JP2005525425A - プラスチックパッケージ中で後に続く保存コストを減少させ、減少した火炎危険分類を有する、低燃焼性エアロゾル製品 - Google Patents

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Abstract

低減した火炎危険分類を有するプラスチックパッケージ中の低燃焼エアロゾル制汗剤製品。低燃焼製品は、約30kJ/g以下の化学的な燃焼熱を有する。プラスチックパッケージは、低燃焼製品を含有及び分配することが可能である。プラスチックパッケージは製品を含有したときに安定であり、ともに1又は2の火炎危険分類を有する。低燃焼エアロゾル製品は、無水性制汗剤製品であってもよい。

Description

本発明は、プラスチックパッケージ中で後に続く保存コストを減少させ、減少した火炎危険分類を有する低燃焼エアロゾル製品に関する。制汗剤としてのこのような製品は、より安全で経済的な様式で、プラスチックエアロゾル容器中で販売され、倉庫に保管することができる。
エアロゾル製品は当該分野で周知であり、簡便及び衛生的な様式で、エアロゾル製品が物質を表面に放出する能力に基づいて、消費者によりよく受け入れられる。この利点は、エアロゾルを世界中の多くの消費者のために制汗剤の製品形態として選択させることとなった。エアロゾル制汗剤は、制汗剤の微細なスプレーを放出し、脇の下を完全に覆うことができ、塗布中に清涼感及びドライ感を与える。
通常は、エアロゾル制汗剤製品は、金属缶中で加圧下で含有され、密閉バルブを介して制御された流速で放出される、液体又は液体中の固体懸濁物の形態である。上記製品は、通常は、作動装置又は同様の機構を押すことによってバルブが開き、加圧製品がバルブから強制的に出されることによって放出される。製品缶中にガス又は液化ガス噴射剤を含むことによって、缶中に圧力が作られる。噴射剤は、製品の一体化部分であるか、又は製品の上のヘッドスペース中に単純に圧力を作ることができる。通常の噴射剤としては、液化ガス、例えば、ブタン、イソブタン、プロパン、ジメチルエーテル、及び1,1ジフルオロエタンが挙げられる。
これらのエアロゾル製品(例えば、エアロゾル制汗剤)は、非常に可燃性である場合があり、保存中にかなりの火炎危険を生じ得る。火炎において、エアロゾル缶は、破裂又はBLEVE(沸騰液膨張蒸気爆発)し、噴射剤、炭化水素類、アルコール類、又は他の可燃性化合物のような可燃性構成成分を放出する場合があり、次いで火炎によって点火され、火炎がさらに広がる場合がある。さらに、火炎にさらされる場合、ある種のエアロゾルは、破裂し、元の位置から離れて「燃えている液体の軌道を有して飛び」、それより前には影響を受けていなかった領域にまで火炎が広がることが知られている。エアロゾル製品の可燃危険は、その危険カテゴリーによって示される。危険カテゴリーのレベル1、2、及び3は、製品中の可燃性物質の量及び種類に基づいている。より具体的には、製品が0〜8,600Btu/lb(20kJ/g)の化学的な燃焼熱を有する場合、その製品はレベル1として分類される。同様に、製品が8,600Btu/lb(20kJ/g)〜13,000Btu/lb(30kJ/g)の化学的な燃焼熱を有する場合、その製品はレベル2として分類される。最後に、製品が13,000Btu/lb(30kJ/g)を超える化学的な燃焼熱を有する場合、その製品はレベル3として分類される。
エアロゾル製品の火炎危険分類は、適切な貯蔵条件を決定するために使用される。これらの貯蔵条件としては、必要なスプリンクラー設計、貯蔵高さ、及び二次容器が挙げられる。レベル1製品は、最も厳しくない貯蔵条件を有する。レベル2及び3製品は、それらの増大するリスクにともない、さらにリスクに見合った貯蔵要求を有する。最も高いリスクを有するレベル3は、最も厳しく高価な要求を有する。これらの厳しい貯蔵条件は、コストを増加させ、エアロゾル製品の販売をさらに複雑にする。貯蔵の規制は、「エアロゾル製品の製造及び貯蔵についてのNFPA30Bコード(NFPA 30 Code for the Manufacture and Storage of Aerosol Products)1998年版」中に詳細に記載され、参考として本明細書に組み込まれる。
通常は、エアロゾル製品は、アルミニウム又はスズプレートで作製される金属缶中に含まれる。これらの缶は、可燃性製品と火炎との間の実質的な障壁を提供することによって、火炎危険を顕著に減らす、良好な機械強度及び耐熱性を有する。金属缶は、しばしば数百psiの大きさの圧力を有する製品を含有可能であり、それにより缶が機能しなくなりBLEVEが起こる温度を非常に高くすることができる。さらに、これらの缶が構成される金属は、通常は400℃を超える融点を有し、それ故に、比較的低い火炎温度(200℃未満)での融解に起因して機能しなくなることはない。
エアロゾル製品のためのプラスチックパッケージングを開発することが長い間望まれてきた。金属からプラスチックへの移行は、固有の缶形状の自由度増加、透明パッケージの開発、製造コストの低減のようないくつかの利益を提供する。残念ながら、これらのプラスチックパッケージは、製造安定性及び貯蔵安定性が低いことがわかっている。これらのパッケージの多くは、製品構成成分によって分解され、パッケージ変色、膨潤、圧力の漏れ、及びいくつかの極端な場合には、充填プロセス中にパッケージ破裂を生じる。必要な物理的強度及び耐化学性を有するプラスチック材料の近年の開発は、最終的に市販のプラスチックエアロゾルパッケージの開発を可能にした。残念ながら、これらの近年開発された材料は、通常は、200℃未満の融点又はガラス転移点を有し、それ故に、これらのパッケージは金属缶よりも低い温度で機能しなくなる可能性があり、金属缶と比較して倉庫保存中に火災危険が高まる。火炎危険を低減するための最も単純なルートは、製品中に水を含有させることである。実際に、制汗剤活性物質の水溶液を用いて配合する場合、これらの溶液と接触すると金属パッケージはしばしば腐食するため、プラスチックパッケージの使用が好ましい。残念ながら、水はある種の制汗剤活性物質を分解することが知られているので、無水性製品を処方することがしばしば好ましい。
