方法、メディア・システム、メディア・システムにおいて、嗜好プロファイルの当該2つの組の各々の嗜好プロファイルが、サーバ上のコミュニティの特性と共に保存され、かつ、メディア・システム上のユーザの特性と共に保存されている好ましいメディア・コンテンツを備える。メディア・システムは、テレビジョン、コンピュータ、パーソナル・ビデオ・レコーダ、セットトップボックス、または、ラジオとすることができる。メディア・コンテンツは、テレビジョン、ビデオ、ラジオ放送、インターネット・テレビジョン、または、インターネット・サイトとすることができる。コミュニティ特性は、コミュニティ名、職業、雇用者、雇用者の部門、グループ、サブグループ、生活地、性別、性的嗜好などとすることができる。好ましいメディア・コンテンツは、コメディ、ホラー、スポーツ、オペラ、ニュースなどのカテゴリーとすることができる。この方法は、選択された第1のコミュニティ特性（105）をメディア・システムからサーバへ転送するステップと、サーバで、第2の嗜好プロファイルの組から、受信された第1のコミュニティ特性にマッチする特性を有する、第3の好ましいメディア・コンテンツを有する第3の嗜好プロファイルの組（302）を決定するステップと、受信された第1のコミュニティ特性に応答してサーバからメディア・システムへ第3の嗜好プロファイルの組を転送するステップと、メディア・システムのメディア・コンテンツを推奨するステップと、を含む。

Description

本発明は、メディア・システムに格納されている第1の嗜好プロファイルの組と、サーバに格納されている第2の嗜好プロファイルの組とを用いて、メディア・システム上のメディア・コンテンツを推奨する方法に関する。

本発明は、この方法を実行するためのコンピュータシステムにも関する。

本発明は、更に、この方法を実行するためのコンピュータ・プログラム製品にも関する。

加えて、本発明は、メディア・システムに格納されている第1の嗜好プロファイルの組と、サーバに格納されている第2の嗜好プロファイルの組とを用いてメディア・コンテンツを推奨するためのメディア・システムにも関する。

特許文献1には、取引先の電子カタログから、製品または他のタイプの商品を選択する際に、顧客の支援を行うためのウェブ上のシステムが開示されている。顧客が選択することは、転送されるリストによって、支援される。ここで、転送されるリストは、コミュニティの中で普及している、商品に関する情報を備えることができる。

コミュニティを共有している人たちが、このコミュニティの他の人たちにとっても好ましいメディア・コンテンツを見ることも、ある程度希望するであろうということは、これらの人たちに共通することである。上述したように、このシステムから、類似したリストを受信することは、既知である。ここで、このリストには、選択されるコミュニティのユーザにとって興味があるであろうと、システムが考えることが含まれる。しかしながら、限られた数のコミュニティしか選択することが出来ないので、ユーザと、所定のコミュニティとがマッチしない場合があった。そして、マッチしない結果として、ユーザに転送される当該リストは、好ましいメディア・コンテンツに関するユーザの関心を部分的にしか反映していない可能性がある。

テレビジョン、コンピュータ、パーソナル・ビデオなどのメディア・システムのユーザが、どのメディア・コンテンツを見るかという目的のために組み合わされたリストによって与えられる推奨から、利益を得ることが出来ないことは、問題である。

したがって、本発明の目的は、規定された一つ以上の組のコミュニティから、これらのコミュニティに関連するプロファイルを用いて、メディア・システム上のメディア・コンテンツの推奨を得ることである。

国際公開00/6223号パンフレット

上記の問題は、嗜好プロファイルの当該2つの組の各々の嗜好プロファイルが、前記サーバ上にコミュニティの特性と共に保存され、かつ、前記メディア・システム上にユーザの特性と共に保存されている好ましいメディア・コンテンツを備える場合、
選択された第1のコミュニティ特性を前記メディア・システムから前記サーバへ転送するステップと、
前記サーバで、前記第2の嗜好プロファイルの組から、受信された第1のコミュニティ特性にマッチしている特性を有する、第3の好ましいメディア・コンテンツを有する第3の嗜好プロファイルの組を決定するステップと、
前記受信された第1のコミュニティ特性に応答して前記サーバから前記メディア・システムへ第3の嗜好プロファイルの組を転送するステップと、
前記受信された第3の嗜好プロファイルの組の前記第3の好ましいメディア・コンテンツに基づいて、オプションとして、前記メディア・システムに格納されている前記第1の嗜好プロファイルの組の前記第1の好ましいメディア・コンテンツと前記メディア・システムで利用可能なメディア・コンテンツとに基づいて、前記メディア・システムのメディア・コンテンツを推奨するステップと、を備える方法によって解決される。

第1のステップで、ユーザは、当該コミュニティ特性を用いて、コミュニティが興味を持つ可能性がある特性に対する選択判定基準を設定することができる。

第2のステップでは、サーバが、当該コミュニティ特性を用いて、受信されたコミュニティ特性にマッチしている第3の好ましいメディア・コンテンツを有する嗜好プロファイルの新たな（第3の）組を決定することができる。

