JP2005525198A - 安全針アセンブリ - Google Patents

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Abstract

安全針アセンブリは、シリンジに接続される近位端と、遠位端とを含むハブ(80)と、内腔を供給し、ハブ(20)の遠位端に接続される近位端と傾斜した遠位端とを含むカニューレ(40)と、ハブ(20)と分離して形成され、ハブ(20)上に回転に関して固定された方法で取り付けられるカラー(50)とを含み、カラー50はシース(80)取付部分を含む。除去可能なプロテクタがカニューレ(40)の上に位置され、カニューレ(40)の傾斜した遠位端を覆う。開口をもつシース(80)は、カラー(50)のシース(80)の取付部分に回転可能に接続され、プロテクタがカニューレ(40)の上に配置されるとき、プロテクタの外側に配置される。

Description

本発明は、一般に針アセンブリに関する。より詳細には、本発明は、皮下注射針、カテーテル針および他の医療機器を含む針アセンブリとともに使用する安全機構に関する。
医療処置に使用される針アセンブリは、医療従事者の安全の観点から問題であり続けている。例えば、使用済の針による不慮の刺傷は、病気の感染の可能性がある。刺傷防止の基本的な形態は、剛性のある円筒状のキャップを使用し、それをカニューレ(cannula)に覆せ、カニューレが接続されているハブに係合させることである。使用中は、円筒状のキャップは取り除かれ、カニューレが露出する。シリンジ(シリンジ)/針アセンブリを意図された処置に使用した後、使用済カニューレを覆うため、円筒状キャップを再度ハブに取り付けなければならない。多くの場合、医療専門家は、その円筒状キャップをシリンジ/針アセンブリで「すくう(scoop)」ことによって、シリンジ/針アセンブリに戻そうと試みる。当然分かるように、これは保護キャップをシリンジ/針アセンブリに戻すための簡単な、または効果的なやり方ではないことがある。また、キャップは誤ってシリンジ/針アセンブリから外れ、その結果、使用済みのカニューレが露出し、潜在的危険をもたらす。
医療専門家を針刺傷の危険から守るために、他の提案もなされて来ている。これらの提案は、一般に3つのカテゴリに分けられる。1)ちょうつがいのついたスリーブをカニューレに関して永久に固定した位置に回転させる、ちょうつがい式再キャップ装置、2)ばねに連結されたカニューレが作動させられ、カニューレがシリンジ(シリンジ)胴体内またはシリンジプランジャ内に引っ込む、ばね引き込み式カニューレ装置、3)シリンジ胴体が2つの同心円筒によって形成され、使用後その外側円筒を医療従事者がカニューレに向かって摺動させカニューレを覆う、摺動式胴体装置である。これらのアセンブリは、不慮の針刺傷の防止にある程度の対策を提供するが、困難は残っている。
例えば、ちょうつがい式再キャップ装置は、シリンジと針アセンブリの間に組み付けられている。この構造は、カニューレとシリンジとの間にデッドスペースができ、それによって、高価な医薬品の無駄使いになる。引き込み式カニューレ装置は、うっかり引き込めてしまう危険があり、したがって、シリンジを無駄にし、前と同じように高価な医薬品を無駄にする可能性がある。さらに、カニューレの引き込み速度が流体または医薬品を噴霧させるまたはまき散らす結果となる可能性があり、従って、医療専門家の被爆リスクを実際に増加させる。摺動式胴体設計は、未使用位置から使用済/使用禁止/係合位置にシリンジの長さをほぼ倍加させるので、したがって、生物学的に危険な廃棄物の容積を実質的に増加させ、シリンジ/針アセンブリは針格納器(sharps container)内に適切に嵌合しないので、被爆の危険性を生む可能性があるという不利益がある。
少なくともちょうつがい式再キャップ装置に関連する他の問題は包装と取り扱いである。ちょうつがい式再キャップ装置を使用するときは、カニューレに対してちょうつがい式のスリーブの位置を回転に関して固定し、ちょうつがい式スリーブが使用中にカニューレおよびハブに対して回転しないようにすることが望ましい。しかしながら、カニューレの遠位端には通常、少なくとも使用者の一部が使用中に特定の向きに向けるのを好む傾斜面がつけられている。このちょうつがい式スリーブが回転に関して固定するように設計されている場合、ちょうつがい式スリーブは、使用中に使用者の視野、またはカニューレの操作を妨げる可能性がある。
包装の点から見ると、シリンジおよび針アセンブリを付属のちょうつがい式再キャップ装置とともに出来るだけ小さな包装物に包装できるのが好ましい。これは、生成物の貯蔵および/または移送に必要な空間の容積も減らしながら、包装費用を削減するのに役立つ。ちょうつがい式再キャップ装置、特に、シリンジおよび針アセンブリがちょうつがい式スリーブをカニューレの側面に配置して包装される装置では、包装コストは特別な問題となり得る。
少なくとも前述の事項を考慮すると、使用者の取り扱いを容易にし、かつ包装コストを最小限に抑えるような構成でありながら不慮の針刺傷に対し所望の保護をもたらすように構成されている安全針アセンブリが求められている。
一態様によれば、安全針アセンブリは、シリンジに接続される近位端と遠位端とを含むハブと、内腔が供給され、ハブの遠位端と接続される近位端および傾斜した遠位端とを含むカニューレと、ハブとは別に作られ、ハブ上に回転方向に固定して取り付けられ、シース(sheath)の取付部分を含むカラー(collar)とを含む。プロテクタはカニューレを覆う位置に配置され、カニューレの傾斜した遠位端を覆う。このプロテクタは傾斜した遠位端を含むカニューレを露出させるために取り外し可能である。シースは、シースの長手方向の長さの少なくとも一部分に沿って延びる開口部を含む。このシースは、プロテクタがカニューレを覆っているときにプロテクタの外側に配置され、カニューレを露出させるためにプロテクタを除去後は、カニューレがシースの開口を通りシースによって覆われるように、カニューレに向かって回転するためにカラーのシース装着部分に回転可能に連結される。
別の態様は、シリンジに接続される近位端と遠位端とを含むハブと、ハブの遠位端に固定される近位端と、内部を通って延びる内腔と遠位端とを含むカニューレと、ハブは別に作られ、ハブ上に取り付けられ、2つの対向する側面を含む間隔を開けて配置された1対の取り付け耳(mounting ear)を含むカラー(collar)とを含む安全針アセンブリに関するものである。1つの取り付け耳の側面の1つは他方の取り付け耳の側面の1つと面しており、各取り付け耳は取り付け耳の遠位端と近位端の間に幅方向に測された所定幅をもっている。各取り付け耳の側面の1つは、取り付け耳の遠位端から取り付け耳の近位端に向かって幅方向に延びる第1の溝が備えられており、各取り付け耳の他方の側面は、取り付け耳の近位端から取り付け耳の遠位端に向かって幅方向に延びる第2の溝が備えられており、取り付け耳の各々は、第1および第2の溝の重なりによって形成される貫通孔が備えられている。プロテクタがカニューレの上に配置され、カニューレの遠位端を覆う。プロテクタはカニューレの遠位端を露出させるために取り外し可能である。シースは、内壁とシースの長手方向の長さの少なくとも一部分に沿って延びる開口部を備え、取り付け耳の1つの貫通孔内に各々が配置されたシースをプロテクタの外側で回転可能にカラーに連結する1対のピンを含む。シースはこのピンによって、カニューレの遠位端を露出させるためにプロテクタを取り外した後、カニューレがシース内の開口を通りシースによって覆われた位置でシースの内部位置に配置するようにカニューレに向かって回転可能とする。
