JP2005522724A - オーディオ配信 - Google Patents

オーディオ配信 Download PDF

Info

Publication number
JP2005522724A
JP2005522724A JP2003583049A JP2003583049A JP2005522724A JP 2005522724 A JP2005522724 A JP 2005522724A JP 2003583049 A JP2003583049 A JP 2003583049A JP 2003583049 A JP2003583049 A JP 2003583049A JP 2005522724 A JP2005522724 A JP 2005522724A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
listener
audio signal
parameter
audio
related transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003583049A
Other languages
English (en)
Inventor
エム アールツ,ロナルデュス
ウェー エー スホーベン,ダニール
ルュエイト,バルタサール アー ゲー ファン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips Electronics NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koninklijke Philips Electronics NV filed Critical Koninklijke Philips Electronics NV
Publication of JP2005522724A publication Critical patent/JP2005522724A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R27/00Public address systems
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04SSTEREOPHONIC SYSTEMS 
    • H04S1/00Two-channel systems
    • H04S1/002Non-adaptive circuits, e.g. manually adjustable or static, for enhancing the sound image or the spatial distribution
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04SSTEREOPHONIC SYSTEMS 
    • H04S1/00Two-channel systems
    • H04S1/002Non-adaptive circuits, e.g. manually adjustable or static, for enhancing the sound image or the spatial distribution
    • H04S1/005For headphones

Abstract

本発明はサービスプロバイダがリスナーにオーディオ信号を配信する方法に関する。リスナーにオーディオ信号を配信する前に、オーディオ信号のオーディオインプレッションをリスナーに合わせて個人化する。その個人化は、例えばそのリスナーに固有のパラメータにより決まる一組の頭部伝達関数(HRTF)を用いてそのオーディオ信号をフィルタすることにより実行される。これによりオーディオ信号の違法コピーをする利益を最小化できる。本発明は、配信されたオーディオ信号を再生する方法、配信されたオーディオ信号を再生する再生装置にも関する。ここで、個人化が検出され透かしとして使用される。その透かしを特定し配信されたオーディオを再生する前に解釈する。

