JP2005523370A - 精製方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は液体炭化水素供給物の窒素含有量を減少させる方法を提供し、この方法は(a)アルキル化剤と有機窒素物質とからなる液体炭化水素供給物を第1反応帯域にて高められた温度で酸性触媒と接触させて、減少したアルキル化剤含有量とより高沸点の有機窒素物質とからなる液体炭化水素供給物を発生させ;(b)減少したアルキル化剤含有量とより高沸点の有機窒素物質とからなる液体炭化水素供給物を分画して、より高沸点の有機窒素物質を除去することにより、減少したアルキル化剤含有量と減少した窒素含有量とからなる液体炭化水素供給物を発生させることからなっている。

Description

発明の詳細な説明
本発明は精製方法、特に炭化水素供給物から窒素化合物を除去する方法に関するものである。
環境上の理由で炭化水素供給物から窒素化合物を除去することが望ましい。更に、炭化水素供給物はしばしば品質向上した生成物を提供すべく更に処理される。この更なる処理は接触リフォーミング、接触水添処理、接触脱硫および吸着を包含する。この種の触媒および吸着剤は一般に窒素化合物の存在により失活され、従って触媒もしくは吸着剤の失活を回避するための品質向上に先立ち炭化水素供給物から窒素化合物を除去することが望ましい。
従って本発明は液体炭化水素供給物内に存在する有機窒素物質の沸点を上昇させるための方法を提供し、この方法は有機窒素物質からなる液体炭化水素供給物を第1反応帯域にて高められた温度で酸性触媒と接触させて、より高沸点の有機窒素物質からなる液体炭化水素供給物を発生させることを特徴とする。
より高沸点の有機窒素物質は有機窒素物質の間の縮合反応により発生することができ、或いは有機窒素物質と液体炭化水素供給物内に存在する芳香族物質との反応により発生することもある。
好ましくは、より高沸点の有機窒素物質は有機窒素物質をアルキル化剤と反応させることにより発生させる。
従って更に本発明は液体炭化水素供給物内に存在する有機窒素物質の沸点を上昇させる方法を提供し、この方法はアルキル化剤と有機窒素物質とからなる液体炭化水素供給物を第1反応帯域にて高められた温度で酸性触媒と接触させて、減少したアルキル化剤含有量とより高沸点の有機窒素物質とからなる液体炭化水素供給物を発生させることを特徴とする。
更に本発明は、
(a)有機窒素物質からなる液体炭化水素供給物を第1反応帯域にて高められた温度で酸性触媒と接触させて、より高沸点の有機窒素物質からなる液体炭化水素供給物を発生させ;
(b)より高沸点の有機窒素物質を除去することにより、減少した窒素含有量からなる液体炭化水素供給物を発生させる
ことからなる液体炭化水素供給物の窒素含有量を減少させる方法をも提供する。
液体炭化水素供給物がアルキル化剤と有機窒素物質とからなる場合、本発明は
(a)アルキル化剤と有機窒素物質とからなる液体炭化水素供給物を第1反応帯域にて高められた温度で酸性触媒と接触させて、減少したアルキル化剤含有量とより高沸点の有機窒素物質とからなる液体炭化水素供給物を発生させ;
(b)より高沸点の有機窒素物質を除去して、減少したアルキル化剤含有量と減少した窒素含有量とからなる液体炭化水素供給物を発生させる
ことからなる液体炭化水素供給物の窒素含有量を減少させる方法を提供する。
より高沸点の有機窒素物質は、窒素吸着剤またはモレキュラシーブからなる窒素トラップを用いて除去することができる。好ましくは、より高沸点の有機窒素物質は分画により除去される。
従って本発明の好適実施形態は、
(a)アルキル化剤と有機窒素物質とからなる液体炭化水素供給物を第1反応帯域にて高められた温度で酸性触媒と接触させて、減少したアルキル化剤含有量とより高沸点の有機窒素物質とからなる液体炭化水素供給物を発生させ;