本発明の前述のかつ追加の特徴および特性は、添付の図を参照して検討する以下の詳細な説明からより明らかになる。図では、同一の参照番号は同一の要素を示す。
本発明による安全針アセンブリは、シリンジ(シリンジ)などの流体移送装置に接続されるようになされている。以下でより詳細に説明するように、この安全針アセンブリは、包装され、後で使用者がシリンジまたは他の流体移送装置に接続することができ、またはシリンジまたは他の流体移送装置に接続し、それから包装することもできる。
最初に図1を参照すると、安全針アセンブリはハブ20、カニューレ40、カラー50、プロテクタ70およびシース80を含む。カニューレ40は、エポキシ樹脂を使用するなどの通常の方法でハブ20に接続される。カニューレ40は、ハブ20の遠位端に接続される近位端部分44と、傾斜の付いた遠位端42を形成する傾斜面を備える遠位端部分46を含む。
ハブ20、カラー50、プロテクタ70およびシース80は、各々が成形(molding)により、ワンピース(one−piece)部品として形成されることが好ましい。したがって、以下に説明する全ての特徴を含むハブ20は、ハブを形成する全ての特徴が同時に形成される一体型、ワンピース・ハブとして形成される。同様に、以下で説明する全ての特徴を含むカラー50は、カラー50を形成する全ての特徴が同時に形成される一体型、ワンピース・カラーとして形成され、以下で説明する全ての形体を含むプロテクタ70は、プロテクタを形成する全ての特徴が同時に形成される一体型、ワンピース・プロテクタとして形成され、以下で説明する全ての特徴を含むシース80は、以下で説明するシースを形成する全ての特徴が同時に形成される一体型、ワンピース・シースとして形成される。
カラー50は、以下でより詳しく説明する方法で、カラー50をカニューレ40の上を移動させ、ハブ20の定位置に置くことによって、ハブ20に装着するようになされている。さらに、プロテクタ70は、カニューレ40の上を移動させ、カニューレ40を覆って配置させ、したがって、カニューレがプロテクタ70で取り囲まれるようになされている。さらに以下でより詳しく説明するように、シース80は、シース80がカラー50に対して回転できるように、カラー50に装着されるようになされている。
図2および3に示すように、ハブ20は遠位端22および近位端24を含む。貫通孔26が、ハブ20の長手方向全長に沿って延び、ハブ20の遠位端22およびハブ20の近位端24の両端で開口している。図1に示すカニューレ40の近位端部分44は、ハブ20の遠位端22にある孔26内に嵌合されており、したがって、カニューレ40の全長にわたって延びる内腔は、ハブ20内の貫通孔26と連通している。上記で述べたように、カニューレ40の遠位端部分44は、エポキシ樹脂の使用などによって、ハブ20の遠位端22に適切に固定されている。
ハブ20の遠位端部分は、複数の長手方向に、あるいは軸方向に延びるリブ28を備え、それらは、以下でより詳細に説明するように、カラー50をハブ20と芯合わせし、ハブ20に装着するのを容易にする助けになる。図2を見れば分かるように、各リブ28の外面とハブ20の中心軸Cの間の距離は、各リブの長手方向または軸方向長さに沿って変わる。より具体的には、リブ28の外面と中心軸Cの間の距離は、リブ28の近位端からリブ28の遠位端に向かって減少する。図示したバージョンでは、リブ28の外面とハブ20の中心軸Cの間の距離は、階段状に変化している。
図2および3に示すように、ハブ20の外面は、ハブ20の外側円周表面から半径方向外側に延びる突起部の第1の組30と、ハブ20の外側円周表面から半径方向外側に延びる突起部の第2の組32を備える。図示し説明する実施形態では、突起部の各々の組30、32は、ハブ20の外面円周長さの半分より少ない長さにわたって延び、したがって、突起を備えないハブの外面の一部分によって互いに間隔をあけて配置されている。また、図示し説明する実施形態では、突起部の第1の組30および突起部の第2の組32は、ハブの直径の反対側に位置しており、歯またはスプライン34として形成されているが、2組の歯は必ずしもハブの直径の反対側に配置する必要はない。図2に示すように、第1および第2の組30、32を形成する歯34は、ハブ20の遠位端22よりもハブ20の近位端24に近接して配置されている。
環状の凹んだ区域36が、突起部の第1および第2の組30、32を形成する歯34の遠位側に向かって位置している。この結果、段38、37が環状凹部区域36の各々の軸端に形成される。すなわち、環状凹部区域36の軸端にすぐ隣接する、ハブ20の部分38、37の各々は、環状凹部区域36の外径よりも大きな外径を有する。
ハブ20の近位端24もまた、半径方向外側に向いたフランジ39を備える。このハブ・フランジ39は、流体移送装置、例えば、シリンジ胴体の遠位端と係合し、ハブ20をシリンジ胴体と接続させるようになされている。これは、ハブ・フランジ39をシリンジ胴体の遠位端のねじと係合させるなどの、既知の方法によって行うことができる。
図4〜7を参照すると、カラー50は環状の形状であり、近位端52および遠位端54を有する。環状カラー50は、カラー50をハブ20に装着できるようにする中心に位置する貫通孔を備える。カラー50の内部表面は、複数の内側に向いた突起部56を備える。図示する実施形態では、突起部56は歯58の形状をしており貫通孔の内周部全体の周りに延びる。以下でより詳細に説明するように、内側に向いた歯または突起部56は、カラー50をハブ20に対し回転に関して固定するように、ハブに装着したときハブ20の歯34の2組30、32と係合するようになされている。
上記で説明し、図に示す配置の代替配置として、ハブ20の2組の突起部または歯は、ハブ20の円周全体の周りを延びる突起部または歯の円周配置で置き換えることができ、カラー50の歯または突起部の円周配置は、歯または突起部の2つの間隔をおいて配置した組で置き換えることができる。別の代替配置として、ハブ20およびカラー50のどちらも、ハブおよびカラーの円周全体の周りを延びる、突起部または歯の円周配置を備えることができる。
環状カラー50の内表面はまた、内側に向いた環状リッジ(ridge)57を備える。この環状リッジ57もまた、環状カラー50の貫通孔の内側周辺部の全周を延び、カラー50がハブ20に装着されたとき、ハブ20の環状凹部区域36内に着座(seat)するようになされている。径方向内側に向いた環状リッジ57が、連続した断続しない環状リッジとして図示されているが、この環状リッジを、各々がカラー50の内周の一部分に沿って延びる複数の別々のセグメントとして形成することも可能である。
