JP2005519728A - トレイ支持式下降管を備える接触トレイ及びそれを設置する方法 - Google Patents

トレイ支持式下降管を備える接触トレイ及びそれを設置する方法 Download PDF

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Abstract

横流の形式の複数の流体−流体接触トレイ(16)が、物質移動又は熱交換カラム(10)のシェルの中に設けられる。トレイ(16)は、シェルの内面に固定されたリング(18)に支持されたトレイ・デッキ(20)及びシェル(12)に固定された普通のボルト締めバーによってではなく、下にあるトレイのトレイ・デッキ(20)によって支持された降下管(24)を備えている。このやり方で下降管(24)を支持するための機構は、カラムのシェルに固定されないで、その代わりに下降管から下方へ伸びて、下にあるトレイのトレイ・デッキ(20)にのる支持ブランケット(54)である。交互のトレイは、トレイ・デッキ(20)の一方又は両方の端にある孔に配置された側部下降管(26)を有する。側部下降管を有するそれらのトレイ上のサポートリング(18)は、リングがシェルの周囲の側部下降管の孔がある部分のまわりに伸びないように切り詰められてもよい。残りのトレイでは、完全な360度のリングを用いてもよい。下降管のいくつか又は全ては、トレイ・デッキの一部を支持し、流体通路を含む一方又は両方の側壁において内方へ伸びている段付きセグメントを備えている。

Description

本発明は、物質移動装置に関し、より詳しくは液体接触トレイならびにそのようなトレイを作る方法及び利用する方法に関する。
様々な形式のトレイが、質量移動カラムにおいて上昇及び降下流体ストリームの間の接触及び質量移動を促進するために一般に用いられている。上昇流体は通常は蒸気であり、下降流体は通常は液体であるが、液体‐液体及び気体‐液体系もまた知られている。各トレイは、通常事実上カラムの水平断面全体にわたって、水平に広がって、円形のカラムの壁又はシェルの内面に溶接されたリングによってその周辺部のまわりで支持されている。多くのトレイは、このようにして隣接トレイの間に均一な垂直間隔を取って配置されている。トレイは、カラムを使って行われるマルチ・ステップ・プロセスの一部を実行するためにカラムの一部分だけに置かれてもよい。代わりに、トレイは、カラム内の事実上全空き領域を満たしてもよい。
上述の形式のトレイは、液体が一つのトレイから隣接した下方のトレイへ降りるための通路を作るためにトレイ・デッキの開口部に配置される1本以上の下降管を含む。下降管に入る前に、トレイ・デッキ上の液体は、トレイ・デッキの選択された部分に設けられた孔を通過する上昇蒸気と相互作用する。蒸気孔を含んでいるトレイ・デッキのそれらの領域は、トレイのそれらの領域より上で蒸気及び液体の混合及び泡立ちが生じるので、一般に「活性」領域といわれている。垂直に隣接したトレイ上の下降管入口は、降下液体のより均一な横方向分布を促進するために横に反対方向に伸びてもよいし、又は、それらは並列であるが、ずれた関係で伸びていてもよい。
少なくとも二つの広いカテゴリのトレイが物質移動カラムにおいて用いられる。第1のカテゴリのトレイは、向流トレイ又は多重下降管トレイといわれ、各トレイに比較的多数の下降管が配置されているのを特徴とする。向流トレイにおいては、下降管が大体トラフ形で、液体が下降管の入口に入る前にトレイ表面上に溜まらなければならないようにトレイより上に伸びている。そのような下降管の下側の出口は、上昇蒸気が液体の下降流れを妨げる場合に、上昇蒸気が下降管の中へ入らないように出口を密封するために液体を下降管内に溜まらせる孔開きプレートを利用する。この種類の下降管の下側の出口は、下にあるトレイのデッキより十分上で下にあるトレイ上の下降管の入口より上に通常に置かれている。
トレイの第2の広いカテゴリは、横流トレイといわれて、向流トレイといくつかのかなりの点で異なる。第1に、横流トレイにおいて利用される下降管の数は、通常向流トレイにおいて用いられる数より少ない。多重パス構成では、一つ以上の追加の下降管が、各横流のトレイの途中にあるが、横流トレイは、隣接したトレイの対向端部に通常ある側方下降管を用いる。横流のトレイ上の下降管が通常下のトレイにある無孔受液パン上へ液体を排出し、上昇蒸気が下降管の中へ入らないように液体を下降管の出口のレベルより上に溜まらせるために入口堰が受液パンに隣接して設けられている。対照的に(上記のように)、向流トレイ下降管が液体シールを形成するために入口堰ではなく孔開き排出プレートを用い、液体が無孔封止パンの上にではなく下にあるトレイの活性領域上へ排出される。
