JP2005526222A - 操作力を軽減した安全ライター - Google Patents

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Abstract

本発明は操作力を軽減したライター、更には操作力を軽減した安全ライターに関するものである。このライターはケース(101)と、ケースの中に収納されたピエゾ素子組み立てと、ガス放出部組み立てとを備えている。ピエゾ素子組み立てはピエゾ素子本体と、ピエゾ素子用プッシュ・ロッドと、ボタンから構成されている。ボタン(105)の上面には溝穴(106)が配置され、溝穴(106)の中には安全部品(107)が設置されている。ガス放出部組み立てと安全部品(107)の間にはロック・アームが設けられている。非作動状態ではロック・アームの上端は安全部品(107)の下部と接触し、中央部はピエゾ素子用プッシュ・ロッド(104)と接触し、下端はケースの裏側壁と結合されている。ボタンを直接押し下げることにより可燃性ガスが点火される。誤操作による点火を防止し、児童等が操作することによって点火することのないよう、ライターの安全性が高められている。

Description

本発明は一種の電子ライターに関するものである。具体的には、操作力を軽減したライターであって、ボタン部分に安全機構を設けたライターに関する。
従来の電子ライターは、ブタン、天然ガスなどの可燃性ガスを燃料として使用した電子式着火用具である。このような電子ライターは、ケース、ケースの中に設けられたガス容器、ピエゾ素子組み立て、ガス放出部組み立て、およびガス放出部組み立ての上方に設けられた風防カバーから構成されている。このガス放出部組み立ては、ガス放出針、ガス放出ストッパー、火炎調節輪を備えている。また、ピエゾ素子組み立てはピエゾ素子本体、ピエゾ素子用プッシュ・ロッドとボタンを備えている。
ピエゾ素子組み立てとガス放出部組み立ての間には、両者を一緒に動かすロック・アームが設けられている。
作動原理は以下に説明する通りである。
まず、親指でボタンを下に押して、ボタンと垂直方向に連接するピエゾ素子用プッシュ・ロッドがピエゾ素子本体を圧縮することによって電圧が発生する。またこれと同時にボタンがロック・アームを押すことにより、ガス放出ストッパーが開き、可燃性ガスが燃焼する。ボタンが直接にピエゾ素子用プッシュ・ロッドの上部に接触するようになっているため、ボタンを上から下へ押すためには比較的大きな外力を加えなければならなかった。従って、従来の電子ライターを操作するためには比較的に大きな力を必要としていた。
図1には、従来の直撃式の構造を採用したピエゾ素子電子ライターを示す。この種のライターの最大の欠点は、その主要部品、即ちピエゾ素子用プッシュ・ロッド7’とライターのボタン1’が固定されていることである。このためボタン1’を押すためには比較的大きな力が必要となっていた。ピエゾ素子本体の作動押圧力は通常2Kgfから2.5Kgfの範囲である。 従って、ピエゾ素子電子ライターのボタン1’の上に作用する押圧力が2.5Kgfより小さければライターを点火させることはできない。このため、従来のライターを操作する時、操作しずらいとか、着火機能がスムースではないという感触を受けることが多かった。更に、従来のライターのボタン1’に必要な力をかけようとしても、構造上の制限で大きな力をかけにくいということもあった。
また、上述のライターには安全装置が付いてないため、ボタンを押す時にはなんら規制されるものがない。従って無意識にボタンを押してしまった時や子供が遊んで触ったような場合、或いはライターのボタンが硬い物に意図せずに当ったような場合、ライターが意図せずに着火することがある。このため、子供に被害を及ぼすのみならず、公衆安全の観点からも問題があった。その他、ボタンに外力が意図せず掛かったような場合、ガス放出ストッパーが開き、可燃性ガスが漏れる。このような場合発火することは無くとも、可燃性ガスが漏れるという安全上の問題が生じる。従って、特定の地方や国ではすでに安全装置の付いてないライターの生産と販売を禁止することが明文化されている。