内側に延びるリッジ57は、ハブ20の凹部区域36にすぐ隣接する2つの段部分38、37の外径よりも小さな内径を有する。内側に延びるリッジ57の内径は、ハブ20の凹部区域36の外径と同じく、少し大きくまたは少し小さくできる。
環状カラー50はまた、間隔を置いて配置され、外側に向いた1対のシース取り付け耳60を備える。これらのシース取り付け耳60は、シース80をカラー50に回転可能にまたはちょうつがい的に連結する1対の機構を備え、したがって、シース80は、カラー50並びにカニューレおよびハブに対して回転することができる。
取り付け耳60の各々は、遠位端61および近位端63を含む。さらに、取り付け耳60の各々は、内側側面を形成する第1の側面65および外側側面を形成する第2の側面67を備える。2つの取り付け耳60の第1の側面または内側側面65は、互いに向き合っている。したがって、図6で分かるように、取り付け耳60の各々は、第1と第2の側面65、67の間の距離で表される厚さtを有する。さらに、取り付け耳60の各々は、取り付け耳60の近位端63と遠位端61の間の距離で表される幅wを有する。
取り付け耳60の各々は、貫通孔62を備える。取り付け耳60の各々の貫通孔62は、各取り付け耳60の内側側面65に設けられた第1の溝64および各取り付け耳60の外側側面67に設けられた第2の溝66によって形成される。
より詳細に説明すると、各取り付け耳60の内側側面65に形成された第1の溝64は、取り付け耳60の近位端63から取り付け耳の遠位端61に向かって延びる。第1の溝64は、取り付け耳60の近位端63に開口するが、取り付け耳60の遠位端61の手前で止まる。各取り付け耳60の外側側面67に形成された第2の溝66は、取り付け耳の遠位端61から取り付け耳60の近位端63に向かって延びる。第2の溝66は、取り付け耳60の遠位端に開口するが、取り付け耳60の近位端63の手前で止まる。図4から分かるように、取り付け耳60の各々の第1および第2の溝64、66は、取り付け耳60の横方向長さに関して、互いに重なり合っている。
第1および第2の溝64、66の深さd1、d2(すなわち、溝64、66の取り付け耳60の厚さ方向の寸法)に関連する、第1および第2の溝64、66の長さ(すなわち、溝64、66の取り付け耳60の横方向の寸法)は、第1および第2の溝64、66が重なり合う区域内に、それぞれの貫通孔62が形成されるように、特に選択される。
取り付け耳60の各々の第1および第2の溝64、66の合計深さ(d1+d2)は、それぞれの取り付け耳60の厚さtに少なくとも等しく、それぞれの取り付け耳60の厚さtより少し大きいことが好ましい。このようにして、図4に示す取り付け耳60の横方向の第1および第2の溝64、66の重なりによって、貫通孔62は自動的に形成される。
図示し説明する実施形態では、1つの取り付け耳60の第1および第2の溝64、66の深さd1、d2は互いに等しく、深さd1、d2の各々は、取り付け耳60の厚さtの半分と少なくとも等しいか、少し大きいことが好ましい。同様に、もう1つの取り付け耳60の第1および第2の溝64、66の深さd1、d2も互いに等しく、深さd1、d2の各々は、取り付け耳60の厚さtの半分と少なくとも等しいか、少し大きいことが好ましい。勿論、各取り付け耳60の第1および第2の溝64、66は必ずしも互いに同一である必要はない。
各取り付け耳60の第1および第2の溝64、66の横方向の合計長さは、それぞれの取り付け耳60の幅wより大きい。図示し説明する実施形態では、各取り付け耳60の第1および第2の溝64、66の各々の長さは、それぞれの取り付け耳60の幅wの半分より大きい。したがって、第1および第2の溝64、66は、上記で説明したように互いに重なり合う。上記で説明した溝64、66の形状および配置によって、取り付け耳60の各々に溝64、66を形成するように適切な形状にした鋳型内に、各取り付け耳60の貫通孔62を形成させることができる。したがって、貫通孔62を形成するためのより複雑な鋳型形状は必要とされない。
図4、5を見れば分かるように、カラー50はまた、径方向外側に向いた環状リッジ68を備える。この環状リッジ68は、カラー50の遠位端部分に隣接して位置しているが、カラーの近位端52に向かって遠位端54から間隔をあけて配置されている。したがって、これは、以下でより詳細に説明するように、プロテクタ70を着座させる(seat)または装着するために使用する着座表面(seating surface)69を画成する。複数の間隔を置いて配置された突起69’が、着座表面69の円周長さに沿って配設され、プロテクタ70を着座区域69に装着または着座させるのを容易にするのに役立つ。さらに、環状リッジ68は、プロテクタをカラー50の着座区域69に装着するとき、プロテクタ70の近位端と係合する停止部を形成する。
図8に示すように、プロテクタ70は、遠位端72および近位端74を有する細長い円筒状の中空部材として形成される。プロテクタ70は近位端74で開口しており、遠位端72で閉じていることが好ましい。プロテクタ70の外表面の中間部分は、使用者が握り易くするため長手方向のリブ78を設けることができる。プロテクタ70の近位端74での内部には、着座表面76が設けられている。プロテクタ70が、組み立て時にカニューレ40を覆って位置決めされると、プロテクタ70の着座表面76がカラー50の着座区域(seating region)69を取り囲み、突起69’と係合する。さらに、プロテクタの近位端74が、環状リッジ68と接触する。
図9および10を参照すると、シース80は、遠位端82および近位端84を有する全体的に細長い部材として形成される。シース80は、少なくともシース80の長手方向長さの一部分に沿って延び、シース80の内部と連通する開口86を備える。安全針アセンブリの使用または動作中は、シース80はカニューレ40に向かって回転する(図1に示す)ので、カニューレはシース内の開口86を通り、シース80の内部に入るようになされている。図示し説明する実施形態では、シース80の開口86はシース80の長手方向全長に沿って延びる。したがって、シースは1つの側面に沿って完全に開口している。
シース80は、1つの背面壁(back wall)86および2つの対向して位置する側壁88を有する。シース80の開口86は、背面壁86と反対側のシース80の側面で定義される。
図9および10にさらに図示するように、シース80の側壁88の各々の近位部分88’は、側壁の遠位部分に対して、外側にラッパ状に広がり、または外側に向かって角度がついている。この配置により、プロテクタ70がカニューレを覆っているとき、側壁88がラッパ状に広がらず、または外側に向かって角度がついていない場合よりも、シース80をプロテクタ70により近接して配置させることができるようになる。
