JP2005520971A - 流体フィルタ用バルブ - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、流体フィルタ装置用のプランジャを有するバルブ装置に係わる。
【解決手段】画成された開口(45)を持つプランジャ(38)を有するバルブ装置において、そのプランジャは、密閉部(48)と非密閉部(50)とを含む。非密閉部(50)はプランジャ(38)を通る中央通路(94)につながる開口(45)を備え、その開口(45)と中央通路(96)は流体の流れがプランジャ(38)を通るように協働する。
【解決手段】画成された開口(45)を持つプランジャ(38)を有するバルブ装置において、そのプランジャは、密閉部(48)と非密閉部(50)とを含む。非密閉部(50)はプランジャ(38)を通る中央通路(94)につながる開口(45)を備え、その開口(45)と中央通路(96)は流体の流れがプランジャ(38)を通るように協働する。
Description
本発明は、流体をろ過するためのフィルタに関し、内燃エンジン等の動力装置における流体をろ過するためのフィルタに関し、より具体的には、フィルタの導入口、排出口、又は逃がし流路とともに使用されるバルブに関する。
オイルフィルタ装置等のある種の流体フィルタ装置は、内燃エンジンに固定されたハウジングに収容された交換可能なフィルタエレメントを含む。通常、ハウジングの底部はエンジンブロックに固定されているか、またはエンジンブロックと一体になっている。そのハウジングの上部またはフィルタキャップは、フィルタエレメントの稼動寿命が終了した時に、そのフィルタエレメントの交換ができるように、ハウジングの底部から着脱可能である。
1つ以上のバルブを、オイルフィルタを通る流体の流れ又は進行を制御するのに使用することができる。そのようなバルブは、通常、流路内に配置されたプランジャと流路内のバルブシートに向かってプランジャを付勢するためのバネとを含む。
本発明の1つの態様によれば、流体フィルタ装置は、内部の室を有するハウジングと、前記室に配置された流体フィルタと、前記室と流体連通する流路と、前記室と前記流路との間に配置された流体用のバルブを備えている。このバルブは、バルブシートと、前記バルブシートと係合する位置に移動可能なプランジャとを含む。このプランジャは導入開口と排出開口とその中を通る接続用の中央通路とを有する。前記プランジャが前記バルブシートから離れている時、前記導入開口と前記中央通路を通って前記排出開口から出る流体の進行を許可するように前記プランジャが構成されている。
プランジャを有するバルブを通って流体を進行させる方法も開示される。この方法は、前記プランジャをバルブシートから離すように前記プランジャを移動させるステップと、前記プランジャと前記バルブシートとの間に形成された空間を通って流体を進行させるステップと、前記プランジャに形成された開口を通って流体を進行させるステップと、前記プランジャ内の中央通路を通り、そこから出るよう流体を進行させるステップとを備える。
本発明の上記及び他の特徴は、以下の説明と添付の図面から明らかとなるであろう。
流体フィルタ装置は、画成された開口を持つプランジャを有するバルブ装置を含む。そのプランジャは、密閉部と非密閉部を含む。密閉部は、バルブシートと係合し密閉する。一方、非密閉部はプランジャを通る中央通路につながる開口を備え、その開口と中央通路は流体の流れがプランジャと、付随するバネとを通るように協働する。
図1に、このような流体フィルタ装置の例示的な実施形態が示されている。この例示的な実施形態では、流体フィルタ装置はオイルフィルタ装置10として具現化されている。オイルフィルタ装置10は、ハウジング12と、オイルフィルタエレメント14と、フィルタキャップ16とを含む。いくつかのラグボルト(不図示)を使用して、オイルフィルタ装置10が開口18を通してエンジンブロック(不図示)に固定されている。