(b)減少したアルキル化剤含有量とより高沸点の有機窒素物質とからなる液体炭化水素供給物を分画して、より高沸点の有機窒素物質を除去することにより、減少したアルキル化剤含有量と減少した窒素含有量とからなる液体炭化水素供給物を発生させる
ことからなる液体炭化水素供給物の窒素含有量を減少させる方法を提供する。
本発明の方法は更に、硫黄を除去するための方法と組み合わせて使用することもできる。たとえばガソリンおよび中間蒸留液(たとえばディーゼルおよびガソリン)のような炭化水素燃料のための世界の多くの部分における規制は、環境上の理由から燃料における硫黄化合物の含有量に対し上限を必要とする。より低い硫黄含有量を有する炭化水素原料を生産するための脱硫プロセスを改善する要求が続いている。
従って本発明は更に液体炭化水素供給物の硫黄および窒素含有量を減少させる方法をも提供し、この方法は
(a)アルキル化剤と有機窒素および有機硫黄物質とからなる液体炭化水素供給物を第1反応帯域にて高められた温度で酸性触媒と接触させて、減少したアルキル化剤含有量と有機硫黄物質とより高沸点の有機窒素物質とからなる液体炭化水素供給物を発生させ;
(b)減少したアルキル化剤含有量と有機硫黄物質とより高沸点の有機窒素物質とからなる液体炭化水素供給物を第2反応帯域にて高められた温度で酸性触媒と接触させて、減少したアルキル化剤含有量とより高沸点の有機硫黄物質とより高沸点の有機窒素物質とからなる液体炭化水素供給物を発生させ;
(c)減少したアルキル化剤含有量とより高沸点の有機硫黄物質とより高沸点の有機窒素物質とからなる液体炭化水素供給物を分画して、より高沸点の有機窒素物質とより高沸点の有機硫黄物質とを除去することにより、減少したアルキル化剤含有量と減少した窒素および硫黄含有量とからなる液体炭化水素供給物を発生させる
ことを特徴とする。
代案として、減少したアルキル化剤含有量と有機硫黄物質とより高沸点の有機窒素物質とからなる工程(a)にて発生した液体炭化水素供給物を、第2反応帯域にて酸性触媒と接触させる前に、分画することもできる。
従って更に本発明は、
(a)アルキル化剤と有機窒素および有機硫黄物質とからなる液体炭化水素供給物を第1反応帯域にて高められた温度で酸性触媒と接触させて、減少したアルキル化剤含有量と有機硫黄物質とより高沸点の有機窒素物質とからなる液体炭化水素供給物を発生させ;
(b)減少したアルキル化剤含有量と有機硫黄物質とより高沸点の有機窒素物質とからなる液体炭化水素供給物を分画して、より高沸点の有機窒素物質を除去することにより、減少したアルキル化剤含有量と有機硫黄物質と減少した窒素含有量とからなる液体炭化水素供給物を発生させ;
(c)減少したアルキル化剤含有量と有機硫黄物質と減少した窒素含有量とからなる液体炭化水素供給物を第2反応帯域にて高められた温度で酸性触媒と接触させて、減少したアルキル化剤含有量とより高沸点の有機硫黄物質と減少した窒素含有量とからなる液体炭化水素供給物を発生させ;
(d)減少したアルキル化剤含有量とより高沸点の有機硫黄物質と減少した窒素含有量とからなる液体炭化水素供給物を分画して、より高沸点の有機硫黄物質を除去することにより、減少したアルキル化剤含有量と減少した窒素および硫黄含有量とからなる液体炭化水素供給物を発生させる
ことを特徴とする液体炭化水素供給物の硫黄および窒素含有量を減少させる方法をも提供する。
液体炭化水素供給物は通常25℃の温度および1bargの圧力にて液体であり、一般に原油蒸留から直接的または間接的に誘導される。液体炭化水素供給物は一般に飽和炭化水素(たとえば分枝鎖および未分枝鎖のアルカン類)および非環式炭化水素、並びに可変量の芳香族物質および/または不飽和化合物(たとえばオレフィン)を含有する。