シース80は、シース80の近位端に位置する、カラー50連結機構90を含む。このカラー装着機構90は、ピン装着部94から反対方向に延びる1対のピン92を含む。以下でより詳細に説明するように、ピン92の各々は、シース80をカラー50に回転可能に装着または連結するために、取り付け耳60のうちの1つの貫通孔62内に配置させるようになされている。図10に示すように、ピン92は、傾斜した端部92’を備え、ピン92を取り付け耳60の貫通孔62に装着するのを容易にするのに役立つ。
図10はまた、ピン装着部94が、複数の平面部98を備えることを示す。以下でより詳細に説明するように、これらの平面部98は、シース80の回転動作中、取り付け耳60の間に位置するカラー50の外面の部分と係合するようになされている。これは、シース80をカニューレに向かって回転させるときに、望ましいカチッという感覚を生み出す。
シース80の内部は、図9に示すように、シース80の背面壁86の打ち抜き部分によって形成される1つまたは複数の固定タブ96を備える。これらの固定タブは、シース80がカニューレ40に向かって回転(図1に示す)し、カニューレによって係合されたとき、屈曲することができる。したがって、カニューレはタブ96を通過することができる。カニューレは、タブ96を通過した後、シース80の内部から出て元へ移動することが妨げられる。この結果、カニューレはシース80の内部に永久にロックされる。このロッキングは自動的に起こる。カニューレをシース80の内部に永久にロックするには、カニューレがシース80の内部に移動し、固定タブ96を通過するだけでよいからである。
組み立てた状態では、安全針アセンブリは、カニューレをハブに固定するようにハブ20の遠位端22に接続された、図1に示すカニューレ40を含む。さらに、カラー50の内側に向いたリッジ57が、ハブの凹部区域36内に位置するように、カラー50がハブ20に装着される。同時に、カラー50の内部の歯58が、ハブ20の歯34の2組30、32と係合し、それによって、カラー50をハブ20に対して回転に関して固定する。また、プロテクタ70の近位端74がカラー50の遠位端の着座区域69を取り囲み、プロテクタ70の内側着座表面76が着座区域69の突起69’と係合するように、プロテクタ70が、カニューレ40を覆って取り外し可能に配置される。さらに、シース80が、カラー50の取り付け耳60の貫通孔62内に配置されるシース80のピン92によって、カラー50に連結される。安全針アセンブリの組み立てられた状態を図11に示す。見れば分かるように、シース80はプロテクタ70に近接して接触するように位置しており、したがって、シース80は、カニューレの中心軸Cにできるだけ近接して位置している。
前に述べたように、図11に示す安全針アセンブリは、シリンジなどの流体取り扱い装置に製造者が取り付け、次いでその後使用者に売却するために包装することができる。あるいは、安全針アセンブリは図11に示す組み立てた状態で、使用者に売却するために包装することもできる。この場合、使用者は安全針アセンブリをシリンジなどの流体取り扱い装置に取り付ける。どちらの場合も、組み立てられた安全針アセンブリを流体取り扱い装置に取り付けて、安全針アセンブリを以下のように使用する。
使用者は、プロテクタ70を取り外すことができるように、最初にシース80をプロテクタ70から回転させて離すことができる。シース80の回転動作中、シース80のピン装着部94の平面部98が、図12に詳細に示すように、取り付け耳60の間に位置するカラー50の外面の部分50’と係合する。これは使用者にカチッという感覚を生じさせる。さらに、平面部98のカラーのこの部分との係合は、シース80を所望の位置に保持する助けになる。すなわち、平面部98のカラー50の部分と係合すると、シース80が自然に回転するのを防ぎ、それによって、シースがカニューレの使用をそう簡単には妨害しなくなる。
シース80を邪魔にならないところに回転させた後で、プロテクタ70を取り除き、図1に示すカニューレ40を露出させる。プロテクタ70を取り除いた後で、使用者はカニューレを所望の方式で、例えば、患者の血管にアクセスするために、使用することができる。使用者がカニューレの使用を終えた後、シース80をカニューレ40に向かって(すなわち、閉位置または覆う位置に向かって)回転させ、カニューレを保管する。シース80がカニューレに向かって回転し、ピン装着部94の平面部98と取り付け耳の間に位置するカラー50の外面の部分50’が係合すると、これが再度使用者にカチッという感覚をもたらし、それで使用者は、シース80の回転動作をより高度にコントロールしているように感じる。シース80は、使用者によってカニューレ40に向かって引き続き回転され、ついにはカニューレは固定タブ96を通り過ぎ、シース80内部のしかるべき位置に、固定タブによって永久にかつ自動的にロックされる。この時点で、カニューレ40は、完全にシースによって覆われている。さらに、カニューレは固定タブ96を通って戻ることができないので、カニューレ(傾斜した遠位端を含め)は安全であると考えられる。シース80を閉位置に向かって回転させたとき、カニューレを固定タブ96の後ろで固定させるのに十分なだけシース80が回転していない時点で、シースに加えていた押し込み力を取り除いた(例えば、使用者がシースの回転を停止した)場合、平面部98がシースをカニューレから離れて戻る方向へ回転させ、それによってシース80がカニューレを固定タブの後ろで係合させる閉位置に向かって十分に回転していないことを直ちに示すように、シース80のピン装着部の平面部98を形成し、寸法設定することが可能である。
上記で行われた説明は、どのように安全針アセンブリが組み立てられるかを概略的に説明している。この組立工程のより詳細な説明を以下で行う。最初の工程として、カニューレ40の近位端をハブ20の遠位端22の貫通孔26内に嵌合する。カニューレ40は、次にエポキシ樹脂などを使用するなど通常の方法で、ハブ20に対してしかるべき位置に固定される。次いでエポキシを固化させ、カニューレ40をハブ20内にしっかりと固定するために加熱することができる。できあがったハブおよび取り付けられたカニューレは、図13の左側に示す。
1つの方法では、次の工程は、図13で全体的に示すようにカラー50をハブ20に装着することである。これは、例えば、ハブ20の向きを垂直にし、ハブ20の遠位端からカラー50をハブ20上に落とすことによって行うことができる。ここで、ハブ20の遠位端部分のリブ28が、カラーを投下したとき、カラー50をハブ20に案内し、芯合わせをするのに役立つ。勿論、カラー50をハブ20に位置決めするのに、ハブ20を垂直方向に向けることは、必ずしも必要ではない。