第3のステップでは、嗜好プロファイルの新たな（第3の）組が、メディア・システムに送信される。

最後に、これらは、メディア・コンテンツを、メディア・システムのユーザに推奨するために用いられる。

これによって、選択されたプロファイルが、当該コミュニティ特性によって規定され、その後、当該プロファイルが、メディア・コンテンツを推奨するためにメディア・システムで用いられるので、メディア・システム上のメディア・コンテンツの推奨を得るこの目的が、達成される。

この方法の好ましい実施例では、前記方法は、更に、前記メディア・システム上の前記第1の嗜好プロファイルの組に、前記受信された第3の嗜好プロファイルの組を格納するステップを備える。

上述のステップにおけるメディア・システムのユーザが、受信された第3の嗜好プロファイルの組に基づく推奨に満足したという決定をすると、ユーザは、自身のメディア・システム上の第1の嗜好プロファイルの組を、それらに保存するために選択することができる。

この方法の他の好ましい実施例では、前記方法は、更に、前記第1の嗜好プロファイルの組を変更しかつ格納するステップを備える。

ユーザが、与えられた推奨に満足しない場合、（一例として）いくつかのメディア・コンテンツを好まれないカテゴリーに転送しても良い。さらに、この逆も可能である。これにより、メディア・システムのユーザが、このユーザのメディア・システムの他の推奨を得るために、ユーザの嗜好プロファイルを訂正することが出来ることが、本発明の利点である。

この方法の他の好ましい実施例では、前記方法は、更に、前記メディア・システム上のユーザ入力に基づいて、情報特性を、前記サーバに送信するサブステップと、
前記サーバで、当該情報特性および前記サーバに格納されている前記第2の嗜好プロファイルの組に基づいて生成された、第4の好ましいメディア・コンテンツを備える嗜好プロファイルの第4の組を、決定するサブステップと、
受信された情報特性に応答して、前記メディア・システムに格納されている前記第1の嗜好プロファイルの組のメディア・システムへ、前記サーバから第4の嗜好プロファイルを転送するサブステップと、
前記受信された第4の嗜好プロファイルの前記第4の好ましいメディア・コンテンツと、前記メディア・システムで利用可能なメディア・コンテンツとに基づいて、前記メディア・システムの更なるメディア・コンテンツを推奨するサブステップと、を備える。

これらの4つのステップでは、まず、当該情報特性は、最初の第1のステップと同様に用いる。そして、次のステップでは、第2のステップで、この情報特性は、続いて（第3のステップで、メディア・システムに）転送するための第4の好ましいメディア・コンテンツを決定するために、サーバ上の第2の嗜好プロファイルの組を処理し、かつ、フィルタ処理し、そして、続いて、第4のステップで、メディア・システム上の更なるメディア・コンテンツを推奨するために、用いることができる。

情報特性は、これらの嗜好プロファイルに含まれているデータに、多かれ少なかれ重み付けを与え、データをオーバーライド、反転等させるために、いくつかの嗜好プロファイルを他の嗜好プロファイルと比較するよう、サーバに命令することができる。

本発明の好ましい実施例では、前記メディア・システムは、テレビジョン、コンピュータ、パーソナル・ビデオ・レコーダ、セットトップボックス、または、ラジオとすることができる。

本発明の好ましい実施例では、前記メディア・コンテンツは、テレビジョン、ビデオ、ラジオ放送、インターネット・テレビジョン、または、インターネット・サイトとすることができる。

前述した問題は、更に、メディア・システムに格納されている第1の嗜好プロファイルの組と、サーバに格納されている第2の嗜好プロファイルの組とを用いてメディア・コンテンツを推奨するためのメディア・システムにおいて、
選択された第1のコミュニティ特性を前記サーバへ転送するための手段と、
前記サーバで決定された、第2の嗜好プロファイルの組から、受信された第1のコミュニティ特性を有する、第3の好ましいメディア・コンテンツを有する第3の嗜好プロファイルの組を受信するための手段と、
前記受信された第3の嗜好プロファイルの組の第3の好ましいメディア・コンテンツに基づいて、オプションとして、前記メディア・システムに格納されている第1の嗜好プロファイルの組の前記第1の好ましいメディア・コンテンツと、前記メディア・システムで利用可能なメディア・コンテンツとに基づいて、前記メディア・コンテンツを推奨するための手段とを、備えるメディア・システムによって解決される。

本発明の好ましい実施例では、当該メディア・システムは、更に、前記第1の嗜好プロファイルの組に、前記受信された嗜好プロファイル・システムの第3の組を格納するための手段を備える。

他の本発明の好ましい実施例では、当該メディア・システムは、更に、ユーザ入力に基づいて、情報特性を、前記サーバへ送信するための手段と、
前記サーバで決定された、当該情報特性および前記サーバに格納されている第2の嗜好プロファイルの組に基づいて生成された、第4の好ましいメディア・コンテンツを備える嗜好プロファイルの第4の組を、受信するための手段と、
前記受信された第4の嗜好プロファイルの前記第4の好ましいメディア・コンテンツと、前記メディア・システムに利用可能なメディア・コンテンツとに基づいて、更なるメディア・コンテンツを推奨するための手段と、を備える。