液体炭化水素供給物は軽質もしくは中間蒸留液とすることができ、10〜450℃、好ましくは190〜390℃の沸騰範囲を有する1種もしくはそれ以上の石油フラクションとすることができる。有利には、中間蒸留液流は前記石油フラクションの組み合わせである。適する石油フラクションの例は接触分解ナフサ(CCN)、コーカーナフサ(CN)、ビスブレークナフサ(VBN)、軽質ガス油(LGO)、重質ガス油(HGO)、軽質サイクル油(LCO)、コーカーガス油(CGO)およびビスブレークガス油(VBGO)を包含する。好ましくは液体炭化水素供給物はディーゼル、ガソリン、ケロシンもしくはジェット燃料であり、有利にはディーゼルもしくはジェット燃料である。
液体炭化水素供給物は有機窒素物質を含む。有機窒素物質は一般にアルキルアミン、アニリン、ピロールおよびピリジンからなっている。 有機窒素物質を含む液体炭化水素供給物は一般に5〜3000ppmN、好ましくは10〜500ppmN(たとえば100ppmN)の全窒素含有量(元素Nとして現す)を有する。有機窒素物質を含む液体炭化水素供給物がディーゼルであれば、このディーゼルは10〜100ppmの範囲の汚染物硫黄(元素Nとして現す)を含有することがある。窒素化合物は一般に50〜450℃の沸点を有する。
本発明の方法を硫黄を除去する方法と組み合わせて使用する場合、液体炭化水素供給物は一般に有機硫黄物質を含む。
有機硫黄物質は一般にメルカプタン、チオフェンおよびベンゾチオフェン(BT)、たとえばジベンゾチオフェネン(DBT)およびヒンダードアルキル置換ジベンゾチオフェン(ヒンダードDBT)からなっている。通常アルキル化剤と有機窒素および硫黄物質とからなる液体炭化水素供給物は10〜50000ppmS、好ましくは50〜20000ppmS、たとえば500ppmSの全硫黄含有量(元素Sとして現す)を有する。
液体炭化水素供給物は更にアルキル化剤をも含むことができる。
アルキル化剤はアルコールおよび/またはオレフィンとすることができ、一般に有機窒素物質を含む液体炭化水素供給物に存在する。代案として、アルキル化剤を有機窒素物質からなる液体炭化水素供給物に、酸性触媒との接触前に添加することもできる。
アルキル化剤は一般にオレフィンであり、適するオレフィンは環式オレフィン、置換環式オレフィンおよび式I(式中、Rはヒドロカルビル基であり、各Rは独立して水素およびヒドロカルビル基よりなる群から選択される)のオレフィンを包含する。好ましくはRはアルキル基であり、Rのそれぞれは独立して水素およびアルキル基よりなる群から選択される。適する環式オレフィンおよび置換環式オレフィンの例はシクロペンテン、1−メチルシクロペンテン、シクロヘキセン、1−メチルシクロヘキセン、3−メチルシクロヘキセン、4−メチルシクロヘキセン、シクロヘプテン、シクロオクテンおよび4−メチルシクロオクテンを包含する。
Figure 2005523370
適するオレフィンおよび式Iの種類のオレフィンの例はプロペン、2−メチルプロペン、1−ブテン、2−ブテン、2−メチル−1−ブテン、3−メチル−1−ブテン、2−メチル−2−ブテン、2,3−ジメチル−1−ブテン、3,3−ジメチル−1−ブテン、2,3−ジメチル−2−ブテン、2−エチル−1−ブテン、2−エチル−3−メチル−1−ブテン、2,3,3−トリメチル−1−ブテン、1−ペンテン、2−ペンテン、2−メチル−1−ペンテン、3−メチル−1−ペンテン、3−メチル−1−ペンテン、2,4−ジメチル−1−ペンテン、1−ヘキセン、2−ヘキセン、3−ヘキセン、1,3−ヘキサジエン、1,4−ヘキサジエン、1,5−ヘキサジエン、2,4−ヘキサジエン、1−ヘプテン、2−ヘプテン、3−ヘプテン、1−オクテン、2−オクテン、3−オクテンおよび4−オクテンを包含する。第一アルコールよりも第二および第三アルコールが好適である。何故なら、これらは一般に第一アルコールよりも反応性であって、より緩和な反応条件下で使用しうるからである。
好適アルキル化剤は3〜20個の炭素原子、有利には5〜10個の炭素原子を有する。アルキル化剤における炭素原子の最適個数は一般に、必要とされる沸点の上昇により決定される。