現在のプラスチックパッケージは、金属缶と比較して、可燃性エアロゾル製品と火炎との間の障壁を実質的に有していないため、製品パッケージの組み合わせの全体的な火炎危険分類を減少させるために、レベル1又は2の減少した火炎危険分類を有する、これらのプラスチックパッケージのための製品を配合することが望ましい。これは、噴射剤の種類及び濃度、製品溶媒の種類及び濃度、不活性成分の量及び種類を適切に選択することによって達成することができる。
通常は、エアロゾル制汗剤は、30〜85%の炭化水素噴射剤を含有し、従って3の火炎危険レベルをしばしば有する。本発明の目的は、安定なプラスチックパッケージ中に配合される場合に、レベル1又はレベル2の火炎危険分類を提供するエアロゾル製品を提供することである。
本発明は、低減した火炎危険分類を有するプラスチックパッケージ中の低燃焼エアロゾル制汗剤製品を提供する。低燃焼製品は、約30kJ/g以下の化学的な燃焼熱を有する。プラスチックパッケージは、低燃焼製品を含有及び分配することが可能である。製品を含有したときプラスチックパッケージは安定であり、製品、パッケージともに1又は2の火炎危険分類を有する。
レベル1又は2の火炎危険を有する製品処方を含む本発明のエアロゾル制汗剤は、安定なプラスチックパッケージ中に含有される。レベル1又はレベル2の火炎危険を有し、安定なプラスチックパッケージである製品処方物のこれら及び他の必須要素又は限定は、本明細書中以下に詳細に記載される。
本明細書で使用する時、「無水性」という用語は、特に指定のない限り、遊離水又は添加水を約5重量%未満、より好ましくは約3重量%未満、より一層好ましくは約1重量%未満、より一層好ましくは0重量%含有する組成物又は物質を指す。
本明細書中で使用する時、「周囲条件」という用語は、約1気圧、相対湿度約50%、及び約25℃における周囲条件を指す。
「安定なパッケージ」は、49℃で4週間保存時のパッケージの挙動に基づいて定義される。安定なパッケージは、保存時に目に見える変色を示さないか、若しくは曇りを生じないか、又は1.5%を超える質量減少がないか、又は所定の寸法(すなわち、直径、幅、深さ、長さ、又はひだの高さ)から2%を超える変化を示さないか、又は破裂もしくはBLEVEを起こさない。
本明細書で使用する時、用語「エアロゾル制汗剤」は、ガス又は液化ガス噴射剤で加圧され、噴射剤が塗布デバイスに対して及び/又は塗布デバイスを介して制汗剤組成物を押すか又は移動するための方法を提供する、いずれかのパッケージ化制汗剤組成物を意味する。これらのエアロゾル製品は、これらに限定されないが、スプレー、又は皮膚の上をこする多孔質塗布表面を介したことを含む、種々の方法で脇の下に制汗剤製品を放出することができる。
用語「プラスチック」は、一般的に加熱されて成形され又は形作られ、所望の形態へと硬化される、これらに限定されないが、ポリマー類、樹脂類、及びセルロース誘導体を含む、いずれかの合成材料又は有機材料を指す。
用語「プラスチックパッケージ」は、実質的にプラスチックで作製されたエアロゾルパッケージの容器を指す。パッケージの密閉バルブ及び作動装置は、実質的にプラスチックで作製されてもよく、又は必ずしも実質的にプラスチックで作製される必要はない。
本明細書で使用するとき、全ての部、比率は、特に指示がない限り、全組成物の重量による。このようなすべての重量は、記載される成分に関する限り活性物質濃度に基づくものであり、そのため特に指定されない限り、市販材料に包含される可能性のある溶媒又は副産物は含まない。
本発明の加圧制汗剤組成物は、本明細書に記載されている本発明の必須要素及び制限、並びに本明細書に記載されているか、もしくはその他の加圧制汗剤用途に有用なあらゆる追加成分、任意成分、構成要素又は制限を、含むこと、これらから成ること、又は本質的にこれらから成ることができる。
(噴射剤)
本発明のエアロゾル制汗剤組成物は、塗布のために缶から製品を押し出すために十分な圧力を作り出す噴射剤を含む。本発明の製品は、通常は、約10psig(69kPa)〜約80psig(551kPa)のパッケージ内圧を有する。圧力レベルは、使用される噴射剤の種類及び濃度によって制御してもよい。
本発明のエアロゾル制汗剤組成物の噴射剤構成成分は、選択される処方及びパッケージと適合性のあるいずれかの既知の噴射剤を含有してもよい。好ましい噴射剤は、一般に、制汗剤組成物内に配合される場合、液化ガスの形態であり、ジメチルエーテル、1,1ジフルオロエタン、1,1,1,2テトラフルオロエタン、ブタン、イソブタン、プロパン、イソペンタン、ペンタン又はそれらの組み合わせが挙げられる。ジメチルエーテル、又はジメチルエーテルと炭化水素噴射剤との組み合わせは、単一相の液体制汗剤である製品にとって好ましい。炭化水素噴射剤、例えば、ブタン、イソブタン、プロパン、イソペンタン、ペンタンは、液体懸濁物又はエマルション製品中の固体である製品にとって好ましい。本発明の制汗剤組成物における全噴射剤の濃度は、組成物の約5重量%〜約99重量%、より一般的には約15重量%〜約90重量%、より一層好ましくは約20重量%〜約70重量%の範囲である。他の好適な噴射剤としては、亜酸化窒素、二酸化炭素、並びにトククロロフルオロメタン、ジクロロジフルオロメタン、ジクロロテトラフルオロエタン、トリクロロトリフルオロエタン、トリクロロテトラフルオロエタン、及びモノクロロジフルオロメタンのようなハロゲン化炭化水素、及びこれらの組み合わせが挙げられる。