Description

本発明はサービスプロバイダからリスナーに音楽を配信する方法に関する。また、本発明はサービスプロバイダからリスナーに音楽を配信する装置にも関する。また、本発明は配信されたオーディオ信号を再生する方法、および配信されたオーディオ信号を再生する装置にも関する。
近年、インターネットを介したデジタル音楽の配信が人気と注目を集めている。これは、部分的には、MP3音楽圧縮フォーマットが広く使用されているためである。そのMP3音楽圧縮フォーマットにより、多くのホームユーザによりダウンロードできるほど十分小さい音楽ファイルを用いて、音楽を比較的高い品質で再生することができる。コンパクトディスクから再生された音楽の品質と比較可能な音品質を保持しつつ、典型的な3分間の歌は、MP3を用いておよそ2.5から3メガバイトのサイズを持つファイルに圧縮することができる。56キロビット毎秒の低価格モデムを用いてインターネットに接続するホームユーザが、その歌を1~2分でダウンロードできる。
デジタル音楽を再生するための数多くのアプリケーションが、パーソナルコンピュータで使用するために開発された。さらに、ポータブルデジタル音楽再生機器が開発された。そのポータブルデジタル音楽再生機器はパーソナルコンピュータからMP3で符号化された音楽をダウンロードし、そのダウンロードした音楽を再生できる。これらのポータブル音楽プレーヤは従来知られていたポータブル音楽プレーヤ、例えばポータブルカセットプレーヤまたはポータブルCDプレーヤと比較して多くの長所を有している。例えば、ポータブルデジタル音楽プレーヤは一般的に固体メモリに音楽を記憶するので、激しく体を動かしている間に使用した時に音とびその他の聞き取れる瞬間的異常の原因となるメカニカル部品がない。また、ポータブルデジタル音楽プレーヤは非常に小さくすることができ、再生するメディアにより特定のフォームファクタに制限されない。
これらの長所によりポータブルデジタル音楽プレーヤは非常に人気が出た。いくつかのメーカーがMP3で符号化された音楽を再生する様々なモデルを生産している。
MP3プレーヤは自動車の車載用にも作られ、またホームオーディオシステムの一部としても作られている。これらのデジタル音楽プレーヤは音楽を記憶するためにハードディスクドライブやCD-ROMをしばしば用いる。上記機器の主な長所は、小さなスペースに大量の音楽を記憶する能力である。例えば、MP3フォーマットで記憶されたCD品質の音楽のおよそ1ギガバイト毎分で、10時間以上の高品質な音楽を単一のCD-ROMに記憶することができる。パーソナルコンピュータの3.5インチ・ベイのサイズで、20ギガバイトを越えるキャパシティを持つハードディスクドライブが、現在では安価に手に入る。上記ドライブには、300時間以上の高品質MP3符号化音楽を記憶することができる。
ネットワーク、例えばインターネットを介してデジタル音楽を配信する能力は、消費者とアーティストにいくつかの潜在的な長所を提供する。
消費者はインターネットを介して、購入したい特定の歌を選択し、その歌の代金を支払い、その歌をダウンロードすることができる。音楽ストアに行く必要はなく、その音楽は1~2分でモデムまたは他の通信機器を介して配送される。デジタル音楽の提供には製造または包装費用がかからず、最低限の配信費用がかかるだけである。よって、インターネットを介して配信されたデジタル音楽の価格は、他の手段により配布された音楽の価格よりも低いこともある。しかし、比較的高いプロフィットマージンを維持できる。一旦ダウンロードされると、デジタル音楽、例えばMP3でフォーマットされた音楽は、消費者に高い柔軟性を提供する。その音楽は検索可能なデータベースに記憶してもよいし、多数の機器のうちいずれで再生してもよい。
MP3ファイルは、完全なコピーがインターネットを介して違法に配信されることを防止する技術的手段を提供しない。MP3フォーマットには、無許可のコピーが再生されることを防止し、著作権者やライセンシーを特定し、その著作権者がその音楽の使用に対して補償されることを確実とするものは何もない。
このように著作権管理をできない結果、レコード業界は、インターネットを介した音楽配信のフォーマットとしてMP3を広い範囲で受け入れることに積極的に反対してきた。その替わりとして、レコード業界は技術会社と手を組みセキュアデジタルミュージックイニシアティブ(SDMI)を形成した。受け入れられる著作権管理ができるデジタル音楽フォーマットを開発するためである。これまでは、SDMIメンバー内にかなりの意見の相違があった。規格が提案され公表されたが、まだSDMIフォーマットを実装したデジタル音楽プレーヤはない。MP3ユーザの設置ベースと高まりつつある人気により、独自の音楽フォーマットを押し付けようとするレコード業界の努力が成功するかは明らかではない。
レコード業界は音楽コンテントの支配を保持しようという問題やマーケティング問題にもかかわっている。
レコード業界がデジタル音楽の配信に参加することは、レコード業界と生まれつつあるデジタル音楽産業にとって極めて重大な問題であろう。大手のレコードレーベルがほとんどすべてのポピュラー音楽の権利をにぎっており、ほとんどすべてのポピュラーアーティストと契約しており、大手レコードレーベルにはこれらの権利を保持することが重要である。これらの理由により、レコード業界の不安が払拭されるまでは、メジャーアーティストによる多くのポピュラー音楽が圧縮されたデジタルフォーマットで配信されることはなさそうである。同時に、消費者はデジタル音楽の入手可能性に厳しい制約を課しているデジタル音楽プレーヤにお金を支払うことはないであろうし、他のメディア、例えばコンパクトディスクで入手できるものよりも価格、品質、選択の幅の面で利点のないデジタル音楽にお金を支払うことはないであろう。
本発明は、オーディオを有する他のタイプのデジタル信号、例えば、オーディオを有するWMAフォーマットその他の信号、例えばビデオ(例えば、MPEGフォーマット、AVIフォーマット)やコンピュータゲームにも関する。
本発明の目的は、オーディオデータ、例えば音楽やビデオを有する配信された信号の権限なきコピーのリスクを削減する、有利なオーディオ配信を提供することである。