発明の概要
本発明の目的は、一種の操作力を軽減したライターを提供することにある。係るライターによって電子(電圧)直撃式ライターの操作性が改善され、ライターのボタンを押すことによりスムースに着火させることができるようになる。
本発明の他の目的は、一種の安全ライターを提供することにある。係るライターは、ライターの操作力を軽減させただけでなく、安全装置も設けられている。ライターの着火に必要な操作力を軽減すると同時に、ライターのボタンが外部から直接押されることのないように、ボタンの作動状態を効果的にコントロールするようになっている。
このようにすることにより、ライターの安全性が高められ、上述したような安全性に関わる問題を解決することが可能となる。
本発明が提供する電子ライターの操作力軽減装置は、一つのレバーを備えている。このレバーの両端には、力を作用させる点としての力点部と、固定位置としての支点部があり、その中央部分には力の作用する作用点がある。レバーの支点部はライターのケースと回動自在に連接され、力点部はライターのボタンと連接され、更にレバーの作用点はピエゾ素子プッシュ・ロッドと連接されている。
前記レバーとライターのボタンの間には、もう一つの連接ロッドを設けている。前記連接ロッドの一端と前記レバーの力点部は回動自在に連接されている。連接ロッドの他方の一端はライターのボタンと連接している。
ライターのボタンと連接する前記連接ロッドの端部には、一つの細長い補助ロッドが設けられている。
前記ボタンの裏壁に凹部が設けられており、この凹部と前記補助ロッドとが点接触により連接されている。
前記補助ロッドと前記レバーの支点部の間の距離Lは、前記レバーの作用点と支点部の間の距離LとLとの比(L/L)は1.2−3の間で任意の値となるように調節できる。
本発明はケースと、ケースの中に内臓されたピエゾ素子組み立てと、ガス放出部組み立てとを備えたライターを提供するものである。ピエゾ素子組み立てはピエゾ素子用プッシュ・ロッドとボタンを備えている。更にこのライターは一つのレバーも備えている。このレバーの両端には、力を作用させる点としての力点部と、固定位置としての支点部があり、その中央部分には力の作用する作用点がある。
レバーの支点部はライターのケースと回動自在に連接され、力点部はライターのボタンと連接され、更にレバーの作用点はピエゾ素子プッシュ・ロッドと連接されている。
本発明においては、レバーを利用してピエゾ素子用プッシュ・ロッドを操作するようになっており、ライターに火を点けるためには、ボタンに加えられた力PにモーメントアームLをかけた積PxLはレバーを使用していない場合(従来のライター)のボタンを操作する力PにモーメントアームLをかけた積PxLと同じはずである。
即ち、
PXL=PXL0、
従って、
P=PXL/L
ここで、等式中のPは、本発明に係るライターのボタンの上に加えられた力であり、Pは従来の直撃式ライターのボタンに加えられた力である。
Lは本発明に係るレバーにおいて、連接ロッドの補助ロッドの中心と支点部の間の距離である。
は従来の直撃式ライターにおけるボタンの支点と力点の間の距離である。
もし仮に本発明で使用しているレバーの長さLが従来の直撃式ライターの長さLの二倍だとしたら、即ち、
L=2L
となり、この関係を上の等式に代入すると、
P=PXL/L=PXL/2L=P/2
となる。
即ち本発明に係るレバーでボタンに加えなければならない力(P)は、従来の直撃式ライターにおいてボタンに加えなければならない力の半分となる。また、
P=PXL/L
と表すことができる。
ここで等式中のPは、本発明に係るレバーによってレバーの作用点に加えられる力を表したものであり、Lは本発明に係るレバーにおける、レバーの作用点と支点部の間の距離を表したものである。
以上のことから、具体的な設計、生産の段階において、レバーのモーメントアームLと支点部から作用点の間の距離を合理的に設定することにより、ライターの操作力を任意に設定することができるようになる。