向流及び横流のトレイはまた、それらが構成されてカラムに設置される方法において異なる。向流トレイは、カラムシェルの内面に溶接されたサポートリングに完全に通常支持される。向流トレイの下降管出口が下のトレイより十分に上に置かれるので、リング配置及び下降管構造の偏差から生じているトレイ間隔のいくらかのバラツキは、トレイ性能に著しい影響を及ぼさずに適応されることができる。その結果、向流トレイの各下降管及びトレイ・パネルが通常予め組み立てられて、次に、単にマンウェイ又は他の開口部を通してカラムに入れられて、サポートリング上に配置される。
対照的に、横流のトレイの下降管は、下のトレイまでほぼ完全に伸びて、適当な垂直クリアランスが下降管の下側の縁と下のトレイ上の無孔密封パンの間にできることを確実にするために慎重に配置されなければならない。この垂直クリアランスのバラツキは、下降管から排出される可能性があり、下降管とカラムの有害なフラッディングをもたらすかも知れない液体の量にかなり影響を及ぼすことがある。垂直クリアランスが非常に重要なので、下降管の下壁又はエプロンを適当な垂直クリアランスを与えるように調節できるために、下降管は通常多数の部材を用いてカラム内に組立てられる。
向流及び横流のトレイにある下降管はまた、それらがカラム内で支持される方法において異なる。向流下降管は、構成がボックス状で、トレイの取付けを単純化するために通常完全にカラム断面全体にわたっては伸びていない。横流トレイにおいて用いられる下降管の数の方が通常少ないので、それらは、従来は下降管の全液体運搬量を最大にするために完全にカラムの水平断面全体にわたって伸びている。通常、カラムシェルはこれらの下降管の短い端壁を形成し、側部下降管の場合、長手方向に伸びている下降管側壁のうちの一方を形成する。各下降管の残りの側壁は、カラムシェルの内面に予め配置されて溶接された多数の垂直に伸びて傾斜したボルト締めバーを用いてカラムシェルに取付けられている。これらのボルト締めバーの場所及び取付けが横流のトレイの取付けコストを著しく増やす可能性のある時間のかかる労働集約型の作業である。さらに、ボルト締めバーがきちんと並んでいない場合、下降管の取付けがより困難になり及び/又は下降管出口の重要な垂直排出クリアランスは、悪影響を受けるかも知れない。
したがって、設置するのが従来のものより容易で下降管をボルトで締めるバーの使用を必要としない横流のトレイに対するニーズあるので、この問題を解決することが本発明の課題である。
一態様において、本発明は開いた内部構造物領域を定めてかつ予め選択された長さの円周を有する内面を有する垂直シェルを有する質量移動又は熱交換塔に向けられている。部分的な又は完全なサポートリングの性質の第1のトレイ・サポートがシェルの内面に取り付けられて、シェルの内面の円周の少なくとも一部分の周りに第1の平面に伸びている。やはり、サポートリング又はそれのセグメントの性質の第2のトレイ・サポートがシェルの内面に取り付けられて、シェルの内面の周囲の少なくとも一部分の周りに第1の平面の下に予め選択された距離間隔をあけた第2の平面内に伸びている。第1のトレイと下にある第2のトレイがシェルの中に配置され、各トレイは、同様の構造のものであって、活性領域と向かい合った端と向かい合った側面を有するトレイ・デッキを備えている。少なくとも一つそして通常複数の下降管は、トレイ・デッキにある孔に各々配置されて、トレイ・デッキ上の蒸気との相互作用の後の液体を除去するために下向に伸びている。第1のトレイのトレイ・デッキは、前記第1のトレイ・サポートによって支持され、第2のトレイのトレイ・デッキは第2のトレイ・サポートによって支持されている。少なくとも一つの支持ブランケットは、第1のトレイの下降管の一つ以上から下にある第2のトレイへ下方に伸びて、下にある第2のトレイ上の第1のトレイの関連した下降管を支持する。このようにして、支持ブランケットは、サポートリングの配置に変動があっても、所望の下降管クリアランスを保持できる。さらに、従来は、カラムシェルに溶接されるボルト締めバーをなくすことは、カラム10の中にトレイ16を従来のものより迅速にかつ安価に組立てできるようにする。