本発明によると、この目的は、サービスプロバイダがリスナーにオーディオ信号を配信する方法であって、
前記リスナーが前記オーディオ信号にアクセスする前に、前記オーディオ信号のオーディオインプレッションが前記リスナーに合わせて個人化され、前記個人化は前記リスナーに固有のリスナーパラメータを有する一組の頭部伝達関数を用いて前記オーディオ信号をフィルタすることにより実行されることを特徴とする方法により達成される。
それゆえ、そのオーディオデータが技術的にはコピー可能であっても、結果として生ずるサウンド経験はオリジナルのリスナーにとってのみ最適である。さらに、オーディオデータをダウンロードした後、そのオーディオには透かしの一種であるリスナーに固有の情報が与えられている。これにより、オーディオデータ中の特定されたパラメータをデータベースに記憶されたパラメータと比較することにより、そのリスナーを特定することができる。さらなる利点は、サービスプロバイダが元のオーディオデータを第三者、例えば特に模倣者に露出する必要がないことである。本発明の使用により、さらに、HRTFでフィルタされたオーディは低価格で販売でき、リスナーは元のオーディオを後で欲しくなるかも知れない。
一実施形態において、前記個人化は、前記リスナーに前記オーディオ信号を配信する前に実行される。サービスプロバイダは個人化されたオーディオのみが配信され、権限なき人物が元のオーディオ信号にアクセスするリスクを最小化できる。
一実施形態において、前記一組の頭部伝達関数の前記リスナーパラメータは、前記リスナーに固有の多数組のリスナーパラメータの中から選択される。それによって、リスナーは特に関心のあるオーディオインプレッションを選択することができる。これは、例えばカーネギーホールの特定の座席であったり、ウェンブリースタジアムの最前列であったりする。
他の実施形態において、前記頭部伝達関数は実質的に聞き取れない方法で変更されており、前記変更は前記オーディオ信号をフィルタする前に前記一組の頭部伝達関数に情報を組み込むことにより実行される。それによって、例えば再生機器により解釈される情報を提供するような情報を付加することができる。この情報は、例えば、オーディオ信号の有効期限の日付であり、この日付を経過するとオーディオ信号はもはや再生できない。
本発明は、配信されたオーディオ信号を再生する方法であって、前記オーディオ信号のオーディオインプレッションは特定のリスナーに固有の第1のリスナーパラメータにより変更されており、前記方法は
前記オーディオ信号の前記オーディオインプレッションを変更するために用いられた前記第1のリスナーパラメータを検出するステップと、
前記検出された第1のリスナーパラメータを第2のリスナーパラメータと比較するステップと、
前記検出された第1のリスナーパラメータが前記第2のリスナーパラメータにより特定されたリスナーと同一のリスナーを特定したとき、前記オーディオ信号を再生するステップとを有することを特徴とする方法にも関する。
それによって、再生機器は、透かしとしてその変更を用いることができ、そのオーディオ信号がその再生機器の所有者・ユーザによって買われたものであるかどうかを判断できる。その変更は、特定のリスナーパラメータ、例えばリスニングルームの音響、スピーカのタイプ、可聴周波数範囲であってもよい。
一実施形態において、
前記オーディオ信号の前記オーディオインプレッションを変更するために用いられた前記第1のリスナーパラメータを検出する前記ステップと、
前記検出された第1のリスナーパラメータを第2のリスナーパラメータと比較する前記ステップとは、前記第1のリスナーパラメータにより変更されたオーディオ信号を前記第2のリスナーパラメータにより変更された対応するオーディオ信号を比較することにより実行される。これはオーディオを検出し比較する簡単な方法である。
一実施形態において、第1と第2のリスナーパラメータは一組の頭部伝達関数で用いられるパラメータであり、前記オーディオ信号は特定のリスナーに固有のリスナーパラメータを持つ前記一組の頭部伝達関数を用いて前記オーディオ信号をフィルタすることにより変更される。HRTFは非常にリスナーに固有の関数であり、各リスナーについてユニークである。それゆえ、フィンガープリントが音楽に与えられ、正当なリスナーを明確に特定することを可能とする。
一実施形態において、前記オーディオ信号の前記オーディオインプレッションを変更するために用いられた前記第1のリスナーパラメータを検出する前記ステップと、
前記検出された第1のリスナーパラメータをローカルに記憶された第2のリスナーパラメータと比較する前記ステップとは、前記第1のリスナーパラメータを持つ前記一組の頭部伝達関数によりフィルタされた前記オーディオ信号の周波数スペクトルと、前記第2のリスナーパラメータを持つ一組の頭部伝達関数の周波数スペクトルを比較することにより実行される。これは検出および比較の非常に信頼性の高い方法であり、元のオーディオ信号にアクセスする必要はない。
一実施形態において、その方法は、前記オーディオ信号をフィルタする前に前記頭部伝達関数に組み込まれた情報を検出し、前記検出された第1のリスナーパラメータが前記第2のリスナーパラメータにより特定されたリスナーと同一のリスナーを特定したとき、前記検出された情報により前記オーディオ信号を再生するステップをさらに有する。
それによって、例えばサービスプロバイダによって前に組み込まれた情報を検出し、その情報に応じてアクションをとることができる。組み込まれた情報のため、そのオーディオを再生しないというアクションでもよい。
本発明は、配信されたオーディオ信号を再生する装置であって、前記オーディオ信号のオーディオインプレッションは特定のリスナーに固有の第1のリスナーパラメータにより変更されており、前記装置は
前記オーディオ信号の前記オーディオインプレッションを変更するために用いられた前記第1のリスナーパラメータを検出する手段と、
前記検出された第1のリスナーパラメータを第2のリスナーパラメータと比較する手段と、
前記検出された第1のリスナーパラメータが前記第2のリスナーパラメータにより特定されたリスナーと同一のリスナーを特定したとき、前記オーディオ信号を再生する手段とを有することを特徴とする装置にもさらに関する。