この時点で、カラー50をカニューレ、特にカニューレ40の傾斜遠位端42に対して特定の位置に向けることが好ましい。その理由は、安全針アセンブリのある使用者等はシース80が、カニューレ40の遠位端46の傾斜面42に対する2つの位置のうちの1つに向けたいと思うことが予想されるからである。望ましい向きの1つは、カニューレ40が水平に向いている、すなわちカニューレの遠位端46の傾斜面がまっすぐに上側に向いている場合に、カニューレの遠位端の傾斜面42に対してシース80が垂直の面内で回転することができるような向きにあることである。この向きを図21Aに示す。もう1つの望ましい向きは、上記で説明した向きに対し90°の向きである。すなわち、カニューレ40が水平に位置し、すなわちカニューレの遠位端46の傾斜面42がまっすぐに上側に向いている場合は、シース80が水平面内で回転できる。傾斜面に対するシースのこの代替向きを、図21Bに示す。シース80が所望の使用を妨げないように、使用者はこれらの向きの1つを他方の向きよりも好む可能性がある。使用者の好み、あるいは安全針アセンブリが使用される手順に応じて、カニューレの傾斜面に対するシースのこれらの2つの向きのうちの1つが好ましくかつ望ましいかも知れない。
したがって、シース80がカニューレ40の傾斜端部42に対して上記で述べた2つの位置のうちの1つを向いていることを保証するために、カラー50をカニューレ、特にカニューレ40の傾斜端部42に対して適切に向きを合わせることに利益が存在する。したがって、カラー50をハブ20上に配置した後、ハブ20の外面の歯34とカラー50の内部の歯58との係合によってカラー50をハブに回転に関して固定する前に、カラー50を所望の相対的位置に回転させうることが必要である。その理由で、カラー50の内部の内側に向いたリッジ57の内径が、凹部区域36の遠位側に位置する段38の外径よりも小さな直径を有する。この関係にした場合、カラー50を上記で述べたような方式でハブ20に配置したとき、カラー50の内部の内側に向いた環状リッジ57が、図2に示す段38の端面38’と接触する。したがって、さらに力を加えなければカラー50はハブ20に沿ってそれ以上移動できない。しかしながら、カラー50はハブ20に対して自由に回転する。
カラー50をハブ20に対してこのように配置させることによって、カニューレ40の遠位端46の傾斜面42の位置またはその面する向きが画定される。次いで、シース80がカラーに装着されたときシース80がカニューレの傾斜面42に対して上記で述べた2つの位置の1つに向くのを保証するため、カラー50(または多分ハブ、またはどちらも)を適切な位置に回転させることが好ましい。したがって、カラー50は、シース80がカラー50のシース装着部分90に装着されたとき、そのような向きをとる位置にカラー50のシース装着部分90を位置決めするために、回転させられる。カニューレの傾斜面42の向き、あるいはカニューレの傾斜面42が面する向きは、公知の種類の装置を使用して決めることができる。
カラー50をハブ20に対して適切な位置に向けた後、軸方向の力をカラーおよび/またはハブ20に加え、カラー50をハブの近位端24へ向かって移動させる。加える力は、カラーの環状リッジ57をハブ20の段38を越えて移動させるに十分なものとする。次いで、環状リッジ57は、ハブ20の環状凹部区域36内に移動し、環状凹部区域の近位側の段37によって、ハブ20の近位端に向かってそれ以上移動することが妨げられる。さらに、環状リッジ57が環状凹部区域36内に位置した後、カラー50は、環状凹部区域36の遠位側に位置する段38によって、ハブからハブの遠位端22側に取り外すことは出来ない。カラー50の環状リッジ57が環状凹部区域36内に位置するとき、ハブ20の2組30、32の歯34はカラー50の内側周辺の歯58と係合する。この歯の噛み合い係合によって、カラー50をハブ20に対して回転に関して固定し、したがって、カラー50およびハブ20は互いに相対的に回転できなくなる。上記で述べた2つの所望の向きの1つ(すなわち、カニューレ40が水平に向き、カニューレの遠位端の傾斜面42がまっすぐに上側に向いているとき、シース80が垂直面内で回転できる向き)に、ハブ20上に配置させたカラー50を図14に示す。
組立工程の次の工程は、図15に全体的に示すように、プロテクタ70をカニューレを覆うように配置させることである。これは、カニューレ40の遠位端にある鋭利な傾斜面42を覆うために、プロテクタ70をカニューレを覆って単に配置することによって行うことができる。安全針アセンブリの図示し説明する実施形態では、プロテクタ70の近位端74をカラー50に装着する。より詳しくは、上記で説明したように、プロテクタ70の近位端74の着座表面76が、カラー50の遠位端の着座区域69を取り囲み、着座区域69に位置する突起69’と係合する。プロテクタ70はまた、プロテクタ70の近位端74がカラー50の環状リッジまたは停止部68と接触しまたは係合するように、カラー50に装着される。さらに、プロテクタ70の内部表面は、プロテクタ70の近位端74から少し間隔をあけた位置に、内部段を備えることができる。この内部段は、プロテクタ70をハブ20に装着するとき、プロテクタの内部表面がリブ28の遠位端と摩擦的に係合することができるような、プロテクタ70のより小さな内部直径部分を形成する。したがって、プロテクタ70は、カラー50並びにハブ20に装着し係合することができる。図16は、カニューレを覆うように、ハブおよびカラーに装着された後のプロテクタを示す。
図7に全体的に示すように、次の工程は、シース80のカラー連結機構90をカラー50の取り付け耳60に連結することによって、シース80をカラー50に装着することである。これは様々な方法で行うことができる。1つの好ましい形態は、図17に矢印100で示すように、弓状の移動経路に沿って1回の動作で、シース80を移動させ、シース80のピン92を取り付け耳60の貫通孔62内に配置させることである。この種の移動では、ハブ・フランジ39がシース80の装着移動を妨げるかも知れない。したがって、別法として、シース80を図17の矢印102で示す2回の移動を使用してカラー50に装着することができる。ここでは、シース80を第1にアセンブリの長手方向長さに対し垂直な方向に(すなわち、図17の下側に向かって)カラー50に向かって移動させ、次いで取り付け耳60に向かって(すなわち、図17の右に向かって)移動させることによって、シース80をカラー50に装着することができる。
どちらの方法でも、シース80を移動させ、シース80のピン92が取り付け耳60の内側表面の第1の溝64(図4および7)と整列させる。第1の溝64の底面間の距離がピン92の間の距離より小さいので、ピン92が第1の溝64内に移動するとき、取り付け耳60が広げられる。ピン92の傾斜した端部92’が、ピン92を第1の溝64内に導入するのを容易にする助けになる。ピン92が第1の溝内に移動し、取り付け耳60を広げると、ピン92は取り付け耳60の貫通孔62内にポンと入り、したがって、シースがカラー50に回転可能に装着される。図18は、カラー50に回転可能に装着されたシース80を示す。