従来の技術に係るライターと比べて、本発明に係るライターの長所はライターを操作する際の感覚が大幅に改善され、点火するためにライターのボタンを押す操作が軽快になることにある。
また、本発明は一種の操作力を軽減した安全ライターを提供するものでもある。このライターにはケースと、ケースの中配置したピエゾ素子組み立てと、ガス放出部組み立てとを備え、ピエゾ素子組み立てにはピエゾ素子用プッシュ・ロッドとボタンが含まれる。このボタンの上には溝穴が設けられている。この溝穴の中に安全部品が一つ設けられている。ガス放出部組み立てとこの安全部品の間には一つのロック・アームが配置され、非操作状態においては、前記ロック・アームの上端は安全部品の下端と連接し、ロック・アームの中央部はピエゾ素子用プッシュ・ロッドと連接し、ロック・アームの下端は回動自在にケースの裏側壁面と連接している。
この操作力を軽減した安全ライターはロック・アームの下端を支点とし、てこの原理を利用して、ライターを操作し着火する際に必要となる指の力を力を効果的に軽減することができるという目的を達成することができる。通常は、ロック・アームの上端は安全部品に連接し、安全部品の運動を制限することになり、ボタンを押すことができなくなるだけではなく、ピエゾ素子組み立てとガス放出部組み立ても動作できないようになる。従って、可燃性ガスが発火することがなく、本発明の目的の一つである安全性を確保することができる。ライターの点火操作を行う場合、まず安全部品を移動させてロック・アームの上端から離脱させ、即ち両者の連接を解除した上で、ボタンを下に押すとロック・アームが動き、ピエゾ素子用プッシュ・ロッドとロック・アームが一緒に下方に移動する。このような作動状態となると、ピエゾ素子組み立てとガス放出組み立てが作動し、可燃性ガスに点火できるようになる。
点火動作が終了すると、ライターの復元ばねによって、安全部品が元の位置に戻る。
前記ロック・アームの上端には突起が配置されている。
この突起は安全部品の下部と接触している。或いは、この他の実施例として、ロック・アームの上端の両側にそれぞれ一つの突起を設け、その中の一つが安全部品の下端と接触するようにしてもよい。二つの突起の間には一つの開口部が形成されるようになる。この開口部の幅は安全部品の下端の幅より小さくてはいけない。点火操作するときに、まず安全部品をロック・アームの上端の突起から離れるように移動させ、このときに、ボタンを下方に押すことによりロック・アームが動かされ、その結果、可燃性ガスの点火が可能となる。
前記ロック・アームの中央部にはピエゾ素子用プッシュ・ロッドの先と噛みあうL型の溝が一つ設けられている。
安全部品を移動させてボタンを押すことは、従来のライターの操作習慣とは異なり、二つの部品を二つの方向へ移動させる動作が必要になり、ライターの安全性を高めることができるようになった。
本発明は、ライターにおいて、てこの原理を利用し、操作力の軽減と同時に、安全性の向上をも実現している。ボタンを押すための力が軽減され、ボタンを押す動作を効果的に制御できるようになった。誤ってボタンを直接押して可燃性ガスに点火したり、意図しない外力によってボタンが押されて、ガスが漏れるような事態を防止することができる。誤操作を防止すると共に、児童が簡単に操作できないように配慮し、ライターの安全性を高めることができた。
以下、図を参照し本発明をさらに詳しく説明する。
図2、および図3は、本発明の操作力を軽減したライターの具体的な実施例の一つを示したものである。
図2に示すように、本発明であるピエゾ素子を利用したライターの操作力軽減機構の部品は全部ケース8の中に収納されている。操作力軽減機構は一つのレバー5を備えている。レバー5の両端には、力を加える部分となる力点部4と支点となる支点部11があり、更にレバーの中央部には力を及ぼす作用点6がある。レバー5の一方の端部である力点部4はピン(図示せず)によって回動自在に連接ロッド3の先端部と結合されている。この力点部4は、連接ロッド3がレバー5にモーメントを発生させるための力を入力する入力点となる。連接ロッド3の他端には細長い補助ロッド2が設けられている。この補助ロッド2を連接ロッドの補助ロッドと呼んでいる。