このメディア・システムは、上記の方法に関して前述した理由と同じ理由から同じ利点を与える。

本発明が、好ましい実施例とともに、かつ、図面を参照して、以下に、より詳細に説明される。

図面の全体にわたって、同じ参照番号は、特性、機能などが類似または対応するものを示す。

図1は、サーバと、メディア・システムと、ユーザと、情報の流れとを有するシステムを示している。

本発明の好ましい実施例では、本発明の方法（図4）は、一つ以上のメディア・システムおよびサーバ上で実行される。

参照番号101は、サーバとすることができる。このサーバは、主に、システムの制御部分である。このサーバは、参照番号103で示されるような、様々なメディア・システムからアクセスさせることができる。このサーバは、図4の方法によって提供される、サーバのサービスを用いる様々なメディア・システムから、同時にアクセスされる可能性を有するインターネットへ接続するための手段を備える。

参照番号103は、メディア・システムとすることができる。このメディア・システムは、図4の方法を用いる、ユーザ（参照番号106）への接続ポイントとして用いることができる。インターネットまたはいかなる他のオープン・ネットワーク（参照番号107）を介してサーバに同時にアクセスする、より多くのメディア・システムが存在していてもよい。様々なメディア・システムは、参照番号103の2つの長方形によって示されている。

参照番号104は、一般に、参照番号107によって、サーバからメディア・システムへ送信される方法の情報を表すことができる。当該情報は、典型的には、選択判断基準に基づく嗜好プロファイル（たとえば、メディア・システム上の（入力された）選択判定基準としてのコミュニティ特性）を備える。

このサーバは、参照番号102によって示される、データベースへの接続を有していてもよい。このデータベースは、嗜好プロファイルと、当該サーバにアクセスしているのが、どのメディア・システムでかつどのメディア・システムのタイプであるかに関する様々な情報を備えることができる。

参照番号105（たとえば、当該コミュニティ特性）は、一般に、参照番号107を用いて、メディア・システムからサーバへ送信される情報とすることができる。

メディア・システム上の嗜好プロファイルを検討するときには、嗜好プロファイルは、ユーザ（参照番号106）の特性と共に保存される好ましいメディア・コンテンツを備える。さらに、サーバ上の嗜好プロファイルを検討するときには、嗜好プロファイルは、ここではユーザの特性の代わりにコミュニティの特性と共に好ましいメディア・コンテンツも備える。

コミュニティ特性は、たとえば、職業、一般雇用者、雇用者グループの一般部門、サブグループ、生活地、出生地、年齢、性別、性的嗜好、学校、組合、スポーツ、余暇活動、位置（たとえば、国、都市）などの情報を備えることができる。

ユーザの特性を比較し、かつ基本的には、コミュニティ特性のより多くのグループに基づいたレベルに対する、一人のユーザレベルに基づいて、コミュニティ特性と類似するように規定してもよい。

好ましいメディア・コンテンツは、たとえば、コメディ、ホラー、スポーツ、オペラ、ニュースなどのカテゴリーを備えてもよい。好ましいメディア・コンテンツは、好まれないカテゴリーを更に備えていてもよい。

参照番号106は、メディア・システムのサイトでのユーザとすることができる。ユーザは、ここに示されているメディア・コンテンツを有し、さらに、本発明の好ましい実施例では、図4で検討されるであろう、ユーザに推奨するメディア・コンテンツを有する、メディア・システムを用いることができる。

参照番号107は、オープン・ネットワークとすることができる。このネットワークは、インターネット、または、オープン・ネットワーク上のデバイス間の通信を可能とすることについて既知である、いかなるハードワイヤド接続または非ハードワイヤド接続とすることもできる。ここでは、各デバイスは、当該サーバおよび当該メディア・システムとなる。

参照番号108は、サーバのプロセッサとすることができる。それは、図4に示されるであろう、メディア・システム上にその後にダウンロードするための選択判定基準に基づいて、適切な嗜好プロファイルを選択するために用いることもできる。

これに対応させて、参照番号109は、メディア・システムのプロセッサとすることができる。当該プロセッサは、当該嗜好プロファイル（参照番号105）を受信するために用いられ、かつ、このプロセッサは、続いて、一つ以上の当該嗜好プロファイルに基づいて、メディア・システムに対して推奨可能なメディア・コンテンツを決定するために用いられる。