WO01/24576は、聴覚障害者の聴覚プロファイルと心理音響処理による遠隔オーディオ処理を開示している。この文献において、コピープロテクトのオーディオではなく、聴覚障害を持つリスナーのために音声を最適化するための処理が記載されている。
本発明では、頭部伝達関数(HRTF)がオーディオを特定の人物に個人化するために用いられる。HRTFは音が特定の音源から耳までどのように伝播するかを記述する関数として定義されている。一組に属するHRTFの数は、音を発している音源の数と耳の数に応じて、1つの音源から耳までの音の伝播を記述する1つのHRTFから多数のHRTFまでありうる。
以下でHRTFを定義する。(耳の間の距離や外耳の形状を考慮に入れて)任意の音源により鼓膜に生じた音圧を調べることにより、必要なものはその音源から鼓膜へのインパルス応答である。このインパルス応答は耳にマイクロホンをつけることにより測定することができる。これは頭部インパルス応答と呼ばれており、そのフーリエ変換が頭部伝達関数(HRTF)と呼ばれる。HRTFは音源を特定するためのすべての物理的キューを捕捉する。左耳と右耳のHRTFが分かれば、モノラルの音源から正確なバイノーラル信号を合成できる。頭部伝達関数は周知であり、多数の文献に記載されている。例えば、Blauert著、「空間的聴覚:人間の音像定位」(MITプレス、ケンブリッジ、マサチューセッツ州、1983年)。一組のHRTFによりオーディオがフィルタされたとき、そのオーディオはその一組のHRTFが属する人物に最適化される。それゆえ、そのHRTFが属する人物だけが、最適なサウンド経験を得ることができる。HRTFは、特定の人物に固有のパラメータまたは係数を持つフィルター関数である。特定の人物において、上述の任意の音源によって異なるHRTFが得られる。HRTFは音源と人物の間の距離とともにその関数パラメータのある部屋の特徴にも依存する。音源が例えばヘッドホンであるとき、HRTFは音再生がされるそのヘッドホンに依存する。この関数を用いてオーディオをフィルタした結果は、ヘッドホンでサラウンドオーディオの最適な空間的再生ができることである。音源は典型的なラウドスピーカでもよい。この場合、クロストークをキャンセルしなければならない。このクロストークのキャンセルは、例えばHRTFに基づいて可能である。
図1は本発明による方法を示す図である。リスナー101は、サービスプロバイダ105に一組の頭部伝達関数(HRTF)を生成するために使用されるデータ103を送る。そのリスナーは音楽、または映画やコンピュータゲーム等のオーディオを有するその他のマルチメディアデータなどのオーディオデータ107を要求する。サービスプロバイダ105は、記憶媒体111からオーディオデータ109を読出し、そのリスナーに固有のHRTFを用いてそのデータをフィルタする。フィルタされたデータ113は、リスナー101に配信され、そのリスナー103はそのデータを再生し最適なオーディオを経験することができる。
リスナーは、HRTFパラメータを測定するための装置がある、例えば音楽ストア、自宅、倉庫、その他の測定場所でリスナーデータを取得できる。さらに、測定場所とリスナーの間のネットワーク接続を用いて測定することもできるであろう。HRTFパラメータを測定するとき、リスナーはオーディオ経験がシュミレーションすべき環境を選ぶことができる。この環境とは、例えばカーネギーホールの特定の座席や、ウェンブリースタジアムの最前列の席であってもよい。この場合、リスナーはその特定の環境にいる必要は必ずしもない。測定場所にはこれらの場所の音響についての一般的データがすでにあるかもしれない。その一般的データをリスナーの測定プロセスに組み込むことができる。それゆえ、リスナーそれぞれに多数の異なるHRTFパラメータを生成することができる。
図2は本発明による装置を示す図である。一実施形態において、サービスプロバイダはインターネットサービスプロバイダ(ISP)である。ISPは公衆通信ネットワーク、例えばインターネットを用いて、オーディオを有するマルチメディアデータをリスナーにオファーする。リスナーが音楽を購入できるように、ISPは一組のHRTFで用いる少なくとも一組のリスナー固有パラメータを持っている必要がある。環境をシミュレーションするためのパラメータは、HRTFを生成するときにリスナー固有のパラメータと組み合わせて使用する。各リスナーは多数の環境固有のHRTFパラメータを取得することができる。リスナーはトランスミッタを用いてISPに取得したHRTFパラメータ203を送信する。この場合において、このトランスミッタはインターネットを介してISPと通信するコンピュータ中のI/Oアダプタである。
ISPはレシーバ207を用いてそのパラメータを受信する。このレシーバは、例えばインターネットを介してトランスミッタと通信するサーバ内のI/Oアダプタである。一実施形態において、パラメータはデータベース209に記憶される。このデータベースは、多数のリスナーからのパラメータを有する。これらのリスナーは、例えばリスナーIDにより特定される。さらに、このデータベースは一人のリスナーの異なるパラメータのセットを有していてもよい。パラメータは上述したように異なる環境に固有なものである。リスナーは、例えば、ISPに属するウェブページを用いてオーディオデータを要求するとき、IDを入力し、要求するオーディオデータを特定する。ISPは、そのIDによりリスナーのHRTFパラメータを探し、その後データベース211内のオーディオデータを探す。特定されたオーディオデータは、そのリスナーのHRTFパラメータを用いてフィルタ213される。トランスミッタ215はインターネットを介してリスナーにフィルタされたオーディオデータを送信する。そのオーディオデータはレシーバにより受信される。再度、このレシーバは、例えばインターネットを介してトランスミッタと通信しているコンピュータ内のI/Oアダプタであってもよい。またトランスミッタはインターネットを介してリスナーと通信しているサーバ内のI/Oアダプタであってもよい。レシーバ217は受信したデータをデータベース219に記憶させる。こうしてオーディオデータは、データベース221からデータを受信する再生機器219により再生するために、リスナーに利用可能である。再生機器はいかなる機器でもよく、例えば、ポータブルDVD、CD、MP3プレーヤ等であってもよい。このため、処理されたオーディオは一人のリスナーにユニークな特徴を持つ。それゆえ、結果は技術的にコピー可能であっても、結果として生ずるサウンド経験は元のリスナー以外には最適ではない。さらに、オーディオデータをダウンロードした後は、そのオーディオには透かしの一種であるリスナーに固有の情報が与えられている。オーディオデータ中の特定されたパラメータを、例えばデータベース209内に記憶されているパラメータと比較することにより、そのリスナーを特定することができる。その一組のHRTFは聞こえない方法で変更することもでき、その一組のHRTFに情報を組み込むことも可能である。その情報は、例えば、そのユーザがそのオーディオデータを再生することを許されている日付であってもよい。