補助ロッド2とボタン1とは、ボタン1の裏側の凹面12の位置で連接されている。ボタン1の凹面12と連接ロッドの補助ロッド2とは点接触しており、本発明の目的であるレバーを駆動する際に、スムースな操作感覚が得られるようになっている。前記レバー5の他端にある支点部11は回動自在にピエゾ素子ライターのケース8に固定されている。この支点部を固定するためにボルト・ナット等の適切なファスナーを使用することができる。
レバー5の作用点6は直接ピエゾ素子のスイッチ7と接触している。点火操作の際に、ライターのボタン1が押されると、ボタン1は垂直下方に押され、ボタン1の裏側の凹面12を介して力が連接ロッド3の補助ロッド2へ伝えられる。連接ロッド3は垂直下方に力を作用させ、その結果レバー5を動かす。レバー5は支点部11の支点を円心として回転し、レバー5の作用点6が直接ピエゾ素子のスイッチ7を下方へ押し下げる。これと同時に、ライターの着火装置(図示せず)を通過してガス放出部の針10の頂部からガスが流出し、これが点火される。風防カバー9は、風で点火された火が消えないようにするものである。
図3において、連接ロッド3とレバー5の支点部11との間の距離をLで表し、レバーの作用点6と支点部11との間の距離をLで表すと、両者の比L/Lは1.2−3の間で自由に調節できるようになっている。
本発明はレバーを利用してピエゾ素子のスイッチ7を操作するようにしているので、レバーのモーメントアームL及び支点部11と作用点6との間の距離Lを合理的に調節することによって、ピエゾ素子を利用したライターの操作力を最大限に軽減することができる。そのため、ライターを操作する際、ボタン操作が極めてスムースになっている。モーメントアームLと前記距離Lの比L/Lを1.2−3の間に調節することは、ライターの構造要素を変更することによって実現される。
図4−7は、本発明の更に別の実施例を示したものである。これは操作力を軽減した安全ライターの実施例である。
図4−7を参照すると、この操作力を軽減した安全ライターは、ケース101と、ケース101の中に収納されたガス容器102と、ピエゾ素子組み立てと、ガス放出部組み立てと、ガス放出部組み立ての上方に設けられた風防カバー114を備えている。このケース101はガス容器の壁も兼ねている。ピエゾ素子組み立てはピエゾ素子本体103と、ピエゾ素子用プッシュ・ロッド104と、ボタン105から構成される。ガス放出部組み立ては、ガス放出針115と、ガス放出ストッパー116と、火炎調節輪117とから構成されている。ピエゾ素子組み立てとガス放出部組み立ての間には両者を共に動かすことのできるロック・アーム113が設けられている。前記ボタン105の上面には溝穴106が縦方向に設けられ、この溝穴106の中にL型をした安全部品107が設置されている。安全部品107の側壁とボタン105の間には復元ばね120が設けられている。ロック板113の上部と安全部品107の間にロック・アーム109が設けられている。
ロック・アーム109の上端の両側にそれぞれ一つの突起110a、110bがあって、安全部品107の下端107aがロック・アーム109の右側の突起110aに接触支持されている。二つの突起110a、110bの間に一つの開口部111が形成されており、開口部111の幅と安全部品107の下端107aの幅と適合する。ロック・アーム109の中央部はピエゾ素子用プッシュ・ロッド104と隣接し、接触支持するためのL型の溝112が形成されている。ロック・アーム109の下端が軸121を介して回動自在にケース101の内側壁と結合されている。
ボタン105に設けられた安全部品の裏側には下を向いた平面119が設けられている。この平面119によってボタンが下に移動する時にロック・アーム109が下方へ押される。
復元ばね120は通常あるいはライターを操作していない時には、ロック・アーム109の上端の右側の突起110aは安全部品107の下を向いた面119に接触支持され、ロック・アーム109の軸121が時計回りに回転するのを制限し、ボタン105が下に押されないようにする。