図2は、メディア・システムとコンピュータ・プログラム製品とを示している。メディア・システムは、参照番号103によって示されている。参照数字106によって示されているユーザは、メディア・システムを操作し、かつ、メディア・システムに示されているメディア・コンテンツなどの様々な情報を有することができる。メディア・コンテンツは、テレビジョン番組、オンデマンドで見られるビデオ、インターネット上の双方向生放送テレビジョン、インターネット・テレビジョン、たとえば、特定のイベントが生じたときのみ利用可能なインターネット・サイト、映画、ラジオ放送、または、放送中に見ることが可能ないかなる他のメディア・コンテンツのような生放送のコンテンツとすることができ、または、当該メディア・コンテンツは、後で提示する（すなわち、後で再生する）ために記録（すなわち、メディア・システム上に格納）することができる。メディア・システムの操作中、ユーザは、参照番号21によって示されるように、情報をディスプレイ上に示すことができる。ユーザは、参照番号22によって示される入力デバイスを用いて、ディスプレイによって与えられる命令に応答することができる。入力デバイスは、キーボード、タッチをフィールドで感知する機構、マウスなどとすることができる。参照番号103のメディア・システムは、更に、以前参照番号109によって示されていた、プロセッサを有することもできる。このプロセッサは、入力デバイスからの入力、および、接続（たとえば、参照番号23で示されるようなインターネット接続）による入力を受信するように構成されている。インターネット接続は、メディア・システムから、インターネット（参照番号25）を介して、サーバへ、あるいは、サーバからメディア・システムへ、情報を伝送するために用いることができる。その後、このプロセッサは、ディスプレイを用いて様々な情報を示すことができる。このプロセッサは、更に、様々な情報源から様々な種類のメディア・コンテンツを受信するように設計されているデバイス（参照番号24）からの入力を受信するように構成されていている。デバイス（参照番号24）は、テレビジョン、ラジオまたは衛星受信器のアンテナ・インレット、テレビジョンまたはビデオ・カセット・レコーダのスカートなどの接続ポイントに接続することができる。メディア・システムがパーソナルコンピュータ、ラップ・トップなどである場合、メディア・コンテンツは、たとえばモデム、ADSL、xDSL等を介して、インターネット接続25から受信することもできる。

一般に、メディア・システムに含まれているプロセッサがインターネット接続の当該デバイスからの入力、および、インターネット接続によって入力を受信するように構成されている場合には、このプロセッサは、図4に記述されている方法のステップを実行するためにも用いることができる。

コンピュータ・プログラム製品は、参照番号26によって示されている。コンピュータ・プログラム製品は、以下に図4によって記述される方法のステップを実行するように設計すればよい。

コンピュータが読取り可能な媒体は、磁気テープ、光ディスク、デジタル・ビデオ・ディスク（DVD）、コンパクトディスク（記録可能なCD、または、読み出し可能なCD）、ミニディスク、ハードディスク、フロッピーディスク（登録商標）、スマートカード、PCMCIAカード等とすることができる。

図3は、サーバと、メディア・システムと、情報の詳細な流れと、サーバおよびメディア・システム上のそれぞれの嗜好プロファイルと、メディア・システム上のメディア・コンテンツの推奨とを示している。図3は、（本発明の好ましい実施例において）サーバに含まれている嗜好プロファイルが、より詳細に示されている点以外は、図1と同様である。

参照番号300は、メディア・システムに格納されている嗜好プロファイルとすることができ、さらに、これに対して、参照番号303から306は、サーバに格納されている嗜好プロファイルとすることができる。参照番号302は、嗜好プロファイルの一つのサブグループを示すのに対し、参照番号301は、サーバで利用可能な全ての嗜好プロファイルを示す。参照番号300から306に含まれている嗜好プロファイルは、説明の便宜上、少ししか示されていないが、より多くすることもできる。図1で検討されたように、参照番号104および105は、サーバと一つ以上のメディア・システムとの間で送信される情報を例示する。参照番号307は、決定の際に用いられる一つ以上の嗜好プロファイルに基づいて、メディア・システムで決定されるメディア・コンテンツの推奨とすることもできる。

特に、どのように、かつ、なぜ、メディア・システムに格納されているか、どのように、推奨するか、どのように、嗜好プロファイル（参照番号301から306）がサーバに選択されるかは、図4に示されるであろう。

図4は、メディア・システムに格納されている嗜好プロファイルを用い、かつ、サーバに格納されている他の嗜好プロファイルを用いて、メディア・システム上のメディア・コンテンツを推奨する方法を示している。この方法は、図3において一般に示されているように、メディア・システム上のメディア・コンテンツを推奨するために、メディア・システムに格納されている第1の嗜好プロファイルの組（参照番号300）と、サーバ（参照番号101）に格納されている第2の嗜好プロファイルの組（参照番号301）との、全部または一部を、用いる。

第1の嗜好プロファイルの組は、メディア・システム上のユーザ（参照番号106）の特性と共に保存される好ましいメディア・コンテンツを備える。第2の嗜好プロファイルの組も、サーバ上のコミュニティの特性と共に、ユーザの特性に反して、好ましいメディア・コンテンツを備える。

前述したように、コミュニティ特性は、職業、一般雇用者、雇用者グループの一般部門、サブグループ、生活地、出生地、年齢、年齢差、性別、性的嗜好、学校、組合、スポーツ、余暇活動、位置（たとえば、国、都市）などの情報を備えることができる。

ユーザの特性は、基本的には、当該コミュニティ特性の多くのグループに基づいたレベルに対する、一人のユーザのレベルである。

好ましいメディア・コンテンツは、たとえば、コメディ、ホラー、スポーツ、オペラ、ニュースなどのカテゴリーを備えてもよい。好ましいメディア・コンテンツは、好まれないカテゴリーを更に備えていてもよい。

ステップ900では、この方法が開始される。メディア・システム上およびサーバ上の嗜好プロファイルの軌跡を保つ変数、フラグ、バッファなど、および、これらの対応するプロセッサ（参照番号108および109）は、デフォルトの状態に設定される。この方法が、二度目の開始がされる場合、不正な、変数、フラグ、バッファ、嗜好プロファイル、コミュニティ、および、ユーザ特性などのみが、デフォルト値に再設定される。