液体炭化水素供給物は一般に少なくとも1重量%のアルキル化剤、好ましくは少なくとも3重量%のアルキル化剤、特に好ましくは少なくとも5重量%のアルキル化剤を含有する。
液体炭化水素供給物がアルキル化剤と有機窒素物質とからなる場合は、これを第1反応帯域にて高められた温度で酸性触媒と接触させて、減少したアルキル化剤含有量とより高沸点の有機窒素物質とからなる液体炭化水素供給物を生成させる。
第1反応帯域にてオレフィンもしくはアルコールによる有機窒素物質のアルキル化を促進しうる任意適する酸性触媒を使用することができる。酸性触媒は液体(たとえば硫酸)としうるが、好ましくは酸性触媒は固体である。
固体の酸性物質は酸性ポリマー樹脂、支持された酸および酸性無機酸化物で構成することができる。適する酸性ポリマー樹脂はポリマースルホン酸樹脂を包含する。支持された酸は一般にブレンステッド酸、たとえば燐酸、硫酸、硼酸、弗化水素、フルオロスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸およびジヒドロキシフルオロ硼酸であるが、ルイス酸、たとえばBF、BCl、AlCl、AlBr、FeCl、FeCl、ZnCl、SbF、SbCl並びにAlClとHClとの組み合わせとすることもでき、これらをたとえばシリカ、アルミナ、シリカ−アルミナ、酸化ジルコニウムもしくは粘土のような固体に支持する。
酸性無機酸化物はアルミナ、シリカ−アルミナ、天然および合成ピラード粘土、並びに天然および合成ゼオライト、たとえばフォージャサイト、モルデナイト、L、ω、X、Y、βおよびZSMゼオライトを包含する。極めて適するゼオライトはβ、Y、ZSM−3、ZSM−4、ZSM−5、ZSM−18およびZSM−20を包含する。望ましくはゼオライトをたとえばシリカ−アルミナのような無機酸化物マトリックス材料に一体化させる。
酸性触媒は種々異なる材料、たとえばルイス酸(たとえばBF、BCl、SbFおよびAlCl、非ゼオライト固体無機酸化物)たとえばシリカ、アルミナおよびシリカ−アルミナ)、並びに大気孔結晶モレキュラシーブ(たとえばゼオライト、ピラード粘土およびアルミノホスフェート)の混合物で構成することもできる。
好ましくは酸性触媒はより高沸点の有機硫黄物質の発生に関し少なくとも部分的に失活され、有利には第1反応帯域にて使用する酸性触媒は下記するように第2反応帯域にて予め有利に使用されたものとする。
アルキル化剤と有機窒素物質とからなる液体炭化水素供給物を好ましくは第1反応帯域にて50℃〜300℃、好ましくは100〜200℃、たとえば150℃の温度および1〜100バール、好ましくは10〜40バール、たとえば25バールの圧力にて酸性触媒と接触させる。
第1反応帯域は一般に触媒の固定床を備える。
第1反応帯域は減少したアルキル化剤含有量とより高沸点の有機窒素物質とからなる液体炭化水素供給物を発生する。液体炭化水素供給物におけるアルキル化剤の含有量は、これが有機窒素物質と反応して一般に200℃よりも高い沸点を有するアルキル化された有機窒素物質を生成する際に減少する。一般に有機窒素物質の沸点は少なくとも50℃だけ、好ましくは少なくとも100℃だけ、有利には少なくとも150℃だけ上方向に移行する。
一般に炭化水素供給物に存在する有機窒素物質の少なくとも50重量%をアルキル化し、好ましくは少なくとも60重量%をアルキル化し、有利には少なくとも70重量%をアルキル化する。
第1反応帯域は減少したアルキル化剤含有量とより高沸点の有機窒素物質とからなる液体炭化水素供給物を発生し、これを有利には第1分画ユニットに移送して、減少したアルキル化剤含有量と減少した窒素含有量とからなる液体炭化水素供給物を発生させる。
この分画は一般に少なくとも2種の炭化水素供給物流を発生し、ここで一方の炭化水素供給物流はより高い沸騰範囲および増大した窒素含有量を有すると共に、一方の炭化水素供給物流はより低い沸騰範囲および減少した窒素含有量を有する。