別の態様においては、本発明は、新しい又は改造された物質移動又は熱交換カラムの中に複数の接触トレイを設置する方法に向けられている。この方法は、シェルの内面に取り付けられて、第1の平面内でシェルの内面のいくらかの又は事実上全ての周囲のまわりに伸びる第1のトレイ・サポートを設けるステップを含む。第2のトレイ・サポートは、シェルの内面に取り付けられて、第1の平面の下に予め選択された距離間隔をあけた第2の平面内でシェルの内面のいくらかの又は事実上全ての周囲のまわりに伸びている。本明細書において記載される形式の第1のトレイ及び下にある第2のトレイは、適当なマンウェイ又は他の孔を通してカラムの中に運ばれ、第1のトレイ・サポートに支持された第1のトレイのトレイ・デッキ及び第2のトレイに支持された第2のトレイのトレイ・デッキを組立てられる。少なくとも第1のトレイそして好ましくは第1及び第2のトレイ両方の下降管は、下にあるトレイのトレイ・デッキに完全に支持される。
本発明はまた、蒸気がトレイ・デッキを横切って流れる液体と混合するためにトレイを通って上昇できるようにする蒸気孔を有するトレイ・デッキ、トレイの中の細長い開口、及びトレイ・デッキから液体を除去する孔のところに配置された下降管を備える接触トレイに向けられている。下降管は、隔置された側壁と下降管の対向端を閉じるために側壁間に伸びる端壁を備えている。側壁の各々は、下側セグメント、垂直中間セグメント及び内方へ伸びている段付きセグメントを備えている。下側のセグメントのうちの少なくとも一方は、下降管の中間セグメント間の水平断面積より小さい水平面内の予め選択された空き領域を有する下側排出口を形成するために他方の下側のセグメントの方に傾けられている。トレイ・デッキの各部分は、重なって段付きセグメント上に支持されている。段付きセグメントの整列配置された流体通路孔及びトレイ・デッキの重なり合い部分は、スタートアップの間、下降管へ液体が入ることができる。スタートアップに続いて、流体通路孔はまた、下降管の中で液体から分離した蒸気が下降管入口へ液体の入るのを妨げることなく下降管から出られるようにする。各下降管側壁及び関連した堰は、金属の単一のシートを折ることによって形成された一体構造のものであるのが都合よい。
本発明は、横流トレイを用いた物質移動又は熱交換カラムにトレイを組み立てるのに下降管から下方へ伸びて、下にあるトレイのトレイ・デッキにのる支持ブランケットを用いているので、従来の溶接とボルト締めバーを用いる組立作業に比べて時間と費用の著しい低減が達成された。
次に図面を非常に詳細に、そして最初に図1〜3を参照すると、物質移動又は熱交換カラムは、数字10によって総括的に示され、複数の流体‐流体接触トレイ16が置かれた空き内部領域14を形成する垂直円筒シェル12を備えている。トレイ16は、横流の設計のもので、蒸気‐液体分留又は他の接触を容易にするために通常用いられるが、また、液体−液体及び気体−液体用途において用いられてもよい。カラム10は、分留製品を得るためを含めて処理液体及び蒸気流のために用いられる形式のものである。カラム10が円筒形の構成で示されているが、多角形を含めて、他の形を用いることができる。カラム10は、何らかの適当な直径及び高さのものにすることができ、適当な剛性材料から構成することができる。
一つ以上の液体流をそれらの性質が従来のものであるので示されていない供給ラインを通して従来の方法でカラム10に向けることができる。同様に、一つ以上の蒸気流をカラムに充填できるし又はカラムの内部で生成できる。トレイ16の他に、パッキンのベッドのような内部構造物を液体流と蒸気流の他の所望の処理を実行するためにカラム内に置くことができる。供給用の接続装置と配管、生成品の除去流と還流、再沸騰器、凝縮器などのその他の適当なシステム構成要素は、それらがありふれた性質を持っているために例示されていない。
本発明のトレイ16は、カラム10の内部領域14に配置され,垂直に間隔をあけた関係で置かれている。トレイ16は、大体水平に配置されて、カラムシェル12の内面に溶接されるか又は他の方法で取り付けられたリング18に支持されている。さらに完全に後述するように、いくつかのリング18は、カラム10の内周の周りに完全に伸びており、一方、他のものは、カラムの内周部の選択された部分だけを取り囲む二つ以上の間隔をあけたリングセグメントとして形成されている。