(制汗剤活性物質)
本発明のエアロゾル制汗剤組成物は、ヒトの皮膚への適用に好適な制汗剤活性物質を含む。組成物中の制汗剤活性物質の濃度は、所望される発汗の湿潤及び臭気の抑制作用を持つ最終制汗剤製品を提供するのに充分な濃度であるべきである。液体エアロゾル制汗剤製品について、活性物質は、水、エタノール又は液体ポリオールのような溶媒に溶解される。無水性液体制汗剤製品について、活性物質は、好ましくは、液体ポリオール溶媒中で可溶化される。液体懸濁物中の固体である製品について、活性物質は、好ましくは粉末として放出される。
エアロゾル制汗剤組成物中の制汗剤活性物質の濃度は、好ましくは組成物の約0.1重量%〜約26重量%、より好ましくは約1重量%〜約20重量%、より一層好ましくは約2重量%〜約10重量%の範囲である。すべてのこのような重量パーセントは、水、及びグリシン、グリシン塩などのいずれかの錯体化剤又は緩衝剤、又は他の錯体化剤若しくは緩衝剤を除いた無水性金属塩を基に計算する。
本発明の制汗剤組成物に使用される制汗剤活性物質には、制汗活性を有するいかなる化合物、組成物、又は他の物質も包含される。好ましい制汗剤活性物質には、収れん性のある金属塩、特にアルミニウム、ジルコニウム、及び亜鉛の無機塩及び有機塩、並びにそれらの混合物が挙げられる。とりわけ好ましいのは、ハロゲン化アルミニウム、アルミニウムクロロハイドレート、ヒドロキシハロゲン化アルミニウム、オキシハロゲン化ジルコニウム、ヒドロキシハロゲン化ジルコニウム、及びそれらの混合物のような塩である。アルミニウム塩は、非接触型加圧組成物に最も好ましい。
前記制汗剤組成物に使用するための、好ましいアルミニウム塩は次式に従うものが挙げられる。
Al2(OH)aClb・xH2
式中、aは約2〜約5であり、aとbの合計は約6であり、xは約1〜約6であり、ここでa、b、及びxの値は非整数であってもよい。特に好ましいのは、a=5であるとき「5/6塩基性クロルヒドロキシド」、及びa=4であるとき「2/3塩基性クロルヒドロキシド」と称される、アルミニウムクロルヒドロキシドである。アルミニウム塩を調製するための方法は、米国特許第3,887,692号(ジルマン(Gilaman)、1975年6月3日発行)、米国特許第3,904,741号(ジョーンズ(Jones)ら、1975年9月9日発行)、米国特許第4,359,456号(ゴスリン(Gosling)ら、1982年11月16日発行)に開示されており、これらすべては参考として本明細書に組み込まれる。アルミニウム塩の混合物は英国特許明細書1,347,950(シン(Shin)ら、1974年2月27日発行)に記載されている。
制汗剤組成物において使用するためのジルコニウム塩、特に加圧接触形態におけるものは、以下の式に従うものが挙げられる:
ZrO(OH)2-aClaxH2
式中、aは0〜約2の値のいずれかの数字であり、xは約1〜約7、ここで式中a及びxの値はいずれも整数でなくてもよい。好ましいジルコニウム塩は、アルミニウム及びグリシンを付加的に含有し、一般にZAG錯体として知られている錯体である。これらのZAG錯体は、上述の式に一致するアルミニウムクロルヒドロキシド及びヒドロキシ塩化ジルコニウムを含有する。このようなZAG錯体は、米国特許第3,679,068号(レダーズ(Luedders)ら、1974年2月12日発行)、英国特許出願2,144,992(カラグハン(Callaghan)ら、1985年3月20日発行)、及び米国特許第4,120,948号(シェルトン(Shelton)、1978年10月17日発行)に記載されている。ジルコニウム塩は、好ましくは、皮膚の上をこする塗布デバイスを介して、製品を送達する製品において使用される。
本組成物中に用いるのに好ましい制汗剤活性物質としては、アルミニウムクロロハイドレート、アルミニウムジクロロハイドレート、アルミニウムセスキクロロハイドレート、アルミニウムクロロハイドレックスプロピレングリコール錯体、アルミニウムジクロロハイドレックスプロピレングリコール錯体、アルミニウムセスキクロロハイドレックスプロピレングリコール錯体、アルミニウムクロロハイドレックスポリエチレングリコール錯体、アルミニウムジクロロハイドレックスポリエチレングリコール錯体、アルミニウムセスキクロロハイドレックスポリエチレングリコール錯体、アルミニウムサルフェート緩衝物、アルミニウムジルコニウムトリクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムテトラクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムペンタクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムオクタクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムトリクロロハイドレックスグリシン、アルミニウムジルコニウムテトラクロロハイドレックスグリシン、アルミニウムジルコニウムペンタクロロハイドレックスグリシン、アルミニウムジルコニウムオクタクロロハイドレックスグリシン、及びこれらの組み合わせが挙げられる。
好ましくは、本発明の単一相の液体無水性制汗剤組成物は、組成物中に制汗剤活性物質を可溶化するための選択された液体ポリオールを含む。制汗剤組成物は、好ましくは選択された液体ポリオールを約1重量%〜約80重量%、より好ましくは約2重量%〜約60重量%、より一層好ましくは約3重量%〜約20重量%含む。
本発明の加圧制汗剤組成物に使用するのに好ましい液体ポリオールは、少なくとも3個の炭素原子を有し、該液体ポリオールのα及びβ位に隣接するヒドロキシ置換された炭素原子を有するように選択される。組成物に用いるのに好ましい液体ポリオールは次式に従うものである。
