JP2005525813A - 細胞培養装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、細胞(10)を入れるための容器(100)を備える、とりわけ細胞(10)培養のための装置であり、前記容器(100)は、一種類目の流体(M1)のための少なくとも一つの第一の注入導管(131、141、151,161、133、143、153、163)と、二種類目の流体(M2)のための少なくとも一つの第二の注入導管(132、142、152、162、134、144、154、164)とを有するものであり、一端が第一の注入導管(131、141、151、161、133、143、153、163)に横方向に接続し他端が汲み上げ手段に接続している逆注入導管(181、182)をさらに備え、汲み上げ手段が、第二の導管(132、142、152、162、134、144、154、164)による流体注入の際に、逆注入導管(181、182)を介して第一の導管内の流体を吸引するのに適しており、それによって第一の導管内の流体(M1)が容器(100)に注入された流体(M2)の中に拡散しないことを特徴とする装置に関するものである。

Description

本発明は、手で取り扱うことなく、さまざまな培地での細胞の処理を可能にする細胞培養装置に関するものである。
仏国特許発明第2659347号明細書(1991年9月13日公開)には、細胞を入れるための容器を備えた細胞培養装置について記載されている。容器は、細胞の直径よりも小さな幅を有する溝をその間に形成するよう間隔を置いて並置された二枚のガラス板から形成された水平壁を備えている。処理される細胞は溝に置かれる。この容器は、培養培地または刺激培地を入れるためのものである。さまざまな培地が、細胞を支える壁に位置づけられた個別の管によって容器に順次注入される。それはさらに、壁の下に位置する一本または複数本の管によって排出される。
この装置において細胞は、一本または複数本の排出導管による培地の吸引によって引き起こされる低圧によって溝に維持される
かかる装置はとくに卵母細胞、受精卵または胚の培養のためのものである。
とくに、該装置は実験用の卵母細胞の活性化に用いることができ、この活性化は胚のその後の良好な発生に必要なものである。この活性化を引き起こすために、容器に培養培地を注入し、活性化させる細胞をこの培養培地の中に置く。次に、イオンが豊富な培地を排出し、また同時にCa2+イオンを含む刺激培地に置換する。培養培地が完全に排出され、刺激培地に置換されると、細胞は、該細胞の細胞膜の一時的な電気透過化と細胞内へのCa2+イオンの透過を引き起こす、電界刺激にかけられる。ついで、今度は刺激培地が排出され、培養培地に置換される。これらの過程は、細胞が、それらの活性化を引き起こす一連の制御されたカルシウム刺激の影響を受けやすくするために、複数回繰り返される。
この装置の利点は、それらを手で取り扱うことなく、さまざまな培地での細胞の処理を可能にすることである。
しかしながら、この種の装置が有する問題は、ある培地から別の培地への置換にかかる時間が比較的長く、容器内の培地の交換頻度が制限されることである。
例えば、細胞活性化に装置が使用される場合、培養培地を刺激培地に置換するために刺激培地を注入する最低時間(約40秒)が必要である。実際、この最低時間は刺激培地による細胞の十分な洗浄を保証するものである。
洗浄の最低時間が守られない場合、刺激培地は培養培地に由来する残留イオンを含むこととなる。電界をかけると、これらのイオンは膜貫通型のイオン電流を誘導し、細胞破壊が引き起こされる。
洗浄に関連するもう一つの問題は、細胞をイオン力の小さい刺激培地に長時間晒すと、細胞の平衡を乱し、該細胞を有害作用に晒すこととなるということである。細胞の生存を守るには、したがって、細胞の洗浄時間の短縮が必要となる。
仏国特許発明第2659347号明細書
本発明の一つの目的は、細胞が置かれている培地の迅速な交換を可能にする細胞培養装置を提供することである。
刺激培地の注入の際に、培養培地を注入するための導管に存在するイオンは容器に向けて移動し、刺激培地を汚染する傾向があることがわかった。この現象は、容器内のイオン濃度を十分に低下させるために必要な洗浄時間を増大させる。
したがって、本発明は、細胞を入れるための容器を備える、とりわけ細胞培養のための装置を提案するものであり、前記容器は、一種類目の流体のための少なくとも一つの第一の注入導管と、二種類目の流体のための少なくとも一つの第二の注入導管とを有するものであり、当該装置は、一端が第一の注入導管に横方向に接続し他端が汲み上げ手段に接続している逆注入導管をさらに備え、汲み上げ手段は、第二の導管による流体注入の際に、逆注入導管を介して第一の導管内の流体を吸引するのに適しており、それによって第一の導管内の流体が容器に注入された流体の中に拡散しないことを特徴とする。