ステップ1000で、選択された第1のコミュニティ特性は、メディア・システムからサーバに転送することができる。メディア・システムのユーザは、他のコミュニティの嗜好プロファイルの何が見ることを提案する可能性があるのかに関心を持つことができる（ステップ4000において後述されるように、ここで、メディア・システム上のメディア・コンテンツの推奨が決定される）。したがって、ユーザは、ステップ1000で、いかなるコミュニティ特性も（ユーザが属していないコミュニティについての特性も）選択することができる。たとえば、ユーザは、どの弁護士のコミュニティの嗜好プロファイルが推奨されるかを見たい場合がある。したがって、この場合には、ユーザは、選択された第1のコミュニティ特性を既に『弁護士』に設定しているであろう。更に、他の単語を、コミュニティ特性（たとえば、年齢が25才、すなわち、選択された第1のコミュニティが、「若い弁護士」を意味する。）を規定するために、用いてもよい。

一般に、選択された第1のコミュニティ特性は、以下のような一つ以上の特徴的な単語を用いて記述し、かつ、規定してもよい。すなわち、コミュニティ名称、職業、雇用者、雇用者の部門、グループ、サブグループ、生活地、出生地、学校、組合、スポーツ、余暇活動、メディア・システムの専門、障害者、職業（たとえば、情報技術者、弁護士、エンジニア、パン製造業者、大工など）、主婦、夫、位置（たとえば、国、都市）、年齢（10代、中年、定年退職者）、ハンディキャップ、性別、性的指向などである。

ステップ2000では、第2の嗜好プロファイルの組から、第3の好ましいメディア・コンテンツを有する第3の嗜好プロファイルの組が、サーバ上で決定されるであろう。第3の嗜好プロファイルの組は、受信された第1のコミュニティ特性にマッチする特性を有するように、決定されるであろう。

対応する第3の好ましいメディア・コンテンツを有する第3の嗜好プロファイルの組は、第2の嗜好プロファイルの組と同じ構造を有する（ただし、もちろん、他の詳細なコンテンツを有する）。すなわち、これらの2つのプロファイルの各々は、好ましいメディア・コンテンツと、コミュニティの関連する特性とを備える。

理解を容易にするために図3を参照すると、第3の嗜好プロファイルの組は、参照番号302を有し、かつ、第2の嗜好プロファイルの組（サーバにも格納されている）は、参照番号301を有する。第2の嗜好プロファイルの組は、サーバ上の、全ておそらく選択される可能性がある嗜好プロファイルと理解することができる（ここで、これらの嗜好プロファイルの各々は、対応して、各々、それ自体のコミュニティ特性を有する。）。第3の嗜好プロファイルの組が、選択判定基準として第1のコミュニティ特性を用いて第2の組から選択されるので、第3の嗜好プロファイルの組は、第2の嗜好プロファイルの組のサブの組となる。

一例として、図3も参照して、以下のことを仮定する。
1）嗜好プロファイル（参照番号303）は、情報技術者のような職業に関して、25才から33才の年齢のコミュニティ特性を有する。
2）嗜好プロファイル（参照番号304）は、エンジニアまたはパン製造業者のような職業に関して、34才から40才の年齢のコミュニティ特性を有する。
3）嗜好プロファイル（参照番号305）は、大工のような職業に関して、40才から44才の年齢のコミュニティ特性を有する。
4）嗜好プロファイル（参照番号306）は、弁護士のような職業に関して、44才を越える年齢のコミュニティ特性を有する。

そして、更に、第1のコミュニティ特性が、「25才から44才の年齢」という情報のみで、その後、参照番号306の結果が、「25才から44才の年齢」外（すなわち、44才を越える年齢）のコミュニティ特性を有すると仮定すると、参照番号306の嗜好プロファイルは、選択されないが、参照番号302によって図3において示される、参照番号303、304および305の嗜好プロファイルは、第3の嗜好プロファイルの組として選択されるであろう。

換言すれば、この事例を続けると、第3の嗜好プロファイルの組に関連する第3の好ましいメディア・コンテンツは、その後、年齢が25才から33才の情報技術者と、年齢が34才から40才のエンジニアまたはパン製造業者と、年齢が40才から44才の大工という、要約された（疑似）コミュニティの好ましいメディア・コンテンツとなるであろう。

一般に、第3の嗜好プロファイルの組は、可能であれば、受信された第1のコミュニティ特性にマッチする。

ステップ3000で、第3の嗜好プロファイルの組は、第1のコミュニティ特性の受信に応答して、サーバからメディア・システムまで転送させることができる。

換言すれば、さらにこの事例を続けると、第3の嗜好プロファイルの組は、次いで、サーバからメディア・システムまで転送されるであろう。このことは、メディア・システムが、今や、次のステップの推奨に対して用いられるべき第3のメディア・コンテンツを有することを意味する。それは、第3の嗜好プロファイルの組が次のステップだけで用いられる場合、この第3の組が、25才から33才の年齢の情報技術者、34才から40才の年齢のエンジニアまたはパン製造業者、および、40才から44才の年齢の大工についての、好ましいメディア・コンテンツに基づいて、続く推奨を与えることができることも意味する。