Figure 2005525425
式中Rはアミド、エステル、アルキル、エーテル又はシリコーン含有部分であり、各部分は少なくとも1個の炭素原子を含有する。R基は、好ましくはアルキル又はエーテル基、より好ましくは約1〜約10個の炭素原子、より好ましくは約2〜約6個の炭素原子を有する、アルキル基である。液体ポリオールは好ましくは全部で2個又は3個のヒドロキシル基を有する。
好ましい液体ポリオール上のR基は、したがって、置換若しくは非置換、分枝状若しくは直鎖状若しくは環状、飽和若しくは非飽和でありうる。好適な置換基の非限定的な例としては、ヒドロキシル基、アミン、アミド、エステル、エーテル、アルコキシレート基(たとえば、エトキシレート、プロポキシレートなど)等が挙げられる。
本発明の加圧組成物に使用するのに好ましい液体ポリオールの非限定的な例には、1,2−プロピレングリコール、グリセリン、1,2−ブタンジオール;1,2−ペンタンジオール;4−メチル−1,2−ペンタンジオール;2−メチル−1,2−ペンタンジオール;3,3−メチル−1,2−ブタンジオール;4−メチル−1,2−ヘキサンジオール;1,2−ヘプタンジオール;3−フェニル−1,2−プロパンジオール;1,2,6−ヘキサントリオール;1,2−ヘキサンジオール;1,2,4−ブタントリオール;及びこれらの組み合わせが挙げられる。その他の好適な液体ポリオールとしては、例えばグリセロールイソプロピルエーテル;グリセロールプロピルエーテル;グリセロールエチルエーテル;グリセロールメチルエーテル;グリセロールブチルエーテル;グリセロールイソペンチルエーテル;ジグリセロールイソプロピルエーテル;ジグリセロールイソブチルエーテル;ジグリセロール;トリグリセロール;トリグリセロールイソプロピルエーテル;及びこれらの組み合わせのようなグリセロールエーテルが挙げられる。さらにその他の好適な液体ポリオールには、酢酸グリセロールエステル;プロパン酸グリセロールエステル;ブタン酸グリセロールエステル;3−メチルブタン酸グリセロールエステル;及び3−トリメチルシリ−1,2−プロパンジオール(3-trimethylsily-1,2-propanediol);米国特許第5,969,172号(ナイ(Nye))に記載されているようなシリコーン含有1,2−ジオール、及びこれらの組み合わせが挙げられる。
本発明の加圧制汗剤組成物に使用する可溶化制汗剤活性物質及び可溶化活性物質の製法の非限定的な例は、米国特許第6,149,897号(スワイル(Swaile))、米国特許第6,126,928号(スワイル(Swaile))、及び米国特許第5,968,489号(スワイル(Swaile)ら)に記載されており、これらの記載は参考として本明細書に組み込まれる。その他の可溶化制汗剤活性物質及びその製法の非限定的な例は、EP0404533(スミス(Smith)ら)に記載されている。
(キャリア液)
本発明のエアロゾル制汗剤製品は、通常は、化粧品的に受容可能な様式で皮膚表面に制汗剤活性物質を送達するのに役立つキャリア液を含む。本発明のエアロゾル制汗剤組成物において使用するのに好適なキャリア液としては、皮膚への局所塗布に既知であるか、さもなければ好適ないずれかのシリコーン又はシリコーン含有材料が挙げられ、ただし、シリコーン又はシリコーン含有材料は、周囲条件下で液体であるか、さもなければ本発明の加圧制汗剤組成物内で液体形態ものである。
本組成物におけるシリコーン液の濃度は、好ましくは加圧制汗剤組成物の約0.1重量%〜約50重量%、より好ましくは約1重量%〜約25重量%、より好ましくは約2重量%〜約15重量%の範囲である。
好適な揮発性シリコーンの非限定的な例は、トッド(Todd)らの「化粧品用揮発性シリコーン流体(Volatile Silicone Fluids for Cosmetics)」、コスメティクス・アンド・トイレタリーズ(Cosmetics and Toiletries)、91:27〜32(1976年)に記載され、これらの記載内容は本明細書に参考文献として組み込まれる。これらの揮発性シリコーンのうち、約3〜約7個、より好ましくは約5〜約6個のケイ素原子を有する環式シリコーンが好ましい。最も好ましいのは、次の式に従うものである。
Figure 2005525425
式中、nは約3〜約7、好ましくは約5〜約6、最も好ましくは5である。これらの揮発性環状シリコーンは一般に、25℃で測定した時に約10センチストーク未満の粘度の値を有する。本明細書中で用いられる好適な揮発性シリコーンとしては、シクロメチコン(Cyclomethicone)D−5(G.E.シリコーンズ(G.E.Silicones)から市販されている);DC1184、ダウ・コーニング(Dow Corning)344、及びダウ・コーニング(Dow Corning)345(ダウ・コーニング社(Dow Corning Corp.)から市販されている);GE7207、GE7158、及びシリコーン流体(Silicones Fluids)SF−1202及びSF−1173(ゼネラルエレクトリック社(General Electric Co.)から入手できる);SWS−03314、SWS−03400,F−222、F−223、F−250、F−251(SWSシリコーンズ社(SWS Silicones Corp.)から入手できる);揮発性シリコーン(Volatile Silicones)7158、7207、7349(ユニオンカーバイド(Union Carbide)から入手できる);マーシル(Masil)SF−V(メイザー(Mazer)から入手できる)及びそれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。揮発性シリコーン液の中で最も好適なのは、シクロペンタシロキサンである。