分画は一般に、炭化水素およびより高沸点の窒素物質とを分離する蒸留により行われ、これらは典型的には150℃以上、好ましくは180℃以上の温度にて除去される。
第1分画ユニットは目的建造蒸留カラム、たとえば分画蒸留カラムとしうるが、好ましくは現存の原油蒸留ユニット(CDU)または流体クラッキング触媒(FCC)メインフラクショネータで行われる。
有利には第1反応帯域を第1分画ユニット内に位置せしめることができる。
本発明の方法は10〜450℃、たとえば10〜200℃もしくは200〜350℃の沸騰範囲を有する液体炭化水素供給物を提供し、これは50ppmN未満、たとえば20〜40ppmN、好ましくは10ppmN未満、たとえば5〜10ppmN、有利には5ppmN未満、たとえば2〜4ppmNまたは1ppmN未満、たとえば0.01〜0.5ppmN(元素Nとして重量により現す)の窒素含有量を有する。
液体炭化水素供給物がアルキル化剤と有機窒素物質および有機硫黄物質とからなる場合、この液体炭化水素供給物は上記したように第1反応帯域にて高められた温度で酸性触媒と接触させて、減少したアルキル化剤含有量と有機硫黄物質とより高沸点の有機窒素物質とからなる液体炭化水素供給物を発生することができる。得られたこの炭化水素供給物を次いで第2反応帯域にて酸性触媒と接触させて、減少したアルキル化剤含有量とより高沸点の有機硫黄物質とより高沸点の有機窒素物質とからなる液体炭化水素供給物を発生させることができる。
第2反応帯域は一般に100℃〜300℃、好ましくは160〜220℃、たとえば190℃の温度および1〜100バール、好ましくは10〜60バール、たとえば20〜40バールの圧力であって、一般に酸性触媒の固定床を備える。
第2反応帯域における酸性触媒は上記したような酸性触媒とすることができる。
第2反応帯域は、更に減少したアルキル化剤含有量とより高沸点の有機窒素物質とより高沸点の有機硫黄物質とからなる液体炭化水素供給物を発生する。液体炭化水素供給物におけるアルキル化剤の含有量は、これが有機硫黄物質と反応して一般に100〜250℃の沸点を有するアルキル化された有機硫黄物質を生成する際に更に減少する。
通常、有機硫黄物質の沸点は少なくとも50℃だけ、好ましくは少なくとも100℃だけ、有利には少なくとも150℃だけ上方向に移行する。
一般に液体炭化水素供給物に存在する有機硫黄物質の少なくとも50重量%がアルキル化され、好ましくは少なくとも60重量%がアルキル化され、有利には少なくとも70重量%がアルキル化される。
第1および第2反応帯域は減少したアルキル化剤含有量とより高沸点の有機硫黄物質とより高沸点の有機窒素物質とからなる液体炭化水素供給物を発生し、これを有利には分画ユニットに移送してより高沸点の有機窒素物質とより高沸点の有機硫黄物質とを除去することにより、減少したアルキル化剤含有量と減少した窒素および硫黄含有量とからなる液体炭化水素供給物を発生させる。
分画は一般に少なくとも2つの炭化水素供給物流を発生し、ここで一方の炭化水素供給物流はより高い沸騰範囲と増大した窒素および硫黄含有量とからなり、更に一方の炭化水素供給物流はより低い沸騰範囲と減少した窒素および硫黄含有量とを有する。
分画は一般に上記したような蒸留により行われて、炭化水素供給物と窒素とより高沸点の硫黄物質とを分離すると共に、これらを典型的には150℃以上、好ましくは180℃以上の温度にて除去する。
有利には、第1および第2反応帯域を第1分画ユニットに位置せしめることができる。
代案として、減少したアルキル化剤含有量と有機硫黄物質とより高沸点の有機窒素物質とからなる液体炭化水素供給物は、第2反応帯域における酸性触媒との接触に先立ち、第1分画ユニットにて分画することができる。この分画(上記したと同様)は一般に少なくとも2種の炭化水素供給物流を発生し、ここで一方の炭化水素供給物流はより高い沸騰範囲と増大した窒素含有量とを有し、更に一方の炭化水素供給物流はより低い沸騰範囲と減少した窒素含有量とを有する。より低い沸騰範囲と使用した窒素含有量とを有する炭化水素供給物流(これは更にアルキル化剤と有機硫黄物質とを含む)を次いで第2反応帯域に移送して、より高沸点の有機硫黄物質からなる液体炭化水素供給物を発生させ、これを次いで第2分画ユニットにより除去する。
