JP2005526166A5 - - Google Patents

Description

本発明の精神および範囲から逸脱せずに、種々の変更および改変を本発明の方法および製品において行うことができる。本明細書中で開示された種々の態様（使用分野の開示を含む）は、本発明を限定の意図でなく更に例示するために意図されたものである。
本発明の好適な実施の態様は次のとおりである。
１． 最大寸法が約１−２５μｍで、干渉厚さが約５−６００ｎｍの少なくとも部分的に基材のない二酸化チタン被覆の基材小板を含んでなる色彩可変二酸化チタン色彩効果顔料（ｅｆｆｅｃｔ ｐｉｇｍｅｎｔ）であって、前記小板がその上に酸化物被膜を有する顔料。
２． 前記小板が約２−１５μｍの最大寸法、約２０−４００ｎｍの厚さを有し、そして約６３％未満の基材を含有する上記１に記載の顔料。
３． 前記二酸化チタンがルチル結晶形のものである上記２に記載の顔料。
４． 前記酸化物被膜が酸化鉄を含んでなる上記３に記載の顔料。
５． 前記小板が約２４−５０％の基材を含有する上記４に記載の顔料。
６． 前記基材が雲母である上記４に記載の顔料。
７． 前記二酸化チタンがルチル結晶形のものである上記１に記載の顔料。
８． 前記酸化物被膜が酸化鉄を含んでなる上記１に記載の顔料。
９． 前記小板が約２４−５０％の基材を含有する上記８に記載の顔料。
１０． 前記二酸化チタンがアナターゼ結晶形のものである上記１に記載の顔料。
１１． 最大寸法が約１−２５μｍで、干渉厚さが約５−６００ｎｍの少なくとも部分的に基材のない二酸化チタン被覆の基材小板の小板を準備し、前記小板上に水和金属層を堆積し、そして前記水和金属被覆の小板を仮焼することを含んでなる光学的可変二酸化チタン色彩効果顔料を製造する方法。
１２． 二酸化チタン被覆の基材小板から少なくとも約３０％の前記基材を除去することを更に含む上記１５に記載の方法。
１３． 前記基材が雲母であり、そして約３０−６０％の前記雲母を前記小板から除去する上記１２に記載の方法。
１４． 前記小板をリン酸と鉱酸の組み合わせ物による抽出溶解にかけることにより、前記雲母を除去する上記１３に記載の方法。
１５． 前記水和金属が鉄である上記１４に記載の方法。
１６ 前記水和金属が鉄である上記１１に記載の方法。
１７． 顔料を含む塗料またはインキの組成物において、前記顔料を含んでなる改善が上記１に記載の顔料である組成物。
１８． 顔料を含むプラスチック組成物において、前記顔料を含んでなる改善が上記１に記載の顔料である組成物。
１９． 顔料を含む化粧品組成物において、前記顔料を含んでなる改善が上記１に記載の顔料である組成物。

Claims (10)

1. 最大寸法が１−２５μｍで、干渉厚さが５−６００ｎｍの少なくとも部分的に基材のない二酸化チタン被覆の基材小板を含んでなる色彩可変二酸化チタン色彩効果顔料であって、前記小板がその上に酸化物被膜を有する顔料。
2. 前記小板が２−１５μｍの最大寸法、２０−４００ｎｍの厚さを有し、そして６３％未満の基材を含有する請求項１に記載の顔料。
3. 前記二酸化チタンがルチル結晶形のものである請求項１に記載の顔料。
4. 前記酸化物被膜が酸化鉄を含んでなる請求項１に記載の顔料。
5. 前記小板が２４−５０％の基材を含有する請求項１に記載の顔料。
6. 前記基材が雲母である請求項１に記載の顔料。
7. 前記二酸化チタンがアナターゼ結晶形のものである請求項１に記載の顔料。
8. 顔料を含む塗料またはインキの組成物において、前記顔料を含んでなる改善が請求項１に記載の顔料である組成物。
9. 顔料を含むプラスチック組成物において、前記顔料を含んでなる改善が請求項１に記載の顔料である組成物。
10. 顔料を含む化粧品組成物において、前記顔料を含んでなる改善が請求項１に記載の顔料である組成物。