本発明のエアロゾル制汗剤組成物の不揮発性シリコーン液体の非限定例は、以下の式のいずれかに従うものが挙げられる:
Figure 2005525425
式中、nは1又は1より大きい。これらの直鎖シリコーン物質は、周囲条件下での測定で、一般に、約10センチスト−ク〜約100,000センチストーク、好ましくは約500センチストーク未満、より好ましくは約10センチストーク〜約200センチストーク、より一層好ましくは約10センチストーク〜約50センチストークの粘度の値を有する。制汗剤組成物での使用に適する非揮発性直鎖シリコーンの非限定的な例としては、ダウ・コーニング(Dow Corning)200、ローヌ−プーラン(Rhone-Poulenc)から入手できるロードシルオイル(Rhodorsil Oils)70047、メイザー(Mazer)から入手できるマーシル(Masil)SF流体、ダウ・コーニング(Dow Corning)225、ダウ・コーニング(Dow Corning)1732、ダウ・コーニング(Dow Corning)5732、ダウ・コーニング(Dow Corning)5750(ダウ・コーニング社(Dow Corning Corp.)から入手できる);SF−96、SF−1066及びSF18(350)シリコーン流体(G.E.シリコーンズ(G.E.Silicones)から入手できる);ベルバシル(Velvasil)及びビスカシル(Viscasil、ゼネラルエレクトリック社(General Electric Co.)から入手できる);シリコーン(Silicone)L−45、シリコーンL−530、シリコーン(Silicone)L−531(ユニオンカーバイド(Union Carbide)から入手できる)及びシロキサン(Siloxane)F−221、シリコーン流体(Silicone Fluid)SWS−101(SWSシリコーンズ社(SWS Silicones)から入手できる)が挙げられるがこれらに限定されない。
本発明のエアロゾル制汗剤組成物に使用するキャリア液体としてのその他のシリコーン液には、ポリアルキルシロキサン、ポリアルキルアリールシロキサン(polyalkyarylsiloxanes)、架橋シリコーンエラストマー、ポリエステルシロキサン、ポリエーテルシロキサンコポリマー、ポリフルオロシロキサン、ポリアミノシロキサン、及びそれらの組み合わせのような変性又は有機官能性シリコーンキャリアが挙げられる。これらの変性シリコーンキャリアは、周囲条件下で一般に液体であり、好ましくは約100,000センチストーク未満、より好ましくは約500センチストーク未満、より一層好ましくは約1センチストーク〜約50センチストーク、最もより好ましくは約1センチストーク〜約20センチストークの粘度を有する。これらの変性シリコーンキャリアは、一般的に化学分野で既知であり、これらのいくつかの例は、1「コスメティックス・サイエンス・アンド・テクノロジー(Cosmetics,Science and Technology)27〜104(M.バルサム(M.Balsam)及びE.サガリン(E.Sagarin)編、1972);米国特許第4,202,879号(シェルトン(Shelton)、1980年5月13日発行);米国特許第5,069,897号(オール(Orr)、1991年12月3日発行)中に記載され;これらの記載は、参考として本明細書中に組み込まれる。
他の非シリコーンベースキャリア液はまた、異なる皮膚の感触のオプションを提供するために本発明において使用することができる。これらのいくつかにはまた、1価アルコール及び多価アルコール、脂肪酸、1塩基性カルボン酸及び2塩基性カルボン酸と1価アルコール及び多価アルコールとのエステル、ポリオキシエチレン、ポリオキシプロピレン、アルコールのポリアルコキシル化エーテル、及びそれらの組み合わせもまた含んでもよい。好ましくはそのような液体キャリアは、周囲条件下で水と混和する液体である。1,2−ヘキサンジオールと組み合わせて用いるのに好適な、他の水混和性の極性有機液体キャリア又は極性有機溶媒は、コスメティックス・サイエンス・アンド・テクノロジー(Cosmetics,Science,and Technology)1巻、27〜104頁、バルサム(Balsam)及びサガリン(Sagarin)編集(1972年);米国特許第4,202,879号(シェルトン(Shelton)、1980年5月13日発行);及び米国特許第4,816,261号(レッベ(Luebbe)ら、1989年3月28日発行)に記載されており、参考として本明細書に組み込まれる。
本発明において用いるためのその他の液体キャリアとしては、水混和性、極性有機液体キャリア又は極性有機溶媒が挙げられ、その例にはエタノールのような短鎖アルコール、及びプロピレングリコール、ヘキシレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコールなどのようなグリコール溶媒が挙げられる。その他の好適な類似する溶媒には更に、ポリエチレングリコール、ポリプロピレン(polyproylene)グリコール、それらの組み合わせ及び誘導体などのようなポリアルコキシル化キャリアも含まれる。本明細書で使用するのに好適な極性溶媒の非限定例は、米国特許第5,429,816号に記載される。
本発明において使用するための任意の液体キャリアとしてはまた、鉱物油、ワセリン、イソヘキサデカン、イソドデカンのような非極性キャリア、イソパー(Isopar)又はノルパー(Norpar)シリーズ(エクソン社(Exxon Corp.)より市販)、又はパーメチル(Permethyl)シリーズ(パースパース(Persperse)より市販)、及びソルトロール(Soltrol)シリーズ(フィリップス・ケミカル(Phillips Chemical)より市販)のような様々な炭化水素油、及びいずれかの他の極性又は非極性、水混和性、有機液体キャリア体又はその他の既知の、或いはそうでなければヒトの皮膚への局所適用に安全かつ有効な溶媒を含み得る。