本明細書の例証的な実施形態では、フィルタキャップ16はハウジング12と合わさって、その中にフィルタ室20を画成する。フィルタキャップ16とハウジング12を合わせる前に、図1に示すように、フィルタエレメント14は中央管22を覆うように挿入され、中央管22は密閉される。
エンジンの動作中、オイルが導入口24を通してフィルタ室20に導入され、フィルタエレメント14を通って中央管22に向かって進行し、オイルから汚染物質及び不純物が取り除かれる。その後、オイルは、中央管22の複数の開口25と排出口23を通って進行する。また、中央管22とフィルタエレメント14が一体となったフィルタを提供することも、本開示の範囲に含まれる。
図2に示した実施形態から分かるように、導入口バルブ装置26は導入口24につながる導入口室28に配置されている。中央管22からエンジンブロックに向かってつづく排出口室30は、本実施形態ではバルブ装置を含まない。逃がしバルブ装置32は本実施形態の逃がしバルブ室34に配置されている。導入口バルブ装置26と逃がしバルブ装置32のそれぞれは、本明細書の記載に従って作られている。しかし、導入口室28、排出口室30及び逃がし室34において1つのバルブ装置だけ、又は以下で説明するバルブの任意の組合せを使用することは、本開示の範囲内である。
例としてのオイルフィルタ装置10は、ほぼ次のように機能する。オイルは導入口室28を通ってオイルフィルタ装置10に流入する。本実施形態では、図2、図3に示すように、導入口バルブ装置26は閉じる位置の方に付勢され(バネが働く)、オイルの流体圧によって図4に示す開く位置へ移動する。ハウジング12に入った後、オイルはフィルタ室20を満たし、オイルフィルタエレメント14を通って中央管22に向かって進行する。
オイルから汚染物質及び他の不純物をフィルタエレメント14が取り除くことによって、フィルタエレメント14のオイルに対する不浸透性が増加する。結果として、フィルタ室20内で流体圧が増加する。逃がしバルブ装置32は、このような流体圧の増加を受け入れるために設けられている。フィルタエレメント14の不浸透性が増加するにつれて、フィルタ室20内の流体圧が逃がしバルブ装置32の付勢に勝るようになり、これにより逃がしプランジャ36が開位置に移動し(図4に示すように)、オイルが逃がしバルブ室34を通過するのを許可し、効果的にフィルタエレメント14を迂回させる。
図5、図6に示すように、本開示のバルブ装置は、例として頭部40と中空の円筒形状胴体部42とを有するプランジャ38を含む。頭部40と胴体部42とは例として一体に形成されている。しかし、頭部と胴体部を結合してプランジャ38を形成することは、本開示の範囲内である。以下の説明のために、頭部40は半径方向に沿って外側へ周縁41まで延設されており、それに胴体部42が接続されているものとする。
プランジャ38は、導入口室28と逃がしバルブ室34にそれぞれ中心軸43’、43”に沿って可動となるように配置されている(図3、図4を参照)。室28、34に配置された時、プランジャ38はそれぞれバルブシート52、62と接触したり非接触となったりするよう移動するように構成されている。図5、図6に示すように、頭部40は、仮想線49に沿ってバルブシート52、62と接触する。前述したように、頭部は、仮想線49によって概念上、分離される密閉部48と非密閉部50とを含む。例として、仮想線49は図5に示すように中心軸43が通る点51を中心とする円を形成する。
プランジャ38は、図5に示すように胴体部42と頭部40の非密閉部50に亘る開口44、45、46、47を含む。図6の上面図に示すように、開口44、45、46、47のそれぞれの一部が、非密閉部50を通して露出している。実施形態では4つの開口44、45、46、47が例示されているが、本実施形態では任意の数の開口が可能であり、同様に扱われる。