各トレイ16は、複数の細長い孔を形成するために間隔をあけている複数の大体同一平面上のパネル22から形成されたトレイ・デッキ20を含む。下降管24は、トレイ・デッキ20から液体を除去するためにこれらの孔の中に配置されて、液体を下側の排出口25を通して次の下にあるトレイ16に運ぶ。交互のトレイ16の対向端部にある2枚のパネル22は、側部下降管26が配置される弦状の孔を形成するためにカラムシェル12から同様に間隔をあけている。下降管24は、それらの長い方の水平寸法が同じ方向に伸びるように向きを定められているが、隣接しているトレイ16上の下降管24は、それらが垂直に一列に並ばないように互い違いにされている。
トレイ・デッキ20のパネル22にはトレイ・デッキの「活性領域」と呼ばれている部分全体に一様に分布した複数の蒸気流孔28がある。孔28によって、蒸気がトレイ・デッキを通過してデッキの上側表面を横切って流れる液体と相互作用できる。孔28は、トレイ16が利用される特定の動作条件に合わせて寸法、形及び分布を選択される。図8に最もよく示されているように、孔28は従来の設計の打抜き式弁にすることができる。代わりとして、孔28は可動弁ユニット又は簡単な篩孔にすることができる。
各トレイ・デッキ・パネル22は、カラムシェル12に溶接されたサポートリング18によってその対向端で支持されている。トレイ・デッキ20のパネル22が置かれていない部分においては、サポートリング18の部分は取付けプロセスを単純化するために省くことができる。例えば、サポートリング18は、トレイ16の側部下降管26が置かれている部分にはある必要がない。図4と5を参照すると最もよく分かるように、デッキ・パネル22の側辺は、デッキ・パネル22と同じ長手方向に伸びるT字形ビーム30に部分的に重なり合って、それによって支持されている。T字形ビーム30は、サポートリング18によってそれらの対向端で同様に支持されている。各ビーム30は、逆L字形に曲げられて,それからビームのT字形を形成するように結合される平らな2片の金属加工素材から形成されるのが好ましい。他の製作技術は、もちろん、利用可能であり、選択できるVカット31が目的を強化するために用いられてもよい。ビーム30の垂直レッグは、下のトレイ上に垂直に整列配置された下降管24に液体を向けるのを助けるために防ジャンプ・バッフル32として機能する。複数の孔33を蒸気がバッフルの両側面の圧力を等しくするためにバッフル32を通して流れることができるようにするために形成されてもよい。
T字形ビーム30の横にすなわち水平に伸びている部分は、上のトレイ16から下方へ伸びている下降管24の下にある入口パネル34を形成する。平行で間隔をあけた2列のボックス形泡立て促進器36は、泡立て促進器36に蒸気が入れるようにするために入口パネル34に形作られた孔(図示せず)の上の入口パネル34の上面に配置される。
細長い受液パン38が入口パネル34の上の泡立て促進器36の列の間の中央に配置されて、入口パネル34の長さに沿って伸びている。受液パン38は、それが上にある下降管24から排出される液体を受けるように上にある下降管24の排出口25と垂直一列(一直線)になっている。受液パン38は、下方へ流れる液体が受液パン38を通って滲出するようにし、それによってトレイ・デッキ上の蒸気と意図された相互作用を回避するために孔のないのが好ましい。
受液パン38の両方の側面に沿って配置されているのは、予め選択された距離上方へ伸びて下降管24から排出された液体が受液パン38に蒸気が上にある下降管24の排出口25に入るのを妨げる液体シールを形成するために受液パン38に溜まらせる堰40である。受液パン38と堰40は、一片の細長い平らな金属加工素材のピースの長手方向側辺を上方へ曲げることによって形成された一体構造のものであるのが好ましい。
各下降管24には、含む一対の長手方向に伸びて間隔をあけた側壁42及び側壁42の端に固定された一対の端壁44がある。側壁42の垂直に伸びている上側部分間の間隔は液体が下降管24に入るための入口46を形成する。側壁42の下側の即ちエプロン部分は、若干の液体がカラム10の動作の間に下降管の中に溜まるように、入口46より小さい断面積を有する排出口25を形成するために互いの方へ曲げられている。液体が下降管24に入る前に蒸気相互作用のためにトレイ・デッキ20に溜まるように、一対の間隔をあけた堰48が下降管入口46に沿って形成される。各下降管側壁42及び付随する堰48は、平らな金属加工素材を曲げることによって形成される一体構造のものである。このようにして、堰48は、側壁42と一体に形成され、側壁42の上側部分から内方へ伸びる水平フランジ50に接続されている。