それどころか、メディア・システムまたは他のメディア・システムが、（ユーザ特性に関連する）嗜好プロファイルを、サーバへ転送することを、可能にしても良い。その結果、利用可能な嗜好プロファイルのサーバの数は、その後、拡大させることができる。いくつかのユーザ特性を用いて、サーバは、次いで、後の好ましいメディア・コンテンツの関連するカテゴリーを有する新たなコミュニティ特性を規定することができる。

ステップ4000では、メディア・システム上のメディア・コンテンツを、受信された第3の嗜好プロファイルの組の第3の好ましいメディア・コンテンツに基づいて、推奨することができる。メディア・コンテンツの推奨を、メディア・システム上に既に格納されている第1の嗜好プロファイルの組の第1の好ましいメディア・コンテンツに依存させることもできる。さらに、全ての場合において、この推奨は、メディア・システムに利用可能なメディア・コンテンツを考慮することが必要である。このメディア・システムに利用可能なメディア・コンテンツは、図2の参照番号24を用いて前述した。

この推奨プロセスでは、メディア・システムのプロセッサ（図1の参照番号109）は、第1に、メディア・システムに利用可能な当該メディア・コンテンツを考察し、第2に、使用された嗜好プロファイルの組の好ましいメディア・コンテンツに備えられている、コメディ、ホラー、スポーツ、オペラ、ニュースなどのカテゴリーに関して、どのメディア・コンテンツが好ましいかについて考察し、最後に、利用可能な当該メディア・コンテンツと当該カテゴリーの少なくとも一つとの間にマッチがある場合に、対応するメディア・コンテンツを、ユーザに推奨することができる。この推奨は、メッセージ、リスト、アイコンなどの形で、メディア・システムのディスプレイ（たとえば、図2の参照番号21）に示すことができる。ユーザは、その後、望む場合には、この推奨を受け入れる、すなわち、ユーザのメディア・システムでの提示に対して、または、メディア・システムが、現在または所定の時間の後にこの推奨されたメディア・コンテンツを記録するためのビデオ・レコーダであるときに、対応する当該メディア・コンテンツを選択することができる。

メディア・システムのユーザは、（新しく）受信された第3の嗜好プロファイルの組の第3の好ましいメディア・コンテンツのみに基づいて推奨されたメディア・コンテンツを選ぶことができる。または、ユーザは、これに代えて、メディア・システムに既に格納されている（以前の）第1の嗜好プロファイルの組に基づいて推奨されたメディア・コンテンツ、または、これに代えて、（新たに）受信された第3の嗜好プロファイルの組と（以前の）第1の嗜好プロファイルの組との組合せに基づいて推奨されたメディア・コンテンツを選ぶことができる。

これらの全ての組合せは、ユーザに、メディア・システムが推奨できることを見る可能性を提供することができる。

メディア・システムがテレビジョンである場合には、いわゆるEPG（Electronic Program Guide：電子プログラムガイド）が仮想チャンネルを生成するために用いられる。たとえば、選択された嗜好プロファイルがEPGに提供されると、このまたはこれらのプロファイルに最も近接してマッチするプログラムを、テレビジョンの更なるチャンネルとして利用可能な仮想チャンネルに組み合わせることができる。

メディア・システムが、パーソナル・ビデオ・レコーダである場合には、電子プログラムガイドを、ユーザが、次いでどのプログラムまたはチャンネルを当該ビデオに記録させるべきかを推奨するために用いることもできる。

メディア・システムがラジオである場合には、選択された嗜好プロファイルのカテゴリーにマッチする利用可能な歌を、ラジオに推奨することができる。

ステップ5000では、受信された第3の嗜好プロファイルの組を、第1の嗜好プロファイルの組のメディア・システムに格納することができる。メディア・システムのユーザが、上述のステップにおいて、第3の好ましいメディア・コンテンツに基づく推奨に満足したという決定がされた場合には、ユーザは、第1の嗜好プロファイルの組に、その受信された第3の嗜好プロファイルの組を格納することを要求することができる。すなわち、その後、第1の嗜好プロファイルの組は、当該第3の嗜好プロファイルの組も備えるであろう。

オプションとして、受信された第3の嗜好プロファイルの組を、メディア・システムに元々格納されている第1の嗜好プロファイルと置き換えることを可能にすることもできる。

ステップ6000では、第1の嗜好プロファイルの組を、変更し、かつ、格納することもできる。ユーザが、推奨に満足せず、かつ、したがって、第1の嗜好プロファイルの組に関連している好ましいメディア・コンテンツを、変更することを望む、つまり、ユーザは、興味のポイントを変更する、すなわち、ホラー映画をみることが推奨されることを、もはや、望まず、その後、『ホラー』を、当該好ましいメディア・コンテンツの『好まれないカテゴリー』に置くことができる。その後、ユーザは、好ましいメディア・コンテンツの当該第1の嗜好プロファイルの組に関連する訂正されたカテゴリーを、作成ユーザのメディア・システムに格納することができる。