この装置において、汲み上げ手段は作動していない注入導管において流体の流れを逆転させることを可能にする。この流体の一時的な「逆注入」は、容器内へのイオンの受動拡散を防ぐ。
この特徴は容器の流体の他の流体による置換の速度を大幅に向上させ、それにより置換時間は約1秒となる。
本発明の推奨実施態様によれば、装置は同一種の流体のための複数の注入導管を備え、前記注入導管の口が、容器の壁に沿って規則的な間隔で配置されている。
装置は、それぞれの流体のための複数の注入導管を備えることが可能であり、
一種類目の流体の注入導管はそれぞれ、二種類目の流体の注入導管に重なっている。
装置は、それぞれの流体のための複数の注入導管を備えることが可能であり、
一種類目の流体の注入導管はそれぞれ、二種類目の流体の注入導管と向かい合っている。
好適には、容器内の流体の他の流体による置換時間は、約1秒である。
本発明の実施態様において、装置は、容器内の流体に最大約10kV/cmの電界をかけることに適した電極を備えている。
本発明はまた、以下の過程:
・細胞を培養するために容器内に置く過程と、
・少なくとも一つの第一の注入導管を介して、一種類目の流体を所定の時間、容器に注入する過程と、
・一種類目の流体を排出し、少なくとも一つの第二の注入導管を介して、二種類目の流体を容器に同時に注入する過程、
とから成る細胞培養方法を提案するものでもあり、二種類目の流体の注入過程の間、第一の導管内の流体が容器に注入された流体に拡散しないように、第一の導管内の流体を吸引することを特徴とする。
この方法の一つの推奨実施態様によれば、その一端が第一の注入導管に横方向に接続し他端が汲み上げ手段に接続した逆注入導管を介して、第一の導管内の流体を吸引する。
この方法は、二種類目の流体を排出し、第一の注入導管を介して一種類目の流体を容器に再度注入する過程をさらに備えており、細胞が複数の種類の流体に順次浸されるように、これに続く過程を繰り返す。
この方法の一つの実施態様によれば、流体の一つを注入する間に、細胞に電界をかける。
その他の特徴と利点は付属の図面を参照に、非制限的な例として挙げられた下記の説明を読むことによって明らかになるだろう。
図1は、本発明の一つの実施態様にかなった細胞培養装置の一つの実施例を表す図である。
図2と図3は、装置が細胞の活性化に用いられる場合の、図1の装置の作動過程を示す図である。
図4は、本発明の他の実施態様にかなった細胞培養装置の一つの実施例を表す図である。
図5は、容器において処理される細胞の支持に用いることができる支持体要素の一つの実施例を示す図である。
図6は、容器において処理される細胞の支持に用いることができる支持体要素の他の実施例を示す図である。
図7は、気泡による細胞処理の妨害を避けることを可能にする装置の一つの実施例を表す図である。
図1において図示された細胞培養装置は、流体培地を入れるための室を画定する壁を備えた容器100を備えている。この装置はこの実施例においては卵母細胞の活性化に用いられる。室には、並置された二枚のガラス板101と102によって形成された水平支持体要素がある。ガラス板101と102は、容器の側面の壁11と12に嵌め込まれて維持されている。これらのガラス板101と102は、互いの間に間隔があいており、処理する卵母細胞10の直径より小さい幅を有する直線的な溝103が規定されるようになっている。
容器100はまた、溝103の両方向に縦に延びた電極111と112を備えている。
イオンの豊富な培養培地M1は、溝103の両側にある室の側壁11と12にそれぞれ開口している二組の平行な導管131、141、151、161と132、142、152、162によって、室の上部に運ばれる。導管131、141、151、161の口は、導管132、142、152、162の口にそれぞれ向かい合っている。これらの口は、培地M1が室の上部にほぼ均一に注入されるように、容器100の壁11と12に沿って規則的に配置している。
Ca2+イオンを含む刺激培地M2も同様に、二組の平行導管133、143、153、163と134、144、154、164によって室の上部に運ばれるものであり、該平行導管は、培地M1を運ぶ導管の束と類似のものであり、またそれに重なっている。
容器内の、処理中の相に対応する培地は、支持体要素よりも低いところに位置する排出導管104によって排出される。液体の流れは、卵母細胞10を低圧によって溝103に貼り付いた状態で維持する。