図5及び6を参照すると最もよく分かるように、トレイ・デッキ20のフランジ50及び重ね合わせ部分は、液体がカラム10のスタートアップの間存在する低い流速で下降管24へ入れるようにするために、スタートアップ噴出口として働く複数の間隔をあけて整列配置された孔52を備えている。水平に伸びているフランジ50はまた、トレイ・デッキ20の重ね合わせ部分を支持し、側壁42の上側部分を下降管24の内部容積を大きくするために外方に変位させることができるようになっていることが分かる。スタートアップの後、フランジ50及びトレイ・デッキ20に含まれる孔52は、蒸気が下降管24の内部容積の中の液体から離れた後にそこから出るための簡単な流路となる。
各下降管24には、各下降管端壁44の下側部分に固定された支持ブランケット54がある。支持ブランケット54は、下降管出口25で所望の垂直排出クリアランスに対応する予め選択された距離だけ端壁44より下方へ伸びている。下降管24がカラム10内に配置されると、支持ブランケット54は下にあるトレイ16の受液パン38にのる。このようにして、支持ブランケット54は、下降管24の全重量を支えて、それを下のトレイ16上のT字形ビーム30へ伝える。
下降管24は、したがって、下降管が下がり始めるトレイ16と同じリング18に支持される必要はない。支持ブランケット54が下のトレイに下降管24の重量を伝えるので、下降管24は従来の横流のトレイの場合のように、垂直なボルト締めバーによって支持される必要はない。さらに、支持ブランケット54が下降管排出口25と下にある受液パン38の間に所望の垂直クリアランスを保持しているので、下降管24は、所望の垂直排出クリアランスを得るのに下降管のエプロンの調節を可能にするために従来は必要としたような多体構造のものである必要はない。その結果、下降管側壁42は、一体構造のものであってもよく、下降管は、カラム10の外で予め組み立てられて、次に単にマンウェイを通して運ばれ、そして下にあるトレイ16に配置されることができる。ボルト締めバーを設置して、カラムの中に複数の部材から下降管を組立てる必要性をなくすことによって、下降管24の取付けにおいてかなりの時間と出費を節約できる。
各支持ブランケット54は、大体平らな本体56及び一対の垂直に伸びている強化フランジ58から構成されている。流体がブラケット54を通って流れることができるようにするために孔60を本体56に形成するのが好ましい。ブラケット54は、下降管端壁44の外側面に、溶接、ボルト締め又はその他の手段で固定できる。
さらに図8と9を参照すると、各側部下降管26は、中間の下降管24と同様の方法で下にあるトレイ16に支持できる。側部下降管26は、構成が弦状で、多分割、半円錐下部スカート62を備えている。支持ブランケット64は、下降管スカート62を受けて支持するための場所で下にあるトレイ・パネル22に固定されている。ブラケット64は、大体U字形で、側面輪郭がL字形を形成するように切り抜かれている。このようにして、ブラケット64は、所望の垂直下降管スカート62の下側排出端部と下にあるトレイ・パネル22の間にクリアランスを与えるように働くとともに、下降管スカート62をカラムシェル12から所望の水平距離に配置する。図9と10を参照すると最もよく分かるように、一対の支持ブランケット66が、また、下降管26の対向端部に固定されて、下にあるトレイ・デッキ20上の下降管26の追加のサポートになっている。支持ブランケット66は、下にあるトレイ・デッキ20に可動に固定された下側のL字形脚68を有するツーピース構造の各々である。脚68をトレイ・デッキ20に固定する種々の方法(トレイ・デッキ20の端が閉じているスロット72と脚68の孔(図示せず)を通して伸びているナットとボルトなどの留め具70を含めて)を利用できる。スロット72はシェル12に対する脚68の位置決めの調節を可能にし、脚68がシェル12に当接して、それに対して部分封止となるように脚68を調節するのが好ましい。各支持ブランケット66はまた、下降管スカート62の調節スロット78を通って延びる留め具70によって下降管スカート62に固定された垂直プレート76を有する上部セグメント74を備えている。上側セグメント74は、プレート76の垂直縁部から90度で伸びるフランジ80を備え、一対の留め具70によって下側脚68に固定されている。水平に伸びているフランジ82は、プレート76の上縁に沿って伸び、上にあるトレイ・デッキ20のためのサポートリング18に固定されている。