本組成物と組み合わせて使用するためのその他の任意の液体キャリアとしては、フルオロ性化学物質、例えば、フルオロ系界面活性剤、フルオロテレマー、及び過フルオロポリエーテルが挙げられ、それらのいくつかの例は、コスメティックス・アンド・トイレタリーズ(Cosmetics & Toiletries)、局所調製物においてフルオロ化化合物を使用すること(Using Fluorinated Compounds in Topical Preparations)、第111巻、47〜62頁、(1996年10月)中に記載され、その記載は本明細書中に参考として組み込まれる。このような液体キャリアのより具体的な例としては、パーフルオロポリメチルイソプロピルエーテル、パーフルオロポリプロピルエーテル、アクリルアミドフルオロ化テロマー、フルオロ化アミド界面活性剤、パーフルオロ化チオール界面活性剤例が挙げられるが、これらに限定されない。その他のさらに具体的な例としては、これらに限定されないが、商品名フルオロトレス(Fluortress)(登録商標)PFPE油の下でデュポン・パフォーマンス・ケミカルズ(Dupont Performance Chemicals)から市販のポリペルフルオロイソプロピルエーテル、及び商品名ゾニル(Zonyl)(登録商標)フルオロ系界面活性剤の下でデュポン・パフォーマンス・ケミカルズ(Dupont Performance Chemicals)から市販のフルオロ系界面活性剤シリーズが挙げられる。
(パッケージ)
本発明の制汗剤エアロゾル製品は、放出デバイス、流量を制御するためのバルブ、及び上記バルブを用いて密閉される場合,製品を保持する安定なプラスチックパッケージからなる全パッケージで送達される。放出デバイスは、これらに限定されないが、ボタン式作動装置及び多孔質燒結ドームを含むいずれかの既知の放出デバイスであることができる。同様に、プラスチックパッケージ内に加圧製品を密閉可能で、放出デバイスに対する製品の放出を制御するために容易に開閉するいずれかの既知のバルブ。放出デバイスとバルブとの両方は、これらに限定されないが、金属、プラスチック又はガラスを含むいずれかの物質で作製することができる。
本発明において使用される安定なプラスチックパッケージは、加圧製品を含有することが可能ないかなる公知のプラスチックで作製することもでき、プラスチックか又は製品の組成物を変え、製品がプラスチックの外観を変え、又はパッケージの物理的強度又は寸法を減らすか、又はパッケージの加圧製品を含有する能力を下げるような様式で、パッケージと相互作用しない。パッケージは、ボトルに形作りされるか又は成形され、バルブで密閉することができるいかなる既知のプラスチックで作製することもできる。好適なプラスチックとしては、ポリエステル、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリオキシメチレン、ポリアクリロニトリル、ポリオレフィン(polyoelofin)、又はフルオロポリマー、及び容器へと成形するのに好適な他のプラスチックが挙げられる。好ましいパッケージ材料は、非晶性ナイロンでありより具体的には、その高い耐化学薬品性、熱的性能及び機械強度に起因し非晶性ナイロン6が、本発明において好ましい。
(任意成分)
本発明の加圧制汗剤組成物は、皮膚上に付着した時に、組成物の物理的、化学的、化粧品的又は美観的特性を改良できるか又は追加の「活性物質」成分として作用できるその他の任意成分を更に含んでもよい。組成物は、更に任意の不活性成分を含んでもよい。多数のそのような任意成分が、防臭剤、制汗剤又はその他のパーソナルケア剤組成物に使用されることは既知であり、またそのような任意の物質が本明細書に記載される必須物質に適合性がある場合又はそうでなければに過度に製品性能を損なうことがない場合には、本明細書の制汗剤組成物に使用してもよい。
任意成分の非限定的な例としては、防腐剤、防臭剤抗菌剤、芳香剤、防臭剤香料、着色剤又は染料、増粘剤、pH調整剤、界面活性剤及びその他の洗浄助剤、共溶媒、皮膚軟化剤又は本明細書に記載されているシリコーン液以外の残留物隠蔽液、薬学活性物質、ビタミン、及びそれらの組み合わせが挙げられる。好ましい任意成分には、ジメチコンポリオールが挙げられる。
(火炎危険の割り当て)
エアロゾル製品の火炎危険分類は、制汗剤組成物の化学的な燃焼熱、ΔHc(製品)に基づいている。制汗剤組成物の化学的な燃焼熱、ΔHc(製品)は、上記制汗剤組成物内の各成分の化学的な燃焼熱に基づいて計算してもよい。
各成分の化学的な燃焼熱、Hc(I)は、燃焼の理論熱ΔHcomb(I)と燃焼効率、X(I)の掛け算に等しい。
ΔHc(I)=X(I)*ΔHcomb(I)
種々の成分の燃焼熱は、標準的な化学文献及び化学工学文献から入手可能であり、例えば、「ペリーの化学工学ハンドブック(Perry's Chemical Engineers'Handbook)」、及び他の標準的な参考文献、例えば、「燃焼保護ハンドブック(Fire Protection Handbook)」及び「燃焼保護工学のSFPEハンドブック(SFPE Handbook of Fire Protection Engineering)」である。燃焼効率、÷(I)は、通常は1未満、より特定的には0.95に等しい。
各成分について化学的な燃焼熱を一旦計算すると、制汗剤組成物についての化学的な燃焼熱はまた、個々の構成成分の加重燃焼熱の合計として次のように計算してもよい:
ΔHc(製品)=Σ(I%*ΔHc(I)
式中、
ΔHc(製品)=制汗剤組成物の化学的な燃焼熱(kJ/g)
I%=制汗剤組成物中の特定構成成分Iの重量%(w/w%)