ステップ7000では、メディア・システムのユーザ入力に基づいて情報特性を、サーバに送信することができる。

情報特性を、ステップ8000において、第4の好ましいメディア・コンテンツを処理し、かつ、取り除くために用いることができる。

情報特性は、データ処理の以下の方法のうちの1つを備えることができる。すなわち、
1）サーバ上に保存されている他の嗜好プロファイルと比較して、サーバ上の所定の嗜好プロファイルに対する好ましいメディア・コンテンツに付加的な重み付けを加える。
2）メディア・システム上に保存されている他の嗜好プロファイルと比較して、サーバ上の所定の嗜好プロファイルに対する好ましいメディア・コンテンツに付加的な重み付けを加える。
3）サーバ上に保存されている他の嗜好プロファイルの平均と相違するメディア・システム上の所定（たとえば、ユーザ自身に属する）の嗜好プロファイルに対する好ましいメディア・コンテンツに付加的な重み付けを加える。
4）サーバ上に保存されている他の嗜好プロファイルの平均と相違するメディア・システム上の所定（たとえば、ユーザ自身に属する）の嗜好プロファイルに対する好ましいメディア・コンテンツに付加的な重み付けを加える。
5）所定の家族の嗜好プロファイルに関連する好ましいメディア・コンテンツに対して付加的な重み付けを加える（たとえば、親は、子供たちよりも多くの重み付けとする）。
6）たとえば、判定基準として特定のコミュニティ特性（たとえば、性別が男性、年齢が18才から30才）の使用の所定の嗜好プロファイルに関連する好ましいメディア・コンテンツの一つ以上の部分を優先し、かつ、好ましいメディア・コンテンツでは、スポーツ（すなわち、好まれないスポーツ）などのカテゴリーを備えない。
反対に、少ない重み付けを加えることを、等しく適用してもよい。
7）アメリカ合衆国、ヨーロッパ、ロシア、アジア、オーストラリア、南アメリカのトップレベル（ただし、スペイン語のみを除く）などの判定基準として、他の特定コミュニティ特性を用いる。
8）いかなる所定の嗜好プロファイルも反転させること、すなわち、好ましいメディア・コンテンツにおいて好まれなかったものを好適にし、または、好ましいものを好まれないものにする。それによって、もちろん、その後に非常に異なる（逆の）推奨を、メディア・システムに与えることができる。

いくつかの嗜好プロファイルを、（上記のように）多かれ少なかれ重み付けを与える、オーバーライドする、反転させるなどのために、サーバ上の他の嗜好プロファイルと比較するときに対応して、類似のデータ処理を、メディア・システムの嗜好プロファイルで実行することができる。

ステップ8000では、嗜好プロファイルの第4の組を、サーバで決定することができる。つまり、嗜好プロファイルの第4の組は、対応する第4の好ましいメディア・コンテンツを備える。当該第4の好ましいメディア・コンテンツは、上述のステップからの当該情報特性に基づいて、かつ、サーバに格納されている第2の嗜好プロファイルの組に基づいて生成することができる。

選択された第1のコミュニティ特性が、好ましいメディア・コンテンツを決定するために用いられた、ステップ1000（および、以下のステップ）と同様に、このステップにおいても、情報特性を、上述したように、当該第4の好ましいメディア・コンテンツを決定するために、第2の嗜好プロファイルの組を処理し、かつ、フィルタ処理するために、用いることができる。

ステップ9000では、嗜好プロファイルの第4の組を、サーバから、受信された情報特性に応答してメディア・システムに格納されている第1の嗜好プロファイルの組のメディア・システムまで、転送することができる。嗜好プロファイルの第4の組は、サーバからメディア・システムへ転送される。これは、このメディア・システムが、今や、次のステップにおいてメディア・コンテンツの更なる推奨のために用いられるべき、好ましい第4のメディア・コンテンツを有することを意味する。

ステップ10000では、更なるメディア・コンテンツを、メディア・システムに利用可能なメディア・コンテンツおよび受信された第4の好ましいメディア・コンテンツの第4の好ましいメディア・コンテンツに基づいてメディア・システムに推奨することができる。ステップ4000と同様に、更なるメディア・コンテンツの推奨を、受信された第4の嗜好プロファイルにのみ、および、当該利用可能なメディア・コンテンツのみに基づいて決定することができる。

通常、この方法は、メディア・システムおよびサーバが、適切に、嗜好プロファイル、コミュニティ、および、ユーザ特性などを交換している限り、最初からもう一度始まるであろう。さもなければ、この方法は、ステップ11000で終了させることができる。しかしながら、メディア・システムおよびサーバに再び電力が供給された場合には、この方法は、再び、ステップ1000から進行させることができる。

サーバと、メディア・システムと、ユーザと、情報の流れとを有するシステムを示す図である。 メディア・システムとコンピュータ・プログラム製品とを示す図である。 サーバと、メディア・システムと、情報の詳細な流れと、嗜好プロファイルと、メディア・コンテンツの推奨とを示す図である。 メディア・システムに格納されている嗜好プロファイルを用い、かつ、サーバに格納されている他の嗜好プロファイルを用いてメディア・システム上のメディア・コンテンツを推奨する方法を示す。

符号の説明

101 サーバ
102 データベース
103 メディア・システム
104 情報
105 コミュニティ特性
106 ユーザ
107 ネットワーク
108, 109 プロセッサ
21 ディスプレイ
22 入力デバイス
23 インターネット接続
24 デバイス
25 インターネット
26 コンピュータ・プログラム製品
300 嗜好プロファイル（第1の組）
301 嗜好プロファイル（第2の組）
302 嗜好プロファイル（第3のサブグループ）
303〜306 嗜好プロファイル
307 推奨