平行導管131、141、151、161は、横断注入導管171に接続している。横断導管171は、その一端が、培地M1を構成する流体の注入手段に接続している。この導管171は、その他端が、この図には図示されていない汲み上げ手段に接続された逆注入導管181となって延びている。
対称的に、平行導管132、142、152、162は、横断注入導管172に接続している。横断導管172は、その一端が、培地M1の注入手段に接続している。この導管172は、その他端が、汲み上げ手段に接続された逆注入導管182となって延びている。
同様に、平行導管133、143、153、163は、その口と反対の端が、横断注入導管173に接続している。横断導管173は、その一端が、培地M2を構成する流体を入れたタンクに接続している。この導管173は、その他端が、同様に汲み上げ手段に接続した逆注入導管183となって延びている。
最後に、対称的に、平行導管134、144、154、164は、その口と反対の端が、横断注入導管174に接続している。横断導管174は、その一端が、培地M2を入れたタンクに接続している。この導管174は、その他端が、汲み上げ手段に接続した逆注入導管184となって延びている。
室内の、処理中の相に対応する培地は、卵母細胞10よりも低いところに位置する排出導管104によって排出される。液体の流れは、卵母細胞を低圧によって溝103に張り付いた状態で維持する。
次に、この装置によって実施可能な処理例の過程を説明する。
室は、培養培地M1に対応する流体であらかじめ満たされているものとする。
図2において、培養培地M1が刺激培地M2に置換される第一の処理過程を示した。この過程では、矢印で示したように、導管171と172による培地M1の注入を停止し、導管173と174によって培地M2を注入する。培地M1は、排出導管104によって排出される。
導管131、141、151、161と132、142、152、162に満たされている培養培地M1に含まれるイオンは、イオン濃度が高い区域からイオン濃度が低い区域、すなわち室内の流体に向かって移動する傾向を当然有する。なぜなら、培地M1が培地M2に置換されるにつれて室内の流体はイオンが乏しくなり、培地M1から培地M2に向かうイオンの拡散を招くためである。
この現象に対処するために、注入導管131、141、151、161と132、142、152、162内の流れを逆転させるように、導管181と182に接続した汲み上げ手段を作動させる。
この一時的な逆注入は、培養培地M1から室へのイオンの拡散を防ぐものである。
毎時100mLの非イオン性流体の室への定格注入量に対し、定格流量よりわずかに低い毎時7.9mLの逆注入流によって、1秒未満でイオン拡散を停止させることができる。
注入導管が側壁に沿って配置しているため、室の各所において培地M2による培地M1の置換速度を向上させることが可能となる。
この第一過程である培地M2による培地M1の置換の後、卵母細胞10は、刺激培地によって完全に洗浄される。該卵母細胞は、最大約10kV/cmに達する電界をかけられる。電界は、卵母細胞10の細胞膜の電気透過化と該細胞の中へのCa2+イオンの透過を引き起こす。
図3において、刺激培地M2を培養培地M1によって置換する第二の処理過程を示した。この課程によれば、矢印で示したごとく、導管173と174による培地M2の注入を停止し、導管171と172によって培地M1を注入する。培地M2は、排出導管104によって排出される。
第一の過程と同様に、注入導管133、143、153、163と134、144、154、164内の流れを逆転させるように、導管183と184に接続した汲み上げ手段を作動させることができる。
二つの種類の異なる流体の注入の枠内で、図1の装置の使用を説明した。この注入は、順次または同時に行うことが可能であるため、このタイプの装置はN種の流体の注入に応用できることが理解される。
流体の注入量の比例調節は、イオン、粒子あるいは分子の一つのまたは複合的な濃度の一時的な変動を室内で制御することを可能にする。
この装置は、これらの変動の頻度を正確に調節することも可能にする。卵母細胞の活性化において、カルシウムの刺激頻度は、活性化させる卵母細胞のタイプに応じて調節することが可能である。
図4において図示した培養装置は、二本の注入導管131と134を有する点を除いて図1から3のものと類似しているが、これらの導管はそれぞれ流体M1とM2を注入するためのものである。それぞれの注入導管131、134は全体的に三角形の形状を有し、その頂点はそれぞれ横断導管171、174に接続し、その底辺は室の側壁11と12の中に注入口を形成している。