図5、図6に示すように、プランジャ38は、開口44、45、46、47を分離する肩部66、68、70、72を例として含む。図5に示すように、例としての開口44、45、46、47は、それぞれが底壁74、側壁76、78、及び上部壁80によって画成されるようにプランジャ38に形成されている。テーパー面82によって底壁74、側壁76、78、及び上部壁80は縁取られている。これにより、開口44、45、46、47を囲むエッジの周りの流体の流れを促進する。
肩部66、68、70、72は軸43からほぼ半径方向に広がり、傾斜した上面84(頭部40の非密閉部50も構成する)と、丸角86と、胴体壁88とを含む。胴体壁88は、プランジャ頭部40が配置される室に対してスライドするように、開口44、45、46、47の周りでそれぞれの間に円筒形状に形成される。プランジャ38には円筒形状胴体部42の第1端96から第2端98に延伸する中央通路94が形成されている。
プランジャ38は、図3〜図5に示すように、胴体部42の第2端98に形成されたへり部90と係合する巻線バネ58又は64等の付勢部品を収容するよう構成されている。バネ58は円筒形状胴体部42のへり部90に対して軸方向に付勢するように構成されている。周縁92もまたほぼ円筒形状であり、胴体部42とバネ58が係合するように胴体部42の第2端98から軸方向に延びている。また、バネ58は中心軸と中央通路を画成する。
上述したプランジャ38は、図3、図4において、導入口室と排出口室の両方に配置されている。図4に示すように逃がしプランジャ36が逃がしバルブシート52から離されるまで、密閉部48”が逃がしバルブ室34をオイルが通過するのを妨げるように、図3に示すように逃がしプランジャ36は逃がしバルブシート52と接触している。
フィルタ室20内の増加したオイル圧によって逃がしバルブ装置32が図4に示す開位置に移動すると、フィルタ室20からのオイルが、矢印56で示された方向に流れる。オイルは、先ず軸方向に(軸43”に沿って)逃がし口54を通り、次に逃がしバルブシート52と逃がしプランジャ36との間を半径方向に沿って外側に向かって流れる。逃がしプランジャ36の密閉部48”を過ぎた後、オイルは、開口44、45、46、47を軸方向に、次に逃がしバルブ装置32の中空円筒形状胴体部42”の中央通路94”を半径方向内側かつ軸方向に流れる。中央通路94”は円筒形状胴体部42”の第1端96”から第2端98”に延設されている。バネ58内の中央通路100”を通って軸方向にオイルの流れは続く。
逃がしバルブ装置32は、フィルタ室20から流れ出るオイルの圧力がバネ58の付勢力を上回っている間は、図4に示す開位置に留まる。しかし、本開示は、本技術分野で既知のいかなる付勢要素を代用することも含んでおり、逃がしバルブ装置32に使用されているバネ58に限定されない。
導入口バルブ装置26及びフィルタ装置とともに使用されるいかなる他のバルブ装置も、逃がしバルブ装置32について上記の記載に従って同様に製作される。図3、図4に例示されているように、導入口バルブ装置26は、導入口プランジャ60と、導入口バルブシート62と、バネ64とを含む。なお、導入口バルブシート62は導入口室28によって形成されており、逃がしバルブシート52の場合のようには、別れてはいない。それでもなお、導入口バルブシート62は、逃がしバルブシート52と同様に機能する。図3においては、図4に示すように導入口プランジャ60が導入口バルブシート62から離されるまで、密閉部48’がオイルの導入口バルブ室28通過を妨げるように、導入口プランジャ60は導入口バルブシート62と接触している。
オイルの差圧によって導入口バルブ装置26が図4に示す開位置に移動すると、オイルが導入口室28を通ってフィルタ室20に向かって流れる。オイルは、先ず軸方向に(軸43’に沿って)導入口バルブシート62を過ぎ、次に導入口バルブシート62と導入口プランジャ60との間を半径方向に沿って外側に向かって流れる。導入口プランジャ60の密閉部48’を過ぎた後、オイルは、開口44、45、46、47を軸方向に、次に導入口バルブ装置26の中空円筒形状胴体部42’の中央通路94’を半径方向内側かつ軸方向に流れる。中央通路94’は円筒形状胴体部42’の第1端96’から第2端98’に延設されている。オイルは、バネ64内の中央通路100’を通って軸方向に流れ続ける。