次に、シース80を、図17の矢印の方向に、プロテクタ70に向かって、図11に示すようにプロテクタ70の外面にシース80が接触するまで回転させる。図11を見れば分かるように、シース80をプロテクタ70の外面と接触係合する位置にすると、シース80の側壁88の外側に向かって角度のついた、またはラッパ状に広がった部分88’は、プロテクタ70を部分的に取り囲み、プロテクタ70と重なり合う。これによって、シース80が中心軸Cとより近接して位置することができるようになり、したがって、角度αは、そうではない場合、すなわち外側に向かって角度がついていない、または壁88のラッパ状に広がった部分88’が設けられていない場合(すなわち、シース80の側壁88がその全長に沿って直線である場合)よりも小さくなる。角度αが増大すると、完成したアセンブリはより大きなスペースを取るので、これによって、包装コストを削減することができる。したがって、角度αを減少させることによって、アセンブリはよりコンパクトに包装することができる。図11に示す安全針アセンブリは、その最終的に組み立てられた状態の安全針アセンブリを示す。
上記で説明した組立工程を変えることができる。例えば、針を製造する施設内の既存の装置が、既に、カニューレを覆うためハブに剛体のスリーブを装着する、配置済みの装置を有する場合がある。この装置の使用を継続し、組立装置の全くの再設計を回避するために、カラーをハブ20に装着する前に、このプロテクタ70をハブ20に装着することができる。次いで、カラー50をハブに装着する前に、プロテクタ70は取り外され、したがって、カラー50をハブ20に装着することができる。その後で、上記で説明したように、カニューレを覆うため、プロテクタ70を再度カラーに取り付ける。
別の代替方法では、カラー50をハブ20に装着する前に、プロテクタ70をカラー50に装着することも可能である。この代替方法では、カニューレの傾斜面42の向きまたは面する方向を、プロテクタ70を形成するプラスチック材料を通して確認することが必要であろう。あるいは、この手法は、カニューレの傾斜面42に対するシース80の向きが特に重要ではない場合に、使用できる可能性がある。
前に述べたように、図11に示す安全針アセンブリは、図11に示す状態で包装することができる。この場合、使用者は安全針アセンブリを開梱し、それをシリンジなどの流体取り扱い装置に取り付ける。別の代替方法は、図11に示す安全針アセンブリを、図20に示すように、シリンジなどの流体取り扱い装置に接続し、その後、そのシリンジとそれに取り付けられた安全針アセンブリを包装するものである。この後者の代替方法では、包装コストと効率についての別の問題が生じる。ここでは、包装は安全針アセンブリのみならずシリンジ100も同梱するように設計しなければならない。背面端部から見て、シリンジの指フランジおよびシース80が、包装の中に同梱しなければならないシリンジ/安全針アセンブリの最大の横方向寸法を示す。
図19Aに示すように、回転に関してシリンジの指フランジ110と90°オフセットして配置されるようにシース80を配置させる場合は、シリンジ100の指フランジ110および安全針アセンブリのシース80のどちらをも収容し、同梱するために相対的により深い包装が必要となるであろう。これは、指フランジ110および安全針アセンブリのシース80を同梱するために、より多量の包装材料が必要とされることを意味する。さらに、シリンジおよび安全針アセンブリの包装は通常、プラスチック・シート材料を包装を形成するために引き伸ばす、ブリスタ包装(blister packaging)によって行われる。したがって、必要な包装を形成するためにプラスチック材料を適切に引き伸ばすことができるように、より深いブリスタ包装を作るのにより厚いプラスチック・シートを使用する必要がある。
これとは対照的に、図19Bに示すように、シリンジの指フランジ110と整列するようにシース80を配置させることによって、シリンジの指フランジ110および安全針アセンブリのシース80のどちらをも収容し同梱するためにより浅い包装を使用することができる。したがって、より少量の包装材料しか、シリンジの指フランジ110および安全針アセンブリのシース80のどちらをも同梱するために必要とされないであろう。さらに、包装を形成するために、より薄いプラスチック・シートを使用することができる。したがって、シース80をシリンジの指フランジ110に対して適切に配置させることによって、大きな利益が得られる。
図19Cは、包装のブリスタ深さに影響しない、シース80と指フランジ110の間の最大角度関係を示す。シリンジの指フランジ110は、より小さな寸法Yおよびこのより小さな寸法部分に直角なより大きな寸法を有する。一般に、シースの外側端部がシリンジの指フランジの小さい方の寸法の外側境界内にあるように、シリンジの指フランジ110に対してシース80の向きを合わせる。
シリンジに装着した安全針アセンブリを、背面端部(すなわち、シリンジのプランジャ端部)から見た図である図19Cに示すように、シース(または背面から見たシース80の外側端部)が2つの面P1、P2の間に留まるように、シース80をシリンジの指フランジ110に対して向きを合わせると、梱包のブリスタ深さを可能な範囲で最小限にすることを保証する助けとなる。面P1、P2は平行な面であり、シリンジの指フランジの小さい方の寸法の方向で、シリンジの指フランジの外側端部を通り、カニューレの中心軸(すなわち、図1の中心軸C)に平行である。図19Aの図に示すように、2つの平面P1、P2の間の区域外になるように、シース80(または、背面から見たシースの外側端部)がシリンジの指フランジ110に対して向いているときは、ブリスタ包装の深さはかなりの範囲で増加する。
シース80をシリンジの指フランジ110に対して適切に配置させるために、シース80をハブ・フランジ39に対して既知の位置に向きを合わせることが必要である。これは、適切な装置を使用して行うことができる。さらに、シリンジの遠位端のねじ(thread)を適切な形状にして、ハブ20をシリンジに接続するとき(すなわち、ハブ・フランジ30がシリンジのねじ切りされた端部にねじ込まれるとき)、上記で説明したパラメータに基づいて、シース80がシリンジの指フランジ110に対して所望の回転位置に確実に位置するようにする必要がある。
本発明の原理、好ましい実施形態および動作方式を、これまでの本明細書で説明してきた。しかしながら、保護されることを意図した発明は、開示された特定の実施形態に限定されると解釈すべきではない。さらに、本明細書で説明した実施形態は、限定的ではなく例示的なものとみなすべきである。本発明の趣旨から逸脱することなく、第三者が変形または変更を加え、均等物を使用することは可能であろう。したがって特に、特許請求の範囲に定義される本発明の趣旨および範囲内に含まれる、全てのそのような変形、変更および均等物は、本発明に含まれるものとする。