データがリスナーにインターネットを介してダウンロードされるまでに一組のHRTFを用いてオーディオデータをフィルタすることにより、2つ以上の音声チャンネルを左と右のスピーカを表す2つの信号に厳密に「マップ」することができる。それによって、ダウンロードするときは2つのチャンネルだけが必要である。
本発明はインターネットを介した配信に限定されるものではない。HRTFを用いてCDのオーディオコンテントを個人化した後、サービスプロバイダはそのCDをリスナーに送ることができる。さらに、リスナーはサービスプロバイダ自身であってもよい。サービスプロバイダがオリジナルCDのコピーを作るとき、リスナー固有のHRTFを用いてそのコピーをフィルタする。それにより、オーディオはリスナーに最適化され、さらにそのオーディオは個人化されるので、他のユーザにとっては面白くないものになる。HRTF機能は、オーディオをリスナー固有のHRTFによりフィルタしてはじめてそのオーディオをそのCDを記録することができるように、レコーダ機器に組み込むこともできる。
図3は、オーディオデータ中のHRTF情報がそのオーディオデータのリスナーを特定するための透かしとしてどのように使用されるかを示す図である。まず、オリジナルコンテントをハッシング、たとえばフィンガープリントを用いて特定する(301)。HRTFパラメータが、そのオーディオデータをオリジナルオーディオデータと比較することにより、そのオーディオデータから抽出される。HRTFパラメータを特定する(301)他の方法は、そのオーディオデータの周波数スペクトル中の特徴を探し、その特徴を異なるHRTFの組のノッチと比較することである。HRTFパラメータを抽出した後、抽出されたリスナーに固有のHRTFパラメータをHRTFパラメータをリスナーIDをリンクしているデータベース305内のデータと比較することにより(303)、リスナーを特定することができる。このデータベースは、一実施形態においては、図2のISPのデータベース209であってもよい。特定プロセスの全体は、上のステップを実施するようにデザインされたプログラムを実行するマイクロプロセッサにより実施することができる。
再生機器による配信されたオーディオデータを再生する方法が図4に示されている。オーディオを再生する前に、オーディをフィルタするために用いられた一組のHRTFが抽出される(401)。この一組のHRTFは、図3の説明で述べたように抽出される。検出されたHRTFパラメータは、機器に記憶され、そのリスナーとその機器をリンクしているリスナー固有のHRTF405(U_HRTF)と比較される。もし抽出されたHRTFの組がそのリスナーに固有のHRTFの組と同一であれば、そのオーディオは違法コピーをされたものではない。そのオーディオデータはその再生機器により再生することができる(407)。さもなければ、オーディオデータは違法であると考えられ、再生プロセスは終了する(409)。再生機器はヘッドホンやラウドスピーカに接続されたいかなる機器であってもよく、例えば、ポータブルDVD、CD、MP3プレーヤ等でもよい。ここで、その機器はHRTF検出を実施する処理手段、例えばマイクロプロセッサであってもよい。
一実施形態において、再生機器は、HRTFの組に組み込まれた付加情報を検出および解釈する手段をさらに有する。1つのアプリケーションとして、例えば、リスナーがそのオーディオ信号を再生することを許されている期限の日付を検出することである。もしその日付を過ぎていたら、再生機器はそのオーディオ信号を再生しない。
上で説明した実施形態は、本発明を例示するものであり、本発明を限定するものではないことに注意すべきである。当業者は、添付した請求項の範囲から逸脱することなく、別の多くの実施形態をデザインすることができるであろう。請求項において、括弧内の参照記号はその請求項を限定するものと解釈してはならない。「有する」という言葉は、請求項に列挙された構成要素やステップ以外のものを排除するものではない。本発明は、個別のいくつかの構成要素を有するハードウェアによって、および好適にプログラムされたコンピュータによって実施することができる。いくつかの手段を列挙した装置の請求項において、いくつかの手段は1つの同一なハードウェアにより実施することができる。ある手段が互いに異なる従属項に列挙されているということは、これらの手段の組み合わせを用いることができないことを示すものではない。
要約すると、本発明はサービスプロバイダがリスナーにオーディオ信号を配信する方法に関する。リスナーにオーディオ信号を配信する前に、オーディオ信号のオーディオインプレッションをリスナーに合わせて個人化する。その個人化は、例えばそのリスナーに固有のパラメータにより決まる一組の頭部伝達関数(HRTF)を用いてそのオーディオ信号をフィルタすることにより実行される。これによりオーディオ信号の違法コピーをする利益を最小化できる。本発明は、配信されたオーディオ信号を再生する方法、配信されたオーディオ信号を再生する再生装置にも関する。ここで、個人化が検出され透かしとして使用される。その透かしを特定し配信されたオーディオを再生する前に解釈する。
本発明による方法を示す図である。 本発明による装置を示す図である。 オーディオデータ中のHRTF情報がそのオーディオデータのリスナーを特定するための透かしとしてどのように用いることができるかを示す図である。 再生機器を用いて配信されたオーディオデータを再生する方法を示す図である。