有利には第2反応帯域を第2分画ユニットに位置せしめることができる。
本発明の方法は更に10〜450℃、たとえば10〜200℃または200〜350℃の沸騰範囲を有する液体炭化水素供給物をも提供し、これは50ppmN未満、たとえば20〜40ppmN、好ましくは10ppmN未満、たとえば5〜10ppmN、有利には5ppmN未満、たとえば2〜4ppmN、または1ppmN未満、たとえば0.01〜0.5ppmN(元素Nとして重量により現す)の窒素含有量と500ppmS未満、たとえば200〜400ppmS、好ましくは200ppmS未満、たとえば50〜100ppmS、有利には50ppmS未満、たとえば20〜40ppmSもしくは10ppmS未満、たとえば0.1〜5ppmS(元素Sとして重量により現す)の硫黄含有量とを有する。
本発明の方法は有利には、窒素および適宜の硫黄の存在に対し敏感である任意の処理工程のための供給原料をも提供することができる。特に本発明の方法は有利には、接触リフォーミング、接触水添処理および接触水素脱硫の各プロセスのための供給原料を提供することができる。
有利には、上記したような液体炭化水素供給物の窒素含有量を減少させる方法は、有利には米国特許第6024865号明細書、米国特許第6048451号明細書、米国特許第6059962号明細書、国際出願公開第01/53432号パンフレットおよび国際出願公開第01/53433号パンフレット(これらの開示を参考のためここに引用する)に記載された硫黄除去プロセスのための供給原料を提供することができる。
この方法は有利には、硫黄吸着プロセスに先立ち窒素物質を除去して、硫黄物質より優先的に吸着剤に窒素物質が吸着するのを防止すべく使用することができる。
以下、図面を参照して本発明を説明する。
図1は、第1反応帯域(1)および分画ユニット(2)を示す。アルキル化剤と有機窒素物質とからなる液体炭化水素供給物を経路(3)を介し第1反応帯域(1)に移送し、ここで酸性触媒と接触させると共に有機窒素物質をアルキル化して、より高沸点の有機窒素物質を形成させる。
次いで液体炭化水素供給物を経路4を介して分画ユニット(2)に移送し、ここでより低い沸騰範囲と減少した窒素含有量とを有する炭化水素供給物流を与えるべく分離し、これを経路(5)を介し分画ユニット(2)から流出させると共により、高い沸騰範囲と増大した窒素含有量とを有する炭化水素供給物流を経路(6)を介し分画ユニット(2)から流出させる。
図2は第1反応帯域(1)、第2反応帯域(2)および分画ユニット(3)を示す。アルキル化剤と有機窒素および有機硫黄物質とからなる液体炭化水素供給物を経路(4)を介し第1反応帯域(1)に移送し、ここで酸性触媒と接触させると共に有機窒素物質をアルキル化して、より高沸点の有機窒素物質を形成させる。
次いで炭化水素供給物流を経路(5)を介し第2反応帯域(2)に移送しここで酸性触媒と接触させると共に有機硫黄物質をアルキル化して、より高沸点の有機硫黄物質を形成させる。
次いで液体炭化水素供給物を経路(6)を介し分画ユニット(3)に移送し、ここでより低い沸騰範囲と減少した窒素および硫黄含有量とを有する炭化水素供給物流を与えるべく分離し、これを経路(7)を介し分画ユニット(3)から流出させると共により高い沸騰範囲と増大した窒素および硫黄含有量とを有する炭化水素供給物流を与え、これを経路(8)を介し分画ユニット(3)から流出させる。