本発明の安全針アセンブリを形成する構成部品の分解側面図である。 図1に示す安全針アセンブリに使用するハブの拡大斜視図である。 図2に示すハブの正面端面図である。 図1に示す安全針アセンブリに使用するカラーの拡大背面斜視図である。 図4に示すカラーの断面図である。 図4に示すカラーの正面端面図である。 図4に示すカラーの背面端面図である。 図1に示す安全針アセンブリに使用するプロテクタの拡大斜視図である。 図1に示す安全針アセンブリの一部分を形成するシースの拡大上面斜視図である。 図9に示すシースの下面斜視図である。 シリンジなどの流体取り扱い装置に接続する前、組み立てられた状態にある安全針アセンブリの側面図である。 シースの回転動作中にカラーの一部分と係合するシース上の平面部を示す、安全針アセンブリの一部分の拡大図である。 カラーをハブに装着する前に、カニューレをハブに取り付けた、組立工程の一態様を示す図である。 カラーおよびハブを手で回して、カラーをカニューレの傾斜部に対して所望の向きに合わせ、カラーがハブ上に押し込まれた、組立工程の別の態様を示す図である。 プロテクタがカニューレを覆って装着されつつある、組立工程の別の態様を全体的に示す図である。 プロテクタがカニューレを覆ってハブに装着された、組立工程の別の態様を、やや拡大して示す図である。 シースがカラーに装着されつつある、組立工程の別の態様を全体的に示す図である。 シースがカラーに装着された、組立工程の別の態様を示す図である。 シースがシリンジの指フランジからずれている状態で、シリンジに接続されている図11に示す安全針アセンブリの背面図である。 シースがシリンジの指フランジと一直線になった状態で、シリンジに接続されている図11に示す安全針アセンブリの背面図である。 指フランジに対するシースの好ましい位置決め範囲を示す、シリンジに接続されている図11に示す安全針アセンブリの背面図である。 流体取り扱い装置を構成するシリンジに接続された、安全針アセンブリの斜視図である。 カニューレの傾斜面端部に対するシースの1つの向きを示す、安全針アセンブリの斜視図である。 カニューレの傾斜面端部に対するシースの別の向きを示す、安全針アセンブリの斜視図である。

Claims (25)

  1. シリンジに接続される近位端と、遠位端とを含むハブと、
    前記ハブの遠位端に接続される近位端と、内部を通って延びる内腔と、遠位端とを含むカニューレと、
    前記ハブとは別に作られて前記ハブ上に取り付けられるカラーであって、前記ハブ上で回転方向に固定され、シース取付部分を備えるカラーと、
    前記カニューレにかぶせる位置に配置されて前記カニューレの遠位端を覆うプロテクタであって、前記遠位端を含むカニューレを露出させるために取り外し可能であるプロテクタと、
    長手方向の長さの少なくとも一部分に沿って延びる開口が備えられたシースであって、
    前記プロテクタが前記カニューレを覆っているときには、前記プロテクタの外側に配置され、
    前記カニューレを露出するために前記プロテクタを除去後は、前記カニューレが前記シースの開口を通り前記シースによって覆われるように前記カニューレに向かって回転するため、前記カラーの前記シースの取付部分に回転可能に連結されるシースと、
    を有することを特徴とする安全針アセンブリ。
  2. 前記ハブが少なくとも1組の突起群が備えられた外面をもち、
    前記カラーが複数の突起部が備えられた内面をもち、
    前記カラーを前記ハブ上で回転方向に固定するために、前記カラーの前記内面の突起部が、前記ハブの前記外面上の前記少なくとも1組の突起部と係合する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の安全針アセンブリ。
  3. 前記ハブは、各組が前記ハブの外面の円周長さの半分より短い間隔をおいて配置された外側に突き出た2組の突起部が備えられた外面をもち、
    前記カラーは、内側に向かって突き出た複数の突起部が備えられた内面を含み、前記カラーを前記ハブ上に回転方向に固定するために、前記内側に向かって突き出た複数の突起部が前記ハブの外側に向かって突き出た各組の突起群と係合することを特徴とする請求項1に記載の安全針アセンブリ。
  4. 前記ハブの外側に向かって突き出た突起群が歯の形状をしており、前記カラーの前記内側に向かって突き出た突起部が歯の形状をしており、前記カラー上の歯が前記カラーの内部の円周の全体に渡って突き出ていることを特徴とする請求項3に記載の安全針アセンブリ。
  5. 前記ハブが、前記ハブ上の突起群の遠位側に配置された環状の凹部区域を含み、
    前記カラーは、前記カラー上の突起部の遠位端に配置された内側に向いた環状リッジを含み、
    前記カラー上の内側に向いた環状リッジが、前記ハブ上の環状の凹部区域内に位置することを特徴とする請求項2に記載の安全針アセンブリ。
  6. 前記凹部区域にすぐに隣接する前記ハブの部分が、前記カラー上の内側に向いた環状リッジの内径よりも大きい外径をもつことを特徴とする請求項5に記載の安全針アセンブリ。
  7. 前記カラーのシース取付部が、各々に貫通孔が備えられ間隔を置いて配置された1対の取り付け耳を含み、
    前記シースが反対方向に延びる1対のピンを含み、前記ピンの各々が直立する前記取り付け耳のうちの1つの貫通孔に嵌合されることを特徴とする請求項1に記載の安全針アセンブリ。
  8. 前記カニューレの遠位端は、前記シースに関して回転して向きを合わせられる傾斜面が備えられ、前記カニューレの傾斜面が前記カニューレの遠位端から見てまっすぐ垂直に上側に向いているときに前記シースが垂直面内で回転することを特徴とする請求項1に記載の安全針アセンブリ。
  9. 前記カニューレの遠位端には、前記シースに関して回転し向きを合わせられる傾斜面が備えられ、前記カニューレの傾斜面が前記カニューレの遠位端から見てまっすぐ垂直に上側に向いているときに前記シースが水平面内で回転することを特徴とする請求項1に記載の安全針アセンブリ。
  10. 前記プロテクタが、少なくとも前記カラーの遠位端の部分に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の安全針アセンブリ。
  11. 前記シースが1対の両側壁と1つの背面壁とを含み、
    前記シース内部の開口部が前記背面壁の反対側に配置され、
    前記側壁がそれぞれ互いに離れる方向に外側に向かってラッパ状に開く近位部を含むことを特徴とする請求項1に記載の安全針アセンブリ。
  12. シリンジに接続される近位端と遠位端とを含むハブと、
    前記ハブの前記遠位端に接続される近位端と、内部を通って延びる内腔と、遠位端とを含むカニューレと、
    前記ハブとは別に作られて、前記ハブ上に取り付けられ、間隔を開けて配置された1対の取り付け耳を含むカラーであって、
    前記取り付け耳の各々が、互いに向い合う2つの側面を含み、1つの取り付け耳の側面の1つは他方の取り付け耳の側面の1つと面しており、各取り付け耳は前記取り付け耳の遠位端と近位端の間に幅方向に測定される所定幅をもっており、
    各取り付け耳の側面の1つには前記取り付け耳の遠位端から前記取り付け耳の近位端に向かって幅方向に延びる第1の溝が備えられており、各取り付け耳の側面の他方には前記取り付け耳の近位端から前記取り付け耳の遠位端に向かって幅方向に延びる第2の溝が供給されており、