その結果、ピエゾ素子用プッシュ・ロッド104と、ロック板113もロック状態になる。ライターを点火する際、まず安全部品107を移動させて、復元ばね120を圧縮し、安全部品107の下端107aはロック・アーム109の上端にある突起110aから離脱して、二つの突起110a、110bの間に形成されている開口部111に入る。この状態でボタン105を下に押すと、ロック・アーム109は軸121を中心にして時計回りに回転し、ロック・アーム109の中央部にあるL型の溝112の角部の先がレバーの作用点として機能し、ピエゾ素子用プッシュ・ロッド104とロック板113を押し下げる。このような動作が行われることによって、ピエゾ素子用プッシュ・ロッド104とロック板113が作動し、可燃性ガスが点火される。指をボタン105から離すと、復元ばね120が安全部品を元の位置に復位させる。更にこれと同時にロック板113とロック・アーム109がピエゾ素子用プッシュ・ロッド104の復元力によって元の位置に復位し、ライターが通常の状態(即ち安全状態)にもどる。
上述した構造におけるばねとしては、引っ張りばね或いはその他の復元方式を採用してもよい。
本実施例において上述した構造は、ライターの安全性と操作力を軽減するという目的を達成するために考案されたものである。もし操作力を軽減するという目的のためだけならば、本実施例において前述した安全機構を採用せずにロック・アーム109だけを設けるようにしても良い。
このロック・アーム109の上端はボタンと直接接触している。このボタンが押されるとロック・アームも下方へ押され、ライターが点火される。このような構造を採用する際には、ロック・アームの動作をスムースにするために、ロック・アームの上端にある開口部を塞ぎ、ボタンの下部にロック・アームと適合する面を設けるようにしても良い。このような構造のロック・アームは前述した実施例の中のレバーとよく似ており、軸121とロック・アーム上端の間の距離、および軸121とロック・アームが押される時の作用点となる点の間の距離との比を調節することによって、必要な操作力軽減効果を実現することができる。
実施例3(図8参照)においてはロック・アームを除き、他の部分は全て実施例2と同じである。本実施例のロック・アーム109’は図8に示した形状をしている。実施例2で示したロック・アーム109と比べて、本実施例のロック・アーム109’では、右側にだけ一つの突起110’が設けられている。通常は、安全部品107の下端107aがロック・アーム109’の突起110’に接触支持されている。本実施例におけるこの他の構造及び作動原理は実施例2と同様である。
図1は従来技術で作られたライターの構造略図である。 図2は本発明の実施例1を示したものであり、操作力を軽減する機構の付いているライターを示す。 図3は本発明の実施例1に係るレバーと連接ロッドとの間で、トルクを伝達するメカニズムを説明するための略図である。 図4は本発明の実施例2を示したものであり、操作力を軽減した安全ライターの非作動時における略図である。 図4aは図4の中の線分1−1に沿った断面における安全部品の非作動時の断面図である。 図4bは図4の中の線分1−1に沿った断面における安全部品が移動した状態にあるときの断面図である。 図5は本発明の実施例2におけるライターの作動状態における略図である。 図5aは図5の中の線分2−2に沿った断面における安全部品が作動した状態にあるときの断面図である。 図6は本発明の実施例2であって、安全部品の構造略図を示したものである。 図7は本発明の実施例2でであって、操作力を軽減した安全ライターのロック・アームの構造略図を示したものである。 図8は本発明の実施例3であってロック・アームの別の実施形態を示した構造略図である。

Claims (12)

  1. 電子ライターの一つのレバーを備えた操作力を軽減するための装置であって、