図3は第1反応帯域(1)、第2反応帯域(2)、第1分画ユニット(3)および第2分画ユニット(4)を示す。アルキル化剤と有機窒素および硫黄物質とからなる液体炭化水素供給物を経路(5)を介し第1反応帯域(1)に移送し、ここで酸性触媒と接触させると共に有機窒素物質をアルキル化して、より高沸点の有機窒素物質を形成させる。
次いで、この液体炭化水素供給物を経路(6)を介し第1分画ユニット(3)に移送し、ここでより低い沸騰範囲と減少した窒素含有量とを有する炭化水素供給物流を与えるべく分離して、これを経路(7)を介し第1分画ユニット(3)から流出させると共に、より高い沸騰範囲と増大した窒素含有量とを有する炭化水素供給物流を与えて、これを経路(8)を介し第1分画ユニット(3)から流出させる。
経路(7)を介し第1分画ユニット(3)から流出する炭化水素供給物を次いで第2反応帯域(2)に移送し、ここで酸性触媒と接触させると共に有機硫黄物質をアルキル化して、より高沸点の有機硫黄物質を形成させる。
次いでこの液体炭化水素供給物を経路(9)を介し第2分画ユニット(4)に移送し、ここでより低い沸騰範囲と減少した硫黄含有量とを有する炭化水素供給物流を与えるべく分離し、これを経路(10)を介し第2分画ユニット(4)から流出させると共に、より高い沸騰範囲と増大した硫黄含有量とを有する炭化水素供給物流を与えて、これを経路(11)を介し第2分画ユニット(4)から流出させる。

Claims (19)

  1. 液体炭化水素供給物内に存在する有機窒素物質の沸点を上昇させる方法において、有機窒素物質からなる液体炭化水素供給物を第1反応帯域にて高められた温度で酸性触媒と接触させて、より高い沸点の有機窒素物質からなる液体炭化水素供給物を発生させることを特徴とする有機窒素物質の沸点を上昇させる方法。
  2. 液体炭化水素供給物の窒素含有量を減少させる方法において、
    (a)有機窒素物質からなる液体炭化水素供給物を第1反応帯域にて高められた温度で酸性触媒と接触させて、より高い沸点の有機窒素物質からなる液体炭化水素供給物を発生させ;
    (b)より高い沸点の有機窒素物質を除去して、減少した窒素含有量からなる液体炭化水素供給物を発生させる
    ことを特徴とする液体炭化水素供給物の窒素含有量を減少させる方法。
  3. (a)アルキル化剤と有機窒素物質とからなる液体炭化水素供給物を第1反応帯域にて高められた温度で酸性触媒と接触させて、減少したアルキル化剤含有量とより高い沸点の有機窒素物質からなる液体炭化水素供給物を発生させ;
    (b)より高い沸点の有機窒素物質を除去して、減少したアルキル化剤含有量と減少した窒素含有量とからなる液体炭化水素供給物を発生させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. より高沸点の有機窒素物質を分画により除去する請求項2または3に記載の方法。
  5. 液体炭化水素供給物の硫黄および窒素含有量を減少させる方法において、
    (a)アルキル化剤と有機窒素物質と有機硫黄物質とからなる液体炭化水素供給物を第1反応帯域にて高められた温度で酸性触媒と接触させて、減少したアルキル化剤含有量と有機硫黄物質とより高沸点の有機窒素物質とからなる液体炭化水素供給物を発生させ;
    (b)減少したアルキル化剤含有量と有機硫黄物質とより高沸点の有機窒素物質とからなる液体炭化水素供給物を第2反応帯域にて高められた温度で酸性触媒と接触させて、減少したアルキル化剤含有量とより高沸点の有機硫黄物質とより高沸点の有機窒素物質とからなる液体炭化水素供給物を発生させ;
    (c)減少したアルキル化剤含有量とより高沸点の有機硫黄物質とより高沸点の有機窒素物質とからなる液体炭化水素供給物を分画して、より高沸点の有機窒素物質とより高沸点の有機硫黄物質とを除去することにより、減少したアルキル化剤含有量と減少した窒素および硫黄含有量とからなる液体炭化水素供給物を発生させる
    ことを特徴とする液体炭化水素供給物の硫黄および窒素含有量を減少させる方法。