    前記取り付け耳の各々には前記第1と第2の溝の重なり部により形成された貫通孔が備えられているカラーと、
    前記カニューレを覆って配置されて、前記カニューレの遠位端を覆い、前記カニューレの遠位端を露出させるために取り外し可能であるプロテクタと、
    内壁と長手方向の長さの少なくとも一部分に沿って延びる開口が備えられたシースであって、
    前記カニューレの遠位端を露出させるために前記プロテクタを取り外した後に、前記カニューレが前記シース内の開口を通り前記シースによって覆われた位置で前記シースの内部位置に位置するように、前記シース前記カニューレに向かって回転可能とするために、前記プロテクタの外側の位置で前記シースを前記カラーに回転可能に連結し、各々のピンが前記取り付け耳のうちの1つの貫通孔内に位置する1対のピンを含むシースと、
    を有することを特徴とする安全針アセンブリ。
  13. 前記取り付け耳の各々が、前記取り付け耳の両側面間で測定される所定厚みをもち、それぞれの取り付け耳の前記第1および第2の溝が、それぞれの取り付け耳の厚さと少なくとも等しい合計の深さをもつことを特徴とする請求項12に記載の安全針アセンブリ。
  14. 前記カラーが前記ハブ上に回転方向に関して固定されていることを特徴とする請求項12に記載の安全針アセンブリ。
  15. 前記ハブは、外側に向かって前記ハブの前記外面の円周の長さの半分より少ない長さで突き出す2組の間隔を置いて離れて配置される歯が備えられる外面をもち、
    前記カラーが内側に向かって突き出る歯が備えられる内面を含み、
    前記カラーを前記ハブ上に回転方向に関して固定するために、前記カラー上の前記内側に向かって突き出る歯が各組の前記外側に向かって突き出る歯と係合することを特徴とする請求項12に記載の安全針アセンブリ。
  16. 前記ハブが環状の凹部区域を含み、
    前記カラーが内側に向いた環状リッジを含み、
    前記カラーの内側に向いた環状リッジは、前記ハブの環状の凹部区域内に位置していることを特徴とする請求項12に記載の安全針アセンブリ。
  17. 前記環状の凹部区域にすぐ隣接する前記ハブの部分が、前記カラーの内側に向いた環状リッジの内径よりも大きい外径をもつことを特徴とする請求項16に記載の安全針アセンブリ。
  18. 前記プロテクタが、少なくとも前記カラーの遠位端の部分に取り付けられることを特徴とする請求項12に記載の安全針アセンブリ。
  19. 前記シースが、前記カニューレと係合し前記カニューレを前記シースの内部に永久に固定するために、前記シース内部に配置された少なくとも1つの固定要素を含むことを特徴とする請求項12に記載の安全針アセンブリ。
  20. 安全針アセンブリを組み立てる方法であって、
    カラーとハブとの間で相対的な回転を可能とするように前記ハブの遠位端上に前記カラーを配置する工程であって、前記カラーはシース取付部分を含み、前記ハブは前記ハブの前記遠位端に固定された近位端と、傾斜部を備える遠位端とをもつカニューレを含む工程と、
    前記カニューレの遠位端の傾斜部を確認して、前記傾斜部が前記カラーに対して所望の向きに向くように前記ハブと前記カラーとの間で相対的な回転を行う工程と、
    前記カラーが前記ハブ上で回転方向に関して固定される前記ハブに関連する位置に前記カラーが位置するように、前記所望の向きを保持しながら前記ハブと前記カラーとの間で軸方向の移動を行う工程と、
    前記カニューレの遠位端を露出させるよう取り外し可能なプロテクタを、前記カニューレの遠位端の傾斜面を覆うために前記カニューレを覆って配置する工程と、
    内壁と長手方向の長さの少なくとも一部分に沿って延びる開口とを備えるシースを前記カラーの取付部分に取り付けて、前記シースを前記カラーに回転可能に連結し、前記プロテクタを取り外した後、前記カニューレが前記シースの開口を通り前記シースによって覆われる前記シース内部の位置に位置するように、前記シースが前記カニューレに向かって回転することを許容する工程と、
    を含むことを特徴とする方法。
  21. 前記カラーと関連する前記傾斜面の所望の向きは、前記カニューレが水平に配置され前記傾斜面が垂直方向に上向きに面していて、前記シースが水平面内で回転する向きであることを特徴とする請求項20に記載の方法。
  22. 前記カラーと関連する前記傾斜面の所望の向きは、前記カニューレが水平に配置され前記傾斜面が垂直方向に上向きに面していて、前記シースが垂直面内で回転する向きであることを特徴とする請求項20に記載の方法。
  23. 前記ハブが凹部区域を含み、前記カラー上のリッジが前記凹部区域内に位置することを防止するために、前記カラーのリッジが前記凹部区域に隣接する前記ハブ上の段と係合するように前記カラーが前記ハブ上に配置されることを特徴とする請求項20に記載の方法。
  24. 前記ハブと前記カラーとの間の軸方向移動は、前記カラーを前記ハブに対して軸方向に相対的に移動させることを含み、
    前記カラーは、前記カラー上の内側に向いた突起部を前記ハブの外側に向いた突起部と係合させることによって前記ハブに関連して回転方向に固定されている、
    ことを特徴とする請求項20に記載の方法。
  25. 流体移送装置に接続される安全針アセンブリであって、
    近位端と遠位端とを含むハブと、
    前記ハブの前記遠位端に接続される近位端と、内部を通って延びる内腔と、遠位端とを含むカニューレと、
    前記ハブとは別に作られて前記ハブ上に取り付けられるカラーであって、前記ハブ上で回転方向に固定され、シース取付部分を備えるカラーと、
    前記カニューレの上方に取り付けられ、前記カニューレの遠位端を覆うために前記カニューレを覆って配置されているプロテクタであって、前記遠位端を含むカニューレを露出させるために取り外し可能であるプロテクタと、
    一側面に沿って開口を備えるシースであって、
    前記プロテクタが前記カニューレを覆っているときには、前記プロテクタの外側に配置され、
    前記カニューレを露出するために前記プロテクタを除去後は、前記カニューレが前記シースの開口を通り前記シースによって覆われるように前記カニューレに向かって回転するため、前記カラーの前記シースの取付部分に回転可能に連結されるシースと、
    近位端とハブ取付部分を備える遠位端とを含むシリンジであって、前記ハブが前記シリンジに接続されるように前記ハブの一部分が前記ハブ取付部分と係合しており、最大寸法と直角方向のより小さい寸法とをもつ形状の指フランジをもつシリンジと、
    を有し、
    前記シースは、前記シリンジの近位端から見たときに、前記シースの外側の縁が前記より小さい寸法の外側の境界内になるように前記指フランジに関連して配置されていることを特徴とする安全針アセンブリ。
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