Claims (10)

  1. サービスプロバイダがリスナーにオーディオ信号を配信する方法であって、
    前記リスナーが前記オーディオ信号にアクセスする前に、前記オーディオ信号のオーディオインプレッションが前記リスナーに合わせて個人化され、前記個人化は前記リスナーに固有のリスナーパラメータを有する一組の頭部伝達関数を用いて前記オーディオ信号をフィルタすることにより実行されることを特徴とする方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、前記個人化は、前記リスナーに前記オーディオ信号を配信する前に実行されることを特徴とする方法。
  3. 請求項1または2に記載の方法であって、前記一組の頭部伝達関数の前記リスナーパラメータは、前記リスナーに固有の多数組のリスナーパラメータの中から選択されることを特徴とする方法。
  4. 請求項1ないし3いずれか一項に記載の方法であって、前記頭部伝達関数は実質的に聞き取れない方法で変更されており、前記変更は前記オーディオ信号をフィルタする前に前記一組の頭部伝達関数に情報を組み込むことにより実行されることを特徴とする方法。
  5. 配信されたオーディオ信号を再生する方法であって、前記オーディオ信号のオーディオインプレッションは特定のリスナーに固有の第1のリスナーパラメータにより変更されており、前記方法は
    前記オーディオ信号の前記オーディオインプレッションを変更するために用いられた前記第1のリスナーパラメータを検出するステップと、
    前記検出された第1のリスナーパラメータを第2のリスナーパラメータと比較するステップと、
    前記検出された第1のリスナーパラメータが前記第2のリスナーパラメータにより特定されたリスナーと同一のリスナーを特定したとき、前記オーディオ信号を再生するステップとを有することを特徴とする方法。
  6. 請求項5に記載の方法であって、
    前記オーディオ信号の前記オーディオインプレッションを変更するために用いられた前記第1のリスナーパラメータを検出する前記ステップと、
    前記検出された第1のリスナーパラメータを第2のリスナーパラメータと比較する前記ステップとは、前記第1のリスナーパラメータにより変更されたオーディオ信号を前記第2のリスナーパラメータにより変更された対応するオーディオ信号を比較することにより実行されることを特徴とする方法。
  7. 請求項5または6に記載の方法であって、第1と第2のリスナーパラメータは一組の頭部伝達関数で用いられるパラメータであり、前記オーディオ信号は特定のリスナーに固有のリスナーパラメータを持つ前記一組の頭部伝達関数を用いて前記オーディオ信号をフィルタすることにより変更されたことを特徴とする方法。
  8. 請求項7に記載の方法であって、
    前記オーディオ信号の前記オーディオインプレッションを変更するために用いられた前記第1のリスナーパラメータを検出する前記ステップと、
    前記検出された第1のリスナーパラメータをローカルに記憶された第2のリスナーパラメータと比較する前記ステップとは、前記第1のリスナーパラメータを持つ前記一組の頭部伝達関数によりフィルタされた前記オーディオ信号の周波数スペクトルと、前記第2のリスナーパラメータを持つ一組の頭部伝達関数の周波数スペクトルを比較することにより実行されることを特徴とする方法。
  9. 請求項6ないし8いずれか一項記載の方法であって、
    前記オーディオ信号をフィルタする前に前記頭部伝達関数に組み込まれた情報を検出し、前記検出された第1のリスナーパラメータが前記第2のリスナーパラメータにより特定されたリスナーと同一のリスナーを特定したとき、前記検出された情報により前記オーディオ信号を再生するステップをさらに有することを特徴とする方法。
  10. 配信されたオーディオ信号を再生する装置であって、前記オーディオ信号のオーディオインプレッションは特定のリスナーに固有の第1のリスナーパラメータにより変更されており、前記装置は
    前記オーディオ信号の前記オーディオインプレッションを変更するために用いられた前記第1のリスナーパラメータを検出する手段と、
    前記検出された第1のリスナーパラメータを第2のリスナーパラメータと比較する手段と、
    前記検出された第1のリスナーパラメータが前記第2のリスナーパラメータにより特定されたリスナーと同一のリスナーを特定したとき、前記オーディオ信号を再生する手段とを有することを特徴とする装置。