注入導管131と134の口は、培地M1とM2が室の上部にほぼ均一に注入されるように容器100の壁11と12に沿って延びている。
この実施態様はとくに有利であるが、なぜなら、それはほぼ層流である注入流を発生させ、結果、室の壁に沿ってほぼ均一な注入流を保証することができるためである。
その他に、容器内の培地の注入と排出によって発生した流体の流れの影響で細胞が移動する傾向があり、この移動がとりわけそれらの凝集を引き起こすことができることがわかった。
図1に示した装置の場合、流体の流れは、支持体要素の溝に沿った、室の中心への細胞の移動を引き起こし、細胞は室の中心で一つにまとまる。細胞は互いに押し付けられる。細胞間の空間の減少は、それぞれの細胞の周縁での洗浄の効率を変化させる。
この不都合を解消するために、本発明はまた、細胞が置かれる容器を備える、とりわけ細胞培養のための装置を提案するものであり、該容器は、少なくとも一つの流体注入導管と流体吸引導管、ならびにその上に細胞が置かれる孔を備えた支持体要素を備えており、そして該装置は、細胞を入れるための孔を有する支持体要素を備え、それぞれの孔は、単一の細胞を入れるためのものであり、細胞の直径より小さい少なくとも一つの最小寸法と、孔の最小寸法より大きい少なくとも一つの最大寸法を有しており、それにより孔が流体の通過を可能にしつつも細胞の支持体要素の通過を不可能にし、そして容器内の流体が、孔の上への細胞の固定を保証する低圧を生じさせるように、孔を通って取り除かれることを特徴とするものである。
この装置の原理は、細胞がその位置に維持されなければならない一方で流体が循環する、あらゆるタイプの容器に適用することが可能である。
この装置において、それぞれの孔は一つだけ細胞を入れられる。この特徴は、容器内の液体の注入と排出によって生ずる流体の流れによる細胞の移動を防ぐことを可能にする。
さらに、これらの孔は細胞が互いに凝集することを防ぎ、このことが優れた洗浄を保証する。実際、洗浄流体は細胞の周縁全体を回り、孔から排出される。細胞の洗浄は効果的であり、それによって先行技術の装置よりも必要な洗浄時間が短縮される。
好適には、孔の最大寸法は最小寸法の2倍より大きい。
さらに、孔の最大寸法は好適には80μmより大きい。
さらに、孔の最小寸法は40μm未満である。
この特徴は、孔の中の細胞の壁の一部が塞がれることを防ぐことを可能にする。このことは、処理培地による細胞の効率的な洗浄または細胞の壁全体に電界をかけることを可能にする。
本発明の一つの実施態様において、孔の形は長円形である。
本発明の他の実施態様において、孔は全体的に十字の形状を有する。
典型的には、孔同士の間には120μmと240μmの間に含まれる間隔がある。
図5に、第一のタイプの支持体要素105を示した。この支持体要素は、図1に示したように、容器の側壁に嵌め込まれる二枚のガラス板101と102が並置されて形成されている。これらのガラス板101と102は、互いの間に間隔があいており、幅l=20μmを有する直線的な溝103が規定される。
処理される細胞の直径は細胞の種類によって変化する。これらの細胞は、一般的に約80μmと160μmの間の直径を有する。したがって、処理される細胞10の種類を問わず、溝の幅は常に細胞の直径Dより小さい(これらの細胞は点線で示した)。
ポリマー製のパッキング115が、溝103に規則的な間隔で設けられ、上に細胞10が置かれる小空間116を形成する。小空間116は、長さL=2×l=40μmの長円形の形状を有する。
小空間116は、それぞれ細胞10を一つ入れるためのものである。小空間の幅lは細胞の直径より小さく、細胞はガラス板101と102に張り付けられた状態で維持される。小空間の長さはその幅lより大きく、細胞は小空間を完全には塞がない。この特徴は、細胞の両側を流体の流れが通過することを可能にする。したがって、細胞の効率的な洗浄が維持される。
さらに、細胞10を離れた小空間で維持することにより、その凝集が阻止される。
一つの変型例において、図5の支持体要素は単一のガラス板で形成され、小空間116はガラス板に空けられた長円形の孔である。
小空間は、好適には120μmと240μmの間に含まれる規則的な間隔で、ガラス板上に位置している。
図6において、第二のタイプの支持体要素106を図示した。この支持体要素は単一のガラス板で形成され、該支持体要素の中に小空間117が形成されている。小空間117は、全体的に十字の形状をした孔である。十字の腕の幅lは細胞の直径Dより小さく、十字の各腕の長さLは、幅lより大きいものである。
