JP2005521463A5

JP2005521463A5 -

Info

Publication number: JP2005521463A5
Application number: JP2003579672A
Authority: JP
Filing date: 2003-03-25
Publication date: 2006-05-18

Claims

ハンドルと、
前記ハンドルから延在し、近位端と、開口、端面及び傾斜側面を有する遠位端とを有するシャフトと、
縫合ワイヤが移動するとき、前記縫合ワイヤに湾曲を付与するように構成される湾曲チャネルであって、前記湾曲チャネルを通過し、前記開口に存在した後、前記縫合ワイヤが前記遠位端から離れるように移動し、縫合ワイヤのループを形成する湾曲チャネルと、
前記縫合ワイヤを切断するように構成される切断棒と、
前記湾曲チャネルにて前記縫合ワイヤを移動させるように構成されるワイヤ駆動と、を備える縫合器具であって、
前記遠位端の前記傾斜側面が、縫合されるべき柔軟な表面に密接に適合し、前記遠位端により前記表面を貫通しない、縫合器具。
ハンドルと、
前記ハンドルから延在し、近位端と、開口、端面及び凹部を有する遠位端とを有するシャフトであって、前記凹部が、前記シャフトの中央部に向かって前記シャフトの側面から内側に向かって延在するシャフトと、
縫合ワイヤが移動するとき、前記縫合ワイヤに湾曲を付与するように構成される湾曲チャネルであって、前記湾曲チャネルを通過し、前記開口に存在した後、前記縫合ワイヤが前記遠位端から離れるように移動し、縫合ワイヤのループを形成する湾曲チャネルと、
前記縫合ワイヤを切断するように構成される切断棒と、
前記湾曲チャネルにて前記縫合ワイヤを移動させるように構成されるワイヤ駆動と、を備える縫合器具であって、
前記凹部が、前記シャフトに対して横方向に、前記器具から縫合ワイヤの形成されたループの通過を可能にするように配置される、縫合器具。
前記湾曲チャネルの少なくとも一部が、前記凹部により晒される、請求項２に記載の縫合器具。
前記凹部が、縫合ワイヤのループを形成する縫合ワイヤの一部に密接に適合するように構成される湾曲表面を有する、請求項２又は３に記載の縫合器具。
縫合ワイヤの自由端を前記凹部へ案内する貝殻のような面を、さらに備える、請求項２ないし４のうち何れか一項に記載の縫合器具。
遠位端に配置される隆起をさらに備え、
前記切断棒が、前記隆起の周囲で、縫合ワイヤのループの一部を曲げる、請求項１ないし５のうち何れか一項に記載の縫合器具。
前記隆起が、前記凹部により晒される、請求項２ないし５のうち何れか一項に記載の縫合器具。
前記端面が、縫合されるべき柔軟な表面を収容するように構成される凹部を有する、請求項１ないし７のうち何れか一項に記載の縫合器具。
前記ワイヤ駆動は、前記縫合ワイヤの自由端が、組織に穴を開けることができるのに十分な力で、前記開口から前記縫合ワイヤを移動させるように構成される、請求項１ないし８のうち何れか一項に記載の縫合器具。
前記切断棒が、前記縫合ワイヤを切断し、前記縫合ワイヤに鋭利な先端を形成する、請求項１ないし９のうち何れか一項に記載の縫合器具。
縫合ワイヤの長さの少なくとも一部が前記湾曲チャネルを通過した後、前記器具から前記縫合ワイヤの長さを自由にするように、前記縫合ワイヤを切断する、請求項１ないし１０のうち何れか一項に記載の縫合器具。
前記切断棒が、前記縫合ワイヤを切断するように、前記シャフトに沿って遠位で移動するように構成される切断面を備える、請求項１ないし１１のうち何れか一項に記載の縫合器具。
前記切断棒が、前記湾曲チャネルから縫合ワイヤを除去するように構成される排出面を備える、請求項１ないし１２のうち何れか一項に記載の縫合器具。
連続した縫合ワイヤをさらに備え、
前記器具が、前記連続した縫合ワイヤから複数の縫合ワイヤのループを形成する、請求項１ないし１３のうち何れか一項に記載の縫合器具。
低侵襲敵的外科処置に適する、請求項１ないし１４のうち何れか一項に記載の縫合器具。
前記端面が、前記シャフトに対して傾斜している、請求項１ないし１５のうち何れか一項に記載の縫合器具。
前記柔軟な表面と接触した遠位端の傾斜側面により、前記柔軟な表面に隣接するように前記端面を配置させ、前記湾曲チャネルを通して縫合ワイヤを駆動させ、前記縫合ワイヤの自由端が前記柔軟な表面に穴を開け、ループ状の軌道をたどることにより、前記柔軟な表面において前記縫合ワイヤのループを形成するように配置される、請求項１ないし１６のうち何れか一項に記載の縫合器具。
前記切断棒が、前記縫合ワイヤのループを形成する前記縫合ワイヤの後端を切断し、前記ループの中央に向かって、後端の一部を内側に曲げるように構成される、請求項１ないし１７のうち何れか一項に記載の縫合器具。
前記器具が、無顎器具である、請求項１ないし１８のうち何れか一項に記載の縫合器具。
縫合ワイヤのループの形成方法であって、
縫合すべき柔軟な表面と接触する縫合器具の遠位端の傾斜側面を、前記遠位端により前記柔軟な表面を貫通することなく配置する工程と、
前記縫合器具における湾曲チャネルを介して変形可能な縫合ワイヤを駆動させる工程と、
前記湾曲チャネルにおける縫合ワイヤを曲げる工程であって、遠位端に存在する際、前記縫合ワイヤが前記柔軟な表面に穴を開け、縫合ワイヤのループを形成し始める工程と、
前記器具における縫合ワイヤから縫合ワイヤの前記ループを自由にするように、前記縫合ワイヤを切断する工程と、
を含む方法。
縫合ワイヤのループの形成方法であって、
縫合すべき柔軟な表面の近傍に縫合器具の遠位端を配置する工程と、
前記器具の遠位端の側面の凹部内において、縫合すべき前記柔軟な表面の少なくとも一部を収容する工程と、
前記器具における湾曲チャネルを介して変形可能な縫合ワイヤを駆動させる工程と、
前記湾曲チャネルにおける縫合ワイヤを曲げる工程であって、前記遠位端に存在する際、前記柔軟な表面に穴を開け、縫合ワイヤの前記ループを形成し始める工程と、
前記器具における縫合ワイヤから縫合ワイヤのループを自由にするように、前記縫合ワイヤを切断する工程と、
を含む方法。
前記曲げる工程は、前記湾曲チャネルにおける前記縫合ワイヤを曲げ、前記器具の遠位端に存在する際、前記縫合ワイヤが前記遠位端から、当初離れるように移動し、湾曲軌道をたどり、縫合ワイヤの前記ループを形成するように前記遠位端へ戻り、
前記縫合ワイヤが戻るとき、前記遠位端の凹部に前記縫合ワイヤを収容する工程と、
前記器具から、湾曲チャネルに対して横方向に縫合ワイヤの形成された前記ループを開放する工程と、
をさらに含む、請求項２０又は２１に記載の方法。