下にあるトレイ・デッキ20の完全に上ある下降管24と側部下降管26を支持するための本明細書において記載された方法は、カラムシェル12の内面に従来は溶接されて下降管のための支持となるボルト締めバーと関連した遅延及び出費なしに、トレイ16をカラム12の中に容易に組立てできるようにしていることが分かる。更なる取付けの節約は、トレイ・デッキ12が支持を必要とするシェル12の周囲の部分においてだけサポートリング・セグメントを用いることによって得られる。下降管、特に側部下降管26が置かれているトレイ・デッキ20にある孔は、サポートリング18のあることを必要としない。サポートリング18をこれらの領域から省略することは、また、下降管入口46の中へ液体が入るための空き領域を大きくすることによって下降管の容量を大きくできる。例えば既存のカラムなどのその他の用途においては、完全なサポートリング18の使用は、望ましいか又は好ましくさえあるかもしれない。
本発明は、シェル12の内面に取り付けられた第1のサポートリング18を設けるステップとシェル12の第1の平面において内面の周囲のまわりに第1のサポートリング18を伸ばすステップを含むカラム10を構成する方法を含んでいる。第2のサポートリング18が、シェル12の前記内面に取り付けられて、シェル12の第1の平面の下に予め選択された距離間隔をあけた第2の平面において内面の周囲のまわりに伸びている。第1のトレイ16と下にある第2のトレイ16のトレイ・デッキ20は、第1及び 第2のサポートリング18にそれぞれ支持され、一方、第1のトレイ16の下降管24及び/又は26は、下にある第2のトレイ16のトレイ・デッキ20の上に完全に支持されている。
上述のことから、本発明が上述の全ての目的を、明らかであり、本構造に固有である他の利点と共に達成するのに十分に適しているものであるということが分かるであろう。
ある特徴及び副組合せが有用なもので、他の特徴及び副組合せに関係なく使用できることが分かるであろう。これは、特許請求の範囲の範囲によって考慮され、その中にある。
本発明の多くの可能な実施態様をそれの範囲から逸脱することなく作ることができるので、本願明細書に記載され又は添付の図面に示された全ての事項は、例示として解釈されるべきで、制限する意味ではないことを理解すべきである。
本発明は、従来の横流トレイを用いた物質移動又は熱交換カラムにトレイを組み立てるのに溶接とボルト締め作業に時間と費用のかかる方法が用いられていたのを下降管を支持するためにカラムのシェルに固定されないで、その代わりに下降管から下方へ伸びて、下にあるトレイのトレイ・デッキにのる支持ブランケットを用いて組立作業の時間と費用の削減を果たしているので、物質移動又は熱交換カラムを用いる化学工業の分野に適用できる。
明細書の一部を形成し、同じ参照数字が種々の図において同じ部品を示すために用いられている添付図面において、
本発明の一実施例に従って構成される横流トレイを備えている物質移動カラムの部分斜視図である。 図1の線2−2に沿った縦断面図において見たカラムと複数のトレイの拡大部分立面図である。 カラムとトレイの平面図である。 説明の便宜上、下降管の端壁が切り欠かれている下降管を含むトレイの一部の拡大部分立面図である。 図4に示される下降管の部分端面斜視図である。 矢印の方向の図4の線6−6に沿って見た下降管の平面図である。 矢印の方向に図4の線7−7に沿った水平断面で見た下降管の平面図である。 下にあるトレイ上に支持された側部下降管の一部分を示しているカラムの部分平面図である。 図8の線9−9に沿って縦断面図で見て、側部下降管が下にあるトレイ上に支持される方法を示しているカラムの部分側面図である。及び 側部下降管の一端を支持するために用いられたブラケットのうちの一つを示している拡大部分斜視図である。
符号の説明
10
接触トレイ
12 シェル
16 トレイ
18 サポートリング
20 トレイ・デッキ
24 下降管
26 側部降下管
30 T字形ビーム
54 支持ブラケット

Claims (39)