JP2003583049A 2002-04-10 2003-03-20 オーディオ配信 Pending JP2005522724A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP02076412 2002-04-10
PCT/IB2003/001102 WO2003086007A2 (en) 2002-04-10 2003-03-20 Audio distribution

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005522724A true JP2005522724A (ja) 2005-07-28

Family

ID=28685944

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003583049A Pending JP2005522724A (ja) 2002-04-10 2003-03-20 オーディオ配信

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20050213528A1 (ja)
EP (1) EP1500303A2 (ja)
JP (1) JP2005522724A (ja)
KR (1) KR20040101444A (ja)
CN (1) CN1647581A (ja)
AU (1) AU2003215796A1 (ja)
WO (1) WO2003086007A2 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ATE484761T1 (de) * 2007-01-16 2010-10-15 Harman Becker Automotive Sys Vorrichtung und verfahren zum verfolgen von surround kopfhörern unter verwendung von audiosignalen unterhalb der maskierten hörschwelle
KR100954385B1 (ko) * 2007-12-18 2010-04-26 한국전자통신연구원 개인화된 머리전달함수를 이용한 3차원 오디오 신호 처리장치 및 그 방법과, 그를 이용한 고현장감 멀티미디어 재생시스템
US20130178967A1 (en) * 2012-01-06 2013-07-11 Bit Cauldron Corporation Method and apparatus for virtualizing an audio file
CN103208289A (zh) * 2013-04-01 2013-07-17 上海大学 一种可抵抗重录音攻击的数字音频水印方法
US9338536B2 (en) 2013-05-07 2016-05-10 Bose Corporation Modular headrest-based audio system
US9445197B2 (en) 2013-05-07 2016-09-13 Bose Corporation Signal processing for a headrest-based audio system
US9215545B2 (en) 2013-05-31 2015-12-15 Bose Corporation Sound stage controller for a near-field speaker-based audio system
US9913065B2 (en) 2015-07-06 2018-03-06 Bose Corporation Simulating acoustic output at a location corresponding to source position data
US9847081B2 (en) 2015-08-18 2017-12-19 Bose Corporation Audio systems for providing isolated listening zones
US9854376B2 (en) 2015-07-06 2017-12-26 Bose Corporation Simulating acoustic output at a location corresponding to source position data
FI20165211A (fi) 2016-03-15 2017-09-16 Ownsurround Ltd Järjestely HRTF-suodattimien valmistamiseksi
CN105933835A (zh) * 2016-04-21 2016-09-07 音曼(北京)科技有限公司 基于线性扬声器阵列的自适应3d声场重现方法及系统
FI20185300A1 (fi) 2018-03-29 2019-09-30 Ownsurround Ltd Järjestely päähän liittyvien siirtofunktiosuodattimien muodostamiseksi
US11026039B2 (en) 2018-08-13 2021-06-01 Ownsurround Oy Arrangement for distributing head related transfer function filters