    当該レバーの両端には、力を作用させる点としての力点部と、固定位置としての支点部と、更に当該レバーの中央部分には力の作用する作用点が設けられており、当該支点部はライターのケースと回動自在に連接され、当該力点部はライターのボタンと連接され、更に当該レバーの作用点はピエゾ素子プッシュ・ロッドと連接していることを特徴とする操作力軽減装置。
  2. 請求項1記載の操作力軽減装置であって、前記レバーとライターのボタンの間に更に一つの連接ロッドを設け、当該連接ロッドの一端は前記レバーの力点部と回動自在に連接し、当該連接ロッドの他の一端はライターのボタンと連接することを特徴とする操作力軽減装置。
  3. 請求項2記載の操作力軽減装置であって、前記連接ロッドがライターのボタンと連接する一端に細長い補助ロッドを一本設けていることを特徴とする操作力軽減装置。
  4. 請求項3記載の操作力軽減装置であって、前記ボタンの裏壁に凹部を設け、当該凹部と補助ロッドが点接触により連接されていることを特徴とする操作力軽減装置。
  5. 請求項1−4記載の操作力軽減装置であって、前記連接ロッドと前記レバーの支点部の間の距離Lは、前記レバーの作用点と支点部の間の距離Lとの比
    L/Lは1.2−3の間で任意の値となるように調節できることを特徴とする操作力軽減装置。
  6. 操作力を軽減したライターであって、
    ケースと、ケースの中に内蔵されたピエゾ素子組み立てと、ガス放出部組み立てとを備え、
    当該ピエゾ素子組み立てはピエゾ素子用プッシュ・ロッドとボタンを備え、
    操作力軽減装置は一つのレバーを備え、
    当該レバーの両端には力を作用させる点としての力点部と、固定位置としての支点部があり、更に当該レバーの中央部分には力の作用する作用点が設けられており、前記支点部はライターのケースと回動自在に連接され、前記力点部はライターのボタンと連接され、更に当該レバーの作用点はピエゾ素子プッシュ・ロッドと連接していることを特徴とする操作力を軽減した安全ライター。
  7. 操作力を軽減した安全ライターであって、
    ケースと、ケースの中に内蔵されたピエゾ素子組み立てと、ガス放出部組み立てを備え、
    当該ピエゾ素子組み立てはピエゾ素子用プッシュ・ロッドとボタンを備え、
    当該ボタンの上には溝穴が設けられると共に当該溝穴の中には安全部品が一つ設けられ、
    ガス放出部組み立てと安全部品の間には一つのロック・アームが配置され、非操作状態においては当該ロック・アームの上端は安全部品の下端と連接し、当該ロック・アームの中央部はピエゾ素子用プッシュ・ロッドと連接し、当該ロック・アームの下端は回動自在にケースの裏側壁面と連接し、
    当該ロック・アームは非操作状態では当該安全部品と組み合わされてボタンの動きを制限し、操作時にはレバーを通じて操作力を軽減するように機能することを特徴とする操作力を軽減した安全ライター。
  8. 請求項7記載のライターであって、前記安全部品の裏側壁面とボタンの間に復元ばねを設けたことを特徴とする操作力を軽減した安全ライター。
  9. 請求項7記載のライターであって、前記ロック・アームの上部に一つの突起を設け、当該突起が前記安全部品の下部と接触することを特徴とする操作力を軽減した安全ライター。
  10. 請求項7記載のライターであって、前記ロック・アームの上端の両側にそれぞれ一つの突起を設け、その中の一つの突起が前記安全部品の下端と接触し、二つの突起の間には一つの開口部が形成され、当該開口部の幅は安全部品の下端の幅よりも小さく設定されていることを特徴とする操作力を軽減した安全ライター。
  11. 請求項7乃至10記載のライターであって、ロック・アームの中央部にはピエゾ素子用プッシュ・ロッドの先と噛みあうL型の溝が設けられていることを特徴とする操作力を軽減した安全ライター。
  12. 請求項7記載のライターであって、前記溝穴をボタンの上面に縦方向に設けたことを特徴とする操作力を軽減した安全ライター。

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