導入口バルブ装置26は、導入口室28を通って流れるオイルの圧力がバネ64の付勢力を上回っている間は、図4に示す開位置に留まる。
本明細書で説明したように、バルブ装置はいくつかの望ましい特徴を有している。例えば、プランジャの非密閉部に開口を設けることで、プランジャの密閉部の周りの非層状流体流は大幅に削減される。このような開口は、流れをプランジャの外周に沿うようにするのではなくプランジャを通ってほぼ軸方向に流体が進行するのを可能にする。このようにして、流体はバルブ装置とそのバルブ室を通ってほぼ軸方向に流れる。
また、流体流は(例えば図4に示すように)、プランジャバネの近接する巻線間を通る必要がないので、相対的に妨げられることなく流れる。特に、流体流はプランジャバネの巻線間を通らないので、バルブ装置が開位置にある時に、バネが完全に圧縮されるのを妨げる程の材質強度(例えば、特定のバネ定数範囲)を持った材料でプランジャバネを製作する必要がない。具体的には、もし流体がプランジャバネの近接する巻線間を流れる必要があると、バネが完全に圧縮されている状態は流体の流れを妨げる。しかし、上記で説明したバルブ装置の構成においては、プランジャバネの圧縮の度合いによってオイル流れは影響されないのでこれを回避できる。このように、プランジャバネの製作パラメータは相対的に自由に選択でき、プランジャバネの製造コストは低くなる。
本開示はさまざまな変形及び代替形態が可能であるが、本明細書では具体的で例示的な実施形態を、図面例を用いて示し、詳細に説明を行った。しかし、本発明の開示を特定の形態に限定する意図ではないこと、すなわち、添付の請求項により定義される本発明の開示の精神及び範囲に入る全ての変更物、等価物、及び代替物も本発明に含まれることは、理解されるべきである。
本明細書に記述したフィルタ装置及び関連する方法の各種の特徴から生じる複数の利点を本発明は有する。なお、本開示のフィルタ装置及び関連する方法の別の実施形態は、上述した特徴の全ては含まない場合でも、それら特徴の少なくともいくつかの利点を有する。当業者であれば、本発明の特徴の1つ以上を含み、添付の請求項により定義される本発明の精神及び範囲に含まれる、フィルタ装置及び関連する方法の彼ら自身の実施形態を容易に思いつくことができる。
10 オイルフィルタ装置 12 ハウジング
14 フィルタエレメント 16 フィルタキャップ
20 フィルタ室 26 導入口バルブ装置
28 導入口室/流路 32 逃がしバルブ装置
34 逃がしバルブ室/流路 38 プランジャ
40 頭部 42 胴体部
44、45、46、47 開口
48 密閉部 50 非密閉部
52、62 バルブシート 58、64 巻線バネ
66、68、70、72 肩部 94 中央通路
96 胴体部42の第1端 98 胴体部42の第2端
14 フィルタエレメント 16 フィルタキャップ
20 フィルタ室 26 導入口バルブ装置
28 導入口室/流路 32 逃がしバルブ装置
34 逃がしバルブ室/流路 38 プランジャ
40 頭部 42 胴体部
44、45、46、47 開口
48 密閉部 50 非密閉部
52、62 バルブシート 58、64 巻線バネ
66、68、70、72 肩部 94 中央通路
96 胴体部42の第1端 98 胴体部42の第2端
Claims (17)
- 内部の室を有するハウジングと、
前記室に配置された流体フィルタと、
前記室と流体連通する流路と、
前記室と前記流路との間に配置された流体用のバルブであって、バルブシートと、
前記バルブシートと係合する位置に移動可能な、導入開口と排出開口とその中を通る接続用の中央通路とを有するプランジャとを含むバルブと