もちろん、他の形状の小空間も実現可能である。細胞を支持体要素上に保持するために、これらの小空間は、最大でも細胞の直径より小さい寸法lを有する。細胞の周囲の流体の循環を保証するために、これらの小空間は少なくとも幅lより大きい寸法Lを有する。
しかしながら、寸法lは最小の細胞の寸法に近すぎてはならない。例えば、支持体要素よりも高い位置での細胞の維持を保証するためには、寸法lは好適には40μm未満である。なぜなら、寸法lが細胞の直径に近すぎる場合、小空間を通過する流体の流れによって生じた低圧により、直径の小さい細胞が小空間を通って部分的に吸引されるためである。その結果、これらの細胞の壁の一部が塞がれることになる。したがって、細胞の壁のこの塞がれた部分は、処理培地による洗浄または電界の印加を受けなくなる。施された処理の効率は、低下することになる。
同じくその他に、細胞培養装置の流体回路の壁に気泡の形成が認められた。これらの気泡は導管内に自然発生し、流体の流れによって運ばれた。気泡は細胞に衝突し、該細胞を固定位置から移動させる。
とくに図1の培養装置の場合、細胞は運ばれて、電極の間で重なる。それらは、電気的刺激の瞬間に、電極の間に伝導性のブリッジを生成する可能性がある。それらの細胞は時に液体の流れによって室外に排出されることもある。
気泡による細胞処理の妨害は、処理の成功を決定的に損なうものである。
この不都合を解消するために、本発明は、その中に細胞が置かれる容器を備え、該容器が少なくとも一つの流体注入導管と流体吸引導管を備える、とりわけ細胞培養のための装置において、注入導管の口の前に位置する格子をさらに備えることを特徴とする装置を提案する。
この格子は、細胞がその位置に維持されなければならない一方で流体が循環する、あらゆるタイプの容器において使用することができる。
この装置において、格子は注入導管の出口で気泡を回収することを可能にする。格子に誘導された気泡は、このとき室の流体の表面に集まる傾向がある。したがって、細胞はその場に留まる。
典型的には、格子はそのパターンが約100μmの寸法を有する網目を有する。
好適には、格子は注入導管の口から約十分の数ミリメートルから1ミリメートルの距離に置かれる。
同様に好適には、格子は水平に対してほぼ70度に等しい角度で傾けられる。
本発明の実施態様において、格子は、流体表面の気泡が格子を迂回するのを防止するために、流体の自由表面の上に横に伸びた邪魔版を備えている。
好適には、一つまたは複数の格子は、それぞれの流体注入導管の口の前に延びている。
他方で、導管の口が容器の相対する二つの側壁上にあるため、装置は、それぞれが側壁の一方に面して延びている二つの格子を備えることができる。
図7に示した、図1に示したものに類似の装置では、気泡を回収するために、束になっている導管の口131、133、141、143、151、153、161、163および132、134、142、144、152、154、162、164に、それぞれ向かい合って二つの格子191と192が対称に位置している。各格子191、192の網目は、約100μm×100μmの寸法を有する。かかる網目を有する格子191、192は、注入された流体の流れを変えることなく、注入導管から発生する気泡を逃がす。
格子191の下部は、下側の導管133、143、153、163の口から約1mmの距離に位置している。さらに、水平に対して約70度の角度で傾けられている。
同様に、格子192の下部は、下側の導管134、144、154、164の口から約1mmの距離に位置している。また、水平に対して約70度の角度で傾けられている。
格子の傾きは、気泡の流れを容器内の流体Mの自由表面に向かって方向付ける。
一部の気泡は流体の表面に達して破裂する。
より安定した他の気泡は集まる。これらの気泡は融合して、より大きい気泡を形成することがある。
表面張力は、気泡が流体の自由表面上に上昇することを可能にする。
格子191、192は、さらに流体Mの自由表面の上に横に伸びた邪魔板193と194を備えている。これらの邪魔板は、容器100の壁の付近で表面張力によって生じた流体のブリッジを気泡が辿って細胞10が置かれている室の中心部分に達することを避ける。
これらの格子は、金属またはプラスチックで実現することが可能である。
本発明の一つの実施態様にかなった細胞培養装置の一つの実施例を表す図。 装置が細胞の活性化に用いられる場合の、図1の装置の作動過程を示す図。 装置が細胞の活性化に用いられる場合の、図1の装置の作動過程を示す図。 本発明の他の実施態様にかなった細胞培養装置の一つの実施例を表す図。 容器において処理される細胞の支持に用いることができる支持体要素の一つの実施例を示す図。 容器において処理される細胞の支持に用いることができる支持体要素の他の実施例を示す図。 気泡による細胞処理の妨害を避けることを可能にする装置の一つの実施例を表す図。