  1. 垂直シェルが内部空き領域を定めて円周状の内面を備え、第1のトレイ・サポートがシェルの前記内面に取り付けられて、第1の平面内でシェルの内面の周囲の少なくとも一部分の周りに伸びており、第2のトレイ・サポートがシェルの前記内面に取り付けられて、前記第1の平面の下に予め選択された距離間隔をあけた第2の平面内でシェルの内面の周囲の少なくとも一部分のまわりに伸びており、第1のトレイ及び下にある第2のトレイがシェルの中に配置されて、各々は、蒸気通路及び対向端部及び向かい合った側面を有するトレイ・デッキ並びにトレイ・デッキにある少なくとも一つの開口部に配置されて、トレイ・デッキ上にあるとき、液体除去のために下方へ伸びる少なくとも一つの下降管を備え、第1のトレイの前記トレイ・デッキは、前記第1のトレイ・サポートによって支持され、第2のトレイの前記トレイ・デッキは前記第2のトレイ・サポートによって支持され、そして少なくとも一つの支持ブランケットが前記第1のトレイの下降管から前記下にある第2のトレイの下方へ伸びて、前記下にある第2のトレイ上の前記第1のトレイの下降管を支持するように構成された物質移動又は熱交換用カラム。
  2. 複数の前記支持ブランケットを含み、前記第1のトレイの下降管は、前記下にある第2のトレイの事実上全表面で支持されている請求項11のカラム。
  3. 前記支持ブランケットの少なくともいくつかは、流体通路穴を有する請求項2のカラム。
  4. 前記支持ブランケットは、前記下にある第2のトレイのトレイ・デッキ上に配置された下端を有する請求項2のカラム。
  5. 前記第2のトレイ・サポートによって対向端で支持され、前記第2のトレイのトレイ・デッキの重なり合う部分の下にあってそれを支持する水平に伸びているビームを備える請求項4のカラム。
  6. 前記ビームは、前記トレイ・デッキの一部分を形成する平らな上側表面を備える請求項5のカラム。
  7. 前記支持ブランケットの少なくともいくつかの前記下端は、前記ビームの前記上側表面によって支持されている請求項6のカラム。
  8. 前記ビームは、垂直断面においてT字形で、下方へ伸びているバッフルを備える請求項7のカラム。
  9. 前記バッフル内に複数の流体通路穴を含む請求項8のカラム。
  10. 少なくともいくつかの前記支持ブランケットは、前記第1のトレイの下降管の対向端部に配置されている請求項2のカラム。
  11. 第1のトレイのトレイ・デッキにある前記穴は、トレイ・デッキの前記端の一方に置かれ、前記下降管は側部下降管である請求項2のカラム。
  12. 下降管の対向端部に配置された前記支持ブランケットをシェルの前記内面に押し付けて配置するために横に調節できる請求項11のカラム。
  13. 前記側部下降管は、シェルの隣接部分の内面の方へ曲がっている傾斜した下側スカートを備え、中間に配置された支持ブランケットが前記下側スカートと第2のトレイのトレイ・デッキの間に伸びて、前記下降管を支持し、前記下側スカートを前記内面から予め選択された距離だけ離して配置している請求項11のカラム。
  14. 前記第2のトレイ・サポートは、シェル及び前記内面の事実上全周囲の周りに伸びて、前記トレイ・デッキの下にあってそれを支持するリングを備える請求項11のカラム。
  15. 前記第1のトレイ・サポートは、前記トレイ・デッキの下にあってそれを支持する円周上に間隔をあけたリングセグメントから構成されている請求項2のカラム。
  16. 前記開口部の少なくとも一部分は、前記リングセグメントがない請求項15のカラム。
  17. 前記下降管は、各々間隔をあけた側壁及び下降管の対向端部を閉じるために側壁間に伸びている端壁を備え、前記側壁の各々は下側のセグメント、垂直中間セグメント及び内方へ伸びている段付きセグメントを備え、前記下側のセグメントのうちの少なくとも一方は、下降管の前記中間セグメント間の水平断面積より小さい予め選択された空き領域を水平面内に有する下側の排出口を形成するために他方の下側グメントの方へ傾けられている請求項2のカラム。
  18. 前記トレイ・デッキが部分的に重なり合って下降管の前記段付きセグメントに支持されている請求項17のカラム。
  19. 前記段付きセグメントの整列配置された穴及び前記トレイ・デッキの前記重ね合わせ部分を備える請求項18のカラム。
  20. 前記段付きセグメントの内側縁部から上方へ伸びている堰を備える請求項19のカラム。
  21. 前記側壁の各々が一体構造のものである請求項20のカラム。
  22. 前記第1及び第2のトレイが各々複数の前記下降管及び複数の前記穴を備える請求項1のカラム。
  23. 第2のトレイのトレイ・デッキは、前記下降管の液体排出口の下にある無孔受液パン及び受液パンの一方又は両方の側面にある入口堰を備える請求項1のカラム。