を備え、前記プランジャが前記バルブシートから離れている時、前記導入開口と前記中央通路を通って前記排出開口から出る流体の進行を許可するように前記プランジャが構成されている流体フィルタ装置。 - 第1端と、第2端と、前記第1端に結合された頭部とを有し、その内部に前記中央通路を、前記第2端に前記排出開口を有するよう形成された円筒形状胴体を、前記プランジャが備えている請求項1に記載のフィルタ装置。
- 前記円筒形状胴体は前記第1端と前記第2端の間に延伸している中心軸を有し、流体はほぼ軸方向に前記円筒形状胴体を通って進行する請求項2に記載のフィルタ装置。
- 前記プランジャと係合するよう構成され、前記円筒形状胴体の前記第2端に付勢するよう配置されたバネを更に備えている請求項2に記載のフィルタ装置。
- 前記バネは、その中に縦方向の中央通路を有するよう構成され、前記バネの前記中央通路をほぼ縦方向に、流体が進行する請求項4に記載のフィルタ装置。
- 前記バネは、外周部を有する巻線を含み、前記巻線の前記外周部が前記流路と接触する請求項4に記載のフィルタ装置。
- バルブシートを有するバルブにおいて使用されるプランジャであって、
第1端と反対側の第2端とを有し、その中に前記第1端から前記第2端まで縦方向に延伸している中央通路が画成されたほぼ円筒形状の胴体と、
前記バルブシートと密閉係合するよう構成された密閉部と、前記中央通路への開口を有する非密閉部とを有する、前記胴体の前記第1端に結合された頭部と
を備えているプランジャ。 - 前記非密閉部は、4つの肩部と、そのそれぞれの間に画成された4つの開口を有する請求項7に記載のプランジャ。
- 前記4つの開口は、中空の前記円筒形状胴体の少なくとも一部を通って延伸するよう構成されている請求項8に記載のプランジャ。
- 流体の流れを制御するバルブであって、
バルブシートと、
前記バルブシートに対して可動なプランジャであって、頭部と、中央通路をその中に持つ胴体とを有するプランジャと
を備え、前記頭部が前記バルブシートと接触する時は、流体が前記バルブを通過するのを妨げ、前記頭部が前記バルブシートから離れている時は、流体が前記中央通路を通過するのを許可するバルブ。 - 前記プランジャは、流体が前記中央通路に流れ込むための開口を有する請求項10に記載のバルブ。
- 前記開口は、前記頭部の一部と前記胴体の一部を通って延設されている請求項11に記載のバルブ。
- 流体の流れを制御するバルブであって、
バルブシートと、
第1の軸に沿って前記バルブシートに対して可動なプランジャと、
前記第1の軸にほぼ平行な第2の軸を共同して規定する複数の巻線を有する、前記プランジャをほぼ前記バルブシートに向かう方向に付勢するためのバネと
を備え、流体が前記巻線の間を通過することなく前記バネを通って進行するバルブ。 - 前記プランジャは、頭部と、それと結合された第1端を有する円筒形状胴体とを備え、前記円筒形状胴体は、前記バネを受けとめるように形成された反対側の第2端を更に有する請求項13に記載のバルブ。
- プランジャを有するバルブを通って流体を進行させる方法であって、
前記プランジャをバルブシートから離すように前記プランジャを移動させるステップと、
前記プランジャと前記バルブシートとの間に形成された空間を通って流体を進行させるステップと、
前記プランジャに形成された開口を通って流体を進行させるステップと、
前記プランジャ内の中央通路を通り、そこから出るよう流体を進行させるステップと
を備える方法。 - 前記バルブは、前記バルブシートと接触するよう前記プランジャを付勢する巻線バネを備え、前記移動させるステップは、前記バネを圧縮することを含み、
前記プランジャ内の中央通路を通り、そこから出るよう流体を進行させる前記ステップは、前記バネの巻線の間を通ることなく、前記バネを通って流体を進行させることを含む請求項15に記載の方法。 - 前記移動させるステップは、第1の軸に沿って前記バルブシートに対して前記プランジャを移動させることを含み、流体は前記バネを通って、前記第1の軸にほぼ平行な第2の軸に沿って進行する請求項16に記載の方法。
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