  6. 液体炭化水素供給物の硫黄および窒素含有量を減少させる方法において、
    (a)アルキル化剤と有機窒素および有機硫黄物質とからなる液体炭化水素供給物を第1反応帯域にて高められた温度で酸性触媒と接触させて、減少したアルキル化剤含有量と有機硫黄物質とより高沸点の有機窒素物質とからなる液体炭化水素供給物を発生させ;
    (b)減少したアルキル化剤含有量と有機硫黄物質とより高沸点の有機窒素物質とからなる液体炭化水素供給物を分画して、より高沸点の有機窒素物質を除去することにより、減少したアルキル化剤含有量と有機硫黄物質と減少した窒素含有量とからなる液体炭化水素供給物を発生させ;
    (c)減少したアルキル化剤含有量と有機硫黄物質と減少した窒素含有量とからなる液体炭化水素供給物を第2反応帯域にて高められた温度で酸性触媒と接触させて、減少したアルキル化剤含有量とより高沸点の有機硫黄物質と減少した窒素含有量とからなる液体炭化水素供給物を発生させ;
    (d)減少したアルキル化剤含有量とより高沸点の有機硫黄物質と減少した窒素含有量とからなる液体炭化水素供給物を分画して、より高沸点の有機硫黄物質を除去することにより、減少したアルキル化剤含有量と減少した窒素および硫黄含有量とからなる液体炭化水素供給物を発生させる
    ことを特徴とする液体炭化水素供給物の硫黄および窒素含有量を減少させる方法。
  7. 液体炭化水素供給物が原油蒸留から誘導される請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 液体炭化水素供給物がディーゼル、ガソリン、ケロシンもしくはジェット燃料から選択される請求項7に記載の方法。
  9. 有機窒素物質がアルキルアミン、アニリン、ピロールおよび/またはピリジンから選択される請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 有機窒素物質からなる液体炭化水素供給物が通常5〜3000ppmNの全窒素含有量(元素Nとして現す)を有する請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 有機窒素物質が50〜450℃の沸点を有する請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 有機硫黄物質がメルカプタン、チオフェン、並びにベンゾチオフェン、ジベンゾチオフェネンおよび/またはヒンダードアルキル置換ジベンゾチオフェンから選択される請求項5〜11のいずれか一項に記載の方法。
  13. アルキル化剤と有機窒素および硫黄物質とからなる液体炭化水素供給物が10〜50000ppmSの全硫黄含有量(元素Sとして現す)を有する請求項5〜12のいずれか一項に記載の方法。
  14. アルキル化剤がアルコールおよび/またはオレフィンである請求項3〜13のいずれか一項に記載の方法。
  15. アルキル化剤が3〜20個の炭素原子を有する請求項14に記載の方法。
  16. 液体炭化水素供給物が少なくとも1重量%のアルキル化剤を含有する請求項3〜15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 酸性触媒が固体である請求項1〜16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 第1反応帯域を50〜300℃の温度および1〜100バールの圧力に維持する請求項2〜17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 第2反応帯域を100〜300℃の温度および1〜100バールの圧力に維持する請求項5〜18のいずれか一項に記載の方法。
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