  24. 内部空き領域を定め、予め選択された周囲を有する内面を有するシェルを備えている物質移動又は熱交換カラムの中に複数の接触トレイを設置する方法であって、シェルの前記内面に取り付けられ、第1の平面内でシェルの内面の若干又は事実上全ての周囲のまわりに伸びる第1のトレイ・サポートを設けるステップと、シェルの前記内面に取り付けられ第1の平面の下に予め定めた距離間隔を置いた第2の平面内でシェルの内面の若干又は事実上全ての周囲のまわりに伸びる第2のトレイ・サポートを設けるステップと、第1のトレイ及び下にある第2のトレイを設けるステップと、第1のトレイの前記第1のトレイ・サポート上にある前記トレイ・デッキ及び第2のトレイの前記第2のトレイ・サポート上にある前記トレイ・デッキを支持するステップを備え、前記二つのトレイの両方は、蒸気通路、対向端部及び向かい合った側面を有するトレイ・デッキ並びにトレイ・デッキにある穴に配置されて、トレイ・デッキ上にあるとき、液体除去のために下方へ伸びる複数の下降管を備えている物質移動又は熱交換カラムの中に複数の接触トレイを設置する方法。
  25. 前記第2のトレイ上に前記第1のトレイの下降管を支持することを含む請求項24の方法。
  26. 前記第2のトレイのトレイ・デッキ上に前記第1のトレイの下降管を支持することを含む請求項24の方法。
  27. 完全に前記第2のトレイ上に前記第1のトレイの下降管を支持することを含む請求項24の方法。
  28. 第2のトレイに支持された対向端部を有する水平に伸びているビーム上に第2のトレイのトレイ・デッキの一部分を支持するステップ及び前記第1のトレイの下降管を少なくとも一部分は前記ビームで支持するステップを含む請求項24の方法。
  29. 前記トレイ・デッキの一端にある前記穴のうちの一つを配置すること及び前記一つ穴に側部下降管を設けることを含む請求項24の方法。
  30. 第2のトレイのトレイ・デッキ上の前記側部下降管を支持するために前記側部下降管の対向端部に可動支持ブランケットを固定することを含み、前記可動支持ブランケットは、前記シェルの内面に取付けなくてよい請求項29の方法。
  31. 前記シェルの内面に対して前記可動支持ブランケットを当接させること含む請求項30の方法。
  32. 間隔をあけた側壁及び下降管の対向端部を閉じるために側壁間に伸びている端壁を備えた前記下降管の少なくともいくつかを構成することを含み、前記側壁の各々は下側セグメント、垂直中間セグメント及び内方へ伸びている段付きセグメントを備え、前記下側のセグメントのうちの少なくとも一方は、下降管の前記中間セグメント間の水平断面積より小さい予め選択された空き領域を水平面内に有する下側の排出口を形成するために他方の下側セグメントの方へ傾けられている請求項24の方法。
  33. 前記トレイ・デッキ・サポ−トを設けるために前記トレイ・デッキの一部分を前記段付きセグメントの上に重ね合わせることを含む請求項32の方法。
  34. 、前記段付きセグメント及びトレイ・デッキの前記重ね合わせ部に整列配置した穴を設けることを含む請求項33の方法。
  35. 前記段付きセグメントの内側縁部から上方へ伸びている堰を設けることを含む請求項34の方法。
  36. 一体構造の側壁のうちの少なくとも一つを形成することを含む請求項35の方法。
  37. 接触トレイと、蒸気がトレイ・デッキを横切って流れる液体と混合させるトレイを通って上昇できるようにする蒸気孔を有するトレイ・デッキと、
    トレイにある細長い穴と、液体を、それがトレイ・デッキ上にあるとき、トレイから除去するための穴のところに配置された下降管と、前記段付きセグメント及びトレイ・デッキの前記重ね合わせ部分にある整列配置された流体通路穴を備え、前記下降管は、間隔をあけた側壁及び下降管の対向端部を閉じるために側壁間に伸びている端壁を備え、前記側壁の各々は、下側セグメント、垂直中間セグメント及び内方へ伸びている段付きセグメントを備え、前記下側のセグメントの少なくとも一方は、下降管の前記中間セグメント間の水平断面積より小さい予め選択された空き領域を水平面内に有する下側の排出口を形成するために他方の下側セグメントの方へ傾けられており、前記トレイ・デッキは、部分的に重なり合って、前記段付きセグメント上に支持されていることを特徴とする接触トレイ。
  38. 前記段付きセグメントの内側縁部から上方へ伸びている堰を含む請求項36の接触トレイ。
  39. 前記側壁のうちの少なくとも一つが一体構造のものである請求項37の接触トレイ。
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