符号の説明
10 細胞
11、12 壁
100 容器
101、102 ガラス板
103 溝
104 排出導管
106 支持体要素
111、112 電極
115 パッキング
116、117 小空間、孔
131〜134、141〜144、151〜154、161〜164 注入導管
171〜174 横断注入導管
181〜184 逆注入導管
191、192 格子
193、194 邪魔版
M1 培養培地
M2 刺激培地

Claims (27)

  1. 細胞(10)を入れるための容器(100)を備える、とりわけ細胞(10)培養のための装置であり、前記容器(100)は、一種類目の流体(M1)のための少なくとも一つの第一の注入導管(131、141、151,161、133、143、153、163)と、二種類目の流体(M2)のための少なくとも一つの第二の注入導管(132、142、152、162、134、144、154、164)とを有するものであり、一端が第一の注入導管(131、141、151、161、133、143、153、163)に横方向に接続し他端が汲み上げ手段に接続している逆注入導管(181、182)をさらに備え、汲み上げ手段が、第二の導管(132、142、152、162、134、144、154、164)による流体注入の際に、逆注入導管(181、182)を介して第一の導管内の流体を吸引するのに適しており、それによって第一の導管内の流体(M1)が容器(100)に注入された流体(M2)の中に拡散しないことを特徴とする装置。
  2. 同一種の流体のための複数の注入導管を備え、前記注入導管(131、141、151、161、133、143、153、163;132、142、152、162、134、144、154、164)の口が、容器(100)の壁(11、12)に沿って規則的な間隔で配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. 口が容器(100)の壁(11、12)の一つに沿って延びている注入導管(131、134)を備えていることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  4. 全体的に容器(100)に向けて口が広がっていっている形状を有する注入導管(131、134)を備えていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一つに記載の装置。
  5. 容器(100)の向かい合う二つの壁(11,12)に、口が互いに向かい合って配置された複数の注入導管(131、141、151、161、133、143、153、163、132、142、152、162、134、144、154、164)を備えていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一つに記載の装置。
  6. 容器中の流体が他の流体に置換される時間が約1秒であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一つに記載の装置。
  7. 容器内の流体に最大約10kV/cmの電界をかけることに適した電極(111、112)を備えていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一つに記載の装置。
  8. 細胞(10)を入れるための孔(116、117)を有する支持体要素(105、106)を備え、それぞれの孔(116、117)が単一の細胞(10)を入れるためのものであり、細胞(10)の直径(D)より小さい少なくとも一つの最小寸法(l)と、孔の最小寸法(l)より大きい最大寸法(L)を有しており、それにより、孔(116、117)が、流体の通過を可能にしつつも細胞(10)の支持体要素(105、106)の通過を不可能にし、そして容器(100)内の流体が、孔の上への細胞(10)の固定を保証する低圧を生じさせるように、孔(116、117)を通って取り除かれることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一つに記載の装置。
  9. 孔(116、117)の最大寸法(L)がその最小寸法(l)の2倍より大きいことを特徴とする、請求項8に記載の装置。
  10. 孔の最大寸法(L)が80μmより大きいことを特徴とする、請求項8または9のいずれか一つに記載の装置。