c(I)=構成成分Iの化学的な燃焼熱(kJ/g)
成分についての燃焼熱はまた、計算によって、又は適切な試験方法、例えばASTM D 240、ボム熱量計による液体炭化水素燃料の燃焼熱についての標準的な試験方法(Standard Test Method for Heat of Combustion of Liquid Hydrocarbon Fuels by Bomb Calorimeter)によって決定してもよい。さらに、燃焼熱は、入手可能な場合、構造異性体から概算可能である。特定成分の化学的な燃焼熱が容易に入手可能でない場合、又はその成分が制汗剤組成物の微少成分である場合、炭化水素についての典型値である、19,000Btu/lb(43.7kJ/g)に等しい理論燃焼熱を使用する。
制汗剤組成物の化学的な燃焼熱の計算方法の例、ΔHc(製品)は、次のようになる:
(実施例A)
Figure 2005525425
*溶液成分のHc(I)(kJ/g)は、プロピレングリコール成分のHc(I)(kJ/g)(20.5kJ/g)と溶液中の20%アルミニウムクロロハイドレートに対応する0.8とを掛け算することによって、決定される。アルミニウムクロロハイドレートは不活性であり、成分のHc(I)(kJ/g)に貢献しない。
**19,000Btu/lb(43.7kJ/g)に等しい理論燃焼熱を用いた微少成分。
実施例Aは、30kJ未満であるΔHc(製品)23.9kJの化学的な燃焼熱を有する(上を参照)ため、実施例Aは、レベル2の火炎危険分類を有する。
(安定なプラスチックパッケージにおけるレベル1及びレベル2の火炎危険を有するエアロゾル制汗剤の配合)
エアロゾル制汗剤製品を配合するための当該分野で公知の多くの方法が存在するが、安定なプラスチックパッケージにおいて使用するための火炎危険分類レベル1及びレベル2を有する制汗剤エアロゾル製品を配合する場合、従来技術によって理解されないいくつかの考慮事項が存在する。これらの製品を配合するためのいくつかの非限定的な技術は次のように示される。
安定なプラスチックパッケージ中でレベル1又はレベル2の火炎危険を有するエアロゾル制汗剤製品を配合する1つの方法は、組成物において使用される噴射剤の種類及び濃度を制御する方法である。しばしばエアロゾル制汗剤中の噴射剤が燃焼熱に最も大きく貢献し、それ故に、噴射剤の種類及び濃度の選択は、レベル1又はレベル2の火炎危険を達成するために決定的であり得る。ジメチルエーテル、二酸化炭素、亜酸化窒素、1,1ジフルオロエタン、及び1,1,1,2テトラフルオロエタンのようなより低い熱の燃焼噴射剤が好ましい噴射剤である。これらの好ましい噴射剤は、5〜50%の濃度で使用される場合、最良であり、最も好ましくは、10〜40%の濃度である。より高い熱の燃焼噴射剤、例えば炭化水素(例えば、ブタン、イソブタン、ペンタン、イソペンタン、及びプロパン)もまた使用されてもよいが、5〜25%のような低い濃度で使用されることが好ましい。これらのより高い熱の燃焼噴射剤は、組成物の残りがほとんど不活性の物質及び/又は非常に低い燃焼熱を有する成分を含む場合、より高い割合(例えば、約40%まで)で使用してもよい。配合された組成物は、組成物の火炎危険分類を減らしながら、製品の内圧を制御するために、より低い燃焼熱の噴射剤とより高い燃焼熱の噴射剤の混合物を包含してもよい。
安定なプラスチックパッケージ中でレベル1又はレベル2の火炎危険を有するエアロゾル制汗剤製品を配合する別の方法は、シリコーンベースのキャリア液で炭化水素ベースのキャリア液を置換する方法である。シリコーンベースのキャリア液(これらに限定されないが、シクロペンタシロキサン、ジメチコン、及びジメチコンコポリオールが挙げられる)は、エアロゾル制汗剤製品において通常見い出される炭化水素物質(これらに限定されないが、イソプロピルミリステート、イソプロピルパルミテート、イソドデカン、ポリイソブテン及び鉱油が挙げられる)と比較して比較的低い燃焼熱を有する。炭化水素キャリア液を使用されると(例えば約20%まで)、製品は、火炎危険を減らすために、より低い濃度の噴射剤及び/又はより高い濃度の不活性成分を含有するように配合することができるが、しばしば、いずれかの炭化水素キャリア液を含有しないことが有利である。
安定なプラスチックパッケージ中でレベル1又はレベル2の火炎危険を有するエアロゾル制汗剤製品を配合する別の方法は、高い制汗剤活性物質濃度で配合する方法である。当該分野における多くの無水性エアロゾル制汗剤製品は、比較的低い活性濃度1〜5%を含有し、比較的多くの製品用量(例えば、脇の下あたりに1〜3g)を介して、必要量の活性物質を脇の下に放出する。制汗剤活性物質は、通常は、非常に低い燃焼熱を有し、しばしば不活性であり;それ故に、製品の全体的な燃焼熱を下げるために、本実施例内では比較的高い活性物質濃度(例えば、約5〜約25%)及び比較的低い製品用量(約0.1g〜約1g)を使用することが、本発明の推奨である。
安定なプラスチックパッケージ中でレベル1又はレベル2の火炎危険を有するエアロゾル制汗剤製品を配合する別の方法は、パッケージを不安定にする製品パッケージ相互作用を排除する方法である。プラスチックパッケージの設計は、材料の選択及び/又は寸法/構造の考慮(例えば、壁厚、コーナーの角度/半径等)を含む。選択されるパッケージング材料は、製品組成物との適合性、より特定的には噴射剤の種類及び濃度に基づいてもよい。高い濃度(例えば、20%を超えるDMEのようなアグレッシブ噴射剤)は、非晶性ナイロンのような材料を用いて作製される耐化学薬品性パッケージの使用を必要とする。PETのような他のプラスチック材料は、ブタン、二酸化炭素、亜酸化窒素及び/又はさらに低い濃度の噴射剤のような他の噴射剤とともに使用することができる。