Claims (11)

1. メディア・システムに格納されている第1の嗜好プロファイルの組と、サーバ（101）に格納されている第2の嗜好プロファイルの組とを用いてメディア・システム（103）上のメディア・コンテンツを推奨する方法において、
   嗜好プロファイルの当該2つの組の各々の嗜好プロファイルが、前記サーバ上にコミュニティの特性と共に保存され、かつ、前記メディア・システム上にユーザの特性と共に保存されている好ましいメディア・コンテンツを備え、
   選択された第1のコミュニティ特性を前記メディア・システムから前記サーバへ転送するステップと、
   前記サーバで、前記第2の嗜好プロファイルの組から、受信された第1のコミュニティ特性にマッチしている特性を有する、第3の好ましいメディア・コンテンツを有する第3の嗜好プロファイルの組を決定するステップと、
   前記受信された第1のコミュニティ特性に応答して前記サーバから前記メディア・システムへ第3の嗜好プロファイルの組を転送するステップと、
   前記受信された第3の嗜好プロファイルの組の前記第3の好ましいメディア・コンテンツに基づいて、オプションとして、前記メディア・システムに格納されている前記第1の嗜好プロファイルの組の前記第1の好ましいメディア・コンテンツと前記メディア・システムで利用可能なメディア・コンテンツとに基づいて、前記メディア・システムのメディア・コンテンツを推奨するステップと、を備える方法。
2. 前記方法は、更に、前記メディア・システム上の前記第1の嗜好プロファイルの組に、前記受信された第3の嗜好プロファイルの組を格納するステップを備えることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
3. 前記方法は、更に、前記第1の嗜好プロファイルの組を変更しかつ格納するステップを備えることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
4. 前記方法は、更に、前記メディア・システム上のユーザ入力に基づいて、情報特性を、前記サーバに送信するサブステップと、
   前記サーバで、当該情報特性および前記サーバに格納されている前記第2の嗜好プロファイルの組に基づいて生成された、第4の好ましいメディア・コンテンツを備える嗜好プロファイルの第4の組を、決定するサブステップと、
   受信された情報特性に応答して、前記メディア・システムに格納されている前記第1の嗜好プロファイルの組のメディア・システムへ、前記サーバから第4の嗜好プロファイルを転送するサブステップと、
   前記受信された第4の嗜好プロファイルの前記第4の好ましいメディア・コンテンツと、前記メディア・システムで利用可能なメディア・コンテンツとに基づいて、前記メディア・システムの更なるメディア・コンテンツを推奨するサブステップと、を備えることを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
5. 前記メディア・システムは、テレビジョンと、コンピュータと、パーソナル・ビデオ・レコーダと、セットトップボックスと、ラジオとを備えるグループの一つであることを特徴とする、請求項1から4のいずれかに記載の方法。
6. 前記メディア・コンテンツは、テレビジョンと、ビデオと、ラジオ放送と、インターネット・テレビジョンと、インターネット・サイトとを備えるグループの一つであることを特徴とする、請求項1から5のいずれかに記載の方法。
7. 請求項1から6のいずれかに記載の方法を実行するためのコンピュータシステム。
8. 請求項1から6のいずれかに記載の方法を実行するためのコンピュータが読取り可能な媒体に格納されているプログラム符号化手段を備えるコンピュータ・プログラム製品。
9. メディア・システムに格納されている第1の嗜好プロファイルの組と、サーバに格納されている第2の嗜好プロファイルの組とを用いてメディア・コンテンツを推奨するためのメディア・システムにおいて、
   選択された第1のコミュニティ特性を前記サーバへ転送するための手段と、
   前記サーバで決定された、第2の嗜好プロファイルの組から、受信された第1のコミュニティ特性を有する、第3の好ましいメディア・コンテンツを有する第3の嗜好プロファイルの組を受信するための手段と、
   前記受信された第3の嗜好プロファイルの組の第3の好ましいメディア・コンテンツに基づいて、オプションとして、前記メディア・システムに格納されている第1の嗜好プロファイルの組の前記第1の好ましいメディア・コンテンツと、前記メディア・システムで利用可能なメディア・コンテンツとに基づいて、前記メディア・コンテンツを推奨するための手段とを、備えるメディア・システム。
10. 前記メディア・システムは、更に、前記第1の嗜好プロファイルの組に、前記受信された嗜好プロファイル・システムの第3の組を格納するための手段を備えることを特徴とする、請求項9に記載のメディア・システム。
11. 前記メディア・システムは、更に、ユーザ入力に基づいて、情報特性を、前記サーバへ送信するための手段と、
    前記サーバで決定された、当該情報特性および前記サーバに格納されている第2の嗜好プロファイルの組に基づいて生成された、第4の好ましいメディア・コンテンツを備える嗜好プロファイルの第4の組を、受信するための手段と、
    前記受信された第4の嗜好プロファイルの前記第4の好ましいメディア・コンテンツと、前記メディア・システムに利用可能なメディア・コンテンツとに基づいて、更なるメディア・コンテンツを推奨するための手段と、を備えることを特徴とする請求項9または10に記載のメディア・システム。

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