  11. 孔の最小寸法(l)が40μm未満であることを特徴とする、請求項8から10のいずれか一つに記載の装置。
  12. 孔(116、117)が長円形の形状を有することを特徴とする、請求項8から11のいずれか一つに記載の装置。
  13. 孔(116、117)が全体的に十字の形状を有することを特徴とする、請求項8から13のいずれか一つに記載の装置。
  14. 孔同士の間には120と240μmの間に含まれる間隔があることを特徴とする、請求項8から12のいずれか一つに記載の装置。
  15. 注入導管(131、141、151、161、133、143、153、163;132、142、152、162、134、144、154、164)の口の前に位置する格子(191、192)をさらに備えることを特徴とする、請求項1〜14のいずれか一つに記載の装置。
  16. 格子がそのパターンが約100μmの寸法を有する網目を有することを特徴とする、請求項15に記載の装置。
  17. 格子(191、192)が注入導管(131、141、151、161、133、143、153、163;132、142、152、162、134、144、154、164)の口から0.5mmと1mmの間に含まれる距離に設置されていることを特徴とする、請求項15または16のいずれか一つに記載の装置。
  18. 格子(191、192)が水平に対してほぼ70度に等しい角度で傾けられることを特徴とする、請求項15から17のいずれか一つに記載の装置。
  19. 格子(191、192)が、流体表面の気泡が格子(191、192)を迂回するのを防止するために、流体の自由表面の上に横に伸びた邪魔板(193、194)を備えていることを特徴とする、請求項15から18のいずれか一つに記載の装置。
  20. 一つまたは複数の格子が、それぞれの流体注入導管(131、141、151、161、133、143、153、163;132、142、152、162、134、144、154、164)の口の前に延びていることを特徴とする、請求項15から19のいずれか一つに記載の装置。
  21. 導管(131、141、151、161、133、143、153、163;132、142、152、162、134、144、154、164)の口が容器(100)の相対する二つの側壁(11、12)上にあるため、それぞれが側壁(11、12)の一方に面して延びている二つの格子(191、192)を備えることを特徴とする、請求項20に記載の装置。
  22. 一つまたは複数の格子が金属製またはプラスチック製であることを特徴とする、請求項15から21のいずれか一つに記載の装置。
  23. ・細胞(10)を培養するために容器(100)内に置く過程と、
    ・少なくとも一つの第一の注入導管(131、141、151、161、132、142、152、162)を介して、一種類目の流体(M1)を所定の時間、容器(100)に注入する過程と、
    ・一種類目の流体(M1)を排出し、少なくとも一つの第二の注入導管(133、143、153、163、134、144、154、164)を介して、二種類目の流体(M2)を容器(100)に同時に注入する過程とから成り、
    二種類目の流体(M2)の注入過程の間、第一の導管(131、141、151、161、132、142、152、162)内の流体(M1)が容器(100)に注入された流体(M2)に拡散しないように、第一の導管(131、141、151、161、132、142、152、162)内の流体を吸引することを特徴とする、細胞(10)の培養方法。
  24. その一端が第一の注入導管(131、141、151、161、133、143、153、163)に横方向に接続し他端が汲み上げ手段に接続した逆注入導管(181、182)を介して、第一の導管内の流体(M1)を吸引することを特徴とする、請求項23に記載の方法。
  25. 二種類目の流体(M2)を排出し、第一の注入導管(131、141、151、161、132、142、152、162)を介して一種類目の流体(M1)を容器(100)に再度注入する過程をさらに備え、細胞(10)が複数の種類の流体に順次浸されるように、これに続く過程が繰り返されることを特徴とする、請求項23または24のいずれか一つに記載の方法。
  26. 一つの流体を注入する間に、細胞(10)に電界をかけることを特徴とする、請求項23から25のいずれか一つに記載の方法。
  27. 容器中の流体が他の流体に置換される過程が約1秒かかることを特徴とする、請求項1から26のいずれか一つに記載の方法。

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