上述の配合法は、このような製品を製造するために役立つ技術を提供することを意図しているが、本発明は上記方法に限定されない。本発明の意図が上述の方法のそれぞれ及び/又は全てを実行することを必要としているわけではなく、これらの本発明の種々の方法は本発明の利益を達成するために使用してもよいことを当業者は理解する。
(エアロゾル制汗剤の追加例)
Figure 2005525425
Figure 2005525425
実施例A〜Gは、透明なナイロンパッケージで作製された、透明な単一相制汗剤組成物であり、本発明の非限定例である。実施例Hは、ナイロンパッケージで作製された液体懸濁処方物中の固体であり、さらにまた本発明の非限定例である。
(1)実施例Jは比較例である。本実施例において使用されるパッケージ材料は、制汗剤組成物と相溶性ではなく、不安定である。このパッケージは、目に見えて白色化し、5%を超えて重量が減少し、及び/又はパッケージの直径が5%を越えて広がる。
(2)実施例Kは比較例である。本製品についてのΔHHc(製品)は、30kJ/gより大きく、3の火炎危険レベルを有する。
(3)溶液成分のHc(I)(kJ/g)は、ヘキサンジオール成分のHc(I)(kJ/g)(28.5kJ/g)と溶液中の20%アルミニウムクロロハイドレート又はアルミニウムジルコニウムトリクロロハイドレートグリ(gly)に対応する0.8とを掛け算することによって決定される。アルミニウムクロロハイドレート及びアルミニウムジルコニウムトリクロロハイドレートグリ(gly)は不活性であり、成分のHc(I)(kJ/g)に貢献しない。
(4)微少成分は19,000Btu/lb(43.7kJ/g)に等しい理論燃焼熱を用いる。
(5)ダウ・コーニング(Dow Corning)(ミッドランドミシガン)によって供給されるDC5202供給元によって提供される成分のHc(I)(kJ/g)。
(6)ダウ・コーニング(Dow Corning)(ミッドランドミシガン)によって供給されるDC供給元によって提供される成分のHc(I)(kJ/g)。
(7)ダウ・コーニング(Dow Corning)(ミッドランドミシガン)によって供給されるDC200流体供給元によって提供される成分のHc(I)(kJ/g)。
(8)ダウ・コーニング(Dow Corning)(ミッドランドミシガン)によって供給されるDC5225供給元によって提供される成分のHc(I)(kJ/g)。

Claims (7)

  1. 減少した火災危険分類を有するプラスチックパッケージ中の低燃焼性エアロゾル制汗剤製品であって、
    (a)約30kJ/g以下の化学的な燃焼熱を有する、低燃焼製品と;
    (b)プラスチックパッケージであって、前記パッケージは前記低燃焼製品を含有及び分配することが可能であり、前記パッケージは前記製品を含有する場合安定であり、前記パッケージ及び前記製品の組み合わせは1又は2の火炎危険分類を有する、プラスチックパッケージと
    を含む、プラスチックパッケージ中の低燃焼性エアロゾル制汗剤製品。
  2. 前記低燃焼品が無水性制汗剤製品である、請求項1に記載のプラスチックパッケージ中の低燃焼性エアロゾル製品。
  3. 前記低燃焼品が噴射剤を含有し、前記噴射剤が、ジメチルエーテル、1,1ジフルオロエタン、1,1,1,2テトラフルオロエタン、ブタン、イソブタン、プロパン、イソペンタン、ペンタン、亜酸化窒素、二酸化炭素又はそれらの組み合わせから成る群から選択される、請求項1に記載のプラスチックパッケージ中の低燃焼性エアロゾル製品。
  4. 前記低燃焼品が制汗剤活性物質を含有し、前記制汗剤活性物質が、アルミニウムクロロハイドレート、アルミニウムジクロロハイドレート、アルミニウムセスキクロロハイドレート、アルミニウムクロロハイドレックスプロピレングリコール錯体、アルミニウムジクロロハイドレックスプロピレングリコール錯体、アルミニウムセスキクロロハイドレックスプロピレングリコール錯体、アルミニウムクロロハイドレックスポリエチレングリコール錯体、アルミニウムジクロロハイドレックスポリエチレングリコール錯体、アルミニウムセスキクロロハイドレックスポリエチレングリコール錯体、アルミニウムサルフェート緩衝液、アルミニウムジルコニウムトリクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムテトラクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムペンタクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムオクタクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムトリクロロハイドレックスグリシン、アルミニウムジルコニウムテトラクロロハイドレックスグリシン、アルミニウムジルコニウムペンタクロロハイドレックスグリシン、アルミニウムジルコニウムオクタクロロハイドレックスグリシンから成る群から選択される、請求項1に記載のプラスチックパッケージ中の低燃焼性エアロゾル製品。
  5. 前記パッケージが、ポリエステル、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリオキシメチレン、ポリアクリロニトリル、ポリオレフィン、又はフルオロポリマー類、又はそれらの組み合わせから作製される、請求項1に記載のプラスチックパッケージ中の低燃焼性エアロゾル製品。
  6. 前記パッケージが実質的に透明である、請求項1に記載のプラスチックパッケージ中の低燃焼性エアロゾル製品。
  7. 前記パッケージが実質的にナイロンで作製される、請求項1に記載のプラスチックパッケージ中の低燃焼性エアロゾル製品。

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