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003510667A (ja) * 1999-09-28 2003-03-18 サウンド・アイ・ディ 聴覚プロフィール及びカスタム化オーディオデータベースの生成及び保存の方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5495534A (en) * 1990-01-19 1996-02-27 Sony Corporation Audio signal reproducing apparatus
US5928311A (en) * 1996-09-13 1999-07-27 Intel Corporation Method and apparatus for constructing a digital filter
US6181800B1 (en) * 1997-03-10 2001-01-30 Advanced Micro Devices, Inc. System and method for interactive approximation of a head transfer function
AU6334698A (en) * 1998-02-23 1999-09-06 Personal Audio, Inc. System for distributing personalized audio programming
EP1089242B1 (en) * 1999-04-09 2006-11-08 Texas Instruments Incorporated Supply of digital audio and video products
WO2001071987A1 (en) * 2000-03-20 2001-09-27 Lake Technology Limited Audio distribution and playback system
CN1386221A (zh) * 2000-05-10 2002-12-18 皇家菲利浦电子有限公司 特别是音频信息的数字信息的受控分配

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003510667A (ja) * 1999-09-28 2003-03-18 サウンド・アイ・ディ 聴覚プロフィール及びカスタム化オーディオデータベースの生成及び保存の方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2003086007A3 (en) 2004-02-05
KR20040101444A (ko) 2004-12-02
WO2003086007A2 (en) 2003-10-16
EP1500303A2 (en) 2005-01-26
AU2003215796A8 (en) 2003-10-20
AU2003215796A1 (en) 2003-10-20
CN1647581A (zh) 2005-07-27
US20050213528A1 (en) 2005-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4022976B2 (ja) 記録再生システム
US7222183B2 (en) Authorized units music distribution system
CA2784880C (en) Method and system for managing rights for digital music
JP4753445B2 (ja) デジタル音楽についての著作権を追跡及び管理する方法及びシステム
KR100332763B1 (ko) 디지탈데이터 플레이어의 복제방지 장치 및 방법
US9230552B2 (en) Advanced encoding of music files
US20090164378A1 (en) Music Distribution
JP2005522724A (ja) オーディオ配信
JP4045388B2 (ja) 情報信号複製制限方法、情報信号複製制御システムおよび情報信号記録装置
US20030014333A1 (en) Portable audio device and network including an audio device
JP2012528401A (ja) セキュアなコピーおよび/または再生プロテクト方法、媒体およびシステム
JP2012524336A (ja) 著作権のあるフレームベース作品の著作権収益獲得を強化する方法
JP3503434B2 (ja) 著作権情報の埋め込み装置及び記録媒体
JP2002049377A (ja) 視聴コンテンツ再生装置及び視聴コンテンツ配信システム
JP3765494B2 (ja) 著作権情報埋め込み方法、著作権データ再生方法及びデジタルオ−デイオ信号の通信方法
JP2004046959A (ja) 記録装置、記録方法、プログラム、プログラム記録媒体
Aldrich An exploration of rights management technologies used in the music industry
US20040019527A1 (en) System for the sale of recorded media through the internet adapted to the acoustic print and replay system set up of the customer
JP4103928B2 (ja) 電子機器およびデータ処理方法
Gonzalez Are Musical Compositions Subject to Compulsory Licensing for Ringtones?
JP2004004594A (ja) 情報通信システム
JP2000207833A (ja) 記録再生装置及び自動販売機
Toulson Evolving Technologies of Music Distribution: Consumer Music Formats–Past, Present and Future
Carlin Digital Audio
JP3765493B2 (ja) 著作権データ再生方法及びデジタルオ−デイオ信号の通信方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060317

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071218

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080318

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080326

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080618

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080902

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090105

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20090120

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20090213